インフォメーション
2022 / 07 / 11 05:00
滋賀県が導入検討している交通税の意義
滋賀県が交通税の導入を検討している
衰退著しい鉄道やバスなどの公共交通を支える財源とするのが目的
このような政策はあまり例がなく、首長がトップダウンで方向性を決める場合が多く、三日月知事はJR西日本出身である
普通に考えると、車しか乗らないマイカー利用者からは反対の声があがる
直接的なメリットを感じないからである
しかしながら、過疎地では高齢者が出歩けなくなると、認知症も増え、また疾患にかかりやすくなるとのデータもある
よって、都市部やJR沿線で居住する住民にとっては問題にさせしていない交通問題であるが、それ以外の地域の人にとっては、将来の大きな不安をもたらす問題である
本来であれば、医療と福祉と交通の分野が緊密に連携し、予算のありかたから検討していく問題であるが、既存の行政の枠組みを変えるのは至難の業であるとのこと
交通税の導入が広く県民の間に議論を呼び起こし、公共交通への関心、理解が進むことを期待したい