講師(宗夜)ブログ
●不調に学ぶ
二十代半ばにアトピーを発症して以来、何かと肌トラブルに悩まされてきました。
いまは更年期真っただ中。
昨年からつい先月までやや重い症状が続いていました。
昨年の秋、ちょっとおかしいぞと思ったところでジョギングを始め快方に向かいました。
ところがしばらくしてまた新たな症状が出ました。
薬に頼るのは抵抗があったので、何とか食事や生活習慣の改善で治そうと試みました。
薬が悪いわけではないのですが、薬に依存してしまうことが怖かったのでした。
自分では健康なつもりだけど、
どうして症状が出るのかなぁ…
何を変えたら良いのかなぁ…
と思って白いご飯を口に運んでいた時、
『あれ?美味しくない』
と感じたのでした。
私は炊き立ての白いご飯を頬張るのが好きで、銘柄にもこだわってご機嫌な夕飯…のはずなのに。
美味しくない。なぜ?
明日から麦を混ぜてみよう。
もち麦を混ぜてみるとこちらの方が自分には美味しく感じました。
でもちょっと物足りない。
明日から発芽玄米を混ぜてみよう。
あ、これだ。
明日は玄米オンリーにしよう。
あ、こっちだ。
明日は玄米に雑穀米を混ぜてみよう。
あ、もっとこっちだ。
明日は玄米に雑穀米と小豆を混ぜてみよう。
あ、もっともっとこっちだった。
そうか
気付かないうちに私の体には白米は合わなくなっていたのか…。
不思議なもので『気付き』の時には、ふさわしい情報が次々とインスタや動画に現れます。
『16時間ファスティング』
ああ断食ね。流行っているよね。
とつらつらと見ているとこんなことを紹介していました。
。。。。。。。。。。。。。
●16時間の断食で若返る
●食事は8時間の中で済ませる
●週3回以上、息が切れる程度の運動を30分以上取り入れると効果的
●サーチュイン遺伝子🧬が各所で活性化する。
●脳での活性化が顕著なため集中力や記憶力が向上する
。。。。。。。。。。。。。
動画で話していたのは海外の医師でした。
『私はこの方法で20代の頃よりも健康です。10年前の映像をご覧ください。50代半ばの今の私の方が若々しく見えることでしょう。』
ほうほう…
あれ?ちょっと待って。
同じようなこと宗嘉先生が実践されている。
『武道をするから痩せなきゃ』
と言って夕食はお早め。
お聞きするところ17時00分前後。
その後は水分のみ。
週3回(今は4回)の武道稽古。
各回2時間みっちり。
その生活を続けられて一年半。
先生の髪の毛はツヤツヤ。
拝見するところ白髪なし!
肌もトーンアップされた模様。
先生に初めてお目にかかったのが約10年前。
ところが今の方が断然若々しい。
あの情報は本当だったのか!
我も実践せねば。
と始めて1ヶ月。
手荒れが劇的に改善されました。
皮膚が割れて痛くて堪らなかった手が、
一年中バンドエイドだらけだった手が、
変わりました。
不調はつらいけれど、向き合ってみると以前よりも健康になれたようです。
言葉を持たない体からのサイン。
これからも大切にしたいと思いました。
●出来る人の悩み
仕事・趣味・地域の事業などなど…
何にせよ人と人とが関われば、そこに悩みが生じるもの。
次第に現れるのが『出来る人・出来ない人』という差。
悩みというと…
『出来ない人』が持つものだと思われがちですが、出来る人の悩みもまた深いのであります。
出来る人は『出来るんだから大丈夫よね』と放っておかれやすいのです。
孤独を愛する向きもあるので放っておかれることが心地良くもありますが、放っておかれ過ぎると寂しくなります。
人間だから。
『出来て当然』
と思っているから褒められてもさほど喜ばないのですが、実は嬉しいという可愛い面もあります。
負けず嫌いで大変な努力家。
努力が高じて先生や上司を超えてしまうこともあります。
そうすると人間関係が軋んできます。
先生や上司のみならず仲間からも疎んじられて居づらくなります。
そして…
自分より遥かに出来ない人が上の人に可愛がられ、仲間の輪に入って楽しそうに交流している姿を目にすると、悲しいような腑に落ちないような気持ちを抱えるのです。
