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2022 / 04 / 01 05:00
世界経済30年サイクル
3月18日の日経に興味深い記事があった
世界経済は30年サイクルがあるというもの
要点
・1900年 義和団事変があり英国の国力が傾くなかで、インド独立運動が盛んとなりドイツ経済が一機に浮上 国際商品価格も3倍に高騰
・1930年 英国国力低下が止まらずポンドが急落 米国の成長が進み紛争が多発 国際商品価格も4倍に高騰
・1961年 キューバ危機 米国がベトナム戦争で国力を低下させる中、日本の高度成長もあり世界の成長も進展 中東戦争で国際商品価格も4倍に高騰
・1991年 ソ連崩壊 米国の対外債務が拡大し、中国が台頭 イラク戦争など紛争多発 国際商品価格も4倍に高騰
こう見てみると、過去120年間、紛争と商品価格の値上げ、新興国の台頭という歴史が見える
また30年サイクルの冒頭は、成長とインフレが同時進行 後半は成長が鈍化し国際商品価格も下がる
まさについ最近まで、30年サイクルの最終期であった可能性がある
歴史からとらえると、今回のウクライナショックは、インフレと商品価格の高騰が当分続くということ
そして世界をけん引する国が変遷していくということ
米国→中国への世界の中心の変化
かついて英国国力がの低下したことと同様ロシアの国力低下も歴史から考えると当たる可能性が高い