インフォメーション
2022 / 02 / 09 05:00
ウクライナの動向NO2
ウクライナでのロシアの強気が止まらない
米国も派兵を決定したが、戦闘の危険は一進一退の状況
主要国はロシアの脅迫にひるまないことが一番である
教訓となるのは、1938年のドイツの宥和政策を認めたことの失敗
・当時のドイツが、ドイツ人保護を名目にチェコスロバキアのズデーデン割譲を英仏に迫った
・英国チェンバレン首相がそれを認めた
・その後ドイツはチェコスロバキアを解体し、ポーランドに侵攻し、第二次大戦につながった
よって、今回ロシアの、「ウクライナ内のロシア人保護」を名目した侵攻を安易に認めると、1938年の失敗となりかねないと指摘している
そのうえで、中国に、ウクライナ問題でロシアに同調しないよう働きかける必要があるとのこと
そこで現在での中国のプラス要因とマイナス要因をまとめてみた
中国の漁夫の利
米中の対中国シフトが遅れる
台湾海峡で強硬に出やすくなる
ロシアが優位に立てば、米国の指導力がさらに低下する
考えらるマイナス
中露準同盟の大義名分が失われる
ロシアによる中央アジアへの侵攻の危険
内政、今年度の共産党大会で外部環境の緊張が悪影響を及ぼす