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2023 / 01 / 25 05:00
イデコ無料化の波 りそな・みずほ、加入4割増の勢い
老後の資産形成を後押しする個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)に金融機関が力を入れている。
りそな銀行は4月から管理手数料を無料にした新プランを始める。
みずほ銀行は無料にする条件を下げて対象を広げた。政府はイデコを貯蓄から投資の柱に据え、制度拡充や手続きの簡素化を進める。
イデコ加入者は直近の単月で見ると前年比4割増の勢いで伸びており、戦略上の重要性は高まっている。
政府はイデコを資産所得倍増プランの柱のひとつに位置付け2024年から制度を拡充する。
65歳未満としている加入年齢を70歳まで引き上げる。
拠出制限額も引き上げる。
現在のイデコ加入者は273万人と意外と少ないが、それでも前年同期比プラス4割も増えている。
イデコの特徴は、自己責任の個人年金で、運用結果を保証しないという政府にとっては都合のよい商品。
確定払い年金にはリスクは無いがイデコは運用リスクがある。
しかしイデコには定期預金型の積み立てもあるので、絶対リスクを取りたくないという人は定期預金で運用すれば良い。
毎月400円弱の手数料がかかるのがネックであったが、実は税制上はもっと得になる。
掛け込み金額全額が所得控除されるのである。
会社員とか自営業者とかによって掛けこみ制限額も違うが、所得が多少でもある人は入っておいて損は無いと思う。
全額定期預金で運用すれば円の目減り損程度のリスクしかなくて(インフレに弱い)、所得税も減るのである。
という私も未加入なのであるが、少額で加入してみようかな???