製品は教科書でできている!?

2022-03-20 08:51:00

はじきの法則(道のり=はやさ x 時間)

小学生の算数で、はじきの法則を学習します。

はじき.jpg

道のり=はやさ x 時間の公式です。

この公式、実はボール盤という機械にドリルを取付け、穴をあけるときに意外と役立ちます。

ドリルの直径が小さいものと大きいものとでは、回転数を変える必要があります。正しくは

それぞれに適切な回転数に合わせる必要があるのですが、小さい径のドリルは高速で回転させ、

大きい径の回転数は低速にします。

初心者のころは、これがどっちがどっちだったっけ?ということがよくあります。

 

これを覚えるのにこの公式が利用できるんです。

ドリルで鉄などに穴をあける場合、ドリルの刃先が鉄を削るのですが、1分間に削れる適切な量(距離)

は決まっています。

この距離が一定ということで、次のような図を考えます。

はやさ.png

直径が10のドリルと直径が5のドリルを考えてみます。削る量が一定の場合、

刃先が1回転する長さで割ってあげると、回転数がでますよね。

図でもわかるように小さい直径のほうが、回転数が多くなります。

直線で見ると刃先自体は同じ速さで、同じ時間移動しています。

これは周速一定という考え方を示しています。

 

 

 

 

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