貝塚市議会 新政クラブ
https://r.goope.jp/sinsei
2024-03-19T20:40:16+09:00
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text/html
2024-02-19T13:05:00+09:00
2024.2.6~7 広島県竹原市・三次市視察報告
https://r.goope.jp/sinsei/info/5595227
<p>PDFファイルはこちら↓</p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219130831-65d2d43f3c2a6.pdf" target="_blank">広島県竹原市・三次市視察報告書.pdf</a> <span>(0.93MB)</span></p>
<p> </p>
<h1><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">報告1 広島県竹原市「地域資源(歴史的町並み)を活かしたまちづくりについて」</span></strong></span></h1>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong>【1】はじめに</strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131040-65d2d4c050500.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131040-65d2d4c050500_m.jpg" alt="IMG_5007.jpg" style="float: left;" /></a> 令和6年2月6日、午後1時頃、広島県竹原市中央5-1-35の竹原市役所に到着。竹原市議会事務局長の笹原章弘氏のお出迎えを受け、竹原市議会議長の大川弘雄氏より歓迎のご挨拶をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 「地域資源(歴史的町並み)を活かしたまちづくり」について同教育委員会文化生涯学習課長の堀川ちはる氏、同文化財保護係長の新潟豊氏からご説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong>【2】「地域資源(歴史的町並み)を活かしたまちづくり」について</strong></span></p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131111-65d2d4dfc18db.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131111-65d2d4dfc18db_m.jpg" alt="IMG_5008.jpg" style="float: right;" /></a>竹原市は江戸時代より入浜式塩田で栄えた町で、「竹原塩」は一大ブランドとなり、上方や関東、東北へ廻船で売られ栄えていました。</p>
<p> </p>
<p> また夏場は「塩づくり」、冬場には「酒づくり」で活用されるようになりました。</p>
<p> </p>
<p> 塩を代表とする商品取引には相場を把握することが大切で、大阪との関係が重要で「商売のための学問・教養」が必要となりました。</p>
<p> </p>
<p> 近現代に入ると「塩」づくりも「入浜式から流下式」へ転換し開発も進められましたが、開発を免れた街並み保存地区周辺は江戸時代からの趣を留めたまま保存されました。</p>
<p> </p>
<p> その地域を昭和57年4月に「竹原地区伝統的建造物群保存地区」として約5.0haが指定されました。</p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131157-65d2d50d1c094.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131157-65d2d50d1c094_m.jpg" alt="IMG_5013.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131209-65d2d51975ad2.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131209-65d2d51975ad2_m.jpg" alt="IMG_5009.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131157-65d2d50d1c094.jpg" target="_blank"></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131157-65d2d50d1c094.jpg" target="_blank"></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131209-65d2d51975ad2.jpg" target="_blank"></a> 建築物145件、工作物38件で78世帯145人がお住まいになっています。 江戸時代から昭和初期までの民家や洋風建物が保存されています。また「釘隠し」や意匠の凝った「格子」なども保存されています。</p>
<p> </p>
<p> さらに保存助成金が創設され「管理」「修理」「復旧」「修景」の4種類と、保存修理原材料支給も創設されています。</p>
<p> </p>
<p> 「管理」については、鳥虫害防除工事や自火報設備の設置などが対象。</p>
<p> </p>
<p> 「修理」については、外観を維持するための現状維持または復元修理が対象。</p>
<p> </p>
<p> 「復旧」については、樹木・石垣・石段などの復元が対象。</p>
<p> </p>
<p> 「修景」については、伝統的建造物以外の建築物を歴史的な町並みと調和する外観へ変更する行為が対象。</p>
<p> </p>
<p> 上記4つの事業はいずれも費用の4/5の補助率で上限は600万円です。</p>
<p> </p>
<p> これまで163件の保存修理・修景事業が行われ市有の文化4施設が公開されています。さらに小学生を対象にワークショップ「ちびっこ大工さん」が平成28年から開催され、歴史的建造物に触れ合う取り組みが行われています。</p>
<p> </p>
<p> さらに町並みを利用した「まつり」等も開催され地域住民の交流が図られているとのことです。</p>
<p> </p>
<p> 一方「歴史的風致維持向上計画」も策定し、歴史及び伝統を反映した人々の活動と、その活動が行われる歴史上価値の高い建造物、その周辺の市街地が一体となって形成してきた良好な市街地の環境づくりが目指されています。</p>
<p> </p>
<p> 期間としては平成24年から令和4年の11年間取り組まれ、製塩を基礎とした港・商業の発展に見る歴史的風致、酒造りに見る歴史的風致など取り組まれました。</p>
<p> </p>
<p> さらに、歴史的風致の維持及び向上に対する事業として、小公園整備、歴史的建造物修理、景観計画の策定など17の事業が実施されました。</p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131416-65d2d598883dc.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131416-65d2d598883dc_m.jpg" alt="IMG_5018.jpg" style="float: left;" /></a>特に印象に残ったのが「小公園整備事業」でした。現代的建造物を撤去し、小公園に整備することで歴史的建造物の存在が際立ち景観が向上し、更に観光者誘致にもつながるという取り組みでした。</p>
<p> </p>
<p> 更に見た目も悪かった歴史的建造物も保存修理事業により奇麗に改修されさらに所有者がライトアップなどのイベントで活用する等、連続性のある町並みを復活することができたようです。</p>
<p> </p>
<p> 最後に日本遺産「北前船寄港地・船主集落」として認定され関連する文化財の保護にも力を入れられています。</p>
<p> </p>
<p> 一通りのご説明をいただき、質疑に入りました。</p>
<p> </p>
<p> その中で、補助金事業の総予算は年6000万円であり、改修時に耐震補強も行うことなども可能であること。さらに「無形文化財」に対する補助は現在はなく、今後の動向を見守りながら考えないといけないと言われました。</p>
<p> </p>
<p> 子ども達へ関心をもってもらえるような取り組みや未来に繋ぐ歴史的建造物の保存を目指したいとご教授いただきました。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131444-65d2d5b44b707.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131444-65d2d5b44b707_m.jpg" alt="IMG_5014.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h1><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">報告2 広島県三次市「オンライン委員会について」</span></strong></span></h1>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong>【1】はじめに</strong></span></p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131519-65d2d5d7c04ab.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131519-65d2d5d7c04ab_m.jpg" alt="IMG_5031.jpg" style="float: left;" /></a>令和6年2月7日、午前10時頃、広島県三次市十日市中2-8-1の三次市役所に到着。三次市議会事務局議事係長の原仁彦氏のお出迎えを受け、三次市議会議会運営委員長の宍戸稔氏より歓迎のご挨拶をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 「オンライン委員会について」同委員長、同市議会議員の黒木靖治氏、同議会事務局長の児玉隆氏からご説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt;">【2】「オンライン委員会」について</span></strong></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131553-65d2d5f90ded7.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131553-65d2d5f90ded7_m.jpg" alt="IMG_5032.jpg" style="float: right;" /></a> 三次市では新型コロナウイルス感染症の流行を契機に令和4年には議長より議会運営委員会へオンライン委員会の開催について諮問されました。</p>
<p> </p>
<p> 三次市議会での議長選出は、立候補制で、その公約の中に「オンライン委員会」の開催も含まれておりました。議員定数が24人から22人に削減されたことにより議会における多様性の確保が求められたことが理由の一つでした。</p>
<p> </p>
<p> その諮問をうけ議会運営委員会ではメリットとデメリットを出し合い実施に向けて議論が行われました。</p>
<p> </p>
<p> 更に、委員会条例・議会規則の改正及びオンライン委員会運営要綱の検討など先進都市への視察も含めて行われました。</p>
<p> </p>
<p> 決定事項としてはオンライン委員会開催の条件として大規模災害を前提に「感染症などを含む災害・育児・介護」によるものとするとなりました。</p>
<p> </p>
<p> 更に委員会は「Zoom」を使用することを決定し令和5年7月に試行が行われました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、その後一度も開催されることはなく議員及び事務局のスキルアップが今後の課題であると指摘されました。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131623-65d2d6173a934.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131623-65d2d6173a934_m.jpg" alt="IMG_5035.jpg" style="float: left;" /></a> 課題としてはオンライン委員会開催時のインターネット放映をどうするのか今後検討が必要になってくるであろうとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> その後意見交換及びデモンストレーションで体験させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 議会運営委員長や事務局の参加のもとでしたので、議論の過程、取り組んでみての課題などについて説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 三次市は778㎢あり広大な市域でオンラインの必要性があったのかなと予想していましたが、実はそうではなく、どうしても市役所に登庁できない場合に絞って議論されたようです</p>
<p> </p>
<p> また、事務局職員の今後のスキルアップも必要で、協力なしでは進まない課題であると感じました。</p>
<p> </p>
<p> その後、それぞれの議会での会議の進め方など意見交換し視察を終えました。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/240219131647-65d2d62f7b1bb.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/240219131647-65d2d62f7b1bb_m.jpg" alt="IMG_5036.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
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2023-11-27T14:07:00+09:00
福井県勝山市・岐阜県中津川市視察報告 2023.11.1~11.2
https://r.goope.jp/sinsei/info/5461797
<p><span style="font-size: 10pt; color: #000000;">PDFファイルはこちらを↓</span></p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/231127145827-6564300308110.pdf" target="_blank">福井県勝山市・岐阜県中津川市視察報告書.pdf</a> <span>(0.89MB)</span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">報告1 福井県勝山市「高齢者運転免許証自主返納支援事業について」</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;"><strong>【1】はじめに</strong></span></p>
<p> </p>
<p>令和5年11月1日、午後1時頃、福井県勝山市元町1-1-1の勝山市役所に到着。勝山市議会事務局次長の椿山浩章氏のお出迎えを受け、勝山市議会議長の下牧一郎氏より歓迎のご挨拶をいただきました。</p>
<p> </p>
<p>「高齢者運転免許証自主返納支援事業について」同市議会事務局長の鳥山健一氏、同市未来創造課課長の小林真紀氏、同市未来創造課脱炭素・地域交流係長の廣田篤史氏からご説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong><span style="font-size: 12pt;">【2】「高齢者運転免許証自主返納支援事業」について</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/231127145933-656430453aae5.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/231127145933-656430453aae5_m.jpg" alt="IMG_3175.jpg" style="float: left;" /></a>勝山市は人口21,608人。60歳以上の高齢者が約8,000人(37.9%)、後期高齢者が全体の20.03%と超高齢化社会となっています。</p>
<p> </p>
<p>また、広い面積で車が移動手段となっており、高齢運転者の事故も全体の20%を占めていたことから、高齢者運転免許証自主返納支援事業がスタートしました。</p>
<p> </p>
<p>自主返納をしやすい制度は何かを検討した結果、コミュニティバスの無料券を発行することに決定されました。</p>
<p> </p>
<p>コミュニティバス運営会社が2社あり、費用と運賃収入の差額を市から補助することから運営会社ともスムーズに開始できたそうです。(年間約6000万円から7000万円の補助)</p>
<p> </p>
<p>事業開始前から警察より自主返納の推進への協力依頼があり、情報を共有しながら、市役所内に臨時で警察が自主返納窓口を設置し運転免許証の返納と無料バス券の交付がワンストップで出来る体制ができました。</p>
<p> </p>
<p>その後も月一回程度警察が市役所にて受付窓口を設ける取り組みが進みましたが、現在では、警察署においても運転免許証返納手続きと無料バス交付手続きが行われるようになったそうです。</p>
<p> </p>
<p>この支援について特に予算を計上することなく、無料で乗車する方の乗車料金は約317万円となるそうです。</p>
<p> </p>
<p>市民の評価としては、コミュニティバスの運行本数が少なく、バスを利用しない方も多いが、昨年度より市内の一部地域で導入された「フルデマンドバス」の利用者が2倍となるなど高齢者の利用にもつながっているようです。</p>
<p> </p>
<p>事前予約が必要ですが、どのバス停からバス停への移動も可能。またバス停は半径150m圏内に配備されているので市民の交通手段として活用されています。</p>
<p> </p>
<p>今後の課題としては、より利用しやすいバスとすることが大切で、外出したくなる「きっかけ」を作る事でバスの利用増加につなげたいと説明されました。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/231127150012-6564306c8790d.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/231127150012-6564306c8790d_m.jpg" alt="IMG_3178.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;"><strong>報告2 岐阜県中津川市「若者世代に向けた移住定住施策について」</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong><span style="font-size: 12pt;">【1】はじめに</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/231127150158-656430d667d85.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/231127150158-656430d667d85_m.jpg" alt="IMG_3187.jpg" style="float: left;" /></a>令和5年11月2日午前10時頃、岐阜県中津川市かやの木町2-1中津川市役所へ到着。</p>
<p> </p>
<p>中津川市議会議会事務局議会総務課長の中神茂実氏のお出迎えを受け、中津川市議会副議長の吉村孝志氏の歓迎のご挨拶をいただきました。</p>
<p> </p>
<p>中津川市より定住推進部定住推進課課長の鎌田貴久氏、同定住推進係長の田口幸子氏、同主事の田口瑚乃美氏よりご説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong><span style="font-size: 12pt;">【2】若者世代に向けた移住定住施策について</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/231127150249-65643109b071b.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/231127150249-65643109b071b_m.jpg" alt="IMG_3188.jpg" style="float: right;" /></a> 中津川市が行う移住定住対策は・・・・・</p>
<p> </p>
<p>①中津川空き家情報バンク</p>
<p> </p>
<p>②休日移動相談・オンライン移住相談</p>
<p> </p>
<p>③「住まい」と「仕事」のワンストップ相談窓口</p>
<p> </p>
<p>④移住定住支援各補助金</p>
<p> </p>
<p>⑤ハッピーマリッジプロジェクト(結婚活動支援事業)</p>
<p> </p>
<p>⑥その他</p>
<p> </p>
<p>の6つの事業を行っています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>①空き家情報バンクについて</strong></p>
<p> </p>
<p>平成24年より空き家情報バンクをスタートさせました。</p>
<p> </p>
<p>空き家所有者が市に電話や窓口で空き家情報バンクに登録する。</p>
<p> </p>
<p>その後、集落支援員による外観調査が行われる。集落支援員とは、各地区に1~2名配置され、会計年度任用職員が行っています。集落支援員は、退任された区長や地域に精通された方を任用することにより、地域事情も勘案して把握することが可能となります。</p>
<p> </p>
<p>集落支援員によって登録可能となり、担当事業者(22社の輪番制)による家内部調査などが行われ、所定の条件をクリアーすると「中津川市空き家情報バンク」へ登録となります。</p>
<p> </p>
<p>ホームページに「中津川に住もう!」というポータルサイトがあり、登録された情報が掲載されます。</p>
<p> </p>
<p>また、空き家を把握するために、毎年固定資産税の案内時には別途チラシを同封しています。物件所有者は市外に居住の方もあり、その方への啓発という視点では非常に有効であるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>②休日移動相談・オンライン移住相談</strong></p>
<p> </p>
<p>毎週土曜の9時から17時にワーカーサポートセンターにて「休日移住相談窓口」を開設しています。</p>
<p> </p>
<p>遠方で中津川市に来られない方、平日利用できない方が予約制で相談を受けられます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>③「住まい」と「仕事」のワンストップ相談窓口</strong></p>
<p> </p>
<p>ワーカーサポートセンターで個人に合わせた相談をおこなっています。ワーカーサポートセンターには「移住定住コーディネーター」が常駐しており、住まいのこと、「仕事」のことをワンストップで相談できる体制があります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>④移住定住支援各種補助金</strong></p>
<p> </p>
<p>移住定住支援各種補助金については以下5つの事業がおこなわれています。</p>
<p> </p>
<p>ア)新婚さん住まいる応援事業補助金(R4決算 4750万円)</p>
<p> </p>
<p>若者の地元定着を推進し新婚世帯の住宅取得費用の一部を補助する制度です。</p>
<p> </p>
<p>住宅取得時に、結婚5年以内または契約から補助金の申請までに婚姻届を提出した方で夫婦の合計年齢が80歳以下または、中学生以下の子どもがいること。</p>
<p> </p>
<p>最大50万円となります。</p>
<p> </p>
<p>※その他条件もあります。</p>
<p> </p>
<p>イ)子育て世帯住まいる応援事業補助金(R5予算 150万円・新規事業)</p>
<p> </p>
<p>市内でも少子化が進む地域で子育て世帯の住宅取得費用の一部を補助する制度です。</p>
<p> </p>
<p>夫婦の合計年齢が80歳以下または中学生以下の子どもがいる世帯で、UIターン者用住宅のある地域で住宅を取得。(その他条件はあります)</p>
<p> </p>
<p>この地域とは5地域あり、人口減少が著しい地域となっています。</p>
<p> </p>
<p>住宅の新築・購入・増築で30万円の補助金。</p>
<p> </p>
<p>ウ)空き家再生リフォーム事業補助金(R4決算 187万円(予算400万円))</p>
<p> </p>
<p>市内の空き家を賃貸住宅として活用する方への支援制度です。</p>
<p> </p>
<p>貸主・借主どちらも申請可能で、最大40万円の補助金が支給されます。</p>
<p> </p>
<p>エ)空き家家財道具等処分補助金(R4決算 25万2千円 (予算70万えん))</p>
<p> </p>
<p>空き家の家財道具などを処分するかたへの支援制度です。</p>
<p> </p>
<p>空き家情報バンクに登録されている物件で、または登録を希望する物件が対象となります。</p>
<p> </p>
<p>最大10万円の補助金。</p>
<p> </p>
<p>対象経費としては、ゴミなど処分費、家電製品処分費、仏壇など撤去費、家財の移設費用などとなっています。</p>
<p> </p>
<p>オ)東京圏からの移住支援補助事業(R4決算 130万円(予算380万円))</p>
<p> </p>
<p>東京23区、東京圏から中津川市へ転入する単身・複数世帯への補助金</p>
<p> </p>
<p>国が1/2、県が1/4、市が1/4を負担する事業で、東京などから移住される方を対象としています。(その他条件はあります)</p>
<p> </p>
<p>単身世帯に60万円、複数世帯100万円、18歳以下の世帯員を帯同する場合は一人につき100万円加算されます。</p>
<p> </p>
<p>ただし、申請から3年未満で中津川市から転出した場合や要件を満たす職を辞した場合は返還となります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>⑤ハッピーマリッジプロジェクト(結婚活動支援事業)</strong></p>
<p> </p>
<p>結婚を望んでいるけど、出会いの機会がない。あと一歩踏み出せないという方のために、平成24年度から実施。</p>
<p> </p>
<p>毎月第1・3土曜日に相談所を開設。マリッジコーディネーター(結婚相談員)6名が一人一人に寄り添いながら進めています。</p>
<p> </p>
<p>相談員さんには資格はなく、熱意があり、いわゆる地域の「お節介」な方が多く、この事業には欠かせない存在なんだそうです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>⑥その他</strong></p>
<p> </p>
<p> その他の取組みととしては、</p>
<p> </p>
<p>ア)移住フェアへの参加。</p>
<p> </p>
<p> 東京や大阪で開催するフェアへ年に2~3回参加。</p>
<p> </p>
<p>イ)移住体験ツアーの開催。</p>
<p> </p>
<p> 市営住宅の見学会ツアーや先輩移住者との交流ツアーの企画、実施。</p>
<p> </p>
<p>ウ)移住サポーターの活用</p>
<p> </p>
<p> サポーター5名を委嘱。移住・定住者のサポート</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>中津川に住もう!事業として、ア)「住まいの事」は合計12事業が、イ)「仕事の事」は8事業が、ウ)「育児の事」が9事業が、エ)「教育の事」が11事業が、オ)「暮らしの事」が5事業行われ、市役所を縦断・横断した取組みが繰り広げられています。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/231127150316-65643124545d0.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/231127150316-65643124545d0_m.jpg" alt="IMG_3191.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2023-07-28T10:50:00+09:00
秋田県由利本荘市、湯沢市視察報告 2023.7.18~19
https://r.goope.jp/sinsei/info/5271276
<p>PDFファイルはここをクリックしてください↓</p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728105416-64c31fc82b62d.pdf" target="_blank">2023.7.18秋田県由利本荘・湯沢市視察報告書.pdf</a> <span>(0.71MB)</span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;"><strong>報告1 秋田県由利本荘市「市役所デジタルスポットについて」</strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;">【1】はじめに</span></strong></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728110827-64c3231badc03.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728110827-64c3231badc03_m.jpg" alt="18-11.jpg" style="float: left;" /></a>令和5年7月18日、午後1時30分頃、秋田県由利本荘市尾崎17番地、由利本荘市役所に到着。</p>
<p> </p>
<p>同市議会事務局庶務班長の佐々木朝美氏のお出迎えを受け、同市議会議長の伊藤順男(よりお)氏より歓迎のご挨拶をいただきました。</p>
<p> </p>
<p>由利本荘市より、総務部行政改革推進課課長(第3セクター改革担当)(行政査察監)の小番正明氏、同課デジタル化推進班長の木内崇氏の説明が行われました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 12pt;"><strong>【2】「市役所デジタルスポット」について</strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111117-64c323c557e94.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111117-64c323c557e94_m.jpg" alt="18-15.jpg" style="float: right;" /></a>由利本荘市では平成17年3月に1市7町による市町村合併され、秋田県内1位の1209㎢の広さです。合併に伴い、旧町役場などに支所を配置し、5つの出張所を整備されました。ハード面では過多状態となっているのも現実的な問題だそうです。</p>
<p> </p>
<p>この広大な地域に72,000の人口であり、デジタル化を進めることにより市民の利便性を高める取り組みとなりました。</p>
<p> </p>
<p>広い面積でインフラを整備するだけでも莫大な費用もかかり、あわせて人口減少の傾向が顕著に表れてきたそうです。</p>
<p> </p>
<p>合わせて高齢化率が高く(来年には65歳以上が40%となる)、14歳未満が10%を切る少子高齢化傾向で毎年1000名の人口減となっています。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111201-64c323f1b0491.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111201-64c323f1b0491_m.jpg" alt="18-16.jpg" style="float: left;" /></a>そんな中、2年前総務省から職員を派遣してもらい、デジタル化推進計画(DX全体方針)の策定にむけ動き出しました。4か年計画の全体方針を策定し公表されました。</p>
<p> </p>
<p>広さの不便を克服するためのデジタル化を目指しての取組みとなりました。</p>
<p> </p>
<p>幾つかの取組みが説明されました。</p>
<p> </p>
<p>1.デジタル化推進計画</p>
<p> </p>
<p>2.マイナンバーカード利用活用宣言と市民カード化の推進</p>
<p> </p>
<p>3.キャッシュレス化の推進</p>
<p> </p>
<p>4.移動市役所の実証実験</p>
<p> </p>
<p>5.スマートストアの実証実験</p>
<p> </p>
<p>6.空中ディスプレイの導入</p>
<p> </p>
<p>等でした。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111255-64c324275568e.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111255-64c324275568e_m.jpg" alt="18-17.jpg" style="float: right;" /></a>1.のデジタル化推進計画では、国の動きも日進月歩なので、あまり無理をせずにケースバイケースで行うことにしました。</p>
<p> </p>
<p>2.のマイナンバーカードは1年前は40%代の交付率だったのですが、出張窓口の開設、企業訪問により、73.5%まで引き上げることができました。</p>
<p> </p>
<p>さらに図書館などの利用カードと紐づけし利便性の向上につとめ、「オンライン申請サービス」等にも取り組まれています。</p>
<p> </p>
<p>オンラインで申請すると、送料は利用者負担で利用できる仕組みも作られたようです。</p>
<p> </p>
<p>3.キャッシュレス化の推進については、クレジットカード、スマフォ決裁など利用でき利便性の向上に努められたようです。</p>
<p> </p>
<p>4.移動市役所の実証実験については、福祉分野の相談を遠隔相談しています。移動市役所は出張所を中心に各自治体など希望があれば循環し市民サービスの向上に努められています。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111320-64c32440b2417.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111320-64c32440b2417_m.jpg" alt="18-18.jpg" style="float: right;" /></a>広い市域に対応した取り組みであると言えます。</p>
<p> </p>
<p>5.スマートストアについては、働き手不足解消に向けて無人運用できる産学官で協働実験されています。その成果が期待されています。</p>
<p> </p>
<p>さらに、「デジタルスポット」の稼働状況は、住民票などの証明書の発行が212件、遠隔相談実績が10件、デジタルサイネージ操作実績が2025件となっています。</p>
<p> </p>
<p>今後の課題として、デジタルスポットの数を各支所に増やしながら、人員を削減し、なおかつ市民サービスの向上に努めるというものです。</p>
<p> </p>
<p>遠隔相談は、担当者がテレビ電話のように相談に乗るというものですが、まだまだ利用者側の「はずかしい」「慣れない」といった問題もあるようで、地道な啓発が必要だと認識されていました。</p>
<p> </p>
<p>その後、市役所に設置されている、遠隔相談、証明書交付端末、デジタルサイネージ、空中ディスプレイを見学させていただき視察を終えました。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111347-64c3245ba2f88.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111347-64c3245ba2f88_m.jpg" alt="18-21.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;"><strong>報告2 秋田県湯沢市「子育て支援について」</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">【1】はじめに</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111511-64c324af2c505.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111511-64c324af2c505_m.jpg" alt="19-04.jpg" style="float: left;" /></a>令和5年7月19日午前10時頃、秋田県湯沢市佐竹町1-1湯沢市役所へ到着。</p>
<p> </p>
<p>同市議会事務局議事総務班主任の鵜沼明日美氏のお出迎えをうけ、湯沢市議会議長の渡部正明氏より歓迎のご挨拶をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> そ湯沢市より、福祉保健部子ども未来課長の高山見美子(るみこ)氏、同子ども子育て応援班長の吉田典子氏、同子ども子育て班主任(保健師)の藤原美紀子氏よりご説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> まずは、高山課長より湯沢市全体の子育て支援について説明いただきました。人口減少が著しい市であり、子育てに力をいれて人口流出を止めようとの試みです。</p>
<p> </p>
<p> また、「おがった、えがった、ゆざわの子育てマルっと紹介」を用いて説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111552-64c324d8ca4e5.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111552-64c324d8ca4e5_m.jpg" alt="19-20.jpg" style="float: right;" /></a>「おがった」=「大きくなった、成長した」、「えがった」=「良かった」というのだそうです。</p>
<p> </p>
<p> その中でR4には合計特殊出生率(15歳から49歳までの女性が一人当たり何人出産するかを計算)が0.97%となり、少子化に歯止めがかからない状態である事があげられ、不妊治療助成拡充や出産祝い金制度に取り組んだりしています。</p>
<p> </p>
<p> その中で以下の事業が進められました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">【2】産前産後家事ヘルパー事業について</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 令和4年事業がスタート。</p>
<p> </p>
<p> 事業の対象者は・・・</p>
<p> </p>
<p> ①妊娠中の体調不良による家事などが困難な方</p>
<p> </p>
<p> ②育児をしながら家事に不安のあるかた</p>
<p> </p>
<p> ③慣れない育児で心身の負担がある方</p>
<p> </p>
<p> ④家事を頼める人がいない方</p>
<p> </p>
<p> などとなっています。</p>
<p> </p>
<p> 事業内容は・・・</p>
<p> </p>
<p> ①調理・食事の準備及び後かたずけ</p>
<p> </p>
<p> ②洗濯</p>
<p> </p>
<p> ③掃除、整理整頓</p>
<p> </p>
<p> ④買い物</p>
<p> </p>
<p> ⑤おむつ替えの補助、ミルク準備</p>
<p> </p>
<p> ⑥小学生以上の子どもの世話等</p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111634-64c3250201e3d.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111634-64c3250201e3d_m.jpg" alt="19-09.jpg" style="float: left;" /></a>尚、赤ちゃんへの直接のお世話はできないようです、利用は12回まで(多胎の場合は子どもの人数分可)で、利用時間は90分(無料)となっています。</p>
<p> </p>
<p> 令和4年度実績としては6名(35回)の利用があったとの事です。</p>
<p> </p>
<p> 女性のヘルパーさんが来てくれてお母さんのような安心感があったなど好評である一方、利用者が少ないという課題もあります。</p>
<p> </p>
<p> これについては、行政と当事者の信頼関係を築いていくしか方法はなく、保健士さんの訪問などこまめなバックアップが必要との事でした。</p>
<p> </p>
<p> また事業実施は、委託業者で行われています。業者と市との連携も進めながら支援策を進めたいとの事です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">【3】子どもと家庭の自立応援訪問事業について</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p>令和5年事業スタートで実績など説明はできないとのこでしたが、事業内容について説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 事業の対象者は・・・</p>
<p> </p>
<p> 子どもを直接世話する方が病気などにより家事や育児等困難を生じ、支援による子どもや家庭の自立に向けた生活体制整備が適切と思われる世帯</p>
<p> </p>
<p> 事業内容は・・・・</p>
<p> </p>
<p> ①調理、食事の準備及び片付け</p>
<p> </p>
<p> ②洗濯</p>
<p> </p>
<p> ③買い物</p>
<p> </p>
<p> ④おむつ替えの補助、ミルクの準備</p>
<p> </p>
<p> ⑤小学生以上の子どもの世話 等</p>
<p> </p>
<p>尚、赤ちゃんなど就学前のお子さんへの直接の世話は不可で、利用回数は、原則週2回までで、利用期間は原則3カ月、利用時間は1回90分(無料)となります。</p>
<p> </p>
<p> 令和5年度では3世帯分の予算が計上され、需要が高ければ補正予算で対応するというものでした。</p>
<p> </p>
<p> 実際にこの制度を活用する世帯はその他の支援も必要とされることも予想され、市内部で横断的、縦断的な取り組みが必要で「ケース会議」等をかいさい歳ながら進めていきたいと説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/230728111716-64c3252c3029d.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/230728111716-64c3252c3029d_m.jpg" alt="19-27.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a></p>
<p> </p>
-
text/html
2022-11-21T10:02:00+09:00
新潟県長岡市視察報告書
https://r.goope.jp/sinsei/info/4901893
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212100933-63967f4d3f897.pdf" target="_blank">長岡市視察報告書.pdf</a> <span>(1.24MB) ←</span>PDFファイルはこちらから</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="background-color: #0000ff; color: #ffffff;"><span style="font-size: 12pt;">はじめに</span></span></strong></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101346-6396804aa0a2c.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101346-6396804aa0a2c_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_30.jpg" style="float: left;" /></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101424-639680700299e.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101424-639680700299e_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_27.jpg" style="float: left;" /></a> 令和4年11月9日、午後3時頃、新潟県長岡市大手通1丁目4番地10のアオーレ長岡(長岡市役所)へ到着。</p>
<p> </p>
<p> 同市議会事務局議会総務課政策調査係望月葵衣主事のお出迎えを受けました。</p>
<p> </p>
<p> 同市議会山田省吾副議長より歓迎のご挨拶をいただき、阪口芳弘会派代表よりお礼の言葉が述べられました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="background-color: #0000ff; color: #ffffff;">報告1 「アオーレ長岡について」</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101508-6396809c3c7e5.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101508-6396809c3c7e5_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_25.jpg" style="float: left;" /></a> アオーレ長岡については、同市市民協働推進部市民協働課の五十嵐智行課長、同アオーレ交流係の永井英雄係長よりレクチャーを受けました。</p>
<p> </p>
<p> 長岡市は、平成17年から3度の合併を繰り返してきた町です。広大な面積で目の届かない現状がありました。</p>
<p> </p>
<p> 一方で過疎化を何とかしたいという想いもあり、人が来やすい庁舎をとの機運も上がってきたようです。</p>
<p> </p>
<p> アオーレを作ったことにより人の流れも変わったようです。</p>
<p> </p>
<p> 「アオーレ」とは、方言で「会いましょう」という意味で、「施設で会いましょう」という想いを込めて名付けられました。</p>
<p> </p>
<p> デザインは国立競技場をデザインした隈研吾氏です。木の質感を生かしたデザインが特徴的で「木そのものが持つ良さを感じてほしい」とこだわりました。</p>
<p> </p>
<p> 市内で生産されている「栃尾袖」や「小国和紙」を取り入れるなど暮らしのぬくもりを大切にされています。</p>
<p> </p>
<p> アオーレ長岡は、市民と行政が一体となった施設を目指しました。、また冬季でも様々な活動が行える“ナカドマ(屋根付き広場)”と市役所本庁機能を一体的に配置した複合施設となっています。</p>
<p> </p>
<p> 市民協働・交流の拠点となる事をコンセプトに、設立10年を迎え約1,200万人(年間100万人から130万人)が利用されています。市外からも年間約5,000人が見学に訪れる施設となりました。</p>
<p> </p>
<p> アオーレ長岡はJR長岡駅から直結し、市民の心のよりどころとなる場所をめざしています。</p>
<p> </p>
<p> 場所は長岡城の二の丸があり、その後「長岡市公会堂」「厚生会館」と移り、10年前にアオーレが誕生しました。</p>
<p> </p>
<p> また西館の議会棟にも市民交流の視点があり、文化交流ホールやホワイエで展示されたりもしています。</p>
<p> </p>
<p> 全体的には、いろんなイベントのできる空間であり日本建築の土間をイメージした造りとなっています。</p>
<p> </p>
<p> 「ナカドマ」は24時間カギ無し、どこからでも自由に出入りできる屋根のある広場です。市民が自由に使える空間をめざしています。基本規則無し、自由に使う事のできる空間となっています。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101647-639680ffe1eb4.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101647-639680ffe1eb4_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_19.jpg" style="float: right;" /></a></p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101604-639680d4bba5a.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101604-639680d4bba5a_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_17.jpg" style="float: right;" /></a></p>
<p> アリーナは、5,000人が収容できるものとなっています。スポーツやコンサート、成人式などのイベントに使用されています。</p>
<p> </p>
<p> さらに、Bリーグ(バスケット)の「新潟アルビレックスBB」のホームアリーナとしても使用され、バスケットによるまちづくりも進められています。</p>
<p> </p>
<p> その他の使用方法として、Vリーグ公式戦・大相撲・プロレス・アイススケート等開催されています。</p>
<p> </p>
<p> 市役所機能としての執務室はガラス張りで木材は新潟県産を利用し木のぬくもりを感じさせられるようなデザインとなっています。</p>
<p> </p>
<p> 市民サービスに力を入れ、ワンストップサービスを実現しております。「市役所なんでも相談」コーナーもあり、コンシェルジュが対応しますが、コンシェルジュで分からないときは担当の職員が相談コーナーに出向き説明、申請するようです。</p>
<p> </p>
<p> 市民が移動するのではなく、職員が移動する。まさしく市民サービスが行き届いた体制となっているように感じました。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101734-6396812e1415e.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101734-6396812e1415e_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_47.jpg" style="float: left;" /></a></p>
<p> 議場も1階に設置し、ガラス張りの議場で市民に議論を見てもらう事を意識して作られているようです。</p>
<p> </p>
<p> アオーレ自体は低層階の建物となっており、景観と耐震を考えた施設となっています。</p>
<p> </p>
<p> 平成16年に発生した中越大震災で災害本部である庁舎に影響がでて、庁舎耐震性の不足が認識されました。</p>
<p> </p>
<p> 新しい庁舎を建設しようと「中心市街地構造改革会議」が組織され、「市政だより」で情報提供され、市民からの意見も取り入れながら進められました。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で、公共交通の利便性、コスト面、まちづくりの観点から市街地に移転することが最適との結論が出ました。</p>
<p> </p>
<p> また、大手通りを中心に「まちなか市役所」として分散による業務を行うことも決定されました。</p>
<p> </p>
<p> アオーレが低層の建物であるために全ての庁舎機能を持つことができなかったからです。</p>
<p> </p>
<p> 分散による市民サービスの低下を防ぐための総合窓口を設置されました。前述の「市役所なんで相談」がその取り組みです。</p>
<p> </p>
<p> 平日は午後5時15分まで、休日も午後5時まで開庁しています。</p>
<p> </p>
<p> 職員には5年かけて意識改革(研修)を行い、「市民」ではなしに「お客様」という意識で対応する訓練も行ったようです。</p>
<p> </p>
<p> この点については、どんな建物であれ、どこの市でも取り組めることではないかと感じております。</p>
<p> </p>
<p> 一方、利用料のお話もお聞きできました。</p>
<p> </p>
<p> ナカドマ、ホワイエ、市民交流ホールについては市民であれば無料で貸し出しされます(営利利用は別途利用料が発生)。アリーナについては会議室で150円から300円(1時間あたり)となっており安価で利用することができます。</p>
<p> </p>
<p> 使用に際する「ルールは作らない、自由度の高い運営を」実現させています。</p>
<p> </p>
<p> これまで自由な発想で取り組まれていたのは</p>
<p> </p>
<p> ・アオーレ長岡酒の陣</p>
<p> </p>
<p> ・アオーレ!ドイツフェスト(ドイツとの姉妹都市を結んでいる)</p>
<p> </p>
<p> ・越後みしま竹あかりinアオーレ長岡</p>
<p> </p>
<p> ・山古志闘牛Inアオーレ</p>
<p> </p>
<p> 山古志は合併された地域で、闘牛は山古志でしか取り組まれていません。アオーレで行うことにより広く認知されることになりました。</p>
<p> </p>
<p> ・保育園の遠足</p>
<p> </p>
<p> ・ナカドマ結婚式</p>
<p> </p>
<p> ・ファッションショー</p>
<p> </p>
<p> ・ランチコンサート</p>
<p> </p>
<p> ・高校生ラーメン選手権</p>
<p> </p>
<p> 等々となっています。</p>
<p> </p>
<p> 一通りの説明を受けた後、質疑応答をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 建設コストは131億円。ランニングコストは年間約5億円。国の支出金として29億、地方債として54億円。市都市整備基金より45億円。一般財源としては約3億で建設されました。</p>
<p> </p>
<p> さらに「アオーレ市民債」を発行。25億円集め、5年満期で一括返済もされたようです。</p>
<p> </p>
<p> 色んな知恵が結集され、市民による市民のための施設であることがうかがえました。</p>
<p> </p>
<p> さらに施設稼働率も令和3年度で75.12%と非常に高く驚きました。これはやはり無料で利用できることも多いのではと感じました。</p>
<p> </p>
<p> 質疑応答の後、施設内見学をさせていただき、1日目のレクチャーは終了となりました。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101828-6396816450e28.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101828-6396816450e28_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_32.jpg" style="float: left;" /></a></p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101902-63968186c2e29.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101902-63968186c2e29_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_7.jpg" style="float: left;" /></a></p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212101934-639681a6ae609.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212101934-639681a6ae609_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_16.jpg" style="float: left;" /></a></p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="background-color: #0000ff; color: #ffffff;">報告2 「子育ての駅について」</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212102113-63968209df9cb.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212102113-63968209df9cb_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_79.jpg" style="float: left;" /></a> 令和4年11月10日、午前9時30分頃、アオーレ長岡へ到着し、同市議会委員会室にて「子育ての駅について」同市教育委員会子ども未来部・子ども・子育て課の佐藤隆課長補佐よりレクチャーを受けました。</p>
<p> </p>
<p> 長岡市では3度の合併が繰り返され、子育て支援の在り方の整理も進められてきました。</p>
<p> </p>
<p> その中の議論で就学前の子ども達の施策については教育委員会が担当することになりました。様々な議論もあったようです。</p>
<p> </p>
<p> 合併を繰り返し旧町村には支所がおかれ、それぞれ支所でも子育て支援にあてられます。</p>
<p> </p>
<p> 雪国であり、家に籠りがちで子どもをつれて外出できない状態もあり、親同士のつながりも欲しいという視点で保護者の声を聴きながら支援施策を設置されました。</p>
<p> </p>
<p> 子育ての駅については、公園を担当する部署にするか、子育て支援の部署となるかも議論となりました。それぞれの「無理」な部分を解決し、統合することで実現しました。</p>
<p> </p>
<p> 縦割りで統合できるのは市町村の強みであるともおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> その後具体の取組みについて説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 子どもの成長にあわせた一貫した支援体制を構築しようと、教育委員会に母子保健・保育園・子育て支援を平成19年4月に統合し、「子ども家庭課」と「保育課」を新設し子どもの施策を統合されました。また平成23年4月には教育委員会に「子育て支援部」を設置し、平成28年4月に「子ども未来部」に改称し子育て支援を実施しています。</p>
<p> </p>
<p> その中で「子育ての駅」を創設し、オリジナル“保育士や子育てコンシェルジュのいる屋根付き公園”を創設されました。</p>
<p> </p>
<p> 屋根付き公園で全天候に対応できるものです。</p>
<p> </p>
<p> 先に述べられたように「公園が担当か?福祉(子育て支援)が担当か?」という議論がありましたが「公園として子育て支援施設を作ろう」と結論づけられました。</p>
<p> </p>
<p> ハード面を都市公園の補助金等を活用し、ソフト面では子育て支援交付金を適用するなど工夫されました。</p>
<p> </p>
<p> 雪国のお父さん・お母さんの声から生まれた施設でもあります。分野別に横断したり縦断したり連携・融合を実現させた施設でもあります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ①子育ての駅「てくてく」</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212102242-63968262b3913.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212102242-63968262b3913_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_64.jpg" /></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212102311-6396827f86b4e.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212102311-6396827f86b4e_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_63.jpg" /></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212102336-6396829885f99.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212102336-6396829885f99_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_65.jpg" /></a></p>
<p> 平成21~24年の間に長岡市では4つの子育ての駅を創設。うち3つは旧長岡市へ、1つは合併された地域でスタートされ、平成27・28年の2年間で9カ所の「地域版子育ての駅」を開設されました。</p>
<p> </p>
<p> その一つが「子育ての駅てくてく」です。建物も□△○をつなぎ合わせており、それぞれ子育て支援の取組みが行われています。これは幼児が一番に認識する形がこの形であるそうです。</p>
<p> </p>
<p> 工事費が4億800万円で内一般財源が7万円というもので市の持ち出しの少なさに驚かされました。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年の入館者は約6万人で一日平均211人となっています。新型コロナウイルス感染症の越境で来場者も半減したようですが、創意工夫した取り組みが進められています。</p>
<p> </p>
<p> 子育ての駅サポーターを募集し福祉系の専門学校生に登録してもらい活動を続けています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ②子育ての駅「ぐんぐん」</p>
<p> </p>
<p> ながおか市民防災センター内に設置されNPO法人が運営している施設です。</p>
<p> </p>
<p> 子育て支援と市民防災の機能が融合した全国初の施設で、ミニキッチンがあり離乳食の実演や試食も行われています。</p>
<p> </p>
<p> 工事費が5億3千万円で市の一般財源が10万円となっています。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度の利用者数は29,300人で一日平均99人となっています。</p>
<p> </p>
<p> この施設は、平成17年の中越地震時には仮設住宅が建設された場所で東日本大震災時には長岡市内から救援物資が集められた場所です。</p>
<p> </p>
<p> そこで「防災」と「子育て」を合併した施設運営がスタートしました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ③子育ての駅ちびっこ広場(まちなか絵本館)</p>
<p> </p>
<p> 約13,000冊の絵本や児童書があります。また、保育士を配備した絵本館で司書が親子で楽しめる絵本を選んだりしてくれます。</p>
<p> </p>
<p> 市中心市街地のフェニックス大手ウエストにあり、高校生たちが気軽に集いあうこともできる場所となっています。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年入館者数21,064人で一日平均61人です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ④子育ての駅「すくすく」</p>
<p> </p>
<p> 地元で子育て支援を行ってきた団体の良さを生かし地域の実情にあったアットホームな雰囲気で運営。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年入館者数は3,844人で一日平均20人です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ⑤地域版「子育ての駅」</p>
<p> </p>
<p> 各支所に子育て支援体制を強化するため、全地域に「地域版子育ての駅」を開設(9か所)</p>
<p> </p>
<p> その全ての子育ての駅に「子育てコンシェルジュ」を配備し、子育て相談や寄り添い、見守りなどを行っています。</p>
<p> </p>
<p> またこれらの施設は、震災時などは「子育て安心避難所」と位置づけらえれ、安心して過ごせる居場所にも役立つ事になっています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ⑥長岡版ネウボラの実施</p>
<p> </p>
<p> 産前産後に心身が不安定になりやすく、育児疲れなどストレスがたまります。そんな悩みを解決するために「長岡版ネウボラ」の取組みがスタートしています</p>
<p> </p>
<p> ア)産後ケアコーディネーターを配置 </p>
<p> </p>
<p> ・助産師1名・保健師1名でニーズに合った子育て支援のプラン立てなどを行っています。</p>
<p> </p>
<p> イ)産後デイケアるーむ</p>
<p> </p>
<p> ・「ままリラ」</p>
<p> </p>
<p> 助産師・保健師・母子保健推進員・栄養士などで産後ケア</p>
<p> </p>
<p> 「ままリラ」のリラはリラックス。リラックスできる子育てを目指しています。</p>
<p> </p>
<p> ・「ままナビ」</p>
<p> </p>
<p> 保育士から母子が一緒になり具体的な育児を学びます</p>
<p> </p>
<p> ウ)ままのまカフェ</p>
<p> </p>
<p> ・母子保健推進員が子どもを預かり、親同士がお茶を飲みながら情報交換したりゆったりした時間を過ごせます</p>
<p> </p>
<p> エ)産後ケア訪問</p>
<p> </p>
<p> ・特に必要な産婦に出産直後から沐浴、乳房ケアなどを行っています。</p>
<p> </p>
<p> オ)産前産後寄り添い支援訪問</p>
<p> </p>
<p> ・母子保健推進委員が家庭訪問に加え、無料で育児を手伝いながら相談相手となります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ⑦父親向け、祖父母向けリーフレット配布</p>
<p> </p>
<p> 家族みんなで子育てする事を応援しています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ⑧子育てアプリ「母子(ぼし)モ」</p>
<p> </p>
<p> スマートフォン向けアプリで、妊娠・出産に対する行政サービスの検索や妊娠中の体重グラフ表示などを行えます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ⑨子ども家庭応援ブック「おやこスマイルガイド」の作成配布</p>
<p> </p>
<p> Q&A形式でわかりやすいまとめになっています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ⑩思春期向け次代の親育成事業</p>
<p> </p>
<p> 中学生が対象で乳児期や親子とのふれあいを通じて子どもに対しての愛着や命の大切さを学ぶ</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ⑪マタニティライフ応援給付事業</p>
<p> </p>
<p> 現金給付。お祝いの気持ちと安心して出産できるよう応援。以前はチケットを使用していたが使えるお店も限られ現金支給としたようです。</p>
<p> </p>
<p> 以上、ご説明いただき、質疑に入りました。</p>
<p> </p>
<p> 設置後の市民の反応などは好評で、コンシェルジュのいる子育ての駅には相談も多い。ただ、コロナウイルス感染症の関係で締められた施設もあるが、電話相談などは継続され重宝されたようです。</p>
<p> </p>
<p> ふらぁ~と遊びに来た方もコンシェルジュが顔色を見て相談員につなげたりしているようです。</p>
<p> </p>
<p> 課題としては、建物の維持費が今後の課題。老朽化してきており心配は絶えません。</p>
<p> </p>
<p> また「てくてく」の□部分の建物は空調が完備されておらず夏は暑いし冬は寒く検討しなければならないとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> また、ハードについては今後増やす予定はないがソフトの充実を図りたいとの事でした。</p>
<p> </p>
<p> さらに運営費については、「てくてく」については、約3,000万円、「ぐんぐん」については1,600万円とご説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 以上ここまでご説明いただき、子育ての駅「てくてく」へ移動しました。</p>
<p> </p>
<p> 「てくてく」では、駅長(園長)の「なかの」さんが施設を回りながら説明いただけました。</p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症の影響で遊び道具も制限しているようですが、子ども達が元気に動き回り、お母さん方が温かい目で見守っている姿が印象的でした。</p>
<p> </p>
<p> また、野外公園で遊んでいる子ども達の笑顔も印象的でした。</p>
<p> </p>
<p> 施設では□(しかく)では大きな滑り台やミニ自転車などもあり子ども達が元気に動き回る「運動広場」として利用されています。</p>
<p> </p>
<p> △(さんかく)では交流サロンとして本来ならパパ・ママカフェのようなゆっくり休憩できる場ですが、現在はコロナの影響で飲食は無しで休憩所として利用されいます。</p>
<p> </p>
<p> ○(まる)は赤ちゃんも遊べるコーナーでもあり。授乳室や相談室などもあります「遊びの広場」として活用されています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="background-color: #0000ff; color: #ffffff;">報告3 「生ごみを利用したバイオガス化事業について」</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 令和4年11月10日午前11時頃、新潟県長岡市寿3丁目6番1号の長岡市環境衛生センターへ到着。</p>
<p> </p>
<p> 長岡市環境部環境施設課の平澤秀康課長、同小林芳文主査及び、事業者である㈱長岡バイオキューブ清水氏の出迎えを受け施設見学をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 主に事業者の清水氏よりの説明となりました。</p>
<p> </p>
<p> まず、バイオマスの定義は、再生可能な生物由来の有機性資源という言葉でまとめられる(化石燃料を除く)。またその中で廃棄物系のバイオマス、未利用のバイオマス、資源作物によるバイオマスに分類されています。</p>
<p> </p>
<p> 廃棄物系の食品によるバイオマスの利点として、</p>
<p> </p>
<p> ①再生可能</p>
<p> </p>
<p> ②生物の植物由来の資源で炭素が光合成で二酸化炭素から取り入れているので、カーボンニュートラルになる</p>
<p> </p>
<p> ③新たに使わなければならないエネルギーが少ない</p>
<p> </p>
<p> とあげられ、逆にデメリットは</p>
<p> </p>
<p> ①匂いの問題</p>
<p> </p>
<p> ②微生物を使う。生き物の管理をすること。調子がいいか悪いかを一定の管理が必要</p>
<p> </p>
<p> ③ものを集めてこなくてはならない。手間がかかる</p>
<p> </p>
<p> というものでした。</p>
<p> </p>
<p> 長岡市ではごみの減量化を推進することを目指しています。</p>
<p> </p>
<p> 年間ゴミの排出量85,000t。うち20,000tが再生され、5,000tが不燃物と予想を立てられました。</p>
<p> </p>
<p> 実際は、13,000tが年間の排出量で、うち25%がビニールや紙おむつなどで利用できない生ゴミ類となり、10,000tを利用。</p>
<p> </p>
<p> 本来の機能は20,000tを処理できるのですがゴミの減量で約50%の利用となっているようです。</p>
<p> </p>
<p> 人口の減少、家庭での「もったいない運動」もありその減少の要因にもなっているようです。</p>
<p> </p>
<p> 施設として半数の稼働というのは厄介な事で、想定した施設のスペックを維持するものも運転上は難しい面もあるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> 現在のごみ収集のサイクルでいうと毎日、家庭系ごみが搬入されているわけではなく、ゴミを貯蔵する施設が必要となります。</p>
<p> </p>
<p> 現在パッカー車で120t分蓄えられ、1日で65t処理できる設備があるのですが、実際は35t前後の処理となります。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212102436-639682d4bcaa1.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212102436-639682d4bcaa1_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_58.jpg" style="float: left;" /></a></p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212102520-6396830015efe.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212102520-6396830015efe_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_98.jpg" style="float: left;" /></a> 設備としては、家庭系40tが2基、事業系20tが2基で運転しています。長岡花火大会や夏休みなどが必然的にゴミの量も増えるので助かっているのではありますが、コロナ禍でそうしたイベントもない中でも運営も厳しいものがありました。</p>
<p> </p>
<p> 受け入れからバイオガス化への流れは</p>
<p> </p>
<p> 受付ホッパーから粉砕装置へかけ、不適物除去装備にかけられます。そして1週間ほどかけて発酵設備で処理されながら、バイオガスが誕生します。</p>
<p> </p>
<p> そしてガスホルダーに貯蓄されガスエンジン発電機にかけられます。</p>
<p> </p>
<p> ガスホルダーについては、稼働10年が経過。中を開けたことはないのですが、不要なものも溜まっているでしょうし、効率も悪くなってきていますが、現段階では許容範囲と想定しているようです。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221212102553-6396832103b19.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221212102553-6396832103b19_m.jpg" alt="LINE_ALBUM_2022.11.9〜10長岡_221114_52.jpg" style="float: left;" /></a> そしてガスエンジン発電機へ移動しました。低カロリーの状態でエンジンを回している状態(100%フル稼働していない)なのですが、国の固定価格買取制度を利用して1kwhにつき39円+消費税を20年間保証され発電した量の88%を売っているとの事でした。</p>
<p> </p>
<p> バイオマスの発想はヨーロッパの酪農地帯。自分たちの牧場の畜産廃棄物を発酵させ肥料としているのが元々の発想でありますが、この施設ではなかなか処理がうまくいかないので補助燃料として使っているとお伺いしました。</p>
<p> </p>
<p> この事業は、「民と官」が連携して運営しています。民間の資金、経営能力及び技術能力の活用によって、財政資金の効率的かつ効果的活用の為PFI法に基づき実施されています。</p>
<p> </p>
<p> この取り組みによって、年間2,000tのCO₂の削減が行われています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2022-11-11T11:33:00+09:00
第84回全国都市問題会議 参加報告
https://r.goope.jp/sinsei/info/4866519
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122114615-637c37f72df07.pdf" target="_blank">全国都市問題会議報告.pdf</a> <span>(1.25MB)←PDFファイルはこちらをクリック</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt;">個性を活かして「選ばれる」「まちづくり」~何度も訪れたい場所になるために~</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;"><strong>はじめに</strong></span></p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122115054-637c390e45857.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122115054-637c390e45857_m.jpg" alt="IMG_5790.jpg" style="float: left;" /></a> 令和4年10月13日、午前8時30分時頃 長崎県長崎市尾上町4−1出島メッセ長崎へ到着。</p>
<p> </p>
<p> 午前9時30分より開会式が行われました。</p>
<p> </p>
<p> 開会式では、全国市長会会長の立谷秀清福島県相馬市長より主催者挨拶があり、開催市市長の田上富久長崎市長、来賓として大石賢吾長崎県知事の代理として長崎県統括官よりご挨拶をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #ff0000; font-size: 12pt;">基調講演</span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><span style="font-size: 12pt;">「民間主導の地域創生の重要性」</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><span style="font-size: 12pt;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><span style="font-size: 12pt;">㈱ジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOの高田旭人氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122115157-637c394d31760.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122115157-637c394d31760_m.jpg" alt="img20221108_12251753.jpg" style="float: left;" /></a>高田氏はご存じ「ジャパネットタカタ」の代表取締役で、長崎市を中心に地域密着企業として取り組まれています。</p>
<p> </p>
<p> 高田氏は2015年先代明氏より引き継ぎ、自由・柔軟な発想でとりくまれています</p>
<p> </p>
<p> 2017年からはプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」100%出資で地域創生の取組みをスタートさせました。</p>
<p> </p>
<p> また、2020年プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」を立ち上げ運営もスタートしました。</p>
<p> </p>
<p> ボランティアでなしに事業で長崎に貢献したいという想いもあったようです。ちょうど、三菱重工が空き地で売りに出るというタイミングでもあったので、その跡地に「長崎スタジアムシティプロジェクト」を進めることになりました。</p>
<p> </p>
<p> その中で意識したのは、「行政と民間の役割」という事でした。行政には公平性が求められます。</p>
<p> </p>
<p> 行政でスタジアム等運営すると、どうしても、自由に使えることができず「無駄」も多くなります。</p>
<p> </p>
<p> 一方、民間で行うと、その「無駄」も利用する価値がでてくると考えられました。</p>
<p> </p>
<p> その一つが、VIP席の設置やホテルを隣接させ、そのホテルと一体化した運営、さらにはアリーナを建設し、バスケット、コンサートなどを開催できるようにすることや、商業施設を誘致しながら時間のロスをなくす取り組みを進めることによって魅力ある長崎を作り出すことに取り組みたいとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> サッカーの試合やバスケットの試合、またイベント開催時にはできるだけ長い時間滞在してもらうためのアイデアとして、長く駐車すればするほど料金が安くなるというこれまでにない発想や、年間シート購入者には高速Wi-Fiを提供し特典を提供するなど考えているようです。</p>
<p> </p>
