講師(宗夜)ブログ
所作(14)●野生動物に学ぶ大人教育の極意
動物のドキュメンタリー番組が好きです。
世界中の猫ニャンを映した番組に癒されたり、身近な鳥や動物、また野生動物の生態を特集した本格派の番組も好きで見ています。
特に野生動物の番組には、印象に残るものがあります。
仕事に活かせるヒントがたくさん含まれているように思うのです。
野生動物には『弱肉強食』という避けることのできない厳しい掟があります。
その掟の中でどのような工夫をして自分の群れを生かし続けているのか、とても興味があります。
先日はトラの特集を見て、その子育て方法にとても感心しました。
トラのお母さんが4匹の子どもを育てていました。
オスが3匹、メスが1匹でした。
子どもがまだ幼い赤ちゃん時代には、お母さんはまず子どもにエサを与え、自分は後回しにしていました。
食べたいだけしっかりと食べさせて、その後で自分がゆっくりと食べました。
ところが狩りの仕方を教えられるくらいに大きく成長すると、突然に態度を変えました。
子どもがエサを食べようと首を伸ばした途端、
『ガオー‼️』と叱りました。
その気迫は凄まじく、子どもはすぐに身を縮めました。
子どもの顔まわりの毛がお母さんの鼻息で後ろになびいていました。
子どもは何が何だか分からない様子。
一旦キョトンとし、
『え?お母さん、嘘だよね?』 と信じられない表情を浮かべながら、もう一度エサに首を伸ばしました。
すると先ほどよりも大きな口を開けて、鋭い牙を子どもにわざと見せつけながら、
『ガッオオーー‼️』 と威力の増した声でハッキリと子ども相手に吠えました。
子ども達の反応↓
『えええぇぇ〜〜〜⁉️』
『お母さん、優しいんじゃなかったのぉ〜⁉️』
この瞬間に親子の関係が変わりました。
序列をハッキリと理解させたのです。
『働かざる者食うべからず』
目の前で狩りを成功させ、狩りの仕方を教えると同時に、自分の力を子どもに示す。
その後もやはり力を見せつけるようにゆっくりとエサを味わう。
自分が満足して食べ終わった後には、ゆったりとエサから離れて子どもにエサを食べさせる。
子どもの中にも序列があり、オスが先。
力のないメスは一番最後。
先に食べたければ狩りの力を身につけて群れに貢献し、序列の順位を上げていくしかない。
これをしないとどうなるか?
序列が崩れて群れはバラバラ。
子どもはお母さんの言うことを聞かずに狩りのテクニックも身につかない。
それどころか最後はお母さんが子どもに食われなねない。
野生はタイミングを逃しません。
優しい顔と厳しい顔。
その二つを使い分けるタイミング。
すごいなぁ。見事だなぁ。
とても感心しました。
これは人間の世界でも当てはまります。
大人同士の組織においても同じだと思います。
私どものような教育系サービス業においても、
一般の企業においても、
『人を育てる』という意識は欠かせなせん。
優しい顔だけでも厳しい顔だけでも上手くいきません。
最初はもちろん優しい顔から入ります。
何も分からない状態で始められるわけですから。
手を取って一つ一つ優しく丁寧に教えます。
優しく優しく教えていると、人によっては立場の違いを分からなくなる方もいらっしゃいます。
生徒と講師ではなく、友達のような、肉親のような、どんな関係なのか分からなくなってしまうようです。
こうなるとお教室全体の雰囲気にも影響してしまい、真剣なお稽古が難しくなることもあります。
そのような事態になる前に、しっかりと向き合って『きちんとしましょうね』と伝えます。
一瞬ピリリと緊張した表情になります。
しかしやがてこちらの真意を受け止めてお稽古を真剣に行ってくれるようになります。
先日もそうでした。
お稽古で足の動きが苦手な生徒さまがおられました。
今までずっと質問を受けるたびに一緒に動いてお教えしていました。
ですがある時、
『本当はこの方、自分で出来るのではないだろうか?』
という気持ちが湧きました。
『時間が掛かっても、間違っても良いから、自分でやってみてください。』
と伝えました。
その生徒さまは一瞬動きを止めましたが、今まで教えた通りにきちんと動くことができました。
今までの指導が、ようやく記憶となって定着した瞬間でした。
ご本人もすごく嬉しかったようです。
自分を信じることは、全ての活動のエネルギーの素となります。
自信をつけることが生きる上で大切なのは、子どもよりもむしろ大人の方かもしれません。
大人にふさわしい返事の仕方や、歩き方、美しく見える正座の仕方など…
細かい指導を重ねるうちに、その方は美しく変わっていかれました。
それは、
最初の丁寧で親切な指導と、
少し距離を置いた厳しめな指導、
この効果的なバランスの成果だと思われます。
バランスの取り方は、状況により様々に変化します。
変化の激しい今日を生きるには誰もが必要とする能力です。
日常の所作を見直して、
まずは身体のバランスを整えましょう。
