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2022 / 09 / 27 05:00
EEZ南の要 沖ノ鳥島 沈没まで16センチ
東京都から1700キロ南に日本最南端の島、沖ノ鳥島がある
沖ノ鳥島のおかげで、日本のEEZ(排他的経済水域)は40万平方キロも確保されている
ちなみに日本の国土は37万平方キロなんで、日本の国土より広い海の面積が確保されているのである
もともとサンゴ礁の島なのだが、永年の風雨により地表16センチにまでなっているらしい
しかも海から顔を覗かしているのは、わずか4.5畳程度まで狭まっている
国連海洋法条約によると、高潮時にも水面上にある自然にできた陸地を島と呼んでいる
ところが、最近の研究で、島全体が地滑りを起こしているとのこと
このままで島がなくなってしまう
沖ノ鳥島付近は、海洋資源だけでなく、コバルトニッケルなどの鉱物資源も豊富にある地域らしい
日本の1980年代から、鉄の塊を落としたり、周囲を囲んだりはしてきた。
しかし地すべりまでは対処できていない様子
はるか南の島の話であるが、沖の鳥島が沈没すれば日本への悪影響は大きいということは理解しておきたい