<p> さらにスタジアム、アリーナ等の非稼働日の利用法や、VIPルームをホテルとして利用するなど多様な発想で進めていることがわかりました。</p>
<p> </p>
<p> さらにスタジアムなどにスタジオを設置し、試合後の公開放送も企画されており、長時間滞在できる工夫なども計画されています。</p>
<p> </p>
<p> 試合の日など、どうしても終了後に付近の交通渋滞が発生しますが、長く滞在されることによる渋滞緩和の効果も得られるのではないかと目論んでるようです。</p>
<p> </p>
<p> またジャパネットタカタは全国をカバーしている会社です。そんな中で全国の地域創生にも取り組まれています。</p>
<p> </p>
<p> その一つに、「クルージング」事業を行っています。横浜港を発着し、四国・九州・東北・北海道を9泊10日で日本を一周するものです。338,000円の料金なのですが、各寄港地で買い物や宿泊と地方に与える影響も大きく全国展開が行われています。</p>
<p> </p>
<p> 「人が動いてこそ幸せが生まれる」というポリシーを持って事業を展開しているとの事です。</p>
<p> </p>
<p> 2つ目の取組みとして、コロナ禍で休業する店舗等で扱う高級食材が廃棄されることがニュースとなったのを見て「高級食材」の通販にも取り組まれました。</p>
<p> </p>
<p> 「赤字になってもいいので思い切ってやってみよう」を合言葉に事業を展開し、生産者さん、生産地の自治体に喜ばれ、お客さんも喜ぶという相乗効果も出てきました。</p>
<p> </p>
<p> そして今後新たに始めた事についてもご説明いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 一つ目にはBS局を立ち上げました。なぜテレビ事業なのか。いいものを見つける。情報を発信する。知らない事、知られていない事を発信する。地方や地域の名所などを発信して地方創生に当たりたいとの思いがあるようです。</p>
<p> </p>
<p> お散歩番組を開始し、著名人に歩いていただき、その地域を紹介してもらう取り組みもスタートしました。</p>
<p> </p>
<p> 二つ目にはスターフライヤーとの提携です。出発から到着までパッケージの一つと考え、大きな荷物は先にホテルまで届けることで手軽に飛行機を利用でき、地方への目も向けることができる。またテレビ局のノウハウがあるので「安全なしおり」を楽しく作り上げたいとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> その事により移動する楽しさを訴え、行動する事により地方への人の流れ、行ってみたい地域へ気軽に楽しく向かえられるようになるのではと提案されました。</p>
<p> </p>
<p> 最後に、企業の立場で地方創生を本気で行政と進めたい。若手起業家で地元に貢献したい経営者も沢山いるが、何をしていいのかわからないと言われます。</p>
<p> </p>
<p> また行政でも地元を盛り上げたいという想いを持った職員も沢山いるので、これら企業側と行政がタッグを組んで進めることが重要であると提起され講演をまとめられました。</p>
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<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">主報告</span></strong></span></p>
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<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">「長崎市の魅力あるまちづくり」</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> 長崎市長 田上 富久氏</span></strong></span></p>
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<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122115405-637c39cd1f277.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122115405-637c39cd1f277_m.jpg" alt="img20221108_12223142.jpg" style="float: left;" /></a> 長崎は、港があったから長崎の歴史があり、その歴史を踏まえて行政だけが行うのではなく、企業とタッグを組んでいくことが重要である。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で都市部の機能を落とさないようにしなければならないし、元気な街であり続けようと努力することが大切であるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> 長崎市は狭い空間の中で色んな機能を持たした「まちづくり」を目指しています。新幹線「かごめ」がやってきました。新幹線と在来線が混じっているホームがあるのが長崎駅で、全国唯一だそうです。コンパクトな「まちづくり」を目指しており、駅舎は夜景にも損なわないデザインをと心がけたようです。</p>
<p> </p>
<p> そんな長崎駅を中心とした「まちづくり」が進められています。</p>
<p> </p>
<p> 市民にも貢献できるまち「長崎」を目指して、ツーバス化を図っています。埠頭を倍の広さに整備し、海の玄関に。陸の玄関として新幹線を活用した長崎を創っていきたいと考えられたようです。</p>
<p> </p>
<p> 「まちづくり」を進めるにあたって「歴史に学ぶ」視点が大切で少し振り返られました。</p>
<p> </p>
<p> 「港あり 異国の船をここに招きて 自由なるまちをひらきぬ 歴史と詩情のまち長崎 世界の長崎」古賀十二郎氏の言葉が長崎の本質を突いた言葉であるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> 交流しながら発展した町。しかし交流の形が時代と共に変わってきました。昭和の観光都市として生きてきたが、21世紀の交流都市として進化してきたように思えます。</p>
<p> </p>
<p> 会議・イベント・スポーツを楽しみに交流の幅を広げていこうと21世紀の交流都市の考え方や中核都市ての体制も変えていこうというコンセプトがあります。</p>
<p> </p>
<p> 市が作戦の中心でしたがDNOを作って民間のプロ人材を登用してデータ撮ったり新しい取り組みの分野決めたりしながら公共の在り方も変わってきました。</p>
<p> </p>
<p><strong>【価値をみつける】</strong></p>
<p> </p>
<p> もう一度町の価値を考えてみる機会も多かったようです。母屋の魅力を高めようという取り組みが始まりました。</p>
<p> </p>
<p> 参考にしたのが、湯布院の「まちづくり」</p>
<p> </p>
<p> 別府が栄えているときに閑古鳥が鳴いていた湯布院。 自分たちのまちの、緑・空間・静けさこそが自分たちの町の価値があると考えたようです。</p>
<p> </p>
<p> その成果で全国一、行きたい場所となり、「静けさ」の議論ができる事が素晴らしく「静けさに価値がある」に気づくことも大切であると提案されました。</p>
<p> </p>
<p> また町の価値を考えるときモナコも面白いと。世界新三大夜景に選ばれたことを契機に交流がスタートされました。</p>
<p> </p>
<p> モナコは安全が守られたまち。資産を守る町。犯罪の抑制された町。F1の町であります。なぜF1が開催されるのか。「できない事をやるから価値がある」との考えで国民を巻き込んで個性を強みに取り組まれています。プラスにするかマイナスにするかは住民がどう取り組むか、どう考えるかが大切であるとも言われました。</p>
<p> </p>
<p> 長崎にクルーズ船がやってくるのは大陸に近い(中国に近い)という個性を強みにすべきとモナコから学んだとの事です。</p>
<p> </p>
<p><strong>【価値にきづく】</strong></p>
<p> </p>
<p> 長崎ではH16年に恐竜の骨が発見され、H22年化石と断定されました。魅力がないよというより、あるよという「まちづくり」が大切と教えてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> 沢山の恐竜の骨を展示される恐竜博物館を建設。</p>
<p> </p>
<p> その建物の建設のコンセプトに外とつながっている建物というのがあり軍艦島をバックにし一体化した博物館が建設されました。また長崎とオランダのつながりを示す博物館であり、周辺に恐竜の形の遊具を整備した子ども広場をつくり、恐竜バーガーを考案し販売を開始しました。</p>
<p> </p>
<p> また、軍艦島においては、地元ではさほど価値のあるものだという認識はなかったようです。</p>
<p> </p>
<p> 昭和49年閉山されましたが外国からたくさん来るとは予想していませんでした。正直、世界遺産にという動きがあったが、「無理だろう」と思っていたが、実際H27登録されました。</p>
<p> </p>
<p> 私たちが気づいていない価値が町の中にある事に気づかされたものです。</p>
<p> </p>
<p> また、長崎にはたくさんの教会があります。教会が世界遺産になるとも思っていなかったようです。</p>
<p> </p>
<p> 地元で気づかない・気づいていなかった事は「世界遺産」に認定され知れることになりました。</p>
<p> </p>
<p> さらに「価値」に気づくために「長崎さるく」がスタートしました。「さるく」はぶらぶら歩くという意味だそうです。</p>
<p> </p>
<p> 歩いていると町の中に物語が眠っているようで、ある市民は「市民はコースづくりはするがガイドはしないといっていた。が、あまりにも面白すぎて話さずにはいられない」という現象がおこったエピソードも紹介されました。</p>
<p> </p>
<p> こうした取り組みの3分の1は観光につながり、3分の2は「まちづくり」につながる意識をもって進めていました。</p>
<p> </p>
<p> 大村市の市長さんが「素通りからストーリーのある街へ」と訴えられました。「さるく」は正のその活動だと考えています。</p>
<p> </p>
<p><strong>【価値を磨く】</strong></p>
<p> </p>
<p> 景観専門官制度を設立して10年がたつそうです。鍋冠山展望台のバリアフリー化をはじめ、出島表門橋の架橋にも取り組みました。</p>
<p> </p>
<p> 出島表門橋については3つの課題をクリアーしなければならず歴史的価値を残しながら景観も損なわないように配慮されました。</p>
<p> </p>
<p> 出島は歴史的価値のあるもので、これまで橋を渡って出入りができなかったのですが、橋を架ける事でより当時に近いものとなったとの事です。</p>
<p> </p>
<p> 3つの課題とは</p>
<p> </p>
<p> 出島本体は歴史的価値があるので、工事による手出しはできない。</p>
<p> </p>
<p> 河川法の関係で橋脚は一つだけと決められた</p>
<p> </p>
<p> 出島より目立ってはだめだ</p>
<p> </p>
<p> というものでした。これを何とかクリアーして実現したものであります。この取り組みを通じて高尾専門官には職員を景観を守る視点で育ててほしいとお願いし、役所の制限を突破してほしいともお願いしたようです。</p>
<p> </p>
<p> また、レンガ造りの修道院もあり、直近では児童養護施設として利用されているのですが、この外観をいかに残すかが課題となり、民間企業の皆さんの知恵をもらいながら進め、再来年開業することになり、その改修にも風景にあった物をコンセプトに進められています。</p>
<p> </p>
<p><strong>【価値を生み出す】</strong></p>
<p> </p>
<p> 高田社長のスタジアムプロジェクトをはじめ長崎大学BSL-4がスタートしたのも価値に当たります。</p>
<p> </p>
<p> 世界に貢献する長崎。感染症に対応する長崎の価値が上がる。それによって企業誘致もすすむ。</p>
<p> </p>
<p> 大学の存在が大きいと。</p>
<p> </p>
<p> さらに若い人たちが泊まれる、仕事しながら泊まれる制度つくりに取り組んでいます。</p>
<p> </p>
<p> 「さかのうえん」坂と農園をかけた取り組みが進み、危険家屋の除却後の跡地を若者が農地を作成しながらコミュニケーション図る取り組みも進められています。</p>
<p> </p>
<p> 企業に「なぜ長崎を選んだのか」と尋ねると「地域課題があるから」と答えられ、「課題」がチャンスとなると考えられているようです。地域課題を資源ととらえ価値を気づくためにもその意見を聞き、見ることが大切とおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> 長崎で根付き暮らす「土の人」と、その町を訪れる「風の人」が町を感じ、交流する事ではじめて町が形成されるように思われます。</p>
<p> </p>
<p> 「風の人」は若い世代のようだ。若い世代の知恵ネットワークを加えて実現する。長崎らしい町を創っていきたい。丁度代さの長崎を創っていきたい。長崎ライフをめさして「まちづくり」を進めていと考えられているようです。</p>
<p> </p>
<p> 以上の報告を受けて終了いたしました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">一般報告</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">「何度も訪れたくなる場所 都市の新たな魅力関係人口」</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> 島根県立大学地域政策学部准教授 田中輝美氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122120019-637c3b43dd271.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122120019-637c3b43dd271_m.jpg" alt="img20221108_12241658.jpg" style="float: left;" /></a> 「地域との新しい関わり方・関係人口」からテーマが変更されました。</p>
<p> </p>
<p> 鳥取県の過疎地での取組み。オンラインが浸透したおかげで、週末住民の会が誕生しました。</p>
<p> </p>
<p> 週末に通って楽しむことをコンセプトに取り組まれました。</p>
<p> </p>
<p> その中で「人口をシェアしよう」という考えもあるようです。人口を取り合っても仕方がない。共有することによりお互いが役立つという考え方です。</p>
<p> </p>
<p> 「草刈り応援隊」の取組みも企画され、目標50人と設定。仕事はただ草を刈るだけですが、地域住民との交流も進み、通ってくる若者も楽しい企画となったとの事です。</p>
<p> </p>
<p> コロナ禍ででも自己責任で通ってもらえるようになりました。</p>
<p> </p>
<p> 邑南の町では廃墟の駅のライトアップを行い、イルミネーションで働くツアーを開催。準備作業などは地域住民外で行い地域住民との交流を図られました。</p>
<p> </p>
<p> 宇津井駅を中心としたイベントでは、廃線後の線路にトロッコ列車を整備し運営等も地域住民以外がかかわれるような仕組み作りも取り組まれました。</p>
<p> </p>
<p> なぜ若い世代が通ってくるか?名前が覚えられる規模が丁度良く、量より質を求め取り組みを企画することが大切であるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> 準備から後片付けまでかかわる事により地域住民との接点が増えます。お客様は神様で、打ち上げまでも一緒にすることにより、一層親密さが増すとの事でした。</p>
<p> </p>
<p> その際忘れてはならないのは住民の背景を伝える事だとおっしゃっています。</p>
<p> </p>
<p> 若者の個性の多様化によって人とつながる事が求められておりその情報を発信することが大切であると提案されました。</p>
<p> </p>
<p> 現在東京で起こっていることは、東京生まれ東京育ちが多く「故郷難民」と言われています。顔見知りが少なく、生まれ育った町に愛着も持てない若者。</p>
<p> </p>
<p> これまで「自由を求めて東京・大都会へ」から「故郷を求める」に変化してきた若者たち。</p>
<p> </p>
<p> Z世代は「持続可能な環境を求める」という機運もある。大都会1300万分の1人と66万人分の1人ではどちらが一人に対する存在感があるか。</p>
<p> </p>
<p> そういった考えの若者たちが週末、都会を離れる傾向にある。</p>
<p> </p>
<p> 中には、休学して1年インターシップで訪れる学生もいるそうです。</p>
<p> </p>
<p> 一方「関係人口」という言葉は、2016年頃より使われた概念。都市も地方も人口は減少し、双方に課題があるようです。</p>
<p> </p>
<p> 現在では、移住定住合戦の傾向がある。お得合戦による奪い合いをしても仕方がない</p>
<p> </p>
<p> 都市であれ、農村地区であれ、いかにお金を使ってもらえるかの視点も大切であるし、都市農村交流も進める必要があると指摘されました。</p>
<p> </p>
<p> 関係人口の考え方に、その地域の継続的に関わる人、定期的に来られる方も含まれ、「観光以上、定住未満」という位置づけが考えられます。</p>
<p> </p>
<p> さらに、ともに作業するという考え方もあり、関係人口の中でも役割を設けても良いのではないかと提案されました。</p>
<p> </p>
<p> 限られた担い手を共有する。シェアするという視点が大切で、消費活動やふるさと納税など現地での購買によりお金を落とすという考えと、現地にいってプロジェクトにかかわるという視点で進むべきだと提案もされました。</p>
<p> </p>
<p> 難しく考えずやりたい人がやるという発想も大切で人口が増えない事を嘆くより、減る事を前提に物事を考える必要があると提案されました。</p>
<p> </p>
<p> また関係人口の候補者として、転勤や進学で住んだことのある人、繰り返し訪れるリピーターなどこれまでつながったことのある方の資源が大切だと提案されいています。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122120248-637c3bd831eb6.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122120248-637c3bd831eb6_m.jpg" alt="IMG_5793.jpg" style="float: left;" /></a> ゼロから無理やり創出しなくてもよいし、関係人口が生まれる新しいインフラも必要となってきます。</p>
<p> </p>
<p> また関係人口案内所(ゲストハウス・カフェ・シェアハウス)などで必要な関係人口案内人を中心としたコミュニティの醸成も必要となってくるのではないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 公共交通機関などは車離れの若者で鉄道を中心に「てっちゃん」と呼ばれるファンを集めてコミュニティの育成、ネット環境を駆使した取り組みの必要性も伝えられました。</p>
<p> </p>
<p> さらに近くの「関係人口」に目を向け、通う以外のかかわり方も検討する必要があると説明されました。</p>
<p> </p>
<p> 結局は「人」が楽しく魅力的な方が多ければ多いほど魅力的な地域となり活性化する。</p>
<p> </p>
<p> 時代も変革し、「つながりが欲しい」「地域と関わりたいという人」がいて、それを生かすかどうかは大人次第であり若者を育てていくことが大切だと提案されました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">一般報告</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">山形市長 佐藤孝弘氏</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">『ビジョンを生かしたまちづくり~「選ばれる山形市」を目指して~』</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122120955-637c3d83bfe66.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122120955-637c3d83bfe66_m.jpg" alt="img20221108_12232438.jpg" style="float: left;" /></a> 市長は、ビジョンと具体的な施策のリンクにこだわり続けてこられました。「健康医療先進都市」「文化創造都市」を2大ビジョンとして施策展開を行ってこられました。</p>
<p> </p>
<p> 医療と健康における強みを生かし、東北で初となる次世代型重粒子線がん治療が開始する等の取組みがスタートされました。</p>
<p> </p>
<p> 健康では歩くという事をキーワードとしてスクスク生活を推進。保健所内にシンクタンクを設置し医師などの専門職の知見を活かしながら進められています。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で力を注いでいるのが「ウォーカブルな「まちづくり」」。「歩く事が基本」で車社会の側面が強く故の取組みとなります。</p>
<p> </p>
<p> スマホアプリで歩数によって「健康ポイント」がたまるシステムです。</p>
<p> </p>
<p> 歩く事によって楽しみながら健康づくりをすすめようとするものです。山形は雪国ですので冬のウォーキングは制約されます。</p>
<p> </p>
<p> その対策で消雪歩道の整備を進めたようです。</p>
<p> </p>
<p> 脱・車社会のために公共交通の再生にも力注がれました。自家用車に頼らなくても公共交通を利用する事で誰もが快適に移動できる環境づくりを目指し、ネットワークの構築や乗り換え場所の拠点整備に取り組まれました。</p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121102-637c3dc6ce8cd.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121102-637c3dc6ce8cd_m.jpg" alt="IMG_5796.jpg" style="float: left;" /></a>鉄道駅やバス停などのない地域ではタクシーを活用した新しいコミュニティ交通のモデル事業も開始されました。「徒歩+自転車+公共交通・コミュニティ交通」を組み合わせた脱車社会を目指す取り組みです。</p>
<p> </p>
<p> また、山形国際ドキュメンタリー映画祭を隔年で開催し、文化創造に力を注いでいます。</p>
<p> </p>
<p> 日本全国からファンや関係者が集まるようになったようです。</p>
<p> </p>
<p> いずれにしても将来ビジョンと結び付けた政策を展開していこうとされています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">一般報告</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">「交流の産業化」を支える景観「まちづくり」~長崎市景観専門監の取組み~</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">一般社団法人地域力想像デザインセンター代表理事 高尾忠志氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121136-637c3de8b1f3d.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121136-637c3de8b1f3d_m.jpg" alt="img20221108_11233028.jpg" style="float: left;" /></a> 高尾氏は、一人官学民連携であると自負さえれているようです。</p>
<p> </p>
<p> 土木専門で景観を担当し、田上市長より景観専門監として任命されました。10年続けて気づくこともあり、次の「まちづくり」へのきっかけとなればと引き受けました。</p>
<p> </p>
<p> 身分は非常勤職員として、長崎市の公共デザインの指導管理を担っています。長崎を訪れた皆様が来てよかったなと思える体験に創出できないか、貢献できないかと職員と議論を重ねてきました。</p>
<p> </p>
<p> 求められえる価値には、①生理的欲求②安全の欲求③社会的欲求④承認欲求⑤自己実現欲求があり、①②のような「低次の欲求」が満たされると③④⑤の「高次の欲求」が芽生えるといわれています。</p>
<p> </p>
<p> そんな中、交流産業で食べていける「まち」をめざして取り組まれています。</p>
<p> </p>
<p> まずは、「長崎に行ったら体験できるものを長崎は持っているか?」がテーマとなりました。9年間で100回以上の監修が入り年度当初に関係課とヒアリングを進めました。</p>
<p> </p>
<p> さらに部署に属していないので、各課より相談があれば随時対応する形態をとりました。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121222-637c3e16788e9.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121222-637c3e16788e9_m.jpg" alt="IMG_5800.jpg" style="float: left;" /></a> さらに現場で協議を必須としたようです。そのさい決められた予算内で行う事を大前提にすすめ、市民ワークショップなども開催し事業をすすめてきました。</p>
<p> </p>
<p> 1.平和公園の整備について</p>
<p> </p>
<p> 過去の議論・経過を踏まえつつ未来へつなぐことを目標に進められました。平和公園関係で30か所の事業に取り組まれました。手を入れた後に完成度が高まる事を目標にされました。また低予算で知恵を出し合えば必ず実現できるとの思いもあったようです。</p>
<p> </p>
<p> 2.鍋冠山展望台のバリアフリー化</p>
<p> </p>
<p> 改善前はスロープだらけで、バリアフリーにすれば良いってだけの発想で作られたと考えてしまったようです。</p>
<p> </p>
<p> そこで、現場で職員さんや市民の皆さんなど良いところを探しながら発想を広げていった取り組みの一つとなりました。</p>
<p> </p>
<p> 3.稲佐山山頂電波塔ライトアップ</p>
<p> </p>
<p> コンセプトは「地域に根差したプロジェクトへ」としたようです。京都の大文字送り火を発想に事業を展開。</p>
<p> </p>
<p> 稲佐山を見上げる市民が増えてきたようです。故郷を思い出すような整備を心掛けたようです。また、部分から全体に働きかけることを心掛け行政では一気にできない事を踏まえながらその議論の積み重ねが大切だと考えられ取り組まれました。</p>
<p> </p>
<p> 4.町中夜景景観整備事業・長崎駅周辺整備</p>
<p> </p>
<p> 長崎市は平地の少ない土地です。夜景も本当にきれいです。その夜景を壊すことのないように駅自体も風景を損なわないような整備がすすめられたようです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> こうした景観専門監として職員、市民と意見を交わしながら、歴史を損なうことなく長崎の「まちづくり」が進められています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">パネルディスカッション</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 令和4年10月14日 午前8時30分頃長崎県長崎市尾上町4−1出島メッセ長崎へ到着。</p>
<p> </p>
<p> パネルディスカッションは『個性を活かして「選ばれる」「まちづくり」~何度も訪れたい場所になるために~」と題して行われました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">コーディネーター</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">東京都立大学法学部教授 大杉 覚氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>パネリスト</p>
<p> </p>
<p>ゆとり研究所所長<span style="white-space: pre;"> </span> <span style="white-space: pre;"> </span>野口 智子氏</p>
<p> </p>
<p>山梨大学生命環境学部教授 <span style="white-space: pre;"> </span>田中 敦氏</p>
<p> </p>
<p>NPO法人長崎コンプラドール理事長 <span style="white-space: pre;"> </span>桐野 耕一氏</p>
<p> </p>
<p>岐阜県飛騨市長 <span style="white-space: pre;"> </span>都竹 淳也氏</p>
<p> </p>
<p>兵庫県伊丹市長 <span style="white-space: pre;"> </span>藤原 保幸氏</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121258-637c3e3a2a888.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121258-637c3e3a2a888_m.jpg" alt="img20221108_11170608.jpg" style="float: left;" /></a> 大杉氏より、選ばれる都市とは?訪れる 都市を主体に認定したテーマであり、人が移動する都市は?選択の基準は何なのか?町の魅力とはなにか?を考える機会にしたい。物質的欲求から高次欲求へ変化してきたと高尾さんもおっしゃった。求める精神的欲求も変化してきた。幸せづくりとは、訪れる方の幸せづくりとは?頭の片隅に置いてお話ししてもらいたいと提案されました。</p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">①『人が人を磨き、輝く人が人を呼ぶ~「雲仙人プロジェクト」の試み~』</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">ゆとり研究所所長 野口 智子氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121336-637c3e60a49dd.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121336-637c3e60a49dd_m.jpg" alt="img20221108_11195913.jpg" style="float: left;" /></a> 人材育成が対策である。雲仙市42,000人の人口で当初はうまく繋がっていないという印象があったそうですが逆に繋がるとパワーアップしそうという直感もあったようです。</p>
<p> </p>
<p> そこで「雲仙人プロジェクト」と題して取り組みがスタートされました。サロンを開催し始めました。</p>
<p> </p>
<p> そこで意識したのは、市役所の会議室を使ってはダメ。会議室では会議しかできなくなるという思いもあったようです。</p>
<p> </p>
<p> そこで伝統野菜を大切にする取り組みの中で、旅館の畑を活用した取り組みが企画されました。</p>
<p> </p>
<p> 近くて何をしているか知っている様で知らない事も発見でき、知る事からスタート出来る取り組みの一つとなったようです。</p>
<p> </p>
<p> 紀の川市での取組みも紹介されました。</p>
<p> </p>
<p> 紀の川市は果物の産地で、観光地という視点はなかったようです。フルーツツーリズムをしようとワークショップを開催。100名以上の参加で、それぞれ自分たちで出来る事を考えてもらった。特別な事ではなく普段の趣味の中から地域を意識する事が大切だと提案されました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">②『ワーケーションの意味の拡張と変異』</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">山梨大学生命環境学部教授 地域社会システム学科教授 <span style="white-space: pre;"> </span>田中 敦氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121420-637c3e8cade34.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121420-637c3e8cade34_m.jpg" alt="img20221108_11220087.jpg" style="float: left;" /></a> ※マイクの調子も悪く、聞こえずらく、まとめることが困難でした。</p>
<p> </p>
<p> よって、レジメの柱を掲載いたします。</p>
<p> </p>
<p> ・ワーケーションの発祥と国内での知名度の高まり</p>
<p> </p>
<p> ・日本型ワーケーションの出現と分類</p>
<p> </p>
<p> ・日本型ワーケーションの拡張と変異</p>
<p> </p>
<p> (1)<span style="white-space: pre;"> </span>盛り上がりを欠く企業側の制度導入の機運</p>
<p> </p>
<p> (2)<span style="white-space: pre;"> </span>観光庁のワーケーションの目的、射程の変化</p>
<p> </p>
<p> (3)<span style="white-space: pre;"> </span>地域における多様で複合的な推進施策と関連数複数の省庁や多様な施策</p>
<p> </p>
<p> ワーケーション=「仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせて欧米発の造語です。</p>
<p> </p>
<p> テレワークの活用などにより職場と異なる場所で働きながら休暇の取得を行うものという考え方。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">③『人は人に会いに行く!~「まち歩き」でみつけた“まちのつくり方”~』</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">NPO法人長崎コンプラドール理事長 <span style="white-space: pre;"> </span>桐野 耕一氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121450-637c3eaa33480.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121450-637c3eaa33480_m.jpg" alt="img20221108_11181210.jpg" style="float: left;" /></a> 「長崎さるく博」を開催されました。なぜ歩くのか?長崎は観光地であると自負していたようです。しかし1990年の旅博覧会以降右肩下がりで観光客が減少していきました。</p>
<p> </p>
<p> 強い危機感の中、行政観光関係者以外も危機感を持つようになったようです。そんな中で「何とかしたい」と考え、「お金がなくても人を呼ぶ方法」を検討し始めました。</p>
<p> </p>
<p> まず、長崎市民が長崎を自慢しよう。誰がするの?それは市民でしょ。一種の「賭け」だったと振り返られました。</p>
<p> </p>
<p> 長崎は交流の遺伝子は基本的には持っていたと考えています。まず始めたのは、暮らしの営みを案内するようにしました。500人近い市民ガイドが誕生。相乗効果でガイド自身も我が町の良さが再確認できるようになったようです。</p>
<p> </p>
<p> まちぶらプロジェクトを通じて行政が担う取り組みも重要だが新しい事業を進めるためにまちの営みに根差した方々の登用は重要である。とまとめられました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">④『人口減少先進地の挑戦~ファンと共に取り組むまちづくり~』</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">岐阜県飛騨市長 都竹 淳也氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121531-637c3ed38b17a.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121531-637c3ed38b17a_m.jpg" alt="img20221108_11190990.jpg" style="float: left;" /></a> 2017年飛騨ファンクラブの取り組みをスタートさせました。5年半で1万人のファンが登録され現在では東京・大阪などで「ファンの集い」が開催され交流を深めているとの事です。</p>
<p> </p>
<p> 参加者からは「飛騨市に来るネタが欲しい」というご意見から「お出かけファンクラブ」が企画されたりしました。</p>
<p> </p>
<p> ファンクラブ入会のメリットも沢山あり、ふるさと納税に繋がったりし、毎回集いに参加されていた方が飛騨に移住されたことなども報告されました。</p>
<p> </p>
<p> 我々新政クラブは、2018年10月23日に飛騨市を訪れ「ドローンパーク」の取組みについて視察をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> その際、「飛騨市ファンクラブ」に入会しており、定期的に発行物が届いたりしています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">⑤『清酒発祥の地・伊丹~酒と文化が薫るまち~』</span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">兵庫県伊丹市長 藤原 保幸氏</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121603-637c3ef32da09.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121603-637c3ef32da09_m.jpg" alt="img20221108_11205767.jpg" style="float: left;" /></a> 伊丹市は清酒発祥の町。歴史をアピールしたい。他所から来られた方が「伊丹」を知らないという現実があったようです。</p>
<p> </p>
<p> 伊丹大使制度も創設し田中投手や南野陽子さん、有村架純さん等芸能界などで活躍している方に協力をお願いしたようです。</p>
<p> </p>
<p> 中身の努力は必要ですが、著名人の力を借りて「まちづくり」を進める事も大切だと提案されたように思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/221122121629-637c3f0db1683.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/221122121629-637c3f0db1683_l.jpg" alt="FFE30CB0-0344-45B8-9EDD-C9AE8BFEE560.jpg" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" /></a></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2022-03-23T14:32:00+09:00
令和4年予算特別委員会(3月議会) 南野敬介議員質疑
https://r.goope.jp/sinsei/info/4664915
<p class="MsoNormal"><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;"><strong>《民間企業人材交流事業について》</strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"><span style="font-size: 14pt;"><strong>◆南野敬介 </strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210519104813-60a46e5db57a5.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210519104813-60a46e5db57a5_m.jpg" alt="IMG_2613.JPG" style="float: left;" /></a>それでは、幾つか質問させていただきたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> まず、予算説明書の<span lang="EN-US">53</span>ページでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 一番下のほうに民間企業人材交流事業というもので約<span lang="EN-US">1,100</span>万円計上されていると思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">この事業についてご説明いただきたいと思います。</span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎人事課長</strong></p>
<p class="MsoNormal"> この事業につきましては、実は昨年<span lang="EN-US">6</span>月の補正予算で、今年度予算も認めていただいている分でございまして、内容としましては、現在、関西国際空港のほうが国際線、国内線ともかなり減便されているということで、関西国際空港に従事されている会社名でいうとCKTS株式会社というグランドの部分の業務を行っている会社の従業員なのですが、減便されたことで職がなくなったということで、泉州市・町関西国際空港推進協議会から要請がございまして、近隣の市町村で何人か従業員を受け入れてくれないかということで受け入れている事業になります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">具体的に貝塚市でも何名か受け入れているということで、どの分野で活動されているのか教えていただけますか。</span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎人事課長</strong></p>
<p class="MsoNormal"> 現在、貝塚市では<span lang="EN-US">3</span>名の受入れを行っております。配属先ですが、現在のところ政策推進課、広報交流課、それと健康推進課のほうに<span lang="EN-US">1</span>名ずつ配属しております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"><strong style="font-size: 18.6667px;">◆南野敬介 </strong></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 民間のスキルがこの市役所の中で生かされるということなのですが、受け入れたことによるその成果といいますか、難しいかも分からないですが、もしあるようでしたら教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #00ff00;"><strong style="font-size: 18.6667px;">◎人事課長</strong></span></p>
<p class="MsoNormal"> 成果といいますか、あまりすみません、人事のほうでは直接どうかというところは、把握していないところがあるのですが、それぞれ接遇という部分では抜群な方々ですので、健康推進課でしたらワクチン接種、今年度行われている中でその辺のさばきをやっていただいたりとか、広報交流課のほうでしたら外国語等、外国人の方が来られるというのは少ないかと思うのですが、そのあたりの知識等も持っている方ですので、政策推進課も当然のことながら広い視野で見れるというところがあるのかなというふうには考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"><strong style="font-size: 18.6667px;">◆南野敬介 </strong></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 去年から続いていて、今年も予算計上されているということですので、是非その集約といいますか、受け入れたことによる成果面なども人事としては把握する必要も、また続けるということであれば今後に生かしていかなければならないと思いますので、その辺ちゃんと検証すべきだと思うのですが、その辺いかがでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;"><strong>◎人事課長</strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 南野委員おっしゃるとおり、受け入れた以上はどういう成果があったのかというのは把握はしたいと考えるのですが、来年度におきましては今年度と同様の額を計上させていただいているのですが、関西国際空港の特に国際便の運航が多くなれば半年程度で引き揚げるという話もございますので、そのあたりも見据えながら、どうだったかというのは見ていきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《広報誌等作成発行事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 続きまして、<span lang="EN-US">55</span>ページの広報紙等作成発行事業、広報かいづかだとは思うのですが、約<span lang="EN-US">1,700</span>万円が計上されております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">いろんな見方があるのかなと思います。今タブロイド判で少し大きめの紙で広報紙が作られているのですが、今、主流はやっぱりA<span lang="EN-US">4</span>判になってきているのかなと。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">我々も行政視察で全国の各市にお邪魔させてもらって広報も頂いたりするのですが、A<span lang="EN-US">3</span>で折ってA<span lang="EN-US">4</span>判にしているというのが結構多いかなと思っています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> せっかく広報するので、やっぱり見やすいといいますか、広報を目指さなければならないとは思うのですが、今後の広報の在り方というのですか、今、原課で、担当のほうではどのように考えているのかお聞かせください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎広報交流課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 現在のタブロイド判の分ですが、平成<span lang="EN-US">30</span>年<span lang="EN-US">5</span>月から変更となりまして、内容としまして広報紙等の同配物をなくすということでの一元化や紙の軽量化ということで、町会・自治会での配布による負担軽減をし、また、全ページカラーと文字も拡大したということで、以前のものよりは見やすくなったというような評価も伝えられております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 参考としまして、令和<span lang="EN-US">2</span>年<span lang="EN-US">10</span>月から熊取町がタブロイド判からA<span lang="EN-US">4</span>判のほうに変更したという聞き取りもしております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span lang="EN-US">1</span>部当たりの重さが約<span lang="EN-US">20</span>グラム程度重くなったというのと、ページ数がタブロイド判で<span lang="EN-US">16</span>ページだったのがA<span lang="EN-US">4</span>判になると<span lang="EN-US">32</span>ページにページが増えたと。掲載記事のほうもその分<span lang="EN-US">5</span>割、半分減ったというようなことも聞き取っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> コスト面、費用の面で試算も業者のほうにしておるのですが、A<span lang="EN-US">4</span>判にした場合は年間で、フルカラーで約<span lang="EN-US">280</span>万円、<span lang="EN-US">2</span>色刷りで約<span lang="EN-US">260</span>万円ほどが増額ということで見込まれるということも聞き取りもしております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> ただ南野委員おっしゃるように、堺市以南の<span lang="EN-US">12</span>ある自治体で現状を調べたところ、タブロイド判が<span lang="EN-US">3</span>自治体、A<span lang="EN-US">4</span>判の広報紙が<span lang="EN-US">9</span>の自治体と、ほとんどA<span lang="EN-US">4</span>判に変わってきているということもございますので、今後につきましては、アンケート調査を行うなどしまして広報紙に関する意見を聞き取って、検討をしてまいりたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 多少は重くなったり、料金がかかるというのは理解できます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">ただ広報といったらやはり市民の皆さんに情報を発信する機会です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">ホームページを見てくれとかいうことも我々も言いますし、言うのですが、どうしても苦手な方もいらっしゃるでしょうし、紙媒体も決して不要というわけじゃないと思うので、今後いろいろ検討していただきたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> そこで、アンケートということがありました。最近でしたら、例えばこれこそインターネット上になるのですが、Googleなどで簡単にアンケートが取れたりという機能もございますので、比較的、どう言うのですか、いろんな人の意見が吸収されるような方法を取っていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎広報交流課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 南野委員おっしゃるように、幅広く紙のアンケートだけではなく、SNSを活用したアンケート調査も検討してまいりたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《せんごくの杜管理事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 続きまして、<span lang="EN-US">61</span>ページのせんごくの杜管理事業の約<span lang="EN-US">1,200</span>万円についてでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 施設管理委託料として約<span lang="EN-US">1,000</span>万円の予算が組まれていると思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">今後、このせんごくの杜の整備についてどのように進めていくのか、どのようにお考えなのかをお聞かせいただけますか。</span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎政策推進課参事</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> せんごくの杜につきましては、ある一定整備のほうは済んでいます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">あと残るは周回路の整備がございまして、これは以前、市政施行<span lang="EN-US">80</span>周年に間に合わせて整備しようという方針がございまして、令和<span lang="EN-US">3</span>年<span lang="EN-US">11</span>月ぐらいに粗造成等々、ルートの選定等々は完了しています。全長で大体<span lang="EN-US">1</span>周<span lang="EN-US">4.7</span>キロメートルぐらいの整備となります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">そのうち<span lang="EN-US">1.3</span>キロメートルぐらいは株式会社PALTACの基盤整備のほうで一応済んでいます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">あと残りにつきましては、これから都市計画マスタープランの見直し等々ございますので、その中で千石荘病院跡地の利活用計画もそれに伴って変わっていくのかなと思っておりますので、その計画に沿って今後どのような活用をしていくのか検討してまいりたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《情報発信推進事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">ドローン・クリケットフィールドも貸出し等もやっていると思いますので、あとはメンテナンスとかになっていくのかなと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> あと、続いてですが、<span lang="EN-US">67</span>ページの情報発信推進事業で、ホームページ運用管理費で<span lang="EN-US">260</span>万円ぐらいですか、計上されています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">この間、私もホームページをよく利用させていただきまして、見やすいホームページを目指していろいろ改訂などをしていただいていると思うのですが、データはいつまで残せるとかいう決まりがあるのですかね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">過去のデータを見たいときに結構早めにもう見れませんというのが多くて、そんな基準か何かあるのですか。</span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎情報統計課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 現在、ホームページのほうで古い情報、バックナンバーと言われているものについて、いつ以上のものは削除しなさいというルールづけは特にございません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 結構、去年のものと見比べたいと思うときに、去年の催物とか、開催日だとか、開催場所とか調べたらもう既になくなっているというのが結構多くて、調べるのに担当課に聞いたりはするのですが、これは基準がないのであれば、やっぱり我々見ながら比較したりとか、調べることもホームページであるのですよね。Googleで検索したらヒットはするのですが、そこから行けないということになっているので、もし基準がないのであれば何らかの形で<span lang="EN-US">2</span>年か<span lang="EN-US">3</span>年ぐらいは残しておくという、容量の関係が多分あるのかなと思ったりもするのですが、終わったらすぐ消すのではなしに残していろいろ参考にできるような仕組みをつくっていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎総務市民部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 一概にこの業務とかこの内容については、例えば<span lang="EN-US">3</span>年間で一くくりで全部ばさっといってしまうとか、なかなか決めにくい部分がございまして、例えば<span lang="EN-US">10</span>年間ぐらいのスパンで更新していくべきものもあれば、もう二、三年で更新していくべきものもありまして、各所属によってその辺がまちまちな部分がございまして、一概にすぱっと年数でというのはなかなか難しい部分はあると思うのですが、そのあたりの仕組みにつきましても、今後、機会を通じてホームページ、各課で、各所属で管理していると思いますので、そのあたりも含めて一度検討するような仕組みについては取りまとめて考えていきたいとは思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">なぜこういうことを言うかというと、我々も行政視察にお伺いするときに、何を勉強したいかというので調べたら各自治体にヒットするのですよね。結構それを参考に調べてその自治体に行こうとかということになったりもするのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">だから逆に貝塚市もそういったことを残しておいたら、ヒットしてまたこの貝塚の地を訪れてくれる方も増えるだろうし、また一般の方でも調べ物をするときにも、ホームページはやっぱり役に立つと思いますので、有効に活用というか、データといいますか、情報はなるべく多ければ多いほうがいいとは思うのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">ですので、そういった趣旨も踏まえてホームページの在り方というのは検討していただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎総務市民部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 今おっしゃられましたように総容量とか、その重さ、軽さとかその辺もあると思いますので、そのあたりも含めまして一度全庁的に検討してまいりたいと考えます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《姉妹都市等親善事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">75</span>ページの姉妹都市等親善事業についてお伺いします。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">40</span>万円ほど予算計上されていまして、カルバーシティの姉妹都市協会に<span lang="EN-US">40</span>万円ということで計上されています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">具体的に今年どのようなことを行おうとしているのか教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎広報交流課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> この<span lang="EN-US">40</span>万円につきましては、カルバーシティのほうからのKIX泉州国際マラソンの派遣の受入れ分の費用としての予算計上としている状況でございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">特に今やっているといったら中学生とか、これはまた教育のところになるとは思うのですが、カルバーシティの関係でいったらマラソンの事業ということになっていくのかなと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 昨年だったと思うのですが、台中市北区と友好都市ということになったと思うのですが、その予算というのはここに含まれたりするのですか、されないのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎広報交流課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 台中市北区とオンラインで現在協議しておりまして、具体にどういった交流をしていく事業ということが分かりましたら、また時期を見て予算計上のほうさせていただこうと思っています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> これからのことだということなのでしょうが、今後、去年卓球を通じていろいろ交流していこうということでそんな準備がスタートしたと思うのですが、そうしたら、台中市との関係ですか、めどというのですか、今後のスケジュール感というのですか、そういったところ、決まっておれば教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎広報交流課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 先日、オンラインで台湾の台中市北区の担当者とも協議したのですが、現在コロナ禍ということなので、なかなか具体なスケジュールというのは現在まだ決めるのは難しいという状況になっております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">21</span>日に一応まん延防止等重点措置も明けたということですので、具体的に、今やもうZoomとかインターネットで全部会議とかもできる時代ですので、そういったすり合わせというのですか、それはいつでもできると思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">オリンピックも終わって、卓球を通じてという言葉であったと思うのですが、そこはちょっとできることは順次進めていくべきだろうなというふうに思うのですが、その辺、もう一度お答えください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎広報交流課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 南野委員おっしゃられましたとおり、オンラインであるとかそういったところでも交流できるように、また台湾との協議をしていきたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《人権行政の推進について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 続きまして、<span lang="EN-US">74</span>ページからの人権行政の推進について、本会議でも一般質問でさせていただきました、酒井市長にもいろいろ答えていただきました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">それで、今年度のこの予算で、特に今年、人権行政を推進するということで、何か特徴のあるものを考えているのでしょうか。お答えいただけますでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎人権政策課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> こちらのほうでは通常の予算で計上させていただいていますが、例えば今までのアンケート調査とかそういうものの進み具合によっては何らかの予算は組んでいきたいとは考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 要は、そうしたら今回のこの人権行政というところで言ったら、これまでやってきたことを取りあえず、取りあえずというか、骨格予算なので、計上していって、例えば市民のつどいや女と男のフォーラムとかそういったのは、コロナ(新型コロナウイルス感染症)の関係はあるとは思うのですが、それは取りあえず今の段階では引き続き行って、それ以上のことが出てきたら補正予算なんかを組んで対応したいというふうに聞こえたのですが、それでよろしいですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎人権政策課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> そのとおりでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">新しいもので言えば、今年度から男女共同参画の計画はやっておりますので、それは引き続きこの中で予算化はしておりますが、それ以外のことにつきましては進捗状況とか見ながら検討していきたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それとあと、これ人権のところになるのかコロナ関連になるのか、ちょっともし違うならまた言ってください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">去年の代表質問で新政クラブのほうから、コロナの感染者の人権を守るための条例をつくったらどうかという質問をさせていただきました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">去年の予算特別委員会の中でも同様の質問をさせていただいて、回答としては、非常に前向きといいますか、感染症ってコロナだけではないから、感染症対策の、これからどんな感染症が起こるか分からないので、感染症全般含めて当事者の人権を守るというイメージでつくっていったらどうかという回答をいただいたと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">昨年度中に何とか進めていきたいという回答をいただいていたと思うのですが、こちらのほうもそこの質問等もできていなかったので、今現在の考え方というのですか、その辺、教えていただけますでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市政策部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 方針につきましては、南野委員おっしゃったとおりでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">今年<span lang="EN-US">2</span>月に審議会を開く予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症、まん延防止等重点措置の関係で一旦延期させてもらっています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">一般質問でもご答弁させてもらいましたとおり、人権三法(人権に関する三つの法律)が制定されて、大阪府も人権<span lang="EN-US">3</span>条例の改正や制定がされたのを受けまして、本市でもそれに伴った基本方針の見直しを考えていまして、審議会にお諮りしましてその中で、例えば本市の人権擁護に関する条例に、今、南野委員おっしゃった感染症に関する誹謗中傷、差別をなくすという項目を、入れ方もハンセン病やその他あらゆる感染症に対する誹謗中傷、差別をなくすという文言になるのかどうか、それも審議会に諮った上で検討していきたいと考えてございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ということは人権擁護に関する条例の中を変えてそれで対応していこうという考えなのか、去年、私の受け取りは、新たに感染者の人権を守る条例みたいな感じでつくっていくのかなというイメージだったのですが、それはどっちなのでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市政策部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> まず基本方針を見直そうというのが動きでございまして、その中でやっぱり条例が必要だという中で、本市におきましては人権擁護に関する条例というのがもともとございまして、その中であらゆる差別をなくすというのが一番の方針の中に入っています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">そういう意味からしますと、今回、感染症に関する差別も一緒に併せて、明言化というのですか、その中でハンセン病やその他あらゆる感染症による差別をなくすというのを<span lang="EN-US">1</span>項目置けるのかなというふうに考えてございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> では確認なのですが、そういった方法も一つあるというのは私も十分理解しています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">そういった意味では、あの条例ができてから何十年、十何年とかたっていると思いますので、十何年かな、もっとたっているのか、当時は触れられていなかった例えばLGBTの問題やヘイトスピーチの問題とか、そういったところも視野に入れて、検討するんだったらそこまでしないといけないような気がするのですが、その辺、どうお考えでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎都市政策部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 先ほど、今回のその動きに至った経緯としましては、国の人権三法、大阪府の人権<span lang="EN-US">3</span>条例、ヘイトスピーチ解消推進条例もございますので、それを踏まえた見直しというのを図ってまいりたいと考えてございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《町会活動支援事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それではまた議論のほど進めていただければと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">81</span>ページの町会活動支援事業の加入促進用ごみ袋配布で、トータル約<span lang="EN-US">880</span>万円あります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">これも、我々新政クラブ、ずっと提案といいますか、お願いさせてもらっているのですが、現物を配るのは本当に役員の方も大変だし、隣組の、うちの場合は組長のところまで役員が配って、あと組長が各家庭に配るということでやっているのですが、やっぱりもう町会の加入者も皆さん高齢化になってきて、本当に大変だというのがもう現実です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">私も隣組に<span lang="EN-US">2</span>班ほど持って行くのですが、やっぱり私ですら重たいと実感していますので、もうそろそろといいますか、整理券というか、引換券みたいなものを各家庭に配っていただいたらごみ袋配りのロスもなくなるのではないかという気もしますので、この辺、もう一度ご検討いただけないかと、これはずっと我々新政クラブで言わさせてもらっているのですが、いかがお考えでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎広報交流課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 以前も南野委員からもそういったご指摘や質問もございましたので、昨年の<span lang="EN-US">6</span>月に再度、町会連合会に加入されている町会のほうにアンケート調査を行いました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">最終的に結果ですが、現状の給付方式というのが、<span lang="EN-US">86</span>の町会にアンケートしまして<span lang="EN-US">71</span>の回答があったのですが、<span lang="EN-US">77.5</span>%、現状で問題がないということでございますので、その回答を含めて町会連合会の幹事会でもその結果を伝えて再度検討したのですが、アンケート結果について尊重する、それでいくという形になりました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市政策部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 今、五十嵐広報交流課長のほうからはアンケート調査の結果が約<span lang="EN-US">77</span>%ということで、現状どおり令和<span lang="EN-US">3</span>年度はやらせていただいたのですが、ただ、残り二十何%の方がやはりちょっと不便に思っているということも認識していますので、引き続きどんなやり方がいいのか、そもそもごみ袋の配布をこのまま継続していくのが一番いいのかということも踏まえて、再度、町会連合会と話ししながら検討していきたいと考えてございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong> <span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ごみ袋は非常に助かっていると思うので、是非私は続けていってほしいと思うのですが、いっとき、最初は多分市から公益社団法人貝塚市シルバー人材センターを通じて町会にどーんと届いたと思うのですよ。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">今は町会で買ってくれと、その分を領収書か何かで振り込まれるという形だったと思うのですが、買いに行くこと自身もこれまた大変なのですよ、正直なところ。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">という全部のことを考えたら。その約<span lang="EN-US">77</span>%が今のままでいいというのもちょっと何か、どうやって配ってるのだろうというのがあるのですが、そういった負担もやっぱりどんどん出てきているような気がするので、そこはもう少し検討いただければということなのですが、その辺、もう一度お願いします。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎都市政策部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 先ほどもご答弁申し上げたとおり、検討していきたいと考えています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《本人通知制度について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">91</span>ページになります、戸籍事務で、事務報告書の<span lang="EN-US">41</span>ページに本人通知制度が下のほうに書いていると思います。事前登録者が<span lang="EN-US">15</span>、通知件数が<span lang="EN-US">33</span>ということになっていますが、令和<span lang="EN-US">3</span>年度の単年度でこれだけあったというふうに考えたらよろしいでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎市民課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> こちらの数字につきましては令和<span lang="EN-US">3</span>年の<span lang="EN-US">1</span>月から<span lang="EN-US">12</span>月までの数字でございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">令和<span lang="EN-US">3</span>年度の数字でお答えを申し上げますと、新規の事前登録者が<span lang="EN-US">28</span>件ございました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">令和<span lang="EN-US">3</span>年度中の通知件数としてはこの<span lang="EN-US">2</span>月までで<span lang="EN-US">40</span>件ございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 今、よく分からなかったのですが。ごめんなさい、そうしたら<span lang="EN-US">15</span>件と<span lang="EN-US">33</span>件というのは何の数字ですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎市民課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> こちらの数字につきましては令和<span lang="EN-US">3</span>年中の報告書の数字でございますので、令和<span lang="EN-US">3</span>年の<span lang="EN-US">1</span>月から令和<span lang="EN-US">3</span>年の<span lang="EN-US">12</span>月までの数字でございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">私が今申し上げましたのは、ご質問にありました令和<span lang="EN-US">3</span>年度、令和<span lang="EN-US">3</span>年の<span lang="EN-US">4</span>月からこの<span lang="EN-US">2</span>月までの数字を申し上げました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ごめんなさい、私の聞き方が悪かったのですね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> そうしたら、これまでの延べ登録者数をまず教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎市民課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> それでは、これまでの延べ登録者をご答弁申し上げます前に、昨年、令和<span lang="EN-US">3</span>年<span lang="EN-US">3</span>月の予算特別委員会で、同じように南野委員からご質問いただいたときに間違った数値のご報告をしておりましたので、まずそこからちょっと訂正させていただきます。申し訳ございません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 昨年度、昨年の<span lang="EN-US">3</span>月に、過去二、三年分の新規の登録者数の累計についてご質問いただきましたときに、平成<span lang="EN-US">30</span>年度末で、正しくは<span lang="EN-US">396</span>件、令和元年度末で<span lang="EN-US">432</span>件、令和<span lang="EN-US">2</span>年度末で<span lang="EN-US">448</span>件でございます。訂正しておわび申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 続きまして、令和<span lang="EN-US">3</span>年度までの実績でございますが、直近、昨日までで<span lang="EN-US">476</span>件となっております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。去年のことを、間違っていたということで報告いただきました。分かりました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> あと、今年の通知件数の<span lang="EN-US">33</span>件のうち、通知内容というか、返すのでいろいろあると思うのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">遺産の相続関係だとか何々関係だとかいろいろあったと思うのですが、その内訳って分かりますでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎市民課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 通知内容につきましては、ほとんどが、ほとんどというか半分以上が、南野委員おっしゃられたように相続の関係で、いわゆる有資格者、<span lang="EN-US">8</span>士業、司法書士や弁護士とか、そういった方からの請求があった方に対して、半分以上がそのような数字になっております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">その次に多いのが法人、貸金業者や生命保険会社とか、そういったところからの請求について、請求があった方というのが多うございました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> よく分かりました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ただ、令和<span lang="EN-US">3</span>年末で<span lang="EN-US">476</span>件が多いのか少ないのかといったら、私は人口の割にはまだまだだと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それで、これ我々も含めてそうなのです、いろんなところで本人通知制度のこともいろいろ啓発してもらいたいというふうに思うのですが、今、新型コロナウイルス感染症でいろんな市のイベント自身ができないという状態になっていて、なかなかそういった場面もないのかなということは十分理解するのですが、この<span lang="EN-US">21</span>日にまん延防止等重点措置も明けたということで、これからイベントとかも出てくると、そして出張でマイナンバーカード申請サポートをやっていたりもしているので、そこに併せて例えば本人通知制度どうですかというふうな説明をするとか、事あるごとにセットで何かするとかいうことを考えていかないと、まだまだ増えていかないのかなと思うのです。