講師(宗夜)ブログ

2022-08-14 19:36:00

 所作(24)●私の心を支える言葉②

《勝たんとして打つべからず。負けじとして打つべきなり。一目なりともおそく負くべき手につくべし。》

 

徒然草 第百十段より

吉田兼好が双六の名人に勝つ方法を尋ねたところ、このような答えを受けたとのことです。

 

『勝とうとして打つな。負けまいとして打て』

『一目でもおそく負ける手を選べ』

 

本当にその通りだと思います。

勝とうとすると、つい奇抜な策が浮かびます。

ところが、負けまいとすると一気に現実的になるものです。

 

負けまいという思いには、目の前に相手がいる感じがします。それが現実感を生みます。

相手の力量と特徴を瞬時に掴み、出方を予測し、策を巡らせる。

予測が外れたらすぐさま次の策を組み直す。

一手一手の攻防戦は、今実際に目の前で起こっていることで、身も心も一体となって勝負に向き合い集中している様子が伺えます。

 

それと比べると『勝とう』という言葉には漠然としていて、やや浮わついたような幼さを感じます。

 

現代では『勝ちに行く』というキャッチコピーをよく見かけます。

主にスポーツのポスターや受験期の塾の広告などに用いられています。

確かに勇ましい感じがします。

『負けるな』というコピーでは、パッと一目見たときに『負け』を連想させてしまい、ネガティヴイメージを与えるからかも知れません。

 

しかし、兼好の生きた中世の時代はどうだったでしょう?絶えず紛争が起きていた時代。

人権という概念すらありません。

常に命懸けです。

負けることもあります。

負けることも視野に入れながら、いかに最悪の負け方を回避するかまで考え抜く必要があります。

 

『たかが双六でしょ?』

と思われるかも知れません。

ところが現代の単なるボードゲームとは意味合いが異なります。戦(いくさ)の現場で活用できる頭脳戦の訓練でもあります。

 

戦の現場で、攻める方と守る方、どちらが強いか?

 

強いのは守る方だと言われています。

歴史学者によると、守る方が心理的に有利であり、かなりの確率で攻め込む戦よりも、籠城(ろうじょう)する戦のほうが勝っているとのことでした。

 

攻める側は敵地(アウェー)に赴いていることもあり、リラックス出来ず、早く終わらせたいという本音がある。

兵站(へいたん:食糧や軍備の補給)が滞りなく届くかどうかの心配もある。

 

守る方は『相手は侵略者だ』という共通の思いがあるため、仲間が結束しやすい。

平民と手を携えればかなりの軍力になる。

水源の確保ができていたり、食糧や武器を十分に用意していれば、戦にどれだけの期間を掛けられるか把握することができる。

つまり計画的に戦うことができる。

 

なるほどなぁ、と思いました。

攻める方、挑戦者とも言えるかもしれませんが、こちらのやる気を持続させるのは、かなり難しいようです。

『やってやるぞ!』という気持ちは火花のように一瞬パッと燃え上がります。

勢いは良いけれども、長く続かないのです。

 

『負けまい』という考え方。

私には大人の生き方そのもののように思えてきます。

若い頃のように無茶はできない。

体力や財産を失うわけにはいかない。

時間も限られていることが分かっている。

今あるものを温存しつつ、次なる手を考えて現実的に動く。

これこそ大人の知恵だと思います。

いま現在、自分の持っている物の価値を十分に理解した上で、その延長線上に未来を築く。

カッコいい…

まだまだ行けます、私たち。

いえいえむしろ、これからが面白い。

 

さぁ、私たちと一緒に素敵な大人の生き方を探りましょう。

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2022-08-13 15:37:00

所作(23)●記憶力を上げるには… 《自分編》《生徒編》

いわゆる『頭の良い人』と言われる人は、第一に記憶力に優れた人を指します。

 

その発展形が『仕事のできる人』となります。

仕事のできる人とは、逆算ができる人とも言えるでしょう。企画力、計画力はすべてこの逆算ができるかどうかに掛かってきます。

 

