インフォメーション
2022 / 03 / 17 05:00
今時のコンビニ 誕生からの変遷
セブンイレブンが1973年に誕生した時に並んだ商品は、当時イトーヨカードーで売れ筋だった、寿司、カップ麺、釜、布団たたきなどであった。ちなみに最初に売れた商品はサングラスである。
その後、時代は変わり、コロナ禍となり、コンビニの便利さを見直す必要性に迫られた。
例えばセブンイレブンは、100均のダイソーと組んで雑貨専用コーナーを置いた。
セブンはプライベート商品開発を進めてきており、社内に反対意見もあったが、雑貨はセブンにとって不慣れでありアウトソーシングした。
かつてのコンビニには、緊急性の高いものが中心であった。
しかしコロナ禍で出歩くこともままならなくなり、日常使いの商品ニーズが急激に増加してきた背景がある。
ワンストップで日常品を便利に揃えたいというニーズである。
また駐車場が広い、幹線道路沿いの店舗には、カー用品売り場もある。
トラックのハンドルカバーまである店舗まであるとのこと。
釣り具などもある店舗もある。
またファミマでは面白い現象がおこっており、なんとファミマのイメージカラである緑と青のライン柄靴下を販売したところ、なんと130万足も売れた。
こんな「ダサイ」デザインの靴下がである。
それはチックトックなどの動画アプリで宣伝したところ、若い世代から支持を得て拡がったという。
近くて便利が売りのコンビニだが、潜在需要をつかめば、消費者にますます「いい気分」を味合わせることができる。