その辺の取組みの方針というか、考えをお聞かせいただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎市民課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">3</span>年度中は窓口に別紙を常備しましてそういった啓発のティッシュペーパーを配っておりましたが、令和<span lang="EN-US">4</span>年度につきましては、南野委員おっしゃったように、マイナンバーカードの申請サポートで、窓口でもやっておりますが、そこで申請に来られた方にチラシをお渡しするとか、休日なども含めて外に出向きましてマイナンバーカード申請サポートをやっておりますが、そういった申請のサポートをご利用いただいた方にもチラシをお渡しして、そういった制度のご説明をしていこうと令和<span lang="EN-US">4</span>年度は考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。ペーパーでする分には私はそれでいいのかなと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それで、庁舎が新しく向こうに行ってデジタル化になっていくと思うのですが、こういったことも電子申請も含めて検討したらどうかなと思うのですが、その辺のお考えはどうでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎市民課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> オンライン申請のメニューにも本人通知登録制度の申請書は入れていきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《選挙管理委員会事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;"><span lang="EN-US">93</span>ページの選挙管理委員会事業の件です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">一つは、投票率が昨今かなり低い状態が続いていて、政治不信とか政治に関心がないということが言われているのですが、そんなことも言ってられないので、何とかやっぱり投票率を上げる仕組みが要るのではないかなと我々も考えていまして。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">例えば民間の企業とかが投票済証明書で何か割引をするとか、クーポン、ポイントを与えるとか、ニンジンをぶら下げるではないのですが、そういった方法をやっている民間企業もあるということで、行政としても投票済の証明書を活用して何か考えられないか、具体的に何があるというのをまだ我々も考えられていないのですが、昨今、証明書を発行しているように、その証明書で何らかのメリットがある仕組みを考えていかないといけないかなというふうに、今、漠然と思ったりもしているのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">市の選挙管理委員会として、何かそのような投票率を上げる施策といいますか、方法というのを検討されているのか、まずお聞かせ願えますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎選挙管理委員会事務局長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 実際に、これまでの選挙でも、衆議院議員総選挙のときとかは結構な投票済証の発行の依頼がありまして、これからラーメンを食べに行くとかいう形で利用された方はかなりいらっしゃったというふうに認識はしております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">なかなか、公費を使ってというのが今のところまだ、南野委員おっしゃったように、うちのほうもどういった方法があるのか、可能かどうかも含めて今後課題として認識していきたい、このように考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 課題として認識されているということですので、投票済証明書というのを発行している限り、それを持っていったら何かできるというふうなことをつくることが一つ、あまりそういうのがなくても投票率が上がってほしいのは我々もそうなのですが、そんなことも言ってられないような状態ですので、選挙管理委員会の中でそのプロジェクトをつくるなり、市全体でもいいとは思うのですが、投票率を上げるという問題意識を持って、近々でも、これから選挙はほぼ毎年あるわけですので、参議院議員通常選挙があって、来年は統一地方選挙があったりするので、早急にまたいろんな知恵を出し合っていただきたいと思うのですが、その辺、いかがでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎選挙管理委員会事務局長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 選挙については、今、南野委員おっしゃったように、投票率がなかなか上がっていかないと、衆議院議員総選挙でもやっと<span lang="EN-US">50</span>%を超えたというところで、うちとしても、今言われた制度だけではなくて、ポスター掲示場の場所でありますとか、あと、前回、今年度の選挙から期日前投票所も<span lang="EN-US">1</span>箇所増やして<span lang="EN-US">3</span>箇所で対応するなどして投票率の向上に努めているところではございますが、引き続きいろんな方法を検討してまいりたいと考えてございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《社会福祉協議会運営事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;"><span lang="EN-US">105</span>ページの社会福祉協議会運営事業の中で<span lang="EN-US">5</span>万円の婚活事業祝金というのがあるのですが、たしか何年か前からずっと社会福祉協議会で婚活事業をスタートさせていたと思うのですが、ここ近年の成果といいますか、マッチングできて結婚に至った事例があるのかないのか教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">2</span>年度も、令和<span lang="EN-US">3</span>年度<span lang="EN-US">1</span>月末ですが、結婚相談事業の相談件数自身がゼロ件ということで聞いておりますので、今のところお話はまとまっていないという認識です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 当初この制度ができたとき、コーディネーターの方を臨時で雇ってやっていたというふうに記憶しているのですが、そのコーディネーターの方は今もいらっしゃるのでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> こちらのほうですが、今どうなっているかということについては把握してないのですが、ただ、コーディネーターがいなくなったという話にはなっておりませんので、いらっしゃることは確実だと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> さっきの話、田畑委員の話ではないのですが、把握していないと言われたら把握してよとしか言いようがなくて。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">市から少なくともこういったお金が出ている社会福祉協議会にも多分それなりの、この制度だから出しているとは思えないが、状況把握や取組みの報告というのがないとやっぱりちょっとおかしいかなと思うのですが、その辺の認識はいかがでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 説明の仕方が丁寧でなくて申し訳ございません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">一応報告はいただいています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">それから、もともとコーディネーターされていた方が実は亡くなられたので、後任の方が見つかったかどうかについて報告を受けていないということで、複数いらっしゃることは聞いておりますので、いらっしゃることは確実ですということで、今の状況をまだ聞いておりませんということでお伝えしたかっただけです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">ちょっと報告の仕方が丁寧でなかったので。申し訳ございません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 私は以前、本会議の一般質問でさせてもらって、これから貝塚市で住み続けてもらうために、やはりこういった婚活にも力を入れるべきだという趣旨で質問させてもらった経過もあるのでちょっと気にはなったのですが、実際、やっているということを宣伝しているような気があまりしないのですが、その辺の宣伝方法はどうされているかは分かりますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> こちらも、チラシをつくっているところは見ているのですが、それを何枚配っているかということについて、今、把握しておりませんで、数だけの報告だけしかもらっていませんでしたので、どんな形の周知の仕方をしているかどうかについては、確認をこちらでさせていただいて、またお答えさせていただきます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ちなみにその数というのは。そのチラシの数を把握しているのだったら一遍教えてもらえますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 把握は、申し訳ないです、しておりません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> していると言うたような気がしたので、ごめんなさい、していないのですね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> どう言ったらいいんだろう。でもやらないと、せっかくある事業を有効的に使うのも、市から社会福祉協議会にお任せしている担当というか、市の立場だというふうに思いますので、ここはほったらかしというのはやっぱりよくないと思いますが、今後どうする、この事業もうやめるんだったらやめるとはっきりしたらいいんとちがうかなと思うのですが、市としてはどう考えますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎福祉部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> この制度、できてまだそんなに年数がたっていない中で、ある一定の期間、様子見させていただいた上で、今後、廃止するか、あるいは継続するかというのはまた検討したいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> ただ、先ほど南野委員もおっしゃっていましたように、何も市もほったらかしにしているわけではございませんでして、例えば今現在、登録者ですが、この数につきましては男性が<span lang="EN-US">31</span>名、女性が<span lang="EN-US">20</span>名いらっしゃるということも把握しておりますし、ただ、令和<span lang="EN-US">3</span>年度については、コロナ(新型コロナウイルス感染症)の影響で実際対面で会うということができなかったという結果、先ほど吉井福祉総務課長からも答弁ありましたようにマッチング数は結果的にゼロだったということで、これがまた、コロナが終息し出しましたらもうちょっとまた増えるかなと、そのように予想はしております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> そう言ってくれたら分かるんやけれども。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それで、<span lang="EN-US">31</span>と<span lang="EN-US">20</span>と男女それぞれがいて、それでもうコロナ(新型コロナウイルス感染症)が明けたからというと、そうしたら今年度どういうふうに、恐らく一昨日でまん延防止等重点措置が解除されて、どうなるか分からないけれども、日常生活がスタートしていくわけですから、そうしたらこの事業の進め方をどう社会福祉協議会に求めていくのかというのを役所としてどう思っているか教えてください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎福祉部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 当初のとおり、コロナが明けましたらコロナ前に戻りまして、コーディネーターの協力も得ながら事業を継続、そして啓発も含めて進めてまいりたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《生活困窮者自立相談支援事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 続いて、<span lang="EN-US">109</span>ページの生活困窮者自立相談支援事業と就労準備支援事業ということで、生活困窮者の、私の記憶違いだったら申し訳ないのですが、これは福祉総務課だったんですよね、今年度まで。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">生活福祉課になっているということは、向こうに行ったらそういうふうな体制でやるということで理解したらいいのでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎生活福祉課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> この事業ですが、名称が同じもので福祉総務課の分は<span lang="EN-US">105</span>ページと<span lang="EN-US">107</span>ページに記載しております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> すみません、私の勘違いでした。申し訳ないです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それで、福祉総務課でしている、<span lang="EN-US">105</span>ページのほう、要は相談業務だと思うのです。相談員の方、なかなか成り手がいないという話も聞こえてきたりはするのですが、相談員を雇っていろんな相談をしていると思うのですが、その実績といいますか、件数がもし分かれば教えていただきたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 今、件数としてはっきり出てくる数としましては、住居確保給付金といって賃貸住宅にお住みの方が就労をやっている中での支援金のほうの家賃補助というのがあるのですが、それが令和<span lang="EN-US">2</span>年度で<span lang="EN-US">446</span>件、これは一月<span lang="EN-US">1</span>件というカウントになります。令和<span lang="EN-US">3</span>年度につきましては<span lang="EN-US">1</span>月末の数字で<span lang="EN-US">128</span>件となっております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 相談員がいていろいろそうやって相談を受けているとは思うのですが、この自立相談支援事業というのは相談業務なのですよね。就労準備支援事業というのは就職につなげるというふうな位置づけだと思うのですが、就労の部分は今お答えいただいた部分なのですよね。そうではないのですか。その辺、もう少し詳しく教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> まず、生活困窮者自立支援制度の中の本体事業としまして、お困りの方がありましたら、お金があるとかないとかでなくて、問題を抱えている方、皆さん対象になってきます。これが生活困窮者自立支援制度の本体事業に当たる部分でありまして。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">相談に乗るということになりますと、特に給付とか支援といったサービスがございませんので。住居確保給付金というのは、困窮されている場合に就労に導くため自立の一つの手段としての家賃補助というのがございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">だから就労支援ではあるのですが就労支援準備とはまた別のものでして、就労支援準備といいますのは、ひきこもりとか働いている期間がずっとなくて一般の就労が難しい方を専門的に行っているのが今申し上げた就労支援のほうに、要するに準備というところになっておりまして、そういったすみ分けという形で、簡単に申し上げますと住居確保についても就労支援準備についても本体事業につながっているオプションみたいなものだという認識です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">だからあくまで、就労に結びついてもやはり生活課題がある方がたくさんいらっしゃいますので、就労した後とか、住居確保給付金をしながら、ほかに何か経緯があるとか、何かお困り事があるかというところの相談を並行して行っていくという形のイメージだと思われます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。そういった意味では、福祉総務課でやっている部分と、さっきの<span lang="EN-US">109</span>ページの生活福祉課でやっていることは、こっちがやっぱり生活が、いわゆる生活保護世帯を対象だとか、そういった制度で同じようなことをやっているというふうに思っておいたらいいのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎生活福祉課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 南野委員おっしゃるとおりでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 分かりました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ここは、自立というふうなキーワードがある中では、かなり大切な部分だなと思いますので、体制も含めて、どっちもそうなのですが、なかなか成り手がいないという話がちらほら聞こえてきたりもしますが、今後この事業を続けるに当たって、これからの課題といいますか、役所的に思っている考えといいますか、この制度の課題といいますか、どのように考えているかお聞かせいただけますか。どっちも聞かせてもらえたら。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎福祉総務課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> やはり難しいというふうに感じているのが、特にお金がない状態の方というのは目先の目的を達することにすごく集中されてしまう傾向が強いので、例えば住居確保給付金がある間は相談に来ていただけるのですが、これも一定期間、今コロナ特例(新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた特例措置)で最大<span lang="EN-US">12</span>箇月利用することができるのですが、それが切れてしまったらもう来なくなってしまったりということがあって、なかなか自立に持っていくというところが、ご本人がお金がもらいたいから来てしまうというところを、どうやって継続させていくかというところはやはり大きな課題ではないかと感じております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎生活福祉課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 生活保護の方におきましては、やはり新型コロナウイルス感染症の影響で減収なり失職された方がございまして、その結果、生活保護制度を利用されている方も多くいます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">今後、そういった働ける方に対しましては、やはり就労支援を活用いたしまして自立を目指していただくというふうに考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《長寿を祝う事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それでは、続いて<span lang="EN-US">119</span>ページの長寿を祝う事業です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> これも、これまで我々新政クラブでもずっと言ってきました、婚姻<span lang="EN-US">50</span>周年を祝う会ということで、楽しみにされている方もたくさんいらっしゃるということは十分理解いたしますが、私が気になるのは、ここ何年かは集って食事、会食するとかいうことは新型コロナウイルス感染症の関係でありませんが、アルコールが出たりしている部分がやっぱり気になるなと思うのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">それと、あの形でやるんだったら例えば参加費を頂くとかいう方法を取らないと、突っ込まれるというか、そこはやっぱり気をつけるというか、考えないといけないかなと思うのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">そんなことをずっと言い続けさせてもらっていまして、先日の監査でも在り方については検討してほしいという意見も出ていたと思いますので、今後、この婚姻<span lang="EN-US">50</span>周年を祝う会、決してそれをなくすという意味ではなしに、何か新たな方向を見いださないといけないのかなと思ったりもするのですが、その辺どう考えているかお聞かせください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎高齢介護課参事</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 今、南野委員おっしゃられましたように、昨年度の行政監査を受けた際の監査報告で、見直しを図られたいというご意見をちょうだいしております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 市としましても社会情勢に合わせた見直しを図っていきたいと考えておりまして、具体的には、令和<span lang="EN-US">4</span>年度につきましては、これまで、令和元年度までは、岸和田グランドホールで式典を開催して、アルコールを含む飲食を提供して、その場で食事をしていただいて、記念品をお渡しして、それに先立って記念写真を撮影してというようなことをやっておりました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">2</span>年度につきましてはコロナ禍の影響で中止させていただいて、令和<span lang="EN-US">3</span>年度は、式典は同じく岸和田グランドホールで開催しましたが、その場での食事の提供というのは行いませんで、記念写真撮影と記念品の贈呈をして、お祝いの品ということで赤飯と箱ずし、水ナスとかお菓子とか、そういったものをお持ち帰りいただいたということでやりました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">4</span>年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響、終息したとしましても、以前のような形は考えておりません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">アルコールの提供というのはもちろんやめにしたいと考えておりまして、この事業自体について市民の方から問合せがあるというのも事実で、楽しみにされているというふうに認識もしておりますので、急激な変更というのではなしに、徐々に変えていったほうがいいと考えているところもありますので、令和<span lang="EN-US">3</span>年度に倣って、式典は開催して、記念品の贈呈をして、記念写真を撮影して、同じようにお祝いの品を用意して持ち帰りいただくということを考えておりまして、今後につきましては、徐々に費用を抑えながらも楽しんでいただける事業として続けていって、徐々に縮小というか、費用のほうは抑えていきつつ楽しんでいただけるような事業としてやっていきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《団体支援事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">121</span>ページの団体支援事業、ちょっと細かい話で申し訳ないのですが、全国シルバー人材センター協議会と大阪府シルバー人材センター協議会、小さいお金なのですが、負担金として計上しているのですが、これは市の予算でやるべきものなのかなと。その下でシルバー人材センターに補助金として約<span lang="EN-US">1,000</span>万円出しているから、シルバー人材センターに払ってもらったらいいのではないかなと思うのですが、市が払う理由って何かあるのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎高齢介護課参事</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 特にこの違いというのは、ちょっと把握は正直していなかったのですが、負担金という意味合いと、補助金につきましては運営費補助、事業の補助ということで使い分けてきたのかなと考えています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> いやいや、いいんやで。それはそうなんやで。でもシルバー人材センターに約<span lang="EN-US">1,000</span>万円払っていて、それでシルバー人材センターの全国組織とか大阪府の組織に市からこのお金を出す必要があるのかなと思ったのですが。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">それだったらもうシルバー人材センターに払ってもらったらいいのとちがうかなと。今年じゃなくてもいいのですが。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎副市長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> これは、全国シルバー人材センターの協議会と大阪府シルバーの人材センターの協議会につきましては、自治体の市のほうが賛助会員という扱いになっておりまして、それについての負担金ということになります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">なのでシルバー人材センターから払うべきものではないということです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《すくすく子ども館施設等整備事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">139</span>ページのすくすく子ども館施設等整備事業、<span lang="EN-US">770</span>万円ほど計上されています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">外壁の工事ということですが、たくさんこの建物については毎年何かこういった改修みたいなのが出てきていると思うのですが、ある面、傷んでいる分は仕方がないとは思うのですが、今後この建物とかのメンテナンス費用とかいうのはどんな予測をされているか、教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎子育て支援課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 現時点におきましては、令和<span lang="EN-US">3</span>年度の雨漏りの改修<span lang="EN-US">517</span>万<span lang="EN-US">8,000</span>円及び引き続き令和<span lang="EN-US">4</span>年度の<span lang="EN-US">776</span>万<span lang="EN-US">9,000</span>円の雨漏りの改修を今年の梅雨までに終わらせる予定でございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 今後に関しましては、経年劣化で悪くなった部分を調査しまして、優先順位をつけて事業計画を上げて、予算確保の上、修繕してまいりたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 雨漏りということなのです。そうしたら去年やったのでは解決しなかったということなのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎子育て支援課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">2</span>年度の雨漏りの改修に関しましては、東側、つまり池側部分の壁面を改修いたしました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">今年度及び令和<span lang="EN-US">4</span>年度に関しましては反対側、西側、つまり貝塚中央線側の外壁で、もうこの際、北面と南面も経年劣化しておりますので併せて<span lang="EN-US">3</span>方向、つまり西側、北側、南側の<span lang="EN-US">3</span>方向の改修を今回着手しております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 私、建物の建設のこととか全くの素人でよく分からないのですが、そうやって分けて外壁やって雨漏りって防止できるものなのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎健康子ども部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 当初、池側のほうが雨漏りしていたので、それでいけるだろうということでしたが、やっている途中で反対側が出てきましたので、そのときは、反対側は個別でやるほうが年度ごとの費用は少なく済んだのですが、それでは一遍でやったほうがいいだろうということで令和<span lang="EN-US">3</span>年と令和<span lang="EN-US">4</span>年の両方で一遍にやらせてもらっていますので、一遍でやったほうが安くつくし、そのほうが雨漏りも分かりやすいということで、道側については一度にさせていただいております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> そういった子どもの使う施設なので雨漏りとかが--でも当初から何かいろいろあったような記憶があって、使い始めてすぐ何かそんなことがあったりだとか、何かいわくがいろいろあるなというふうに思っていて、今回これでやったらどれぐらい、雨漏りとかのことだから何年もちますとはっきりと言えないとは思うのですが、建物自身の利用はどれぐらい何も手を入れなくていけるかというのを予想しているのか。難しいかな。予想していますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎健康子ども部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 予想はしていないですが、今のところ借りているところは、あと<span lang="EN-US">5</span>年は借りる約束になっておりますので、それとあと、天井部分というのがまだ雨漏りの分、雨漏りというか、改修はやっていないので、そこから漏れてきた場合、その部分は要ると考えておりますし、壁についてはまだ国の基準に満たない、横がついていない部分がありますので、そこについては、倒れても危なくないほうについては後回しにしておりますので、その部分についてはどこかで改修しないといけないという部分は残っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 何か、最初あそこの建物を市が譲り受けて、家賃、あと<span lang="EN-US">5</span>年ということなのですが、聞いていた話と何か随分私の感覚で違うなと。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">ただほど怖いものはないかなというふうに正直思うのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> それで、今の部長の答えで、屋根がどうなるか分からないというふうに言われたら、正直な話、そんなところに子どもたちに来てもらって、障害もやっていたのかな、大丈夫なのかなと普通に心配になるので、その辺はどうですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎健康子ども部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> すみません、ちょっと私の表現があれなのですが。上の防水の部分というのが何年もつかというのがありますので、その部分についてはまだやっていないという形ですので、それについては今後また調べていった上でどこまでもつかというのを、だからそこについてはその調査がやられていないということなので、漏ってくるということではありませんので、その分については大丈夫だと思いますし、ほかの側面についてもこれで一応は止まるものだと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">199</span>ページの東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業の<span lang="EN-US">2</span>億<span lang="EN-US">4,800</span>万円についてお聞かせください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 日本生命保険相互会社の球場の裏側を整備するということで前に説明を受けたと思うのですが、令和<span lang="EN-US">4</span>年度でのスケジュールをまず教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎道路公園課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">4</span>年度の工事としましては、今、工事を行っております日本生命保険相互会社の球場の裏の道路、そちらを引き続き工事を来年度も行います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">また、駅前広場、そちらのほうも今現在、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)のほうで工事ヤードとして使用しておるのですが、そこをまたJR西日本と協議しまして、空いたところから広場のほうの工事も着手していきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">あと、令和<span lang="EN-US">2</span>年度に踏切の横のもともと緑地があったところを更地化しているのですが、そちらはJR西日本と駅前広場の用地を交換するというところでやっておりまして、そちらのほうのもともと市の用地だったところにJR西日本が保線基地の造成を始めると、そのように聞いております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> そのスケジュールといいますか、大体何月ぐらいからその工事、例えば広場の整備工事が始まるとか、そういったスケジュール的なことは分かりますでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎道路公園課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 現在、市とJR西日本におきまして、月に一度、工程会議というのを持っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">その中でJR西日本の工程も市のほうで把握をしておるところではあるのですが、現在のところ、まだそこの更地化した用地での保線基地の工事というところはまだ未定といいますか、詳しいスケジュールはちょっと聞いておりません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 令和<span lang="EN-US">4</span>年度でやるので具体的なことが決まっていなくて本当にできるのかなのというのをちょっと思ったのですが、それは私ら素人考えなのかも分からないが、それはそれで、そんな一月に<span lang="EN-US">1</span>回の打合せみたいなので、それで大丈夫なのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎道路公園課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 今申しましたように、先行して入っておりますJR西日本の保線基地のための工事ヤード、そちらに本市の駅前広場ができるというところで、今の保線基地の工事がまず進まないことには、うちが駅前広場の工事に入れないということでございまして、今のところ、そのスケジュールを市が把握していないということではあるのですが、そこら辺、今後、もう少し進んでいけば、その辺が明確になってくると考えておりますので、これからも協議のほうを続けていきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">やっぱりよう分からないが、そんなことで、今決まっていなくて、そんなことが本当に進んでいくのであろうかという心配、逆に心配になる。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">要はJR西日本が言ってくれないのでしょうね。まだ決まっていないということが正しいのかどうか分からないが、それで本当にこの事業が着実に進んでいくのかどうかが非常に不安になるのですが、その辺はいかがですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎道路公園課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 今申しましたJR西日本との月<span lang="EN-US">1</span>回の協議の件なのですが、うちとの協議もあるのですが、これはJR西日本の今の中のバリアフリー工事、そちらの中で入っている工事業者が複数入っております。鉄道の工事もあれば、電気の工事であるとか、いろいろな工事がありまして、そちらの社内の工程調整会議に市も行かせていただいて、うちとの調整会議もさせていただいているというところで、今の段階で駅前広場のほう、順次になるのですが、うちとしては年末頃から一部乗り込んでいけるかなというところで協議をさせていただいておるところでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 何回聞いても多分出てこないなとは思いますわ、それだったらね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">ただゴールがあるわけで、令和<span lang="EN-US">5</span>年でしたか、<span lang="EN-US">6</span>年でしたか、駅西口ができて供用開始するということになると思うのですが、実はその間のスケジュール感というのは我々またほぼ分かっていないという状況がありまして、全体的な流れというのですか、今分かる範囲で、何年の何月にはこれぐらい進んでいると思いますというような計画というのですか、そういうのをお示しいただければと思うのですが、どうでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎都市整備部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 今、山口道路公園課長のほうからは、ちょっと個別の保線基地の造成がいつから始まるかというのは、ちょっと今調整している中で、なかなか詳細は申し上げることはできない状態です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">ただ、駅のバリアフリー化を含めて駅前広場の供用開始につきましては、令和<span lang="EN-US">5</span>年夏、若干遅れても秋頃には供用開始するということでJR西日本とはそれに向けてやると、JR西日本も、どんな予期せぬ事情が起こるか分かりませんが、一応、完了はそこに向けてやっていくということで確認を行っていますので、今おっしゃっていましたように、事業の細かいスケジュールにつきましては、また決まり次第、ご報告をさせていただきます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 決まってからペーパーといいますか、結構やっぱり皆さん、問題意識を持っていて、我々も聞かれることが多いので、是非何らかの機会で決まり次第、全体のスケジュールをデータになるのか、何になるのか、そのときだったらもうペーパーレスになっているかも分からないので、我々に伝える方法で伝えていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎道路公園課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> うちとして、今後もJR西日本と協議を進めまして、今おっしゃいました工程のほうがはっきり決まりましたら、しっかりとお伝えしたいと、そのように考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《鉄道軌道安全輸送設備等整備事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">205</span>ページの鉄道軌道安全輸送設備等整備事業の水間鉄道の関係です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 今年<span lang="EN-US">2,250</span>万円計上されていますが、今年どのようなことで利用しようと思っているのか教えてください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市計画課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">4</span>年度の整備内容でございますが、名越駅・森駅間の道床交換、それから踏切遮断機<span lang="EN-US">16</span>台の交換、森駅から水間観音駅間の電車線自動張力調整装置の交換、あと変電所機器の改修を予定しております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 大体毎年<span lang="EN-US">2,000</span>万円前後でこういった水間鉄道に整備費として上がっていると思うのですが、やはり貝塚市民の足というか、交通手段だというふうに思いますので、これからその都度その都度水間鉄道株式会社との相談になっていくとは思うのですが、今後予想されるこういった整備事業というのは市と水間鉄道株式会社のほうで何かあるのでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市計画課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 水間鉄道の安全輸送設備につきましては、順次改修をしておりますが、やはり初期に改修した部分がまた新たに不具合が生じてくるというようなこともございますので、水間鉄道株式会社からどういったところを優先に修理・修繕していくかという計画は聞いておりますので、それに従って適切に整備をしてまいりたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《都市計画マスタープランについて》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> よろしくお願いします。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 続きまして、同じページの都市計画マスタープラン、皆さんご質問されていたのですが、私は、一般質問でも酒井市長から都市計画マスタープランを改定していろいろ取り組むということでお伺いしました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">この令和<span lang="EN-US">4</span>年度でこのマスタープランの改定がどの段階でいろいろ審議したりとか、情報収集したりとか計画があると思うのです。ビジョンがあると思うのです。その辺をお聞かせいただきたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市計画課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 現在、南野委員ご指摘のとおり、都市計画マスタープランと、それから新たに立地適正化計画の策定を予定しております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">この立地適正化計画といいますのは、都市計画マスタープランの上位版となるような計画でございまして、二つ同時に計画を進めていく必要がございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">それで今年度、令和<span lang="EN-US">3</span>年度につきましては、立地適正化計画を策定するにあたり本市の現状を把握し、それから昨年末には市民アンケートを実施いたしまして、どういったことが今課題になっているかというような本市の課題を抽出いたしました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> それから来年度、令和<span lang="EN-US">4</span>年度につきましては、さらに一歩進んで居住を誘導する区域でありますとか、都市機能を誘導する区域という具体なゾーニングをしてまいります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">現行の都市計画マスタープランも、それに合わせて改定していくというような予定にしております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 今、説明あったのですが、まず、どっち聞こうかな。委員報酬で<span lang="EN-US">8</span>人分取っていると思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">委員を多分いろんな大学とかからと思うのですが、どういったメンバーで<span lang="EN-US">8</span>人されようとしているのか教えてください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市計画課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> この委員の構成でございますが、学識経験者としまして大学教授<span lang="EN-US">2</span>名、それから地域各種団体の代表者としまして、町会連合会、農業委員会、商工会議所、社会福祉協議会、それから本市のこども会育成連合会、水間鉄道株式会社の<span lang="EN-US">6</span>名の委員と、それから市の執行機関としまして副市長に入っていただきまして、合わせて<span lang="EN-US">9</span>名の構成となっております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> あと委託料で、先ほど都市計画課長に説明いただきました立地適正化計画策定業務とかでそれが上位だとお聞きしたのですが、委託料で約<span lang="EN-US">640</span>万円計上されています。委託先というのはどんなところになるのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎都市計画課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 委託先としましては、昨年、公募のプロポーザル方式によりまして業者を選定させていただいております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">現在、本業務に国際興業株式会社に入っていただいております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《空き家等対策事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">207</span>ページの空き家等対策事業です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 我々会派のほうでもいろいろ空き家対策に取り組んでまいりました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">言ってもやはりなかなか進まないというのが現実かな、空き家と空き地も含めて進めにくいというのは十分分かっているのですが、条例をつくっていろいろ指導なり、勧告なりをやってきたとは思うのですが、もうそろそろさきの一般質問で食野議員からもあったと思うのですが、行政代執行も含めて本気でいかないと、言ったって協力のお願いばかりでなかなか進まないというのが現実だと我々も肌身に感じておりまして、空き家とか空き地の問題をこれからどういうふうに改善に向けて取り組んでいくんかというところをまずお聞かせください。</span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎都市整備部長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 南野委員おっしゃっていますように、空き家・空き地の問題はなかなか前に進んでいない状況でございますが、おっしゃっていますように、特に空き地につきましては、やっぱり危険な状況というのであればいつまでも今の状況で置いておくというのは、市民に被害があるということはそれは避けなければいけないと思いますので、法的手続き、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく手続き並びにまたそれではカバーできない分については条例に基づいた手続きで今後前に進めていきたいと、そのように考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> たくさんあるから、ご承知のとおり南海貝塚駅だけじゃなしにたくさんあって、どこか一つでもやっていったら示しがつくじゃないですが、貝塚市が本気でこうやって取り組んでいくんだということを示すという意味でも私は非常に大切だと思うのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">空き地だからしばらくほっといてもいいわというのではなしに、秋になったらたばこのポイ捨てをぽっとやられたらそのまま火事になったりとか、そんな心配もありますので、事例を一つつくっていくというのではないのですが、今、これまで取り組んできた中でなかなか進まないところは、公的に進めていくという決断も近々要るのではないかなと思うのですが、その辺お伺いしたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎都市整備部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 南野委員おっしゃっていますように、なかなか我々職員が指導ということで何とかしてくださいと再三お願いしているにもかかわらず、やっていただけないということであれば法的にやっていくしかないと思いますので、その辺は前に進めていきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《花と緑と文化基金積立事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong> <span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">209</span>ページ、教えていただきたいのですが、花と緑と文化基金積立事業で約<span lang="EN-US">1,200</span>万円、基金に積み立てていると思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">この基金に積み立てるという意味が何か経過等もあるとは思うのですが、その辺を少し教えていただければと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎都市政策部長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> こちらは大阪万博の桜の部分です。昨日ご答弁させていただいている部分で、<span lang="EN-US">97</span>本分、大阪府から、向こう<span lang="EN-US">10</span>年間の管理費、<span lang="EN-US">1</span>本当たり<span lang="EN-US">13</span>万<span lang="EN-US">3,000</span>円なのですが、その分を一旦受け入れまして、本市で整備しつつこのお金を使ってやっていくということでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《住居表示について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 続いて、<span lang="EN-US">215</span>ページ、これも我が会派いろいろやってきた、住居表示の問題です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 昨年、久保<span lang="EN-US">1</span>丁目が整備されまして、今年、<span lang="EN-US">2</span>丁目、<span lang="EN-US">3</span>丁目と続くと聞いているのですが、これは果たして<span lang="EN-US">50</span>万円でそのあと進むことができるのかなとちょっと疑問に思ったのですが、その辺お聞かせください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎土地情報課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 今回は骨格予算ということで日常的な業務で予算を組んでいるだけでして、事業費につきましては、改めて第<span lang="EN-US">2</span>回定例会で上程予定を考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《防災訓練実施事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;"><span lang="EN-US">233</span>ページの防災訓練実施事業で<span lang="EN-US">200</span>万円計上されています。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">防災訓練を行う予定だと思いますが、時期や場所とかいうのがもしお決まりでありましたら教えていただきたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎防災監</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 来年度の総合防災訓練の細部につきましては、またこれから計画を詰めていく段階であります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">担当として考えておりますのは、時期につきましては、やはり出水期が終わった秋口から冬にかけて、場所につきましては、これまでも実施をさせていただいているのですが、防災拠点となるせんごくの杜防災広場で行いたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> なお、訓練内容につきましては、参加いただける関係機関のご意見等も踏まえて詰めていきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> これからということですが、そこで一つ気になるのが新型コロナウイルス感染症の影響もあるかと思うのですが、市民参加とか、どれぐらいの規模でされるというのも予想してのこの<span lang="EN-US">200</span>万円なのか。いや、それもこれからというのか、その辺を教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎防災監</span></strong></span></p>
<p class="MsoNormal"> 規模につきましては、これまでと同様の訓練を考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> なお、細部の炊き出し訓練等も考えてはいるのですが、新型コロナウイルスの感染状況に応じてそこら辺は変えていこうと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《教育支援センター事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;"><span lang="EN-US">245</span>ページの教育支援センター事業で、教育支援センターカウンセラー謝礼とあります。いろんな生徒たちのカウンセリングをされていると思いますが、まず、令和<span lang="EN-US">3</span>年の実績はどれぐらいあったのか教えていただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎学校教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> このカウンセラーは、臨床心理士を目指しております大学院生ということで、コロナ禍前まではこの間全て予算については消化してきたのですが、このコロナ禍の中で来れたり来れなくなったりしまして、今細かい数字は持ってないのですが、そんな中で可能な限り大学院生には<span lang="EN-US">1</span>回<span lang="EN-US">5,000</span>円で来ていただいております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">いろんな相談の実績もデータとしてはあると思うのですが、その利用状況というのですか、そういったものも分かりますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎学校教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 一応カウンセラーというふうに書いてはおるのですが、相談というよりは、実際は教育支援センター、適応指導教室のほうは不登校ぎみの子どもたちが集まっている場所です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">その子たちの話を聞いたりしながら、半分は勉強を教えてあげたりとか、そういう形で日常やり取りしておりますので、相談があるからこの方たちと向かい合うとかそういうものでありません。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">そうしたら、この上の会計年度職員報酬の<span lang="EN-US">1</span>人とは、これはまた別なのですよね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎学校教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> この方は教員のOBの方で、ここに勤めてくれている人です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 教育支援センターなので、いろんな子どもや家庭に、学校に行けない子とかの対応になってくると思うのですが、この令和<span lang="EN-US">4</span>年度でコロナ禍で大学院生が来れないという状況もあるということなのですが、そういったコロナ禍の中でもやはりしんどい子はしんどいだろうなと思うので、その子どもたちへの対策といいますか、どのようにつくっていこうと考えているのか教えてください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎学校教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 学校の行き渋りというか、なかなか足が向かないという子にはいろんな理由がありまして、基本的には学校内で学校の教員等の関わりや子どもたちの関わりで何とかできればというのをまず第一に考えておりますが、やはりそれが無理となったときに日常の生活習慣とか、そういったものをということで別の場所になるのですが、この教育支援センターを位置づけております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> コロナ特有の今回臨時休業とかが多かったので、休みぐせというわけではないのですが、子どもたちが結果、家での生活習慣というのが身についてしまって、そのあと学校に来れなくなったという子も聞いておりますので、そういった子の対策につきましては、また個々の状況に応じてやっていく必要があると考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 二色にあるから山手からいったら遠いですし、そういった意味でこういったカウンセラーの人たちが現場に向かうというか、そういったことも可能なのですか、やっているということにもなるのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎学校教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 場所はハート交流館の中にあります。カウンセラーの人は、大体電車で言いましたらJR東貝塚駅のほうから来られる形になっております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">教育支援センターの事業でレインボー教室でやっているということで思っておいたらいいのですね、ここは。ここの教育支援センター事業の教育支援センターカウンセラー謝礼という経費は、ハート交流館のレインボー教室でやっているというふうに理解していい、教育センターでやっているのではないということを理解したらいいですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎教育長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 教育センターではなくて、これは教育支援センター、レインボー教室とイコールで考えていただけたらと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《特色ある学校づくり推進事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> そうしたら続いて、<span lang="EN-US">251</span>ページ、特色ある学校づくり推進事業についてお聞かせください。令和<span lang="EN-US">4</span>年度でどういった事業、この特色ある学校という意味でどのような、どこの学校でどんなことをする予定なのか教えてください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #ff0000; font-size: 18.6667px;">◎学校教育課長</span></p>
<p class="MsoNormal"> 今年度からの継続になる事業なのですが、五つの学校で考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">一つは、永寿小学校は特認校に特化した内容です。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">二つ目、葛城小学校につきましてはコミュニティスクールに特化した内容になります。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">三つ目、四つ目は、中央小学校、南小学校に関しましては幼稚園等の施設一体型ということで、幼小連携の在り方等に特化した内容になっております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">最後は、第五中学校区ということで、第五中学校、二色小学校の今、義務教育学校を進めているのですが、そういう小中連携の中の特に小学校のほうで教科化になりました外国語、英語についてのそういった学習内容についていろいろ特化したことをやっていこうと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 今教えていただきましたが、特にちょっと気になったのが永寿小学校の特認校の関係なのですが、もう<span lang="EN-US">2</span>年ぐらいになったのですかね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">ここは当初の予定どおり教育委員会が思っていた実数というか、数というのですか、生徒が来ているのか、いや、やっぱりちょっと少ないと思っているのか、その辺教育委員会としてはどう考えていますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎学校教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 数でいいますと少ないです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">ただ貝塚市内の学校で、やはりこういう校区関係なしに選択できる学校という意味においては、こういう学校は本来必要かなとも考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 予想していたよりも少ないということなのですが、ある面、多分いろんな説明会とかで宣伝したりはやっているとは思うのですが、案外知られていないところもあるのかなと思いますので、今後の特認校や各特色ある学校づくりでやっていたことの啓発の仕方というのですか、そういったところに力を入れなければならないとは思うのですが、その辺教育委員会としてどう考えているか教えてください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #00ff00;"><strong><span style="font-size: 14pt;">◎学校教育課長</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 特色ある学校づくりの中身につきましては、学校全体とか、あとその個々の地域かなと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">ただ特認校に関しましては市内全域に今ポスターであったり、ホームページであったり、学校からのプリント等の配布ということになっているのですが、そういった形で今後も続けていくしかないのかなと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《高校生海外留学支援事業について》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> <span lang="EN-US">281</span>ページの高校生海外留学支援事業というのが<span lang="EN-US">100</span>万円ほど計上されています。この事業について説明をお聞かせください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎青少年教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> この事業につきましては、高等学校等が教育活動の一環として実施する海外留学に参加する生徒の保護者で本市在住の者に支援対象経費の<span lang="EN-US">2</span>分の<span lang="EN-US">1</span>の額、<span lang="EN-US">10</span>万円を上限として支援金を交付する事業でございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;">要は市が主催ではなしに各府立高校とか、私立高校関係なしにその学校で海外へ行くときの補助と考えていいですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎青少年教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> おっしゃるとおり学校単位で、学校が海外留学の夏のプログラムとか、冬のプログラムとか、学校自体が海外短期留学をやっているものと、あと民間でやっている様々なスポーツ留学とか音楽留学とか、語学留学もありますが、それを学校の校長先生の承認の取れるそのプログラムが対象でございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> これは恐らく新規事業のような気が、去年と見比べて思うのですが、その周知といいますか、啓発といいますか、どのように市民の皆さんにお伝えする予定なのでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎青少年教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> これは新規事業でございまして、今のところ<span lang="EN-US">5</span>月号広報でお知らせいたしまして、あとホームページのほうと、あと各それぞれの高校も周知しないといけないということもありまして、これはまた大阪府の教育委員会に行ってリーフレット等をまくような形で対応していきたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 大体分かるのですが、となると、これ、時期は多分各学校ばらばらのような気がするのですが、いつぐらいから受け付けるとか、さっきの話は上限<span lang="EN-US">10</span>万円で<span lang="EN-US">100</span>万円ということは、恐らく<span lang="EN-US">10</span>人程度というふうに思うのですが、定員になった場合の対応とか、そういったところのイメージはどのようにお考えなのでしょうか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎青少年教育課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 一応<span lang="EN-US">5</span>月<span lang="EN-US">16</span>日から受付開始という形でさせていただきたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">先に申請してきてくれた順ということで、申請につきましては、行きたいというだけではなくて、書類の中の申請書にはほとんど確実に行くというところの添付書類をつけていただいてするということでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">人数のほうがそれからばっと来るかどうかというのはちょっと正直分からないところもありまして、近隣の学校に今の現状を聞かせてもらったりしているのですが、まだ私立高校でも公立高校でもこの夏の海外留学プログラムができていないと、調整中と、やはりこういうコロナ禍の時期でございまして、学校プログラムができていないというようなことで、それがもしできてないようなことでありましたら、<span lang="EN-US">5</span>月<span lang="EN-US">16</span>日のほうから募集が来ないような形も想定できるということで、ちょっと未知なところが多々あるのですが、基本的には先着順ということで考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 高校とかでしたら場所も全部分かると思うのでリサーチはしていただきたいと思うのですが、今、このコロナ禍でこういった公立高校でも私立高校でも、そういった海外に行くという取組みはされているところが多いのですか。ちょっと私は、感覚的にはよく分からないが。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎青少年教育課長</span></strong><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> この事業を始めるにあたりまして、今までほとんど交流もなかった高等学校のほうに行かせてもらっていろいろ話をさせてもらっている中で、どこの学校も令和元年度までは、そういう海外プログラムをつくって国際交流ということに力を入れてきていたのですが、コロナ禍になりまして令和<span lang="EN-US">2</span>年度、<span lang="EN-US">3</span>年度と行けなかったと。やはり学校の先生のほうも、この国際交流を学校として元に何とか戻したいという気持ちが多くて、今は全然まだ決めていないのですが、来年のこの海外留学プログラム、夏が無理でも、冬と、また春ということで、何とか令和元年度のように戻したいという気持ちがある学校ばかりでございました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《クリケットのまちづくりについて》</span></strong></span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> <span style="color: #0000ff;"><span lang="EN-US">303</span>ページのクリケットのまちづくりについてお聞かせください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> 大会の粗品とか、大会贈呈品ということで予算が計上されているのですが、令和<span lang="EN-US">4</span>年度の予定といいますか、決まっているのであれば教えてください。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎スポーツ振興課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> 令和<span lang="EN-US">4</span>年度の今現在決まっておる部分でいいますと、昨年<span lang="EN-US">10</span>月にクリケットジャパンカップ関西大会決勝、貝塚カップ<span lang="EN-US">2021</span>と称して開催したもの、これを令和<span lang="EN-US">4</span>年度も実施していきたい、誘致していきたいと考えております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> せっかく整備したクリケットフィールドでありますので、有効活用をしていただきたいと思います。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">その<span lang="EN-US">1</span>個のクリケットジャパンカップ関西大会決勝、貝塚カップですね。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">その大会のみならずどんどん誘致したらいいのかなと、どんどん利用していただいたらいいのかなと思うのですが、そういった働きかけはどんな感じで思っているのですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎スポーツ振興課長</span></strong></p>
<p class="MsoNormal"> クリケット協会から国際大会ができないかというような話は令和<span lang="EN-US">4</span>年度に来ておりますが、まだ今のところ日程等決まっていない。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;">あとこちらは今回予算化もしていないところなので、今、クリケット協会と調整中ということでございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> ということは、まだ骨格予算ということもあるし、<span lang="EN-US">6</span>月ぐらいにめどが立ったら、それでまた予算を組み直すということで考えておいたらよろしいですか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎スポーツ振興課長</span></strong><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 南野委員ご指摘のとおり、話が煮詰まってまいりましたら予算化等も考えたいと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介 </span></strong></p>
<p class="MsoNormal"><span style="color: #0000ff;"> そういったことで進めてほしいのですが、これ、クリケットのまち推進ということでこれまで取り組んできました。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">市長が変わられて市長自身もこのクリケットをいろいろ宣伝というか、その宣伝隊長みたいな感じでいろんなところに行ってする機会があると思うのです。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal" style="text-indent: 12.0pt; mso-char-indent-count: 1.0;"><span style="color: #0000ff;">酒井市長自身のクリケットというふうな、この貝塚市でクリケットのまちを進める上での認識といいますか、どうしていきたい、こうしていきたいとかいうお考えがもしあればお聞かせいただけますか。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>
<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US" style="color: #0000ff;"><o:p> </o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"><strong><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎酒井了市長</span></strong><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> 今、クリケットのこういった整備されたものがあるというのは、これはある意味この貝塚市にとって資源だと思っておりますので、貝塚市の知名度を上げるという意味で大きな一つのPRの材料だと思っております。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> したがって、私はこれを全国なりあるいは東京の霞が関を回るところで、機会があればそういったこともPRさせていただきたいと考えてございます。<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal"> </p>
-
text/html
2022-03-23T10:44:00+09:00
令和4年予算特別委員会(3月議会) 真利一朗議員質疑
https://r.goope.jp/sinsei/info/4662725