仕事が大きくなってくると一人で業務を担うことは不可能です。

複数の人間と連携を持つことになります。

仕事の連携を取るには、どの業務にどれだけの時間が掛かるのか、ざっと把握して相手に伝える必要があります。

 

その時に頼りになるのが記憶力です。

それまでの小さな経験の一つ一つを正確なデータとして蓄積し、必要な時に必要な分だけ必要なものを引き出せる力が記憶力です。

 

一つ一つのデータは点の状態。

点の状態のままでは意味を成しません。

 

色々な場所に色々な大きさの点(知識)を散りばめ、それらを関連づけて繋げていくとで記憶となります。

関連づけとは、比較して相違点を見つけていくことです。この作業により知識にタグが付けれて引き出しやすくなります。

 

その後、似たものもどうしが集められ、点と点が繋がり線となります。

これらの集合体が、どこかでまた関連づけられて、網の目のように脳の中で広がっていきます。

網の目ができるともう忘れません。

そして更に点を細かく打っていき、緻密な網の目に仕上げていきます。

こうすることで取りこぼしを極力少なくしていくのです。

 

《記憶力の上げ方・自分編》

★とにかく丸覚えする。

一つ一つ真剣に丸覚えする。

知識の点は多ければ多いほど良い。

とにかく点を打っていくイメージです。

バラバラに見えてもそのうちにまとまります。

一つ一つの意味にこだわらないこと。

こだわらない人から伸びていきます。

『意味がわからないから覚えられない』というのは単なる言い訳です。説明しても覚えません。

 

★最初から完璧を目指さないこと。

最初は50点満点とします。

そのうちに段々とハードルを上げていきましょう。何段階かに分けていくことで持続力が増します。自分で段階を分けられることも才能の一つです。短気を起こさず自分をゆっくりと育てていきましょう。

 

★心の中で自分を褒める癖をつける。

『私、やるねぇ〜!50点取れたじゃん』

無言で自分を褒めること。

周りの人に褒めさせないことです。

疲れさせてしまうから。

大人は人を疲れさせてはいけません。

周囲の疲れが、巡りめぐって自分に還ってきます。気がつくと自分の方が疲れているはずです。

 

《記憶力の上げ方・生徒編》

他人の記憶力を上げることは簡単ではありません。箇条書きでは説明できないので散文体で記します。

 

『なかなか覚えられないんです』

と嘆く方がたまにいらっしゃいます。

私どもでは、まず嘆くのをやめてもらいます。

 

嘆くと知識の点が打てなくなります。

そんなことないですよ、とか

そのうちできますよ、とか

慰めの声が欲しいのでしょう。

このような甘えを持った方は、慰めると

『そっか、じゃあいいや』

と努力するのをやめてしまいます。

目的は慰めの言葉を獲得することだからです。

慰めると目的が達成されて満足し、知識は増えません。

 

以前は

『褒めればいつか前向きになるに違いない』

と信じてひたすら励ましました。

しかし一向に前向きになりませんでした。

そのうちにこちらも褒めるのに疲れてしまい、

褒めることをやめた途端、教室を去りました。

 

人の指導をすることの難しさを知りました。

考えてみれば『褒めれば良い』とは、相手に対して非常に失礼でした。

相手の可能性を探す努力をせずに安易でした。

向き合っていませんでした。

 

今は『一つだけ』褒めることにしています。

努力したであろうポイントを一つだけ。

 

もしも、一つも褒めるところが無かったとします。全然出来ない。何も覚えていない。

その時は試しに一つだけ褒めてみる。

手を取ってリードする形です。

『努力するポイントはココですよ』と指し示すのです。

 

背筋が伸びましたね、とか

足のつま先を揃えることが出来ましたね、とか

 

出来ていなくても褒めます。

出来そうな課題を相手に提示します。

するとその課題に意識が注がれて、次回は本当に出来ています。

リーディング(leading)です。

 