途端に何もかもつまらなくなって最終的には組織を去ることもあります。
または去らないまでも本来の能力が発揮できず悶々として、体や心に次第に不調を覚えることもあるようです。
優秀なだけにもったい無いのですが、『軋轢を生んでしまうクセ』を修正しない限りこの空回りが終生続くこととなります。
宗嘉先生は霊視による鑑定で約3万人の様々な悩みに触れられてきました。
生きとし生けるものは全て波動を発しており、宗嘉先生はその波動を辿って記憶などを視ておられます。
出来る人というのは、頭と気を使い過ぎて波動をコントロール出来ない状態にあると宗嘉先生は仰います。
課題を与えられると、どこか死に物狂いで取り組んでしまう。
楽しめば良いのに楽しめない。
そもそも楽しむという感情が沸かない。
最初からないのか、途中で何処かに置いてきてしまったのか、記憶がない。
褒められても素直に喜べない。
本当は嬉しい。
嬉しいけれども人前で喜ぶ方法が分からない。
そうやって二重三重に自分を武装させている精神構造に、誰よりも自分自身が疲れてしまう。
このような人たちは体が硬いのだと先生は仰います。
エネルギーはあるのに活かせていないのだと。
上手にエネルギーを循環させるために宗嘉先生が考えついたのが
『波動修正ウォーキング』
です。
体を動かして、自分と相手の波動を感じることで心が徐々に整ってくるのだと先生は力説されています。
実際にお稽古してみると、下腹(丹田というツボの辺り)がじんわりと温まってきました。
波動修正では相手の動きに自分の動きを合わせることが要求されます。
そこにあるのは上手・下手という優劣の差ではなく『思いやり』
思いやりの気持ちと、その表現方法を体得することで、出来る人の波動が更に高まることが期待できます。
そうすると単なる出来る人から、
『集団を運営出来る人』に変わってきます。
出来ない人を出来る人に変えたり、出来ないと思われている人の新たな魅力を見出して輝かせる力を身につけられれば周囲との軋轢も徐々に収まることでしょう。
リラックスのもう一つ先を求める方々に、波動修正ウォーキングはお勧めの講座です。
●集団脳という考え方
『集団脳』という言葉を最近知りました。
サイエンス系の番組で、ホモサピエンスのグレートジャーニーの回で飛び出したのでした。
アフリカ大陸で生まれたホモサピエンスは、その後大陸から全世界へと旅に出て約5万年かけて拡散を続けました。
ネアンダルタール人やその他の原人と一時的な共存もあったようですが、残ったのはホモサピエンス一種だと伝えていました。
生き残った種と絶滅した種の、大きな違いは何かというと
『集団の規模』
絶滅した種は集団の規模が小さかったとのこと。
多くても10人くらい。
それに対してホモサピエンスは20人〜30人の規模を維持していたと言います。
集団の規模が大きいことで様々な生存スキルに長けたメンバーを包することができ、環境の変化にも対応しやすかった。
これを『集団脳』と言うのだと紹介していました。
集団脳か…
いい言葉だなぁと思ったのでした。
似たような言葉に『多様性』があります。
金子みすずさんの詩に
『みんな違ってみんないい』
という優しく綴られた言葉もあります。
二つとも良い言葉だけれど、私の胸には今一つグッとこなかったのでした。
ややおとなしすぎると言うか、
『仕方ないよね』
という諦念を纏った感じにも聞こえるからなのでした。
ところが『集団脳』と名付けられると、全てのメンバーに独立した能力が与えられているというポジティブな響きに一変しました。
『存在するだけで価値がある』という考え方を持っている人がリーダーとなってメンバーを束ねたら、こんなに強い集団はないだろうと思うのでした。
そう言えば、我が師の宗嘉先生もよくそのようなことをおっしゃいます。
『覚えようが覚えまいがそんなことはどちらでも構わない。生徒さんは存在するだけで価値がある』
奥伝も、
奥秘伝も、
幻のお点前も、
ほぼ全てのお点前を覚え、
覚えただけでなく所作の美しさや間合いにもこだわって極め、