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《せんごくの杜整備事業について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;"><strong>◆真利一朗議員 </strong></span></p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/220527123744-6290478885fd1.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/220527123744-6290478885fd1_m.jpg" alt="IMG_4013.JPG" style="float: left;" /></a>先ほど南野委員からもあったのですが、せんごくの杜整備事業、61ページで周回路のほうです。</p>
<p> </p>
<p> こちらのほうの伐採金額が昨年が約351万円あったのですが、今回はもう約89万円ということで、ほとんど伐採が終わったという考えでよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 真利委員おっしゃるとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> そして周回路のほう、ほとんど粗造成というのですか、それが終わったということもお聞きしたのですが、これで周回路はずっと回れるという感じで考えてもいいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 今、粗造成の状態でして、実際に現場は土の状態でございます。</p>
<p> </p>
<p> 歩こうと思えば歩けるのですが、ただ雨が降った翌日とかはかなり地盤がよろしくないというところもありまして、やっぱり二、三日おかないと乾かないというような状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ランニング仲間たちが大変楽しみにしている地区なのですが、そうしたら完成というのは大体どれぐらい、今、株式会社PALTACのところあたりはほとんど舗装されてよくなっていると思うのですけれども、大体いつぐらいの感覚なのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> もともとは先ほど答弁させていただきましたとおり、市政施行80周年に向けて整備を進めてきたのですが、やはり都市計画マスタープランと地区計画等々、それに付随する千石荘病院跡地の利活用計画というのがどうしてもちょっと関わってきますので、その状況を見ながら整備のほうがゴーとなればなるべく早く進めていければなというふうな形で思っておりまして、今のところ何年とかというところはご答弁がちょっと難しいかなという状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《市制施行80周年について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。</p>
<p> </p>
<p> 大変楽しみにしていたのですが。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、69ページの同じく市制施行80周年、これに合わせての質問になるのですが、前々からこの80周年の部分に関していろんな計画があるということも聞いていたのですが、結局的にはまだ動いていないという形の金額なのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 消耗品費で50万円だけになっています。去年を見たら100万円という数字だったのですが、消耗品費も30万円から50万円に20万円増えていることは増えているのですが、この80周年に向けての計画的なもの、進み具合というのはどんな感じですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 80周年の基本方針につきましては、市内部で組織しております市制80周年記念事業推進委員会でおおむね決定したところでございます。</p>
<p> </p>
<p> ただどういったイベントをやっていくのかというところなのですが、こちらにつきましては、市民団体とか、そういったところも各種団体で構成する市制80周年記念事業実行委員会、これを今年度設置しまして、この中でどういったイベントをやっていくのかというのを市民とともに検討していきたいと思っておりまして、また、その検討状況に応じて、必要に応じてまた予算を計上させていただきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《防犯灯関係について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 今の川岸委員の関連なのですが、この防犯灯の件で、既に平成26年からということは、大体8年、9年ということは、先ほどからも出ておりますが、やっぱり修理云々ということが出てくると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> そして、今の話を聞かさせていただいていたら町会の負担でやり直しなさいということに聞こえたのですが、そうしたら反対に新しくもう一基設置するという申請をすればそれは可能になるのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> 一応、町会で当初に設置するときは、6年以上、6年設置しなさいというふうになっております。</p>
<p> </p>
<p> 実際耐用年数も6年なので、6年を超えて故障したというときに、修理する方法もありますし、付け替えと、新設という方法もあると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> その際の新設については20万円の補助金を交付したいとは考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 修理するほうが完全に安くつくとは思うのですが、例えばハードディスクの交換だけだったらそれで済みますし。その辺のところはどうお考えですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> 実際に修理するほうが安いというのは分かります。</p>
<p> </p>
<p> ただ、現にある町会では、3年に1回、事業者に言って、ハードディスクが何かどんどん劣化するとかということで、交換している町会もございます。</p>
<p> </p>
<p> そのメンテナンスについては、先ほどの維持管理費用等の中の一つということで考えておりますので、それについては、申し訳ないですが、修理するか、6年経過しているものであれば新規で買うかということは、町会のほうで判断していただきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> そうしたら、設置場所は同じでも、例えば6年たって故障しているということから判断して、新しくもう一度そこに申請し直すということは可能ということで。しつこいようですが、それでいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> それは可能です。</p>
<p> </p>
<p> ただ、申込みの時期がありますので、10番以内に入らないとつけられないということは認識していただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《特定不妊治療助成事業について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> そうしましたら、155ページの特定不妊治療助成事業のことでちょっとお伺いさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 去年もあったのです。去年の予算が600万円、そして去年の質問で1人大体8万円ぐらいの補助かなというふうにお聞きしていたのですが、事務報告書の71ページには、助成者52名とあったのです。</p>
<p> </p>
<p> これが同額の8万円としたら、今回160万円という予算になっているのですが、減になった理由というのは何かありますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎健康推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> まず、当該特定不妊治療の制度でございますが、これは体外受精及び顕微授精、これを特定不妊治療という形で位置づけられているのですが、その治療を受けられている方に対する経済的負担を軽減するために、国が都道府県及び保健所設置市を窓口といたしまして、1回の治療で30万円の助成制度を実施しております。</p>
<p> </p>
<p> なお、大阪府におきましても、当然、国の制度を活用した30万円の助成を行っていますが、本市独自に、大阪府の助成を受けられた方に対して8万円を上限として追加助成を行うという制度でございます。</p>
<p> </p>
<p> なお、今般、国におきましては、4月1日より当該体外受精及び顕微授精に伴う特定不妊治療に加え、一般不妊治療であります人工授精なども含めて健康保険を適用するということが決定されております。</p>
<p> </p>
<p> なお、国におきましては、その決定に合わせ同時に、従来、都道府県及び保健所設置市を窓口として実施してきた助成制度につきましても、4月1日をもって廃止するということを決定しております。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、大阪府では、本年3月31日までに治療を終了された方に対しては、年度またぎで本年6月30日まで助成申請を受け付けるという方針を決定しております。</p>
<p> </p>
<p> また経過措置といたしまして、3月31日以前に治療を開始され、治療終了が4月1日以降になる方につきましても、令和4年度、本年12月28日までを期限として申請を受け付けるということを決定しておりますことから、当然、大阪府の助成制度を令和4年度、年度またぎで受けられた方につきましては、本市におきましても従来どおり、独自の8万円助成を行ってまいります。</p>
<p> </p>
<p> そのために必要な予算といたしまして、これは大阪府岸和田保健所とも十分情報交換をしながら、8万円掛ける20件分、計160万円の予算を計上させていただいている次第でございます。</p>
<p> </p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> そうしましたら、この不妊治療というのはやっぱりその人にとっては大変なことだと思いますので、続けていってほしいということもあるのですが、手厚いフォローをしていると、貝塚市としてもやっているということなのですが、もう一度、再度といったらおかしいですが、そういう人たちに助成できるようなシステム的なものを貝塚市としては続けていくということは国のほうの部分からして無理だというふうなことになっていますか。何かいい策がつくられないかと思うのですが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎健康子ども部長</span></p>
<p> </p>
<p> この件につきましては、大阪府の助成に基づいて市が助成するという形になっておりますので、これが保険適用という形になりましたので、当然、保険適用にする部分というのはもうそこでやっていただきたいというのがありますので、それについては本市では今の令和4年度にまたぐ分については助成しますが、それ以降については今現在のところ考えておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《観光費について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 私は189ページの観光費のところで、観光活性化事業、こちらのほうでちょっとお聞きします。</p>
<p> </p>
<p> この中の観光大使、20万円とあるのですが、これは今、神野美伽さん、お1人なのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 真利委員ご指摘のとおり、現時点では神野美伽さん1名でございます。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 大使を増やしていくという考えはどうなんでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 以前答弁したこともあるかもしれないのですが、1名増に向けて現在、水面下で動いております。</p>
<p> </p>
<p> もう候補者も実は決まっておりまして、内諾をいただいている状況でございますが、このコロナ禍で、相手方は東京ですから、大阪と感染者は似たような状況ではあるのですが、先方から、この感染状況が続いているうちは、ちょっと活動がしにくいということで、しばらくはちょっと自粛させていただきたいということですので、コロナ禍が一段落した段階で委嘱という形につなげてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> その候補者がどういう方か分からないのですが、ここ最近ですが、プロ野球選手のほうで、今までもそうですが、川端慎吾選手とか、あと妹さん、事あるごとに来られて、何かイベントのほうに参加しているというのがあります。</p>
<p> </p>
<p> そして、近年でいえば北海道日本ハムファイターズに入った上野響平選手、そしてまた去年のプロ野球ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズに入った小園健太選手、この小園選手は、つげさんを連れて入寮したと、これもテレビとかに映っていましたが、これこそ酒井市長が言う貝塚愛じゃないかなと思うのですが、こういったいろいろなこれからの活躍は期待するのですが、そういった人たちもやっぱり含めて、1人はターゲットにあるとおっしゃっていましたが、増やしていくということは考えられないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> ただいま真利委員からお話のありました昨年、横浜DeNAベイスターズにドラフト1位で入団された小園健太投手なのですが、実は和歌山市のほうから、小園選手に関して何か貝塚市と一緒に取り組めないかという申し出がございました。</p>
<p> </p>
<p> 当然ながら、貝塚市出身でありますが、出身校は市立和歌山高校でございますので、そこに目をつけて、和歌山市の職員が貝塚市に足を運んでいただいて、今後、彼に関して何か一緒にできないかということで1月でしたか、来ていただいて打合せをしたところでございます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、いかんせん、プロ野球選手ですので、シーズン中、シーズン前は当然キャンプ中で、シーズンが始まると、なかなか来ていただくことは非常に難しいと、加えまして、やはり選手というのも言葉は悪いですが、球団の商品に近いキャラクターになりますので、安易になかなか活用がしにくいというような部分もあるとお聞きしております。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、小園選手がつげさんのぬいぐるみを持って入寮したというのを私も存じ上げておりますし、貝塚愛もあるし、前市長に表敬訪問でお越しいただいたこともあるということですので、今後、何らかの形でつながりを持って、できることから始めたいとは思っていますので、貝塚市を挙げて応援していきたいと、そのつながりを強化していく中で、今後何か貝塚市にお力添えをいただけないかということを考えてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 上野響平選手のときもそうだったのですが、ちょっと少年野球の顧問もしていたものですから、彼を呼ぶにあたって、日本ハム球団の了承が得られないと駄目だとか、いろいろな難しい点があるみたいなことを聞きました。</p>
<p> </p>
<p> 小園選手に関しては、地元、石才の近義の里の出身なので、是非、和歌山県の市和商(和歌山市立和歌山高等学校)ですか、昨日も勝ってましたが、和歌山県もあると思いますが、是非また貝塚市のほうでも検討いただけたらと思いますので、最後に。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 真利委員の気持ちもそうですが、我々の気持ちも同様でございますので、今後、何らかの形でお力添えをいただけるように働きかけてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《交通安全施設管理事業について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 同じく199ページの交通安全施設管理事業の中からちょっと質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> その前に、さきの一般質問で、貝塚警察署石才交番の下の信号機の変更をありがとうございました。</p>
<p> </p>
<p> もう17日の深夜に変更していただいて、通常の運行といったらおかしいですが、この前の20、21日の連休のときには通常信号に変わっておりました。ありがとうございました。さっそく早い。ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 一つ聞きたいのは、道路反射鏡等設置工事費、これで870万円という数字が出ております。</p>
<p> </p>
<p> これ大体何台ぐらいを見込んでいるのでしょうか。1基に大体幾らぐらいの費用がかかるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらの費用に関しましては、道路反射鏡整備工事、それからガードレール設置工事、あと道路反射鏡の保守工事ということで、一応費用としては分けておりますが、実際、安全に関することですので、町会・自治会、それからあと学校関係者と行っています安全点検、そういうところで、やる工事というのが実際は不確定といいますか、ガードレールが多いときもあれば、反射鏡が多いときもあるということが正直起こっております。</p>
<p> </p>
<p> 今年度の実績としましては、カーブミラーの新設が7基、それから既存のカーブミラーに面を増設したのが2基ということになっております。</p>
<p> </p>
<p> あと、既存のカーブミラー、それがちょっと曇っていたり破損したりということで、市の職員によってミラーを取り替えたのが10基と、そういう内訳になっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong> </p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。そうしたら、ガードレールとか全般的な費用ということなのですね。</p>
<p> </p>
<p> そして、今聞きましたが、カーブミラーに関しては新規で7基でよかったですか。</p>
<p> </p>
<p> そしてあと鏡を増設というか増やしたのが2基、そして曇り止めが10基というその数字でよかったですか。分かりました。ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 一つ、我が石才町内のほうでも、以前ついていたカーブミラーを移設してもらって、去年の部分でつけていただいたこともありました。それもやっぱりその中に含んでいるということでよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、真利委員おっしゃった場所も含まれております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> あと何箇所か、町会のほうからも言われているのですが、また申請はさせていただきますが、基数、何基までというふうなそういった決まりはないという考えでよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 原則といいますか、何基以内とかそういうことはございません。</p>
<p> </p>
<p> ただ、カーブミラーについては、あくまでも車両から見て死角になる場所を確認するための補助具ということですので、交通マナーが悪くて、見通しがいいのに危ないからつけてよとか、ちょっとそういう、うちとしてつけられない、お断りするということはありますが、基本、危ない箇所はつけていく方向で考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《公園維持補修事業について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 213ページの公園維持補修事業で聞かせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 遊具の点検で166万7,000円という数字が出ているのですが、点検は定期的に市のほうで行っているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 市内には都市公園、それから児童遊園合わせて全部で147の公園で遊具がございます。</p>
<p> </p>
<p> その中で都市公園に関しては毎年、児童遊園に関しては3年間をローテーションで1周するような形で有資格者による点検を行っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 我々町会のほうで維持管理云々というふうな形の部分で年に1回報告書を出させてもらっているのですが、そういった中に点検してほしいというところを書いている部分があるのですが、そういったところも参考にしているということでよろしいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、真利委員おっしゃったように、町会等に委託しております公園に関しては、年に1回報告書という形で市に提出していただいておりまして、その中で気づいた点であるとか、要望も書いていただいておりますので、そういうところも市の中で取りまとめて参考にさせていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> これはまた地元の公園のことなのですが、石才公園のところにも遊具があるのですが、小さい子どもが乗ってスプリング形式、あれは公園ができたときからあって、色が剥げてウサギか、ウサギは分かるのですが、もう一つの黄色いのがアヒルか何か分からないような状態なのですよね。</p>
<p> </p>
<p> そういったものを定期的に塗り替えるとかというふうな作業はどうなのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今おっしゃったように色が剥げているとかいうところに関しても、できましたら当然塗りたいという気持ちはございます。</p>
<p> </p>
<p> ただどうしても安全に関する部分というのが1番になってきますので、そちらで少しまた余裕というのですか、回せるお金があればその辺も検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> こっちとしては優先的にしてほしいが、私はどっちかといったら公園にある程度の遊具が必要かというふうに思っているのです。</p>
<p> </p>
<p> やはり子どもたちが遊ぶところに何もないということもおかしな話だなと思っていますので、引き続きまた修理のほう、そしてよろしくお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> その下のほうに砂場洗浄ということで39万3,000円ですか、出ているが、この砂場の洗浄も同じような感じですか。</p>
<p> </p>
<p> 犬猫のふんとか衛生面で悪いものが見えるのですが、その辺の点検のペースというのかな、どんなタイミングでやられているかというのをお教え願えましたら。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらも先ほどの公園点検等を行ったときにその洗浄を行っておりまして、基本は3年に一度となっております。</p>
<p> </p>
<p> ちなみに来年度に関しましては、210平米、ちょっと数ではなくて平米数になっているのですが、その分の洗浄を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> お願いしておきます。本当に衛生面に悪いところがあると思いますので、引き続きお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどの田畑委員の質問のほうで、その次のページですか、工事請負費の部分、350万円が遊具の取付け費というような形でおっしゃっていたのですが、ここでちょっと、もちろん子どもが遊ぶ遊具もそうなのですが、健康遊具のことについてちょっと含めて質問したいと思うのですが、以前、平成27年9月に私が質問させていただいて、当初173箇所の公園の中で4箇所に19基の健康遊具が取り付けられているというお話をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> その後、そのときに石才公園もつけてもらったのですが、その後、令和3年のほかの議員の質問で、8公園に23基増えているという確認をさせてもらったのです。やはり徐々に増えてきているという認識でよろしいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 8公園23基、現在健康遊具が公園にございますが、これらに関しましては、先ほど真利委員おっしゃった市でつけた遊具以外につきましては、全部開発で市のほうに寄附でいただいている分でございます。</p>
<p> </p>
<p> それに関しましても、市のほうからどういう遊具をつけてくれということではなくて、業者が自分たちで遊具を選んでつけていると、市にはつけるにあたっての相談というのですか、確認があるのですが、基本的には業者のほうで、主導でつけているということでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 同じ会派の南野議員からこの前も質問させていただいたのですが、そのとき令和4年度の改定作業中で、貝塚市の都市計画マスタープラン、これで市民の意向を参考に増やすということを検討したいというお話をいただいていたのですが、それは寄附を待つだけという意味で、それとも市から改めてつくるとかというそんな話はないということですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 真利委員おっしゃっている健康遊具でございますが、今、山口道路公園課長からありました開発でもらったものというのがあります。</p>
<p> </p>
<p> ただ先ほどの田畑委員からのご質問とも関連しますが、全国的にはいろんな事故とかの問題があって、子どもたちの遊具が減っていっている状況の中で、健康遊具は逆に増えていっているような状況にございますので、そこは地元というか、地域のニーズというか、声も聞きながら、健康遊具のほうをこれからつけてほしいという声があれば、そこは市でも検討してやっていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> そうなんですよね。高齢者が健康遊具で公園に行くということは、反対に小さいお子さんたちの見守りにも変わってくると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> それでもちろんお年を召した方の健康的なものも解放されるということにもなると思うので、是非検討していただきたいと、それも各町会から依頼するというふうな形の部分でも進めていっていただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> そして、そのときに健康遊具のアピール、ここの公園にこんな健康遊具があるということをホームページとかFacebook、LINEのほうで紹介したらどうかということも話をさせていただいていたのですが、そのときにPRはきっちりとしていきたいとお答えいただいたのです。</p>
<p> </p>
<p> どんな形で動いているかというのがありましたらお願いできたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほどの健康遊具、どこにあるかホームページでどうかということも確かにございました。</p>
<p> </p>
<p> 今、本市でつけております8公園の23基について載せてもよかったのですが、先ほど申しました都市計画マスタープランの中で方向性を検討するということにしておりますので、それを待って載せていこうかということで、今現在はまだ載せてはおりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> そうしましたら今後の部分でお願いがあるのですが、1公園に例えば東山の二つの公園で13基あるのですよね。そして二色のパークタウン内の二つの公園で5基、そして津田北町の二つの公園に3基、そして私ども石才が1公園に1基、三ツ松も1公園に1基というふうな取付け数になっているのですが、できたら1公園に一つだけというのではなしに複数ものがあれば、高齢者の方が集って利用できるというふうな形になるのではないかなと思うのですが、その辺はどうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 確かに真利委員おっしゃるように、複数あるほうが人が来て利用しやすいということはございます。ただその反面、つけて利用されないというのが、これは市として一番税金も使ってやるにあたって使われないというのが一番悪いパターンかなと考えますので、そこら辺どういうつけ方をするかというところも、今後、都市計画マスタープラン、それから市の内部、いろいろなところで検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《ドローン研修について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ここでいいのかちょっとあれなんですが、223ページのところ、研修ということでお聞きしたいのですが、以前、市のほうに寄附していただいたドローン、これのほうで消防関係、災害とか、火災とか、防災とかに合わせてドローンの操縦方法ですか、そういったものを研修していますかという質問をさせていただいたと思うのですが、その後、やっぱりずっと続けてそういった研修会というのはやっていただいているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎消防次長兼予防課長</span></p>
<p> </p>
<p> ドローンの研修等、消防のほうにおきましても、令和元年に5回、2年、7回、3年には8回という形で順次研修を受講しております。</p>
<p> </p>
<p> また、実際に10基をドローンフィールドで飛ばして研修を重ねているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> こんなことがあってはならないとは思うのですが、実際に現場のほうで活動といいますか、そうしたことはありますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎消防次長兼予防課長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市の現在の消防本部におけますドローンの運用につきましては、消火活動終了後におきまして、火災原因調査を目的とした準備を進めておりまして、そのために消防本部の予防課が現在所管しております。</p>
<p> </p>
<p> 現時点で災害での活動ということは考えておりませんので、実績等は残念ながらございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 実は静岡県焼津市ですが、ここでは市が特注で排気量1,600㏄クラスの指揮車をつくって、それの屋上にドローンの発着のヘリポートみたいな感じ、それを装備したものを準備したと。</p>
<p> </p>
<p> これはいろんなあらゆる災害、自然災害とか、火災とかに対応できるという形のものだと思うのですが、貝塚市ではどうかなというちょっと質問なのですが、そういったことで考えられていくか、一度検討していただけたらと思うのですが、そういったものはどうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎消防次長兼予防課長</span></p>
<p> </p>
<p> なかなか災害現場で活用するというのが難しい状況でございまして、これにありましては出動体制的に厳しいことであったり、また、現在所管しておりますドローンにつきましては、災害に不向きな防水であったり、防じんでない実機でございますので、それらのこと、また、現在使用しております現場指揮車両につきましても、軽自動車のワンボックス車でございまして、天井に赤色回転灯であったり、無線のアンテナ等々がございまして、車両の配置に機材がもう既に整備されている状況で、ヘリポートを設定するその広さを確保することもなかなかできないことなども挙げられますので、現時点では災害活動というのは考えていない状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《防災行政無線補完事業について》</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 本当に今後起こる自然災害がだんだんと大きくなってきていますので、また一度ご検討いただけるような形でお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 続きまして、237ページ、防災行政無線補完事業、こちらのほうでお伺いさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 委託料として自治会放送設備接続業務ということで71万8,000円上がっておりますが、実際、去年は4箇所の自治会に町会無線にもう一度接続するというふうな作業を行ったと聞いているのですが、つけた町会の反響というのはどんな感じでしたでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎防災監</span></p>
<p> </p>
<p> 令和2年度に設置しました4町会につきましては、橋本町会、三ケ山町会、近木町会、半田町会の四つであります。</p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> その町会の反響といいますか、やっぱりよく聞こえたとか、そういった形の部分はどんな感じですか。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> その内容については確認しておりませんので、具合が悪かったら連絡が来るかと。</p>
<p> </p>
<p> ある町会では雑音が入っているということがありまして、それを2箇月ほどかけて修復してもらったという実績がありますので、一応声がないということで多分聞いていただけるのは聞いていただいているのかなと思うのですが、これは防災無線全体の話なのですが、防災無線が必ず全地域聞こえているというわけではないということで、それに対する苦情、また、もう一つは、スピーカーの近くのおうちからはうるさいというような声も聞いておるということで、情報で報告させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> そうしたら今回出ている71万8,000円というのは、どういう金額。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> これにつきましては、1町会、今年度考えております。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 1町会ですね。分かりました。</p>
<p> </p>
<p> 実はちょっとこれも個人的なものになるのですが、今度J:COMの線を引くという形になったのですが、そのときに何も話をしてないのに向こうの通信機器が引き込むという形の見積りと言ったらおかしいですけれども、案内の中に入っていたのですが、何かそういう協定は結ばれていますか。</p>
<p> </p>
<p> 実際新しくJ:COMの回線を引くときには、俗に言う家の中にこういった器具、前はあったでしょう。</p>
<p> </p>
<p> そういった部分がついているのにびっくりしたのです。確認はできていないのですが、そういったことは協定をされましたか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> J:COMのほうで視覚障害者の方に対してそのサービスを提供していただける、1年目は無料で、2年目からは市のほうで負担するというサービスがあるかと思うのですが、申込み制ですが、それと同じ機器を勝手に置いているというイメージになるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 多分それは市で置いてくださいということは言っていないので、その機器が同じものかというのは、ちょっと今は分からないです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。</p>
<p> </p>
<p> 実はこの4月3日に接続に来てくれるのです。そのときに一応確認してみます。</p>
<p> </p>
<p> そしてもしそれが無条件になるのか、もちろん器具代、後々の通信費か、そういったものが必要になるかというのを一回確認してみますので、そのときにまたお話しさせていただきますが、ご検討のほうをいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> あのサービスの提供を受ける場合にJ:COM加入世帯は300円、それでJ:COM以外の世帯は500円の料金が発生するとは聞いております。</p>
<p> </p>
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<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員 </strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。それも含めて確認は、金額のことは知っていたのですが、させていただきますので、そのときにもう一度ご検討いただけるようなことがお願いできますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> それは防災無線が聞こえるということで、防災無線が入りにくいおうちにとってはかなり有効なものだと思いますが、現在視覚障害者の方が一番情報を入手する手段がないということでしており、それ以外の方に広げるということは考えておりませんので、ご相談いただけたらその内容についてお返事させていただきます。</p>
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text/html
2022-03-15T12:51:00+09:00
令和4年第1回定例会(3月)南野敬介議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4570654
<p> </p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/220527143237-6290627580771.pdf" target="_blank">令和4年第1回定例会(3月)南野敬介議員一般質問(HP).pdf</a> <span>(0.37MB)</span></p>
<p class="pdf"><span>↑ PDFはこちら</span></p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;"><br />《市政全般わたって》</span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></span></p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/220527142044-62905fac46a95.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/220527142044-62905fac46a95_m.jpg" alt="修正.JPG" style="float: left;" /></a></p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">議長よりお許しをいただきましたので、通告順に従いまして質問をさせていただきたいと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私、本来、監査委員を務めさせていただきまして、一般質問等は、決算に係ることはしないということであります。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、今回、貝塚市長が替わられた1回目の定例会ということもありまして、さきに酒井市長が述べられました所信表明について、まず1点目、質問させていただきたいと思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 市政全般にわたって、所信は酒井市長のほうから述べられました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> その中で、一個一個、後日、改めて見させてもらいまして、ちょっとお聞きしたいことが幾つかありましたので、ご質問をさせていただきたいと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、酒井市長よくいろいろなところであいさつをされるとき、また、先日の所信でも述べられましたが、論理的に説明できる行政を目指すのだと、推進をするのだということで、よくおっしゃっていると思います。論理的という、分かりやすい行政を目指す、筋の通った行政を目指すということなのかなと勝手に思ったりしているのですが、その辺、具体に何をどういうふうにイメージされているのか、もしありましたらお答えいただきたいと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p><br />お答え申し上げます。</p>
<p><br /> 論理的に説明できる行政の推進についてでございますが、施策から決めるのではなくて、まずは、やはり客観的なデータに基づきまして問題点を把握すること、そして、その打開を図る課題を明示した上で、その課題解決のための施策を企画・立案していくという流れが重要であると考えております。</p>
<p> </p>
<p> 市民の皆様と問題点や課題を共有いたしまして、施策の目的を明示することで、市民の皆様にとって分かりやすい行政となるものと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> データを基にということでおっしゃいました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これまで貝塚市では、いろいろなデータを取ったり、これからもまた恐らく取っていくと思うのですが、それを基にということで、行政、これから進んでいくと思うのですが、そのデータの取り方というか、どう参考にするかによって、またこれも課題によっても変わってくるとは思うのですが、大事かなと思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 近々で市政を進めるにあたって、酒井市長が、今一番、何を重点的に進めていくことを目標に置いて提案されているのかというのが、もしありましたら、教えていただきたいと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 問題点の非常に大きなものとして、やはり人口の問題があるかと思っておりまして、人口の自然の減少、社会的な減少、様々な観点ございますが、やはり、そこを客観的に捉えていく必要があると思っております。</p>
<p> </p>
<p> 今のデータということでいきますと、国勢調査や、あるいは統計かいづかの数値、市民意識調査の結果など様々なデータがございます。</p>
<p> </p>
<p> こうした客観的なデータを率直に受け止めて、市政に反映してまいりたいと考えておりまして、特に人口の社会減ということにつきましては、例えば、転出者に対してアンケートを取らせていただきまして、転出の理由などをお伺いさせていただければ、転出の超過の背景、あるいは理由といったものが見えてくるのではないかと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">出ていかれた方、なぜ、理由を求めるということなのですが、ちょっと思ったのですが、その出ていった方に貝塚市からそんなアンケートを取るということは可能なのですか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 住民票から追いかけるということになるのでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 市民課で、転出の手続をされた方に対しまして、アンケート調査をしたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> ということは、これから取っていくということなのですよね。分かりました。</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> それで、ちょっと先に進んだかなと思うのですが、この所信表明の中で、酒井市長が、人口減少の話で、住み続けたくないと思う方が約35%ということを強調されていたと思います。</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 確かに、そういった住み続けたくない理由をクリアにすることは、非常に大事だと私も思いました。</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> ただ、逆に、今度約65%の住み続けたいという方が、より一層住み続けたいと思うことにも力を入れなければならないかなと。</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 逆に、約35%をあまり強調されたら、残りの住み続けたい方のことをどうするのかというのが、ちょっと分かりにくかったので、その辺どうお考えか、お聞かせいただけますか。</strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 実際、住み続けたいと思わない方の約35%、あるいは裏返しで約65%住み続けたいと思われる、やはりそれは両面からの見方があるということでございまして、当然、大事なことは貝塚市が選ばれるということでございますので、今、住み続けておられる方も当然住み続けたいと思う、そして、外から来る方も貝塚市にぜひ住みたいと思う、そういった施策を推進してまいりたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 昨日の質問の中でもあったと思うのですが、市民と共に具体化を図るということを酒井市長はおっしゃっています。</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 市民の意見の聞き方ということもあると思うのですが、何を聞くかもあると思うのですが、全部が全部やっていたら、多分、行政がもたないような気がしていて、100人いたら100人が賛成ということは、まずあり得ないことなので、その辺をどうこれから市民と対話して決めていく中で進めていくおつもりなのか、その辺お聞かせいただけますか。</strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> 先ほどのご答弁いたしました行政の進め方の流れとして、やはり客観的なデータに基づいて問題点を把握して、その打開を図る課題を明示した上で進めていくと申し上げました。</p>
<p> </p>
<p> そこを、やはり市民の皆様と、まず客観的なデータを共有して、要は貝塚市が今こういう状況にあると、そして、その打開を目指すために、こういった課題を掲げていく必要があるのではないかと、そういったところの意見交換をしっかりしてまいりたい。</p>
<p> </p>
<p> 要は、本市のほうは、独断でこういう課題を掲げてやりましょうと言って、それで市民の方にぜひついてきてくださいというものではなくて、やはりそこの議論の過程を、市民の皆様との意見交換を大事にしたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 独断でとおっしゃったのですが、我々、僕も市議会議員になって15年になりいろいろしていて、貝塚市議会でのことはやはり市民の皆さんに報告とか、その意見を聞いて、貝塚市議会で質問したりとか、僕はそこは、独断と言われたらちょっと違うのかなと思ったりするのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それは、市民の皆さんと共に進めていくというのは、非常に大事なことだとは思うのですが、やり方によっては収拾がつかないようなことになってしまったらいけないので、そこは慎重にやり方も含めて検討しなければならないかと思うので、その辺いかがでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 行政の役割といたしまして、市民の皆様のニーズを捉えて施策を検討していくというのは、もちろん大事なことでございます。</p>
<p> </p>
<p> 一方で、行政として、例えば地球温暖化対策のように、実際、市民の皆様の今の現状の生活を変えて誘導していくという、そういった場面もございます。</p>
<p> </p>
<p> ですので、行政としてあるべき方向に誘導するということと、そのニーズに基づくということ、そこをやはり総合的に対応していくことが必要でございまして、そういった収拾がつかなくなるというようなことを避けて、できるだけいい方向に持っていくように努力していきたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。そのように進めていっていただきたいと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、異常事態に臨機応変な対応ということでおっしゃっておられたと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> コロナ禍とか自然災害ということを視野に入れて、そういうふうに対応していきたいと。事前に方向性を明示して計画的に政策を推進するということなのですが、今、考えられる範囲での事前に進むべき酒井市長が考えられる方向性というのは、どんなようなことを考えられているのか、教えていただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 事前に進むべき方向の明示というのは、考え方としまして、先ほど来ご説明申し上げております、客観的データに基づいて問題点を把握して、その打開を図る課題を明示するという流れを申し上げておりまして、今の時点で、ここで進むべき方向性として、この課題を明示するという段階ではないと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今までの質問といったら、もう全てデータに基づいて、いろいろこれから進めていきますよと、これからまた、そんなのでいろいろデータとか出てきて、意見とか出てきて、こういうふうにやりますよというのを考えるために進めていくと、前半部分はそう理解してよろしいですか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> やはり、今、現下の貝塚市が抱える問題点をデータに基づいて把握して、そして、その後の次のステージとして、その打開を図る課題を明示していくということでございますので、南野議員のご指摘のとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そこは、私らも少しやはりきちんと見ながら進めていかないといけないと思っていますので、またよろしくお願いします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、途中でというか、人事のことも触れられました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 人事は、年功序列ではなく能力の発揮できる適材適所の配置ということでおっしゃったと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これは、言わんとしていることは分かるのですが、この判断って非常に難しいの違うかなと思うのですが、その辺どう判断するのか、お考えなのかを教えてください。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎総務市民部長</span></p>
<p> </p>
<p> 職員の配置につきましては、人事異動の自己申告書であったりとか各担当部長へのヒアリングなど、これまでの経歴などを参考に職員の適切な配置に努めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 今後におきましては、既に導入している人事評価の活用も含めまして、職員のスキルや勤務態度などを参考に、年功序列にとらわれることなく、さらなる適材適所の配置に努めてまいりたいと、このように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> その評価というのは、やはり決まったシートみたいなのがあって、点数になっていて、それで評価するということで思っておいたらいいのですか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎総務市民部長</span></p>
<p> </p>
<p> 既に取り組んでおります人事評価につきましては、個人自身で評価します能力評価というのと、業務に対する業績評価というのに取り組んでございます。</p>
<p> </p>
<p> そこでは、能力評価については自己採点ということで、自分がどれぐらいできているかというのを採点しまして、上司である人間が、それについて自己評価がどうだったかという評価を下すのですが、その評価の点数が何点だから、この人は即何点ということではなく、その辺も自分がどういう評価をしておって、それをどういうふうに業務に生かしていくか、その辺などを参考にしながら、上司であったりとか所属長であったりとか、その上の担当部長であったりとか、その辺の意見を集約して人事の配置、適材適所につなげていきたいという、参考にしていきたいというところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 非常に難しい課題だと、人を評価するなんて。かといって、僕も年功序列がいいとは思いませんが、そこは慎重にしないと、本人とかも含めて検討しないと、やり方一つ間違えればひどい目に遭うことになってしまうと思いますので、その辺はきっちりとやっていただければと思うのですが、酒井市長、その辺はどうお考えでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 年功序列にとらわれずに能力の発揮できる適材適所を進めていきたいという、これは基本的な考え方でございまして、もちろん実際の適用にあたっては、慎重かつ適正にやっていきたいと考えでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、先ほど食野議員が言いました権限移譲については飛ばします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 大阪府の所管する施設の管理とかいうところで、本市への移譲の話もいろいろ聞こえてきたりしています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 例えば、府営住宅が、大阪府から貝塚市でどうだということが以前にもあったようなことを聞いたこともございます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 例えば、府営住宅だけのことにとってみたら、貝塚市も公営住宅率の高い市でありまして、あれをそのまま本市に移管とかになってしまったら、貝塚市も目も当てられないことになってというか、財政的には大変なことになってしまうということもありますので、その辺、酒井市長として、大阪府からあったときに、どう対応をするのかということをお聞かせいただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 府営住宅の移管につきましては、少なくとも、現在のところ、大阪府から本市に対して具体的な話が来ているものではございません。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府営住宅ストック総合活用計画におきましては、府営住宅の移管に関しては、市の意向を踏まえて検討するということになってございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それでは、また最後のほうに、職員の所属部単位ではなく、広い視点を持つことを目指すということをおっしゃっていたと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 縦割り行政ではなく、いろいろ連携してということだと思うのですが、ただ、それでもちょっと、いまいちどういうふうに進めていくおつもりなのか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 機構を全く違うものにしようとしているのかということをどのようにお考えなのか、教えていただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 例えば、こういった貝塚市議会の皆様からのご答弁をさせていただくときにも、課とか部といった単位でのご答弁でなく、あくまで市民の皆様からは市としての答弁を求められているわけですので、そういったところのあくまで心構えとして、広い視野を持って、やはり業務にあたる必要があろうということでございます。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどの町会・自治会等の担任制につきましても、同じような一つの考えとして、ふだんの所属している部や課といった単位ではなくて、市全体のことに関して、やはり当然、関心を持って当たると、そういった副次的効果も狙っているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 心構えということで、後でまた触れられていたと思うのですが、たらい回しはしないよというようなこともおっしゃっています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これは、実は私もそのとおりだと思う。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 一つでワンポイントで全ての相談が解決できるのが一番ベターだと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そのために、市民相談室とかそういったところができたと思っているのですが、そこで全部解決できるかといったら、なかなかなっていないということ。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 市民の目線から見たら、やはり移動の少ない、そこで解決できるというところが幾つかあるほうが絶対便利だということは間違いないので、そういった視点で、今後の話になると思うのですが、市民相談という位置づけで、そういった体制を拡充するというお考えはあるでしょうか。お尋ねします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 機構改革が必要かどうかについては、これはまた次の段階の話だと思っておりまして、まずは、とにかく私が貝塚市長になりまして、そういった広い視野を持って業務にあたっていただきたいと、そこをまず徹底したいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、所信の中で、昨日の平岩議員、先ほどの食野議員のところでもありました、町会・自治会の配置の件です。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> やろうとしていることは、よく分かりました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私もちょっとだけ危惧することがありまして、9時-5時の間で職員が3名各自治会につかれるということなのですが、各自治会の取組みは、結構、晩とか土日が多いのです。役員会とか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先ほどの、昨日の答弁とかも含めて9時-5時ということがあったので、その辺は機能するのかなという心配が少しあったのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> その辺どう考えているか、教えてください。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 従来、広報交流課のほうで広聴業務としまして、自治会・町会等のお話を受けさせていただいたところでございます。</p>
<p> </p>
<p> まずは、それと同じスタート位置に立って、約380人の担当をつけて進めてまいりたいと。そこで、ちょっと改善すべきところがありましたら、時点修正しながらよりよいものにしていきたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先ほどの質問でもちょっと感じたのですが、広報交流課で受けていた仕事といったら、具体的に各町会から何があったのでしょうか。その辺は分かりますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 具体にこの事務ということは、ちょっと今、手持ちがないのですが、町会・自治会の窓口が広報交流課になってございまして、各町会の役員から、例えば本市の補助事業で町会・自治会への備品等のサポートとかございます。</p>
<p> </p>
<p> それの申請の仕方であったりとか、防犯灯を要望するのにどうしたらいいかとか、そういった業務について受けておったというところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それができるのであればいいのかも分からないですが、やはりちょっと心配なのは、それを昼間の時間帯で職員が担当となって、要望というか、そのやり方も聞いて具体に回るのかなという。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それだったら、今までの各校区に担当部長をつけて、それですら機能していたか、していないかというのは、僕は検証が要るのだと思うのですが、することからスタートしてもいいのではないかと実は思ったのです。その辺どう考えますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、各部長が、それぞれ地域の校区福祉委員会に出向いていってございます。</p>
<p> </p>
<p> この分につきましては引き続きやっていきたいと。</p>
<p> </p>
<p> 新たな取組み制度としまして、約380人を各町会・自治会101の団体にプラスにつけるということでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ちょっと実は気になったことがありまして、昨日の答弁の中で、担当の自治会の近い方と言ったのですか、職員を配置したいということをおっしゃっていたと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これ、良い面と悪い面、実はあるような気がしていて、顔を知っているから言いやすい、顔を知っているから言いにくいという両面があると思うのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> どっちが正しいのかちょっとよく分からないが、やってみて判断って、自治会によっても違うかも分からないし、その辺それを決めた段階でどういう議論があったのか、それをお聞かせいただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> より気軽にご相談、話をつないでいただけるように、知っている方がおるのであれば、例えば、私、貝塚市の森に住んでおりまして、森の町会、私のほうが皆さん声をかけやすいのであれば、それのほうがいいだろうということで、その方らを中心に配置を決めていきたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、一旦決めたから未来永劫そこというわけじゃなく、やはりいろいろな職員が違う自治会も経験して、いろいろなことを学びながら、また自治会・町会とも関係をつくりながら市政運営に皆さんに携わっていただきたいと思っておりますので、まず、今回始まるにあたっては、関係しているところの職員をつけたいということでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《市長の考える人権行政・人権教育の考え方について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 部長だったらいけると思うが、若い子だったらどうなのかというところがあって、ほんとうにちょっとそれは心配します。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> またちょっといろいろ検討いただきたいなと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そしたら、1点目の市政全般についてということでは終わらせてもらいます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 二つ目の市長の考える人権行政、人権教育の考え方ということについて、お尋ねしたいと思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、冒頭ですが、昨日の本会議で、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議を貝塚市議会として上げさせていただきました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私は、戦争は最大の人権侵害と思っておりまして、断じて許せることではないなと思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 貝塚市議会としての意思表示、決議とさせていただきました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 近隣市町、泉州一帯を少し見てみましたら、泉南市、熊取町、泉佐野市、岸和田市、和泉市--抜けていたらごめんなさい--の市長が、ロシアに対して、プーチン大統領に対して抗議文を送付しているということが行われています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 酒井市長においてもそのようなお考えないのか、お聞かせください。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> まずは、昨日の本会議におきまして、ロシアによるウクライナ侵略を強く非難する決議を可決されたことに対し、改めて敬意を表します。</p>
<p> </p>
<p> 本市は、昭和58年に宣言した核兵器廃絶・平和都市宣言におきまして、「真の恒久的な平和は、人類共通の願いである」と唱えてございます。</p>
<p> </p>
<p> 今回のロシアのウクライナ侵略は、到底許されるものではございません。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員ご提案のロシアによるこのウクライナへの軍事侵攻に対する抗議文、これ、ぜひ私も連名で提出させていただきたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 多くの市町村が議長と連名でされて、今、連名とおっしゃったのは、議長という意味だと思ったのですが、そこはまた今ここで議長にどうと言えないので、谷口議長と相談して進めていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 要は、本市も抗議文をということで捉えておりますので、提出させていただくときには、ぜひ谷口議長と連名でさせていただきたいと思っておりますので、そこはご相談をさせていただきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> よろしくお願いいたします。ロシアの件は、そういったことでお願いします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 人権行政についてです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私も、これまで長らく人権運動に携わってきて、この場に立っていると思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> いわゆる同和地区出身でありまして、部落差別を許さないという立場で様々な取組みを行ってきました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 2016年には、人権三法と言われます障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消推進法が国会で成立いたしました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それを受けて、各自治体でも様々な取組みが行われてきて、これまでも行われてきたわけなのですが、特別に何かせよということではなしに、普通に差別はあかんよという、人権行政の中で同和問題の解決、障害者差別の問題、ヘイトスピーチの問題、取り上げてやっていただきたいということで、ずっと私も訴えさせていただきました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今年3月3日には、部落解放運動の先進の全国水平社という組織が立ち上がって、100年を迎えたということでありました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 100年こういった運動がされていても、まだまだ部落差別がなくなっていないという現実を見たときに、酒井市長が、今後この貝塚市で人権行政をどのように進めていきたいと思っているのか、その辺のお考えをお聞かせください。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 同和問題、いわゆる部落差別は、日本社会の歴史的過程で形づくられた身分差別によりまして、一部の人々が、長い間、経済的、社会的、文化的に低位の状態を強いられまして、日常生活の上で様々な差別を受けるなど、我が国固有の重要な人権問題と認識しております。</p>
<p> </p>
<p> 今もなお、差別の落書き、差別発言、インターネット上の差別助長につながる書き込みなどの事案が発生しておりまして、差別や偏見により他人の人格や尊厳を傷つける行為は決して許されるものではありません。</p>
<p> </p>
<p> 本市といたしましても、市民一人ひとりの人権意識の高揚を図り、部落差別を解消し、全ての人の人権が尊重される豊かな社会の実現を目指して、国・大阪府と連携して諸施策を実施してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 根本的には、そういったことで行っていっていただきたいと思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ただ、同和対策事業も1969年同和対策事業特別措置法ができてからも、私の年齢と一緒の時期ですので、もう約50年いろいろな事業を、特別対策の時期はそんなのはなかったのですが、環境面では非常に前進したし、もうほぼ解除されたと言われます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ただ、今日的には、やはり新たな差別がいろいろ発生してきていて、今はもうインターネット社会ですので、インターネット上で被差別部落の所在地をユーチューブで撮って回るとか悪質な差別事象も発生していると。今なお私の後輩でも、結婚に際して相手方から反対されたという事例も、今この令和に入ってでもまだ起こっているということであります。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ここは、改めて貝塚市、酒井市長が先頭に立って同和問題解決に向けて進めていくということをお願いしたいのですが、その辺もう一度、決意のほどを述べていただければなと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野議員おっしゃるとおり、1969年、昭和でいきますと44年ですね。</p>
<p> </p>
<p> 同和対策事業特別措置法が施行されて以降33年間、2002年、平成14年に法期限が切れましたが、その後もなおも部落差別が存在するという、そういった認識に立って、平成28年の部落差別解消推進法、これが恒久法として、同和対策事業特別措置法は時限法でしたが、この部落差別解消推進法は恒久法として制定されて、教育あるいは啓発の必要性が規定されたわけですので、本市としては、やはり私もこれは非常に貝塚市にとっても重要な問題と思っておりますので、私が先頭になって頑張っていきたいと思ってございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、人権三法の中で障害者差別解消法もうたわれています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 貝塚市においても、いろいろな障害者施設ができていたり、合理的配慮、提供を求めるということで取組みをされてきています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 以前、僕、貝塚市職員の中で障害者雇用ができているのかということも質問させてもらったと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 本市がしなかったら、事業所にそんな指導などもできないだろうということでお話させてもらったこともあります。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 本市が指導的立場にある企業などに、障害者雇用という面で、現実、どのような実態になっているかというのは把握できているのか、その辺、まずお聞かせいただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎総務市民部長</span></p>
<p> </p>
<p> 障害者雇用につきましては、毎年度実施しております職員採用試験の中で、雇用率というのを、当然、達成を目指すためにしているわけではないのですが、達成するということは最重要課題としまして、それに向けて、最近の採用試験では必ずと言っていいほど障害者について別枠で募集をして、雇用に努めるように条件整備等を進めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 障害をお持ちの方が社会に出る第一歩だと思いますので、ここは、引き続き強力に推し進めていただきたいなと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それだけではないとは思うのですが、あと、障害をお持ちの方が生き生きと暮らせる社会を、貝塚市をつくるために、いろいろな制度を活用しながら進めていっていただきたいと思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、私がずっと訴えてきましたLGBTの問題がありました。同性のパートナーシップ宣誓制度も、ご協力により、去年、おととしでしたか、つくっていただきました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> その後、この申請の数、もし分かれば教えていただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在までに3組の申請がございました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、あと啓発についても、これは、るる私も事あるごとに、啓発などの集会の場で行ってほしいということを要望していたのですが、コロナ禍でなかなかそういった機会がないというのは重々承知していますが、やはり自分の性自認に困っている方、多数やはり言えない方がいると思うのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そういった方の背中をぽんと押すために、そういった啓発がやはり僕は大事だと思っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 富田林市だったかな、市のどこかの会議室でサロンみたいなのを1回開いて、市の主催で集まってくれませんかと言ったら、そんなに多くは来ないのですが、そういった相談というか、語り合う場みたいなのを企画するとか、そういった形で、この制度を広げていくということが取り組まれていますが、貝塚市では、そういった当事者を対象に何か啓発する考えはあるのかないのか、教えていただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在のところ、取組みはございません。</p>
<p> </p>
<p> ただし、本市におきましては、人権に関する啓発セミナー等を種々開催してございますので、その一つのセミナーとしまして、そういった取組みについて、今後、検討していきたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> この件について、同性パートナー、LGBTQと言われる方から、一緒に生活するにあたって、遺言とかに関して公正証書が、どうしても法的にやろうと思ったらそういった手続が必要となって、結構な高額な費用がかかると言われています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そこで、茨木市において、そういった公正証書作成費用の助成をやろうということで、5万円だったか10万円だったか、ちょっとごめんなさい、金額忘れてしまいましたが、そういった制度がスタートしたようであります。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そこまで金額を特定することも私もしませんし、するつもりはないのですが、何らかの形で応援できる、一歩前に踏み出せる、こういった助成制度を検討すべきだと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、貝塚市におきましては、大阪府や大阪府下のパートナーシップ宣誓制度の導入自治体と連携し、住所を変更した場合に改めての申請を不要とすることや手続の簡素化に向けた協議を進めているところです。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員提案の茨木市に予定されている公正証書作成費用の助成につきましては、今後、調査研究してまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そういった、大阪府下でパートナーシップ宣誓制度を制定している自治体との連携、これは、非常に、今、初めて聞きました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 有意義なことだと思いますので、ぜひ進めていっていただきたいと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 続いて、最後、人権教育の考え方についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今の人権行政のところを根本的に、同和問題にしても、障害者問題にしても、LGBTQのことにしても、まずは教育からスタートだと思うのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それで、学校教育とかは、もちろん教育委員会になるでしょうし、社会教育も教育委員会にもちろんなるのですが、そこがスタートとなるということがありますので、今後、人権教育の進め方についてどのようにお考えか、教えてください。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 差別のない社会の実現に向け、本市の教育活動におきましては、貝塚市人権教育基本方針、平和教育基本指針、在日外国人問題に関する教育指針、その他、国や大阪府の法令・方針等に基づきまして、あらゆる人権課題の解決を目指した取組みを計画的・総合的に推進しているところです。</p>
<p> </p>
<p> まず、学校教育におきましては、「人権教育の指導方法等の在り方について(第三次とりまとめ)」--文部科学省の分でございます--にあります同和問題、部落差別や、子どもや高齢者に対するいじめや虐待の問題、女性・障害者・アイヌの人々・外国人・HIV感染者に対する偏見や差別、そして、インターネットによる人権侵害などのこれら人権問題につきまして、全ての教育活動において人権尊重の視点を踏まえた指導を行っております。</p>
<p> </p>
<p> その中で、当事者との出会いや体験的・問題解決的な学習など多様な学びの機会を設け、あらゆる差別は当事者を取り巻く周りの人々の意識の問題であることへの自覚を促し、差別をしない・許さない子どもの育成に努めているところです。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、社会教育におきましては、公民館やスポーツ施設では、障害のある方との交流活動や講座の開催、そして青少年人権教育交流館では、夏休みを利用した子ども向けのSDGsとの関連企画や同和問題、部落差別に関する人権学習などを行っております。</p>
<p> </p>
<p> 以上のように、人権教育につきましては、今後も、あらゆる機会を活用して地域の実態やニーズに応じた取組みを行い、人権問題を知識として学ぶだけではなく、自分の生き方として考えるような人権感覚を育成できるよう努めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 人権教育の件については、やはり教育委員会の所管であるということと思います。貝塚市の教育方針は、そのようなことで進んでいっていただけると思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ただ、今回は貝塚市長が替わられたということもありますし、酒井市長も半田出身ということで、第二中学校を出て高校までは半田でいらっしゃったのですか。同じ校区ということもありますし、そういった人権教育を受けてきた世代だと思いますので、ここは、ほんとうは教育委員会というのは十分分かっていますが、酒井市長のお考えをお聞かせください。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 市長の考えをということでございます。</p>
