お知らせ
2024-07-11 11:03:00
めまいの原因は?めまいが起きたときの対処法と改善方法を紹介
朝、起きたら急にぐるぐる目がまわった、歩こうとするとふわふわ浮いているような気がした方は、めまいが起こっている可能性があります。めまいは、ストレスだけでなく、雨や、気圧の変化などによって起こる場合もあります。めまいは目の異常だと思われる方もいますが、多くの原因は耳や脳の異常だと考えられています。今回は、めまいについて漢方目線で紹介をします。
めまいには、どんな症状がある?
めまいは視覚や平衡感覚のバランスが崩れたときに起こる症状です。めまいの原因のほとんどは耳と脳にあるタイプにわかれます。めまいの症状には、回転性(ぐるぐる)のめまい・浮動性(ふわふわ)のめまいなどがあります。
回転性のめまいは、自分や周りは動いていないのに、ぐるぐると動いているように感じる状態です。
浮動性のめまいは、ふわふわと浮いているように感じるめまいです。
脳に十分な栄養が供給されないと、痙攣や失神などが起こる場合があります。めまいと同時に頭痛や意識がなくなるなどの症状がある場合は注意が必要です。いつもとあきらかに症状が異なる場合は、医師の診察をおすすめします。
めまいが起こる原因とは
漢方で考えるめまいが起こる原因とは、気血水で考えると、水分が滞っているもの(水滞)、気(エネルギー)が不足しているもの(気虚)、栄養が不足しているもの(血虚)などが考えられます。
気血水の考え方は、「漢方の基礎知識(気血水とは)」を参考にしてください。
水滞:水滞の方は身体の水分が多いことから、冷えやすくなるのも特長です。また、甘いものや脂っこいものが原因で起こるめまいを「痰飲」(たんいん)といいます。痰飲とは、カラダの中にある水分代謝が悪くなることによって起こる病気の原因となるものを指しています。もともと、痰飲は脾と関係が深いため、胃腸が弱い方に多いと考えています。
雨や気圧の変化によってめまいが起こる人は、食事に注意することも必要です。
気虚・血虚:過労・睡眠不足・ダイエットをしている人は気血両虚(気虚・血虚)の可能性があります。気血両虚は、カラダに必要な栄養が不足することによって、脳の栄養不足が起こります。
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【漢方流】めまいが起こりやすい人のタイプ分け
水滞・気虚・血虚タイプの方は次のような症状があらわれます。めまいは一時的なものだけでなく、疲れたときやストレスを感じたときにも起こる場合もあります。めまいが起こりやすい人は、自分に当てはまる症状がないか確認しましょう。
水滞タイプ:
・舌が大きくてはれぼったくなる
・カラダがむくみやすい
・鼻水やくしゃみが出る
・関節が痛くなる
・カラダが重だるくなる
気虚タイプ:
・疲れやすい
・食欲がない
・下痢をしやすい
・風邪をひきやすい
・朝起きられない
血虚タイプ:
・目がかすむ
・爪がもろい
・コロコロ便
・肌が乾燥する
・立ちくらみがする
めまいが起きたときの対処法
めまいが起きるときは、ぐるぐる・ふわふわするだけでなく、吐き気がしたり、眼の前が暗くなったりする場合もあります。軽いめまいなら、次のように対処しましょう。
・楽な姿勢をとる
・部屋を暗くする
・目を閉じる
じっとしていても良くならない、もしくはひどくなる場合は注意が必要です。めまいが 起こる原因 には、メニエール病や高血圧などもあります。めまいが続くときや、次のような症状があらわれた場合は医療機関を受診しましょう。
・手足がしびれる
・ろれつがまわらない
・激しい頭痛がする
など
めまいが起きやすい人におすすめの食材とは
めまいを改善させるためには、生活習慣を整える・睡眠時間を確保する・カラダを温めるなどを意識する必要があります。次に、漢方の考えによるタイプ別のめまいの原因、水滞・気虚・血虚による改善方法を紹介します。
