MATH屋の教材・教具たち ③学びモン  算数編 国語編

CIMG0289.JPG①足算

知人の先生が考案。生き物の足の数に着目したゲーム。足0本魚類,足2本鳥類,足4本ほ乳類・は虫類・両生類,足6本こん虫,足8本クモ類,足10本甲殻類,足14本以上ダンゴムシなどの多足類の7種類のカード合計50枚。

すべて裏返して,ゲームスタート。カードをめくり足の数が10になるとゲット。10を超えるとアウト。表になったカードを裏返して次の人の番。多くカードを取った人が勝利。

 

CIMG0293.JPG②OOめくり

知人の先生が考案。都道府県めくりで説明。47都道府県のカードと「乗り物カード」「お留守番カード」各8枚。全てを裏返しておき,カードをめくり,都道府県カードの後に,「旅行カード」が出ればカードゲット。「お留守番カード」が出ればアウト。表になったカードを裏返して次の人の番。多くカードを取った人が勝利。ひらがなめくり,時計めくり,日本歴史めくりなど20種類以上ある。

 

CIMG0295.JPG③メイクテン(Make 10)

0から9までの数字が書かれたくじを引き,出た数字で4個を使い,四則演算で10を作る。1・1・6・1なら(1+1)×(6−1)=10。 10ができないこともある。経験的なできる確率は8割くらい。

コマーシャルにも出ている将棋の藤井聡太棋聖・王位も子どもの頃はまっていたみたい。

 

CIMG0296.JPG④タングラム(色板による形作り)

写真のような色板を使い,指定された形を作る。幼児,低学年は色板を少なくして,中学年以上大人は7枚全部を使ってトライ。結構難しいのよ。

 

CIMG0302.JPG7B93C076-FE45-42B4-9B9D-7491CD9E726F.jpeg⑤エラン・de・ミテ(宝探しゲーム)

すべてカタカナ「エラン・デ・ミテ」で検索するとヒットします。5×5の写真のようなものを作ります。中に子どもが好きそうなものを入れ紙コップを開け,中のものをゲット。ゲームの中ごろまでは,紙コップを元に戻しますが,空の紙コップが増えてきたら,紙コップを戻さないルールにします。卵カップに入れ,10を意識するようにして,数を競います。

 

CIMG0304.JPG⑥いんすうカード

四條畷小学校の雁金隆先生考案。Amazonでも売っている。このカードを使って「ウノ」とおなじルールで遊ぶ。30030ミレレミオー(2×3×5×7×11×13)は大人気。四条畷学園小学校では,低学年の子供のこのカードで遊んでいます。そりゃ素因数分解すぐできるようになりますよ。

 

CIMG0305.JPG⑦ジャマイカ

Amazonでも売っています。5個の白いサイコロと1個の黒いサイコロ,1個の目の数が10倍された黒いサイコロ(10・20・30・40・50.60),黒いサイコロの和を白のサイコロ5個を使い,四則計算でできる式を作る。できる確率は6・7割。③メイクテン(Make 10)よりかなり難しい。2・5・6・2・6で51を作ると,

(6+2)×6+5−2=51

 

CIMG0306.JPG⑧京大東田式パズル教室

京都新聞日曜版に「ジュニアタイムズ」に掲載されています。京都大学大学院をパズルで学位をとられた東田先生のパズルを使って,算数・数学的思考を伸ばします。

 

CIMG0307.JPG⑨数独・ナンプレ 子どもバージョン

通常の9×9は子どもには大変なので,4×4,6×6バージョンをします。

 

CIMG0308.JPG⑩計算ブロック

「宮本哲也」で検索してもらうといっぱい出てきます。塾生を試験で選ばないのに,多くの塾生を開成,駒場など有名中学に数多く入学させた。頭を使い続けさせることを大切にする教育をされている。

宮本先生考案の計算ブロックは,ルールが簡単なので,問題創作もでき,自分で作った問題を友達通しでとき会うのも楽しい。

ルールはこれだけです。たて横1・2・3・4のどれかが入ります。同じ行,同じ列には数字がかぶってはいけません。実線の中にには合計した数が入ります。

1番上の列だけ考えると

一番左のマスはは足して7なので3か4が入る,2つ目のマスは足して4なので1か3が入る,3つ目と4つ目のマスは足して3なので12が入る。以上のことから左から順に4,3,1か2,1か2 となります。

⑨⑩ⅪⅫ まだまだ続きますが,次回更新時に紹介します。

 

 

ここからは国語 ここからは国語 ここからは国語 ここからは国語 ここからは国語 ここからは国語 ここからは国語 ここからは国語 ここからは国語 

中島みゆきの歌に「化粧」という曲があります。♫♫化粧なんてどーでも良いと思ったけれど・・・・・。♫   数学屋を名乗った以上,♫♪国語なんてもどーーでも良いと思ったけれど・・・・・。 

入塾希望のお母さんから,「国語,特に漢字が苦手でなんとかできませんかね」と相談を受けましたので,小学生に限り,希望があれば国語も教えます。

 

 

 

