お知らせ

2023-11-27 10:28:00

あなたに合った「あたためカイロ術 」 風邪予防・冷え対策・おなか温めもおまかせ!

寒い冬を乗り切るために「カイロ」は女性の必需品。「毎日貼っています!」という方も多いのではないでしょうか。ちなみにあなたは、普段カイロをカラダのどの部分に貼っていますか? 腰、背中、お腹など、それぞれ気になるところに無意識に貼っているのでは? しかし、人によって貼る場所も違いますよね。実はカイロは貼る場所によって得られる効果が違うということをご存知ですか? 貼る場所によって、風邪予防や冷え対策、お腹の冷え解消などに効果があるんです。そこで今回は、目的別での「あたためカイロ術」をご紹介いたします。

カイロを貼る目的はどれ?
目的別で温めスポットを使い分け!

カイロでカラダを温める時、あなたが得たい目的によって、最適な「温めスポット」が異なります。さて、あなたの目的は、次の3つのうちどれに該当するでしょう。

●風邪を予防したい、早く治したい
●全身の冷えをとりたい
●おなかの冷えをとりたい

「目的別あたためカイロ術」のカギになるのが、“カラダのツボ”。目的に合ったツボを温めることで、得たい効果がゲットできます。この冬は、温めスポットを使い分けて、厳しい寒さを乗り切りましょう。

【風邪を予防するカイロ術】
風門のツボにバシッと貼るべし

風邪対策のカギになるのが「風門のツボ」。読んで字のごとく“風邪が侵入する門”のことです。この門を熱で塞ぐことで、風邪という「寒い敵」の侵入を防ぎ、風邪を予防できます。

風門のツボ

「風門のツボ」は背中上部、両方の肩甲骨の間にあります。下を向いた時に首の裏に大きくでっぱる骨があり、その骨から背骨に向かって数えて下2つ目の突起の骨、ちょうど指で3本分くらい下のあたり。左右外側の指2本分ほど離れた位置が「風門のツボ」です。

「今日は寒いな…」と感じたら、そこに風邪予防にバシッとカイロを貼っておきましょう。肩や肩甲骨の血流も良くなり、カラダのこわばりも和らぐでしょう。実は、予防だけでなく風邪をひいた後にも効果的。風門のツボにカイロを貼って温めると早く治ります。ぜひ試してみてください。

同じように、この風門のツボを温めてくれる漢方薬が、風邪薬としておなじみの「葛根湯」。葛根湯もカイロと同様に風邪のひきはじめに効果的です。「風邪をひいたかな…?」と思ったら、「カイロ+葛根湯」で敵を撃破しましょう!

【全身冷え対策のカイロ術】
命門のツボに貼って温めるべし

カラダを芯から温めたいなら「命門(メイモン)のツボ」がカギになります。“命の門”と書くことからも、とても重要なツボであることが伝わってきますよね。また漢方では、全身を温める炎の種火を「命門の火」といいます。いわば、マッチの火のようなもので、カラダを温める源となります。この種火が納められているのが「命門のツボ」。マッチの火が弱いとなかなか薪に火が付かず炎が作れないのと同じように、この命門の火が弱まると、カラダの熱が作れず、カラダは一気に冷えやすくなります。命門のツボを熱で温めることにより種火の勢いが増し、全身を温めやすくするのです。

命門のツボ

命門のツボは、腰の部分。ちょうどおへその反対側にあります。冷えてきたと感じたら、芯まで冷え切る前に早めにカイロを貼りましょう。寒い日は、風邪の予防の「風門のツボ」とダブルで貼るのもおすすめです。

同じように、命門の火の勢いをつけて、芯から温められるカラダへと導いてくれる漢方薬が「八味地黄丸」や「牛車腎気丸」。いつも芯から冷えてお困りというあなたにおすすめです。特に下半身が冷えやすい、冷えると足腰がだるくなる・痛くなる、冷えるとトイレが近くなる…などは命門の火が弱まってきているサイン! 早めに漢方薬でしっかりサポートしましょう。

 

 

【おなかあたためカイロ術】
関元のツボに貼っておなかを守るべし!

おなかを温めるカギになるのが、「関元のツボ」。別名を「丹田のツボ」とも呼ばれ、こちらの方がおなじみかもしれませんね。「気が集まるツボ」ともいわれ、ヨガなどでも重視するツボです。下腹部分、ちょうどおへそから指4本くらい下のあたりにあります。

寒さでおなかが冷えて痛い、おなかが冷えて下痢っぽいなど、冷えによる胃腸のトラブルは、この関元のツボを温めると胃腸が温まり、治りが早くなります。また、「関元のツボ」は女性にとってなくてはならない、とても重要なツボのひとつ。生理痛や生理不順、不妊症など、女性のお悩みととても関りが深いツボです。「冷えると生理痛がひどくなる」「子宮を温めたい」という方は、ぜひこの関元のツボを温めてみましょう。

漢方薬にもお腹を温めたり、カラダも元気にしてくれるものがあります。疲れやすく、寒くなるとお腹を中心にカラダが冷える…という方におすすめです。

 

 

