メモ(覚え書き)
一見同じように見えますが・・・
昔、藤山寛美さんというとても有名な喜劇役者さんがいらっしゃいました。
この方は、「あの劇団の劇が評判だ」と言われるとそれが小さな劇団でも勉強のために見学に行かれたそうです。
「なぜこの演劇が人気になっているのか?」「どのようなことをお客さんが求めているのか?」などをつぶさに見て、ご自身が所属されている劇団の舞台にも取り入れるべきものなのか、そうでないのかを判断されていたみたいです。
その際に言われたことが「知っているけれど、必要ないと判断してやらないことと、知らずに出来ないことは、結果としてやらないということではあるが、その内容は全く違う」ということのようです。
以前、このサイトでも同じような一見同じように見えるが、その内容が異なるというクイズについて書きました。
https://r.goope.jp/matobaseisakusyo/info/4093900
世の中の進歩が速すぎてなかなかついていくのは大変ですが、日々勉強というのは忘れないようにしたいと思います。
長方形の面積
掛け算には交換法則が成り立ちます。
a x b =b x a
でも長方形の面積を求める場合は、小学校で「縦 x 横」でないとダメと言うお話を耳にします。
例えば・・・
アメをひとり3個ずつ配ります。7人に配るためにはアメは全部で何個必要ですか?
というような問題の場合には、最終的に知りたいのは個数なのでかけられる数にアメが3個、かける数に7人となり、
3(個) x 7(人)=21(個)
という順番に記述するようにするのは意味があることだと思います。
でも、面積の場合は縦の長さも横の長さも同じ単位なのでどちらでもいいような気がします。
ちなみに海外だと長い辺の長さ x 短い辺の長さと教えるの国のほうが多いそうです。(日本でも明治以前はこの長辺 x短辺だったみたいです)
曲げR
いただく図面に下図のように曲げの内Rを記載されていることがあります。
この図面通りに行おうとすると、専用の金型を作る必要が出てきます。
板金加工で行う曲げ加工では、内Rは基本的に使用するV幅に影響を受けます。
SUSの2㎜の板を直角に曲げた例ですが、V幅は同じ18㎜のものを使用しています。
左側がパンチの先端RがR0.2、左側がR3.0のものです。横から見るとさほど違いはないことがわかります。だいたい使用するV幅の1/6が製品の内Rになるようです。
今回V18を使用していますので、内Rは1/6の約R3になっています。
ただし、ここに製品を比べてみると少し違いが出てきます。
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R0.2のほうはパンチの食い込んだ後が見られます。この食い込みは通常は問題ないと思いますが、振動などに耐えるための部品を作る場合には、この食い込み部分で金属疲労が起こり、破損する可能性がありますので、その場合は同じV幅で曲げるにしても大きめのRで曲げることが必要になります。
それから、一般的に90度の曲げもボトミングと言われる曲げ方で行いますので、パンチの先端Rよりも実際の製品の内Rは少し大きくなります。
そのため、図面通りに内Rを出そうとすると、先に記述しましたが専用の金型を作る必要があり、短納期、低価格での加工は不可能になります。
ちなみにt3.2を曲げるのにV18を使うことが多いのですが、内Rが1だとその場合はV幅が6㎜ということになりますので、
90度に曲げるだけの押込み量を得ることが出来ません。
また曲げの外Rについてですが、曲げの外側には引っ張りの力がかかるために板厚が薄くなります。そのため板厚t3.2で内RをR3で作ったとしても、外RはR6.2にはなりません。
支障がないのであれば、加工業者さんに最小Rで製品を製作したもらうほうが無駄なコストがかからなくなります。
好きこそものの上手なれ
普段は学生時代が自分にあったかどうかもよく覚えていなかったりするのですが、ある英語の授業中に先生が雑談で話された一言は今でもよく覚えています。
「君らは、数学の教授とプロのサッカーの選手だとどちらが偉いと思うか?」
その先生のお話では、「数学の教授は算数や数学がおもちゃだった。サッカーの選手はサッカーボールがおもちゃだった。そのおもちゃで遊ぶのが楽しくて、ずっと遊んでいた延長線上が数学の教授だったり、サッカーの選手だったりする。そこに差はあると思うか?」とのこと。
昔お世話になった知人に「お前の親父、遅くまで仕事をしたり、休みの日でも働いて、みんなから働き者やって言われてるやろ? それはあの人が好きでやってんねん。工場でもの作ってるのが好きなだけやねん」って言われたことがありますが、本当にそうだと思います。
まさに「好きこそものの上手なれ」です。
伝説の営業マン
この3月までトーヨー南海株式会社の社長としてご活躍されていた伝説の営業マン江谷さんが、ゴールデンウィーク明けの5月10日に、弊社に遊びに来られました。
「最近の営業さんは、来ても用が済んだらすぐにかえるだけなので、担当が代わった後で、また会いたいなぁと思える人がいない」と普段言っている高齢の母親も、久しぶりに江谷さんに会えて大変喜んでいました。
社長退任後、連絡も取れないと思っていたところ、エステーリンクの上田さんが江谷さんにお話してくださり、今回の機会を作ってくださいました。
上田さんにお礼を言うと、「私の営業の目指すところは人と人を繋ぎ、人の輪を広げて行く事なので、嬉しい事ですし、感謝です。」とお返事をいただきました。
弊社のような小さな工場にも、ちゃんと向き合っていただいた営業さんには本当に感謝しています。またそういう方々は実績も本当にすごい人ばかりです。
昨年、アマダさんで売り上げが1番になった佐藤さんに、新人の頃にお話した話題がきっかけですと言われたときには、涙が出るくらいうれしかったです。
弊社もお客様のために少しでもお役に立てるよう頑張らないとと改めて思いました。





