月謝なんで500円??? 

昨秋、自動車学校へ行くとこになりました。そこでお出会いした教官と知り合いになりました。教習車の中での世間話で、「子どもが勉強に苦労して、困っている」と。「よかったら、勉強見ますよ」というと、「ありがたいです」との返事。

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しばらくして、娘に塾をもう一度やってみたいと電話した記憶があります。4年前に、個別指導を売りにして、月謝1万円の「アクト塾」という名の塾を立ち上げ頓挫しています。

 しかし、勉強を見ると言っても、「いつ、どこで、どんなふうに、月謝は?」など、具体的にクリアしなければ条件があります。

 

 

いつ→子ども・親と相談して決める

どこで→塾長宅

どんなふうに→子ども・親と相談

月謝→0円

 

 

 自分は0円でいいと考えていました。というのも、たとえ0円であっても小さな社会貢献であり、そのことに満足感を得られるからです。

 そのことを

職場の上司に相談すると、「タダだけは絶対やめとけ、気持ち的には0円でも良くても、0円にしたら、いらん問題が起こる可能性ある。お金は絶対もらわなアカン、100円か500円か1000円くらいはもらったら」

 とアドバイスを受け500円になった経緯があります。

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以前も塾をしていました。月謝は今の20倍です。マンツーマンの個別指導のアクト(ACT)塾です。思うだけではダメ,言うだけではダメ,行動(ACTION ACT.)を起こして,それが良かったのかどうか判断されると言う意味を込めて。

その頃はコンビニでのバイト(週15時間程度)と塾で生計を立てていました。生きるためにそれなりのお金をもらう必要がありました。その頃出会った生徒さんは、高校は希望のところへ入ることができました。

 

その後、今の仕事に着かせていただき、週3日勤務でほぼ40時間程度働かせていただいております。見方を変えれば、週休4日が確定しました。畑や読書などをして休みの日を過ごしていましたが、やはり時間を持て余してしまいました。時折、帰省する息子が、数学をしており、レベルは違うものの数学談義は楽しかったです。共通の話題を作るために、時間活用もかねて息子の使っていた参考書などで、「数学検定」でもとろうかなと漠然と数学に親しんでいました。ある日の帰省時、「ヨビノリ」というYouTubeのチャンネルが面白という情報をもらいその動画を見ていました。確かに面白かったですが、そんな中で、中学受験の算数対策のチャンネルもあり、そちらの方に関心がいきました。中学受験をする子どもですから小学生です。小学生がこんな問題を解いているのと思うと驚愕でした。私的な感覚になりますが、府立高校の入試と同じようなレベルに感じました。中学入試の問題にハマっている還暦過ぎの人間になってしまったのです。

 

 

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今でも洛南中学の問題をすると1時間以上考えることもありますし、「手も足も出ずダルマさん状態」になることもあります。こんな経験をしてきた中で培われた さんすう・数学のおもしろさ・楽しさ を子どもさんに伝えたいというのが一つの動機です。

 

もう一つの動機は、週40時間程度働かせていただいているので、贅沢をしなければ、一人で生きていくには十分です。塾是(塾の方針)も書いている通り、子どもは「いつも笑顔で元気です」という生き方ができるよう、周りの大人は支えてあげたいです。大人は「衣食足りたら他人の笑顔」、こんな生き方はステキです。60年以上生きてきた自分を振り返ると、周りの人たちに迷惑をかけてきたことも事実です。還暦過ぎた人間のもうひと頑張りどころと、迷惑をかけた方々への罪滅ぼしてとして、格安月謝のさんすう・数学塾をすることにしたワケです。

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なお、幼児と小1は積み木をしたり、タングラムをしたり、エラン・de・ミテ(MATH屋の教材・教具たちを見て下さい)をしたり、さんすう的活動はかなり入っているのですが、遊んでいるように見えるので、無料でした。しかし、塾立ち上げにかかった費用を3年間では回収するために、10月から、500円円の月謝を頂いています。また、来年四月からは月謝を幼・小・中・高・社会人、いずれも1000円にします。

 

長い駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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