お知らせ

2022-09-08 10:27:00

貧血アドバイス

これまでは貧血=鉄不足と考えられてきましたが、最近、鉄剤を服用しても貧血が治らない人も増えてきました。

詳しく血液検査をすると、血中の総蛋白の値や、肝臓で合成されるアルブミンという蛋白が少ないことが特徴です。

 

この蛋白不足の原因は、まず女性が月経で毎月、血液(ヘモグロビンは蛋白と鉄が結合)を失うことで、鉄とともに蛋白も不足してしまうためです。

 

 

次に、米主体から、小麦主体への食生活の変化です。

 

米飯では必須アミノ酸が揃うのですが、麺類やパンなどの小麦では、必須アミノ酸が2種類少ないのです。

 

さらに仕事に忙しく、食事を手軽なパンやお菓子ですます女性も多くなり、肉や魚、卵など良質のたんぱく質を摂取する機会が少なくなっていることが考えられます。

 

 

貧血対策には、鉄とともにいつも良質なたんぱく質を含む食事を心掛けることが重要です。

 

 

「鉄欠乏性貧血」と診断され、鉄剤を服用しても治らない方は、より詳しい血液検査によって、蛋白やアルブミンの値を調べることをお勧めします。

 

 

 

 

 

参照 https://kenko.sawai.co.jp/

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