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議会質問&会派取組

2015-03-10 14:25:00

 

≪防犯対事業について≫


◆松波謙太議員 

 79ページの防犯対策事業の防犯カメラ設置補助金の件ですが、今期数多くの町会からもしカメラの要望申請があったときに、本年度初めて申請された町を優先するのかということと、逆に申請が少なかったとき、同じ町で2台目、3台目のカメラの申請も受け付けていくのかということ、お伺いします。

◎危機管理課長

 平成27年度議決いただいた後、早い段階で全ての町会、自治会に対し、防犯カメラの補助制度の周知とともに、設置希望の意向調査を行います。その上で、もし当初予算を上回る希望があった場合、まず平成27年度初めて申請される町会、自治会をまずは優先させていただきたいと考えております。


 なお、全ての希望調査を行った後、予算の範囲内で2台目の、今年度つけてまた平成27年度もという2台目の希望があったところも含めまして、当初予算の範囲内で収まる場合には、平成26年度創設いたしました補助要綱におきましては、1年度1町会につき1台という、そういう規定を設けておりますので、年度が変われば2台目の設置希望も補助申請していただけるというような形にしております。


 

◆松波謙太議員 

 防犯カメラがやはりどうしても、防犯上ここは設置しないと危ないのとちがうかという場所もやはりあると思うのです。そういう場所で市民からの声もだんだん出てくると思うのです。市としてそのような場所へのカメラの設置の対応というのは、町会に対して市のほうから設置要請とか要望とかというのは出されないものかなということを思ったのですが、どうでしょうか。

◎危機管理課長

 市からつけてほしいというような形ではちょっと難しいという気はしますが、新年度予算を議決いただいた後は、改めて全ての町会、自治会に補助制度の周知とともに設置規模ということを踏まえて意向調査を行うわけででございます。

 今年度設置していただきました町会、自治会におかれましては、防犯カメラ設置箇所に防犯カメラ作動中という看板を設置していただくことを義務として行っていただいており、それ以外にもやはり町会が今後維持管理をしていただくということでございますので、町会のあらゆるところに、我々の地域は防犯カメラの設置地域であるという看板を町会独自でいろいろな箇所に張っていただくと。

 そのような中で、1台の防犯カメラでございますが、より地域の犯罪抑止効果につなげていきたいということでお願いをしており、皆様前向きに考えていただいているところでございますので、そのように現在進めておられる町会の動きを見ていただいて、ほかの町会におきましても、そういう形で取り組んでいかなければというように思っていただければより推進ができるのではと考えております。


 

≪長寿を祝う事業について≫

 

◆松波謙太議員 

 115ページの長寿を祝う事業ですが、前年度に比べまして100万円強予算が増えているわけです。事業の対象者が増えてきたということなのか、お尋ねします。

◎高齢介護課長

 対象者が増えてきたということでございます。


 

◆松波謙太議員 

 婚姻50周年といって祝い事で皆さん、楽しみにされている方がたくさんおられると思うのですが、これからの長寿社会の中で、婚姻50周年の方々がますます増えてくるように思うのです。離婚された方とか死別された方々もたくさん本市にはおられる中で、多少の会費を徴収するのも一つかと思うのですが、市としてどのようにお考えになっているか、お尋ねします。

◎高齢介護課長

 市のほうでそういう50年を迎えられた方ということで、以前ほど珍しくはなくなっては来ているのですが、やはりこれはお祝いということですので、今の段階では、利用料を負担していただくというような考えはございません。


 

≪公園墓地区画整備事業≫

 

◆松波謙太議員 

 159ページの公園墓地区画整備事業ですが、これは調査設計委託料、公園墓地墓所施設工事設計ということで上がっているのですが、新たにどのような区画整備をされるのか教えていただけますか。

◎市民課長

 この設計委託費につきましては、これは市が2平方メートルの市外住民用といたしまして新しく新区画を整備しようと考えております。それと、市内用の4平方メートル区画も一部不足する見込みとなっていますので、その2区画につきまして整備する計画をしております。その設計を考えております。


 

◆松波謙太議員 

 ということは、今までこれは売れ行きが悪いからそういうふうな形で販売するということでしょうか。

◎総務部長

 市内用については2平方メートルと4平方メートルの2種類を売り出しておりまして、2平方メートルについてはまだかなりの区画が残っているのですが、4平方メートルのところについてはかなりあきが少なくなってきて、2、3年後にはこのままいくと、売れ行きにもよるのですが、売れてしまうというのが一つ、もう一つは市外用の2平方メートルということで議会のほうからもご意見いただきまして、その区画を整備するための設計費用について今回計上したということでございます。


 

≪休日診療所運営事業について≫

 ◆松波謙太議員 

 163ページの休急診療所運営事業ですが、平成26年度事務報告の中では患者数が内科、歯科合算で1,132人ということで、本年度の予算は2,426万7,000円ですが、同人数の患者さんが診療に来るとしましても、1人頭の金額が大体2万円強というような形になってくると思うのです。

 市としても、費用対効果というか河崎病院なんかもできてきた中で、このまま休日診療というのを続けていくのかどうかということ、市民にとっては絶対休日診療所はあったほうがいいというのは聞いていますし、1月でしたか、インフルエンザがはやったときも70人ぐらい、1日に来られたということを聞いていますが、このまま継続してこの休日診療所として続けていくのか、その辺だけよろしくお願いいたします。