その後に自然と精神的なバランスも整ってきます。
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和から学ぶ気品ある仕草 美しい所作教室
所作(13)●本気で付き合いたくなる女性
立場を超えて、人間として向き合いたいと思わせる女性がおられます。
その方の持っておられる人間性に惹かれるのだと思います。
私どもは講師ですから技術をお教えしています。
技術そのものはこちらから提供しますが、このような波動の高い女性からは、私どもも同時に何か大切なものを頂いているように思えてなりません。
そのような方々は、
心地よく、清潔感があり、魂が素直です。
本気で向き合う姿勢に、本気で応えてくださる。
一生懸命教えたものを、一生懸命受け取ってくださる。
技術の上達も早いし、周りの人と溶け込むのも早く、よく好かれます。
『とにかく真面目である』
この一言に尽きると思います。
承認欲求が次元の高いところにあるようです。
人間ですから承認欲求を失くすことはできません。
しかし大人は承認欲求の質を高める必要があります。
子供のままの承認欲求をいつまでも引きずってはいけません。
承認欲求の次元が高くなると、簡単に他人の注目を集めようとはしなくなります。
安易な道を選ばなくなります。
目標地を遠いところに設定して、地道に一歩ずつ、しかし確実に積み重ねていく。
この積み重ねていく過程そのものを心ゆくまで愉しむ。
時間を大切にする。
空間も大切にする。
大切にされれば誰でも嬉しいから、時間からも空間からも大切にされる。
生き物でなくても、人工のものでも、
また、時間にも空間にも感情があると私は思っています。
宗嘉も『ある』と断言しています。
ステキな方々には共通点があります。
いくつか紹介します。
●波動の高い女性の共通点
・集中力が高い
・TPOの把握が正確
・雑談もするが、大事な場面では全く喋らない
・質問が少ない
・姿勢が良い
・身綺麗にしている
・時間の使い方が上手
・体力の使い方が上手
・他人を問い詰めない
・必要以上に謝らない
こういったところでしょうか…
すべて大人の女性に大事な要素です。
つまり『自分』というものをしっかり作り上げているという印象です。
いつも身綺麗にしていらっしゃるのにも感心します。
着飾るという言葉とは少し違います。
姿形を整えていらっしゃる。
根底にお相手への心遣いがあるとお見受けします。根が優しいのでしょう。
お家の中もきっと綺麗に片付いていることでしょう。その方の日常が目に浮かぶようです。
結局のところ、日常の過ごし方が大切となってきます。
日常の過ごし方が整うと、
誰でもいつからでもステキに輝きます。
ステキに輝くスタート作りは…
ヨシアン所作教室で。
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和から学ぶ気品ある仕草 美しい所作教室
所作(12)●好感のもたれる声の出し方
《心地よい声》
・丸みを帯びた声。
・話し始めの音を丸くする。
丸みのある柔らかい声には、相手に内容を正確に届けようという思いやりがあります。
聴者は思いやりを感じ取ると、話者に対して無条件に好意を持ち、よく聞こうと努力します。
キャリアを十分に積んだアナウンサーの方々がこの声の出し方をされています。
訓練を積んだ柔らかい声となっていることが多いです。
そしてこの柔らかい声の方が、内容がよく伝わってくることにも気付くでしょう。
柔らかい声を出す方々は、顔の表情も柔和です。
変化の激しい現場に身を置くからこそ、ニュートラルな立ち位置を維持しようという心持ちが感じられます。
私はこれを『黒子の美』と呼んでいます。
年齢を重ねるに従い、自分の個性を後ろに後ろに引いていく『黒子の美』の意識が必要です。
自分の個性ではなく、
内容を第一に相手に届ける。
内容が頭に最初に入るため、話者の顔は記憶に残りません。
しかしその経験を何度も繰り返すうちに、話者に対しての信頼感が湧きます。
能力という枠を超えた、人格に対する信頼感です。
ここまでの信頼感を得られるようになると、仕事の運びもスムーズです。
柔らかい声の出し方の訓練も、ヨシアン美しい所作教室で段階的に行っていきます。
具体的な方法をブログにて後々に紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!
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和から学ぶ気品ある仕草 美しい所作教室
所作(11)●思い出は、思い出さない
子供の頃、こんなことがあって、あんなことがあって…。
何の気なしに宗嘉に話していた時のこと。
🟦宗嘉:昔のこと随分と頻繁に思い出すんだね。
🔴工藤:ああ、そうかも…。
🟦宗嘉:それ危険だから今すぐ止めた方がいい。
🔴工藤:どういうこと?
