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2022 / 07 / 04  05:00

4億冊の書籍データで本の需要を読む

大手出版社が毎年出版する新刊本4億冊のデータを独自分析し、書店毎の需要を精緻に予想する

業界の返品率は3,4割で金額にして2000億円以上が無駄なコストとして消えているのが実情

「知のインフラ」を担ってきた書店の経営は苦しく、出版社主導で発行、配本、販売の構造問題にメスを入れる

 

書店は一般的に営業利益率が1%程度とされ、薄利多売な典型商売

しかしながら書籍数が減っているうえに、通販売買が普及し、書店の売り上げ高は2005年比較で4割も減少している

 

地域によって売れる本も当然違うので、配本回数の適正化、万引き防止用タグの開発を強化するとのこと

 

私は現在、近隣市内の会社に通っているが、通る書店は3店舗

あまり流行っているようには見えない

特に1店舗は、老人夫婦が経営されており、昔ながらの書店で、お客さんが入っているのをほとんど見たことがない

多分教科書などで、売上を建てているのだと思慮

 

駅前大型スーパーに入っている本やさんはまあまあの人流はあるし、私も時折雑誌を購入している

最近は、経営にかかる専門書をよく買っているが、すべてアマゾンかメルカリで買っている

高度な書籍は図書館で借りている

 

専門書でも入門レベルの書籍は2、3000円くらいだが、ネット上には半値くらいで中古本がいくらでも販売されている

書籍って、よほどいい本でないと何度も読まない

しかも読んでみないと、自分が求めていた内容かどうかもわからない

とすると、程度のいい中古本を買って、良かったらその著作者やシリーズ本を買うとはずれは少ないと考えたが、その通りで合っている

 

こういう人間がいるので、そりゃーますます書店経営は厳しくなると思う

旧態経営で「苦しい、不景気」だと言われ気の毒だとは思う

が、何らか創意工夫、販売チャネルの拡大が望まれる

やる気のある若い経営者でないと、新たな挑戦はできないかもしれない

 

 

2024.05.02 Thursday