講師(宗夜)ブログ
●宗嘉先生の和菓子『七夕🎋』
風に揺れる短冊を思わせる宗嘉先生の7月の和菓子『七夕🎋』
透明な寒天はシュワっとサイダーの味。色あいが涼しくも懐かしさを呼び起こします。
7月初旬限定の和菓子。
織姫と彦星に想いを馳せて…
●宗嘉先生の和菓子『青楓』
5月になりました。
今年の5月はとても爽やかですね。
ちょっと雨が多いでしょうか。
雨が好きな私には却って嬉しいのです。
宗嘉先生の手作り和菓子『青楓』は、爽やかなレモン餡🍋
さっぱりとしたお味を楽しんでいただきたく、お出しする直前まで冷やしておきます。
レモン餡を包んでいるのは、木漏れ日を表現した寒天。
透明な寒天に翡翠色の道明寺粉が踊り、生命力を感じさせます。
よし庵の茶庭にも美しい立ち姿の楓が風にそよぎます。
ほんの少し前まで幹と枝ばかりになって寒さに耐えていたのに、今ではたくさんの葉をいっぱいに広げ、陽の光を愉んでいるよう。
生徒さまもお稽古の前後に茶庭に目を向け、季節の移ろいを味わってくださいます。
美のお手本は自然なのだなぁと改めて感じました。
●さくら時雨
お色といい、お名前といい、なんと美しいお菓子でしょうか。
しっとりと湿気を含んだ柔らかな風合いが、この時期にぴったりです。
絶妙な柔らかさに驚きました。
菓子切りで持ち上げられるギリギリのふんわり感。
中は、桜あんと抹茶あん。
さくら色の時雨に、ほんの少し抹茶が顔を出し、移りゆく時を感じさせます。
●月餅🥮
●秋の和菓子『月うさぎ』
口溶けの良い練り切りの中には、うぐいす豆の餡子。
ほんの少しほろ苦い、うさぎさんの恋の味。
白い毛は輪郭が銀色に浮かび上がり、 ススキの穂は秋風に乗って黄金色になびき、 なんとも幻想的。
ぽちょんと丸い尾っぽを見せて…
うさぎさん、月見てなに想う?
口溶けの良い練り切りの中には、うぐいす豆の餡子。
ほんの少しほろ苦い、うさぎさんの恋の味。