講師(宗夜)ブログ

2024-07-14 14:52:00

●弘法も筆の誤り

『弘法も筆の誤り』という諺があります。平安の三筆に挙げられる弘法太師であっても間違いは有り得るという諺。

道を究めることの難しさを表しています。

芸事は難しい。

本当にその通りだと思います。

 

宗嘉先生と工藤は、毎日のように茶道に向き合っています。

茶室の室礼(しつらい)や、棚の種類、花月をも含めると数百種に昇るかと思われるお点前を、珍しいものも含めて毎日のようにリモートにて配信しております。

 

本番一発で録画を決め、すぐに片付けて午後の対面お稽古に移ります。

毎回ほぼ一発で録画は完了しますが、まれに『あっ』と小さな間違いもあります。

100%を確実に打ち出すことの難しさを感じています。

 

書道の先生もごく稀に

『あ、この線ちょっと膨らみ過ぎましたね』

と仰ることもあります。

指導中会話をしながら線を引いているので呼吸などの振動に依って多少誤差が出るのだと思います。

 

先生の間違いを目にした時、生徒さんには2通りの感じ方があるようです。

。。。。。。。。。。

●道の険しさを感じる生徒さん

●先生の腕を疑う生徒さん

。。。。。。。。。。

自分の歩んでいる道はそれほどまでに険しいのだな。

誰にだって間違いはある。

自分も謙虚に学びを積まなくては…

と思う生徒さんは、先生との信頼関係が築けていらっしゃいます。

 

それに対して

せっかく習いに来ているのに残念だわ。この先生大丈夫かしら…

と先生の腕を疑われる生徒さんは、先生との信頼関係が築けていらっしゃらない。

どちらが悪いという判断は出来ません。相性の問題です。

色々なケースがあるでしょう。

 

『先生の間違いを指摘しても良いでしょうか?』

という質問を受けました。

在籍している社中の先生のご指導に誤りがあったとのことでした。

自分のお点前に間違いは無いのに、先生から間違いだと断言されたそうです。

 

間違っているのは私ではないのに。

悔しい。

その気持ちとても理解できます。

真面目であれば尚のこと。

もしかしたら先生の口調も鋭いのかも知れません。

学ぶ意欲が削がれ悲しい気持ちになってしまうことでしょう。

 

でも…

『目の前の先生のお言葉に従ってください』

と工藤は回答しました。

『目の前の先生がルールブックです』と続けました。

 

どうしても我慢が出来なければ先生を変えるしかありません。

お金を払ってお稽古を受けているのです。常識的に考えれば消費者に理があると言えます。

その際は、黙って去ることをお勧めします。

理由を述べたり、今までの感謝を伝えたりする必要はありません。

相性が悪かった、それ以外に原因は無いのですから。

そして先生を見る目を養って、次こそ本物の先生を探しあてましょう。

 

しかし環境により、もし社中を変えることが叶わないのであったら、気持ちの持ち方と行動を変えるしかないでしょう。

 

前述のように、宗嘉先生と工藤も、稀では有りますが間違いがゼロではありません。

お互いに側で見ていて『あっ』と思うこともあります。

タイミングを見計って口添えすることもあれば、全体の流れを優先して黙っていることもあります。

 

間違いを許せない生徒さんは去られます。

逆に…、成長を長い目で捉えて楽しさを感じてくれる生徒さんはずっと居てくださいます。

共に成長する喜びを感じています。

 

『それが理想だけど、なかなかそんな教室近くにないのよ』

と思われることもあるかも知れません。

では、ここでもう一つの選択。

自分で教室を立ち上げることに目を移してみましょう。

お教室を立ち上げるのに必要な要素は主に五つ。

・技術

・時間

・空間

・資金

・生徒の育成期間

 

【技術】

言わずもがな、であります。

まず技術がなければ話になりません。

茶道以外に着付け、華道、書道、香道などの心得も含まれます。

その道のプロとまでは行かなくとも、まぁまぁの腕前は必要です。

因みに宗嘉先生は、懐石料理と和菓子の師範でもあります。

宗嘉先生の場合はプロです。

 

