インフォメーション

2010-08-23 10:51:00
 写真家・鈴木孝枝さん(新潟市)の石仏写真を、これまでの「如意輪観音」に代わって、「観音菩薩」に入れ替えました。ともに、旧栃尾市(長岡市)の石仏のお姿を、鈴木さん独自の技法で和紙に印画した作品です。旧高柳町(柏崎市)に伝わる門出和紙を使っています。
 「和紙に焼き付けたという石仏の映像を見て驚いた。石仏の石材感と長年月の風化の具合が見事に表現されていたし、さらに石仏特有の温かさ、おおらかさ、親しみなどが実物を見ているかのように伝わってきたからである。そして、これが和紙の持ち味なのだなと思った」。新潟県民俗学会の重鎮・駒形さとしさんの言葉です。
 なお店内には他に、新潟市で抽象画を描き続ける長谷川徹さん、国際的に活躍する草間弥生さんらの作品を展示しています。お食事や語らいの合間に目にとめていただければ幸いです。

(注)石仏写真と長谷川徹さんの作品展示は9月22日にいったん終了しました。代わって、智内兄助さんの作品を展示しました。詳しくは9月23日付けのインフォメーションをご覧ください。