お知らせ

2022-09-19 10:33:00

秋の生活アドバイス

秋の養生
厳しい残暑が続いていますが、暦の上ではすでに秋を迎えています。9月23日は秋分の日。季節は陽から陰へと移り変わり始めます。
東洋医学では、秋は「肺」の季節とされています。肺はうるおっている状態を好み、乾燥に弱く、乾燥することで働きと体のバリア機能が低下します。特に湿度が低下する晩秋は、肺を乾燥からしっかり守りましょう。

 

秋の養生その1
体を整える
夏の疲れを取り除き、冬への備えをするのが秋です。そのためには活動量を抑え、ペースダウンしましょう。
夏の間に汗とともに「気」を消耗しています。消耗した気を補うことが秋の養生のメイン。食事を含めた生活習慣を見直し、しっかり気を補充しましよう。

 

秋の養生その2
肺を守る
秋はとにかく肺を乾燥から守りましよう。室内の湿度が40%以下になると、肌
やのどは乾燥し始めます。加湿器を使って適度な湿度(40~60%)を保つようにしましょう。
大量に汗をかくことも肺を弱める原因になります。激しい運動は控えめに。

 

秋の養生その3
呼吸を意識する
新鮮な空気をたっぷり取り込むことは、肺をサポートすることにつながります。意
識して深呼吸をし、呼吸が浅くならないようにしましょう。
ゆっくり呼吸をしながらストレッチをするのもおすすめです。

 

秋の養生その4
ネガティブな感情を強めない
肺は「悲しい」「不安」などのネガティブな感情が強まることで、さらに弱ります。
そのような感情はできるだけ溜めない、強めないことが大切です。
気分が晴れないときはラベンダーやゆずの香りがおすすめです。気持ちを落ち着け、リラックス効果をもたらします。

2022-09-08 10:27:00

貧血アドバイス

これまでは貧血=鉄不足と考えられてきましたが、最近、鉄剤を服用しても貧血が治らない人も増えてきました。

詳しく血液検査をすると、血中の総蛋白の値や、肝臓で合成されるアルブミンという蛋白が少ないことが特徴です。

 

この蛋白不足の原因は、まず女性が月経で毎月、血液(ヘモグロビンは蛋白と鉄が結合)を失うことで、鉄とともに蛋白も不足してしまうためです。

 

 

次に、米主体から、小麦主体への食生活の変化です。

 

米飯では必須アミノ酸が揃うのですが、麺類やパンなどの小麦では、必須アミノ酸が2種類少ないのです。

 

さらに仕事に忙しく、食事を手軽なパンやお菓子ですます女性も多くなり、肉や魚、卵など良質のたんぱく質を摂取する機会が少なくなっていることが考えられます。

 

 

貧血対策には、鉄とともにいつも良質なたんぱく質を含む食事を心掛けることが重要です。

 

 

「鉄欠乏性貧血」と診断され、鉄剤を服用しても治らない方は、より詳しい血液検査によって、蛋白やアルブミンの値を調べることをお勧めします。

 

 

 

 

 

参照 https://kenko.sawai.co.jp/

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