<p> </p>
<p> 部落差別解消推進法が、恒久法として制定されたその背景として、なおも部落差別の問題がやはり今も存在すると、こういった認識に立って、教育啓発の必要性がしっかり規定されたわけでございます。</p>
<p> </p>
<p> 教育委員会からもご答弁申し上げたとおりでございますが、あえて申し上げるならば、児童・生徒一人ひとりが、言われて知識として身につけるだけではなく、やはり我が事意識としてしっかり認識して、そして、それをさらに自己の生き方として実践をしていくと、やはりそういった考えをしっかり身につけることが大事だと思っておりますので、私もそのように進めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2022-03-14T11:10:00+09:00
令和4年第1回定例会(3月)真利一朗議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4570088
<p> </p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/220527123627-6290473bac42e.pdf" target="_blank">令和4年第1回定例会真利一朗議員質問(HP).pdf</a> <span>(0.32MB)</span></p>
<p class="pdf"><span>↑ PDFはこちら</span></p>
<p><span style="font-size: 18pt; color: #ff0000;">《スケートボード場誘致と整備について》</span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 議長のお許しを頂戴いたしましたので、通告順に従いまして質問をさせていただくようにいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><a href="https://cdn.goope.jp/10401/220527123744-6290478885fd1.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/220527123744-6290478885fd1_m.jpg" alt="IMG_4013.JPG" style="float: left;" /></a> まず、スケートボード場の誘致と整備についてから質問をさせていただきます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私が所属する新政クラブは、平成25年の6月定例会から過去4回にわたって、そしてまた、他会派からも質問が出ておりましたが、昨年9月の定例会でも私のほうから、2020東京オリンピックで活躍されたスケートボード競技から、貝塚市内にもスケートボード場を含んだアーバンスポーツパーク誘致をと質問させていただきました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今回も、先日まで開催されておりました2022年北京冬季オリンピックで金メダルを取ったスノーボード、ハーフパイプの平野歩夢選手の活躍から、スケートボードパークの整備について改めて質問をさせていただきます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 超大技トリプルコーク1440、これは五輪史上初めて平野選手の技として成功しました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 彼は東京2020夏季オリンピックにもスケートボードで出場しておりましたが、14位と決勝には出られなかったスケートボードの結果でした。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 彼がスケートボードを通じて練習したことが、トリプルコーク1440の成功につながったとインタビューで答えていらっしゃいました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> このことを含め、改めてスケートボードが近くで容易にできるパークの整備を進めてほしいとスケートボーダーの方から要望を受けましたので、再度質問をさせていただきます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 近隣の市町でスケートボードパークを調べますと、泉大津市に小松緑道広場、俗に言う円形公園で、無料開放で造られております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 岸和田市で土生町に今池公園スケートボードパーク、これも無料開放と、2018年にカンカンベイサイドモールにムラサキパーク大阪岸和田、これは有料で1日800円、そして休日ですと1,000円という料金を取っていらっしゃいます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 熊取町に2014年に永楽ゆめの森公園スケートボード場、これも無料開放、泉佐野市の鶴原にK-ONE AUTO ITEMSというところ、これが1日800円、1時間で500円という料金体制を取っています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 泉南市では男里にMinimini Skate Park、これは1日1,000円。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そして2020年には泉南りんくう公園にSENNAN LONG PARKというスケートボード場、これが無料開放でできています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そして岸和田市では、今年の1月16日に岸和田市まなび中央公園に宝くじの収益金を利用して岸和田スケートパーク、無料開放ということでオープンしました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、今年2月9日の読売新聞の朝刊に、長居公園内の約1,600平方メートルに公園を管理するわくわくパーククリエイトが24時間利用のスケートボード場、専用広場を今年の4月23日にオープンする。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そして、5月8日までは試験期間として午前9時から午後9時まで限定して、5月9日からは24時間利用することができるということが掲載されておりました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そしてまた、2月24日の産経新聞朝刊には、高石市が令和4年度一般会計当初予算に、高師浜総合運動施設内にスケートボード専用の広場、工事費約1億5,000万円を計上し今年度の完成を目指していると。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 松原市でも、東京2020夏季オリンピックでストリートで金メダルを取って活躍した西矢 椛選手のホームグラウンドですが、そこのスポーツパークまつばらがありましたが、西矢選手の活躍で同パークの利用者が増加したため、今年の一般会計予算案で新たなスケートボード場の整備費9,810万円を計上したと25日の毎日新聞の朝刊に発表されました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> このように、近くで新しいスケートボード場もどんどん出来上がってきております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私が昨年の9月に質問したとき、藤原前市長からは、従前より岸和田土木事務所にお願いして、今井前大阪府議会議員にも強力に働いてもらっており、再来年といいますから令和5年の春に整備が終わると仄聞いたしております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 二色の浜公園海浜緑地にスケートボードパークを造ってくれるということは、今井前大阪府議会議員の強力な働きかけで、大阪府のほうからそういう話を聞いていると私も聞いていますと。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> その中でいろいろな、今おっしゃったような整備が進められるのが一番実現的ではないかと思います。二色の浜公園海浜緑地は指定管理で、再来年の春ぐらいに早ければオープンと聞いていますので、その中にこのようなものが位置づけられるように、私も強力に大阪府のほうに要望活動を続けていきたいと思いますとご答弁をいただいておりました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 酒井市長の所信表明の中に、大阪府と適切な役割分担を行い、大阪府や近隣自治体が所轄する施設管理や行政施策に必要に応じて連携し、行政運営を行うと述べられておりました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 大阪府と強調されて話されておりましたが、その強力なパイプを生かしてぜひともスケートボード場を実現していただきますようにお願いしたいと思います。いかがでしょうか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、大阪府におきまして、令和5年4月1日から二色の浜公園の次期指定管理者の選定をプロポーザル方式で行われているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 今お聞きしておりますところでは、3月中に優先交渉者が選定されまして、6月頃に公表される予定と伺っております。</p>
<p> </p>
<p> 今回の指定管理者の募集でございますが、通常の指定管理業務である施設の維持管理だけではなくて、施設の整備からイベントの企画立案まで大変広く経営的な視点を持って、20年間の公園全体の包括的なマネジメントを行うと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> したがいまして、スケートボード場などの施設整備、こういったハード整備を提案することが可能となっております。</p>
<p> </p>
<p> 本市といたしましても、こうした指定管理者においてスケートボード場を含むようなパークが整備されることを今期待しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そうしたら、こういったアーバンスポーツパークを含めて提案することも可能という形でお聞きさせていただいてもよろしかったのですね。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎酒井了市長</span></p>
<p> </p>
<p> お答え申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 指定管理者の選定のプロポーザルで実際そうしたハード整備を含む提案が可能となっておりまして、私ども提案の内容は知らされておりませんが、そういった実現されることを期待しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。では、ぜひアーバンパークを含めてまたお願いしたいと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今、酒井市長のほうからお話がありました指定管理で整備されるということは、やはり使用料が発生していくのではないかなと思うのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先ほど紹介しました市町の無料開放、そして有料という形をお話しさせていただいたのはそのための布石だったのですが、利用するのが小学生からという形が多いと思うのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 小・中学生が多いと思うのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> なるべく安価な料金設定、これができるような、そういうことも酒井市長にお願いできたらと思うのですが、いかがでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 真利議員ご指摘のとおり、小・中学生の利用を考えれば安価であることが望ましいと考えますので、スケートボード場が整備されるとなった場合におきましては、大阪府や指定管理者に働きかけてまいりたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、岸和田市、そして泉南市、松原市のように、1つだけではなしに複数のスケートボード場を持っておられるという市町もあります。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 中で、海浜緑地のほうが有料としてオープンするのであれば、先ほど岸和田みたいに宝くじの助成金も使いながら、また無料開放のところを考えていただけるということはできないでしょうか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部長</span></p>
<p> </p>
<p> 令和元年の第2回定例会でもご答弁させていただいていますが、スケートボード場は音が出ます。</p>
<p> </p>
<p> そういう騒音の問題や安全面を考えると、市内には一番二色の浜公園がふさわしいということで、ほかのところではもう見つからないという状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> ですので、もう一つとかいう話も真利議員はおっしゃっているのですが、現在のところ、本市独自でスケートボード場の整備ということについては考えておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《生活道路の安全対策について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。そうしましたら、ぜひ、先ほど来お話をいただいております海浜緑地のスケートボード場、これを酒井市長をはじめとして強力に推していただいて、実現できることを期待しておきまして、次の質問に移らせていただきます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 質問番号2番の通学路、生活道路の安全対策についてお伺いさせていただきます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先ほど明石議員からも同じような質問がありました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 一部重複するところもありますが、随時質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 文部科学省、国土交通省両省と警察庁は、昨年6月28日に千葉県八街市で起こった小学生5人が死傷した下校中の事故を受け、全国の小学校の通学路を対象にした緊急点検で、対策が必要な危険箇所、昨年12月時点で7万6,404箇所と、最終集計結果を今月の3月5日の産経新聞夕刊に載せられていました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 全国約1万9,000校の通学路の危険箇所の集計で、複数機関で対応を要する、要するに重複する部分も含めまして、教育委員会や学校による対策が必要なところは3万7,862箇所、道路管理者分は3万9,991箇所、警察分は1万6,996箇所に上り、今後、通学路の変更や登下校時の見守りの強化のほか、歩道の整備や速度規制といった対策を取られる見通しで、政府は令和5年度末の完了を目指すとありました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> このような対策を取られていることを踏まえて、以下のとおり質問をさせていただきます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、小さい1番、通学路の信号機の変更についてお伺いいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私は、2011年4月24日に貝塚市議会議員選挙で初当選させていただいてから11年、ほぼ毎朝、地元町内の元JA貝塚中央支店があった信号機のところ、石才交番の近くですが、通学児童の登校の見守りをしています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> JA貝塚中央支店が移転してから住宅が1軒、2軒と建ち、5軒まで建った後、長い間信号近くの土地が空いていたのですが、6軒目の2階建ての家の建築が始まりました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ここの信号は、水間街道の山手、水間方面から浜手、鳥羽側の車道には信号があります。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> しかし、そこを横切る石才側から麻生中側へ渡るところには歩行者信号だけしかないのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そこで信号機が変わるのを待つスペース、これもほとんどないに等しい状態でしたが、農業協同組合の建物解体後、住宅の建築地の隅切りの場所を利用して押しボタン式の信号を移動していただいて、小さいところですが、信号待ちのスペースを造ってもらったということもしておりました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> もちろん、歩行者は歩行者信号が変わってから横断しなければなりませんが、車でこの交差点を脇道のほうから本道、水間街道のほうに出るときには、歩行者信号が青になるのを待たずに、車の流れが途切れたときに進入できるということになっています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これは貝塚警察署のほうにも確認したのですが、違反にならないと、そういう信号であるということを聞いております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ちょうど停止線というのですか、信号のための。そこがゼブラ状になっています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 普通でしたら1本の線で止まれという形になるのですが、間隔を空けて引いております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それが一つの目印だということも貝塚警察署のほうから聞きました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> しかし今、最後の空き地のところに家が建ち始めまして、今まで車の流れがスムーズに見えていたのが歩行者でも身を乗り出すような形でないと見えづらくなってきたと。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> こういう危険な状態から、町会と話し合って、町会からの要望として、信号機を脇道から本線に出るため用に取り付けることはできないかということを道路公園課を通じて対応をお願いしていたのですが、今どのような状況になっているか、お知らせいただけたらと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 本年1月に町会より要望のありました、今ご説明のありました信号機の設置要望につきましては、本市が現地確認を行った上で、2月初旬に信号機を所管する貝塚警察署に車両用の通常信号の設置相談を行ったところでございます。</p>
<p> </p>
<p> その後、貝塚警察署が大阪府警察本部と協議を行い、交通量調査を実施した結果、車両用通常信号の設置は困難でありますが、代替策を講じるとの回答を得ています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ここの信号は押しボタン式で、平日と土曜日、これが朝の7時から夜の8時までが通常信号、そして夜の8時から朝の7時までと日曜と祝日が全日押しボタン信号という、ちょっと異質な信号という形で思っているのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 自動車はもちろん、東西から水間街道に渡るときには先ほど言ったように気をつけながら渡ったり、押しボタン信号を押して信号が変わるのを確認してから渡っているような状態です。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> もちろん、車を降りて押しボタンを押して渡る人も少なからずいらっしゃるのですが、大半が危険を覚悟して、のぞきながら渡っている状態です。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 日曜参観とか運動会などで休日に登校するときは私も見守りをさせていただいて、そのときは児童が来る前に押しボタン信号を押してスムーズに渡れるような、そういう形を取っていたのですが、併せて信号機のほうの部分で何かいい策、先ほど何か検討していただいていると貝塚警察署のほうからもお聞きしたと思うのですが、何か答え的なものがいただけるのでしょうか、それともまだ本当に検討中なのでしょうか、お尋ねします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほどご答弁いたしました貝塚警察署が代替案ということで検討していただいております具体的な内容につきましては、歩行者用の押しボタン信号につきましても一定時間ごとに赤と青に自動で切り替わる通常信号の時間帯を延長して、日曜日、祝日を含む全日、朝5時から夜の11時までを通常信号としまして、夜の11時から朝の5時までを押しボタン式信号にすると、そのように聞いてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。そうしたら、普通信号という形、夜の間だけ。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ですから、よくあります夜間だけ押しボタン信号になるような感じの信号機に変わるということで理解させていただいてもいいですか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そして、もし変わるのでしたら、大体いつぐらいからになるかという案というのは出ておりますか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> もう一度ご答弁させてもらいますが、通常の車の信号、赤青の信号は新たにそこの交差点にはつけられませんが、今の押しボタン式信号の運用時間につきまして、先ほど申しましたように、日曜、祝日を含む全日、朝の5時から夜の11時までは本線が赤、青の信号で変わった時点でスムーズに枝道から本線に出られるような形に変わるということでございます。</p>
<p> </p>
<p> あと、すみません、先ほどちょっとご答弁しませんでしたが、本市においても、先ほど言われている見通しが悪い部分についてはカーブミラーの設置等についても考えております。</p>
<p> </p>
<p> あと、信号の運用の変更時期については、今貝塚警察署のほうから具体的にいつからとは聞いてございませんので、また報告させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。そういった信号に変わることもなおさらですが、カーブミラーのほうも考えていただけるということ、本当にありがとうございます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> この信号が変わったときですが、学校とかへの周知というのはどんな状態になるのでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 通学路における信号機の設定等については、貝塚警察署から変更の連絡が入りましたら、通学路として子どもたちの通行が想定される学校園に対し早急に通知をさせていただいているところです。</p>
<p> </p>
<p> 今回の石才交番北側交差点の信号機については、校区であります中央小学校、第一中学校及び中央幼稚園に対して通知を行う予定でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 続きまして、小さい2番、通学路・生活道路の車の速度規制対策についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これは先ほどの明石議員とほとんど重複してしまうのですが、この質問も前回、去年の9月に一度させていただいております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> このときには、担当の道路公園課の皆様に素早い行動でスクールゾーンの標示、こういったものを新しくついているのと、消えかけているところの修復をしていただきました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 本当にありがとうございました。また、グリーンベルトの標示に関しましても、中央小学校側と意見交換をして、通学路を通う児童数等を検証していただいているということもお聞きしております。ありがとうございます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> しかしながら、抜け道として利用している車は、まだスピード落とさず走っているように思われます。この点に関しまして質問をさせていただきます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先ほどお話ししたように、本市の道路公園課では対応は素早いものがありました。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そのときにも一緒に質問したのですが、制限速度30キロ標示の標識など、貝塚警察署の所管なのかなと思うのですが、まだ変わっていないと思うのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これも少し遅くなるのかと思うのですが、それに代わる路面に何かを標示するとか、そういったことは考えられないか、お尋ねをいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 老朽化した速度標示の取替えにつきましては、昨年9月の定例会でご指摘を受けた後、本市から貝塚警察署に依頼しておりますが、取替えにつきましては、大阪府警察本部が大阪府内各警察署からの要望を集約し、業者に発注するため、令和4年度に施行予定であると聞いております。</p>
<p> </p>
<p> また、制限速度の路面標示についても貝塚警察署が所管しており、本市で行うことはできませんが、麻生中郵便局山側の道路の幅が狭くなっている区間につきまして、その両端にスピード抑制のための啓発看板を3月下旬をめどに設置する方向で進めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。3月下旬に啓発看板ということでございます。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 4月からまた新入生が入って新学期が始まるということですので、ぜひ3月中にお願いできたらと思います。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 続いてですが、昨年の9月の質問以降に、府道貝塚中央線の清児中交差点の信号機、これに右折の矢印信号がついたというか、何も知らなかったのですが、ついたという形で信号機を見たのです。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 一度私、見たのですが、やはり渋滞がすごかったのですが、市民の方の要望でついたのだと思うのですが、市民の方から、かえって抜け道として利用される方が多くなるのではないかとちょっと危惧しているところがあります。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> この信号機になってから、渋滞、そして交通量が増えているとかと本市のほうに問合せとか貝塚警察署からの報告はありませんでしょうか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 府道貝塚中央線清児中交差点の麻生中方向への右折矢印信号設置後、市民の方から本市に対し中央小学校前道路の通行車両の増加や周辺での渋滞発生についての問合せは現在のところございません。</p>
<p> </p>
<p> また、貝塚警察署からの報告でございますが、信号の運用の方法についての報告につきましては、本市については府道の信号ということでなかったのですが、今後、市民の方からの問合せも想定されるため、信号の運用方法の変更を行う場合には府道であっても本市に情報提供いただけるように貝塚警察署に相談を行ってまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。ぜひ情報提供とか、そういった形の部分も必要と思われますので、よろしくお願いいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まだまだ、でも住民の方からは小学校付近、スピードを緩めずに走っている車が多いというのは聞いております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今回、先ほども紹介したように、関係省庁が全国の教育委員会や道路管理者、警察署に対して合同で点検して、見通しのよい道路や抜け道などの速度が上がりやすかったり過去に住民から改善を求められたりした場所に注目するように求めています。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> この道路で麻生中郵便局先に歩道があるのですが、その歩道を利用するところまでの児童数が少なく、グリーンベルトが遅くなっているということもお聞きしております。この間、また先ほどの明石議員と同じような質問になりますが、ゾーン30、またゾーン30プラスの標示や路面に文字を書いたりという、ドライバーに促すハンプなどを造るという、そういったものをもう一度、小学校と地元町会共に対策を考えていただきたいと思います。いかがでしょうか、お尋ねします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほど明石議員へのご質問にもご答弁申しましたように、当該通学路におきましても、貝塚警察署、地元町会、校区の学校と連携しながら、対策が必要な道路における、今、真利議員がおっしゃったゾーン30プラスについても実証実験等を検討してまいりたいと、そのように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先ほど酒井市長からの答弁もありました。このゾーン30、先ほど明石議員のほうからもありましたが、他市でもやっているところがあると聞いております。</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 実証実験というよりも、できたらそれを参考にしながら実行に移していただきたいと思うのですが、最後に一つだけご答弁をお願いいたします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> ゾーン30プラスの中でハンプ、道路を隆起させるのとか学校の前の交差点でスムーズ交差点といって、交差点全体を盛り上げたりという方法があるのですが、ただ、それを行うにつきましては、車がそこの段差で若干音がするとかいろいろなことがありますので、やはり周辺住民の皆さんのご理解等を得る必要がございます。</p>
<p> </p>
<p> そこがクリアできるようであれば積極的に導入を考えていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2022-03-14T10:48:00+09:00
令和4年第1回定例会(3月)阪口芳弘議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4570061
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000;">※一括質問・一括回答で行われましたが、わかりやすくするために、一問一答に編集しております。</span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《健康寿命について》</span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;"><strong>◆阪口芳弘議員</strong></span></p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/220527105220-62902ed4452e3.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/220527105220-62902ed4452e3_m.jpg" alt="IMG_3993.JPG" style="float: left;" /></a>お許しをいただきましたので、通告順に従い質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず初めに、質問番号1番、健康寿命について質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 午前中の出原議員の質問と重複するところがございますが、通告させていただいておりますので質問を続けさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 人生100年時代を視野に、政府は国民の健康寿命を延ばすことを重要な政策目標と位置づけています。</p>
<p> </p>
<p> 急激な少子高齢化に伴う経済社会の急激な変化を踏まえると、システム自体の改革を行うことで、子どもから高齢者まで全ての世代が安心できる社会保障の基盤を構築する必要があると考えられております。</p>
<p> </p>
<p> 2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命を提唱して以来、寿命を延ばすだけではなく、いかに健康的な生活を維持できる期間を延ばせるかに関心が高まっています。</p>
<p> </p>
<p> 健康寿命とは、日常的、継続的な医療、介護に依存しないで、自分自身で生命を維持し、日常生活を制限されずに暮らせる平均的な期間のことと定義されています。</p>
<p> </p>
<p> 厚生労働省は、2019年時点で男性が72.68歳、女性が75.38歳であると公表されています。</p>
<p> </p>
<p> この20年で男女とも約3歳延びています。前回2016年と比べても、男性が0.54年、女性が0.59年延びています。</p>
<p> </p>
<p> 大変喜ばしい結果と言えるわけですが、我が国は世界有数の長寿国でもあります。</p>
<p> </p>
<p> 平均寿命から健康寿命を差し引いた不健康な時期も、男性が8.73年、女性が12.06年とかなりの長さであります。</p>
<p> </p>
<p> 不健康な時期については3年前より少し改善されましたが、2001年、すなわち、約20年前と比べてもあまり改善されていません。</p>
<p> </p>
<p> 健康寿命は延びましたが、そのペースは平均寿命の延びとほぼ同じぐらいであります。</p>
<p> </p>
<p> 本市の健康寿命は何年ぐらいなのか、全国的に見ていかがでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 社会を支える元気なシニアを増やすには、本市では健康増進事業としてがん検診、歯周疾患検診、骨粗鬆症などの取組みをされています。</p>
<p> </p>
<p> さらに生活習慣病の予防や健康診断の受診率向上などに取り組む必要があると考えますが、いかがでしょうか、具体的にお願いをいたします。</p>
<p> </p>
<p> 健康寿命を延ばすには、適度な有酸素運動や、転倒防止などに備え筋力強化やストレッチが重要であると考えています。</p>
<p> </p>
<p> ウオーキングなども盛んに行われているのを目にいたしますが、おのおのに制約もあり、もちろん全員というわけではありません。</p>
<p> </p>
<p> また、ある自治会では、高齢者向けのラジオ体操もコロナ禍の中で感染に気をつけて長年続けてこられましたが、年々参加者が減少し中断しております。</p>
<p> </p>
<p> 残念ながら、厳しい寒さの中、早朝に集合しなければならず、また、お世話される方々の負担も大きいということで、コロナ禍が過ぎても再開が難しいかもしれないとおっしゃっておられました。</p>
<p> </p>
<p> 本市では楽しくフィットネス2などを行われているようでありますが、参加人数や時間的にも制約があります。</p>
<p> </p>
<p> また、公民館まで来て参加することになりますので、そもそも来ることができない方や、もっと気軽に参加されたい方のために、自治会などに赴き、出前健康サロンの開催や継続的に高齢者向けのフィットネスの開催などの後押しが必要であると考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 健康に留意し、積極的に取り組まれている方ばかりではありません。</p>
<p> </p>
<p> 無頓着な方や、気にはしているが機会に恵まれない方にも周知し、ご参加いただけるような施策が必要と考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> さて、戦後のベビーブーム期に生まれた団塊の世代が75歳の後期高齢者に差しかかっています。</p>
<p> </p>
<p> 今後3年間で毎年約200万人ずつ、600万人以上が後期高齢者になると言われています。</p>
<p> </p>
<p> 国民の約4人に1人が75歳になると言われています。</p>
<p> </p>
<p> この方々に健康に過ごしていただくことが、医療負担や介護負担、またその家族の負担軽減になり、それ以上に、住み慣れた地域で元気で自分らしく暮らし続けていただけるように支援する必要があると考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎副市長</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員、質問番号1、健康寿命についてご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> なお、公民館における出前講座につきましては後ほど教育委員会からご答弁いたします。</p>
<p> </p>
<p> まず、本市の健康寿命について、令和3年11月に大阪府から提供された健康寿命データによりますと、直近、令和元年度では、男性が78.5歳、女性が82.3歳となっております。</p>
<p> </p>
<p> なお全国との比較では、男性が1.1歳下回っており、女性についても1.6歳下回っている状況です。</p>
<p> </p>
<p> 次に、各種健診の受診率向上や生活習慣病予防の取組みについてですが、各町会・自治会から推薦により委嘱している健康づくり推進委員の皆様と連携し、健康づくり意識醸成のために地域ごとに取り組んでおります。</p>
<p> </p>
<p> 具体的には、高齢者を対象とした健康体操や生活習慣病予防に関する講演会などの健康教室を実施しております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、高齢になっても介護が必要になっても住み慣れた地域で元気で自分らしく暮らし続けていくには、高齢者一人ひとりが介護予防、健康づくりに取り組んでいただく必要があると考えています。</p>
<p> </p>
<p> 本市の現在の取組み及び今後の予定につきましては、出原秀昭議員と同趣旨のため、答弁を省略させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 今後におきましても、引き続き地域において高齢者が介護予防、健康づくりに取り組めるよう支援してまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部長</span></p>
<p> </p>
<p> 私のほうからは、阪口芳弘議員、質問番号1、健康寿命についてのうち、公民館に関するところをご答弁いたします。</p>
<p> </p>
<p> 本市の中央公民館、浜手地区公民館、山手地区公民館では、楽しくフィットネスなど公民館で実施しております健康講座のほかに、地域住民の自主的な学習活動を支援する目的で、町会・自治会や老人会など団体及び有志グループからの依頼に基づき、地域に講師を派遣いたします出前講座として健康サロン、ノルディックウオーキングなどの健康講座を実施しております。</p>
<p> </p>
<p> 出前の健康講座につきましては、新型コロナウイルス感染症が流行する前の平成30年度におきましては、公民館3館の合計で地域の老人会をはじめとして10団体からの依頼があり、講座を延べ15回開催、227名の参加がありました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により活動を自粛する団体が多く、令和3年度につきましては6団体からの依頼があり、講座を延べ11回開催、135名の参加となりました。</p>
<p> </p>
<p> 本市といたしましては、健康的な生活を送るための地域住民の取組みとして公民館の出前の健康講座を活用していただくことは、地域住民の健康寿命を延ばすことにつながり、また、公民館に来ることのできない方や近場で気軽に参加したい方のニーズにも応えることになるものと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 今後、より一層活用していただけるように広報するとともに、町会・自治会や老人会などに直接出向きまして情報提供してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 要は、平均寿命から健康寿命を引くと不健康な時期ということになるわけです。</p>
<p> </p>
<p> これが、直近のデータだけでは分かりにくいが、10年とか20年スパンで考えると非常に厳しい状況が続いていると。</p>
<p> </p>
<p> なぜそういうことが言えるかというと、平均寿命も延びる、健康寿命も延びる、ところが不健康な時期も実は延びているということなのです。</p>
<p> </p>
<p> これをどのように減少させていくかということなのですが、健康寿命もいよいよ延びが鈍化していく可能性が高いと言われているのです。</p>
<p> </p>
<p> それで、一番大事なことは、75歳から医療、介護が増えていくと言われているのですが、今回また団塊の世代のたくさんの方々が増えてくるということで、それは仕方ないことなのですが、健康というのはある程度個人の努力によって改善されていくものである、あるいは健康に対して無頓着な方々がいらっしゃって、全然予防に行かない、あるいは人間ドック等にも行かない、せきが出ていてもほったらかしというような方々も実際にはいらっしゃいます。</p>
<p> </p>
<p> その方々にどのような施策で、あるいはどのように周知していくのか、これについてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎副市長</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員ご指摘のように、やはり健康寿命と平均寿命の差についての健康意識を高めるための取組みというのはいろいろな範囲でやっております。健康づくり推進委員会の皆様と連携したような健康教室もそうですが、さきの答弁でもさせていただいたような介護予防の取組みも幅広くしておりまして、まさに身近な場所で手軽にいろいろな健康づくり、介護予防につながる機会を本市として準備することがとても効果的だと思いますので、今まさに言っていただいた出不精だったり、意識がないとかいろいろな理由があるにしろ、そういう身近な場所で健康づくりに触れていただける場所を多く取り組みまして、さらに多くの市民の皆様が健康づくりの意識の高まりとか、そういったところに意識を向けていただけるように取り組んでまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《商業活性化支援について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号2番の商業活性化支援について質問させていただきます。先ほどの平岩議員の質問と重複するところがあると思いますが、続けて質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 平成21年、本市で初めてプレミアム商品券事業が行われました。100万円の積極的補助金を利用し、貝塚市商店連合会の資金を300万円使い、商品券発行総額1,800万円、発行数3,000冊、144店の参加がありました。</p>
<p> </p>
<p> 即日完売し、商店連合会のメンバーはもとより、消費者の方々にも絶賛されました。</p>
<p> </p>
<p> この事業により、努力と工夫をすれば成果を上げることができると確信した事業でありました。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、貝塚市商店連合会の資金を使い続けることは相当な負担になることも事実でありました。</p>
<p> </p>
<p> その後、行政から本格的に援助をいただき、平成22年には650万円の補助金で発行数が2,500冊、参加店が197店になりました。</p>
<p> </p>
<p> 平成23年、24年は750万円の補助金で3,000冊、平成25年、26年には950万円の補助金で4,000冊、平成28年には1,150万円の補助金で5,000冊、平成29年には1,300万円の補助金で5,500冊、平成30年度は減少し、900万円で4,000冊、令和元年度はかいづかスマイル商品券事業のために実施されておりませんが、令和2年度は1,350万円の補助金で6,000冊でありました。このように年々増加傾向が続いています。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度は、2,560万円の委託料で1万冊、1億2,000万円でありました。</p>
<p> </p>
<p> コロナ対策費として、未成年の方や障害者手帳をお持ちの方、長寿祝い券を含む発行総額が3億6,000万円を超える規模になりました。コロナ禍により来客数が減少している店舗が多い中で、売上増や新規客の増加につながったとたくさんの喜ばしい意見が寄せられているそうであります。</p>
<p> </p>
<p> その後、商店街での利用促進のため、大感謝スタンプラリーやにぎわいクーポン券などの独自事業を開催し、円滑な運営の中、集団の力を発揮され、絶えず創意工夫をされています。</p>
<p> </p>
<p> その結果、市民の皆さんにも大変喜ばれておるところでもあります。</p>
<p> </p>
<p> 前述のように、このような事業により、貝塚市商店連合会の会員数も減少することなく、会員の相互信頼、相互敬愛につながり、ともすれば減退していくかもしれない商店の継承に希望を与えるのみならず、多くの市民の皆さんにも周知され、期待もされています。</p>
<p> </p>
<p> まさに商店の救世主と言っても過言ではありません。</p>
<p> </p>
<p> 酒井市長は、プレミアム商品券の維持、拡充と貝塚市長選挙戦の中で、またチラシ等で訴えられておられましたが、どのような商業支援策をお考えなのか、お聞かせください。</p>
<p> </p>
<p> 以上で質問を終わります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 私のほうから、阪口芳弘議員、質問番号2番、商業活性化支援についてご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> プレミアム商品券事業につきましては、国の交付金事業として実施したものを含めて毎年実施してきたこともあり、阪口芳弘議員ご指摘のとおり、多くの市民の皆様に認知され、期待されていると認識しております。</p>
<p> </p>
<p> 本事業につきましては、市内での購買を促進し本市商業の振興に寄与していることから、引き続き実施してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> なお、本事業の拡充につきましては今後検討してまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 今回、政府のほうから、あるいは大阪府のほうからですが、コロナ禍で非常に売上げが減少している、これは条件によっていろいろあるのです。</p>
<p> </p>
<p> 持続化給付金であったり、あるいは事業復活支援金であったり、こういった形で手厚いフォローをしていただいているのですが、コロナ禍が終わってしまいますと、逆にこういった給付金やら支援金が頂けなくなるんではないかというような話も出ています。</p>
<p> </p>
<p> それで、特に貝塚市、本市の商業というのは零細企業が多いわけですが、これに頼っているところが非常に多いと。これにということはプレミアム商品券も含めてですが、これを急激に減少させてしまいますと、たちまち今申し上げた給付金がない、支援金がない、そしてプレミアム商品券が減少する、この三重苦に陥っていかないかということで非常に心配されておられるということも含めて、その辺についてどう考えておられるのか、質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 私のほうから、商業活性化支援策の今後につきましてということでご答弁させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 実際、国のほうでこの3月までの間に、中小企業におきましては過去の年の同月の売上げで2分の1以下になっておったら50万円ないし100万円の支援が実際のところございます。その後の支援につきましてはまだ明確に示されておらないところでございます。国のほうでその辺きっちりと支援があれば、本市におきましてはそちらの周知徹底に努めてまいりたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> なお、そういったものを踏まえながら、今後のプレミアム商品券の拡充につきましては検討していきたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2021-11-30T14:07:00+09:00
令和3年第4回定例会 阪口芳弘議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4566890
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt; color: #ff0000;"> 《子どもの人権オンブズパーソンについて》</span></p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;"><a href="https://cdn.goope.jp/10401/210519110102-60a4715e3492c.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210519110102-60a4715e3492c_m.jpg" alt="IMG_3230.JPG" style="float: left;" /></a>◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> お許しをいただきましたので、通告順に従いまして一問一答式で質問させていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、質問番号の1番の子どもの人権オンブズパーソンについて質問させていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 子どもは、日常生活のほとんどを学校で過ごします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> しかしながら、子どもの人権は学校教育の領域に限ったものではありません。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 学校内外のあらゆる分野で保障されなくてはなりません。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 平成29年の内閣府が行った子どもに関する人権擁護調査によると、「いじめを受けること」が66.9%、「虐待を受けること」が62.6%、「いじめ、体罰、虐待を見て見ぬふりをすること」が52.6%、「体罰を受けること」、これが31.1%、「児童買春・児童ポルノ等の対象になる」ということが28.2%と言われています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> このような人権問題が起きていると思われると回答もされています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> いじめ、虐待、体罰などの報告事例があればお示しください。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、その解決方法も教えてください。お願いいたします。</span></strong></p>
<p><strong> </strong></p>
<p><strong> </strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> まず、いじめの実態についてですが、令和3年、今年度の7月末時点で、小学校で32件、中学校で12件の合計44件となっております。</p>
<p> </p>
<p> また、そのいじめの内容につきましては、冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われるという理由のものが小学校で93.8%、中学校で83.3%となっており、小・中学校ともに最も多くなっております。</p>
<p> </p>
<p> また、学校においていじめを認知した場合は、各校で策定しておりますいじめ防止基本方針に基づいた組織対応を行っております。</p>
<p> </p>
<p> 個別の事案、これにつきましては、個人情報に関わりますので控えさせていただきますが、このようないじめの事案が起こった場合、加害児童には、被害児童の気持ちを考えさせ、いじめは絶対に許されないこと、そして、今後どのように行動するのかについて指導をし、被害児童には、不安はないかの聞き取りと観察を丁寧に行いながら、安心して学校生活を送れるよう支援をしているところです。</p>
<p> </p>
<p> 教育委員会のほうに直接いじめの訴えがあった場合においても、訴えをよく聞き取った上で当該校へ連絡し、いじめ防止基本方針に基づいた対応をするよう指導をしております。</p>
<p> </p>
<p> 本市としましては、いじめは重大な人権侵害と位置づけ、積極的に認知した上で、組織的で丁寧な対応をしてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、虐待の事例に関してお答えいたします。</p>
<p> </p>
<p> 学校におきまして、虐待の可能性があると判断した場合は、本市子ども福祉課の家庭児童相談室に通告を行っております。</p>
<p> </p>
<p> 通告した後も、定期的に要保護児童対策地域連絡協議会と連携をしまして、状況について情報共有を行っております。</p>
<p> </p>
<p> また、体罰についてですが、今年度10月末時点で教育委員会への報告は上がっておりません。</p>
<p> </p>
<p> 学校園に対しては、校園長会を通じまして、体罰は絶対に許されない行為であるという通知を毎学期行うとともに、貝塚市小中学校生活指導連絡協議会の研修会におきまして、こちらのほうでもしっかり周知をさせていただいているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 11月9日のNHKの「クローズアップ現代」の放送でも問題になっていました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今年3月に、北海道旭川市の公園で女子中学生の凍死体が見つかりました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 自慰行為や強制わいせつの画像の拡散など、いじめを受けていました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 彼女のSNSには、いじめの告白や自殺をほのめかすメッセージも残されていました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 生徒の生前、対応を繰り返し学校に求めたが、結果的に命を救えなかったと報道されていました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、その1週間前の同じNHKの「クローズアップ現代」なのですが、子どもを狙う卑劣な犯罪というタイトルで、それでは、SNSを通じて巧みな話術で懐柔し、子どもたちを手懐け、画像を入手し、児童を性的に商売道具にする商業的性的搾取の問題がまさにクローズアップされていました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 本市の小・中学生において、そのような問題があるのかどうか、あれば、どのように対処されたのか、また、これからどのような対応をされようとしておられるのか、お伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては、このようなSNSを使い、子どもが性被害に巻き込まれるような事案は生起しておりません。小・中学校では、携帯電話会社によるスマホ・ケータイ安全教室、貝塚警察署や岸和田少年サポートセンター職員、また警察官OBである学校相談員による講話等を実施し、SNSによる被害やトラブルの回避の仕方などについて指導をしております。</p>
<p> </p>
<p> 今後も引き続き、児童ポルノ等の性被害やインターネット上の様々なトラブルに巻き込まれないために、児童・生徒が自分自身で判断し、どう行動すべきかを学び、身に迫る危険に気づいて回避できる力をつけることができるよう、取組みを継続してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先般、小・中学生に配備された学習用のデジタル端末の不適切な使い方が問題になっています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先般の読売新聞によりますと、全国74自治体を対象に実施した調査によると、14自治体でいじめ、誹謗中傷などのトラブルを確認したと言われていました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 児童が授業中、相手の嫌がるイラストや文書を送信したり、中学校では、無断で撮影した友人の写真をからかう目的で複数の生徒が共有していたり、実際に小学生の児童が自殺した問題では、文書で会話する端末のチャット機能に中傷が書き込まれたのが原因でありました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 自分がされて嫌なことは人にもしないという原則は、デジタル空間にも当てはまるという大原則を低学年から教えることも重要であると考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員がご指摘のこの原則につきましては、大変重要なことであると私ども考えておりますので、今後とも低学年段階からの系統的な指導に努めてまいりたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 続けて質問させていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 不適切なサイトへの接続を制限するフィルタリングを小学生が自分で解除してしまったケースが報告されています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 端末の機能などは、教員より知識のある子どもたちも増えてきていると思われます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 教員の研修の充実やICT支援員の派遣の充実など、対策を進める必要があると考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては、GIGAスクールサポーターを配置し、この方を活用し、児童・生徒の技術では解除できないフィルタリングを設定しておりますので、これまでに制限を解除したという事実はございません。</p>
<p> </p>
<p> また、教員研修につきましては、月に1回GIGAスクールの事業の担当者を集める担当者会を開いておりまして、こちらのほうで、インターネット使用時の注意点などについては随時、各校に周知をしているところです。</p>
<p> </p>
<p> さらに、GIGAスクールサポーターの方や指導主事が学校現場を巡回し、指導や助言も行っているところで、今後も引き続きこのように対応してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> ありがとうございます。フィルタリングを解除するというようなことはあってはならないことなので、注意深く観察していただきたいと思いまして、次に進めさせていただきます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 学校の先生や親にも相談できない問題や悩みを持つ子どもたちがいます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> ふだん子どもたちの身近にいる先生や家族とは違った立場で子どもたちの話を聞いて、子どもにとって一番よい解決策を一緒に考えて、手助けする機関が必要であると考えます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 子どもの権利とは何か知らない大人や子どもたちがたくさんいます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 体罰やいじめなど、様々な課題に悩む子どもたちと共に問題を解決し、社会の制度を変えていく必要があると考えます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 子どもオンブズパーソンという言葉がありますが、今の時代には必要であると考えます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 子どもオンブズパーソンとは、いじめ、差別、体罰、虐待などで苦しんでいる子どもたちを助ける第三者機関であります。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 兵庫県川西市をはじめ、30市余りで子ども人権オンブズパーソンが設置されています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 前述のように、生きているのがつらいと感じている、親や先生に知られたくないといった子どもたちを守るために、条例を制定して、人権政策の一つのセクションとして運営されています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 昨年度の相談件数は約800件であります。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 兵庫県川西市は大体貝塚市の人口の約2倍ですので、貝塚市にすると400件ぐらいになるのかなと思われます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> アンケート調査によると、その認知度は約80%であります。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 相談員の顔写真入りの配布物を就学前から中学生までの全施設に配布され、どのような方が相談に乗ってくれるのか、事前に分かるようになっています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> また、理解しやすいように、漫画による子ども人権教育も行われています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 本人の同意が得られれば、学校と相談員やオンブズパーソンが兵庫県川西市教育委員会と相談して解決するなど、多くの参考になる事例が紹介されています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 子ども人権オンブズパーソンについて、どのような見解を持っておられるのか、お伺いいたします。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 親や教員など身近な大人に相談しづらい悩みや問題を抱える子どもにとって、安心して相談できる第三者機関があることは、一人で悩みを抱え込み、より深刻になる前に問題解決につながる重要なことだと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては、現在、子どもの人権オンブズパーソンは設置しておりませんが、人権擁護委員や国と連携し、子どもの人権SOSミニレターや子どもの人権110番などを実施し、子どもの権利擁護に努めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今、小池都市政策部長から説明がありましたが、子ども人権SOSミニレターあるいは子ども人権110番、これについて少し教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 子どもの人権SOSミニレターにつきましては、2006年に法務省で実施を始めまして、はがきなのですが、そのはがきを各学校に置かせていただいております。</p>
<p> </p>
<p> 児童・生徒には、そういった取組みをやっていますよというのは全員に周知を差し上げておりまして、子どもたちが困ったことがありましたら、悩み事とかありましたら、人権問題に関してなのですが、そこにご記入いただきまして投稿してもらいましたら、法務省に届きまして、法務省から人権擁護委員等に振り分けて、人権擁護委員から、ご本人がここに連絡してとありましたら、そこに解決策に向けた連絡先を送っておるというところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 同じく人権110番につきましても、そこにかけてもらったら法務省につながりまして、人権相談に応じるという取組みをしておるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 説明していただきましたが、これが果たして、子どもがはがきを書いて、そういうポスト的なものの中に入れて、それが法務省に届いて、誰か分からん人からまた対応されてというようなことをされているということですよね。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、あるいは、子ども人権110番にしても同じことですね。相手がどなたか分からない、子どもたちにとって誰か分からない人に相談するという形になるのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私が申し上げているこの人権オンブズパーソンの、これ、別にこれをそのまま採用する必要はないが、例えば、どんな人があなた方の相談に乗ってくれますよと顔写真であるものを配ってあげたりとか、あるいは、この人やったら私会うわとか、顔写真があれば何となく、女性同士であったりとか、そういう不安を取り除いてあげないと、なかなか実際、この子ども人権SOSミニレターですか、はがきですか、手紙ですか、これを書くのはなかなか難しいと思うのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 文字に起こして、自分の気持ちを伝えられるだけの文章力がないとなかなか当然、前に行かないということですので、あるいは電話にしても、先ほど申し上げましたが、対応する人がどなたか分からないということなので、ここをどう考えておられるのか、お伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 子どもの人権を守ることは、非常に重要なことだと認識してございます。</p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員ご指摘のとおり、子どもの人権SOSミニレターが使いにくいとか、子ども人権110番が使いにくいという発言がございましたので、その辺ちょっと調査させていただきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 先ほど阪口芳弘議員からご紹介のありました顔が見える子どもの人権オンブズパーソン、これ、兵庫県川西市の取組みということでちょっと聞き取りさせていただいたところ、兵庫県川西市におきましては、1994年の子どもの権利条約を日本が批准したということを受けまして、兵庫県川西市の教育委員会の中で検討委員会を設けたと、その中でこういった取組みをしようということで条例を制定したと聞いてございます。</p>
<p> </p>
<p> 1999年に条例制定しておりまして、その後に国の法務省のこのレターの取組みとかをやっておりますので、本市の教育委員会とも相談して、そのレターに漏れがある、要は救えていないということを検討しながら、必要ならば先ほどのオンブズパーソンみたいな取組みを研究していきたいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育長</span></p>
<p> </p>
<p> 救えていない、全てを救えているかどうかというのについては何とも申し上げられないところがありますが、本市では、人権擁護委員はそれぞれの学校に入っていただきまして、地域の人権擁護委員ですから、それぞれの地域の人権擁護委員が授業をされるのです。</p>
<p> </p>
<p> 人形を使ったり、いろいろなものを使って授業をされて、そんな中で、子どもたちに人権を守るというのはこういうことですよというお話を丁寧にしてくださっています。</p>
<p> </p>
<p> そういう顔が見える関係をつくった上でこんな手紙、何でも書いてくれていいよと、「いじめられています」一言でいいのです、誰々。</p>
<p> </p>
<p> そしたら、もうそれが総務省から戻ってきています。</p>
<p> </p>
<p> 僕が学校にいた頃は、戻ってきていたのもありました。それで、その子に聞き取りを丁寧にその人たちとしながら解決に結びつけていくというようなことをしておりますので、私は、地域の方々ですし、顔の見える関係になっていると思っておりますので、それで、第三者でもありますし、それが本市ではスクールカウンセラーとか、様々な方が学校へ入っていただいておりますので、総合的にはできているのではないかなと考えているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 私が申し上げているのは、そういった写真等、顔写真とお名前等を就学前ぐらいから、こういった方に君たち相談できるのだよということを知らせてあげたらどうかなということなのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> もちろん学校に入ってくる、保育園に入ってくる、そういうのはもう非常にありがたいことなのですが、なかなか名前とお顔が一致しないであったりとか、あるいは、保護者の方々が見て、あっ、この人だったらいいなとかいろいろな意見があると思うのですが、早い段階でそれを文書化して、あるいは写真を並べてあげるとか、そういう活動をされたらどうかなということも含めて質問させていただいたのですが、それについてはいかがでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらの人権オンブズパーソンにつきましては、第三者機関ということで、最初教育委員会で立ち上げたが、やはり教育委員会関係ではないよねということで市長部局に移ったということを、兵庫県川西市でやったということも聞いておるところです。</p>
<p> </p>
<p> どちらにしましても、今の取組みプラス必要なものがあるのかどうかも含めまして、子どもの人権が守られていないようなことにつきましては研究をしてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt; color: #ff0000;"> 《聴覚障がい者支援について》</span></p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 続けて、質問番号の2番のほうに移らせていただきたいと思います。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 聴覚障害者支援についてお伺いいたします。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 泉州聴覚障害者センターというのがJR東貝塚駅の近くにできました。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 通称「なんなん」と呼ばれています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> そこのセンター長と話す機会がありまして、問題点などいろいろお聞きいたしましたので、それを中心に質問をさせていただきたいと思います。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 聴覚障害がある職員や利用者は、自転車あるいは自動車が近づいてきても大変分かりにくいと、一見は健常者と何ら変わらないように歩いておられますので、周りから見てもそのように感じないということでありまして、通行される方と結構トラブルになったりするということを報告されています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 例えば歩道を歩いていて、自転車が通過するために、実は自転車は歩行者優先ですから歩行者に譲っていただかないといけないわけですが、実際にはそういうことが起こらなくて、ベルを鳴らされても気がつかないで、どきなさいと怒られることさえも分かっていないというような状況なのです。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> そこで、その施設の前の歩道なのですが、これは実際通行はできないと聞いたことがあるのです。これ、正しいでしょうか、お伺いいたします。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 自転車の通行につきましては、道路交通法により車道走行が原則となってございますが、同法によりますと、標識により自転車走行が認められている場合、自転車の運転者が13歳未満の子どもまたは70歳以上の高齢者の場合、その他道路幅員や交通の状況によりやむを得ないと認められる場合は、自転車が歩道を走行できることとなっており、当該道路についても一定、自転車の走行は可能となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。何か条件はありますか。走行できる条件というのはありますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 走行できる条件といいますのは、先ほど申しましたように、自転車が走行できるという標識がついているというのが一つの条件と、先ほども答弁しましたように、13歳未満の子どもとか高齢者がどうしてもやはり運転の技術が未熟というか、危ない場合とかについては歩道の走行も可能ということ……。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 条件は、そういう標識がある、あるいは、13歳未満あるいは70歳以上ということですが、この周辺は通行可能なのですが、マークがついているのですが、このマークがもう全然ついていないということと、それと、マークがついていないということは、当然13歳以上の人あるいは70歳未満の人、この人たちは通行してはいけないということですよね。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それが分かっていないのですよ。我々も今聞いて初めて分かっているような状態で、皆さんご存じと思うのですが、なかなか周知されていない、されていないからトラブルが起こる。子どもたちが自転車で走っている段階では誰も文句言う人いないが、70歳以上の人が歩道を走っていたら、実際はそのお年が分からないので、そういったことで、こういったものを平生から、この障害者施設の前だけではなくて、やはり皆さんに周知する必要があるのではないか思うのですが、この辺についていかがですか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほど申しましたように、歩道は原則自転車が通行できないということになっておりますので、ただ、おっしゃいますように、交通ルールについてまだまだ知らない人もいらっしゃると思いますので、そこは貝塚警察署と連携しながら、自転車の通行ルールのマナーについて今後も周知してまいりたいと、そのように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 続けて質問させていただきたいのです。これもまた貝塚警察署との絡みになると思うのですが、施設と歩道といいましても片一方にしか歩道がないので、施設のほうには歩道がないのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 向こうに渡らないといけないということなのですが、そこに横断歩道があったらいいのではないかという施設長のお話もあったのですが、これも貝塚警察署の絡みになると思うのですが、この辺についてはいかがでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員おっしゃいますように、横断歩道設置の可否につきましては、貝塚警察署が管轄しておりますので、貝塚警察署に確認したいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今後、コロナ禍が落ち着けば、利用者や家族やボランティアの方々の中で車椅子を利用されている方がたくさんいらっしゃって、この方々が施設に訪ねてこられるだろうと言われています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 特にJR東貝塚駅、今度西側はバリアフリー化ということで非常にありがたい話なのですが、まだ東側のほうは途中で歩道が止まっていまして、JR東貝塚駅の東出口のほうになかなかたどり着きにくいということが言われているのですが、まだまだ安全通行するには問題があるのかなと思っています。これについていかがでしょうか、お伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員おっしゃいますように、まだJR東貝塚駅の山側地区はちょっと安全対策ができていないところもございます。</p>
<p> </p>
<p> 駅の山側には、駅前広場や都市計画道路の計画がありますが、一部が大阪府道であることや、事業を実施するには用地買収費を含む多額の費用が必要となりますことから、現時点では事業化の見込みは立っておりません。</p>
<p> </p>
<p> 当該道路の当面の安全対策につきましては、地元町会や沿線住民の方と調整を行い、大阪府道管理者である大阪府と連携をし、今後検討を進めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 大阪府道だったら致し方ないのですが、地元の町会とまたいろいろ協議していただきたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、泉州地区の聴覚障害者の福祉避難所として、この施設が本市と協定を結ぶために、泉州地区聾唖団体等の関係機関と検討を進められているということでした。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 福祉避難所の職員の派遣はなされないということで、危機管理室からお話をいただいているというようなこともおっしゃっておられました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> このことについて、少し不安を感じているという方がたくさんいらっしゃるということなのですが、これについてどうなのか、お伺いいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、民間の福祉施設を避難所を補完する施設として位置づけ、災害時の協定を七つの法人と締結しております。</p>
<p> </p>
<p> その協定では、それぞれの施設が独自でご協力いただける範囲で締結していますことから、新たな協定を結ぶにあたり、市職員の継続的な派遣を前提とした締結をすることは難しいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> ただし、避難所開設時や避難期間が長期化した場合には、見回りなど、その状況に応じた対応をさせていただくことになると考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。今ご答弁いただきましたとおり、なかなか難しい問題であるというような認識をいたしております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ただ、長期間に及んだ場合は見守りに行っていただけるということで、少し安心をいたしました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 続けて質問させていただきます。泉州地区には、聴覚障害者が安心して利用できる施設が少ないとおっしゃっておられました。多大な費用を払って通所されている方が大勢いらっしゃるそうです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 広域利用にならざるを得ない現状を理解していただいて、通所のための何らかの支援を切望されておられましたが、この件についていかがでしょうか、お伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、貝塚市内におきまして、就労継続支援B型事業所というのは20箇所ございます。</p>
<p> </p>
<p> そのうち、16箇所の事業所においては通所者の送迎を行っております。</p>
<p> </p>