水滞タイプ:カラダの中に水分がたまっている状態です。漢方による改善方法では祛湿化痰(きょしつかたん)といい、カラダの中の湿をとりのぞいて、痰湿を解消します。
食材では温性・苦味・淡味のある食材がおすすめです。できれば、めまいの原因となる、甘いもの、脂っこいもの、辛いものを控えましょう。お肉など脂っこいものを食べるときは、野菜を先に食べるようにすることが大切です。脂の多い豚バラ肉やウインナーなどの加工食品は控えましょう。アルコールもめまいやむくみの原因になります。カラダの湿をとりのぞく食材には、ハトムギ・冬瓜・昆布・里芋・みかんなどがあります。
気虚タイプ・血虚タイプ:食事の栄養バランスを整えることが大切です。偏った食事内容やダイエットは控えましょう。イライラしたり怒りっぽくなったりするときは、カラダの気をめぐらす、らっきょう・みかん・たまねぎなどがおすすめです。
カラダの気をおぎなう食材には、米・山芋・はちみつ・人参・鮭などがあります。血(栄養)が不足している場合は、ほうれん草・イカ・豚のレバーなどがあります。血流をよくする食材にはサンマ・ブリなど青魚がおすすめです。
おすすめの食材については、「薬膳食材図鑑」をご覧ください。
コンビニ食材をうまく活用するのもひとつの方法
食事を改善しようとしても、食事を作ったり、買い物に行ったりする時間がない場合があります。そんなときは、コンビニで販売されている食材を利用するのもひとつの方法です。
・サラダ
ブロッコリー・キャベツなどの野菜だけでなく、れんこん・さといもなどが入った根菜類のサラダもおすすめです。サラダチキンやツナなどがはいったものも利用できます。
・魚やお肉など
ひとつずつパッケージされたサラダチキンが販売されています。サラダチキンは胸肉でつくられているため脂身もすくなく、簡単にタンパク質も摂取できます。魚は煮付けや塩焼きなども利用できます。
・レトルト食品
肉じゃがやぶり大根・豚汁・きんぴらごぼう・ひじき煮など、手がかかる料理のレトルト食品もあります。いろいろなバリエーションがあるので、時間がないときに利用してみましょう。
頭痛やめまいのある方に利用される漢方薬
食事や生活習慣を改善してもめまいが起きる方は、漢方薬を利用するのもひとつの方法です。
カラダの中に余分な水分がたまると、さまざまな不調が起こります。苓桂朮甘湯は立ちくらみ・めまい・耳鳴りなどが起こる方に利用されます。カラダに滞った水分を排出することにより、気の流れがよくなります。
雨の日や気圧の変化で起こる頭痛やお酒を飲むとむくみやすい方に利用されます。五苓散は全身の余分な水分を外に出す働きがあるため、頭だけでなく手足のむくみや下痢などの症状を改善します。
2024-06-11 15:55:00
カルシウムを摂ろう

大人になって牛乳を飲む機会が少なくなったという方は多いですが、カルシウムの摂取量はどうでしょうか。国民健康・栄養調査結果(平成25年)によれば、成人の1日摂取量は498mgです(男性512mg、女性486mg)。1日の推奨量は成人男性650-700mg、成人女性650mgのため、男性女性ともに不足しています。
カルシウムがなぜ必要なのか、そしてどのような食品に多く含まれているかをみていきましょう。
どうして必要なの?
◆強い骨や歯をつくる
◆心臓の鼓動を保ち、筋肉の収縮をスムーズにする
◆精神の緊張や興奮を鎮め、精神を安定させる
◆血液を固めて出血を防ぐ
足りないとどうなる?
カルシウムが多い食品はコレ


●適量のたんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)
●ビタミンD(カルシウムの腸管での吸収を促す)
ビタミンDが多い食品⇒いわし、かつお、鮭などの魚類、しいたけ、黒きくらげなどのきのこ類

●豆類、穀類に含まれるフィチン酸
●過剰のリン(加工食品、インスタント食品、ハム、ソーセージや練り製品、スナック菓子に多く含まれる)
●過剰のアルコール
番外編!

