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創業にあたり基本的な私の考え方
私の創業・事業経営での基本的な考え方は以下の3つです。
・「持続可能」かつ「社会課題を解決し世の中の役に立つ」事業をすること
・事業を分散させ、ストックとランニングのバランスをとること
・利益は公平に分配すること(内部留保・経営者・従業員)
見て頂いてわかるように、「どういった事業をする」ということにあまりこだわりはありません。
逆にやったことのない事業をやってみたいと思うほどです。
今当社は3つの事業展開をしていますが、この3つは、全て私が好きだからやっているだけです。
コンサル業は始めて1年ほどです。
不動産賃貸業は30年やっています。
農業は第一の会社を定年退職してから始めたので5年くらいです。
誰かにやれと言われた訳でも、やむを得ない事情でやっている事業でもありません。
いろんなことに関心があるので、すぐに他人の事業を聞くと「自分でもやりたいな」と思ってしまいます。
しかしながら時間的な制約があるので、やりたいこと全部はできません。
創業の動機は人それぞれです。
やはり自分の好きなことを事業にするのが一番良いと思います。
更に、市場の機会=追い風を受けることができる事業ならかなりの確率でうまくいきます。
事業は必ず成功する訳ではありませんが、自分が好きなことなら苦労に思えないのです。これは不思議な感覚です。
事業計画を考えているといつの間にか朝方になることがあります。それくらい一機に事業計画を書き上げます。メドがつくまでは全く眠くないのです。
アパートの下水管の掃除も自分でしますが(好んでする訳ではないですが)苦労とか思ったことはないです。
廻りの人が寝ている時間に起きていそいそと収穫に行くことも楽しいです。
2番目には、その事業のお客様が「こんなんあったらいいなあ」と思っていらっしゃること=課題を解決する事業であることです。
自分が好きでやりたいだけの事業は、よそ様から見てもなんにも価値のない事業かもしれないのです。
これをプロダクトアウトと言います。よく製造に携わる企業が陥る罠です。
3番目には、ダメだったら勇気ある撤退をすることです。撤退時期の見極めは大事です。
とことんまで行くと、次の復活の芽までなくなります。
今までの経験上「返済する資金のために運転資金を借入する状態」になった時は事業戦略の見直しの時期かと思います。
採算が取れていない事業になっているのです。
そういう状態になると目先の資金繰りに追われて的確な判断ができなくなってくる経営者も増えてきます。
永年企業様を見てきましたが、所要運転資金を上回る借入をしている企業で、復活したケースはあまり記憶にありません。
債務償還年数超過、分類債権登録とかなると簡単に再融資も受けられません。
ちょっと難しい言葉も出ましたが資金繰りは多くの企業様が悩まれますので、悩まれた時は、取引金融機関に相談されたらいいと思います。
通り一辺倒の話しかしないと思いますが、一人で悩んでいるよりましです。
金融機関も貸し手側の立場があるので、本音の話は避ける傾向にあるからです。
よそ様の事業計画をお伺いすることはとても楽しいです。自分ならどうする?と考えるだけでわくわくしてきます。
自分が好きなことを事業にしましょう!!
ご支援します。