<p> 各事業所におきましては、自宅への送迎や、あるいは駅までの送迎、または、利用者に対してその一部利用料の負担をやってもらっているというようなところもございます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、国の制度におきまして、送迎を行っている事業所に対しまして送迎加算を加えた自立支援給付費の支払いというのを現在行っておりますので、通所者に対して本市独自での支援ということは考えてございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;"> 《町会支援について》</span></p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 分かりました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そしたら、次へ進めていきたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 質問番号3番の町会支援についてお伺いいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 町会の運営には多大な経費や労力がかかります。経費面で申しますと、日本赤十字社への寄附金であったり、赤い羽根共同募金であったり、歳末たすけあい運動であったり、校区福祉委員会の会費であったり、防犯協議会の会費、街灯電気代等々、少し性格が違いますが、社会福祉協議会の会費も集めさせていただいているという状況であります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> その中で、いろいろ表等を見て、どれが一番多くお金かかっているのかなということを調べさせていただいたら、やはり一番負担が大きいのは街灯の電気代なのかなと思われます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 決算特別委員会の場でも少し申し上げましたが、本市の自治体の街灯の電気代の平均ですが、大体12万円ぐらいかなと、これは大きな町会、あるいは小規模な町会、自治会も含めた金額なので、当然防犯灯の設置件数の多い町会は相当負担が大きいと考えています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そこで、防犯灯電気代の軽減、負担減少のため、町会未加入の地域の防犯灯を消灯するといった事例が、前にも申し上げましたが、私の知っている限り数町会あります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 恐らく今後、このような町会が増えてくるのかなと予想されています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 防犯灯は設置されているが消灯されているという、本来防犯灯の意味がなされていない、また、そればかりではなく、当然安全・安心な貝塚市づくりに逆行するということもあります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、町民同士で相互信頼というものがあるのですが、これがもう維持されていないというような問題も起きています。この辺について把握されているのかどうかお伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 幾つかの町会等で、一部の防犯灯を消していることについては把握しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> いや、申し上げているのは、町民同士がそういった信頼関係を抱いていないということもご理解いただけますかということも含めて質問させていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 町民同士の相互信頼維持についてちょっと問題があるということにつきましては、当然のことながら認識しております。</p>
<p> </p>
<p> しかし、それにつきましては、町会の未加入者の問題が根底にあるということもありますので、なかなか本市だけでは解決しにくい問題であると思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> おっしゃるとおりでなかなか難しい問題なのですが、電気を消してしまうという、何か暴力的といったらちょっと言葉はあまりにも大きいですが、もうこれについては、安心・安全なまちづくりに全く逆行するということで、うちではそれは採用しないようには言っているのですが、これについて、やはり一番解決策というのは、ある意味電気代を少し払ってあげるであるとか、一部の方々は、もう全部出してもらおうという極論をおっしゃる方もいらっしゃいますが、これについて見解をお伺いいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 本年9月の決算特別委員会でもご答弁いたしましたが、町会連合会から要望いただきましたら、その内容について検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;"> 《史跡管理について》</span></p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> そのようにお願いいたします。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 続けて、質問番号4番に移ります。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 史跡管理について。私が加入している町会には、熊野街道半田一里塚というものがあります。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 教育委員会の看板が設置されていますので、よりますと、平安時代から紀州熊野への参詣道としてにぎわったとされています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 近世の一里塚のように正確に一里ごとに配置されてはいませんが、このかいわいにはこのような塚が配置されていました。半田一里塚は、ほぼ完全な形を残す希有なものであると記されています。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 問題は、教育委員会が記している高さ約4メートル、周囲約30メートルの樹木に覆われているとあるのですが、もうその樹木が今記載されている寸法のはるか約8メートル--ざっと10メートルからぐらいあるとは思うのですが--あり、近隣から伐採の要望が実はありました。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> それで、それを調べていったのですが、昭和34年4月に大阪府の指定の史跡になっておりまして、管理者が地元町会になっているということで、地元町会でこの木を伐採してほしいというような話が大阪府から舞い込んできました。伐採には多額の費用がかかりまして、一応見積りを取ったのですが、50万円ぐらいかかるのと違うかということです。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> これを一町会で負担してこの木を伐採するということは、なかなか町民に対して理解を得ないということもあるし、この費用をどこから捻出するかという、町会費から捻出することは恐らく無理だろうということで困惑しております。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> それで、地元自治会が管理しているその史跡というのは、貝塚市で恐らくここだけなのかなと思うのですが、ほかにはあったら教えてください。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部長</span></p>
<p> </p>
<p> 貝塚市内におきまして、町会・自治会が管理者となっております文化財は、半田町会が管理いたします熊野街道半田一里塚、この1件でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 大変名誉なことでうれしいですが、史跡というのはもちろんこれ町会が管理するというか、これは以前に、昭和34年でした、大阪府から指定されているということで、その当時のいきさつというのはもう何十年も前で分からないのですが、何らかの理由でそこが半田町会の管理であったということなのですが、この問題を解決するにはどんな方法があるのか、もう町会ではちょっと手に負えないというところまで来ているのですが、これについてどんな感じでしょうか、お伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部長</span></p>
<p> </p>
<p> 一里塚につきましては、その維持管理費用、管理する際の費用でございますが、やはり管理者であります半田町の町会が負担するものということにはなっております。</p>
<p> </p>
<p> ただその中で、本市のほうでは、年2回ですが清掃費用を計上いたしまして、除草、また落ち葉等の清掃を行っております。</p>
<p> </p>
<p> 一定、この費用の一部を伐採等に充てるというところで、これも一遍にはまいりませんが、年次的に木のほうを伐採等をして、いわゆる管理のほうの協力はできないかということを考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> この木は史跡ではないですよね。いろいろ私も調べさせていただいたら、史跡というのは当然、これは平安時代ですから、1200年ぐらいから前にこんもりしたような丘みたいなのがあったのかなという感じですが、それに勝手に木が生えてきたというのは実際のところだと思うのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それをカットする場合、全部刈ってしまうと史跡が壊れてしまうのかなということもあって、どこまで取ったらいいのかというような議論もあったのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ですので、そこは注意していただいて伐採していただけるということであれば、もうそれで私どものほうはいいのですが、将来的には共同管理というような方向にも持っていく必要があるのかなと。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これ、ずっと一つの町会で管理していくのは結構、どのように管理するといったって、一つのこんもりした山みたいになっているし、下には何か石で造った石垣みたいなのがあるし、これはどう見ても約1200年前の石ではない、最近のもの違うかとかいろいろあって、どこまで管理するのだというような問題も出てきているのです、史跡の場合。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 最近、昭和になって、崩れないように恐らく石を並べているというようなこともあるのですが、それは当然文化財ではないというようなことも含めて、一緒に管理していただきたいと思います。いかがでしょうか。最後の問題にいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #0000ff;">◎藤原龍男市長</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 教育委員会の答弁で、私、今気になったのは、ずっといつからその維持管理料を払っていて、毎年半田町会に払っていたら、木の小さいときにカットしていたらよかったのではないの。</p>
<p> </p>
<p> だから、それを大きくなってから本市でしてと言われてもなかなか、そこらはどんな経緯になっているのか、阪口芳弘議員、それは分かりますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 本来ね、町会の管理になっているというのは、うちの町会は誰もそんなの思っていなかったのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> もともと思っていないところに、町民のある方から、この木を何とかしてくれなかったら日当たりが悪いであったりとか、あるいは落ち葉が落ちてきたりとか、風の音がすごいとかいうような話があって、それが、うちの町会長に大阪府から電話がかかってきたのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これ半田町の管理だからということで。管理するのは構わないが、理由も説明もなしに、そんなものあなたのとこでやってみたいに簡単にぱんと電話を切られたということで、うちのほうの町会もちょっと対応に困りまして、本当のところ言って。それで一遍、それだったら、どのぐらい経費かかるのかうちでやってみようよと、うちの町民でもあるし、あまり町民とトラブル起こしたくないのでしないといけないということで、すると、それを切るとなってうちの植木屋にしたら、あそこは囲いがあって入れないので、クレーン車を持ってきてすると言い出して、それはもうクレーン車を持ってきてもいいからやってみてくれということで、見積り取ったら50万円だったということなので、これはちょっといくら何でもしんどいなと。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 藤原市長おっしゃるように、もっと小さい間から切ったらどうだという話だが、入れないのですよ、あそこ、なかなか、池みたいなのがあって。それで今まで、一つは町会自体が知らなかった。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 昭和34年に我々の先輩が大阪府と協議をして、町会で管理しなさいということになっている、それを我々もほんとに知らなかった。それともう一つは、現実的に入れないのでほったらかしになっていたと、そこへ今みたいな話になってきて、この史跡について調べていったら、そういう話なのです。それでよろしいでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◎藤原龍男市長</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員のお話聞いていると、まず大阪府が指定したわけですね。</p>
<p> </p>
<p> そうしたら、教育委員会から大阪府のほうにその話をしたらいいのではないか、大阪府のほうで刈るようにといって。指定した大阪府が責任あるのではないか。その辺はどうなの。何か、後半は質問しているが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部長</span></p>
<p> </p>
<p> この史跡というものは、例えば、いろいろな遺跡がありますよね、その遺跡の一つがそこの一里塚やと。</p>
<p> </p>
<p> その遺跡が歴史的に、学術的に非常に価値のあるものだというところで、大阪府のほうは、これは史跡ということで指定したという、そういうものなのです。</p>
<p> </p>
<p> でも、そこは、もともとは半田町会のこれは所有物というところへ今度は価値がついたというのか、そういう史跡ということで大事にしていきましょうという、まずそういう法律の縛りがかかったと。でも、もともとは半田町会の所有物ですので、基本的には当然町会のほうで管理というのか、そうやって維持管理していくところなのです。</p>
<p> </p>
<p> ただ、そこの形状を何か変えるとかいった場合には、きちんと文化財のほうの法律に基づいて、それに対して一定補助あるというようなところなのです。</p>
<p> </p>
<p> ですので、昭和34年のときのいきさつが分からないということになっているのですが、これは一定、所有物が半田町会の所有物で、当然管理者も半田町会になっているというところでいうと、そこの一定の維持管理というのは当然町会のほうでやってもらうべきものなのです。</p>
<p> </p>
<p> ただ、それ以上の何かをというところになると、やはりこれは補助対象、いろいろその内容によってできると、その辺は本市のほうもお聞きしながら、大阪府のほうとの調整役みたいなところは、それは全然することは問題がないのです。</p>
<p> </p>
<p> ただ、急に近隣からという今回の話もございましたと思うのですが、基本的なことを言うと、やはり大阪府のほうがそう言ったのかなというところは、これは私の予想なのですが、ですので、いいものあるから一緒にということは当然分かりますので、その辺は、いろいろアドバイスとかいうのは当然うちのほうもできますし、また、大阪府との連絡も一定確認するとかいうのは全然問題はないと思います。</p>
<p> </p>
<p> ただ、所有者は半田町会、すみません、そういうところがございますので、今知っていただいたら……。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育長</span></p>
<p> </p>
<p> 一応、指定するというのが大阪府であるから、大阪府が責任持って全てを行うというのはないのです。</p>
<p> </p>
<p> 国宝というのがありましたら、この国宝がここのお寺にあります。そうしたら、この国宝は国が指定しているから、これ修理、国宝だから国がするというわけではなくて、そのお寺がするのです。</p>
<p> </p>
<p> ですから、やはり所有者がやると。それに対して国は、国が何がしかの補助を出すということはするが、100%国が面倒見るわけではないのと一緒で、そういうことになります。</p>
<p> </p>
<p> ただ、理屈上はそういうことになるのですが、大切なものであるし、半田町会だけでは手に負えないというところもありますので、貝塚市教育委員会としても、協力しながら一緒に伐採とか、いろいろなことを協力してやっていけたらなと思っているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2021-09-15T12:24:00+09:00
令和3年決算特別委員会 阪口芳弘委員質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4522149
<p> </p>
<p><span style="font-size: 18pt; color: #ff0000;">《せんごくの杜ドローンフィールド使用料について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/210519110102-60a4715e3492c.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210519110102-60a4715e3492c_m.jpg" alt="IMG_3230.JPG" style="float: left;" /></a> <span style="color: #0000ff;"><strong>21ページのせんごくの杜ドローンフィールド使用料の件ですが、昨年が約150万円ということと、今回約61万円ということ。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> これは新型コロナウイルス感染症の影響が多いということでよろしいでしょうか。</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> </strong></span></p>
<p><strong> </strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> そのとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">利用した団体、あるいは個人等の件数、あるいは使用料の計算方法、これについて教えてください。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 延べ件数で申し上げますと、ドローン関係で26件、クリケット関係で21件、ドローン・クリケット以外で19件、研修施設の利用で16件、合計82件ございます。</p>
<p> </p>
<p> そのうち、無料開放など本市が無料で利用した件数が、ドローン関係が12件、クリケット関係が1件、ドローン・クリケット以外が19件、研修施設が7件で、合計39件となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">使用料の計算方法ですが、面積とか時間とかあると思うのですが、どんな計算の仕方をされていますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> ドローン・クリケットフィールドの利用料ですが、午前9時から12時半までが1万5,000円、12時半から午後5時までが2万円となっておりまして、1時間ごとでも設定しております。</p>
<p> </p>
<p> 1時間ごとは4,500円となっております。研修施設のほうは、午前9時から12時半までが1,000円、12時半から午後5時までが1,200円、1時間ごと300円となっておりまして、この計算方法で算出しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 子育てサークル活動とか、あるいは自然環境観察会とかの方々も利用されていると聞いていますが、どのような形で利用されているのか教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> ドローン・クリケットフィールドにつきましては、そういった団体の使用はほとんどございませんが、里山交流センターのほうはそういった団体の方が利用されていることが多いです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">グラウンド、よく市民の方から言われるのは、いろんなスポーツがある中で例えばグラウンドゴルフなどの貸出しとかはできないのですかということをよく聞かれるのですが、例えば市外団体のアプローチも含めてどのような形でこれから考えておられるのか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 貸出しの方法と貸出しの競技を考えておられるか教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> このフィールドですが、ドローン・クリケット以外にも様々なイベントで使っていただくことができます。</p>
<p> </p>
<p> 現在、利用促進ということで、ドローン・クリケット以外にも使っていただけるというパンフレットを作成中でございます。</p>
<p> </p>
<p> パンフレットができましたら、このパンフレットを持って企業とか団体などに営業に参りまして活用の促進を図っていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《ふるさと納税について》</span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><span style="font-size: 14pt;">○真利一朗委員長</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 休憩前に引き続き会議を再開いたします。</p>
<p> </p>
<p> まず、阪口芳弘委員から要求のありました資料の説明を求めます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 説明させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> ふるさと納税の実績ということで、上段の表につきましては、市外の方が貝塚市へふるさと応援寄附をしていただいた額と、市民が他市町村へ寄附したことによる税の控除額を比較した表となっております。</p>
<p> </p>
<p> 令和元年中では、本市への寄附額が4億7,081万円、税の控除額が1億2,806万5,000円であり、寄附額から控除額を除した影響額は3億4,274万5,000円となります。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年中では、本市への寄附額は6億6,706万7,024円、控除額が1億5,136万1,000円であり、影響額は5億1,570万6,024円となります。</p>
<p> </p>
<p> 下段の表につきましては、貝塚市に寄附いただいた方がお住まいの市町村と、貝塚市民が寄附した先の市町村が所在する都道府県のランキングとなっております。</p>
<p> </p>
<p> 令和元年、令和2年ともに、貝塚市への寄附者は東京都にお住まいの方が特に多く、貝塚市民の寄附先につきましては北海道に所在する市町村への寄附が特に多いということを示しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong> <span style="color: #0000ff;">ありがとうございました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> この表をご覧いただきますと、市外の者が貝塚市へ寄附した件数が、ざっと1年間の間に約1.6倍になっています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そして貝塚市民の他市への寄附件数ですが、約1.3倍になっているのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ということは、非常に貝塚市が返礼品等々で頑張っていただいているということであります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それと、寄附額についても相当大きく差があるわけですが、これは実は返礼品の経費などが引かれていないように感じます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ということは、返礼品やらそのもろもろの経費を引くと約6億6,700万円というのがもうちょっと減少するのではないかなと思うのですが、この辺はいかがでしょう。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><span style="color: #0000ff;"> </span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> 阪口芳弘委員ご指摘のとおり、ここの数字には返礼品等の経費は含まれておりません。</p>
<p> </p>
<p> 寄附額の48%から50%が返礼品代や送料、そしてPR費とか事務経費などの費用となっておりますので、令和元年中につきましては、寄附額の約4億7,000万円の半額、2億3,500万円程度が経費としてかかっております。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年につきましては、寄附額約6億6,700万円の約半分、3億3,000万円程度かかっておるというのが実情でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ということは約3億3,000万円から控除額の約1億5,100万円を引くと、ざっと1億8,000万円ということになるわけですね。すると一見すごく利益が上がっているように思われるのですが、約1億8,000万円の大きな金額ですが、それほど利益が上がっていないということになります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それで、これからこの数字をもちろん上げていかないといけないわけですが、どのようなことでこの数字を上げていこうとしておられるのか、お聞かせください。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> ふるさと納税の増加策といたしましては、まず短期的には、返礼品の内容であったりPRの方法のこの2点が考えられます。</p>
<p> </p>
<p> 本市では市内の事業者と共に魅力ある地場産の返礼品の開発に取り組んでおりまして、今年度に入り約300品目から400品目と、100品目の返礼品を増やしております。</p>
<p> </p>
<p> そのほか、PRについてですが、今年8月からはテレビ局のふるさと納税サイト「ふるラボ」でも取り上げたり、あと、お節など季節物につきましては広告を打ったりして積極的なPRに取り組んでいるところです。</p>
<p> </p>
<p> あと、中長期的には、やはり貝塚市のファンを増やすということが求められることから、今年度よりガバメントクラウドファンディングを活用して、本市の魅力的な取組みを全国に発信しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> いろいろありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 聞くところによりますとリピーターが非常に多いということで、1回寄附された方が気に入っていただいている商品は何回も何回もリピーター化されるということを聞いています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ということで、魅力ある返礼品を開発していただけることも大事ですが、これはもちろん大事なのですが、今あるものについてもさらに磨きをかけていくというようなことを、さらにいいものをということで、今ある業者にアプローチしていただきたいと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 貝塚市では泉州タオルなどリピーターの方がたくさんいらっしゃいますので、業者には引き続き商品の返礼品としての取扱いをお願いするとともに、寄附していただいた方には、リピーターの方には本市職員のほうから別途お礼状等を送りまして、今後も寄附していただけるように努めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《町会支援活動について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">今、93ページの町会支援活動なのですが、関連質問、先こっちでさせていただいて、また後ほど84ページに戻りますので、ちょっとご了解だけいただきたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今、議論になっていますので、先にこっちへ進めさせていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 防犯灯、町会支援ということで、今いろいろ議論されているのですが、確かに町会の加入率は実はあんまり下がっていないのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> というのは、今約2%という話が出ていましたが、あんまり下がっていないようですが、この不動産会社から、例えば開発されたときに入会金だけいただくというシステムを取っている町会が多いのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> すると、入会はしているが、町会費を払っていないというような現象が起こってきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それでよく問題になるのだが、ごみ袋もくれよというような話になって、いやいやちょっと待ってくださいよというようなことで、いつもこれで若干トラブルになっているのですが、うちのほうはお渡しするということを続けています。これは置いといて。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、本市には、防犯灯の数が何基あるのか、この個数だけ教えてくれますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> 防犯灯、こちらのほうで分かっているのは7,065灯です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これを一つで大体どれぐらいの費用がかかるのか、それも教えてくださいますか。1個で幾ら料金がかかるか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> 1個で幾らかかるかというのは、電気料金の件ですか、それともリース料の件ですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">電気料金です。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> 電気料金ですと、約1箇月1個で150円から160円ぐらいというような形で考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 7,000個掛ける150円か160円掛ける12箇月と、こういうことだと思うのですが、すると、1,200万円強の数字が出てきました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これを各町会で、実はこれを101町会で払っていただいていますので、12万円強の数字が出てくるのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それで今問題になっているのは、維持管理は町会でやっていただいているのですが、もちろん電気料金の支払いも町会が負担しているのですが、ある地域では、町会員の、今申し上げましたように加入は何とかキープしているが、費用が減少しているということが起きてきまして、財政面で大変厳しい状況が続いているということです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それで問題は、未加入の地域の防犯灯を消灯してしまうというような事例が若干出てきまして、それが今のところ、ごく少ない町会ということだが、これがどうも、あちこちでそんな話が出てきて、そうしたらうちもうちもというようなことになりかけてきているのですね。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 最初1町会だったのが今もう3町会ぐらい、私知っているだけでもあるのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そうなってくると、大事なことは、この負担を何とかしない限り、市民同士で町民同士で何かこううまいこと、スムーズに問題が進んでいかないとか、あるいはちょっと言い合いになったりとかというのが一番まずいのかなということで、いろいろ相談を受けているのですが、これについて、例えばこれを補助してあげるとか、補助する代わりに前の今消したところをつけてあげてよというようなことができないのかなと思ったので、今質問させていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎危機管理室参与兼危機管理室長</span></p>
<p> </p>
<p> 町会のほうで消されているというようなところの町会には、1箇所ですが、ちょっとこちらのほうとお話合いをさせていただいておりまして、話合いの中で、こちらとしては防犯上の問題がありますので、できるだけつけてほしいというお願いはしております。</p>
<p> </p>
<p> また、向こうのほうは、消すにあたってのそれまでどういうことをしてきたかということも説明していただいておりますが、最終的に、今の時点でもう1回元のように戻すというような返事はいただいておりません。</p>
<p> </p>
<p> 市のほうで、補助とかそういうことをしてほしいということですが、ちょっと現時点ではっきりと、分かりましたというお答えはできないと思うのですが、問題としての認識は感じておりますので、ほかの制度とかも見比べながらちょっと考えたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">確かに難しい問題であると思います。もともとやはり防犯対策というのは、町会レベルでするというより、全市挙げてやっていただくというのが基本なのかなと思うのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そこでやはり、町会の負担というものを軽減してあげるために、これを市でやっていただくというようなお考えはあるのかないのか、お願いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◎藤原龍男市長 </span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> これ、LEDを導入するときに、全ての町会にご理解いただかないといけないということで、それは電気代の負担も少なくなるということ、耐用年数が長くなるということで、LEDに交換しました。</p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員がおっしゃっているように、今となっては電気代の負担が大変、町会の大きな負担になっていると、こういうお話を聞きますと、私は、だんだん変わってきたなという感じを受けています。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、全額市で持つというのは、これはいかがなものかなと、今、話を聞いて思いました。</p>
<p> </p>
<p> そしてこの場で、阪口芳弘委員がそうおっしゃったから、市はそうですねと言うわけにもいかないわけですよね。経過がありますし、市民の税金を有効に使うという私の責務もありますので。</p>
<p> </p>
<p> それで、当時も、LEDの導入に際しましてのいろんな話合いは、町会連合会で、私が話した経緯はよく分かりますので、いま一度、阪口芳弘委員からこういうご提案があって、一度担当の副市長なり部長なりと町会連合会と話をするようには指示しておきますので、その中で、町会連合会として、やはり今こういう厳しい状況なので、先ほど出ていました町会の加入の一環にもそういうことでなるという観点もあって、もし要望として、町会連合会が正式に要望を上げてきてくれたら、我々も正式にテーブルにのって、全額補助というのは私は行き過ぎだと思いますので、何がしかの補助についても検討していく材料になるかとは思います。</p>
<p> </p>
<p> ですから、今日の時点はこの辺で答弁を終わらせてもらいたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《放置自転車対策事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 分かりました。これについては、これぐらいにさせていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ちょっと戻ります。84ページの放置自転車対策事業、成果説明書の8ページになります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 前からお願いしている鉄道事業者との協議ですが、これについてどれだけ進みましたか、お願いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員おっしゃられた問題につきましては、たしか令和2年3月の予算特別委員会でもご質問いただいたと記憶しております。</p>
<p> </p>
<p> その後、本市からJR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)のほうに、障害者の方が困っているというところでの申入れはさせていただいておりますが、すみません、うちとしてその後の経過というところに関してはちょっと確認はできておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">また確認していただいて、状況を把握していただきたいと思います。よろしくお願いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、この成果説明書の中でいくと、リサイクル品を自転車組合等に売却ということですが、何社ぐらいあって、その中で処分するもの、あるいはリサイクルに回すもの、数を教えてくださいますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 令和2年度に関しまして、売却した台数につきましては国内の事業者に82台、国内の事業者が引き取れなかった少し質の悪いものというのですか、そちらが国外向けの事業者に422台の合計504台、こちらを売却しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">自転車組合等に売却ということですが、私もいろいろ新規自転車店から質問を受けたのですが、このリサイクル品を扱いたいが、どうしたらよろしいですかというような質問を受けているのですが、この場合はどんな感じにしたらいいですか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在うちが入札に参加いただいておりますのが、貝塚市自転車商業組合という組合のほうにお声がけをしておりまして、そちらの組合に入っていただければ入札に参加していただけると考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そうしたら、この貝塚市自転車商業組合というのは何件ぐらい入っておられますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、6事業所と聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> もう一つ質問だけ。古物商の免許が要りますかということなのですが、これはどうですか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> すみません、また後でご回答させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《地球温暖化対策事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 次に、87ページの地球温暖化対策事業ということで、成果説明書の中に書かれているのですが、会議を6回開催されているそうですが、どんな意見が出ているのか教えてくださいますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市では、貝塚市地球温暖化対策実行計画を策定いたしまして、貝塚市地球温暖化対策推進委員会を設置するとともに、全課にエコ推進員を配置して業務に支障のない範囲での消灯やエコドライブの推進など、CO2削減に向け、全庁的に取り組んでおります。</p>
<p> </p>
<p> その推進会議として、エコ推進会議エネルギー管理部会、地球温暖化対策推進委員会幹事会、地球温暖化対策推進委員会の会議を行っております。</p>
<p> </p>
<p> また、大阪府と一般社団法人大阪自動車学校協会の協力を得まして、座学やエコドライブシミュレーターを使用した体験学習などのエコドライブ講習会や、教習車を公道で走行いたしまして実際にエコドライブを習得するエコドライブ実車講習会を開催しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 幅広くやられているみたいですが、ここで温室効果ガスのデータ収集ってされていますよね。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これ100箇所されているということですが、このデータの収集の仕方を教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 施設を所管していますエコ推進員と適宜連絡を取り合いまして、毎月のエネルギー使用量を保全マネジメントシステムに入力いたしまして、前月、前年同月の使用料と比較いたしまして、増減要因を考察しており、これらのデータの収集となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 平成28年度から、この地球温暖化対策をやられていますが、6.5%の削減ということを目標にしておられるみたいですが、この削減というのは、今のところ可能なのでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、第4期貝塚市地球温暖化対策実行計画を平成29年度に策定いたしまして、平成28年度を基準年度といたしまして、令和3年度までの5年間で6.5%の削減目標を掲げ、全庁的に省エネに取り組んでいるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年度の排出量は1,062万52キログラムとなり、率にして基準年度から5.2%の削減となっております。</p>
<p> </p>
<p> 引き続き、エネルギー使用量の増減要因等々を考察いたしまして、省エネに取り組み、目標を達成していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">今年で最終年度ということですが、次年度以降はやはりやっていく必要があると思うのですが、この辺はどうですか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 第4期貝塚市地球温暖化対策実行計画は令和3年度で計画終了するということですから、今後、政府や大阪府の取組み等を踏まえた目標を定めまして、令和4年度に第5期貝塚市地球温暖化対策実行計画を策定していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ここで最後の質問にしたいのですが、今聞くところによると、どちらかといったら消極的な、消灯するであったりエコドライブであったりということですが、地球温暖化というのはもうこれは世界的に厳しい状況が続いているわけで、CO2削減ということについてはもう皆さんご存じのとおりですが、貝塚市として何か目玉的に、例えば電力消費だけではなくて電気を生み出すようなことを、やはりこれだけたくさんの土地があって太陽光発電も幾らでもするところがあるので、この地球温暖化対策という大きな目標を抱えていくのでしたら、消極的なものだけではなくて積極的に運用していくということもちょっと考えていただいたらと思うのですが、その点いかがでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 地球温暖化対策は世界的規模で今課題となっております。</p>
<p> </p>
<p> 国が積極的に今CO2削減を進めているところですが、今後、国や大阪府から再生可能エネルギー導入に関する施策などが示されると思いますので、これらに注視していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《環境美化事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 続けて88ページの環境美化事業について、成果説明書では10ページになります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これは今年は町会参加実績とかが少なくなっているのは、新型コロナウイルス感染症のせいで集まることを禁止されたのでということでしょうが、今問題になっているのは、今までできていた地域ができない。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これはなぜかというと、高齢者ばかりになってしまって、深い溝に入れないであったり、あるいは重いグレーチングの蓋などを持ち上げることができないというようなことが出てきまして、うちの地域でも若い青年団に協力していただいたりは今しているのですが、この辺について、どういうふうに考えておられるのかだけお願いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 町会等による環境美化活動というのは、当然市の管理物を掃除していただいていると、地域の活動で手助けしていただいていると考えておりますので、今すぐにどういう形で市が関与できるかというところはお話しできないのですが、今後、市の関わり方というのですか、ちょっと検討していきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《環境衛生推進事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong> 162、163ページの環境衛生推進事業の件ですが、これについてちょっとご説明いただけますか。</strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらにつきましては、害虫の発生を抑制するために、水路や側溝などに防疫薬剤の散布を行うという事業であります。</p>
<p> </p>
<p> 実際、この作業につきましては、業者に委託をして、各町会・自治会からの要望に基づいて実施しているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">何町会ぐらい来ていますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> 令和2年度の実績としまして、前期で36、後期の37、合計73という実施件数になっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 最近問題になっているところがありまして、閑静な住宅街で、特に最近多いのはユスリカという虫が出ていまして、これは春先に多いのですが、もちろん人体には刺さない虫なので、直接の影響というのはないのですが、先般、急に発生元の方から電話があって見に来てほしいということで見に行かせていただいて、私初めて見たのですが、蚊柱というのが、蚊の柱みたいになっていて、渦巻状になっていて、それはすごいことでした。自転車に乗っておられる方々は、ゴーグルしないともう走られないという、歩いている方々もこんなの初めて見ましたということで、担当課にもお願いし、ここはたまたま町会があったので町会長にも連絡差し上げてやっていただいた経過があります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 対応を1週間、10日間ぐらいかかってきれいにしていただいたら、何ときれいになるのですね。私は初めてその対応をしていただいて感謝しているのですが、非常に効果があったと。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> しかしながら、田んぼやら池があるから、私はあんまり効果がないのかなと。近くの田んぼから発生元があると考えていたので、池とか。ところが、次の日にもうやってくれたのですねといって電話があるということは、これ物すごく効果があるのです。ユスリカの問題は多分あちこちで出ているので、普通の蚊と違って、ボウフラの蚊と違って、こういった問題を多分皆さん抱えていると思うのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 町会もこの件についてはよく分かっているのだが、案外ユスリカまで対応してくれていないのではないかというような意見があるのだが、この件についていかがですか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> 同じような事例につきましては、今年、他の町会・自治会からもお話があって薬剤散布の対応をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 今年度につきましてはそういった状況なのですが、これからまた同じような状況が他の町会・自治会のエリアからも出てくると思いますので、できるだけそういうお声を聞きましたら、業者との日程の調整等があるのですが、早い対応ができるように協議していきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> さっきの町会の問題と同じことなのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 要は、先ほど申し上げたのは、たまたま町会があったからスムーズにいけた。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ところが、令和2年度だったと思うのですが、ある地域で同じ問題が起こりまして、そのときに近くの町会長にお願いをして、訳を説明してやっと判こをいただいてというようなことをやったのですが、やはり町会に入っている、入っていないで、またこれの対応が分かれるのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 聞きたいのは、町会に入っているところだけをまいているのか、それとも土地の名前でまいているのか、ここを教えていただけますか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> 実施の申請については町会を通じて上げていただいておりますが、薬剤散布のエリアについては町の区域といいますか、そこを対象として実施しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 要は、町会・自治会に加入されている人、加入されていない人にかかわらず、利益を得ているということでよろしいですね。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> はい、そのとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《プレミアム商品券事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">188ページのプレミアム付商品券事業のことをお伺いいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これは平成21年から始まりまして、もう既に十数年を超えて、もう市民も事業者も定着しておるところであります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 全国でもまれな事業でありまして、貝塚市民は非常に喜んでおられるというふうに考えておるところであります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 以前からずっと振り返ってみますと、商品券を買うときに行列で並んでいただいたり、あるいは、かいづかスマイル商品券のときですが、大きな施設を借りてやらせていただいたり、いろいろ経験してきました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> その中で、問題点もたくさんあった中でずっと改善してきたのですが、商品券をお金に換えることを、並んでいただくということが非常に危険であるということ、交通安全面においても、防犯上においても、そして、障害者の方やら高齢者の方が買いにくい、一部の方しか買えないというような問題が起こって今、抽せんをしていただいているということで、たまたま新型コロナウイルス感染症で、今回こういうシステムを組んでいたために何とかスムーズにいけたのですが、これを直接お客とやり取りすることがなくなったので、結果論かもしれませんが非常によかったのかなと思うところです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> また、郵便局に今回お願いをされて、郵便局で引換えをするという、これは非常にいいアイデアだったなと。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今まで私たちが経験していることは、お金をお客から換金されたときに、商工会議所まで何百万円というお金を車で持っていったりしていたのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> すると、非常に危ないということで、その当時の会長とかいろいろ役員会で近くの金融機関に通帳をつくってもらって、それにお金をお客が来られるたびに入れていくというようなシステムをつくったことがあります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今回、非常によかったのかなということで、今回コロナ禍ということで、非常にたくさんの、大幅に増えているということでありますが、申込み数と交換件数、分かれば教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 令和2年度につきましての申込みは、令和2年度が6,000冊発行のところ、申込みが1万591冊、倍率が1.77倍となってございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">非常にたくさんの方に買っていただいていて、約1.7倍ということで、半分以上の方がご利用されているということで大変うれしいなということであります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今回、一番の大きな問題点は、やはりこういったことを引き続きやっていただけるのかどうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 特に貝塚市商店連合会の方々から聞くのは、この事業があるから物が売れるだけではなくて、商店街自身の活性化というか、このためにいろいろ会議等を繰り返しますので、あるということで、二つの大きな意味があると思うのですが、これについて、これからも引き続きやっていただけるのかどうか、お伺いしたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 参考までに、令和3年度の申込みの状況をまずお伝えさせていただきますと、令和3年度におきましてはさらに発行冊数を増加いたしまして、1万冊発行させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> それに対して、申込みが1万2,224、倍率でいうところの約1.22倍という形で、発行冊数を増やしてもなお、申込者が発行数を上回るという状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> 我々商工観光課のほうにも、毎年、今年は商品券発行するのでしょうかというお尋ねが多々、問合せございます。</p>
<p> </p>
<p> ですので、我々担当者としては、やはり阪口芳弘委員おっしゃるとおり、この事業が商店街の活性化につながっていると認識しておりますので、担当者としては引き続き実施してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◎藤原龍男市長 </span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> なかなか担当課長や部長では答えにくいので、私のほうから直接。</p>
<p> </p>
<p> 私は、地域の商店というのは、地域の情報、そして人の交流の場であるということを考えています。</p>
<p> </p>
<p> 特に地域が少子高齢化になってくると、運転できない人、お年寄り、障害をお持ちの方は、近くのお店でどうしても買物して、そこでいろんな情報、話をするというのは地域の活性化の一つということで、ですから、商業振興という観点、地域振興という観点、もちろん経済への支援ということもありますが、引き続きこのことは続けていこうと、私としては認識をいたしております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、発行額につきましては、貝塚プレミアム商品券、新型コロナウイルス感染症の交付金を頂いたので3億7,000万円ぐらい市中に出ています。</p>
<p> </p>
<p> 今年度は。来年度は、なかなか障害をお持ちの方、二十歳未満の方に無料で配布するということは、ちょっと現実的ではないとは思いますが、従来どおりの貝塚プレミアム商品券の発行事業については続けていきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《中小企業休業要請支援金事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これ、藤原市長になられてからずっとしていただいているということで、商店街も市民の方も喜ばれていると思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 次の質問にいかせていただきます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 同じく188ページの中小企業休業要請支援金事業のことでお伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、要請件数と実施された件数が分かれば教えてください。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> この事業に関しては、大阪府と市町村が共同で実施した事業でございまして。</p>
<p> </p>
<p> まず、対象となる事業所の件数につきましては、大阪府から示されたものを活用いたしております。</p>
<p> </p>
<p> その大阪府からいただいた数字によりますと、対象となるのは法人と個人事業主になりますが、法人が81件、個人事業主が522件という試算をいただきました。しかしながら、支給の実績につきましては、法人が39件、個人事業主が210件となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ざっと半分以下の数字が出ています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 実際、確かに不正に登録するというようなことは絶対してはいけませんが、聞くところによると、非常に条件が厳しいということも聞いておりますが、これ、大阪府の主導でやっていることなので分かりにくいかもしれませんが、分かれば教えてください。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> まず、大阪府の試算につきましては、平成28年の経済センサスを活用いたしまして、市町村ごとの法人・個人事業主数を推計いたしまして、ただ情報が古いものですから、そこから、大阪府におきまして4年分の増加率を6%と見込んで加算したものを提供していただいておった次第でございます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、当初の申請がWebのみであったこと、後に紙申請も可になりましたが、そういうWebのみの申請ということで、やはり高齢の事業主の方とかは申請に消極的であったというお声も聞いております。</p>
<p> </p>
<p> また、実際に、これは休業したお店に対する支援でございますので、実施当初は、要請に応じていない事業所も多数あったというようなお話も若干聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> もちろんこれは、飲食店以外でも休業したらということだと思うのですが、例えば接客業ですよね。要するに長い間接客するようなもの、これ、どういったものがたくさんあったのか教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 対象の中で、飲食店が阪口芳弘委員おっしゃるとおり中心でございました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、それ以外にも、例えば小売店であるとか美容室、あるいは旅行業、それから生活関連のサービス業などが若干数字が多かったかなと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《飲食店支援事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今聞いたら、今考えても一番厳しい業種に支援されているということで理解させていただきました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 189ページの一番下のところで、飲食店支援事業というのがあります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これは、飲食店の支援ということで、大変厳しい状況でされているということで、たしか10万円を配るというようなことだったのですが、この件数は分かりますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> この事業に関しての対象件数ですが、当初300件と見込んでいました。しかしながら、実際給付した件数は112件となってございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 300件を考えておられたということで、申込みされたのが300件ではなくて、大体予想で300件ということでよろしいですね。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> この300件の根拠ですが、先ほどご説明いたしました中小企業休業要請支援金の際に、大阪府から対象事業者数を提供いただいておりますが、それは業種別で対象をいただいておりましたので、その中から飲食店だけを抽出した数が300件となっていましたので、それをもとに計上させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">これ実際、申し込まれたのは何件。112件と聞いたが、実施されたのは。そこで当然カットをされるとかいう部分が出てくると思うのですが、そんなことはあったのですか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 実際、この飲食店支援事業に関しましては、申請があって、その申請が却下というか認められなかった件数はございませんでした。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これ、300件もあって112件しか申し込んでいないということは、何か条件が厳しかったというふうにもちょっと耳にしたこともあるし、「いや、もう申し込んでないんよ」というような意見もあったんのですが、これは何が原因だと思われますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> まず、この飲食店支援事業の給付金に関する対象としまして、新型コロナウイルス感染症防止対策を講じているお店が登録できるGoToEatキャンペーン、これに登録したお店に対して10万円を支給するという事業になっておりました。</p>
<p> </p>
<p> まず、このGoToEatキャンペーンに登録しようとしますと、テーブルや座席の間隔を2メートル、最低でも1メートル以上空けなければいけないということやパーティションの設置、カラオケ設備を有している場合には、それを使わせないというような制約が課されておりました。</p>
<p> </p>
<p> また、それに加えまして、かなり厳しい条件でしたが、それ以外にちょっと見聞きしたお話によりますと、このキャンペーンに参加しお客さんが来ることで、常連客にご迷惑がかかると、それでもうGoToEatキャンペーンに申請しませんでしたという事業所が幾つかあったと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> GoToEatキャンペーンに参加した事業者がということは聞いていたのですが、やはりこの条件が非常に厳しくて、パーティションを造ったり、間隔を空けたりというのは、コロナ禍の中で営業するわけですから非常に厳しくなるのは当然ですが、もう少し緩かったら、もうちょっとたくさん来られたのかなと、この辺は非常に微妙なことなので申し上げにくいのですが、その点について最後、お聞かせください。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◎藤原龍男市長 </span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 私は、さきの阪口芳弘委員が言った中小企業の休業要請支援金、これは、大阪府がある日突然発表しました。私も、家へ帰ってテレビ見てびっくりしたぐらいです。</p>
<p> </p>
<p> 半分市が持って、半分大阪府が持って、これは何じゃいと、条件も決めていました。市長会としては、当然ながら大阪府のやり方に抗議を申し入れました。</p>
<p> </p>
<p> だけど、もうマスコミに大々的に発表して、私のところへも直接、大阪府の幹部の方がお見えになって、担当部長とか来られましたが、駄目だとも言われないので、そこに乗っていきました。半分、市から出させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 次に、このままじゃ貝塚市の飲食店は大変な状況になるなと、それで、やっぱりどこかで基準を切らないと駄目だということで、GoToEatキャンペーンが明確な基準を決めていましたので、阪口芳弘委員がおっしゃるように、ずっと補助を出して、その補助を出したところでクラスターが発生したと、どんどんどんどんそこでお酒飲んで騒いでクラスターがもし発生したら、やっぱり市として市民への説明ができないと、このように思いましたので、まずは、第一に新型コロナウイルス感染症の対応について取組みをしてくれているというのが一番の条件でしたので、GoToEatキャンペーンの基準を参考にさせてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> その点、やっぱり新型コロナウイルス感染症の対応のための事業ということでご理解願いたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">198ページの東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業についてお伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、進捗状況を教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 駅周辺のアクセス道路と広場の整備に関しましては、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)との交換用地となる踏切横緑地の更地化工事、それから、駅へのアクセス道路の詳細設計業務及び道路用地の買収等を令和2年度は行っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 既に地元では建設事務所等が開設され、非常に皆さんにも認知されているところでありますが、まず、周辺の方は、JR西日本からたくさんのビラとか工事工程とかを配っていただいていますので、よくご理解いただいているのですが、ちょっと離れた方々はあまりご存じいただいていないということで、広報紙とかホームページとか、進捗状況を掲載していただいたらいかがかなというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員からお話ありました離れた方への周知もというところですが、そこら辺は、ちょっと内部でまた協議しまして、周知できるように努めたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <span style="color: #0000ff;"><strong>アクセス道路と改札口の供用が若干ずれるというふうにもお伺いしているのですが、この点について、まず確認していきたいのですが、これについてはいかがでしょうか。</strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 駅改札と駅前広場の供用開始の時期というところですが、本市でも同時供用が望ましいと、そのように考えております。</p>
<p> </p>
<p> 現在、JR西日本と同時供用に向けた協議を行っておりまして、まだちょっと結果のほうは出ておらないのですが、その方向で今進めております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。よろしくお願いいたしたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> あと、溝のことなのですが、ボックスカルバートでするということで、その溝は、今度新しい道路の山側になるのですが、ボックスカルバートで全部やってしまうということでよろしいでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今はオープンの水路になっておるのですが、そちらは全てボックスカルバートになります。</p>
<p> </p>
<p> ただ、高さ的に、それが表面から見えることはなくて、土に埋まってしまうということになります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">その工程で溝の蓋をしてしまうと、そこに当然利用価値のあるものができます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これについて、自転車置場ということを聞いているのですが、何台ぐらい収容可能なのか、あと、どのぐらいの面積なのか、教えていただけますか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今おっしゃいましたように、その上の利用なのですが、おっしゃいました自転車置場、それから緩衝用の緑地というところを考えております。全てを自転車置場にしますと、やはりちょっと台数的にはかなりの台数にもなりますし、現在、踏切横に市の駐輪場がございますので、そちらとの兼ね合いを考えまして、現在は150台程度を考えておりますが、こちらももう少し精査して、最終的には台数を決めたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《空き家等対策事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> <strong><span style="color: #0000ff;">206ページ、空き家等対策事業のことでお伺いします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 今回、貝塚市のメインの道路、南海貝塚駅東口周辺と申し上げておきますが、家が少し損傷して、瓦等が歩道の上に落ちてきたという事例がありました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> これを今、歩道にガードレール等を置いて、歩行者の安全対策を取っておられるようですが、このガード費というようなものを地権者に請求する必要があると我々の会派では考えておるのですが、この点についていかがでしょうか、お伺いします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員おっしゃっております現場ですが、7月4日に歩道に瓦が散乱したという警察の通報を受けまして、それで、今現在、市のほうで、急遽、歩行者の安全対策ということで、仮のフェンスで、ちょっと歩道が狭くなっていますが、現状設置している状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><span style="font-size: 14pt;">◆阪口芳弘議員</span></span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 質問は、先ほど申し上げたとおりです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> はい、どうぞ。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 申し訳ございません。</p>
<p> </p>
<p> 一応、今、私言いましたように、歩行者の安全が第一ということで、まずは、市の費用で設置したところでございます。</p>
<p> </p>
<p> それで、あのままずっとほっておくのかということで、ああいう状態でしたら、またいつ倒れてくるか分からないということですので、相手方に費用を請求するということは、今のところ、あの部分については考えておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><span style="font-size: 14pt;">◆阪口芳弘議員</span></span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 先般、関東の市のほうで全く同じような事例がありまして、そのときは、最初そういうふうな対応をしていて、それでもやっぱり歩行者に対して危険過ぎると、ガードレールではもう話にならないということで、フェンス、鉄骨で組み上げて、歩道にはもう絶対にそういったものが、瓦であるとか瓦礫類が落ちてこないように、万が一落ちても、歩道のほうにあふれてこないようにするというようなことが、実際に行われています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そういったことをやはり考えて、一番大事なのは、もちろん人命であります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そういう意味で、貝塚市にとっても象徴的な物件ですし、メインのところだし、すると、交通量もあるし、そこをやっぱり一つの見本として、これからの市の姿勢というものも問われるところですが、それについていかがでしょうか、お伺いします。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎副市長</span></p>
<p> </p>
<p> ご指摘の家屋につきましては、おっしゃるとおり、非常に危険な状態になっておりまして、先ほど溝端都市整備部長が申しましたような、フェンスで暫定的な措置をしております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、本市もいつまでもあの状態でほっておくわけにはまいりませんし、今のところ費用の請求も考えておりませんことから、費用が出ていくような状況になっております。</p>
<p> </p>
<p> 現在、私ども、家屋の所有者と直接交渉いたしまして、本市、除却の補助金もございますことから、それを最大限使っていただきながら、早期に、あの建物自体心配の種といいますか、それ自体を除却してもらうように交渉を続けているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 既にもう書類も--申請書でございますが--やり取りもしておりまして、近日中にはまた進展が見られて、早期の除却が可能になるものというふうに考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><span style="font-size: 14pt;">◆阪口芳弘議員</span></span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> ありがとうございます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 地権者ともちろんお会いされていて、そういう話になっているということで理解してよろしいでしょうか。</span></strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◎副市長</span></p>
<p> </p>
<p> はい、そのとおりでございます。</p>
<p> </p>
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text/html
2021-09-06T11:04:00+09:00
令和3年第3回定例会(9月) 真利一朗議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4521862
<p><span style="font-size: 14pt; background-color: #ffffff; color: #ff0000;"><strong>《通学路・生活道路の安全対策について》</strong></span><br /><span style="font-size: 14pt; background-color: #ffffff; color: #ff0000;"><strong>(1)通学路・生活道路の定期的な点検について</strong></span><br /><span style="font-size: 14pt; background-color: #ffffff; color: #ff0000;"><strong>(2)番、通学路・生活道路の危険箇所について</strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><span style="font-size: 12pt;">◆真利一朗議員</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/220427110955-6268a5f3a2e88.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/220427110955-6268a5f3a2e88_m.jpg" alt="IMG_3619.JPG" style="float: left;" /></a>議長のお許しをいただきましたので、一括質問方式で随時質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず、質問番号1番、通学路・生活道路の安全対策について、(1)通学路・生活道路の定期的な点検についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> 質問は先ほどの前園議員と似ていますが、質問内容が少し違いますので質問させていただくようにします。</p>
<p> </p>
<p> 本年6月28日に千葉県八街市で、下校中の児童の列にトラックが突っ込み、同市立朝陽小学校の児童5人が死傷しました。</p>
<p> </p>
<p> 2人が死亡、3人が負傷するという事故が起こっておりました。</p>
<p> </p>
<p> 政府は官邸で交通安全対策に関する関係閣僚会議を開き、菅内閣総理大臣は通学路を総点検し緊急対策を取るよう指示されました。</p>
<p> </p>
<p> これを受け赤羽一嘉国土交通大臣は、全国の通学路を総点検した上で、関係省庁と道路の安全性の向上や速度規制など総合的な対策を検討するとともに、危険を見落としているところや安全対策の対象とされていないところはここだけではない、スピード感を持って実施したいと述べられておりました。</p>
<p> </p>
<p> 通学路の安全対策をめぐっては、平成24年4月23日の京都府亀岡市、同4月27日の千葉県館山市、愛知県岡崎市と立て続けて起こった交通事故を受け、警察庁、文部科学省、国土交通省が緊急合同点検を行い全国の危険箇所を調べていたが、今回改めて実施する方針を打ち出しました。生活道路では、ガードレールの設置ほか、車両速度抑制のためあえて車道を狭くしたり路面に隆起を設けたりする対策が進められていると新聞紙上に掲載されておりました。</p>
<p> </p>
<p> さきに述べました平成24年度の本市各学校の点検では49か所との報告があり、学校人権教育課、道路交通課、貝塚警察署と全てこの箇所の現地点検を実施されました。</p>
<p> </p>
<p> その内容は、大まかにして1点目は歩道やグリーンベルト、横断歩道の設置や引き直し、2点目はカーブミラーや看板等の設置、3点目は登下校における交通時間規制などの要望が挙げられていたそうでございます。</p>
<p> </p>
<p> また、平成25年のほかの議員の通学路安全対策の質問に西前教育長からは、教育委員会では通学路要望調査として、子どもたちの登下校の安全確保のため、毎年幼稚園、小・中学校に対して通学路の危険箇所を点検し報告するように通知しています。</p>
<p> </p>