【時間】

生徒さんをお迎えしたなら、簡単に休むことは出来ません。

学びの場を安定的に供給することが、教室運営の第一の責務です。

工藤の最初の師匠も、お休みは盆暮だけでした。

よし庵では暮れのみです。

講師の学びはスキマ時間に行い、お稽古には響かせないことが理想です。

 

【空間】

住居空間とは別の、茶道のみの空間を茶室とすることが望まれます。

寝起きをする場所には、生活感が溢れてしまいます。

女性は匂いに敏感です。

どんなに懸命に掃除をしても生活感は拭えないでしょう。

日常から切り離された異空間を演出するためには、茶室専用の空間が必要と言えます。

 

【資金】

茶道はとにかくお金が掛かります。

たくさんのお道具、お炭、お茶、お菓子、光熱費などなど…。

女性の先生であれば、着物。

着物は高価なのに消耗品です。

講師にとって着物は自分を飾るものではありません。

日本文化の象徴として着物は外せないアイテムです。

また、茶道道具の材料費の価格変動に教室運営も左右されます。

昔から炭の値段は上がる一方でしたが、それだけでなく手に入れることも難しくなってきています。

 

【生徒の育成期間】

初心者が盆略点前や和室での立ち居振る舞いから始めて、何となく形になるのに約3年。

茶道のお点前を人前で出来るようになるのに約5年。

茶道は、講師一人、生徒一人では成り立ちません。

複数の生徒さんがいらっしゃらなければ出来ないお点前もたくさんあります。

ところが人材の育成にはとてもとても時間が掛かります。

 

 

いかがでしょう。

お稽古を成立させる裏には、運営側にもたくさんの努力が必要であることがお分かりいただけましたでしょうか?

 

前述のように、どうしても我慢できなければ先生を変えるしかないのですが…

先生の立場になると、生徒の立場からは見えなかったものが見えてくるかと思います。

舞台裏に気付くことが出来ると、人生の捉え方が多角的になります。

そうなると短慮による損失が減ってくると思われます。

結局のところ、損か得かであります。

 

ちょっと嫌だな、と思うことがあっても

『でもその前は楽しかったし』

『お菓子も美味しかったし』

と思えたならお稽古への気持ちも変わってきて、表情も明るくなってくるでしょう。

そうすると先生も影響を受けて

『私が言い過ぎたわ』

と思われるかも知れません。

 

教室の運営上、立場に上下関係はあります。が、人間の力としては上も下も存在しないと本当に思っています。

 

お稽古の場を創ってくださる先生に感謝をしつつ、生徒さんの側からお教室の成長に働きかけることも可能なように思います。

先生も生徒も教室も、みんなで成長できたら、とても素敵な時間になることでしょう。

2024-07-07 14:41:00

●宗嘉先生の和菓子『七夕🎋』

風に揺れる短冊を思わせる宗嘉先生の7月の和菓子『七夕🎋』

 

透明な寒天はシュワっとサイダーの味。色あいが涼しくも懐かしさを呼び起こします。

7月初旬限定の和菓子。

織姫と彦星に想いを馳せて…

2024-06-28 13:51:00

●成功のヒントは裏方にあり

よし庵には成功へのヒントを求めて国内外から会員さまが訪れます。

 

能力をお持ちで努力もしている。

しかし、ヒントを求めにやって来るということは、今のところご自身の理想には届いていらっしゃらない。

自分に何が足りないのか。

何が何でもそれを知りたい。

それを得るために来たのだから。

 

目には野心の光が宿ります。

このような方々はどなたも共通してある行動をなさいます。

お稽古が終わった直後から宗嘉先生に質問を繰り出されます。

あれは?これは?