リーディングすると生徒さんは

『えー?そうですかぁ?』

とまんざらでもない様子で笑顔になります。

 

が、ここで褒め過ぎない。

『ええ』と笑顔で冷静に言って、スッと引く。

 

以前は引き際が分からず

『本当です、本当です。すごいじゃないですかぁ!』

と盛りに盛っていました。

これはむしろ相手を嫌な気持ちにさせてしまいました。営業がバレバレだったのです。 営業で褒められても、嬉しくないですものね。

 

生徒さんが本当に求めているのは

魂と魂のふれあいです。

真剣に向き合った者どうしは厚い信頼関係で結ばれていきます。

 

講師と生徒さんとの信頼関係は、やがて生徒さんどうしの信頼関係へと発展し、コミュニティのネットワークへと形を変えます。

網の目のようなネットワークは変幻自在です。

時勢を捉えて上手く波の流れに乗ることができるはずです。

600年続いた茶道そのものであるように。

 

いかがでしたでしょうか?

自分の記憶力を上げることは、仕事をする上で必須の努力項目です。

また、自分だけではなく他人さまの記憶力を上げることも、年長者として社会的に避けられない役割かもしれません。

他人さまの記憶力を上げることで自分の記憶力も更なる高みへと上がっていきます。

皆さまのお仕事の現場で活かしていただけましたら幸いです。

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2022-08-12 10:07:00

所作(22)●私の心を支える言葉①

《偽りても賢を学ばんを賢といふべし》

徒然草 第八十五段の最後の一文です。

目まぐるしい変化の毎日。

時々私は妙に不安になります。

意図せずとも膨大な情報がドッと流れ込んでくる日々。轟音を発する濁流に呑みこまれそうな気持ちになるのです。

 

自分を見失ってしまいそうな時、自分の正気を保ちたい時に、好きな一文を呟くようにしています。徒然草はとても好きで、時々眺めています。

 

《偽りても賢を学ばんを賢といふべし》

 

良い言葉だなぁ、励まされるなぁ、といつも思います。

 

みんな賢くなりたい。

でも賢くなる前には、賢くない時代がある。

でも良いんだ。

結果が出てなくても、賢くなりたいと思って行動している時点で、実は賢くなっているんだ。

そう言い切っている一文。

まず、リズムが良い。

心にストンと来る。

 

講師の仕事をしていて一番苦慮するのが、如何にして生徒さんを上昇気流に乗せるか、です。

やる気スイッチと言えるかもしれません。

 

よし庵での私の担当は、茶道の入門・初級・中級と着付けです。

そしてお行儀とお作法なども担当しています。

 

教室に入ったらまず手洗いをしてくださいとか、

バッグはテーブルに置かないでくださいとか、

茶室には裸足で上がらないでくださいとか、

貴重品は自分で管理してくださいとか、

返事は『うん』じゃなくて『はい』ですとか…

生活のこまごまとしたことから指導します。

 

あまり口うるさく言いたくないのですが、すべて茶道に繋がる大事なことですので、面倒がらずに指導しています。

基本的な生活態度が整ってからでないと高価な茶道のお道具を安心して任せられないのです。

 

生徒様の多くが私よりも年長者です。

最初から素直に聞いてくれるわけではありません。

『あなたに言われなくないわよ』という顔をされることも多くあり、たまに睨まれます。

それでも根気強く指導していると、こちらの熱意が伝わり、徐々に態度が変わってきます。

その変わり方は、劇的です。

 

まず、外見が綺麗になります。

髪型や服装に気をつけるようになります。

体型がスリムになる方もいらっしゃいます。

お肌が綺麗になった方もいらっしゃいました。

見るからにシワが減って内心驚きました。

 

成長の上昇気流に乗ると綺麗になります。

しかしそう簡単に上昇気流に乗れるわけではありません。

上昇気流に乗るまでの期間は、人により様々です。

入門後数ヶ月で乗る方もいらっしゃれば、年単位の時間が掛かる方もいらっしゃる。

 