2024-05-16 14:44:00
『気滞』体質のあなたは、イライラしたり不安になりやすい、のどに違和感を感じるタイプ
漢方の考えでは、カラダは「気(き)」・「血(けつ)」・「水(すい)」の3つの構成要素で支えられていると考えます。この3つの構成要素のバランスが悪いと私たちのカラダには、さまざまなトラブルが出やすくなると考えられています。漢方では、体質を気虚(ききょ)・気滞(きたい)・血虚(けっきょ)・瘀血(おけつ)・陰虚(いんきょ)・水滞(すいたい)の6つに分けて、体質ごとにトラブルの原因をさぐります。
今回はその中でも『気滞』について、症状や改善方法をご紹介します。体質改善法として、漢方薬による改善、生活習慣に関するアドバイスとおすすめの食べ物を紹介します。体質を改善することで、元気で、ウイルスに負けないカラダを目指していきましょう
あなたは気滞体質?まずは、気血水の漢方流診断で体質をチェック
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「気滞」体質のあなたはどんな状態?
気滞の方の体質は「気」の巡りが悪くなり、気が滞っている状態です。漢方では気は、元気の源である“生命エネルギー”であると同時に、精神をコントロールする気持ちの気、さらにはカラダのすべてを動かしコントロールする“機能”でもあると考えています。
そのため気滞になり気が滞ると、カラダのあらゆるところで不具合が生じやすくなります。
気滞体質の症状とは?
イライラしやすいなど精神が不安定に
気は“気持ち”という言葉があるように、喜怒哀楽など私たちの精神状態をコントロールする役割をしていると漢方では考えています。そのため、気の巡りが良く安定している状態では精神も安定し穏やかになりますが、気の巡りが悪くなり滞ると、精神も不安定になり、イライラしやすい、怒りやすい、気持ちの浮き沈みが激しい、憂鬱になるなどの精神不安症状や、緊張しやすい、些細なことが気になる、神経質など神経症の症状が出やすくなると言われています。
のどに何か詰まっているような違和感
気の巡りが悪くなると、カラダのあちこちに滞った気が停滞しやすくなると漢方では考えています。気の停滞しやすい部位のひとつが“のど”です。
のどに気が停滞すると、何か物がつかえたような違和感を感じやすくなると漢方では言われています。漢方では梅の種がのどに詰まった感覚と似ていることから“梅核気(ばいかくき)”とも呼ばれています。
胸やみぞおち部分が張って苦しい
気滞の状態が続くと、どんどんカラダの空洞に余分な気が溜まりやすくなります。
気滞により余分な気が溜まると、カラダの空洞である胸やみぞおちが張ったように苦しくなったり、下着などでしめつけられるのが苦痛に感じたり、時には痛みを感じやすくなると漢方では考えられています。
みぞおちの部分に指を入れ、抵抗があったり、苦しくなる、痛みを感じるという人は要注意です。ストレスなど精神不安によって症状が悪化することが多く、逆にリラックスやため息などで症状が軽減するのも気滞の症状の特徴です。
胃やお腹が張る、げっぷやおならが多い
胸やみぞおちと同じく胃腸も大きな空洞のため、気滞になると胃腸にも余分な気が溜まりやすくなり、胃の張りや膨満感、お腹の張りや痛み、ゲップやおならが多いなどの症状が出やすくなると漢方では考えられています。
生理周期がバラバラ、生理前に胸が張る
気滞は生理にも大きな影響を与えます。気滞になると生理周期が安定せず、バラつきやすくなると漢方では考えています。また、生理前に胸が張る、イライラしやすくなる、精神的に不安定になる、食欲が乱れるなどの症状も出やすくなると言われています。これらは月経前緊張症や月経前症候群(PMS)とも呼ばれ、悩む女性も増えています。
