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2022 / 02 / 05 05:00
2022年のコメ需給予想
2021年もコメ価格は大幅に下がりました
コロナもかなり改善してきたし、飲食店も活況となってきたので今年はコメ価格も上がるのでは?と思っていたところ、結論から言うと、22年産も5~9%価格低下するとのこと
当家も、コメ生産は2021年度で辞めることにしました
農機具が古くなり、もう部品を作っていなく、壊れても修繕が効かなくなってしまったんです
コメを自前で作るために一通りの機械を新品で揃えたら、1000万円を超えます
1000万投資して、当家規模なら回収に30年くらいかかります。
小規模農家では、全く採算があうものではないのが実情なんです。
それはさておき、小麦や大豆などは値上がりしているのになぜコメだけ値下がりするの?
肥料コストは1割~2割上がっているのになぜ価格転嫁できないの?
などと疑問は多くある
特になぜコメだけ値下がりするかである
記事では、「供給量が多いのに需要が減っている」と至極当然の理由を書いている
コロナ以前から毎年10万トンづつ需要量が減ってきて、コロナがそれに拍車をかけた
コメ生産量も今年(予想)は675万トンとつい最近まで生産量の1000万トンから大幅に減らしている
選挙のため農業関連事業者を保護してきたことは否めないし、農政に対しては、強い批判があることも事実
コメ価格維持ができないので、莫大な補助金を出してコメ農家を守ってきたが(利益の補填をしてきた)、費用対効果が薄く現状をさらしている
輸入に頼る小麦や大豆、収益性が高い野菜を生産させる等の需要を見据えた姿勢がもっとあっても良いと思う。