製品は教科書でできている!?

2025-06-22 13:09:00

酸化反応

中学の理科でスチールウールの燃焼実験を行います。

スチールウールの一部にライターやバーナーなどで火をつけると、燃え続け最後に酸化鉄になります。

スチールウールの燃焼-中学

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005401511_00000

 

酸素と結びつくと鉄は燃えやすくなります。レーザ切断で鉄を切断する場合、アシストガスに酸素を用いることが多いのですが、これは出力の小さいレーザ加工機でも鉄を切断しやすいようにするため

です。ただ、鉄は高温で酸素とむすびついて燃焼するとその際に発生する酸化反応熱は、周囲の鉄を溶かすに十分な熱量に達しますので、酸素を過剰に与えると反応が過激になり、必要以上に溶けるの

で特に角部分などの熱のこもりやすい形状では溶け落ちと言って形がグダグダになります。

 

鉄の酸素切断ではなるべく鉄を溶かさないように切断することがポイントになります。

酸素供給量を減らす工夫としてガスを流すノズル口径を小さくすることで対応します。

DSCN0092.JPG

写真は昔所有していた1.5kwのレーザでSPHCのt9の板を加工したものですが、鋭角な角も溶け落ちをせずに加工しています。

ただ、酸素で切断すると切断面は黒い酸化被膜に覆われてしまい、その後の塗装やメッキなどの後工程で除去する必要が出てくるために、最近のレーザ加工機では加工機の出力を大きくし、アシストガスに酸素ではなく、窒素や安価な圧縮空気を利用して、酸化被膜を発生させずに切断することが多くなってきたようです。

 

 

2025-06-15 09:51:00

時間

小学の低学年で時間について学習します。時間の足し算や引き算も行います。

例えば・・・午前10時40分から35分後の時刻は?

40分と35分を足して75分。1時間は60分なので75分-60分で15分。1時間は10時に足して答えは午前11時15分。 

この計算はもう一つやり方があって、午前10時40分は午前11時20分前ということでもあるので、この20分は-20分ということになり35分-20分の15分を求めて午前11時15分と求めることが出来ます。

 

時間の概念は、製造業だけでなくいろんな職業でも重要なポイントになります。

時給であったり、仕事の効率化であったり、予定を立てることであったり、いろいろな局面で必要になります。

 

義務教育で学ぶことは、本当に生活(仕事)にかかわることも多いので、子供たちには将来のやりたいことと今やっている勉強とが密接にかかわっていることを意識して頑張ってくれたらいいのになと思います。

 

2025-05-19 14:21:00

60°の出し方

YouTubeのショート動画を見ていたら、角パイプに60度の斜めのケガキ線をいれる簡単な方法が紹介されていました。図形の基礎がわかって入ればなるほどと思います。

60度の求め方.png スクリーンショット 2025-06-04 135415.png

まずマジックと紐を用意して、マジックの芯に紐をひっかけ、マジックの芯をパイプの端に、他方を紐を合わせて押えます。

操作1.png

次に紐がずれないようにしっかりと押さえながら、円弧を描きます。

操作2.png スクリーンショット 2025-06-04 135834.png

次に下図のように紐とマジックの芯の位置を合わせます。

操作3.png

先ほど描いた円弧まで、新たに円弧を引いていきます。

操作4.png スクリーンショット 2025-06-04 135948.png

角パイプの端と円弧の交点に定規をあてて直線を描くと、60度の直線を描くことが出来ます。

操作5.png スクリーンショット 2025-06-04 140019.png

その直線に沿って切断すると完成です。

スクリーンショット 2025-06-04 140124.png

 

 

パイプの縦の長さをaとするとこの円弧の半径はaになるので、下図のように先ほどの直線が正三角形の1辺になるということですね。

解説.png

 

 

2025-05-06 14:05:00

金属の性質

普段は当たり前すぎて普段は意識していなかったのですが、中学の理科で金属の性質を習っていました。

①電気をよく通す

②金属光沢がある

③延性(引っ張るの細く伸びる)がある

④展性(叩くと伸びて薄く広がる)がある

⑤熱をよく伝える

これらの性質をうまく利用して金属製の製品が毎日製造されています。

身近な金属製の製品にはどの性質が利用されているのか調べてみると面白いと思います。

 

2025-04-04 11:23:00

3点を通る円弧の描き方

CAD初心者にとって苦手な図形2の説明中に「3点を通る円弧を描く」と

22.png

シレーッと流してしまいました。CADによっては3点円弧のコマンドがない場合もありますね。

ちゃんと描き方があるのでご心配なく。

とりあえず適当にA,B,Cと三点があるとします。

1.png

まず、A点とB点を中心とする同じ直径の円を描きます。この時円の大きさは適当でいいのですが、2点で交わるように描きます。

2.png

続いてその交点を直線で結びます。

3.png

同様に点Bと点Cについても同様に円を描き、交点を結びます。

4.png

5.png

二つの線分を延長してその交点を求めます。

図で示した赤の直線は線分ABに対して垂直二等分線、青い線は線分BCに対して垂直二等分線になります。

9.png

二等辺三角形の頂点は図のように底辺の垂直二等分線上にありますよね。ということは

7.png

上の図のようになりそれぞれの二等辺三角形の頂点が同じ位置、つまり二つの垂直二等分線の交点までの距離は点A,B,Cから等しいということがわかります。

その交点を中心とし、それぞれの点までの距離を半径とする円を完成させることが出来ます。

6.png

円弧は円周上の一部なので、余分な線を削除してあげると3点を通る円弧を描くことが出来ます。

 

作図コマンドがあると簡単に任意の線を描くことが出来ますが、そのコマンドがなかったとしても、中学で習う図形の基礎知識を利用すればたいていの平面図形は描けると思います。

 

 

 

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