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2022 / 02 / 06  05:00

中国頼みの肥料仕入れ構造の見直し急務

農産物の育成に不可欠の肥料の調達に支障がでている

うちの近隣の大農家さんも、「昨年より1割以上値段が上がっている」とかなり困っておられました

もう1カ月くらい前の話で、今なら更に値上がりしているかもしれません。

 

実は、日本の肥料は、特に重要なリン酸アンモニウムで9割、尿素は4割を中国からの輸入に頼っています。

もともと肥料は値上がり傾向にあったのですが、

大幅値上げの要因は

・中国国内で肥料値上げが拡大したため、本国向けを優先させたこと

・脱炭素に向けて化石燃料を使わないようにしたため電力不足に陥り、肥料の生産自体が減少してしまったこと

 

やはりここでも脱炭素が根本原因の一つになっているのです

 

さて解決策は

短期的

・中国以外からの調達を増やすこと

・中国に輸出を強化するよう働きかけること

をあげているが、これは素人が考えても一緒

わざわざ日経新聞が書くような記事ではないと思慮

 

アジアやロシアから輸入しようと思えば、運送コストもかかる

ましてやロシアはウクライナで孤立化を深めており、いつ何時、輸出をストップするかもしれない国

必要以上に依存する訳にはいかないと思う。

 

中国に働きかけるとあるが、中国が、日本の農業を助けるために供給を増やすことなどありえない

政府間のギブアンドテイクにかかっている

 

根本原因解決によい記載があった

・土壌を調べて、必要な肥料を必要な分だけ施肥する

確かにこれはいいですね。土壌成分を調べるのは数千円です。

窒素過多、リン酸過多など、土壌特融のくせもありますし。。。

技術で生きる日本の農業の農業ならではのやり方だと思います。

 

 

2024.05.18 Saturday