◎健康推進課長

 平成26年度は12月と1月にインフルエンザの流行によりまして約300人の患者数が増えております。年度末の患者数約1,300人を見込んでいるところです。


 今後の休日診療の運営につきまして、特に内科につきましては、昭和51年の開設以来、39年間にわたりまして市民の初期救急に対応してきたところでございますので、重要な施設であることを認識しております。費用対効果につきまして考えていかないといけないと思いますが、開設当初から尽力いただいております貝塚市医師会、歯科医師会、薬剤師会等と、今後、休診のあり方について話し合いを進めてまいりたいと考えております。


 

◆松波謙太議員 

 要するにお金がたくさん要っているということなのですが、開業医の歯科医、内科医の先生方に日曜日を交代で輪番制みたいな形であけていただけるというような形でお願いするのも一つと思うのですが、その辺のところは可能なのかお尋ねいたします。

◎健康推進課長

 その点も含めまして、今後、医師会と歯科医師会と調整していきたいと考えております。


 

≪公園費について≫

 

◆松波謙太議員 

 205ページの公園費の13の委託料ですが、施設管理委託料ということで歴史展示館の前庭の委託料は入っていますか。

◎道路交通課長

 ご質問の庭園は市民庭園ですね、その委託料もこの中に入っております。

 

◆松波謙太議員 

 施設管理の委託先は、職人や、素人では少し心得のある人というような形で、シルバー人材センターなどにも委託されていると思うのです。歴史展示館の前の前庭に関しては、広さも大分ありますが、年間400万円弱という委託料と聞いているのですが、金額から察しますと職人にお任せしているということでしょうか。

◎道路交通課長

 造園業者に委託しております。

 

 ◆松波謙太議員 

 ユニチカからいただいた経緯もあるので、職人でないと剪定できない木もありますが、ほとんどが雑草や芝刈りとか、一般の木々と思うのです。そういうところに関しまして、経費削減の意味からシルバー人材センターにお願いすることはできないのかお聞きします。

◎道路交通課長

 剪定も含めてですが、剪定でしたら雑木とかのように根刈りといって簡単に切ってしまう部分もありますし、また市民庭園のように松の仕立てという、きれいな枝ぶりにしていくやり方もあるのですが、特にこの市民庭園につきましては松の仕立てやイブキ、モクレンの玉づくりといって、丸くしたり、段づくりといってきれいにするというような木々が多いのです。

 継続的に管理しないと、型崩れを起こしてしまって、またもとに戻すのに大変な時間かかりますし、ここに植えてある木が高いので、高木という認識を持っていますので、高所作業になり、やはりそういうところの剪定等につきましては専門業者でする必要があると思いますし、またその専門業者で1年を通じて委託することで、適正な時期に害虫駆除や剪定をしてもらえますので、この3点の理由から引き続き専門業者で委託をしたいと考えております。

 

◆松波謙太議員 

 ほとんど高木とか大きな木のことを言われていたのですが、雑草とかほとんど芝生になっているのですが、あの辺の程度でしたらそこまで委託しなくてもできるという気がしていたのですが、庭園の中には草が生い茂っているところがほとんどと思うのですが、同じ質問になりますが、シルバー人材センターに任せるというのは、一括でないとできないものでしょうか。

◎道路交通課長

 お答え一緒になるのですが、芝生も含めて庭園という位置づけをしておりますので、ユニチカが管理しているときから造園業者で委託はされていたということで、市がもらいました平成17年以降も、庭園というグレードを維持するために引き続き造園業者で委託したいと考えております。一連の施設として引き続きやっていきたいと考えております。


 

≪災害出動整備事業と救急出動整備事業について≫

 

◆松波謙太議員 

 223ページの災害出動整備事業と救急出動整備事業ですが、年々最新鋭の機器が出てくる中で、今回どのような機械器具の購入をされたのか、まずお伺いします。

◎警備課長

 まず、災害出動事業で今回購入をさせていただきますものは、水難救助用の資機材ということで、水中用の無線機、これは親機、子機があるのですが、親機のみ1機を購入と、あと隊員が火災現場におきまして煙の中に入っていくときに着装する消防用の空気呼吸器、これが本体とボンベ、かなり老朽化している部分がありますので、これの部分更新ということで購入を図ってまいります。


 それと、救急出動事業につきましては、今現在救急救命士が気管送管するときに、目視で今まで喉頭鏡といいまして器具を口の中に入れさせていただいて、じかに声門を見ながら行っていたのすが、それに加えまして、ビデオ喉頭鏡といいまして先にカメラのついたもの、これがモニターを見ながら実際にしても構わないというようなことで国から指針が出ておりますので、これの要請も今現在しているのですが、それについての機器を1機購入させていただくということになります。

 

◆松波謙太議員 

 災害出動整備事業と救急出動整備事業というのは、大切な命を守るために今後もいろいろと大きな比重を占めてくると思うのです。本年度はこの予算で済んだのですが、ここ何年か先を見据えたときに、命を救うための緊急性のある備品購入は、これからだんだん増えてくると思うのです。

 そうなってきたときに、予算面というのも多分に増えてくると思うのですが、消防として今後予算の推移をどのように考えておられるのか、その辺だけお聞きします。

◎警備課長

 災害出動事業につきましては、本部でいろいろ救助の技法であるとか消火の技法であるとか、これが日々進化、進歩しておりますので、それを見据えながら、必要最低限ではないのですが、その進み方に合わせて計画をして有効に整備をしていきたいと考えております。


 また、救急出動事業に関しましても、今現在救急救命士においての処置の拡大というところ、今回の予算のほかのところでも、血糖値の測定であるとかそういったところも入ってきていますので、処置の拡大に合わせて機器の更新、また医療用具が結構ございますので、安全に患者にそれを使わせていただくという観点から、保証期間等も含めまして計画的に更新をしていきたいと考えております。