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2022 / 01 / 03 06:00
企業はなぜ同じ失敗を繰り返すのか? 三菱電機とみずほFGの事例からわかること
昨年も企業の不祥事があいついだ。その中でも表記2社の事例は大変参考になる(当然悪いほうの参考)
要約すると「言うべきことを言わない 言わせない風土」「言われたことだけしかやらない風土」が原因だとしている。
それをなんと行政指導文書でも強烈に指摘している
これは日本を代表する上場企業での話
ガバナンスが聞いているはずだか、結局は、トップの姿勢なのか?
パワハラ気味のオーナー系企業だと、ほとんど自分の思い描いた理想だけを追って社員のいうことを聞かない
社員が言っても聞くふりをしても、結局、元のやり方に戻っているケースは散見された
記事の中で、特に気になったのが、指導部と一般職の認識ギャップである
プライベートを犠牲にしても、組織貢献が求めらる雰囲気があるか?
という質問に、部長職は64%、課長職51%、一般社員37%が「そうは思わない」と答えている
指導職は、自分が思っているほど、部下が自分の言うことを聞いていない、もしくは評価していないという結果がでている
これは、モラルサーベイと言って、私が診断作業で取り入れている手法だが、これは、一目にして会社の状態がわかる
また指導職と一般職の認識ギャップが相当大きいことが判明し、大半の指導職の人はその結果に愕然とする
まさに中小企業診断士ならではの手法
是非、御社でも実践してみたら面白い結果が出ると思います。