また生理痛も出やすくなると考えられています。気滞が原因の生理痛はお腹の張ったような痛みなのが特徴で、ストレスにより悪化しやすいと言われています。
気滞体質のあなたにアドバイス!おすすめの生活習慣
一日に一回、呼吸を意識してココロのリラックスを
気滞タイプに一番必要なのはカラダにたまった余分な気(ストレス)を発散させることです。張りつめた気持ちを解き放ちココロをリラックスさせましょう。このとき呼吸を意識すると◎ 溜まった気を吐き出すイメージで呼気を意識してゆっくり呼吸しましょう。
適度な運動で気分をリフレッシュするのもおすすめです。カラダを動かし適度な汗をかくことで気の巡りも良くなります。
気の巡りをアシストする香りと酸味をプラス
気の巡りが良くなると余分な邪気が溜まりにくくなります。そこでおすすめなのが“香り”です。アロマやハーブなど心地のよい香りは気の巡りをアシストすると漢方では考えています。また酸味もの◎ 漢方では酸味は気の巡りを良くする肝をサポートすると言われています。柑橘類やお酢に甘味を足すなど強すぎないやさしい酸味がおすすめです。
気滞タイプにおすすめの気の巡りを助ける食べ物
柑橘類
適度な酸味と甘味のある柑橘類は気の停滞を取り除き、気の巡りを良くする働きを助けると漢方では考えられています。みかんやグレープフルーツ、キンカン、シークワーサー、ネーブルなどのフルーツや、すだち、ゆず、カボスなどの柑橘類もおすすめです。
香りの良い香味野菜
イライラしたり、怒りっぽいときにおすすめなのが、香りの良い野菜です。クレソンやせり、セロリなどの香味野菜は、イライラを鎮め気持ちを落ち着かせる働きを助けると漢方では考えられています。
ナッツ類
心をおだやかに安定させたいときにオススメなのがナッツ類です。漢方では、アーモンドや蓮の実は心を安定させる安神の働きを助けると考えられていて、漢方食材として有名です。
≪気の巡りを助ける食べもの≫
(ココロを落ち着かせる)玄米、小麦、アーモンド、蓮の実、チンゲン菜、山伏茸、ゆり根、竜眼、あさり、あんきも、いわし、牡蠣、しじみ、豚の心臓、ウーロン茶、紅茶、珈琲、ジャスミン、緑茶、
(肝機能を整える)アロエ、菊花、金針菜、クレソン、ししとう、せり、セロリ、トマト、なずな、ピーマン、穴子、くらげ、にじます
(気の流れを良くする)米麹、さんざし、ヒマワリの種、エシャロット、たまねぎ、ピーマン、カボス、キンカン、グレープフルーツ、シークワーサー、すだち、たちばな、ネーブル、みかん、ゆず、かじきまぐろ、鮭、キンモクセイ、酒、ジャスミン、はまなす、白ワイン、赤ワイン、茴香、八角
※国立北京中医薬大学日本校監修、現代の食卓に生かす「食物性味表」より
2024-04-23 15:04:00
【春の薬膳食材】漢方で考える春の症状と漢方薬
春は、少しずつ気温が高くなり、陽気が盛んになる季節です。植物が芽を出し、動物が冬眠から目を覚ますように、人も少しずつ活動的になります。ところが、春は「風邪(ふうじゃ)」の影響で、カラダに不調を起こしやすくなります。上半身に体調の変化があらわれやすいのも特徴です。春を快適に過ごすために薬膳的におすすめの食材と過ごし方についてご紹介します。
春は風邪(ふうじゃ)と肝(かん)に気をつける。