<p> 報告に際しては、学校のみではなく、PTAや子どもの安全見守り隊、学校協議会等様々な視点から点検するように指導しております。</p>
<p> </p>
<p> 報告のあった危険箇所につきましては集約し、国土交通省、岸和田土木事務所、貝塚市道路交通課や貝塚警察署等に要望内容を伝え、可能な改善を要望しております。</p>
<p> </p>
<p> また、年に2回、貝塚市教育委員会、貝塚市道路交通課、貝塚警察署と合同で市内各小学校の通学路の合同点検を順次行っておりますとご答弁いただいておりました。今回、千葉県八街市の事故で全国通学路の総点検指示が出されましたが、本市としては、前回の事故以来、毎年定期的に市内幼稚園、小・中学校の通学路の危険箇所の点検を継続されていたのでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 千葉県八街市立朝陽小学校の事故では、近隣中学校PTAと連名で平成26年度に現場の市道にガードレールを設置するように要望していたことが分かりました。</p>
<p> </p>
<p> 実際の整備は交通量の多い幹線道路から行われていて、現場の市道は見通しも立っていなかったとの理事者側の答弁でありました。</p>
<p> </p>
<p> また、同市では平成28年11月にも、国道を走っていたトラックが登校中だった朝陽小学校児童の列に突っ込み、4人が重軽傷を負う事故が起きていたと仄聞しております。</p>
<p> </p>
<p> 本市では、点検やPTA、見守り隊の方からの要望に対する対策は実行されているのでしょうか、お尋ねします。</p>
<p> </p>
<p> また、要望の中で積み残しになっている案件はあるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> あるのなら対策を図っていくのでしょうか。千葉県八街市のようなことが起こらないように進めていってほしいと思いますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> (2)番、通学路・生活道路の危険箇所について、中央校区の住民の方から通学路と生活道路の安全対策を求める声が出ています。</p>
<p> </p>
<p> 中央小学校正門の前を通る通学路、府道貝塚中央線清児中交差点から大阪和泉泉南線麻生中交差点までの約800メートル、急ぐ車の抜け道になっており、狭い道にもかかわらずスピードを出す車が増えている。</p>
<p> </p>
<p> 何とかならないかと相談を受けました。</p>
<p> </p>
<p> 私はこの区間を歩いてみました。路面へのスクールゾーン表示が、府道貝塚中央線清児中交差点から入ったところに1か所しかありませんでした。</p>
<p> </p>
<p> 約800メートルの間に1か所だけでは、地元の方は学校があることは分かっていても、抜け道として利用している方は分からないと思います。</p>
<p> </p>
<p> スクールゾーン表示を増やすことはできないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> それと、清児中交差点から麻生中交差点までの間、30キロメートルの最高速度標識と駐車禁止の標識が約10か所設置されております。</p>
<p> </p>
<p> ですがそのうち8個が、古いのか標示が消えかけて、ほとんど見えなくなっています。</p>
<p> </p>
<p> 反対方向の麻生中交差点から清児中交差点までは、同じく9個のうち5個が同じ状況で見づらくなっています。</p>
<p> </p>
<p> 地元の住民の方が、スピードを出して走る車があり、通学の児童だけでなく生活道路として利用しているが、いつ事故が起こっても不思議ではない状態であるという声が分かるような気がします。</p>
<p> </p>
<p> ご相談を受け、夏休み期間中の8月16日と17日の2日間でしたが、登校時間と思われる朝7時から8時30分まで正門前を通る車の数を調べてみました。</p>
<p> </p>
<p> 16日は、清児中方面から麻生中交差点方面に行く車が145台、反対に麻生中交差点から清児中方面に行く車が119台の計264台、お盆休みということもあって少し少ないのかもしれません。</p>
<p> </p>
<p> 17日は雨が降っていましたが、同じく清児中交差点から麻生中交差点行きが195台、麻生中交差点から清児中方面が162台の計357台でした。</p>
<p> </p>
<p> ここに学校が始まれば児童を送る車が増えて、まだまだ増えると思います。</p>
<p> </p>
<p> ゾーン30の検討、スクールゾーン表示や消えかけの標識の交換、あえて車道を細く狭くしたりする1.5車線道路、この道路は水間鉄道貝塚市役所前駅の横を平行に走る約600メートルの間、鳥羽5号交差点と鳥羽第5号踏切のところまで設置してある1.5車線道路のことです。</p>
<p> </p>
<p> それにするか、路面に隆起を設けたりするハンプ等を、スピードを制限させるために標示確認、そして設置することはできないでしょうか、お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> それともう一点、半田方面から中央小学校正門横の交差点付近に書かれていたスクールゾーン表示が、もう消えかけてほとんど見えない状態です。</p>
<p> </p>
<p> 補修をお願いしたいのですがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #ff0000; font-size: 14pt;">《スケートボード場を含むアーバンスポーツパークの誘致について》</span></strong></p>
<p> 続きまして、質問番号2番、スケートボード場を含むアーバンスポーツパークの誘致についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 我が会派新政クラブが平成25年6月定例会から質問をしておりますスケートボード場の整備について、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に合わせて改めて質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 今年、4度目の緊急事態宣言が発令されている中、7月23日から8月3日まで開催された東京2020オリンピック、また8月24日から昨日の9月5日で閉会式を終えた東京2020パラリンピック、コロナ禍の中ですがたくさんの感動を与えてくれました。</p>
<p> </p>
<p> オリンピックではメダルの数も、今大会は金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個の計58個と過去最高の数でした。中でも金メダルの数は、男子が柔道で五つ、空手一つ、体操二つ、レスリング一つ、スケートボードが一つ、そしてチーム戦の野球、フェンシングが各一つの12個、女子では柔道が四つ、競泳が二つ、レスリングが四つ、ボクシングが一つ、スケートボードが二つ、チーム戦のソフトボールが一つ、そして男女混合の卓球が一つと、計27個でした。また昨日、9月5日に閉幕しました東京2020パラリンピックでも活躍はすばらしく、金メダルが13個、銀メダルが15個、銅メダルが23個、計51個を獲得されていました。</p>
<p> </p>
<p> 今までのアテネ2004パラリンピック競技大会の52個に次ぐ獲得数でした。</p>
<p> </p>
<p> 中でも、私が注目したのがスケートボードです。</p>
<p> </p>
<p> 種目としてストリートとパークの2種類で、男女合わせて4種目、合計12個のメダル中、3個の金メダル、そして、銀メダル、銅メダルを各1個、計5個のメダルを取ったのです。</p>
<p> </p>
<p> ほかにも、4位と8位の入賞者もいらっしゃいました。</p>
<p> </p>
<p> オリンピックに先駆けて行われた6月の世界大会では、男女合わせて6個のメダルを獲得しました。中でも女子の強さはすさまじく、パークでは1位と3位、ストリートではワンツーフィニッシュだったと仄聞しています。</p>
<p> </p>
<p> 今回のメダリストは、男子ストリートの金メダル堀米雄斗選手22歳、女子ストリート金メダルの西矢 椛選手14歳、銅メダルの中山楓奈選手が16歳、女子パークの金メダル四十住選手が19歳、銀メダルの開 心那選手が13歳、同4位になった岡本碧優選手も15歳と、若い方々の活躍がすごく目立ちました。</p>
<p> </p>
<p> スケートボード後進国である日本で金メダルが3人も出たかというと、その理由は日本の都市設計に関わっているのだと仄聞されます。</p>
<p> </p>
<p> スケートボードのストリートとパークの種目のうちストリートは、町なかにある階段や手すり、縁石、スロープなどをまねて造ったセクションで競技をするもので、狭い国土の中に都市がぎゅっと凝縮され、町なかにはオフィスビル、商業施設などがひしめき合っている日本の都市では、ストリート競技に欠かせない階段やスロープが数々存在していて格好の練習の場であり、男子で金メダルを取った堀米選手、そして金メダル候補だった西村選手がともに東京出身であるということにも関わっているのだと推測されております。</p>
<p> </p>
<p> 今後、東京2020オリンピックで金メダルを、それもこんなに若い選手の活躍で取ったことから、これからますますスケートボードに興味を持って始めていく子どもたちが増えてくると思います。</p>
<p> </p>
<p> 初心者は、まずパーク--ここで言うパークとはスケートボード場の練習場所のことです--で滑ることで、周りの先輩たちからスケートボードのイロハを教えてもらい、やってはいけないことやスケートボードをコントロールするスキルを身につける。</p>
<p> </p>
<p> この練習場が少ないこともあり、あふれてしまっているスケーターが経験不足のまままちに繰り出し、通りすがりの人に迷惑をかけているということがあります。</p>
<p> </p>
<p> 練習場不足はそういったことにまで影響しています。</p>
<p> </p>
<p> ほかにも出場された選手がいらっしゃいますが、皆さんが口をそろえて言うのが練習場所が少ない、ないということです。</p>
<p> </p>
<p> この大会に出場している選手たちは既に専属のパークを持っていて、例えばストリートの金メダリストの西矢選手はスポーツパークまつばらで、パークの金メダリストの四十住選手は、地元の方の提供で、和歌山県岩出市の酒蔵を改造してプライベートパークとして練習をしていると紹介されていました。</p>
<p> </p>
<p> 我が新政クラブは、平成25年の6月、平成27年の6月定例会、そして平成29年と平成30年の代表質問で、スケートボード場の整備についてを質問してまいりました。</p>
<p> </p>
<p> また、他会派からも平成30年の代表質問と令和元年の6月定例会にも質問がされていました。</p>
<p> </p>
<p> 設置場所を市内の遊休地、旧ユニチカ跡地や旧清掃工場跡地、高速道路の高架下、本市都市公園の利活用を提案し、検討をお願いしてきました。</p>
<p> </p>
<p> 答弁として、他市の取組みを聞いたり、整備場所を二色の浜公園が最適と判断していただき、岸和田土木事務所に用地の提供を依頼してくれたり、いろいろと動いてくれてはいます。</p>
<p> </p>
<p> また、せんごくの杜の一部の利活用を提案させていただいた方もいらっしゃいました。そのときの答弁は、四つのエリア全ての利活用が決まっているのでスケートボード場の整備は考えておりませんとのことで、よい回答はいただけませんでした。</p>
<p> </p>
<p> 今回の東京2020オリンピックでの活躍から、既に私のところに、「スケートボード場できないかな、貝塚にも造ってよ」という声が届いています。</p>
<p> </p>
<p> また、現在の若者たちの中では、スケートボードを含み今回のオリンピック新種目で日本人も活躍したバスケットのスリーオンスリー、自転車BMXのフリースタイル、スポーツクライミングなど、アーバンスポーツといった分野が注目されております。東京2020オリンピックがアーバンスポーツ元年と言われていました。</p>
<p> </p>
<p> お隣の岸和田市は、本年度の予算にまなび中央公園にスケートボードの広場を設備する費用1,742万円を計上されています。</p>
<p> </p>
<p> 泉大津市でも、大阪府港湾局と連携しながら既存のスポーツ広場の充実を進めるということを仄聞しております。</p>
<p> </p>
<p> せんごくの杜の四つのエリアの中で、学校法人清風明育社との専門職大学として開設予定であった養護学校跡地が先方のご辞退ということから新しい事業者を募集するにあたり、オリンピックで活躍が期待されるスケートボード場の整備を含んだアーバンスポーツパークを誘致することは考えられないでしょうか、ご見解をお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 以上、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 真利一朗議員の一般質問に私がお答えをさせてもらいます。</p>
<p> </p>
<p> まず、質問番号1、通学路・生活道路の安全対策、真利議員は毎朝交差点に立っておられて、私はその前を通っていますので、大変なご努力をされているということにつきましては感謝を申し上げたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 質問は四つあったように思います。</p>
<p> </p>
<p> まず、1番目の通学路における危険箇所の点検についてはどうかということです。</p>
<p> </p>
<p> 点検については、貝塚市、貝塚市教育委員会、市内の学校園、貝塚警察署が連携して毎年継続して行っております。</p>
<p> </p>
<p> また、各学校園及び各PTAから報告のあった危険場所の対策については、本市、貝塚市教育委員会、学校園、貝塚警察署で組織する通学路安全推進会議において、対策が必要な箇所の優先順位や対策について検討を行い、順次実施しているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 真利議員から積み残しがあるのではないかと、積み残しのないようにすべきではないかというご質問、私もそう思っています。</p>
<p> </p>
<p> それで、通学路の安全対策については、歩道のない狭隘な道路などのガードレールの設置が困難な場所がありますが、私としては、実施可能な方法について検討し、今後もスピード感を持って進めていこうと、このように考えています。</p>
<p> </p>
<p> 次に、スクールゾーンは学校を中心におおむね500メートルの範囲で設定されておりまして、真利議員ご指摘の市道中央校前線もスクールゾーンに位置づけられており、スクールゾーンの路面標示箇所を増やしたらどうかということについては、もう現地調査を行っておりますので、適切な場所にこれもスピード感を持って標示をしていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> スピードの制限対策ですが、まずはゾーン30の指定及び速度標識や駐車禁止の標識に関しまして、これはいかんせん貝塚警察署の所管となっておりますので私がこの場でお答えをしにくいんですが、ゾーン30の指定及び老朽化した標識の取替えについては、直接貝塚警察署のほうに要望してまいりたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> また、道路の1.5車線化やハンプなどのスピード抑制対策については、真利議員もご存じのように、ここは地域の主要な生活道路であるということから、真利議員が動いていただいて地元町会から要望があれば検討していくという考えであります。</p>
<p> </p>
<p> また、中央小学校正門前の交差点の消えかけているスクールゾーン表示、これも私も毎日近くを通りますので土曜日に見てきましたが、やっぱり消えているので、これはもう早急に対応するということでよろしくお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 次は、スケートボード場を含んだアーバンスポーツパークの誘致、確かに真利議員おっしゃったように、近辺でスケートボードの場所を造ると。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市については、先日東京2020オリンピックで卓球で頑張った早田ひな選手、平野美宇選手が所属をする日本生命保険相互会社女子卓球部があり、全国でもうちだけだと思います。</p>
<p> </p>
<p> 幼稚園、保育所に子どもの卓球台を設置して、一流のアスリートが指導に行ってくれると。</p>
<p> </p>
<p> 日本生命保険相互会社の野球部もみんなに指導してくれているというのは多分貝塚市だけだと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今回の東京2020オリンピックで、そしてパラリンピックで、皆さん同じ感覚だと思いますが、スポーツの持つ力のすごさというのを改めて実感いたしました。</p>
<p> </p>
<p> 先日、貝塚市内の少年野球の激励に行きましたが、「みんなこのオリンピックで日本の野球、感動したか」と。「はい」と皆、手を挙げていました。「みんなも頑張ってオリンピックを目指しね」と言ったら「はい」と言うていました。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で、真利議員ご指摘の特にアーバンスポーツの中でもスケートボードについて整備をしてはどうかと、こういうことですが、従前より岸和田土木事務所にお願いして、今井前府議会議員にも強力に働いてもらっております。</p>
<p> </p>
<p> それで、再来年の春に整備が終わるというふうに仄聞をいたしておりますが、二色の浜海浜緑地のところにスケートボードパークを造ってくれるということは、今井前府議会議員の強力な働きかけで大阪府のほうからそういう話を聞いていると、このように私も聞いていますので、その中でいろいろな、今おっしゃったような整備が進められるのが一番現実的ではないかなと、このように思います。</p>
<p> </p>
<p> 二色の浜海浜緑地は指定管理で再来年の春ぐらいに早ければオープンと聞いていますので、その中にこのようなものが位置づけられるよう私も強力に大阪府のほうに要望活動を続けていきたいと、このように思います。よろしくお願いをいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>◆<strong style="color: #0000ff;"><span style="font-size: 12pt;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 自席からでございますが、一つだけ再質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 交通安全の部分で、地元町会のほうの要望があったらということでお聞きしたんですが、今までこういった話は出ていなかったのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> ちょうど谷口議長の麻生中地区のところなので、今後、谷口議長も含めて進めていきたいと思うのですが、それだけ1点だけちょっと教えていただけましたら。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 谷口議長さんは副会長だったか。私は相談役なので、両方とも麻生中町内。一回、麻生中町会長に話をしてみましょうか。</p>
<p> </p>
<p> 麻生中町会長と早急に話をして、これ、要望書が出たらそれなりに前に進めていけるかなと思うので、ちょっと我々2人のほうにお任せ願えたらと、こう思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2021-06-16T11:13:00+09:00
令和3年第2回定例会(6月) 阪口芳弘議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4519537
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #ff0000; font-size: 14pt;">《障がい者支援について》</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #ff0000;"><span style="font-size: 14pt;"> </span><span style="font-size: 14pt;">(1)バリアフリーのより一層の推進について</span></span></strong></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/220426113021-6267593d18c3f.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/220426113021-6267593d18c3f_m.jpg" alt="IMG_3425.JPG" style="float: left;" /></a>議長のお許しをいただきましたので、障がい者支援について質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 障害がある、ないにかかわらず、全ての人がお互いに人権や尊厳を大切にし、支え合い、誰もが生き生きと人生を送ることができる社会をつくっていかなければなりません。</p>
<p> </p>
<p> 社会には様々な状況や状態にある方々がおられますが、差別や特別な目で見られるなどのことがあってはなりません。</p>
<p> </p>
<p> 2016年に施行された障害者差別解消法は、障害のあるなしによって分け隔てられることなく基本的人権を守ることを定めています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> 障害のある方が社会で暮らすときに、たくさんの困り事、すなわち壁が存在します。</p>
<p> </p>
<p> 障害のある人の機会や待遇を平等に確保することを妨げる壁を改善、変更して取り除く必要があります。</p>
<p> </p>
<p> 単なる気遣いや心配りではなく、障害のある人の意向を十分に尊重し、状況に応じて最もよい解決策を講じる必要があると考えます。</p>
<p> </p>
<p> このたび、何人かの視覚障害者の方々とお話しする機会がありましたので、視覚障害者支援を中心に障害者支援について質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 1番の(1)です。バリアフリーのより一層の推進についてでございますが、バリアフリーの推進には、障害者が抱えているバリアやその対処方法を明らかにする必要があります。</p>
<p> </p>
<p> 視覚障害のための歩道の整備、視覚障害者誘導用ブロック、音響式信号等、多くの課題が見受けられます。</p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者誘導用ブロックにおいては、劣化により認識されないもの、連続性の欠如、沈下等による段差等が見受けられますが、認識されておられるのかどうかお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 貝塚市道に設置されております視覚障害者誘導用ブロックで、点検等によりがたつきや割れなど不具合が確認されたものにつきましては、順次、できるだけ速やかに修繕を行っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。貝塚市道といってもたくさんございますので、どの程度の回数でどういった状況で検査をされておられるのか、お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者誘導用ブロックにつきましては駅とか官公庁、福祉施設などの周辺に優先的に設置していますので、そこの区域につきましてはバリアフリーの重点整備地区に位置づけまして、できるだけ点検も回数を増やして、不具合が長時間生じないような形でできるだけやっている状況です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 昨日も大阪府道の話が出ていました。ここで大阪府道の話をするのもいかがな話なのですが、市民にとっては大阪府道も貝塚市道もあまり関係ないと言えば関係ない話で、これも視覚障害者の方がおっしゃっておられたことですが、大阪府道の視覚障害者誘導用ブロックがとんでもないぐらいひどいことになっています。</p>
<p> </p>
<p> 私も確認に何回も行かせてもらいましたが、がたがたというのを通り越して、劣化して何もない状況があります。</p>
<p> </p>
<p> 信号の周りには必ず視覚障害者誘導用ブロックがあります。</p>
<p> </p>
<p> その視覚障害者誘導用ブロックは、もちろん、そこで止まったりここは注意してくださいという丸い印と、細長くなっていて線になっているのはここはゆっくり進んでくださいというような分け方をされているそうですが、いずれにしてもひどい状態になっているので、ここは貝塚市としても大阪府に要請して声かけしていただきたいと思います。いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 大阪府道部につきましては大阪府の管理となりますが、市民の方から本市に問合せがあった場合などは、本市で状況を確認いたしまして、不具合がある場合につきましては大阪府に速やかな対応を依頼したいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 速やかにお願いいたしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、歩道の障害物、例えば歩道上のお店の看板であったり、あるいはプランター、植木等、全てが障害になるのです。</p>
<p> </p>
<p> できることならばお店に声をかけていただいたり、花壇をもうちょっと安全な場所に移動していただいたりすることができないのか、この辺についていかがでしょうか。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市が管理しています歩道上に設置されている歩行者の通行に支障を来す障害物につきましては、歩行空間の安全確保の観点から、従来より設置者に対しまして撤去するよう指導しておりますが、そのような場所があれば今後も指導してまいりたいと考えております。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者は、視覚障害者誘導用ブロックのない歩道の場合は歩道と車道の段差をつえで触れて進んでいくとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> また、歩道のないときは、道路上の白線に沿ってつえを添うようにして進んでいくとおっしゃっておられます。</p>
<p> </p>
<p> 特に、視覚障害者の施設の周辺付近、これについては重点的に管理していただきたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> 特に白線についても、障害者が利用されるようなところ、駅であったり障害者の施設であったり、そういったところを重点的に、これを頼りにされているという方がいらっしゃるということを認識していただいて管理を徹底していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者施設周辺やよく利用される施設の近辺におきましては、これまで視覚障害者誘導用ブロックの設置等を優先して行ってきておりますが、通行の支障となります障害物につきましても速やかに撤去を行いたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> また、道路端に設けられております側線につきましては、設置したときは1.5ミリぐらいの厚みがございます。それが視覚障害者の方が移動する上で有効であるとお聞きしておりますことから、利用の多い施設周辺に設置されている側線につきまして、引き直し等適切な管理を行ってまいりたいと考えております。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。貝塚市中に当然白線があればもちろんいいんですが、なかなかそこまでというと大変な作業になると思いますので、特に今申し上げた周辺をきちんとまずしていただきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> 次に、音響式信号というのは貝塚市内に何箇所あるか、ご存じでしたら教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 貝塚警察に確認をいたしましたところ、貝塚市内の28箇所に音響式信号が設置されていると聞いています。</p>
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<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。貝塚市役所の周りにも当然音響式信号があります。</p>
<p> </p>
<p> これが、どういう意味か分からないのですが、午後8時頃に全部音が消えてしまうと聞いています。</p>
<p> </p>
<p> これについて、音が消える原因というのは、例えば民間の家庭の事情で夜遅くまでそういった音が鳴るのは安眠妨害になるとか、いろんな理由があって午後8時にするということは何となく分かるのですが、貝塚市役所の周辺はそういった住居等がございませんので、なぜ午後8時に消音されるのか、これについてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> これにつきましても貝塚警察署に確認いたしましたところ、音響式信号が午後8時に消音されるというのは、午後5時から午後7時が交通量のピークであり、夜間における音響式信号の音の問題がございますので、大阪府下では午前8時から午後8時の運用を基本としているということでございます。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございました。警察署の管理ということなので、なかなか市役所がというのは難しいかもしれませんが、この方はなぜそんなことをおっしゃっているかというと、コスモスシアターの催事があって、そのときに帰りが遅くなったと。</p>
<p> </p>
<p> そしたら頼りにしていた音響式信号なくなっていたということで、ちょっとどうなのという質問をされたので今聞いてみたのですが、特にこの周辺は、これからコロナ禍が終われば当然遅くまで催しがあったりするので、それに合わせて音響式信号を調整していただくということが必要だと思います。その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほど申しましたように、一応大阪府下で統一して時間設定をしているということでございますが、特別な場所でそういう時間設定を変えられるのかどうかというのは、また貝塚警察署に確認したいと思っております。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。確認していただいて、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、音響式信号で、そこの名前は申し上げませんが、視覚障害者施設の近くで1箇所だけあります。</p>
<p> </p>
<p> これは南北についているのですが、東西にも必要ではないのかということで、2つ音響信号をつけるとややこしいというような問題があるのですが、実は音を変える、いろんな方法があるとお伺いしています。</p>
<p> </p>
<p> これについても、特に近隣で住んでおられる方がいらっしゃるのでその方にもご了承いただく必要があるかもしれませんが、この辺についてどう考えているのか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 音響式信号につきましては、先ほど申しましたが貝塚警察署が所管しております。</p>
<p> </p>
<p> 設置につきましては、本市や視覚障害者団体からの要望により現地で立会いを行って、そこにつけるのが必要かどうかという判断の下、つけると聞いておりますので、その辺は今後、視覚障害者団体の皆さんのご意見も聞きながら、必要という判断でしたら貝塚警察署が大阪府警本部のほうに設置申請を行うということでございます。</p>
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<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。また障害者団体の方と意見交換していただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> そして、横断歩道の中に視覚障害者誘導用ブロック(エスコートゾーン)というのがあるのです。</p>
<p> </p>
<p> あまりよくご存じないかもしれませんが、これが同じ色を使われているんです。白い横断歩道の上に白い誘導ブロックが乗っているということで、中軽度の障害者の方からこの視覚障害誘導用ブロック(エスコートゾーン)が見えにくいと、ごちゃごちゃになってしまうのだとご意見をいただいていまして、横断歩道の中の視覚障害者誘導用ブロックというのがもし黄色だったらいけないのかということを思ったのでここで質問するわけです。</p>
<p> </p>
<p> これも恐らく大阪府とか国とかいう話になるのでしょうが、これは何か意味があってされているのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 横断歩道に設置されております誘導用ブロックは、エスコートゾーンという横断歩道の一部でございます。</p>
<p> </p>
<p> エスコートゾーンは、その突起により足の裏の感触で正しい進行方向に誘導するものであり、色の違いで誘導するものではございません。</p>
<p> </p>
<p> また、警察庁のエスコートゾーンの設置に関する指針におきましても、色彩は横断歩道と同色と定められているというところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。法律で決まっているようですのでこれはこのままにしておきますが、そういったご意見があるということをご認識いただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、よく利用される公共施設の中で盲導鈴というのが設置されております。</p>
<p> </p>
<p> もちろん貝塚市役所、市民図書館等々設置されておりますが、設置されていないところもあります。その何か差というのがあれば教えていただきたいと思いますが、いかがですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市の不特定多数の方が利用される貝塚市役所の本館や別館、貝塚市民文化会館や市民福祉センターなどは盲導鈴が既に全て設置されていると認識しておりますが、特定の方が利用される、例えば貝塚市営住宅とか認定こども園とか、そういうところの公営施設では設置されていないと認識しています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 当然必要であると思われるところにはもうついているという認識でよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 不特定多数の方、特に視覚障害者の方が利用される施設では、盲導鈴は設置しているというところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> そしたら駅ですが、貝塚市には主要4駅、水間鉄道ももちろんあるのですが、この辺についての盲導鈴というのは設置されているところがあるのでしょうか、お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 水間鉄道を含む貝塚市内の各駅には、現在盲導鈴は設置されておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong> </p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。バリアフリーは3つの駅でされていまして、今回、もう一つのJR東貝塚駅がバリアフリーということですが、バリアフリーというのは、歩いていかれる方ばかりではなくて、そういった音を聞いて頼りにされて行動されている方がもちろんおられるので、バリアフリーという観点からすればそういったところにつける必要が私はあると認識していますし、実際、家から通っている方で、点字ブロックがあれば駅まで着く、盲導鈴があれば駅の方向が分かるとおっしゃっています。</p>
<p> </p>
<p> また、貝塚市にほかの市・府から来られる方もそれを利用して行動されているということを認識すれば、当然バリアフリーの中に含まれる事業であると、私はそう認識しているのですが、この辺についてはいかがですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 当然、盲導鈴はつけたほうが視覚障害者の方の利便性という観点では必要だと思うのですが、ただ、現状は既存の駅ではつけられておりません。</p>
<p> </p>
<p> ただ、JR東貝塚駅につきましては現在バリアフリー化事業をしているところですので、そこの新しい改札口につきましては盲導鈴を設置するということでJR西日本より聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #ff0000; font-size: 14pt;">(2)音と振動で伝えるスマート杖について</span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。JR東貝塚駅は今回するということなのですが、それ以外のところにもぜひ働きかけをしていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 次、2番の音と振動で伝えるスマート杖についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> スマート杖というのは、視覚障害を持つ人の自立と積極的な社会への参加を促すために開発されました。</p>
<p> </p>
<p> つえの先に超音波センサーを探知する、あるいは地上のみならず空中も探知する、障害物があればバイブレーション等で知らせるといった杖であります。</p>
<p> </p>
<p> スマートフォンと連動して行き先を設定すると、曲がる方向も音声で案内することができます。</p>
<p> </p>
<p> グリップに搭載されたタッチパッドでコントロールすることができ、スマートフォンを持って操作する必要がありません。</p>
<p> </p>
<p> 片手は自由になります。そのような大きなメリットが考えられます。</p>
<p> </p>
<p> スピーカーが内蔵されていて、施設やお店の情報も知らせてくれるといった杖です。</p>
<p> </p>
<p> 特に、ヨーロッパでは盛んに行われているような情報が入っています。</p>
<p> </p>
<p> まだもちろん発表をされたばかりですが、これから大変な広がりを見せていくであろうと考えます。</p>
<p> </p>
<p> 最新情報を収集して、視覚障害者の安全歩行のため補装具として検討されてはと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者の方が安全に歩くための、これは白杖になるのですが、IT機能を搭載して、センサーで検知した障害物や周囲の情報を音声やあるいは振動で伝えるスマート白杖というのが、ここ最近、数種類ほど開発されているというのは聞いております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、白杖につきましては、いわゆる視覚障害者安全つえという形での補装具としては国のほうで指定されておりますので補装具費の支給の対象になっているのですが、現在、スマート白杖につきましてはまだ補装具の種目に指定されていませんので、今後は、こういったことの情報収集に努めまして国の動向に注意して見ていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> もちろん国の動向を見てということになると思うのですが、こういった最新技術というのが、視覚障害者の方々がなかなか情報を得られにくいという環境になると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> それで、やはり大事なことは、こういった情報をそういった方々に提供して差し上げる、あるいはこういったものができていますよ、お金は大体5万円から6万円ぐらいかかるそうですが、これをスマートフォンと連動すればほとんど一人で安全なところであれば歩いていけますということで、ガイドヘルパーのお世話をいただかなくても一人で行動できるというすばらしいことなので、まだこれも発展途上かもしれませんが、これを情報として視覚障害者の方々に、こればかりではなくて全てのものに対して、障害者の方々は情報を得にくいということも含めて考えていただく必要があると思うのです。この点いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、情報については行政としても逐一収集に努めております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、最近出たてのものにつきましては、社会的にどれだけの利便性とか利用頻度等についてもまだ分からない状況の中で、当然情報を蓄積した上で、今回でしたら視覚障害者のいわゆる関係団体の方々については、こういった新商品も出ましたという情報提供については積極的に努めてまいりたいと、このように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">(3)防災無線補完事業について</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。できたらそういった企業と一緒に話合いをしていただいて、借りられることができたら借りられて、また、そういった方々と一緒に杖の使い方等を勉強していただくようなこともあってもいいということで、次に進めていきます。</p>
<p> </p>
<p> 次に、3番の防災無線補完事業についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者の方への防災行政無線についてですが、これは、視覚障害者が希望すれば情報を受け取る装置をつけていただくと思っているのです。確認も含めて、どのような事業をされているのか詳しく教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> J:COMの防災情報サービスは、専用の受信装置を設置することで防災行政無線を室内で聞くことができるサービスです。</p>
<p> </p>
<p> このサービスに加入しますと、当初1年間は無料ですが、2年目以降はJ:COMテレビなどの利用者は毎月300円、利用者以外の方は毎月500円の費用がかかります。</p>
<p> </p>
<p> 防災無線補完事業は、視覚障害者の方が本市に利用料助成申請書を提出されることで、2年目以降の費用を本市が全額負担する制度です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者の方への告知方法であったりとか回数、あるいは希望者数、発信数等々お教えいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者の方への周知につきましては、227名の対象者に案内文を送付するとともに、視覚障害者協会にも会員への周知を依頼しております。</p>
<p> </p>
<p> その結果、現在30名から回答があり、本サービスの利用申込みをされた方が21名、防災情報サービス説明会への参加だけを希望する方が9名いました。</p>
<p> </p>
<p> 説明会については、回答をいただいて直後に開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発出されたため延期しております。</p>
<p> </p>
<p> 今後、緊急事態宣言が解除されましたら速やかに説明会を開催する予定です。</p>
<p> </p>
<p> また、利用の申込みをされた方につきましては、順次受信装置が設置されているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今、J:COMに委任されているということでお伺いしましたが、J:COMの線が来ていなかったら当然つけることができないと思うのです。J:COMはほとんど貝塚市を網羅しているということでよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> J:COMに確認しましたところ、ほぼ全域のエリアは網羅しております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、網羅しているエリアの中でも一部の地域において、道が狭いという状態でサービスが受けられないところもあると聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 視覚障害者のことからちょっと離れまして、今度、聴覚障害者の方から少し質問させていただきたいのですが、当然、聴覚障害者の方はそういった情報が得にくいということで、緊急事態のときにテレビに自動的に音声が流れるというような装置があるというふうに聞いています。</p>
<p> </p>
<p> この装置、ご存じだと思うのですが、コンセントに入っている状況でテレビが消えている状態のときに、自動的に緊急事態になればテレビがつくというようなことがあると、そういった装置も実際に作られているわけですが、こういったものを聴覚障害者のために設置していただく、あるいは調整していただく、こういった考えはございませんか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 質問の災害時のテレビ起動のシステムについては存じ上げております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、現在、聴覚障害者の方は携帯電話の緊急警報メール(エリアメール)による文字情報により緊急情報を確認できるため、緊急テレビ受信装置設置等のサービスは考えておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 比較的高齢者の方はテレビをご覧になっている時間が長いと言われていますので、これも検討していただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今はちょっと難しいということです。ここで次の質問に移ります。</p>
<p> </p>
<p> このたび、視覚障害者の方々にこのご案内を書面で送られています。</p>
<p> </p>
<p> もちろんこの方はご覧になれることはないわけですが、当然家族の方やその他、ガイドヘルパーなどに読んでいただくということです。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、直接連絡を取る方法もあります。</p>
<p> </p>
<p> 二百何人の方全員に電話を差し上げるというのは現実的でないかもしれませんが、実は、私も視覚障害者の方々とメールでやり取りをしているのです。</p>
<p> </p>
<p> 結構なスピードで返ってきます。それを、障害者の方々は、実際にはメールでできるのです。</p>
<p> </p>
<p> もちろんその方は今50歳ぐらいの方ですが、若い世代はすごくこういうものに対して敏感で、ひょっとしたら我々よりも早く分かっておられるということで、こういった情報を聞いて文書で送ることも大事ですが、文書以外にでも親切に送ってあげる、あるいはこういった封書が届きますよということだけでもメールでいける人はメールで送っていただけるというようなサービスも私は必要なのかなと思うのです。その点いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市において視覚障害のある方への情報提供ということにつきまして、例えば広報かいづかでは点訳版や音訳版を配付させていただいておりますし、ホームページであればテキスト版を掲載するなどして対応しているところです。</p>
<p> </p>
<p> 今回のように書面の送付の場合には、発信した課名が分かるように、希望者に対しては課名を点字化したシールを封筒に貼って送付しております。</p>
<p> </p>
<p> メールを利用してはどうかということなのですが、我々としましては、視覚障害のある方々に直接連絡をしてはどうかということですが、これまで視覚障害のある方々からは、携帯電話やパソコンの操作が非常に困難であり、メールを聞くのも非常に難しいと。また、読み上げソフトもいろいろございまして、対応ができないファイルが結構あるということなどから、使用している方は非常に少ないとお聞きしております。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、今後は技術革新などによりまして、視覚障害のある方にとっても操作性に非常に優れた機器が開発されることも考えられます。</p>
<p> </p>
<p> そういったこともありますので、情報提供の在り方に対しては、今後も新しい機器の情報とか普及状況なども収集した上で検討してまいりたいと、このように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。やはり、こういったサービスというのは徹底的にやっていただきたいのです。というのは、もちろんこの人たちは封書で送ってこられても見ることができません。</p>
<p> </p>
<p> メールの件ですが、貝塚市視覚障害者協会とかに言って、メールでやっておられる方が二百何人中何人おられるのかということを実際に調べられたことはありますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、3月末で視覚障害者の方というのは219名貝塚市内にいらっしゃるのですが、そのうち、今、実際にメールでふだんやり取りされている方の聞き取りというのは行っていないので、把握はできておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 約200名の方に把握するというのはなかなか大変な作業ですが、一度メールというのをやってしまえば、すごく簡単で早くいけるのは、もちろん今さら私が申し上げるまでもないのです。</p>
<p> </p>
<p> こういったことを利用していかないと、文書で送って見ていないという方がたくさんおられて、もちろんその封書には点字で課名は書いていますが、それではやはり不親切と違うかなと。</p>
<p> </p>
<p> また、実際にその方にお伺いしたら、家族の方に読んでいただくというのもなかなか実は大変だと。</p>
<p> </p>
<p> もちろん家族間同士でそういったことを我々が想像するのは難しいが、実は、こういったものは、文書でありながら表であったりというのをきちんと読んでいただいても頭の中に入ってこないと言われているのです。</p>
<p> </p>
<p> 何回もそういったことを読んでもらったり聞いたりすると「おじいちゃん、もうやめてや」と言われたりするので、そこは、メールだったら何回でも同じことを聞けるのです、いつでもどこでも。</p>
<p> </p>
<p> 申し上げたが、実際に私、何人ともやっているのです。その方々でも私よりも早い場合は多いですよ。</p>
<p> </p>
<p> ですので、ここは調べていただいて、どのぐらいの方がメールをやっておられるのか。</p>
<p> </p>
<p> それからどんどん若い人たちが使っていただけるようになるのは決まっているので、いよいよそういう時代が来ていると思うので、せめてどれぐらいの数の人がメールをされているのかということを調べていただいてもいいのかなと思うのですが、この辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 今後そういったどれぐらいの頻度で使われているかというのもまた調査してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">(4)障がい者に対する学校教育について</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> よろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 続けて、4番目の障がい者に対する学校教育についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 障害者の方の意見として、子どもたちとの接点の中で、私のことをあまり理解されていないことが残念ですとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> また、例えば何々さんは目が開いているのに見えてないのということも言われたりとか、あるいは犬、これは盲導犬のことと思うのですが、犬を連れていないと言われたり、あるいは、複数の自転車で擦れ違うときは、特に自転車の音というのは向こうからずっと聞こえてきますので、それが複数来たというのは分かるのですが、両サイドに分かれてすっと間を通って行かれるとか、そしたら非常に怖いということを言われていて、通っていたのは恐らく若い子どもたちだろうと思われるのです。</p>
<p> </p>
<p> よかった例としては、声をかけてくれたことが非常にうれしいと。</p>
<p> </p>
<p> いつも通っていたら、おっちゃん元気かとか声をかけられたのがうれしいと。</p>
<p> </p>
<p> 中には、横断歩道を手をつないで一緒に渡ってくれる子どもたちもいるというようなこともおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> 子どもたちは、当然そんな悪気があってやっているとは思えないです。思ったことをストレートに物言いしますので悪気はないのだろうと思われますが、傷ついてしまうんだというようなことをおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> このように、障害者に対する適正な対応の仕方や各障害の特性、必要としている支援、障害に対する考え方など、小学校から教育されていると存じています。どのように教育されておられるのか。</p>
<p> </p>
<p> また、授業において障害者との対話の機会や行動を共にするといった体験、障害児との関わりの仕方など、障害のある人を理解するための教育を進めていく必要があると考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 本市で取り組んでいる障害理解教育についてですが、まず、小学校に入学してすぐの低学年、小学1年生ないし2年生で、学校探検などの取組みを通じまして同じ学校にいる支援学級の紹介を行いまして、様々な個性のある友だちがいることを知る機会を設けております。</p>
<p> </p>
<p> そして、中学年、小学3年生、4年生になりますと公共施設の見学、アイマスクや車椅子の体験活動、そして視覚や聴覚に障害のある方からの聞き取りなど、バリアフリーやユニバーサルデザインについて考える取組みを行っております。</p>
<p> </p>
<p> 小学校の高学年、小学5年生、6年生になりますと、発達障害も取り上げまして、擬似体験を通じて見え方や聞こえ方、感じ方の違いに気づかせる活動に取り組んでいる学校もございます。</p>
<p> </p>
<p> そして、中学校になりますと、小学校で学習してきたことをさらに発展させるとともに、体験活動や障害を持っておられる方との出会いの機会も設けながら、「ともに学び、ともに生きる」共生社会の実現に向けて自分には何ができるのかということをより深く考えるための取組みを行っているところです。</p>
<p> </p>
<p> 今後も、このような見学であったり体験活動であったり、障害がある方からの直接の聞き取りなどの学習活動を大切にしながら、障害のある方への理解を深める学習を進めてまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 先ほど申し上げましたように、2016年に施行されました障害者差別解消法から社会が相当変化していると思うのですね、この法律ができてから物の考え方であったりとか。</p>
<p> </p>
<p> そういったことで教育の立場からも少し変化しているのではないかと思われるのですが、これについて鈴木教育長、ご所見があればお伺いしたいんです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎教育長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては以前より、大切な視点の一つとして人権教育については取組みを行ってきているところです。</p>
<p> </p>
<p> 障害者差別解消法ができましたが、これによって大きく変化するというのではなくて、今までの取組みをさらに充実させていくということに重きを置いて行っているところです。</p>
<p> </p>
<p> ですから、先ほどおっしゃったような例えば自転車で2人が、びゅっと行って怖かったと。</p>
<p> </p>
<p> そのような体験等をされた意見というのは、また教育委員会から学校に、人権教育担当者会議等ありますので、しっかり情報を渡しながら、そういうことも踏まえた実践を行っていくように今後進めていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> また、コロナ禍で、去年と今年はなかなか障害のある方々の意見、思い等を直接聞くことはできていないところが多いのですが、またコロナ禍が終わりましたらそういう方々にも来ていただいて実際の思い等聞きながら、体験的で、そして自分自身がしっかりと行動できるような教育を行ってまいりたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、先ほど来おっしゃっていた小学校の低学年の子どもたちというのは、まだなかなかそこまで理解できていないところもございます。</p>
<p> </p>
<p> 私、一度小学校に行きましたときに、私の顔を見て、校長先生、何でそんなところにほくろがあるのと直接言ってくるのです。</p>
<p> </p>
<p> やはり自分の疑問というのが先に出てしまって、相手の思いとかなかなかそこまでは小さい子、小学校の低学年ぐらいまではそこまで考えが及んでいないという部分が発達段階ではありますので、そのあたりについては障害のある方々についても理解いただけたらありがたいですし、2人乗りしているのは低学年ではあり得ませんので、もっと高学年というか、自転車に乗っているのは小学3年生以上の子どもだと思いますので、そういう場合につきましては、もう一度しっかりと実践的な教育を行ってまいりたいと思います。また力を合わせてやっていけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">(5)市民との共生について</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。安心いたしました。</p>
<p> </p>
<p> 特に、子どもたちに悪気はないのは分かっているのですが、障害者の方もその辺は分かってはると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> それでもやはり心に傷つくということで、ちょっと難しいですが、その辺も含めてよろしくお願いいたしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 次に、5番目の市民との共生についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどから、視覚障害者の方の意見ということでお伺いしているということを皆さん方に申し上げてまいりました。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、一般の方々と一緒に過ごす機会が実は欲しいというようなことをおっしゃっておられました。</p>
<p> </p>
<p> 特に、ふれあい喫茶や校区福祉委員会の催事に実は参加したいと。</p>
<p> </p>
<p> お誘いがあれば行きやすいが、こっちからはちょっと行きにくいというような話をされておられました。</p>
<p> </p>
<p> 私も反省しているのですが、校区福祉委員会の行事であったりそういったときには、この方々も一緒にお誘いしたらよかったと。</p>
<p> </p>
<p> 私、初めて聞いたが、視覚障害者用の囲碁というのがあるらしいです。</p>
<p> </p>
<p> それを使ったら一般の方と一緒に囲碁もできるそうです。</p>
<p> </p>
<p> ゲームも一緒にできるし、もちろんカラオケなども一緒にできるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> すると、やはり共通の趣味を一緒にするということが非常に実は大切なんだと。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、囲碁を市民福祉センターで以前からされておられますよね。</p>
<p> </p>
<p> その方と一緒に、そういった特殊な囲碁らしいですが、そろえてあげたら彼らは頭の中に囲碁の盤が出てきて、それをここに白いのがあって黒いのがあってというのをずっと覚えていくそうです。</p>
<p> </p>
<p> そんな方々もいらっしゃるので、当然カラオケなども先ほど申し上げましたが、そういった機会づくりというのは非常に大事であると思います。この点いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市では、障害の有無や程度にかかわらず、社会を構成する一員といたしまして、地域の中で安心して暮らすことができるノーマライゼーションの理念の実現に向けたまちづくりを目指しておりまして、そういった地域の中でいろんな行事などを一緒に楽しめるような地域づくりに努めているところです。</p>
<p> </p>
<p> 特に、本市としましても、ふれあい喫茶とか、あるいはときめきの場などにも支援しておりますので、今後はそういった行事の中でいろんな方が参加していただけるように、お声かけを含めまして参加を促していけるような形で行政としても取り組んでまいりたいと、そのように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 私、感覚的に、個人レベルでお誘いすることは幾らでも可能です。</p>
<p> </p>
<p> だけど、普通は障害者の方がどこにいらっしゃるのかということも分からないですよね。</p>
<p> </p>
<p> 当然ですが、そうすると、よく話しかけてくれたり会う機会のある方にはお誘いできるが、本当はもっと底辺でそういったところに行きたいという方がいらっしゃると。</p>
<p> </p>
<p> こういったシステムのつくり方というのも、これは個人情報等々で難しい部分があると思うのですが、また、受けてもらえるところ、例えばふれあい喫茶とか、そういう団体の方にぜひ発信してもらえるような、障害者を受け入れてくれるようなことを本市のほうから、当然助成されているわけですから、そういったこともお願いして一緒にお誘いしてもらう、こういったシステムづくりというのが非常に大事と思うのです。この辺についていかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> いろいろなそういったふれあい喫茶とか、あるいは校区福祉委員会の行事等を主催されている方々に対して、障害のある方などにもできるだけお声かけをしていただいて、参加を促していただけるような形で啓発してまいりたいと、そのように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 次に、障害のある方にお伺いしますと、特に災害時は、ご家族はもちろんですが、近隣の方を大変頼りにしているとおっしゃっています。</p>
<p> </p>
<p> 災害等で避難しなければならない状況になったときには、災害時地域たすけあい制度というものが貝塚市にございますが、これは大変すばらしい制度であります。その登録状況や進捗状況をお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 災害時地域たすけあい制度では、1、2級の障害者手帳を所持している人や要介護3以上の方などが申請をすることにより、地域福祉支援システムに登録されます。現在、本制度には障害者の方も含めて3,012名の方が登録されており、個々の登録者が障害者手帳の所持者か否かについても確認することができますが、障害者の合計人数については、現在のシステムでは把握することはできません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 助ける人を避難支援登録者と言われているそうですね。助けられる人は、災害時要援護者と呼ばれていますが、そういった方々の状況はいかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 現時点では、本制度に登録されている3,012名のうち、避難支援者が決まっているのは418名、約13.9%にとどまっております。このため、登録されている障害者の中にも避難支援者が決まっていない方が相当数存在すると考えられます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #0000ff;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 要するに、避難をお手伝いしていただける方と手伝ってもらう方がもちろんいらっしゃるわけで、その中で、この人たちがどちらも知らない人同士、あるいはしゃべったことのない同士、これが不安の原因だとおっしゃっています。</p>
<p> </p>
<p> その方も当然そこには申込みをされていますが、どなたが助けてくれるのかわからないと。もちろん、表としてはきちんとこの人とこの人というのはできているのでしょうが、せめて声だけでも聞かせてくれたら安心だというようなこともおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> もちろん、私の声は分かっておられるので安心していただけているのですが、AとBという人たちをつなぐシステムをつくっていただけたらありがたいと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> これは最後の質問ですが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎危機管理室参与</span></p>
<p> </p>
<p> 災害時地域たすけあい制度の登録者に対する個別避難計画の作成は、町会、自治会、自主防災会などが実施主体となります。</p>
<p> </p>
<p> そのため、災害時要援護者と避難支援者がふだんから接点を持つかどうかは、実施主体である町会、自治会の運営方法に委ねることとなります。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、本市といたしましても、できる限りふだんから本制度の災害時要援護者と避難支援者がお付き合いいただけるような関係が望ましいと考えるため、福祉部局とも連携しながら双方に呼びかけをしていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2021-03-18T14:25:00+09:00
令和3年予算特別委員会 南野敬介議員質疑
https://r.goope.jp/sinsei/info/3969267
<p> </p>
<p>↓ PDFファイルはこちら</p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210611152013-60c3009d4fcf4.pdf" target="_blank">3月予算特別委員会 南野敬介議員質問.pdf</a> <span>(0.71MB)</span></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《新庁舎建設について》</span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> まず、59ページの新庁舎に関しまして、庁舎建替問題対策特別委員会等もあって、実際始まっているので、そういったことは別としまして、今後懸念されます駐車場の問題等々をどのように考えているのかというのをお聞きしたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> 第三次貝塚新生プランのほうでも令和5年から駐車料金が発生、一応年間800万円ほど盛り込まれているということでありますので、その駐車料金の設定のこととか、どういうふうに警備というか管理する方法とか、今の段階でもし決まっていることがありましたら教えていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎総務市民部参与兼総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 駐車場の管理につきましては、機械式の管制によります管理を予定しておるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> それで、駐車場の料金につきましては、今後、無料時間の範囲でありますとか時間単位の料金につきましては、今後の検討という形になりまして、今のところはまだご説明することができない状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> ということは、第三次貝塚新生プランで出てきた約800万円という根拠は何なのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 何か基準になったのとかあるのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎総務市民部参与兼総務課長</span> </p>
<p> 参考にしましたのが、岸和田市の庁舎の有料駐車場の実績を基に、それで今回駐車場を有料にするエリアが新庁舎の周りだけではなく、保健・福祉合同庁舎でありますとか総合体育館、コスモスシアター等の台数を引き合いに計算したものでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 機械で警備するということで、機械警備でもいろいろあると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> バーでするとか、1台1台、底に留めるものとか、今、ナンバープレートの写真を撮られて、ナンバープレートを入力したら勝手に出られるなどということがあるので、その辺の費用対効果も含めて検討すべきだと思うのですが、まだその辺具体的には何も決まってないと認識してよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎総務市民部参与兼総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらにつきましては、現在PFI事業者のほうから提案を受けているやり方といいますのがバー式でありまして、一部、南野委員おっしゃられるようなバー式ではない、車が止まるとタイヤに反応するものでございます。</p>
<p> </p>
<p> それで、このあたりの方法につきまして、PFI事業者からの提案を基に進めることとしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。</p>
<p> </p>
<p> 何がいいのかは、それぞれメリット・デメリットあると思うので、よく精査していただければと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《せんごくの杜管理・整備について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、61ページのせんごくの杜の管理や整備のところであります。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどの食野委員の質問で、イベントのときのキッチンカーというふうな質問がありました。</p>
<p> </p>
<p> それで、キッチンカーを何とか頑張ってという回答をいただいたのですが、実際問題、今ぱっと思い浮かぶのは株式会社グルメ杵屋のキッチンカーがあるというのは私も知っているのですが、たしか1台しか持ってなかったと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> その1台で全部、大きなイベントに対応できるのかというのはちょっと不安に思ったので、そのほか何か想定しているところがあるのかどうかいお聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 株式会社グルメ杵屋はキッチンカーですが、キッチンカーでいいますと、クレープ屋がもう1軒あります。</p>
<p> </p>
<p> それ以外に、貝塚二色の浜ビーチ&パークランのときにはテントを建てて、一部観光事業者も飲食店で入ってもらっていることもあるので、それも含めて、どれを呼ぶかは、まだお客がどれだけ来るか分からない状態なので、株式会社グルメ杵屋にしましても当日のスケジュールもあると思いますし、それを含めて総合的に考えていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> せんごくの杜整備事業のところで、せんごくの杜周回路伐採事業で350万円ほど計上されています。</p>
<p> </p>
<p> これは多分、我が会派の代表質問で真利議員が言っていた、ランニングとかができる4キロメートルのところの周回コースと理解してよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 今ご質問ございましたとおり、周回する遊歩道の整備ということで4.2キロメートルを目指して進めていくというところで、その中で、里山保全エリアなど一部分につきましては樹木等に覆われておりますので、そちらの部分のちょっと支障となるような樹木等の伐採費用を見込ませていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> その周回コースの中で、例えば今株式会社PALTACが独自で道路整備とか全部やってくれているというふうに先ほどの質問の中で出てきましたが、そこも含まれたりはしていますか、そのエリアも。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 株式会社PALTACの整備していただくのが産業・流通エリアという部分になるのですが、そちらの部分につきましては、株式会社PALTACのほうで周回遊歩道となる部分を施工していただきますので、その費用は含まれておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 費用というか、周回コースという部分では含まれているのかということです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 周回コースに含まれております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> その下に、万博の桜植栽事業準備というのが予算で立っているのですが、この事業について少し説明いただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> この万博の桜の植栽事業ということで、この事業につきましては、大阪府が設立しました万博の桜2025実行委員会というのがございまして、委員長に建築家の安藤忠雄氏がされております。</p>
<p> </p>
<p> その2025年の大阪・関西万博開催の機運の醸成を目的としまして、大阪府民や企業から2,025本の桜を植樹しようということで寄附を募っておりまして、それを協力できる自治体や企業等が植栽するというような事業になっており、貝塚市において100本を植栽する計画にしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 100本ですね。</p>
<p> </p>
<p> それは、今年度こうして事業がついているから、今年度中にも植栽するということで理解してよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 令和3年と4年の2箇年で整備を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 2箇年ということでしたら、100本、100本ということの200本と理解したらいいのか、50本、50本の100本と理解したらいいのか、その辺教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> すみません。来年度につきましては45本、令和4年度につきましては55本を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> この事業は、貝塚市が実行委員会に協力するということで手を挙げております。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市は、先ほどご答弁申しましたとおり100本です。</p>
<p> </p>
<p> この財源としましては寄附金を実行委員会が募っておりまして、それを財源に充てると。</p>
<p> </p>
<p> 植えるお金と、向こう10年間の維持管理費を含めて1本当たり13万3,000円を貝塚市に頂けると。本市はそのお金の範囲内で植えて、10年間の維持管理をしましょうということで、実行委員会から本市には1,330万円のお金が入ってくる予定となっています。</p>
<p> </p>
<p> ただ、今現在、寄附が全て集まっておりませんので、もしかしたら減額になるかなと。</p>
<p> </p>
<p> 先ほど横井政策推進課参事が申しましたとおり、今年の分、45本につきましては、桜を植えるのは大体、年明けです。</p>
<p> </p>
<p> 2月か3月に植えるのですが、その時点で入ってなかったら、入ってきた分に相応する分だけを植えさせていただくということを考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。意味もあるということですよね。</p>
<p> </p>
<p> そうしたら、前もあったと思うのですが、せんごくの杜のどこかのエリアに100本並んで植栽するということで理解したらいいのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 100本につきましては、せんごくの杜の中の主に里山保全エリアとか、今現状もともと市道せんごくの杜線というのがございますので、ロータリーから森の小径までの道の沿道沿いとか、あと、ドローンフィールド、クリケットフィールドの中とかも植えていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、63ページの同じくせんごくの杜の中で、来訪者駐車場整備で約560万円が計上されております。</p>
<p> </p>
<p> これは、せんごくの杜のどの辺りに来訪者向けの駐車場を整備しようとしているのか、教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> このせんごくの杜来訪者用駐車場につきましては、現在はちょっと形が変わっているのですが、大阪府道のところのちょうど接するところにロータリーがございましたので、そのロータリーを現在開発の工事の関係で、ロータリー形状ではなくて、T字形状になる予定になっておりまして、もともとバス停があった位置がございます。</p>
<p> </p>
<p> あの辺りに、この来訪者用の駐車場ということで、障害者の方のスペースも含めまして18台、20台程度を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> その駐車場については有料でしょうか、無料でしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 現在のところ、無料で止めていただくようなことで考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《聖火リレーについて》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、65ページのホストタウン事業の中の聖火リレーです。</p>
<p> </p>
<p> 聖火リレーがどうなるかということもあると思うのですが、今年4月14日に一応実施予定と聞いておりますが、現段階で、その聖火リレー、どのような形で取り組もうと考えているのか、教えていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> この4月14日といいますのは、大阪府で実施される聖火リレーの2日目ということになりますので、聖火リレー自体は3月25日から福島県で全国的にまずスタートいたします。</p>
<p> </p>
<p> 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会からも新型コロナウイルス感染症の状況を勘案しながら検討されてきましたが、今のところ、まず福島県のスタートはされると伺っております。</p>
<p> </p>
<p> それに応じて、大阪府もおおよそ1箇月前には判断をして、まず大阪での聖火リレーの実施はそのまま予定どおり実施されるということで今のところは決まっております。</p>
<p> </p>
<p> ルート等についても、去年の4月に実施する予定だったルートのままで予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> それで、懸念されるのが、新型コロナウイルス感染症の影響で観衆というか沿道で応援される方の対策をどうするかということになると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> これはどんなイベントでもそうだと思うのですが、今回、聖火リレーが実施されるということになった場合の対策は何か考えているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 聖火リレーの実施における新型コロナウイルス感染症対策については、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のほうからも新型コロナウイルスの感染、この対策のガイドラインが示されております。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましても、そのガイドラインを守りながらといいますか、そこもやはり聖火リレーをせっかく実施するのに無観客でできない、やはり聖火リレーの理念からいいますと、新型コロナウイルスの感染予防の対策を講じながら沿道に来ていただくなり、インターネット中継等で見ていただくということを言われておりますので、本市としても積極的に沿道に出てきてくださいとはちょっと言えないのですが、出てきていただいた場合は、マスク着用、大声を出さないで拍手等での応援、あるいは密にならないように適切な距離を取りながらの応援であったり、もっと言うならば、インターネットでのライブ中継もありますので、沿道に出てこないで、おうちでゆっくり応援するとか、そういった事前周知もしながら、当日につきましては、沿道整理員の促しで、そういったところを守っていただくようにしていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《ホームページ運用管理について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> この先、各地で先行してやっているところがあると思うので、いろいろまた参考にはできるかなと思っています。</p>