参照:https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/

2023-11-18 13:29:00

風邪の引き始めと治し方。栄養バランスの「不足」を補う健康スープレシピ

風邪といえば、インフルエンザなど冬にひきやすいイメージがありますが、子どもがかかりやすいヘルパンギーナや手足口病をはじめ、季節外れの風邪が流行の兆しを見せています。夏の暑さや気圧の変化、紫外線をたっぷりと受けたカラダはここに来て少々お疲れ気味。体調を崩しやすい時期ともいえます。
また、コロナ禍で暮らしに制限があった時期よりも活動的になったことから、今はどこでウイルスをもらってくるか分かりません。そこで今回は、「あれ、風邪かな?」という風邪の引き始めの段階で、こじらせないようにするポイントを漢方の視点からお伝えします。

“風邪の引き始め”をおさらいしておこう

風邪の引き始めと言っても、水っぽい透明な鼻水が垂れてきた、咳やくしゃみが出る、頭痛や関節痛がある、何だか寒い…。風邪の初期症状は人によってさまざま。元気に活動していたのに、気力が湧かず、だるさや疲れを感じるときも要注意です。カラダに何らかの違和感があるときは、抵抗力の落ちたカラダに風邪のウイルスが侵入している可能性があります。

そもそも、風邪は何回ひいても「1回かかったからもう大丈夫」ということはありません。というのも、地球上には無数のウイルスが存在しているので、1つのウイルスに対する免疫を持つことにあまり意味がないのです。
だからこそ、前提として「ウイルスに感染しにくいカラダ」であることが大切。そして、風邪の引き始めに無理をせず、休むことも悪化させない治し方です。

カラダを温め抵抗力を上げる漢方薬で、症状が悪化する前に対処しよう

風邪に効く代表的な漢方薬といえば葛根湯。カラダを温めて、こじらせる前に風邪を治してくれる効果があります。

風邪の引き始め・肩こりに

■葛根湯(かっこんとう)

 

風邪をひくと発熱するのは、体温を上げると免疫機能がより活性化することから、カラダがウイルスと戦うために起こしている反応です。しかし、風邪による高熱が長引くと、体力を消耗するうえに、背中がゾクゾクするような寒気や頭痛、肩や首すじのこり、筋肉のこわばりなどの症状があらわれます。葛根湯は、生薬の力でカラダを温め、カラダ本来の免疫機能をサポートすることで、風邪の諸症状を緩和させることができる漢方薬。

葛根(かっこん)や麻黄(まおう)、大棗(たいそう)、桂皮(けいひ)、芍薬(しゃくやく)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)の7種類の生薬を配合しています。わずかな寒気やちょっと喉がイガイガするなど、風邪のひき始めの症状が見られたら、早めに葛根湯を服用しましょう。風邪薬として使われることの多い漢方薬ですが、一般的な風邪薬のように眠くなる成分が入っていないのも特徴です。

【風邪の引き始めに】風邪やウイルスに打ち勝つ、健康スープレシピ

こまめに手を洗い、しっかりと消毒をしていても、ウイルスに対する抵抗力が低ければ、風邪をひきやすい条件下にあるといえます。過労や睡眠不足、慢性的なストレスを感じている人はいわずもがな。
不摂生が続いている人は、思い当たる節があるのではないでしょうか。風邪は頑張りすぎているあなたへ、カラダから送られた「強制ストップ」の合図。今すぐに職場環境や生活リズムを変えるのが難しいという方は、食事で栄養やバランスの「不足」を補うことから始めてみましょう。

■「うどん」よりも「スープ」で栄養補給

風邪をひくと食欲が低下して、つい麺類などノド越しの良い食事を選びたくなります。鍋焼きうどんなどもカラダを温めてくれますが、おすすめしたいのは栄養たっぷりの「ボーンブロススープ」です。ボーンブロススープとは、骨付き肉を薬味や野菜、スパイスなどと一緒に煮込んだ汁物のこと。低カロリー・低糖質でありながら、ミネラルやコラーゲンが豊富に含まれているため、アメリカではセレブやアスリートなどが健康管理に取り入れているといわれる「飲む美容液」です。

ボーンブロススープ

〈食材〉

手羽元や手羽先などの骨付き肉
お好みの野菜
キノコ類
ショウガ(すりおろす)
ニンニク(すりおろす)
塩、コショウ(お好みで)
酢(適量)
★お好みでハーブやスパイスを加えても美味しいです。

〈作り方〉

たっぷりと水をはった鍋に食材を入れて、コトコトと1〜2時間程度煮込めば完成です。調理時間を短くしたい場合は圧力鍋などを使用してもOK。

煮込めば煮込むほど、骨から栄養価の高い出汁が出てくるので、じっくりと火を入れるのがおすすめです。野菜を選ぶなら、ビタミンCがとれるニンジンや、消化に良いキャベツなどを。薬味のショウガやニンニクはカラダを温める効果がありますし、キノコ類は免疫力を高めるビタミンDがたっぷり入っているので、風邪のときにいい食べ物といえます。ちなみに、ボーンブロススープにカレー粉を入れるとスープカレーになりますし、トマトピューレで煮込めばイタリアン風の仕上がりになりますよ。

 

 

参照:https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/

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