ブログ 月曜日 更新
2022-03-28 05:33:00
58 1年を振り返って③ 中・高生
中高生は、テストの点が上がるようにどこの学習塾でもされていることと同じようなことをしていると思います。
高校入試では、学校にもよりますが、1番の小問集を確実に取り、大問の最初の問題(基本的な事が出る)を取れば、5〜7割は点を取れます。今年の前期入試で下のような問題が出ました。
2次関数の典型問題です。(3)番は本当はもう少し難しかったのですが、典型に変えてあります。
これにはYouTubeなんかで裏技として紹介されているものを教えていました。
面積は、高校の知識を使わなければなりませんが、王道で解くより、圧倒的な時短ができるので試験前には教えていました。まさにその予想通り問題が出たので、お母さんから、嬉しいラインもいただきました。
2022-03-19 05:18:00
57 1年を振り返って② 小学生「計算ブロック」➕➖、✖️➗、四則
小学生の数・計算分野は「計算ブロック」という教材を使っています。東京で、個人塾をされている宮本哲也先生が開発された教材です。
1年生からは➕➖、3年生からは✖️➗、4年生からは四則(➕➖✖÷)計算を使ってするパズルです。初めは縦横4マス、5マス・・・・・、9マスまであります。
4マス、5マスでも結構頭を使います。
今一番進んでいるお子さんが、7マス×7マス(写真右)に挑戦中です。
私アクトがしても少なくとも20分はかかります。
どーでもいい話 どーでもよくない話 の続き
土日、コロナのワクチン接種のお手伝いのバイトをしています。予約をしていて急にこれなくなる方もおられ、ワクチンが余ることがあるようです。「もったない接種」と呼ばれ、これから打つ予定の看護師さんや保健師さん、バイトスタッフの方も接種を受けられることがあります。複数おられる立場の方が、1人2人抜けてもそんなには気にしません。
しかし、役場の各課の課長が、「ワクチン接種現場責任者」という大きなビブスを着けているにもかかわらず、そのビブスを外し、その方が受けるのはどうなのかな?と感じています。私は時給1,000円弱ですが、課長ともなれば、時給計算すれば4,000円ぐらいにはなるでしょうか?
ついでにお金の話(町議候補のチラシからの数字)
与謝野町役場の正職員(264人)の人件費19億2200万円、老いも若きもゴチャまぜにすると
19億2200万円➗264人=728万/人
私のような非正規の労働者は、年収200万円の壁が超えられません。
町役場のある課の課長さんを知っていたので、(ワクチン接種現場責任者)である課長が「職場は離れていないが、職務放棄して、給料もらって、もったいない接種」をしているが、どうなん?おかしくない?」と尋ねたところ、「理解してやってください」との弁。
理解できないから、わざわざ出向いているのに・・・・・ああ無情
2022-03-12 06:11:00
56 1年を振り返って① 年長さん「数字ブロック」
「塾MATH屋」として1年経とうとしています。いろんな人に助けられてここまで来れました。ホームページ作成に写真モデルとなってくれたお子さんやお母さん、写真撮影をしていただき、ことあるたびに相談に乗ってもらったkさん、ラインでエールをくれたMMさん、新聞に紹介してくれたT記者、ブログに意見をくれた我が子ども達、皆さんに感謝です。
「子どもとさんすう・数学を通してのいい関係を作りたい」という目的と願いを持って始めました。今年度は、年長さん、小・中・高・社会人の生徒さんが入塾してくれました。
今回は年長さんにスポットを当てます。年長さんには、足し算も引き算も教えませんでした。さんすう的活動は、形・図形分野と数・計算分野に分けられます。
形・図形分野はタングラム、東大脳ブロック、ペントミノ(詳しくは、ブログ43,44,45.「ものおき」にブログ一覧在ります)をしました。ペントミノというパズルの解答を一番最初に出したのが、なんと年長さんでした。次が中3生。回答は2000通り以上もありますが、その年長さんは、初めてそのパズルを見た時、ずっとそれをしていました。その日にはできませんでした。翌週もできませんでした。そのパズルに出会って、3週目に「やった〜」の歓声。お見事でした。
数・計算分野は、数字ブロックを取り組みました。問題を見てください。最初は3✖️3のマスで、1〜3をルールに従っていれていきます。1をアンパンマン、2をバイキンマン、3をドキンちゃんにすると人形でもできます。4✖️4、5✖️5、と進み、
今は7✖️7まで進みました。一問解くのに10分以上かかります。その集中力に、頭を使い続けることが苦にならない姿に感心しています。だからこそ、できた時の喜びが大きいと思います。
どーでもいい話 どーでもよくない話
土日、コロナのワクチン接種のお手伝いのバイトをしています。予約をしていて急にこれなくなる方もおられ、ワクチンが余ることがあるようです。「もったない接種」と呼ばれ、これから打つ予定の看護師さんや保健師さん、バイトスタッフの方も接種を受けられることがあります。複数おられる立場の方が、1人2人抜けてもそんなには気にしません。
しかし、役場の各課の課長が、「ワクチン接種現場責任者」という大きなビブスを着けているにもかかわらず、そのビブスを外し、その方が受けるのはどうなのかな?と感じています。私は時給1,000円弱ですが、課長ともなれば、時給計算すれば4,000円ぐらいにはなるでしょうか?