宗嘉先生は時間を掛けて丁寧にお答えになられます。

 

他の方々は静かに後片付けや次のお点前の準備をなさっています。

当たり前のように、粛々と。

先生のお話の邪魔をしないよう、他の生徒さまのお点前の邪魔をしないよう、言葉を交わさずに目の動きで互いの意思を通わせています。

よし庵の生徒さま同士は、目の動き一つで相手の気持ちを正確に読み解くことができるのです。

 

成功…

成功とは何なのでしょう。

並み居る同僚から頭をひとつふたつ抜き出し、いち早くゴールを決めることでしょうか?

果たしてそれは可能でしょうか?

懸命に半世紀ほどを生きてきた。

相手も同じです。

相手の専門分野に入ったなら歯が立たないでしょう。

茶道を趣味に持とうと考える生徒さまは、元々のポテンシャルが高いのが特徴です。

ではそんな中でどうしたら指導力を発揮できるのでしょうか?

秘訣は裏方の仕事にあります。

人間の目、特に主婦の目はとても敏感で、埃ひとつを見逃しません。

主婦だから。

家族の健やかな生活を預かっている身だから、責任感の強さから自然とそうなります。

まずは自分が裏方の仕事を丁寧にします。

そうすることで周りからの共感を少しずつ得ることが出来ます。

 

無理して頭を出そうとせず、相手に寄り添い共感を得て、そっと背中を押してもらいましょう。

そう考えると…

どうでしょう?

忙しく立ち働く他の生徒さまに、そのまま水屋仕事をさせていて良いのでしょうか?

 

よし庵には表舞台で主役を張れる生徒さまがたくさんおられます。

しかしそのどなたもが、水屋仕事も同じように丁寧にしてくださいます。

水屋では一人に仕事が集中しないように、仲良く代わりばんこ。

紐の掛け方が違っていたら

『それ違うわよ』

と優しく声を掛けてフォローしています。

 

先日の真之茶事でも嬉しい出来事がありました。

宗嘉先生による締めのお点前

『台子薄茶』のお席でのことでした。

工藤は数茶碗をお出しするため、隣の茶室にて控えておりました。

襖の隙間から状況を伺っていました。

干菓子器がお客様に回されていきます。

ふと見ると、末席のお客様が干菓子を取る時に動きを止められました。

どこか一点を見つめておられるようですが、工藤の場所からは視線の先が見えません。

この時にフォトグラファーの太田さんが即座に動いてくれました。

ティッシュを持って、視線の先にあるものをサッと取り除いてくれたのです。

小さな虫がいたようでした。

ここで合点が行き、工藤もすぐに動いて太田さんからティッシュを受け取りました。

無言の連携プレー

チームよし庵を感じた瞬間でした。

 

虫がいても声を立てずにじっとしていてくれた末客は、社中の生徒さまでした。

お席の雰囲気を損なってはいけないと判断してくださったのでした。

その変化にいち早く気付き、何の躊躇いもなく対処してくれたのは、やはり社中の生徒さまの太田さんでした。

お二人の心の優しさ。

そして全体を見渡す視界の広さ。

 

成功が何なのか、私にもよくわかりません。

ただ、このように心の通う瞬間がとても嬉しくて幸せです。

これが、ずっと私が求めていた幸せなのでした。

2024-06-24 15:55:00

●真之茶事

水無月の最終日曜日

よし庵にて真之茶事が催されました。

梅雨空の合間を縫うようにところどころで薄日が差し、ちょうど良い具合に腰掛け待合でのお時間と重なりました。

空模様を気にしながらのお茶事。

自然と寄り添う私たちの生活そのもの。

どんなお天気もそれなりの美しさがあることを気づかせてくれます。

 

よし庵での真之茶事は実に5年振り。

正式な真之茶事の流れそのままに行いました。

席入の仕方や炭手前までは同じ。

異なるのは炭手前の後に和菓子をいただくことです。

正午の茶事では茶懐石となるところ、真之茶事ではすぐに和菓子が供されます。

真之茶事では和菓子は七種。

(七種!)

