講師(宗夜)ブログ

2022-07-03 20:50:00

所作(9)●失敗体験こそ先生  失敗から這い上がる過程に人は共感する

あー、失敗した…問い合わせにも答えられなかったし…

ダメだなぁ…

どうしてあの時ああ言わなかったんだろう。

今だったらちゃんと答えられるのに…

落ち込みますよね。

落ち込むことは、実はとても必要な経験です。

自分が失敗するところは他人も失敗するところです。

苦労した人の勝ちです。

失敗した時の恥ずかしい気持ちを知ることも大切です。

『失敗と挫折を繰り返して人は強く賢くなる…』

と、よく本などに書かれています。

しかし、

それ以上に大きいのが周囲の共感を得られるという点です。

味方を増やすことができる。

失敗と挫折を繰り返すダメダメな主人公

このダメダメ主人公が紆余曲折を経て大物に成長する。

その姿に人は共感します。

朝の連続ドラマだけの世界ではありません。

現実でも同じです。

味方を増やすことは、

大人の女性にはとても大切です。

どこで誰が自分を助けてくれるか分かりません。

現代のように目まぐるしく状況が変わる時代はなおさらです。

そしてこの、失敗した時の対応が大切です。

・失敗したら認めて謝る。

・フォローしてくれた人に感謝する。

・同じ失敗を繰り返さないように分析して改良する。

・その後、全てを忘れる

『忘れる?忘れていいの?』

良いんですってよ、これが。

これは宗嘉の言葉です。

🟦宗嘉:忘れて良いんだよ。あー、やっちまったな。まぁ仕方ないな。  

そう思ったらそれで綺麗に忘れることだよ。

🔴工藤:忘れたらまた失敗しちゃうじゃん。

🟦宗嘉:そしたらまた反省すれば良いじゃん。

🔴工藤:おんなじ事繰り返しちゃうじゃん。

🟦宗嘉:繰り返せば良いじゃん。

同じこと繰り返しているように見えてちゃんと成長しているものだよ。

繰り返しても別に大丈夫なんだと思ったら、安心して繰り返さないものだよ。

 

ああ、そうか…。

幼児期のお母さんの心境か…。

おねしょを繰り返す我が子。

子どもだっておねしょしたくて、しているんじゃないですもんね。

本人が一番気持ち悪いし。情けないし。

おねしょに怒っても仕方ないですしね…。

失敗したくない事ほど、そういう時ほど、失敗を繰り返してしまう。

だけどその挫折感を味わって、しばらくすると、気がつかないうちに前の限界を超えられている。 

ただ…

自分ひとりで限界を超えるのは、ちょっと辛い。

そんな時は、一緒に超えていきましょう。

誰かに見守られていると、自分の心の軸が整います。

独楽(コマ)が回転するには丈夫な軸が必要です。

また、

自立し続けるには早いスピードで回転しなといけません。

自分が自分らしく在るために…

ヨシアン所作教室をどうぞご活用ください。

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2022-07-02 20:41:00

所作(8)●これなぁに?と聞かれたら  →即答。その後30秒以内で説明せよ

業務上の質問には即答できるよう日頃から勉強しておきましょう。 

その後、説明は30秒以内で簡潔に。

相手の集中力が保てるのは30秒くらいです。 

 

たっぷり聞かせるわけではないので、最も重要な事柄から順を追って説明します。

もしも分からないなら、分からないと正直に伝えて。

分かる人に素早くバトンタッチしましょう。 

 

当てずっぽうや知ったかぶりは要注意!

最初の答えが相手の記憶に焼きつきます。

後々に問題の火種として残りやすいので避けましょう。 

 

この技術は通訳ガイドの試験勉強で身に付けました。

試験では日本の歴史、地理、現代社会などの知識、そしてそれらを英語で分かりやすく説明する技術が測られます。

1次試験はペーパーテスト。

2次試験は口述による面接。  

試験に受かってからも、通訳ガイド同士でよく実地訓練をしました。

ガイディングの訓練です。 

 

ガイド同士のバスツアーで現地に向かう途中にマイクが回ってきます。

『これからマイクを回します。

各自25秒で自己紹介してください。

行きは日本語で結構です。

帰りは今日の感想を英語で。

3秒前からカウントダウンします。

ではどうぞ。』

 

25秒でと言われたらキッカリ25秒内でまとめます。

この制限時間を肌感覚で身につけることがプロのガイドに求められました。 

 

この肌感覚は、何もガイドに限ったことではありません。

業務を超えて必要な感覚です。 

 

ヨシアン所作教室でも話し方の訓練を毎回行います。

回を重ねるごとにご自身でも上達が実感できるようなカリキュラムとなっています。

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2022-06-29 20:35:00

所作(7)●集中力を身につけるためのイメージトレーニング

ーー集中力をつけるには雑念を消すーー

宗嘉が度々口にする一文です。

 

🔴工藤:雑念を消す?どうやって?

