インフォメーション
2022 / 03 / 02 05:00
レーニンの言葉 「インフレが資本主義を破壊する」
経済活動には直接関係ないが、今回ウクライナ侵攻にあたりプーチン大統領の意図が今一つわからない。
これほど欧米が止めても侵攻するのは、単なる「強いロシア」を作りたいだけか?
また米国はウクライナで武力行使はしないが、それは当然で、ウクライナ問題は欧州とロシアの問題
しかし中国が台湾等へ侵攻すれば、それば米国のアジア太平洋戦略に真っ向から対立することから、即時の軍事行動もあり得る
かつては、米ソ2強の対立であったが、これからは米ロ中の3国の対立
日本もかつてのように、「誰もせめてくるわけない」とは言っていられない
今回のロシアの行動を見て本当にそう思う
さてかつてレーニンは「資本主義を破壊する最善の方法は通貨の堕落である」と言い、それを世に知らしめたのはケインズである。
現在、ロシア産のガス供給を止める戦略は、結果として、世界中のエネルギー価格の上昇をもたらし、インフレを引き起こす
物の値段が上がるということは、お金の価値が下がるということ
かつて、天安門事件も20%を超すインフレに、中国国民が不満を爆発させた
中国でさえインフレを最も恐れている
レーニン理論が正しいかどうかは、私にはわからないが、今回の戦争は、単なる武力衝突ではなく、インフレにより、資本主義国を弱めさせるという周到な戦略であれば、
戦いは長く続く。
なので、「日本円で持っていればリスクは全くない」というのはまやかしで、自分の財布の重さは変わらないが、その価値がどんどん下がるということ