どこに出しても恥ずかしくないだけのクオリティを磨き続けておられる我が師匠が、
何年やっても一つのお点前を覚えることのできない生徒さんの手を取って、丁寧に丁寧に教えておられる。
『今日は右と左を間違えなかったね』
と一緒になって喜び、
『〇〇さんにはお茶を美味しく点てる才能があるね』
と心から誉めて茶室を温かな空気で満たす。
宗嘉先生に『集団脳』の話をしたことはありません。
もしもお話ししたら、
『まーた、そんな小難しい言葉…。そんな言葉はどうでも良いんだよ。このひと時を楽しみなよ。』
と笑うことでしょう。
ああこれがきっとNo. 1のリーダーの器だろうなぁと思いました。
●背中を鍛える座り方
正座している時に猫背になってしまう方をよくお見かけします。
『背中が丸くなってますよー』と注意すると背筋が伸びるのですが、ややもするとまた丸くなってしまいます。
この時に手の位置を工夫すると、自然に背筋が伸びるのでお勧めです。
手を太腿の上から1cm浮かせます。
右手が上、左手が下のまま、太腿から1cm浮かせます。
それでいて肩の力は抜きます。
するとアンダーバストに力が入り、肋骨がキューっと縮む感じになります。
同時に胸が開いて背筋が伸びてきます。
座っていても各所の力を抜かないようにしますと、隙(すき)のない美しさが生まれます。
茶道は武家から生まれた文化ですので隙があると美しく見えないのです。
ガチガチに武装する状態は良くありませんが、隙のない美しさを身につけることは老齢を迎える自分を守る力に繋がります。
見方や捉え方を変えれば、茶道の可能性は無限に広がりそうです。せっかくですから武家の子女になりきってお稽古してみてはいかがでしょう。
新たなご自身に出会えるかもしれません。
●脚を鍛える座り方
正座から立ち上がる時、どうしたらすんなりと立てるのか、生徒さんから質問を受けました。
まずは脚を鍛えることが大事だと思います。
例えば、正座も講師二人にとっては格好のトレーニングの時間。
何となく座っているのではなく、実は脚の力を抜かずに正座を続けています。
《脚を鍛える座り方》。。。
・踵(かかと)からお尻を1cmほど浮かせます。
・そうすると1分ほどで膝の辺りがパンパンに力が入って痛みが出ます。
・膝の痛みが出たら、踵にお尻をつけてOK🙆♀️!
・ただしお尻を極度に緊張させてカチンコチンに固めた上で踵に付けます。工藤はこの時にお尻と踵がボクシングしているイメージを持っています。
(エイドリア〜ン🥊)
・膝の痛みが少し治ったら1cmから1mm引いた9mmを踵からお尻を浮かせることにします。
・膝の痛みが出たらまた、お尻をカチンコチンに緊張させて踵に付けます。
↑
これを繰り返して1mmずつ距離を縮めて行き、一巡したらまた1cmに戻す。
。。。。。。。。。。。
このようなことを皆さんのお点前を拝見しつつ行っております。
これを継続していくと膝が痛くなる時間が少なくなってきます。
ただ、膝にも腰にもかなり負荷が掛かりますのでお勧めしているわけではありません。
単に工藤はこのトレーニングが好きで、自分で編み出した自分一人の密かな楽しみです。
でも私自身はこの習慣のおかげで脚が鍛えられたように思います。
最初は膝が痛いのですが、この痛みを無理矢理にでも『気持ちいい』と思い込みますと、本当に気持ちよく感じるようになってくるのであります。
エビデンスはありません。
私の思い込みです。
思い込みではありますけれども、人間とは思い込みの強い動物ですのであながち遠からずと感じております。
1日に作られる血液の量は大体みんな同じくらいに決まっています。
ところが生活習慣によって血液がどの部位に割り当てられるかは人によって異なります。
それが積み重なり、外見も含めて『人となり』を形成するものと思われます。
身体を鍛えたいと思って行動すれば、各所に必要な量の血液が流れていってその部位を強くしてくれるでしょう。
この方法でなくても良いので、すんなりと真っ直ぐ美しく立てるようになるために…
皆さまも是非ご自身の合う方法で脚を鍛えてみてください😊🤲