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2022 / 06 / 21 05:00
テクノロジスト 排泄物の臭いをAI検知させ、介護職の負担を軽減させる
テクノロジーで介護の「わからない」をなくしたいとの思いで、起業された女性がいます
介護で抱いた無力感を糧に、臭いで排泄物を検知するデバイス開発に取り組む
デバイスはベッドに薄いシートを埋め込み、AIを使って排泄の有無を検知し、漏れやおむつ替えの「空振り」を防ぐ
日々葛藤する介護者が自信をもって高齢者に接することができるよう、先端技術で現場に新風を吹き込む
開発までは相当苦労されたようだが、敵はおむつメーカーであったという節の記述がある
おむつメーカーとしてみたら、こんなデバイスを開発されたら、おむつが売れなくなるし
介護者の努力や負担を前提にしてきた旧来の現場では、人の手に価値を見出す傾向が強い
AIを使うことで、介護者の負担が減り、よりよい介護につながる意識を説き、賛同を拡げていった
今では利用施設は100以上に拡がっている
など、賛同した企業にはパラマウントベッドもあり、まさに同社にとっては、新製品開発にはベターな選択であったのだと思う
それにしても、おむつメーカーとは、どんな戦いをしてきたのが気になるところではあります
大手メーカーのいやらしい部分がこういうところにも出ているのですね