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2022 / 03 / 12 05:00
日本の石油備蓄はたった241日
ガソリン価格の上昇が止まりません。
政府からの補助があって、かろうじてレギュラーガソリン170円/㍑前後で推移していますが、何も対策をしなければ、200円を超えてきます。
リッター200円というと、もう遠出する人も減るかもしれません。
コロナに加え、車で外出すること自体を控えるようになるとますます経済は落ち込みます。
なので、自宅、癒し、近所といったキーワードがこれからの新ビジネスになると思います。
もう派手派手のパーティなどはやらなくなるかもしれません。
ということで、一体どれだけの石油備蓄が日本にあるのかという記事がありました。
結論から申し上げますと
241日分です。
たった241日分しかないのです。
日本が石油による兵糧攻めを受けたら、半年あまりでギブアップとなってしまうくらいしかないのです。
中身は
IEA(国際エネルギー機関)が定めている国として備蓄90日
上記以外の国家備蓄56日
民間備蓄62日
予備備蓄4日
の合計241日です。
今回民間備蓄を4日分放出したとの報道がありましたが、ニュアンスは違いますが、「たこ足」状態です。
放出して、価格が安くなったと言っても、将来の不安はその分増加しているのです。
今後、環境問題からくる省エネより、実需に基づく省エネの機運が一機に高まると思います。
環境問題は、近い将来の危機ですが、実需問題は、明日明後日の話だからです。