🟦宗嘉:ほらぁ、もうそれが雑念なんだよ。考えなきゃいいんだよ。

🔴工藤:考えないなんて、出来るんですか?

🟦宗嘉:だからそれを考えない。

🔴工藤:(いじめか…?)←心の声考えない、と言われても…。人間は考える動物ですし…。どーでもいい、下らないことを考える動物です。

🟦宗嘉:世の中は、どーでもいい下らないことで溢れているからね。まず、その情報を遮断する努力をする。

🔴工藤:と、言うと?

🟦宗嘉:下らないものには近寄らない。テレビを見ない、映画も見ない、コマーシャルを見ない。

🔴工藤:ほぅほぅ…

🟦宗嘉:工藤さんの場合は、親御さんに雑念が多かったんだね。雑念の多い人が、雑念の多い方法で育てた。

🔴工藤:そんなこと言われたって!私のせいじゃないじゃないですか!もうすぐ50歳になるのに、今さら子育て間違われた、とか言われても!

🟦宗嘉:ほら、そうやってすぐに怒る。雑念の多い人はすぐに怒るんだよ。雑念が火を付けるんだよ。

🔴工藤:だったらどうすればいいのか具体的に教えてくださいよ!

🟦宗嘉:記憶を書き換えるんだ。自分の都合の良い記憶を何度もなぞって。嫌な記憶の上に書き込んで、新しい方が本物だと脳に思わせる。

🔴工藤:で、どうやって?

🟦宗嘉:それは…、自分で考えるんだ。

人任せにしないで。そこに集中してごらん。

その時間は雑念が消えているよ。

 

ーーまるで禅問答です。

このようなやり取りをほぼ5年間、

宗嘉と続けてきました。

お陰で私なりの具体的な方法がようやく見えてきました。

……………………………………………

★夜寝る前に、要らない枝葉を剪定するイメージをする。

★楽しいことだけを考える

★理想の自分の姿を動画のようにイメージする。

……………………………………………

寝る前の時間がとても大切だと思っています。

その根拠になったのが脳科学の専門家の言葉でした。

脳科学の専門家が『睡眠時における脳の活動』

について話しているのを聴きました。

…………………………………………………………………. 

私たち人間の脳は睡眠時にも活発に活動している。

睡眠時間は、身体の動きをストップし、外部からの情報を遮断している。 

そして、

覚醒時に溜めていた情報の整理整頓を行っている。 

自分にとって有効だと思われる情報網

(神経細胞の軸索)

を伸ばしたり広げたりと発展させ、反対に必要ないと判断した情報網は整理している。

………………………………………………………………….. 

この言葉の後半部分(アンダーラインの箇所)に私は非常に注目しました。

🔴工藤:自分にとって有効である情報?それを脳はどう判断しているのだろう?

🟦宗嘉:その人がいつも考えていることだよ。

 

つまりはこういうこと

●あー楽しいなぁ、と日頃から考えている人 

→楽しい神経細胞の軸索が増える

●あー嫌だ嫌だ、と日頃から考えている人 

→嫌だという神経細胞の軸索が増える

 

いつも何気なく考えてしまう事柄が、

その人にとって重要だと脳は勘違いしてしまう。

この何気なく…がポイントです。

何気なく楽しいことをいつも考えていきましょう。

それが充実した人生のスタートです😊😊😊 

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2022-06-28 20:18:00

所作(6)●女性の特殊能力:母性本能

日々、生徒さまと接していて女性が仕事をするには『母性本能』が必要だと考えるようになりました。

子育て経験の有る無しは関係ありません。

子育て経験がなくとも豊かな母性本能をお持ちの方がいらっしゃいます。

実は最も必要なのは社会性です。

 

『子育て』と聞いて、

皆様はどんなことを想像するでしょうか?

小さな子供と母親がおままごとをしている光景でしょうか?

 

『お母さん』と聞いて、

どんな母親を思い浮かべますか?

優しい笑顔のお母さんでしょうか?

 

私の考える理想の母親はそのような甘いイメージではありません。

もっとクールです。

『子供を一人前にするお母さん』です。

目の前の子供が、

大人になったときに困らないような力を身に付けさせることが母親の最重要課題であると考えます。

母親の役割はそれ以上でもそれ以下でもないと考えています。

私自身は18歳になったら家を出すと心に決めて、すべて逆算して育ててきました。

年齢ごとに距離感を測りながら接し方をその都度修正し、18歳になったときに完全に手を放しました。

 

一番気を遣ったのは高校生活の3年間でした。

この3年間の私の接し方によって子どもの将来が決まると思って気を引き締めて過ごしました。

具体的に何をしたかというと...

