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2022 / 04 / 26 05:00
マクドナルドの広告戦略 大人の階段
ここ数年マクドナルドの業績が好調である
巣ごもりが追い風ではあるが、従来の低価格色を薄めようとした戦略をとっている
マックは20年前には、59円バーガーとして売っていた時期もある
その当時は、私も30代であったがよく食べた覚えもある
(そのころから急速に太ったかもしれない)
成熟消費のなかでは量的拡大だけでは限界がある
外食、小売りなどの量販型ビジネスが必ずぶつかる壁である
実はマックは2018年頃から「価格」⇒「体験」を重視した高価格戦略に転換をしているのである
マックのマーケティングでは、
「ブランド価値とは、体験価値を価格で割ったもの」と定義している
文章だと??だが、具体的には、
消費シーンの拡大
大人向けプレミアム商品の投入
を基軸としている
お手頃マック ⇒ ちょいマックへの変更などもあった
特に変わったのかCMである
かつては、子供向けのかわいいCMが大半だったと記憶するが
最近は、漫才師ナイツを使った大人の哀愁ただよう世界をPRしてきている
離婚した妻の話、仲の悪い同期の話などを舞台としている
明るく前向きなシーンがよさそうに思えるのだが、
人は、順調な人生 < 逆風感のある人生
の方に共感しやすいとのことである
こういう考えはなるほどと思う
是非マーケティングの際につかってみたい