穿った見方、斜めの見方かもしれませんが・・・・・
2022-03-07 06:58:00
55 教育現場のカゲとヒカリ⑦ 「音が苦」から「音楽」へ その2
ピアノも弾けない支援学級担任が、ある学年の音楽の授業を1年弱しました。その結果、3学期末の音楽のテストの残り15分間で、ステキな感想を子ども達からもらいました。
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☆がんばったこと☆うれしかったこと
「風と光と子どもたち」を〇年生で合奏した時、私はピアノ担当で初めての時「こんなの本当にできるのかなぁ」心配していたときもあった。けど、○○先生がほとんど毎日教えてくれて、私も家でたくさん練習してだんだんできるようになった。今はもう間違えずに弾けるようになったのが、自分でもがんばったし、間違えずに弾けたときすっごくうれしかったです。
☆楽しかったこと
〇年の1学期から3学期までずーっとマッキーノが出来て楽しかったです。マッキーノで当たらなかった日は悲しかったけど、当たった日はすごく楽しかったしおもしろかったです。私にとっては、音楽の時間は勉強の時間だけど、遊びと同じくらい楽しいです。〇年生になってもマッキーノを続けたいし、合奏をする時、ピアノを担当したいです。
〇年生の音楽本当に楽しかったです。
*いろんなところで助けてもらいました。授業ではいつも手を上げてくれたり、お客さんとしてダンスを教えてくれたり、ほんと感謝しています。合奏では先生ではまったく歯が立たないピアノも上手に弾いてくれました。
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私が一番楽しかったのは、音楽マッキーノです。遊ぶような感覚で勉強できて知らない間に音符がよく読めたり、書けたりできるようになっていました。
がんばったことは歌です。私は大人になったら「あむろなみえ」ちゃんみたいなかっこいい歌手になりたいし、歌がもっと上手になりたかったので、歌をとくにがんばりました。
うれしかったことは「6年生を送る会」と「朝会」の時にする「風と光と子どもたち」の鉄琴に選ばれたことです。
これからも、△年生になっても音楽を楽しんで勉強したいです。
*鉄琴の練習を始めだして、「正直言って鉄琴は難しくて無理、鉄琴じゃなくてキーボード変えましょうか」と△△先生と話していました。そんな先生たち心配をよそに1週間で見事完璧に演奏した○○ちゃんでした。〇〇ちゃんってスゴーイ!
ここからは10年以上前のレポートの一部です。全文は、このホームページ内の「ものおき」の中に入っています。
〇年生の途中から、音楽の授業をさせてもらうことになりました。先生は音楽はそんなに得意ではないのですが、みんなと一緒に授業をさせてもらってとても楽しかったです。
楽しいというのは先生の気持ち(感情)です。楽しいというのは気持ち(感情)なので、どうしてだろうと考える必要は本当はありません。楽しいことは楽しいのでいいのです。そこを無理やりアラフィー(年が50歳周辺)のおじさんとして、あえて考えてみました。
ひとつめは、音楽授業をする前と今とでは、みんなとの仲良し度が上がったことだと思います。1週間に1回か2回の音楽ですが、みんなと共通の話題(話をするときのネタ)ができて話しやすくなりました。その結果、ひまわりの教室にも休み時間になるとたくさんのみんなが来てくれてうれしかったです。
先生が担任している○○ちゃんは、家では一人っ子です。学校に来ても教室には一人です。休み時間にみんなが来てくれることをとても楽しみにしていました。今では、○○ちゃんの方から「◇◇君、△△して遊ぼうか」と誘っている姿を見ることがあります。そんな子どもとして当たり前の姿を見ることがうれしいのです。
ふたつめは、音楽の授業でむずかしいこともみんなには要求し、その難しいことにみんなが努力をしてがんばっている様子を目の当たりにしたことです。2学期は約70日間、毎日毎日、給食の配膳時間にみんなのリコーダーを聞いていました。リコーダー検定に合格するために、あきらめずにやってくるみんなの姿に頭が下がりました。と同時、何かに一生懸命になっている人の姿のステキさを感じ取っていました。リコーダーのイージーエイトの7番、8番「風と光と子どもたち」は教科書レベルをはるかに超えています。けど、みんなはそれに挑戦してきました。そしてリコーダーが上手にふけるようになってきました。
三つ目は、先生自身が自分のことを前より好きになったことです。人間というのは、自分を人と比べて、「あれができない、これができない、オレって(わたしって)だめねー」みたいな方向に考えがちです。先生もそうです。そんなことを考えていると自分のことが嫌になります。けど、音楽の授業をみんなに楽しんでもらおうと、いろいろ考えて、考えていることを口に出して、実際にその準備をして、そして授業をします。そこで、みんなの楽しんでいる顔、真剣な表情を見ると「俺も捨てたもんじゃない、やればできるじゃん。」という風に感じさせてもらうことができました。日々の授業でこういうことを感じ、また、感想にも「楽しかった」ということをたくさん書いてくれました。「みんなの笑顔が授業をする原動力」となっていたのです。
こんな言葉があります。「衣食足りれば、他人の笑顔」。意味は、「住むところや着る物や食べる物に困らなくなったら、他人の笑顔のために生きて生きなさい。そうすることがあなたの笑顔に結びつきますよ。」という意味です。