すべて宗嘉先生の手作り。

七種の全てが製法が異なります。

と、いうことは…

お菓子を作る技術も、最低でも七種は身につけておかねばなりません。

亭主を名乗るには、大変な修練を必要とすることを和菓子が私たちに語りかけているようです。

宝石のように麗しい和菓子。

お写真はフォトグラファーの太田真弓さんが撮影してくださいました。

 SnapShot4.jpg

菓子(七種)・・・・・・・・・

◆練り切り「ぷちダリア」

◆蒸し菓子「浮島」

◆蒸し菓子「水無月」

◆焼き菓子「栗まん」

◆冷やし菓子「緑茶羊かん」

◆冷やし菓子「みるく水まんじゅう」

◆干菓子「琥珀糖」

・・・・・・・・・・・・

その場ですべて味わいたいところですが…

時間的にも難しいので、2〜3種をお選びいただきます。

残りは工藤の方で陰で箱詰めをして皆さまにお渡ししました。

 

その後に宗嘉先生による真之行台子のお点前の披露。

しんと静まり返ったお茶室。

皆さまの目が宗嘉先生の一挙手一投足に注がれます。

明瞭に道を照らしてくれる師は、世の中にそう多く存在しません。

限られた時間を惜しむように、皆さまは宗嘉先生のお点前をしっかりと目に焼き付けておいででした。

その余韻を味わいつつ、腰掛け待合に移動。

しばしの休憩を経て

精進料理、精進落とし、懐石料理、千鳥の盃と進みます。

。。。。。。。。

向附・・刺身こんにゃく

汁椀・・三色そうめん 青かえで麩 みょうが

煮物椀・・豆腐とかえで麩の信田巻き煮 春菊

香の物・・きゃべつのミルフィーユ

焼物・・さわらの西京焼き

 

向附・・鯛の造り 生野菜 胡麻だれ

椀盛・・結びキスの葛叩き 笹竹の子

預鉢・・牛肉の味噌和え

箸洗い・・へぎ青梅

八寸・・らっきょう漬け イカの一夜干し

。。。。。。。。。。

 

美しいお料理の数々。

旬の恵みを宗嘉先生が美味しく調理してくださいました。

いくつかお味の紹介をいたします。

 

《精進料理》

●向附:刺身こんにゃく

ん?イカ?と思ったらこんにゃくでした。適度な弾力と歯応え。

細切りのきゅうりと茗荷が酢味噌と添えられています。

薄切りのこんにゃくでこれらの香味野菜を巻いて酢味噌を付けていただくと、とても美味。

●汁椀:三色そうめん

やさしい味わいのお出汁に三色のそうめんが揺らぎ、つるりと喉をすべります。

茗荷の香りがアクセント。

●煮物椀:豆腐とかえで麩の信田巻き煮

豆腐?言われなければ豆腐とは気付きません。滑らかな舌触りは白身魚のすり身蒸し煮を思わせます。

青かえで麩を中心に、滑らかな豆腐が油揚げでぐるりぐるりと渦を巻かれ、その油揚げがたっぷりと旨みを含んでいます。

じゅわ〜と溢れ出すおいしさ。

●香の物:キャベツのミルフィーユ

きらりと光るネーミングのセンス。

程よくシャキシャキ感の残る浅漬けキャベツの爽やかなミルフィーユです。

若緑の色合いが美しく食感の楽しい一品でした。

 

《懐石料理》

●向附:鯛のお造り

丁寧な下処理にて旨みを引き出した鯛のお造りです。

生野菜と胡麻だれが添えられていました。胡麻だれには切り胡麻を使って食感と香りを際立たせています。

●椀物:結びキスの葛叩き

キスがこのように美しく結ばれているお椀を初めて拝見しました。

葛でつるりとお化粧されて中央に鎮座しております。

肉厚の椎茸が花笠のように添えられ、笹竹の子がお椀のバランスを引き締めています。

デザイン画を思わせる一品。

ふわり柔らかいキスの結び。

深い溜息が出るようなお椀でした。

 

