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2022 / 10 / 16  05:00

霜降り至上主義で和牛生育△

和牛と言えば霜降り肉

1991年の牛肉輸入自由化以来外国産に対抗すべく進めてきた高級路線が転換期を迎えている

流産や子牛の発育不良などが上昇している

子牛が発育途中で死ぬ確率が2017年で5.8%に達しており、それ以前の30年間で1.8%上昇している

おそらく現在は更に事故率がアップしているとのこと

 

過度な近親交配が原因だが、なんと現在は父和牛5匹から子牛の3割が産まれている

正確な数字で言うと、2018年度に産まれた子牛31万頭の3割超は5頭の精子から産まれたとのこと

 

兵庫県では、ブランド維持のために他県の牛と交配させない方針をとっていたが、近親交配率は25%にも達する(全国平均は8%ほど)

しかし今、和牛の兵庫県化が全国で進んでいるとのこと

 

世界史には、遺伝子の均一化がもたらした悲劇の教訓がある

アイルランドで良く取れておいしいジャガイモばかりを育てた結果、感染症にかかり、当該品種のジャガイモが壊滅し、大凶作に陥った歴史がある

100万人以上が飢饉で死んだとされる

それ以降アイルランドの国力が落ちて米国等へ海外移民を余儀なくされた

 

記事では今後の方向性を記載しているが、要は、近親交配率を下げ、多様な国産牛を生育すること書いている

私も、その方向しか仕方がないと思うが、安い肉なら外国産に負けるし、高級肉は近親交配が進んでよりコスト嵩むし。。。。

一体畜産農家はどうすればよいの??

多分、また短期的に多額な補助金助成で畜産業を支援するのだろうが、いつまで続けるのだろうと思う

うちは昔ヤギも鶏もいた

多少は畜産農家さんの気持ちもわかる

結論がない記事になったが、ほんとうに日本の畜産農家支援は結論がないと思う

 

2024.04.27 Saturday