漢方では、春は「風」の季節といい風の影響を受けやすいと考えられています。例えば、風によって運ばれる花粉やホコリなどは風邪(ふうじゃ)の影響です。これらは、鼻づまりや鼻水・くしゃみがとまらない、皮膚や目がかゆくなる、などカラダの上部に症状が起こりやすくなります。 また、春は五臓の「肝(かん)」の負担が大きくなりやすい季節です。肝の気が高ぶると、イライラする。不安になる。眠れなくなるなどの症状がおこります。新年度に向けて心機一転がんばろう!と思っていたのに、イライラしてうまく進まなかったり、気分が落ちこんで何もやる気が起きなかったりするのは、春の「肝」の影響を受けているのかも。春のせいだと考えると少し楽になるかもしれないですね。 春は、多くの人にとっては季節の変わり目に対応するのがむずかしく、自律神経のバランスが乱れやすくなる季節でもあります。
肝の働きと女性との関わりとは
肝は全身の気をめぐらせる働きがあります。肝が正常に働くと、精神・情緒を安定させることができます。つまり、肝の状態を整えることで、春に起こりやすい症状を抑えることができるのです。 また、血(けつ)を貯蔵する、血の量をコントロールする働きもあります。血は寝ているときや、休んでいるときは肝に貯蔵されますが、マラソンなどの激しい運動をするには、たくさんの血が必要となります。 特に女性は、肝と深い関わりがあると考えられており、生理に重要な役割を果たしています。肝の血が不足してしまうと、生理が順調に来なくなったり、生理痛が起こったりすることがあります。女性はホルモンバランスの影響により、生理前にイライラしたり、落ち込んだりするなど、精神的に不安定になる方も多いのではないでしょうか?春を快適に過ごすためには、普段の休息と毎日食べる食事内容に注意することが大切です。
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【薬膳的】春に積極的に摂りたいおすすめの食材とは
薬膳の考えでは、春を快適に過ごすには、五味(ごみ)という考えのもと、苦味と甘味のある食材がおすすめです。苦味は、カラダの中の余分なものを排出する効能があり、熱を冷ましたり、水分を外に排出するため、便秘を解消する働きもあります。苦味のある野菜は、うど・たけのこ・タラの芽・ふきのとうなどです。 甘味の効能は、痛みをやわらげたり、筋肉の緊張をゆるめ、胃腸の働きを助けることです。甘味といっても、白砂糖や甘味料のような甘さではありません。甘味のある野菜は、キャベツやゆり根、やまいもなどがあります。自然の甘味がある野菜をとっていきましょう。
【薬膳的】逆に、春に控えたい食材とは?
先述のとおり春は、冬の間にたまった不要なものを排出する季節です。酸味のある食材は控えましょう。酸味には、ひきしめる作用があるため、カラダから外に出るものを抑える働きがあります。酸味のある食材を食べたいときは、肝が弱っているのかもしれません。肝の影響によりイライラする人には酸味は適していますが、体調があまりよくない人は控えたほうがいいでしょう。
参照:https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/
2024-03-04 10:08:00
蕁麻疹(じんましん)の原因と対処、繰り返さないカラダづくり
ムズムズ、チクチク・・・カラダがかゆくて仕事に集中できない!気になって眠ることもままならないなんてこと、ありませんか?「このかゆみ、この赤み我慢できない!」「引っ掻きたい衝動にかられるけれど、掻けば広がって、またかゆみが出て後悔することも頭ではわかっている・・・」と、どうにもならないそのかゆみ、もしかして「じんましん(蕁麻疹)」かもしれません。じんましんの原因、じんましんの予防策、また、じんましんにおすすめの漢方をご紹介します。
蕁麻疹(じんましん)とは?
