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2015-04-15 07:07:00

 店内のモニターは、著作権等の問題から使用してきませんでしたが、このたび「新にいがた市紀行制作実行委員会」の代表・樫野利七さんのご好意で、同会が記録した貴重な新潟市の映像を店内で上映できることになりました。

 13日から上映を始めた作品は、2007年、同会最初の制作です。

 「越後平野は海であった」「幕末の新潟湊開港10年前」「萬代橋の歴史」「福島潟(北区)」「木津薬師祭り(江南区)」「新潟祭り」「小須戸けんか祭り(秋葉区)」「大庄屋笹川亭邸(南区)」「角兵衛獅子(南区)」「巻のぞきからくり(西蒲区)」…と、新潟市の歴史、自然、芸能、祭り、建造物など、25のテーマで構成されています。

 これまで、限られた場所でしか見ることのできなかった、本当にもったいない作品です。

 地元のお客様には新潟の魅力の再発見に、そして観光客の皆様には旅の思い出に加えていただければ幸いです。

 なお、当店は開店以来ジャズを低音量で流しており、「新にいがた市紀行」は、映像のみの上映となります。

  

 「新にいがた市紀行制作実行委員会」は新潟市が、旧新潟市をはじめ14市町村が合併して、日本海側最初の政令市に移行したことを記念し、「もっと新潟市を知りたい」と2007年から映像づくりをスタートさせました。これまでに32本が制作されています。同会の協力が得られれば、今後順次紹介していきたいと思います。

 まだあまり知られていませんが、市民有志らが「蔵などに眠っている貴重な新潟の映像を掘り起し、保存、公開しよう」と立ち上げた「にいがた映像ギャラリー」の4年越しの活動が実り、昨年11月に特定非営利活動法人格が認可されました。今春から本格的な活動がスタートしています。

 浦安橋をはじめ、人情横丁界隈の映像の掘り起しを考えている当店スタッフも「にいがた映像ギャラリー」の設立メンバーに加わらせてもらっています。樫野さんは、この活動の有力メンバーです。その縁で、作品を貸していただくことができました。