メモ(覚え書き)

2025-03-09 11:39:00

曲げ近くの穴②

曲げ近くの穴の続きです。

それでは同じ寸法のところに穴の大きさが異なるようにしたらどうなるのでしょうか?

t4.5の板をV25の金型で曲げた際、穴の端までの距離は11㎜になるように曲げてみました。

結果はご覧の通りです。

DSCN0741.JPG

見た目の穴の変形はそんなにもありませんが、曲げ近くの穴の円周部分は、直径が大きくなるにつれて、抑え込まれている影響部分が大きくなっています。

ノギスで寸法を測ってみると、圧縮のかかる曲げ内側の寸法はΦ10で-0.1、Φ20で-0.2、Φ30で-0.3ほど小さくなっていました。

 

 

 

 

2025-03-09 11:11:00

曲げ近くの穴①

アマダさんのホームページや配布されている資料では、曲げ近くの穴の変形を防ぐための寸法として以下のような計算式が紹介されています。

スクリーンショット 2025-03-09 110410.png

でも、展開寸法を求める際はした図のように中立面の長さで求めますが、直線部分は変形しないと考えています。

スクリーンショット 2025-03-09 111738.png

板厚t3.2の板をV18で曲げたとすると、計算上内RはR3となるので、アマダさんの計算式では

S1=2.5x3.2+3=8.7

展開の時の考え方では直線部分までの距離は図のように考えると

スクリーンショット 2025-03-09 112015.png

S1=3.2+6=9.2

というので以下のようなモデルを作り、結果を見てみました。

加工条件.png DSCN0744.JPG

右の写真がその結果です。やはり9㎜くらいから穴寸法の変形は少なくなっているようです。

このようなモデルは実際に作ることはないでしょうが、曲げ加工をするときに注意が必要になります。

DSCN0746.JPG DSCN0747.JPG

写真の左側の曲げ傷の幅と右側の傷をご覧ください。左側の傷の幅のほうが大きいことがお分かりいただけると思います。これは左側は穴が金型の肩に乗っているため、左側のほうが金型に接している部分が少ないために、摩擦の力が右側に比べると小さくなり、曲げ加工の最中にずれていることを示しています。立ち上がり寸法をそろえるためにバックゲージにはその分のずれを考慮して、材料を当てる必要があります。

 

 

 

 

 

 

2025-02-25 09:45:00

誕生日

2/25は母の84回目の誕生日です。

30年前に工場を増築した際にできた26段の急こう配の階段を、今でも毎日頑張って上がり、事務所入りしています。

最近は母より年下の人でも、「階段上がるのしんどいから、お母さん呼んできてくれる?」と言われることも多くなりました。

そのたびに一回降りて、また上がって・・・

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2025-01-18 16:04:00

コストダウン

名前を聞けば、多くの人がすぐにわかる大企業さんの見積もり図面をお取引先様よりお預かりしました。そのなかで、図面をよく見るとタップ位置や穴の位置、寸法などの関係から、おそらく蓋と本体との関係になるのではないかというものがありました。

ただ、これが私の思い違いであればいいのですが、製品名や図面にはお互いの関係性を示すものはありませんでした。(それだけに関係性が下記のようにあるならば、結構やっかいなことが発生します。)

 

下図のような蓋と本体の関係になるのであれば、大きな問題がこの数枚の図面には問題があります。

スクリーンショット 2025-01-18 154823.png

パット見る限り一見何も問題はなさそうに見えるのですが、板厚が2.3㎜なので蓋の内寸は200㎜ということになり、フタと本体との間に隙間がありません。隙間がないと本体に蓋ははまりません。(厳密なことを言えば、板厚は少し薄めになっているので隙間はあると言えばあるのですが・・・)

スクリーンショット 2025-01-18 154912.png

それだけではなく、公差は一般公差でしたので200㎜の場合、ふつう±0.5㎜ということになります。

そのため、蓋と本体の寸法が

スクリーンショット 2025-01-18 155209.png

ということになり、

スクリーンショット 2025-01-18 155808.png

最悪こんな蓋と本体が勘合しない状態になったとしても、どちらも不良品ではないということになります。

さらに問題は、お見積もりした結果で、蓋は弊社が製作することになり、本体は別の会社で作ることになりました。

昔ならコストダウンということで、蓋と本体の合計の安いところに発注されていましたが、現在は各部品それぞれが一番安いところに発注するという考えになっているみたいです。

一応弊社としてはプラス目の公差で製品を提供させていただきました。NGのご連絡はなかったので、大丈夫だったのでしょうが、入らなかった場合作り直しの必要があり、コストダウンどころではないと思うのですが・・・。

 

ちなみに今回の場合、蓋はプラス公差、本体はマイナス公差の記述さえあれば、別々の工場で製作したとしても、問題は発生しません。

2025-01-10 08:18:00

ショートフランジ

SUSt1.5の製品で立ち上がりが4㎜の製品のご依頼を受けました。

スクリーンショット 2025-01-10 081036.png

曲がるかどうかわかりませんでしたので、写真のような裏技でテスト加工した結果、曲げが可能とわかりましたので、何とか製品を作ることが出来ました。

DSCN0713.JPG

 

 

 

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