湿疹や虫刺されによく似ている、じんましんの症状をまずは知りましょう。皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり、しばらくすると消えてしまう発疹を“じんましん”といいます。地図状に広がる大きいものから虫刺されのようなものまで、発症する箇所や大きさ、時間帯などにも個人差があります。いてもたってもいられない、我慢できないほどのかゆみを伴うことや、熱を持ち焼けるような痛みを感じる場合などもあります。
蕁麻疹(じんましん)が発症する原因とは
じんましんの7割は原因不明?!実はじんましんが発症する原因の多くがはっきりとはわからないとされていますが、発症する可能性として以下のようなことが考えられます。
食べ物による原因
えび・蟹などの甲殻類、青魚などの魚介類、牛乳・チーズなどの乳製品、穀類、卵、食品添加物、豚肉などの肉類。(小麦、ソバ、乳製品、卵、落花生は、五大アレルギー成分といわれています。)
乳製品や肉・魚・卵などに含まれる動物性のタンパク質や、油などはすぐにカラダの外に排出されにくいものなので、普段食べているときはなんともなくても、その日の体調が優れなかったり、疲れていたりするとアレルギーとして反応することもあります。
精神的な原因
人のカラダは本来、カラダに毒素が溜まったとき発汗や排泄でカラダの外に出そうとする機能が備わっているのですが、その機能がうまく働かない時に皮膚疾患として症状があらわれやすくなります。ストレスもカラダの毒素のひとつと捉えられます。現代のストレスフルな社会に起こりやすい症状の一つかもしれません。
その他の要因
犬猫などの動物・金属などの接触・薬の副作用・寒暖差・太陽光や汗などでも起こる場合があります。
ありとあらゆるものが原因になる可能性があるのですね。
蕁麻疹(じんましん)の出にくいカラダづくり
原因がはっきりしないことの多いじんましんですが「打つ手なし」とあきらめるのはまだ早そうです。大事なことはじんましんの出にくいカラダづくりをしていくことが予防につながります。
1.ストレスや疲れをためこまない
じんましんに限ったことではありませんが、ココロが不調になればカラダにも不調が現れてきます。ストレスというココロにとっての”毒”をずっとためこみ続けていれば、いつかは、必ず、あふれ出てくるのです。ストレスを発散する、受け止める、受け流すなど自分なりのストレス解消法をうまく活用しましょう。カンポフルライフでも、ヨガやハーブティなどストレス発散のためのアドバイスをご紹介していますので、是非試してみてくださいね!
2.食事の改善
じんましんの原因となりうる動物性のタンパク質や油を避けるのはもちろん、チョコレートや辛いもの、アルコールなどの刺激物もじんましんを助長してしまう可能性があります。症状が出ている時は摂取を控えたほうが良いでしょう。
3.睡眠・生活習慣の改善
不規則な生活や睡眠不足が与えるカラダへのダメージは、自分が思っている以上に大きいもの。疲れをうまく解消できておらず、気づかないうちに慢性疲労になっていることもあります。また、睡眠は自律神経や免疫力にも多くの影響を与えていると考えられています。良質な睡眠をとることも大切です。
もし、じんましんが出たときには「何をしていた時に発症したのか」「どのような状況だったのか」を自分でよく考えてみましょう。原因不明のじんましんには、自分自身に気づくということも重要です。(例:アクセサリーをつけたら出た 日光浴をしていたら出たなど)
生活習慣を見直してみることで、かゆみがなくなることもあるかもしれません。
また、未病を治すことは漢方の得意分野です。漢方も力になってくれるかもしれません。
蕁麻疹(じんましん)を漢方の視点で考える
漢方では、人のカラダは「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えています。じんましんは、そのうち、「水(=血液以外の水分や体液を指すもので、飲食物中の水分を消化吸収によってカラダに必要な形にし、カラダをうるおしているもの)」と熱のバランスが崩れたとき、風邪(ふうじゃ)という邪気が皮膚から侵入することによって起こると考えられています。また、「水」が滞ると全身の組織や器官に栄養を与える「血」も滞り、本来あるべき栄養補給や排出の働きにも影響を与えるとされています。
気血水の説明は、漢方の基礎知識3「気血水とは」をご参照ください。
生薬の力を借りる事でじんましんを繰り返さないカラダづくりをサポート。
ただし、症状がひどかったり、原因が分からない時には、お医者さんにご相談ください。
参照:https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/
