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異業種による不動産業のM&A(合併・買収)が増えている。
M&A助言のレコフによると、1~11月のサービスなど不動産以外の業種が買い手になったM&A案件(出資などを含む)は前年同期比8%増の54件だった。
通年で過去最多だったのは2009年の57件で、これを上回る可能性もある。
新型コロナウイルス禍で本業の業績が低迷するなか、収益の多角化へ不動産事業を強化する動きが目立っている。
異業種の不動産M&Aは業種別に見ると、サービス業が最も多く22%、建設業が9%M&A助言のレコフによると、1~11月のサービスなど不動産以外の業種が買い手になったM&A案件(出資などを含む)は前年同期比8%増の54件だった。
通年で過去最多だったのは2009年の57件で、これを上回る可能性もある。
新型コロナウイルス禍で本業の業績が低迷するなか、収益の多角化へ不動産事業を強化する動きが目立っている。
背景にあるのが、上昇の一途である不動産価格である。
国交省が公表する不動産価格インデックスは、2010年比較で、オフィスでは6割、住宅が3割ほど高い。
不動産投資の含み益が膨らむ中で、最近は私募リートを立ち上げる企業も増えてきた。
また目立つのが、資金力のある小売り大手などが、地場の有力不動産業を買収するケースが増えているとのこと
良く記事を読んでいると、買収した企業も、多少ながら建設業に絡んでおり、まったくの素人が不動産会社を買収したようではなかった。
私も弱小ながら、不動産賃貸業に携わっており、不動産事業の良し悪しもわかっている。
批判を恐れずに言うと「立地の良い土地さえ持てば、たいていの人は、努力しなくても経営できる」ということ
現に、三菱地所の人さえ同じことを言っている。
東京駅周辺に広大の土地や巨大ビルを持っているのが三菱地所で、経営は揺るぎないものがある。
滋賀県で「土地持ち」もそこそこの資産家であるが、京都や大阪の都市圏の地主さんと比較したら小さいもんである。
資産がない者はどうやって勝つか??
知恵を戦略で上回るしかない。