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2022 / 12 / 08 05:00
三井物産が東京大阪間構想道路でトラック無人運転を開始
三井物産が無人運転の大型トラックによる物流事業を2026年度にも始める。
決められたルートを遠隔監視で自動運転する「レベル4」の技術を活用し、東京―大阪間の高速道路を走行する。
日本では4月にレベル4運転の許可制度を盛り込んだ改正道路交通法が成立した。
運転手不足が進む輸送分野で、高度な自動運転の実用化が広がりそうだ。
記事では、23年3月までに時速80キロで10キロメートル程度を走行実験する
26年度には2兆円ともされる日本の幹線輸送市場の2割を占める東京大阪間の高速道路での無人運転による物流事業を始めるとのこと
これは地場零細運送業者にとっては死活問題である
ただでさえ、2024年の労働時間問題で労働力を増やして人件費負担が増える(運送量は増えない)のに、方や、人件費無しの物流との勝負となるのであれば早晩敗退することが目に見えている
無人運転には多額の初期投資がかかると思うが、導入されれば、弱い業者は駆逐される
物流業界は先行きが暗い、一方で倉庫兼務で営業している総合物流会社は強い
物不足も重なり倉庫保管料を積み増ししているのが実情である
今後も倉庫建築にかかるコストが高止まりするので、なかなか新築倉庫もできにくい。
倉庫兼務の物流会社にはまだ明るさがあると思う。