講師(宗夜)ブログ
所作(20)●暑いとか、寒いとか、いちいち文句言わないの!
真夏に着物を着ていると、よく聞かれます。
『暑くないんですか?』
そりゃまぁ、暑いっちゃ暑いですけど…。
大雨や台風の時にも聞かれます。
『大変じゃないですか?』
まぁ、大変っちゃ大変ですけど…。
着心地が良いかと言われると、着物の着心地は良くはないです。
重い、きつい、苦しい、暑い、
O K K A
OKKA(オッカ)
なんのこっちゃ!
夏の着物は暑いですが、毎年着ていると体が慣れてきます。
『あー、そうそう、夏はこれくらい暑いんだよねー』 と体が言っています。
不思議なことに顔に汗をかかなくなります。
ほんの少しの風でも涼を感じるようになります。
肉体改造が済んだのかも知れません。
ラクではない分、着物生活では根性が鍛えられます。
根性がつくと、人は文句が減るようです。
文句が減ると性格が穏やかになります。
穏やかになると運気が上がります。
天気の話題は、話の取っ掛かりとしてはとても便利です。
『暑いですねー』『ええ、本当に』
これだけで、相手との距離がグッと近くなります。
ガイド時代には、天候の話は国籍を越えた相手との話題作りにも役立ちました。
日本全体の気候の話とか地形の話とかに発展させることが出来ました。
これだけ便利な天気の話ではありますが…
皆さまへのお願いがあります。
●嫌悪感を含まないで話す。
この癖をつけましょう。
暑くても寒くてもいいじゃないの。
仕方ないじゃないの。
異常気象と言われればそうかも知れないけど、 それはそれで置いといて。
嫌悪感を含まない話し方をすると、人が寄ってきます。
とても大切なことです。
ほんの小さなことかも知れませんがとても大切なことです。
先ほどガイド時代の話をしました。
外国の社会的地位の高い職業に就いている方々ほど、嫌悪感は出しません。
また、こちらも嫌悪感を想起させる単語は用いないように気をつけていました。
そういう配慮が国際的な礼儀だと現場で学びました。
暑いにしても、寒いにしても、 『暑いねー』とか『寒いねー』とか笑顔で話すだけでした。
そこから如何にして話題を広げられるかが日頃の努力の見せ所で、出来るだけ相手の知的好奇心を満たすように心がけていました。
国際的な関係において、教養があるかないかはとても重要視されます。
こちらの知識が本物と分かると、相手の目の色が変わるのです。
そして自分の感情も完全にコントロールするようマネージメント能力も厳しく見られます。
顔をしかめて『暑い!』など呟いたら一回で信頼を損ねてしまいます。
日本のビジネスの現場でも同じことです。
日頃の行いが大事です。
日頃から、暑くても寒くても嫌悪感を含まない言い方の訓練をしていきましょう。
顔をしかめる筋肉を使わないので美容的な効果も得られそうです。
大人女性はいつも穏やかな笑顔でいきましょう。
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和から学ぶ気品ある仕草 美しい所作教室