🟦宗嘉:お母さんもそういう癖あったでしょう?
🔴工藤:ありましたね。
🟦宗嘉:で、昔のこと思い出しては工藤さんに愚痴っていたでしょう?
🔴工藤:愚痴ってた。まるで今目の前で起こっている事態かのように詳細に説明しながら、怒りながら愚痴ってた。私に同意を求めながら。
🟦宗嘉:それが病気で亡くなる原因だったんだよ。
🔴工藤:そうかも知れないけど。母の場合は嫌な思い出でしたよ。いま私が話しているのは良い思い出だし…。何が問題なんですか?
🟦宗嘉:思い出は過去のことでしょ?いま現在のことじゃないよね?工藤さんに限らず、女性は過去を分析するのが好きだよね。
🔴工藤:そうですね。
🟦宗嘉:だけど、それを繰り返すと…。認知症になるよ。
🔴工藤:認知症?私はまだ40代ですよ。後半だけど。
🟦宗嘉:年齢は関係ない。いま、この瞬間を生きていない人はすでに認知症が始まっていると思った方がいい。
●過去の思い出に浸ることは危険。
●いま、この瞬間を生きよ。
宗嘉から事あるごとに言われる言葉です。
どういうことでしょう?
私たちは過去から未来に向けての一本道を歩いています。常にその途上にあり、自分がいま足をつけている地点だけが『現実』です。
ところが…
現実と思い出とのあいだを行ったり来たりと何度となく繰り返しているうちに…、意識が現実に戻って来られなくなるというのです。
頻繁に過去に戻るうちに、脳が過去を現実だと認識してしまうというのです。
その認識が誤りであることに気が付かなくなる。
ちょうど、パソコンのハードディスクの針が摩耗するが如く。現実に着地できなくなってくる。
時計の針が、今現在を忘れてしまい、あらぬところに意識を着地させてしまう。
いまを認知できない。
つまり認知症の始まりです。
甘美な思い出こそ消し去るべし。
と宗嘉は言います。
甘美な思い出とは、たいていの場合、他人から注目されたとか、優しくされたとか、承認欲求に由来していると言います。
そして遡ると最終的には乳幼児時代の思い出に辿り着くと言います。
🟦宗嘉:だから認知症になると乳幼児のように食事を自分で取らなくなって他人に口まで運んでもらったりするんだ。現実から逃げて他人に甘えて。優しくされる事だけを期待する。そういう風になりたいかい?
🔴工藤:なりたくない。
🟦宗嘉:そうだよね。それなら、今のこの瞬間に意識を集中させること。
いま、この瞬間を過去のどの時点よりも輝かせる。そのことだけに集中する。
でもどうやって?
答えはヨシアンの所作教室で。
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和から学ぶ気品ある仕草 美しい所作教室
所作(10)●魅力的な笑顔の作り方
顔の中心からふわりと花が開くようなイメージで女性の笑顔はステキです。
その方の魅力が周りに伝わる瞬間です。
人間は色々な表情を持ちます。
その中でもこの笑顔に人の本質が現れるように思えてなりません。
魅力的な笑顔を作るにはいくつかのポイントと注意点があります。
参考にしてみてください。
《魅力的な笑顔を作る時のポイント》………..
●顔の中心からふわりと花が開くようなイメージを持ちましょう。
●ふわりと、やや時間をかけて表情を顔の中心から全体に向かって柔らかく変化させます。
●急激に表情を変化させないように気をつけましょう。
●目線は、少し遠め。ぼんやりと全体を見る感じです。
《注意したいポイント》
●口は閉じてふんわりとした笑顔にします※1
●笑顔の時、目を覗き込まないように気を付けます※2
※1の詳細
大人の女性は、常に口の中は見せないようにします。
たとえ肉親でも、口の中は見たくないものです。
家族であっても大きな口を開けての大笑いは避けましょう。
家族でも一定の遠慮は必要です。
※2の詳細
軽く笑い合っている時、目を覗き込んでくる人が稀にいます。
心理的に不安傾向がある人に多いです。
関係を悪くしたくない相手であれば、2秒間相手の目線を受け止めます。
その後に自然に目線を外します。
1対1の場合は、
その方との関係性によって笑顔が変わります。
その都度ご相談くださいませ。
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このふわりとした柔らかい笑顔は、プレゼンなど多人数の面前での演出に非常に効果があります。
お好きなお花をイメージして鏡の前でトレーニングしてみてください。
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