そして、良くなる前には悪くなる。

講師としてはこの時期が辛抱の時期です。

反抗期のような状態です。

年齢は大人ですが、一旦子どもに戻ります。

 

『本当にやる気あるのかな…』

そう思ってしまう時もあります。

生徒さまご本人も辛いのだと思います。

大人になってまで注意されたくないのでしょう。

それでも来てくださるのだから感謝しなければなりませんが、ここで迎合してお客様扱いしてしまうと指導になりません。

私たちは指導をサービスとしている業態です。

指導を中途半端にすることは職務怠慢です。

 

そんな時、この兼好法師の一文が私の心の支えとなります。

 

驥(き)を学ぶは驥(き)の類(たぐい)。

舜(しゅん)を学ぶは舜(しゅん)の徒(ともがら)なり。

偽りても賢を学ばんを賢といふべし。

 

驥(き):優れた馬のこと。

舜(しゅん):優れた名君の名前。

たとえ形だけに見えても学ぶことに意義がある。

 

時代の波を乗り越えて生き残る言葉には、とても力があり、励まされます。

無秩序と思われる中世の時代。

兼好法師の生きた時代は鎌倉時代末期から、南北朝時代と言われています。(1283頃〜1352頃)

為政者や為政の地が変わる、権力闘争の世。

時代の転換期で、先を見通すのが難しい世であったことと思います。

教養人であった兼好法師も、時勢を読み違えないよう苦労したでありましょう。

 

賢くないと生き残れない時代。

それは今も同じです。

 

では何をすれば賢くなるのか?

体と脳を正しく使うことだと私たちは考えます。

日本人の体の構造に合った、体の力を目覚めさせる、正しい動き。

まっすぐ立ったり、

まっすぐ座ったり、

まっすぐ歩いたり。

 

そして心の訓練。

まっすぐな心で、まっすぐに聴く。

 

時間が掛かっても良い。

最初から出来なくて良い。

真似でもなんでも良い。

 

《偽りても賢を学ばんを賢といふべし》

 

とにかく、やる。

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2022-08-01 19:59:00

所作(21)●時には頑固も大事

仕事をする上で柔軟性がとても大切。

ですが時には頑固さも大切です。

 

これだけは譲れない。

 

そういう思いが仕事をしていると出てきます。

自分の思いを主張することも大切です。

 

私の場合…

どうしても譲れない時、

それでも周囲の理解が得られない時、

自分の内側から声が聞こえてきます。

 

『ここぞ』という時になると声が聞こえます。

ここは間違えてはいけない。踏ん張れ。

そう声が聞こえるのです。

 

声の主は、自分です。

ハッキリと自分だと判ります。

私の声で、私の話し方だからです。

どうやら数年先の自分のようで、迷ったり悩んだりした時にだけ声が聞こえます。

 

今だ。今動け。

そのまま進め。

怠けるな。

ビシッとしてろ。

周りを気にするな。

理解は後からついてくる。

結果を出すことに集中しろ。

 

自分の内側に軍曹がいて、常に内側から鍛えられている気持ちです。

私はこの軍曹を心から信頼しています。

 

この軍曹は苦しい時だけ現れます。

必要な事だけ言い、すぐ消えます。

 

いつからこの軍曹が現れるようになったのか…

20代にはいなかったです。

30代もいなかった。

40代になって数年経ってからでしょうか。

宗嘉と出会う前には居たように思います。

宗嘉と出会ってから、鬼軍曹となりました。

 

宗嘉によると私には霊感はないそうです。

勘が鋭いが、霊感と言えるほどのものではないとのこと。

私の声は大きく、ハキハキと理論的な話し方。

左脳の働きが強い特徴です。

自分でも『霊感はないだろうなぁ』と納得しています。

 

この声も自分の思い込みかもしれません。

それでもいいのです。私は信頼しています。

 

この声がハッキリと聞こえるようになったのは、規則正しい生活を心掛けてから。

更年期を迎え、自分の体を大切に扱うようになってからです。今までにない不調を得て自分の命は有限であると実感したのです。

 