 

宗嘉先生のお料理は素材の旨みを最大限に引き出しているものばかり。

手を加え過ぎず、優しいお味が身体と心をじんわりと温めます。

 

召し上がり終えましたら、腰掛け待合に移動し、少しの休憩。

その後に宗嘉先生による台子薄茶点前にて一服お召し上がりいただきました。

 

本式通りのたっぷりとしたお茶事。

大人になったなら本物を知っておきたい。

大人のための大人の時間でした。

2024-06-21 22:19:00

●書道も武道である

先日、書道展に向けた特別稽古に参加してきました。

在籍している書道教室にて、仮名小筆の作品を出させていただくことになり、ご指導を賜りました。

いつもお教室に伺うときには、身が引き締まります。

ご参加の皆さまも同じ思いのようで、静かにお教室が開くのを待っていました。

ドアが開かれ、ドッと中に入り、それぞれがご自身のスペースにて早速に準備に入ります。

 

20名ほどの大人が一つの広間に集まっているのですが、まるで誰もいないかのような静けさ。

目の前の仕事に集中して、無駄口を叩く人は一人もいません。

30分ほど集中したあとで、ふっと空気が和んできて、静かなのに言葉を交わさないのに不思議な一体感が芽生えました。

 

工藤は小筆なので半紙に向かっていますが、皆さまのほとんどが大きな作品を仕上げていました。

全紙や、条幅と呼ばれる大きな紙に四つん這いになって向き合っておられました。

『じゃあ僕書きますんで、筆の運びを見たい方どうぞ』

先生からお声が掛かり、工藤も近くまで寄らせていただきました。

『ドン、と突いてここで筆を持ち上げて筆先を捻じる。次の足の着地点はここ。で、こうやって身体をひねって身体ごと書く』

(これが、書道か…)

驚きの連続でした。

武道ではないかと思いました。

またマネージメント能力も必要です。

『筆に含まれる墨汁の量を計算して、一字に掛ける時間を割り出します。紙に筆を下ろすギリギリまで、筆は床と並行を保ってください。

垂直にすると墨がどんどん下に降りてきますからね。』

(そこまで気を使うのか…)

すごい世界だと思いました。

 

工藤は小筆のお稽古をしています。

一時期に太筆にも挑戦したのですが、どうにも難しく。

太筆は座学のみとし、実践は断念しました。

太筆での技術が小筆でも使われるので、どちらも出来れば本当は良いのですが、時間と労力の兼ね合いもあります。

大人としての現実的な判断で、改めて小筆に集中することにしました。

私は手の平に収まる小さき世界を大切にしていこう。

 

気を取り直して自分の世界に入り直し、先生にアドバイスを仰ぐと

『この部分とこの部分の墨色の違いに気づきましたか?』

とのこと。

(んんんんん…?)

『こちらの方が少しだけ濃いでしょ?こういうところに気付いて』

(深い…。書道の海も深かった)

 

そして見渡せば、上級者のオーラの高さよ。

おそらくご参加者のほとんどが既に先生として地元でお教室を開いておいででしょう。

どなたもプロの風格をお持ちでした。

お使いのお道具も高価なものです。

まず第一に紙が高い。

安い紙は墨汁を弾きますので、本物の紙で練習しないと意味がありません。

高い技術で作られた大きな大きな和紙。

失敗したくないのが人情ですが、失敗を重ねないと上手くならない。

そのせめぎ合い。

墨汁も高い。

安い墨汁とは紙への浸透率が異なりますので、こちらも本物の墨汁で練習する必要があります。

高いけれども価値がある。

良いものを使うことで集中力が鍛えられる。

書道も、茶道も、着物も、みんなおんなじだなぁ、と思いました。

簡単に良いとこ取りは出来ない。

ここにも禅の精神が存在しました。

 

さぁ気持ちを込めて。

真之茶事の茶会記と、お献立の筆に向き合いますか。

茶人には茶人の書がありましょう。