自分の人生に集中したのです。

子供に意識を向けるのではなく、

自分を成長させるように自分に意識を向けました。

 

自分で自分を成長させる姿を見せることこそ、

10代後半の子どもに最も必要なことだと思っていたからです。

10代後半の子どもの接し方は難しかったです。

簡単ではありませんでした。

一日ごとにものすごいスピードで彼らは成長します。

身体も、脳も、心も。

親の矛盾点を見逃しません。

それを口に出さないで指摘するようになります。

陰険になります。

 

10代前半の中学生の段階では口に出して指摘しました。

『それ違うじゃん』

その後に親子ならではのやり取りがありました。

 

10代後半の高校生になると鼻でクスっと笑います。

そのあとに黙って自分の部屋へ...。

やり取りを拒否します。

射るような冷たい目を向けるようになります。

 

子どもが『お母さん、お母さん』

と無条件で母親を受け入れてくれるのは10歳までです。

その後は周りの大人と自分の親を比較します。

親の悪いところが目に付いて『ああ、こんな風にはなりたくない』と思うようになります。

それでいいのです。

自分なりの物差しができたことを親は喜ばなくてはなりません。

 

しかしそのまま終わらせてはいけません。

『自分の親もなかなかやるな』

とその後に思わせなくてはなりません。

それどころか『到底かなわない』

と思わせる必要があります。

10代後半の猛烈なスピードを超えて、

親の方が猛烈に成長するのです。

 

子どもは、自分が生んだとしても、

自分の手で育てたとしても、

自分より下だと思うと親を裏切ります。

それが野生の本能だからです。

本人のせいではありません。

しかしそれは悲劇です。

だれも幸せにならないのです。

子ども本人のためにも、親を裏切るような人間に育ててはいけません。

 

子どもよりも遥かに優秀であり続ける。

子どもが大人になっても親の仮面を脱がない。

迎合しない。

ダメなものはダメだと筋を通す。

大人同士としての冷静な距離を保つ。

子どもの幸せを願う前に、まず自分が幸せになる。

すべてにおいての手本となる。

 

これが私の考える理想の母親です。

どうでしょう?これは、

そのまま理想の上司像ではないでしょうか?

必要なのは出産経験や子育て経験ではないのです。

社会性です。

 

男性的だと思われるかもしれません。

でもやっぱり女性なのです。

根底に相手の人生への愛情があるからです。

出し抜くのではなく、共存共栄の精神です。

そしてやっぱり幸せになってもらいたい。

我が子にも、生徒さまにも。

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2022-06-27 15:53:00

所作(5)●伝わる話し方:指示の出し方。急がば回れ。

相手にしっかりと情報を伝えるには速さのメリハリをつけることが有効です。

様子を表す言葉をゆっくりと発音することをお勧めします。

品詞でいうと、形容詞や副詞、形容動詞などです。

美しい、きれいな、静かな、とか。ゆっくりと、素早く、丁寧に、とか。

面白いのは、『素早く』です。

『素早く』の発音はゆっくりとを心がけます。

相手に注意を促すときも同じです。

テレビのアナウンサーが台風情報の折に

『素早い行動を取ってください』と、

ゆっくりはっきり発音していました。

私たちの日常でも同じです。

 

仕事の現場で、

迅速な対応を迫られているとしましょう。

一度目は『素早くお願いします』

とゆっくりはっきりと発音し、二度目に

『それでは素早く!』と早めに発音します。

まずは相手に確実な情報伝達をし、

状況を認識してもらいます。

その次にどうしてその行動が必要なのか、

理由を簡潔に説明します。

それから、少し早めの口調にて『はい、それではお願いします!』とゴーサインを出します。

 

目の前の相手を意のままに動かすのは簡単なことではありません。

多少面倒でも理由を説明する手間が必要です。

省いてはいけない手間です。

子供の場合も同じです。

子供はすぐに『なんで?』と理由の説明を求めます。

大人は口には出しませんが、

やはり理由を説明してもらいたいものです。

『いいから早く!』などとゴリ押しはできません。

また、急いでいるからと焦って『早く、早く、早く』と発音すると舐められてしまう可能性があります。

焦っている姿は美しくないので相手に不快な印象を与えるのです。

美しくない様子には『スキ』があります。

スキを見せてしまうと相手が心理的に優位になり、指示通りに動かすことが難しくなります。

 

焦る状況が避けられないことも多いのですが、

どんな状況でも美しくいようとする心構えが大切です。

『そんな...、いつもいつも美しくいるなんて無理よ!息が詰まっちゃうわ!』

大丈夫です。何事も習慣です。

最初から100点を取ろうとしないで。

1点から始めましょう。

1点から地道に積み重ねていこうとする慎ましさこそが、本当の美しさなのです。

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