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2022-05-30 05:00:00
インドの世界観
対ロシア政策を巡る米欧豪日とインドとの世界観の差とみる
第二次大戦以降、西側諸国は、世界の繁栄を支えてきた米国主導の秩序を守ることが利益にかなうと信じている
こうした立場からすれば、ロシアは既存の秩序を乱そうとする無法者である
一方のインドは、米国主導でなく多極的な秩序。簡単に言うと複数の大国が並立するどんぐりの背比べ状態の世界を目指している
インドは特に、中国の台頭を危惧している。このため中国の抑え役として米国やロシアにも中国と変わらない程度の大国のままでいてほしい訳である
またインドは、自国の近隣で起きた、アフガン紛争や、アフリカ紛争で起きた問題で欧米は難民問題などの対応をしてこなかったのに、いざ自国の隣国であるウクライナで紛争が起これば、世界各国に連帯を迫っている これは二重基準であり偽善だと言う
それでは、日米豪欧はどうしらいいか?
1.まずインドが中国を抑止できる軍事力を整らさえ、紛争をエスカレートさせないこと
2.武器の供与をすること
と記載してある
読んでいて感じるのは、武力には武力で対峙しなくてはならないのが現状なのだなと思う。
仮に日本が大陸と陸続きであったら、日本にこんな平和な日々はこなかったかもしれない。