 CIMG0359.JPG①漢字の字素・・・漢字をこれ以上もう細かくできないところまで分けていくと、筆順の1角になります。「数」という漢字だと点・点・横線・縦線・くの字・左払い・横線・左払い・横線・左払い・右払い となります。全部で22種類あります。「字素」というのは仮説実験授業会の代表で在られた故板倉聖宣さんが考案された言葉で、漢字をこれ以上細かくできないところまで分けていくと、1角1角に相当する。それを「字素」と呼ばれました。物質を構成している最小単位「元素」と同じ考え方。

 CIMG0365.JPG② 漢字部首めくり・・・漢字の意味もふくめ要領よく覚えるには、部首を知っていると有利になります、カードを全部裏返し、めくっていき部首が出るとセーフ、それを繰り返し、楽・幸などのカードが出ればゲット、災・悪などのカード出ればアウト。枚数を競います。

 

CIMG0360.JPG③漢字の設計図・・・漢字を真四角とみなし写真のような設計図をクラス全体でするなら,カレンダーの後ろに書いておけば,その構成の字を子ども達は嬉しそうに探し始めめます。漢字に対して新しい視点(言い換えると武器)を教えてあげるのが教師のお勤めです。これを武器に子どもたちは漢字の設計・構成に着目をし,荒野を漂う。

習ってる,習ってない,そんなことはどーーでも良いことですよね。

武器を得て漢字の広野を漂う子どもたちは,競い合います。子どもって基本バトル付きです。3年生なのに,新聞を見出す子も今までの経験ではいました。すぐにいっぱい見つけられます。

 

字素部首漢字の設計図を学んでおけば、漢字学習が効率的に進みます。3年間担任の支援学級の児童。終了日が近づくと他のクラスは大勢でお楽しみ会。残念ながら、1人学級。そこでちょっとしたおやつを作り、用務員さんや事務員さん担任外の先生を読んで、プチお楽しみ会をしていました。その中のプログラムの中に、「○○君の成長」というプログラムがあり、参加されている方から学期分のドリルから、任意で問題を出してもらい、8割以上の正解率でした。字素部首漢字の設計図を学ぶ有効性に校長先生も驚かれるばかりでした。

 

 

私の教員時代には、漢字練習ノートに、漢字やドリルの問題を1行書く「漢字の1行書き」を宿題として出す先生が多かったです。今は効率化が叫ばれる時代、そんな非効率の宿題を出している先生はいないと思いますが・・・・・。私は教師生活の後半20年間、そんな宿題は一度も出したことがありません。

 

私の子どもが小学生の時、漢字の1行書きをしながら、ぶつくさ「こんなことせんでもこの漢字もう書けるし」

「お父さんもこんな宿題だすの?」と尋ねたことがありました。

「そんな宿題をお父さんが出せんわ」

「じゃどんなんだすの?」

「マッキーノに決まっとるやろ」

 

マッキーノとは、仮説実験授業会の愛知の牧野先生が考案された、ゲーム的要素をいれたモノやコトを覚えるための集団的学習方法。ビンゴのことをイタリア語で「

 

CIMG0368.JPGーノ」というそうです。牧野先生が考案したビンゴ(キーノ)のようなゲーだから「マッキーノ」と名づけられました。

漢字マッキーノで説明すると、漢字22この中から16こを選んで、4✖️4のマス目に宿題として書いてきます。22本のくじの中から、「4番 数学解くガウス、22番 竹やぶ焼けた、19番 新聞紙・・・・・・・・」と続けます。早く1列揃った子どもは「マッキーノ」と言って先生のところに持っていきます。先生がチェックして、間違いがなければ「早上がり賞」ゲット。間違いがあれば、♪♫タラリーー タラタラタンタン〜〜」♪♫と先生の鼻歌が流れ、賞はなし。席に戻り、ゲームを続けます。16本くじを引いたら,「最多列賞」と「0列賞」を決めます。賞になった子どもは先生にチェックを入れてもらい,間違いがなければ賞をゲット。景品にシールを1枚もらい,それをドリルにはり,10枚揃うと「宿題なし券1日分」いつでも交換できます。賞になってもチェックが入り,あのイヤな♪♫タラリーー タラタラタンタン〜〜」♪♫を聞きたくないので,子どもはそれなりに注意をはらっって漢字を書きます。作業的に手を動かす「漢字の1行書き」と違いは明らかです。 

 

マッキーノにまつわるこんな話があります。

『先生のクラスで,「マッキーノ」とか「♪♫タラリーー タラタラタンタン〜〜」♪♫」とか,黒板の端にいつも貼ってある「早上がり賞」「最多列賞」「0列賞」ってなんですか』と若い女の先生に尋ねられました。マッキーノの説明をすると,嬉しそうにその先生は,遅くまで残ってマッキーノをするための準備。

初マッキーノのその先生,見ていると,ぎこちなさはあるもののそれが若さの特権。

放課後,

「子ども達が喜んでくれて,いつも字が汚いAちゃんも一生懸命書いた字でした。ありがとうございました。」

 

 

 

最後の写真を見てあることに気づいた人はすごい。左下の動物狂(アニマルマニア)のように全て回文でできています。ただし、私が作ったものではありません。土屋耕一回文集「軽い機敏な子猫何匹いるか」より

 

④④⑤⑥⑦⑧

④以降は後日

 

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