現代の世は、目まぐるしい変化の連続です。

まるで明治維新のようだと私が言うと、宗嘉はそんなもんじゃない、それ以上だと言います。

 

誰もが足元の地面を見極めなくてはならない世です。フットワークを怠らずいつも足を動かしていなければいけません。どこに盤石な地面があるか常に判断を迫られています。

一瞬のミスが命取り。

どの職種でもどの業種でもこれは変わりません。

 

世を上手く渡るには、二つの視点が必要です。

足元の地盤を見極める近い視点。

方向性を決める広い視点。

 

これは簡単なことではありません。

自分の能力を超えた軍曹を味方につけましょう。

規則正しい生活をし、命そのものを磨く訓練を重ねれば、皆さまにも信頼できる軍曹がきっと現れることと思います。

軍曹は、厳しいですけどね。

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2022-07-31 14:43:00

所作(20)●暑いとか、寒いとか、いちいち文句言わないの!

真夏に着物を着ていると、よく聞かれます。

『暑くないんですか?』

そりゃまぁ、暑いっちゃ暑いですけど…。

大雨や台風の時にも聞かれます。

『大変じゃないですか?』

まぁ、大変っちゃ大変ですけど…。

 

着心地が良いかと言われると、着物の着心地は良くはないです。

重い、きつい、苦しい、暑い、

O K K A

OKKA(オッカ)

なんのこっちゃ!

 

夏の着物は暑いですが、毎年着ていると体が慣れてきます。

『あー、そうそう、夏はこれくらい暑いんだよねー』 と体が言っています。

不思議なことに顔に汗をかかなくなります。

ほんの少しの風でも涼を感じるようになります。

肉体改造が済んだのかも知れません。

 

 

ラクではない分、着物生活では根性が鍛えられます。

根性がつくと、人は文句が減るようです。

文句が減ると性格が穏やかになります。

穏やかになると運気が上がります。

 

 

天気の話題は、話の取っ掛かりとしてはとても便利です。

『暑いですねー』『ええ、本当に』

これだけで、相手との距離がグッと近くなります。

ガイド時代には、天候の話は国籍を越えた相手との話題作りにも役立ちました。

日本全体の気候の話とか地形の話とかに発展させることが出来ました。

 

これだけ便利な天気の話ではありますが…

皆さまへのお願いがあります。

 

●嫌悪感を含まないで話す。

この癖をつけましょう。

暑くても寒くてもいいじゃないの。

仕方ないじゃないの。

異常気象と言われればそうかも知れないけど、 それはそれで置いといて。

 

嫌悪感を含まない話し方をすると、人が寄ってきます。

とても大切なことです。

 

ほんの小さなことかも知れませんがとても大切なことです。

先ほどガイド時代の話をしました。

外国の社会的地位の高い職業に就いている方々ほど、嫌悪感は出しません。

また、こちらも嫌悪感を想起させる単語は用いないように気をつけていました。

そういう配慮が国際的な礼儀だと現場で学びました。

暑いにしても、寒いにしても、 『暑いねー』とか『寒いねー』とか笑顔で話すだけでした。

そこから如何にして話題を広げられるかが日頃の努力の見せ所で、出来るだけ相手の知的好奇心を満たすように心がけていました。

 

国際的な関係において、教養があるかないかはとても重要視されます。

こちらの知識が本物と分かると、相手の目の色が変わるのです。

そして自分の感情も完全にコントロールするようマネージメント能力も厳しく見られます。

 

顔をしかめて『暑い!』など呟いたら一回で信頼を損ねてしまいます。

日本のビジネスの現場でも同じことです。

 

日頃の行いが大事です。

日頃から、暑くても寒くても嫌悪感を含まない言い方の訓練をしていきましょう。

顔をしかめる筋肉を使わないので美容的な効果も得られそうです。

大人女性はいつも穏やかな笑顔でいきましょう。

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