<p> </p>
<p> 69ページ、情報発信推進事業のホームページ運用管理についてですが、実は先日、一昨日ぐらいに、新型コロナウイルスワクチンの接種の考え方というか、国から示されているものとかがホームページに載りました。</p>
<p> </p>
<p> それで、ふと気がついたのですが、夜になったらそれが閲覧できなくなったのです。</p>
<p> </p>
<p> 昨日の昼間にこっち側に来たら、また閲覧できるようになったということです。</p>
<p> </p>
<p> フェイスブックとか私たちリンク貼って、そこから行ったら、夜中はそれが閲覧できないと。</p>
<p> </p>
<p> 何か今まで見たことないような表示が出たりしたのですが、これは何かトラブルになっているのか、いや、そういうふうなシステムになっているのか、どうなのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎情報統計課長</span></p>
<p> </p>
<p> ちょっと今、南野委員からご指摘されたところの認識はございませんでして、ホームページにつきましては24時間公開されておりますので、夜になったら見られなくなるとか、時間的に見られなくなるというのは基本的にないのですが、ただ、サーバーの障害であったり、そういった障害の内容で一時ページが表示できないということはあるのですが、そういった場合、委託業者から、こういうふうに夜中の何時に障害があって、一時サービスが止まりましたという情報提供があるのですが、先ほど南野委員ご指摘のページというのは新型コロナウイルス感染症のどういうページか、ちょっと教えていただけないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> だから、新型コロナウイルスのワクチン接種とさっき言ったと思うのですが、ワクチン接種のことを書いたページです。</p>
<p> </p>
<p> それをスマートフォンで見たら、昼間はスマートフォンでもちゃんと見られたけど、夜になったらそのページ、例えば私たちのフェイスブックのページで、そこをリンクしているところを押したら見れますでしょ。</p>
<p> </p>
<p> それが夜から明け方にかけて見られなかったのです。</p>
<p> </p>
<p> 私、何か間違ったのかなと思ったが、昼間、ここへ来てみたら見られたと。ほかの議員に聞いたら、「そうだよね、夜中、見られなかったわ」と言う議員も何人かいたので、新型コロナウイルスのワクチンのことは大切だから、そんなん時間設定していたらだめだろうと思ったから質問しているのですが、何かトラブルあったのかと。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎情報統計課長</span></p>
<p> </p>
<p> 数日前に健康推進課のほうから新型コロナウイルス感染症の予防接種のご案内のページというのがあったと思うのですが、今、南野委員がおっしゃっている一時表示できなかったのは予防接種のページということであれば、ちょっと認識がございまして、その当日公開したのですが、その後、ちょっと一部修正がございまして、リンクのURLが変わりましたので、ひょっとすると南野委員が最初リンクを登録されたときから一部内容を修正したときにURLのほうがちょっと変わってしまったということがありまして、そのページであれば、そういう事象は把握しておりますので、ちょっと説明させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> いや、そうじゃない。</p>
<p> </p>
<p> 私がフェイスブックに貼り付けたところを押して見られたのが、一昨日の昼間見られて、一昨日の夜は見られなくて、昨日の昼は見られたのです。URLは変えてないです。私がフェイスブックにリンクしているので。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎情報統計課長</span></p>
<p> </p>
<p> ちょっと説明不足で申し訳ございません。</p>
<p> </p>
<p> 南野委員がフェイスブックにリンクを貼ったときのURLがございました。</p>
<p> </p>
<p> そのときは、きちんと閲覧できる状態になっていたかと思います。</p>
<p> </p>
<p> その後、ちょっと一部ページを修正したときに、URLがこちらの事情でちょっと変更になっているという事象がございまして、一時、そのためにページが見つからないというような状態になっているかと思います。</p>
<p> </p>
<p> それをちょっと気づきまして、翌日早朝、こちらでURLを元どおり戻したので、リンクが元どおり見えるようになったところで、申し訳ございませんでした。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《市制80周年記念事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> そういうことなの。修正したら、それはそうですね。</p>
<p> </p>
<p> でも、ちょっと新型コロナウイルス感染症の関係で、結構皆さん注目していることなので、ここはそういうことのないように、今後、気を付けなかったら、やはり皆さん心配でいろいろ調べますので、そこだけはしっかりと対応していただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 71ページの市制施行80周年記念事業です。今年100万円の一応予算を組んでいます。</p>
<p> </p>
<p> 記念ロゴデザイン作成とか書かれているのですが、記念ロゴデザイン作成を含めて、今年1年間で具体的にどんなことを計画しているのか、教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 令和5年4月の新庁舎のグランドオープンと令和5年5月1日の市制施行80周年を迎える、そこまでの準備として、まず令和3年度は、それに向けたどういう事業をしていくのかを一緒に考えていく実行委員会等を設立しまして、そういった中で、どういった取組みをするのか、それ自体も考えていくということを考えております。</p>
<p> </p>
<p> 今、南野委員がおっしゃっていただきました一般委託料の中でロゴ等の作成についての費用を上げさせていただいていますが、これは今の仮定として、そういったことも周知、事前の盛り上げるための事業の一つにしていいかなということで仮に上げているということですので、決まったものではございません。</p>
<p> </p>
<p> ただ、実行委員会の中には市民のまちへの愛着や誇りが高まる記念事業を実施できるように、市民にも参画いただいた実行委員会の立ち上げとなっていくように進めていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 実行委員会を組織してと今お答えいただきました。</p>
<p> </p>
<p> その実行委員会はどのような時期にするというのがもう決まっているのか、またその実行委員会の対象というか、そういうのももう想定されているのか教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> はっきりと明確な時期ということではないですが、仮定として、秋頃には必ず実行委員会を立ち上げられるようには準備してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> あと、メンバーとか構成というものにつきましても、今でしたら市民の方が参画いただいているまちづくり推進委員会等ございますので、そういったメンバーの方にご協力いただいたりということも考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《人権行政について(感染症対策条例の制定について)》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 具体的には秋をめどということですので、それまでにまた何か分かりましたら教えてほしいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 77ページ、人権行政のところ、全般になると思うのですが、まず、新型コロナウイルス感染症に関連して、本会議の代表質問で新型コロナウイルス感染症に関する条例をという質問をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 藤原市長のほうから、三重県みたいに感染症という広い意味で検討するのだったら検討しないといけないかなというお答えをいただいたところです。</p>
<p> </p>
<p> 確かに藤原市長のおっしゃるとおりで、新型コロナウイルス以外にもこれからどんな感染症が起こるか分からない。</p>
<p> </p>
<p> その都度その都度、やはりその感染者に対する人権を守らないといけないという視点では、間違いなく藤原市長の言っているとおりだと思っています。</p>
<p> </p>
<p> それで、新型コロナウイルス感染症に話を戻したら、昨日の時点では300人をとうとう超えてしまったということで、残念ながらお亡くなりになった方も身近でもいらっしゃいますし、切実なそういった感染者の対応といいますか、周辺を気にする気持ちとか、そういったのはひしひしと我々にも伝わってきていると思います。</p>
<p> </p>
<p> 今後、本会議でご答弁いただいたように、感染症というくくりで、やはり条例という形で市民を守ると、人権を守るということが、今すぐなんて、とてもではないができないとは思うのですが、将来的にそうやって貝塚市で条例をつくってアピールするというのは大事だと思うので、その辺のお考えをもう一度お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;"><strong>◎藤原龍男市長 </strong></span></p>
<p> </p>
<p> 本会議でご答弁をさせていただいたように、私は早ければ令和3年度中に条例ができるように取り組んでいきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 人権の皆さんの審議会等がありますので、その日程等もありまして、市だけでできるということではないので、審議会の先生方のご審議を経てやっていきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《人権行政について(パートナーシップ宣誓制度について)》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 令和3年度中、審議会ということでいただきましたので、これはこれで進めていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 引き続いて、人権行政のところで、事務報告書の15ページです。昨年9月に貝塚市もパートナーシップ宣誓制度がいよいよというかスタートしていただきました。</p>
<p> </p>
<p> ここに書いていますように、現段階で2組の宣誓者がいるということでご報告いただいております。</p>
<p> </p>
<p> 今後、このパートナーシップ宣誓制度の啓発の在り方とか気軽に、気軽にという言い方が正しいかどうかは別として、パートナーシップ宣誓制度を利用していただくような仕組みというか啓発方法というか、その辺何かお考えがあるのか、お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎人権政策課長</span></p>
<p> </p>
<p> パートナーシップ制度の宣誓者につきましては、事務報告で2組となっておりますが、おかげさまで今年も今現在、もう1組宣誓がございまして、合計3組となっております。</p>
<p> </p>
<p> また、制度の周知啓発につきましては、昨年8月において概要を掲載したり、12月にも宣誓の方の第1号がございましたので、そこらで広報紙に掲載したりしております。</p>
<p> </p>
<p> また、周知用チラシを作成し、庁内の窓口や市の公共施設への配架とか、ホームページにも当然詳細を掲載しております。また現在、ポスターがちょうど出来上がりましたので、そういうので周知を行っていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> それと、特に、以前にも行っていたのですが、研修やセミナーとかを行って、市民の方とか職員の研修などにつなげて理解を深めていくように、引き続き周知啓発に努めていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 啓発といったら、チラシを作ってまくとか、ホームページでするとかしかなかなか思いつかないのは思いつかないとは思うのですが、チラシについても兵庫県宝塚市だったら小さい名刺サイズで啓発用のチラシみたいなのを作ったりしている創意工夫した取組みが必要かというふうに思うのです。</p>
<p> </p>
<p> その辺一つ聞きたいのと、市でイベントがいろいろ講演会とか、市民の皆さんに呼びかけて来ていただくイベント等もあると思いますので、そんなときにチラシとかそういったグッズというのですか、そういったのを配布するというのも一つの方法ではないかと思うので、その辺、お考えいかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎人権政策課長</span></p>
<p> </p>
<p> ひと・ふれあいセンターでLGBTの研修とかございましたので、そういうときにもチラシを置いていただいたり、今後もそういうことをしていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 具体的な話はまたいろいろと考えていただいたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> ちょっと私もいろいろ調べていたのですが、パートナーシップ宣誓制度ができて、貝塚市の条例とか規則で、この宣誓を受けた方がそれの対象になるかどうかを一遍調べてみたら、多過ぎてなかなか私もちょっとよく分からなかったのですが、特に、例えば職員の介護休暇とか特別休暇、また会計年度任用職員の休暇の日数で、配偶者がもしお亡くなりになったら何日というのがあるのですよね。</p>
<p> </p>
<p> 介護だったら何日というのがあるのです。</p>
<p> </p>
<p> その配偶者のところで、パートナーシップ宣誓をされた方が対象になるのかならないのか、その辺お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎人事課長</span></p>
<p> </p>
<p> 最初にパートナーシップ宣誓のお話がありましたときに、我々も当然職員がということは考えました。</p>
<p> </p>
<p> そのときには規定上は配偶者とかという表現にはなっているのですが、パートナーシップを宣誓した者については対象にするという基本的な考えではおります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> これから職員の中でも宣誓する方も出てくるとは思うのですが、そういったところで、あと、ちょっと私も全部よう見られてなくて申し訳ないのですが、そのほかの条例で、パートナーシップの宣誓をした方が、それで何か利用できる、また逆に、ちょっと宣誓者が対象にならないということがあるのか、ないのか。</p>
<p> </p>
<p> これは今すぐ多分ぱっと思い浮かばないと思うので、また今後、それぞれの課も含めて調査というのですか、管理する条例というか、その課が把握している条例でそういったことがないのか一遍調べていただきたいと思うので、もう既に調べているのなら調べているとお答えいただいたらいいのですが、その辺どうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎総務市民部参与兼総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 実際、今の段階で、配偶者の位置づけとパートナーシップで宣誓された方の兼ね合いというので条例の規定上どのようになっているかというのをお答えするのを持ち合わせておりませんので、そのあたり、ちょっと調べた上で、またご報告させていただきたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎人事課長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほど守行総務市民部参与兼総務課長からあったのですが、人事の分につきましては、ちょっと私も調べたところがありまして、他市、例えば大阪府も当然しておりますが、職員の規定上、明確にそのような規定が書かれてなくて、あと、ほか、先行しています東京都渋谷区とか世田谷区はパートナーという表現があったりします。</p>
<p> </p>
<p> 職員につきましては、市民に限っていないところがありますので、大阪府で宣誓すれば大阪府内にお住まいの方は対象にできるかと思うのですが、例えば和歌山県、兵庫県というところであれば、パートナーという表現を取ってしまうと、なかなか適用しにくいところがありますので、人事の分につきましては、当面運用でさせていただいて、しかるべきときに例規の整備をと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《町会加入促進用ごみ袋配布について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。それで、そのしかるべき時期が来たら、お願いします。</p>
<p> </p>
<p> 81ページ、町会活動支援事業の加入促進用ごみ袋配布のところです。これも本会議でお答えいただきました。分かりにくかったので、ちょっと確認をしたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> アンケートを実施して、今後検討したいということは、これ、非常にありがたいと、是非していただきたいと思うのですが、今回、この予算をつくるにあたって、我々はシールでどうでしょうと提案をずっとしているのですが、この次の予算について、町会連合会に相談されたのかどうかというのをお聞きしたい。この間の答弁では、ちょっとその辺が分かりにくかったので、教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎広報交流課長</span></p>
<p> </p>
<p> 来年度の分につきましては、まだ幹事会では諮っておりませんので、今後、諮っていくという形になります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ということは、まずアンケートがあって、アンケートしますよということは了解もらって、その後、その結果を受けて相談するということで理解してよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎広報交流課長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員おっしゃるとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《特殊詐欺対策機器設置等について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。そうしたら、その方法で進めてください。</p>
<p> </p>
<p> あと二つだけですので、いってしまいます。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、83ページ、特殊詐欺対策機器設置等ということで16万5,000円が入っています。</p>
<p> </p>
<p> この事業の概要を教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらの事業につきましては、警察や消費者庁等が収集した迷惑電話の電話番号をデータベース化をして、迷惑電話を自動で判別して着信拒否をする特殊詐欺対策機器を市のほうで購入し、65歳以上の高齢者に貸与することにより、特殊詐欺被害を未然に防止しようとする事業であります。</p>
<p> </p>
<p> 機器につきましては、平成29年度、平成30年度で合計60台購入し、これまでの貸出台数は37件となっております。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度の予算では、10台分の設置に係る委託料を算定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong> </p>
<p> </p>
<p> 60台のうちの37台ということで、これについて、未来永劫貸し続けるということになるのか、年限を半年とか1年とか決めてするのか、その辺だけ教えておいてもらえますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらの機器につきましては、1年ごとに更新をしております。</p>
<p> </p>
<p> データベースの利用料というのが1年目は無料になるのですが、2年目から年間で5,180円かかってきますので、それの支払いのこともありますので、更新するかどうかというのは1年ごとに確認しているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《防犯カメラ設置について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> あと、最後ですが、同じページの防犯カメラ設置です。</p>
<p> </p>
<p> 200万円出ていますが、これ、以前、我が会派のほうからもいろいろ質問させてもらっているのですが、市の補助を受けて町会が設置している防犯カメラで、何か事が起こったときに、そのカメラを見たいと、確認したいというときにも、なかなか町会独自では見られないと。</p>
<p> </p>
<p> 警察の許可が必要だということが言われてきました。以前にも質問で、そういった状況になったときに、警察と協議して、町会でも見られるように対応を検討するというお答えをいただいていたので、今現時点での検討結果といいますか進捗状況について教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらの質問につきましては、警察と協議を行いました。</p>
<p> </p>
<p> どのような場合に画像を閲覧するかということにつきましては、最終的には設置者の判断によるということでありました。</p>
<p> </p>
<p> したがって、市のほうの補助要件で作成することになっております町会・自治会の防犯カメラ管理運営規程、こちら、市のほうでひな形を示しているのですが、それを修正して、これまで補助を活用して防犯カメラを設置してきた町会・自治会に説明を順次行ってきているところです。</p>
<p> </p>
<p> これまで説明を終えたところの中で、3町会から規程を変更したという報告を受けております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> となったら、今既に各町会に順次説明しているということは、タイムラグがあったとしても、ほぼ今年度中、令和2年度中ぐらいには設置している町会に行けるのか、もうちょっと時間かかるのか、その辺を教えてくれますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> これまで補助を使って設置してきたところが40町会ありまして、あと12町会がまだ残っていますので、こちらについては急いで説明を行っていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《住民基本台帳事務について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 91ページのまず住民基本台帳事務の委託料の出張サービス業務、これが約356万円出ていますが、これは今、各町会とかに行っている出張登録みたいな感じで使われると理解してよろしいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎市民課長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員おっしゃるとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> これは何箇所分を想定しているのか教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> </p>
<p> こちらにつきましては、一月6回の出張サービスとか出前のサービス分を事業者に委託する前提での金額になっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 一月6回で、そうしたら12掛けたら60回以上するということ、希望があればそれぐらい確保しているということでよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> </p>
<p> 予算では、6回掛け72回分を計上いたしまして、そのように行っていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《住民票や戸籍謄本などの不正請求を抑止するための登録型本人通知制度について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> あと基本台帳と、下の戸籍事務に関わることになるかも分かりませんが、事務報告書の44ページ、本人通知制度のことでお聞きしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年中の事前登録者数が1年間で27件で、通知したのが57件とあると思うのですが、過去二、三年、分かる範囲で、通知件数は別で、登録者数は何件あったかというのを教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> </p>
<p> 過去3年分、平成30年度末時点では369件、累計で登録者数ございました。</p>
<p> </p>
<p> 令和元年度末で421件ございました。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年度の2月までで、今463件ございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ちょっとずつ増えているということかな。</p>
<p> </p>
<p> 平成30年度から令和元年度は60件ぐらい増え、100件はいかないということで、今合計が令和2年度の2月末で463件で分かりました。</p>
<p> </p>
<p> これ、いろいろ提案させてもらって使い勝手のよいようにということで、私、議員になってからいろいろと質問もさせてもらったのですが、実は、先日でしたか、八尾市のほうで、お聞きになっているとは思うのですが、この登録の人口に占めるパーセンテージが10%を超えたと聞いています。</p>
<p> </p>
<p> これってかなり高い確率の登録者数なのです。全国的にも高いと言われています。</p>
<p> </p>
<p> 何でこんな10%もいけたのかといったら、地道な啓発と、至るところで勧誘といいますか案内をして、そこで手続きをしてもらうというふうなことで、地道に積み重ねたのが10%を超えたということであります。</p>
<p> </p>
<p> 戸籍を第三者に本人が知らない間に取られるのを防ぐというか、通知で分かるという制度ですので広く進めていただきたいと思いますが、今後の数を増やすための施策というか、何かお考えになっていますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今現在、広報紙ですとか人権を守る市民のつどいの際にティッシュを配ったりさせていただいております。</p>
<p> </p>
<p> また今後もこのように掲載、ティッシュ等の配布をしていきたいと思いますが、それ以上のということでございますので、また検討してまいりたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 例えば、八尾市の方に聞いたのですが、マイナンバーの申請時に、申請するときに併せて、こんなこともあるのですよということを説明して併せて申請していただくと、10分ぐらいの話ですので、したりだとか、転入された方にこういった制度がありますと窓口で説明すると、一つ一つ丁寧にしていくと、婚姻届が出されたときに説明する、そしてまたそういった市のイベントでブースを設けてするということで10%を超えたとありますので、市民にとって自分のプライバシーを守るという意味で大事なことだと思いますので、是非その辺も検討していただきたいと思うのですがいかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> </p>
<p> 八尾市は約8%、ほかの市は1%以下ということで、令和2年3月末時点で本当に飛び抜けておりましたので、今お聞きしましてそういったやり方もあるのかと私もちょっと思った次第でございますので、そういった機会も含めて今後検討してまいりたいと思います。ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《期日前投票所増設について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 95ページの期日前投票所で、まちの駅かいづかに増設するということで89万円計上されています。この89万円でどんなことができるのか、まず教えていただけますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎選挙管理委員会事務局次長</span></p>
<p> </p>
<p> 委託料の期日前投票所の89万円ということでよろしいでしょうか。これにつきましては、期日前投票所をまちの駅かいづかに増設するに当たりまして、期日前投票所のシステムを新たに導入する必要がございますので、その初期費用として89万円を計上しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> システム導入というのは、パソコンを入れたりということしか思い浮かばないのだが、そんな感じで思っていたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎選挙管理委員会事務局次長</span></p>
<p> </p>
<p> このシステムにつきましては、名簿対照に必要なシステムということでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> となると、期日前投票をする期間はそこにあったらいいとは思うのですが、ふだんはそうしたらどういうふうにそのシステムを管理されるのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎選挙管理委員会事務局次長</span></p>
<p> </p>
<p> 期日前投票所のシステムに必要な機材としましてレンタルのパソコン2台を想定しておりますので、その都度レンタルしてセットアップするということを考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> となると、今後、期日前投票が、この後、市長選挙とか、そしてまたその次でいったら、市議会議員選挙かな、参議院議員通常選挙かな、その都度、その都度この費用がかかってくると思っていたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎選挙管理委員会事務局次長</span></p>
<p> </p>
<p> 今回の89万円というのはシステムを導入するにあたってのシステムの初期費用も含んでおりますので、2回目以降はセットアップ料のみとなります。すみません、その額ですが、市長選挙……。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎選挙管理委員会事務局長</span></p>
<p> </p>
<p> 市長選挙以降につきましては、期日前投票所のレンタルパソコンのセットアップ料として11万円がかかってくる形になります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《拡大地域ケア会議について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 102ページの社会福祉総務費全般に関わることで、何を聞きたいかというと、本会議の代表質問でも言いました拡大地域ケア会議についてです。</p>
<p> </p>
<p> 105ページのコミュニティソーシャルワーカーの配置事業にも関わってくるかとは思うのですが、まず、代表質問で質問させていただきまして開催状況などをお聞きしました。</p>
<p> </p>
<p> ざっと計算したら60箇所ぐらいが、1箇月とか2箇月に1回とか、不定期に開催されているということでした。</p>
<p> </p>
<p> 逆に言ったら開催されてない地域もあると認識したのですが、やはりこの拡大地域ケア会議、市政運営方針にも書かれていた内容ですので、市としても重要な施策の一つだというふうに取り組んでいると思うので、その開催されていない地域に対するアプローチをどのように考えているのか、まずお聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 令和2年度、初めて20箇所を当初から増やしたという取組みになっております。</p>
<p> </p>
<p> その20箇所を増やして、あともう少し今年度も来年度も増やしたいと思っているのですが、いかんせん民生委員・児童委員が不在の地域もございます。</p>
<p> </p>
<p> 町会長にお伺いしに行って民生委員・児童委員も出してくださいというお願いもしているのですが、地域によると働き盛りの人ばかりで受け手がないと言って受けてもらえないというような地域もあります。</p>
<p> </p>
<p> だから、例えば、今、63箇所しているのですが、町会連合会に入っているのが101町会ございますので、少なくともあと40ぐらいは増やしたいと思っているのですが、なかなかそういう事情で開けない地域があります。</p>
<p> </p>
<p> それが今、一番の課題としております。今後、そのことについて、どうしたら増やしていけるのか、これから考えさせていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今の回答でいうと民生委員・児童委員の方がキーパーソンというふうに聞こえたのですが、実はこれこそCSW(コミュニティソーシャルワーカー)の仕事ではないのか思ったりもするのです。</p>
<p> </p>
<p> 民生委員・児童委員はいってもボランティアですからね。</p>
<p> </p>
<p> ボランティアにそこまで、民生委員・児童委員がいないからこれができないというのは私は違うような気がするのですが、その辺の認識はいかがですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 申し訳ございません。拡大地域ケア会議というのは、やはり民生委員・児童委員の方が主役で、三位一体、地域包括支援センターと、社会福祉協議会のCSWと、民生委員・児童委員というふうに事務局としては考えております。</p>
<p> </p>
<p> しかし、今、南野委員がおっしゃられたように、CSWというのは民生委員・児童委員がいらっしゃらない地域でも活動しますので、その辺も社会福祉協議会のほうに協力を求めて、どのようにフォローしていくのかを一緒に考えていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 何で私がそこで民生委員・児童委員ではないでしょと言ったかというと、やっぱり民生委員・児童委員の方の負担が大きいからなのです。</p>
<p> </p>
<p> 言うように民生委員・児童委員が出ていない地域ももちろんあります。</p>
<p> </p>
<p> 何で出ていないかといったら負担が大きいからなのです。</p>
<p> </p>
<p> 成り手がないというのもあるでしょうし、高齢化という問題も、いろんな条件が重なっているとは思うのですが、ただ、この拡大地域ケア会議というのは、やはり高齢者の見守り、障害者の見守りのためにはなくてはならない会議の一つだと、取組みの一つだと私は思うのです。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味では、民間のボランティアの民生委員・児童委員を主に置くのではなく市が主体性を持ってやれる、また、CSWに補助を出しているというのであれば、そのCSWがキーになって、それぞれ--それは1人のCSWが何件も持たないといけないことになるのかも分からないですが、やっていくほうが、今できていないところをやろうというのであれば、そのほうが早いというか効率よくできるのではないかと思うのですが、それが正しくないというのでしたら正しくないと言ってくれたらいいのですが、その辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 一応、民生委員・児童委員の成り手不足で、一番私たちが認識、またこれも民生委員・児童委員協議会のほうでも共通の認識なのですが、地域の何かボランティア的、福祉的なことは全て民生委員・児童委員に係ってくると。</p>
<p> </p>
<p> それでは民生委員・児童委員の成り手もないだろうと、負担が多過ぎるだろうということで、逆に民生委員・児童委員には、拡大地域ケア会議に出ていただいたら、民生委員・児童委員が本来する仕事だから、それ以外というのは逆に整理できるのではないかという発想もあるのです。</p>
<p> </p>
<p> ただ、今、南野委員が言われましたとおり、いないところをどうするのかというのがやっぱり主のご質問ですので、そちらについては社会福祉協議会のCSWがどういうふうにこれからそういう地域を動いていくかというのも連携した上で考えていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。やり方はいろいろあろうかと思います。</p>
<p> </p>
<p> 例えば民生委員・児童委員が主体となっているところもあってもいいでしょうし、地域包括支援センターがしているところがあってもいいであろうし、やっぱり貝塚市内で課題を見過ごさない、その視点が私は一番大事だと思うので、いろんな方法でまたしていっていただきたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> それで、代表質問の中でも入れました、令和2年では実務者会議--集約する会議でしょうね--が年2回開催の予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症で開催できなかったというご答弁をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 確かに我々の地域でも貝塚市でもいろんなイベントが中止になったり、会議が中止になってきましたが、そんな中でいろんな会議の持ち方が確立されていったのも事実です。</p>
<p> </p>
<p> 例えばZoom会議、市でも他市との会議はZoomでしたりいろいろしていますので、そういった方法で情報共有をしておかなければ、やはり課題の解決にならないと違うかということです。</p>
<p> </p>
<p> できてなかったものは仕方がないので、今後、このコロナ禍でこの実務者会議をどのように進めていくのかをまず教えていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、南野委員がおっしゃられたようにZoom等いろいろ、最近、新型コロナウイルス感染症に対する対策というのもしっかりしてきました。</p>
<p> </p>
<p> 密を避けてある程度大きい場所で、広く場所を使うのだったら影響ないだろうということもだんだん分かってきましたので、早急に年度が明けたら実施に向かって動きたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《発達障がい者支援について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 続いて、108ページの障害福祉のところで聞いていいのか、その後の児童福祉のところで聞いていいのか、ちょっと分からない。発達障害のことで、これも昨年12月に質問させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 私としては市全体、児童だけではなく、やはり生まれてから成年、高齢になってからも発達障害ということがあるので、この障害というところで聞きたいと思うのですが、全般的な質問を12月にさせてもらったときに、やはり子どもを中心に貝塚市は考えているのかなというイメージを、私としては受けたのです。</p>
<p> </p>
<p> ただ、子どもだけではなく、成人してからも発達障害という診断をされる方もたくさんいるという大前提で、ここで質問させてもらいたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> あのとき当事者に切れ目のない支援が必要だということで、支援策はどうかということでお聞きしました。</p>
<p> </p>
<p> その当事者からしましたら、やはり子ども中心だなと、そういった声もいただきましたので、生まれてから、赤ちゃんから亡くなるまで発達障害というのはあるものだという前提で、その支援策を何か、窓口、ここに行ったら確実に分かるというのが要るのではないかということで提案させてもらったと思うのですが、当時の回答ではやはりまだまだそこまでいってないという回答をいただいたのですが、その支援する必要があるという認識を改めてお聞かせいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> </p>
<p> 発達障害につきましては、12月のときにもご答弁させていただいたように、知的障害のある方については療育手帳を、知的障害のない方については精神障害者保健福祉手帳を取得され、その手帳に基づいた支援を障害福祉課のほうでさせていただいているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 手帳を交付されている方は、それでいろんな支援の方策がある、ないはよく分かっています。</p>
<p> </p>
<p> いわゆるグレーゾーンというところです。</p>
<p> </p>
<p> 手帳が交付されるか、されないかでも診断されるという方もいらっしゃいますし、手帳の交付を望まないという方もいらっしゃいます。</p>
<p> </p>
<p> そういった方への支援といったら、いろいろお話を聞く場を持つとか、個々の、それこそ100人いたら100人違う症状が出ると思いますので、それぞれ対応しながら、手帳交付がこの方には必要ということになるのか、いや、手帳交付までいかないけど、もうちょっとの支援でいけるのではとかいうふうなのが出てくるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で、年齢に応じて行くところが変わったら、今、人生80年という時代に、やはり何か貝塚市として発達障害というエリアで、ここに行ったら安心できるというシステムが要るのではないかと--これは今から言ってそんなすぐできるとも全然思っていません。</p>
<p> </p>
<p> それが課同士で常に連携を取り合って、今日はここでしようかという順番みたいなのでもいいかも分からないのですが、そういったシステムはひとつ考えていってほしいと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。</p>
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<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎福祉部長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員おっしゃるとおり、学校を卒業したから、次、障害福祉とか、もちろん切れ目のない連携は取っているのですが、全般としましてやはり発達障害に関する相談というのは、障害福祉のほうで、今も相談に乗らせていただいております。</p>
<p> </p>
<p> そこから個々のケースに応じて、その方がどういった支援が必要になるのかということも寄り添ってやっていこうという考えはもちろん持っておりますので、今、自分がどのような状況であるのかが分からない、不安を抱えたまま相談に行きたいという場合は、障害福祉課へ相談にまずは来ていただき、その後、ケース・バイ・ケースで対応は考えさせていただきたいと思っております。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> もうちょっといろいろまた詰めていきながら進めたいと思うのですが、あとピアリーダー育成のための考えということで、大阪府が開催しているピアリーダー研修とかいう形で受けていただきたいという答弁もありました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、大阪府の講座の主となるのが精神障害者をメイン対象に研修があって、その中の発達障害となっているみたいです。</p>
<p> </p>
<p> 発達障害児の皆さんへの対応とかいうことで、発達障害のある方が、自らが学んで、自らが相談員になるということにはなかなかなり切れていないということ。</p>
<p> </p>
<p> 全国的には都道府県がやはり主となってそういったピアリーダー研修とかをしているのですが、地方で、貝塚市で例えば独自でこんなことをやりますとアピールをするためにも、貝塚市でもいっぱいいますので、そんな児童施設もありますので、独自でして、貝塚市でここまで研修もして、皆住みよいまちになっていますと言えるようにアピールするのも一つの方法かと提案されています。その辺の考えはいかがでしょうか。</p>
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<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今現在、障害福祉課のところで発達障害の方のピアリーダーというような相談は、現実、具体的には受けてはいないのですが、市として、そういう当事者の方がリーダーとなって相談を受けるような、そういうことを、まだ具体的にどうすればいいのかちょっと分からないのですが、大阪府の発達障がい者支援センターというところもございますので、またその辺と連携も取りながら研究していきたいと思います。</p>
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<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《地域生活拠点事業》</span></p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 是非研究していただいて、いろいろとまたご相談もさせてもらいたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、115ページ、地域生活支援拠点事業、これは市政運営方針でも入っていました新たな事業でありますので、市政運営方針でも支援ネットワークを構築するということで触れられていますが、具体的にどのようなことをするのか教えていただけますか。</p>
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<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
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<p> 障害者等の重度化、高齢化、または親亡き後に備えて、今後、障害者を介護している方に何か緊急時が起きたとき、そういう緊急事態が起きたときでも障害のある方が地域で安心して暮らせるような体制を整えるということで、今回、令和3年度から地域生活支援拠点等整備ということで予算を計上させていただいています。</p>
<p> </p>
<p> 具体的には、障害のある方で単身で生活されている方や、障害のある方を介護している方自身が障害があるとか、あと介護している方が高齢であるとか、そういうような方を事前に把握・登録していただいて、この方の常時の連絡・相談体制を整える。そして、もし緊急事態が起きた場合に、市内の事業所に地域生活支援拠点の事業所も登録していただいて、そのときどきで常に部屋が空いていたりというわけにはいかないので、その市内の事業所でネットワークを組んで、どちらかでこの何日間かを過ごしていただけるようなところを見つけるなど、そういうネットワークをつくると。</p>
<p> </p>
<p> あと、緊急事態というのは突然起こりますので、緊急事態に備えて体験の機会も考えています。</p>
<p> </p>
<p> それは緊急事態に備えて平常時に何泊かグループホームとかそういうところで1人で過ごす、何日間かを1人で過ごす体験をしていただく、そういうような事業も考えています。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今、その事業の説明をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> ということは、まずは登録があって、事業所にも協力依頼ということが必要になってくるのだろうなと思うのですが、具体的にはその登録作業がいつ頃からスタートするのか、また事業所への協力依頼をいつ頃ぐらいにするのか、それでまた全体的にこの事業をスタートさせるのはいつぐらいになるのか教えてください。</p>
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<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> </p>
<p> この地域生活支援拠点事業につきましては、貝塚市の障害者自立支援協議会の中で準備を進めてまいりました。</p>
<p> </p>
<p> その中で対象になるであろう方についてのピックアップといいますか、何人ぐらいというところまでは今しているのですが、実際登録というのは、4月に入ってからしていただくようにお願いしていきたいと思っています。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> そうしたら、4月から具体的にそういった、今、実態把握とかもしていて、対象者にもご案内や登録などをしてもらうということですね。それで受入施設も確定していくと。一つ安心が増えるかなと。</p>
<p> </p>
<p> それと、その支援ネットワークをつくるというのとは同じ事業と思っておいたらいいのですか。</p>
<p> </p>
<p> その中で事業所のネットワークとか、当事者のネットワークなど、そういったのをつくるという支援と思っておいたらいいのですか。</p>
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<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> </p>
<p> 事業者のネットワークというのはそのとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> あと当事者の登録というのは随時進めていって、事業の内容とかも理解していただいた上で登録していただくと、そういうふうになっています。</p>
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<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《すくすく子ども館施設管理事業について》</span></p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 一つだけ、137ページのすくすく子ども館施設管理事業についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 施設管理ということで890万円をしているわけで、外壁工事で約700万円が昨年の予算で計上されていて、その外壁工事は既に完了しているということで認識してよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
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<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎子育て支援課長</span></p>
<p> </p>
<p> 令和2年度の外壁工事というのは完了しております。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> その後で廊下の隅のほうから雨漏りとか、カビが生えてきたというお話も聞こえてきたのですが、その辺、担当としては認識されているのでしょうか。</p>
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<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎子育て支援課長</span></p>
<p> </p>
<p> その雨漏りによるカビの部分であるとかというところも、一旦補修工事をさせていただいた中で、ほかのところも補修ができていないのではないかという懸念もありましたので、再度変更の工事を契約しまして対応したところでございます。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> そうしたらそれは対応済みで、今はもう大丈夫ということで認識してよろしいですか。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎子育て支援課長</span></p>
<p> </p>
<p> 課としてはそのように認識しております。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> この施設が開園してもう五、六年になるのですが、提供されてからいろんな面でメンテナンスをしていると思うのですが、これまでにそのメンテナンス費用、外壁も含めて総額幾らぐらいかかっているか、今、分かりますか。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎子育て支援課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、ちょっとその集計はできておりません。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。</p>
<p> </p>
<p> そうしたらどれぐらいかかったか、参考のためにまた一遍調べていただいて、受け取ってからでいいので、どれぐらいこの施設に補修という形でかかっているか、お示しいただくことは大丈夫でしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎子育て支援課長</span></p>
<p> </p>
<p> 調べさせていただいて、後ほどご連絡さしあげます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《新たなステージがん検診事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今の食野委員と重なるので、一つだけにしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 157ページの新たなステージがん検診支援事業のところで少し質問をしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> がん検診のことだと思うのですが、ここ数年の検診者数の推移、もし分かれば、分かる範囲で結構ですので教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎健康推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> これは新たなステージがん検診、無料クーポンを送付するという事業でございます。</p>
<p> </p>
<p> 対象は、子宮がん検診については二十歳、乳がん検診は40歳になる方ということで年齢が絞られております。</p>
<p> </p>
<p> この実績でございますが、子宮がんにつきましては、令和元年度が47人、今年度、現在までの実績が52件でございます。</p>
<p> </p>
<p> 乳がん検診につきましては、令和元年度が157件、令和2年度が144件となってございます。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ということは、誤差はあるにせよ、ほぼ横ばいと。</p>
<p> </p>
<p> これ、ずっと想定されている範囲内で行われていると思っておいたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎健康推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 特に子宮がんなのですが、やはり満二十歳になられた方は、どんなことをされるのだろうかと不安が大きいということがございますので、従来より、私どもは4月以降にこの対象になられる方に対して、その前に、成人式が終わった頃に、子宮がん検診に対する理解を深めていただくためのリーフレットを購入しまして、それを発送しているということもあるのですが、なかなかやはり伸びないということがございますので、今後もこの辺につきましては、より検診者、受診者を増やすための方策について検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> また、乳がん検診につきましては、貝塚市の30代の方に、これは健康増進法の枠外の検査になるのですが、エコー、超音波検査を実施しております。</p>
<p> </p>
<p> この目的は、30代のときから乳がん検診を受けるという習慣をつけていただいた上で、健康増進法に基づく40歳以上のマンモグラフィー検査につなげていきたいということで実施していますが、まだまだ検診受診率につきましては伸ばしていかなければならないという問題意識を持っておりますので、今後とも様々な対策を検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 様々な対策ということで具体的に何か今考えていることで、乳がん、子宮がん検診を伸ばすということは、今現在、何か考えていることありますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎健康推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在の状況ですが、やはり去年の4月以降、一旦緊急事態宣言でがん検診なども止めるという厚生労働省の通知がありました。</p>
<p> </p>
<p> その後も、がん検診は再度再開いたしましたが、密を避けるためということで検診枠を減らしています。</p>
<p> </p>
<p> また、令和3年度についても、感染者の状況を見ながらどうするのかを今後検討する形になろうかと思うのですが、現時点で、この辺の新たなステージも含めて何か効果的な対策については、まだ検討中でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 新たなステージというがん検診ということではそれでいいのですが、あと、がん全般、大腸とか胃とか、そんな検診の受診データとかはお持ちになっているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎健康推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> がん検診でございますが、これにつきましては、健康増進法で五つのがん検診、5がんと言いますが、それを市町村で実施が義務づけられております。</p>
<p> </p>
<p> まず、順番に、胃がん検診でございますが、令和元年度が1,222名、令和2年度については860名、約29.6%の減となっております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、肺がん検診でございますが、令和元年度が1,567名、令和2年度が1,173名、約25.1%の減少となっております。</p>
<p> </p>
<p> 大腸がん検診については、令和元年度が4,801名、令和2年度が4,127名、約14.0%の減少となっております。</p>
<p> </p>
<p> 子宮がん検診につきましては、令和元年度が2,826名、令和2年度が2,544名、約10.0%の減少となっております。</p>
<p> </p>
<p> 乳がん検診についてですが、令和元年度が2,434名、令和2年度が2,107名の約13.4%減となっております。</p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 令和2年度といったら、やはり新型コロナウイルス感染症の影響で減っているというのは、十分理解できることです。</p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症がいつ落ち着くのかということはあるのですが、一旦落ちたものをぐっとまた検診に持っていかないと、やはり今、日本では2人に1人ががんになるとも言われています。</p>
<p> </p>
<p> 我々、谷口委員もそうですが、リレー・フォー・ライフ・ジャパンというがん患者を支援するチャリティーイベントにも携わらせてもらっていて、検診の大切さは微力ですが訴えているつもりです。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、それが実を結ぶように何かいろいろ考えていかないと、イベントを1年に2回することで、それは大事なことだと思うのですが、継続的な何か取組みが必要かと思うのですが、市として、その辺をどう捉えて今後進めていこうとしているのかだけ、最後、教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎健康推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては、平成30年4月に貝塚市がん対策推進条例を策定し、市民の皆さんとともに総合的ながん対策を推進するということを明確にしておりますので、条例に基づき、いろんなことを検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> いろんなことを検討するというのは、多分、平成30年のときからずっと今後検討していくというふうに聞いていたと思うので、そろそろ何か前へ一歩出るというのを考えていっていただきたいなと。</p>
<p> </p>
<p> 自分自身もこれという具体例が出せないのが心苦しいのですが、それはそれとして、平成30年に条例ができてからずっと取組みを進めているわけなので、何か一つ、特効薬ではないのですが、検討していただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎健康推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員ご指摘の件も踏まえまして、先進事例等を調査の上、様々な対策を研究してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《塵芥収集事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 165ページの塵芥収集事業、ごみの減量化、その辺併せてご質問したいと思います。</p>
<p> </p>
<p> まず、令和2年、コロナ禍の影響で、ごみの量というのですか、在宅しているという家庭が多くなったと認識しているのですが、令和2年の状況で、ごみの量というのは前年度に比べてどうだったのかをまず教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、南野委員おっしゃったとおり、世間一般でも言われているのですが、家で過ごす時間がやはり増えているということで、事業系のごみが減って、家庭系のごみが増えているという形になっています。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましてですが、紫色の袋で出している可燃ごみ、それについては令和元年中と令和2年中を比べると1.86%の増加となります。</p>
<p> </p>
<p> 不燃ごみ、あと、粗大ごみ処理券を使ってする分ですが、それについては35.08%と大幅に伸びています。恐らく家で過ごす時間が増え、出てくるごみの量が増えているのは、大半が不燃ごみ、粗大ごみと認識しています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> これは新型コロナウイルス感染症の影響なので、ごみを減量化しろと言っても、やはりそれぐらい出てくるのは致し方がないかなと思います。</p>
<p> </p>
<p> それを受けてではないのですが、ごみ収集場所の件で、今ある程度ごみ集積場が整備されているところは住宅街の中でもいいのですが、以前からちょっと何回か言わせてもらっているのが、なかなか集積所を設置できる箇所もないというエリアも実はあるのです。</p>
<p> </p>
<p> それで、無理から電柱のそばに、五、六軒が集まって出しているのですが、できたらカラス対策も含めて、散らかされ放題になるので、自宅の前に置きたいという希望があったのですが、そこが行き止まりになっているので、なかなかできないという回答をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、市直で行くなら行くのですが、業者がなかなかそれを嫌がるということでお聞きしたこともありまして、委託している業者にそういった指導が市としてできないものなのか。</p>
<p> </p>
<p> なるべく市民の皆さん、住民の皆さんが、カラス対策も含めて管理しやすい、目の届く範囲にごみを出したいという思いがあるので、その辺、市から業者へ指導を行うことができないのかどうか、お聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> 直営だから委託だからということではなくて、委託業者にお願いするのは、市がやっていることはちゃんと同じようにやってほしいということでお願いしています。</p>
<p> </p>
<p> 今、南野委員が言われた、まとめて出しているところをばらしてとかというところも、それは判断基準としては当然市として考えています。</p>
<p> </p>
<p> 基本的には、やはり効率のこともありますので、当然出す側からすると、家の前まで取りに来てくれるのが一番便利だとは思うのですが、それを言っていくと、当然あっちもこっちもということになっていきます。</p>
<p> </p>
<p> そうなってくると当然効率は落ちることになります。基本的には今の形でお願いしますということなのですが、ケース・バイ・ケース、いろんな事情でもって、先ほど言われた入っていけないところであったりそういうところもやはり出てきますので、それは個別で検討はしていきます。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどの委託業者へのという話については、委託業者だからという形ではなく、当然その場所が市の受持ちであったときにはどうなるのかということを考えて、できること、できないこと、市であればやるということであれば、その判断でもって委託業者のほうへは話をしていきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。今お答えいただいたので、そのとおりでやっていただければ、それで問題ないです。</p>
<p> </p>
<p> 私、長いこと同じところの話をしていて、以前そういうふうにお聞きしたので質問したのですが、どうしてもごみを固めて置く場所がないというところが出てくるのです。</p>
<p> </p>
<p> 新しい宅地だったら、そこの宅地の会社が集積場みたいなのを造ってるのですが、そういったところでないので、ある程度住民の皆さんの希望を、集積場がないところは実際住んでいる方の一番出しやすいようにしてあげるべきだと思いますので、その辺、最後、もう一度お答えいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎廃棄物対策課長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほどと一緒の答弁にはなってしまうのですが、やはりケース・バイ・ケースにはなってきます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、1箇所そういうことをしていくと、やはりあちらこちらということになることも想定されますので、その辺も併せた形で、相談が出てくれば対応していきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《消費者対策事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> そうしたら、183ページ、消費者対策事業のところです。</p>
<p> </p>
<p> 第4回定例会で、私のほうから、消費者の安全確保ということで協議会の設置や教育推進計画ということを求めました。</p>
<p> </p>
<p> 他市の状況を見ながら研究するという回答をいただいているのですが、その見通しというか今後の進捗について教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 消費者安全確保地域協議会につきましては、新たな組織といたしまして、令和3年の秋ぐらいまでには設置できるよう現在準備を進めております。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 秋までに設置ということですが、どういったメンバーでするとか、そんなイメージはできているのでしょうか。</p>
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<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 大体、今、内容的に考えているだけなので、まだ全然調整はしておりませんが、貝塚警察署、民生委員・児童委員協議会、社会福祉協議会、山手・中央・浜手の地域包括支援センター、それと障害者の基幹相談支援センターで、あと、高齢介護課、障害福祉課、子ども福祉課、危機管理課、学校教育課等を考えております。</p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> そういったメンバーで今後進めていくということで、また状況が分かれば教えていただきたいです。</p>
<p> </p>
<p> あと、言っていました消費者教育推進計画というのも併せて研究するということでお答えいただいたと思うのですが、それはこの協議会の中で議論するというイメージでいいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> いや、それは別でするというイメージなのか、それだけ教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 申し訳ありません。そちらにつきましては、方針等まだ出しておりません。恐らく別で考えるかとは思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《中小企業制度融資事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。別で考えるということでしたら、今後スケジュール等も詰めていっていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、同じ183ページの中小企業制度融資事業につきまして、コロナ禍ということで、企業もかなり厳しい状況になっているということは聞いています。</p>
<p> </p>
<p> こういったコロナ禍の影響で、これを利用される方の件数といいますか、前年度比などが分かれば教えていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> まず、一つ目の市制度融資信用保証料補給金につきましては、令和元年度が2件の10万円の執行になっております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、令和2年度になりますと件数がゼロ件となっています。</p>
<p> </p>
<p> この理由は、新型コロナウイルス感染症関連資金として、融資限度額も大きく、当初3年間無利子、無保証料と、条件のよい融資制度が創設されたことによると考えております。</p>
<p> </p>
<p> 続いて2点目のマル経融資でございますが、こちらが令和元年度、49件で金額が70万6,900円、対しまして、令和2年度が32件、61万5,900円となっております。</p>
<p> </p>
<p> こちらの理由は、同じく新型コロナウイルス感染症の特別利子補給制度というのを国がつくっています。</p>
<p> </p>
<p> これがこの制度よりも非常に有利な条件になっておりますので、こちらが影響して減少しているものと考えています。</p>
<p> </p>
<p> 三つ目の府制度融資信用保証料補給金につきましては、令和元年度が9件で45万円、令和2年度が16件で80万円。こちらは増加しているのですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして、大阪府の制度融資の利用が非常に多くなったというのがまず一因でありますが、4月以降は、新型コロナウイルス感染症対策として中小企業臨時給付金制度を創設いたしました。</p>
<p> </p>
<p> この中小企業臨時給付金制度と府制度融資信用保証料補給金は重複申請ができませんので、思っているほどは伸びてないという現状でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 今、最後に説明しました中小企業臨時給付金制度の申請件数ですが、現在600件を超える件数が申請されておりまして、これにつきましては、信用保証料の代わりに、申請1件につき10万円、中小企業に補給金として給付しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。状況は分かりました。</p>
<p> </p>
<p> 恐らく今年度この予算を組んでいるということは、前年度より増えると予想されているということで認識しているのだろうと思っているのですが、先ほど報告いただいた数を考えたときに、それぞれの予算で何件分ぐらいを想定して一応見積もっているのか、もう一度教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 市制度融資信用保証料補給金が14件、マル経融資利子補給金が約50件、府制度融資信用保証料補給金が30件となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《周遊観光コース整備事業について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> どうもありがとうございました。またいろいろ企業の方への支援を引き続きお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 続きまして、185ページの観光活性化事業の中の周遊観光コース整備事業約300万円あります。</p>
<p> </p>
<p> 代表質問にありまして、回答で五つの属性に応じたコースを設定していると答弁いただきました。</p>
<p> </p>
<p> その一つとして、20代未婚男性向きの自転車やサイクルトレインを使って、恋人の聖地「水間寺愛染堂」、二色の浜の夕日を見るコースということを一つ事例として挙げていただいたのですが、もしよければ、あと残り四つを教えていただければと思います。お願いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> ほかのものとしましては、40代既婚女性のルートであるとか60代既婚女性などに併せて、例えば本会議の代表質問で答弁しましたのは、20代未婚男性に向けたものでありますが、自転車やサイクルトレインを使いまして、恋人の聖地に選定されている水間寺の愛染堂であるとか、夕方の二色の浜、これはいわゆるロマンチックな気分を盛り上がっていただくため、二色の浜を訪問して、最後にはカップルで食事をするといったコースを設定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> いや、私は五つコースがあるのかなと思ったのですが、そうじゃないということですか。五箇所行くということですか。</p>
<p> </p>
<p> もう一つ、いいですか。ちょっと気になるのが、この男性・女性と区切る必要があるのかというのが非常に気になったのですが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 男性・女性といいますか、これはいろんな幅広い年代に事前にアンケート調査を実施しました。</p>
<p> </p>
<p> そのアンケート調査の結果、貝塚市のことを紹介する一文を入れますと非常に反応がよかった世代と性別ということなので、あえて男女別で分けさせていただいている次第です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> それはちょっと気になるから後で質問するのですが、ほかのコースは5箇所回るということで考えておいたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> まず、一つ先に説明させていただきたいのは、この前、説明した分につきましては、令和2年度の事業で、この3月31日までにする事業となっております。</p>
<p> </p>
<p> それで、20代男性、これは知念商工観光課長が説明したように、委託業者が自分ところの旅行会社ですので、顧客に対して、近畿圏また首都圏の顧客に対してアンケート調査を実施した結果、食いつきのよかったのが今言った20代男性であるとか30代男性であるとかというようなコースになっております。</p>
<p> </p>
<p> 20代男性では、自転車ということで、水間寺、森の小径とかジプシーフラワーとかそういうところを四、五箇所回って、一日、貝塚市を周遊すると。</p>
<p> </p>
<p> 次に、30代になりますが、車で回ると。これは独身であって、貝塚市にある手打ちそば屋であるとか、塩五の村雨であるとか、自然遊学館、二色の浜公園、善兵衛ランドを回るとかいうようなコースを選定しております。</p>
<p> </p>
<p> 20代独身女性ですと、電車と徒歩がツールになっておりまして、ANCHORという雑貨屋をスタートにして、古民家そらCafeとか、まちの駅かいづかから水間公園に行く。</p>
<p> </p>
<p> 40代女性ということで、これは既婚で、車で回っているというようなコースで、願泉寺、水間寺というようなちょっと文化系のところを回って、また、子どもさんということも想定されますので、奥水間のアスレチックスポーツ等を回って、最後、温泉に入って帰ってくる。</p>
<p> </p>
<p> 最後、一番また活発に旅行していただける60代の女性の方になるのですが、そういう方をターゲットにして、和泉葛城山ブナ林であるとか松葉温泉であるとか、また帰りは食べ物ということで、この中では寺内町散策と、ウラカイヅカという言葉を使って古民家そらcafe周辺のところを回ろうというような企画を出してもらっておりまして、その冊子が3月31日までにできるということになっております。</p>
<p> </p>
<p> また、ここで言う周遊観光コースにつきましては、今度、令和3年度で新しく事業をする周遊観光コースの予算となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今、話を聞いていて、ちょっと合点がいかないといいますか、そしうたら、今説明いただいたのは令和2年の中で業者にお願いして、業者の責任で作ってもらうということでよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> 市が関わってないと思っておいたらいいのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 今のこの周遊観光コースにつきましては、委託事業で入札の結果、観光業者に決まりまして、観光業者と市がすり合わせて作成したものです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ちょっと話が違う方向に行くかも分からないのですが、市が委託して、お金を出してするのに、男性・女性と区切る必要があるのかと私はすごく疑問に思っていて、ましてや既婚・未婚、そんなことを市がお金を出しているパンフレットに載せるのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 確かに、その部分につきましては、表に出していくものではなくて、統計的な分類をして、コースをつくる際に事前にアンケートをして貝塚市の情報を流したところ、その世代のそういう方々が割と興味を持っていただいたということになっておりまして、説明のほうが既婚という内容であるとか、性別のことを出したのはちょっと確かに問題あるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> そうしたら、何で今それを答えているのか。そんなのを出したら、ここで公の公文書に載るわけでしょ。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員ご指摘のとおりです。申し訳ございませんでした。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 確認ですが、そうしたらそういったパンフレットとかには、そんなことは載らないでいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> それは載りません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ですので、公の議会で議事録に載るところで議論していますので、市が委託しているところで、そんな既婚とか未婚とか男性・女性とかのコースだと言われたら、ちょっと私はかちんと来ますので、それはやはり違うと思います。</p>
<p> </p>
<p> もう一つ、確認。また令和3年度で新たに今約300万円使ってするというのは、同じような感じで、その五つのコースをパンフレットか何かを作ってすると認識しておいたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> パンフレットにつきましては、今年度事業で作成する予定となっております。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度の事業に関しましては、令和2年度で設定したコースの魅力を向上させるためにいろいろ、例えば看板の設置であるとか、あるいは自転車で来る方のためのサイクルステーションの設置とか、今回つくるコースの魅力を向上させるための事業となっています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《祭礼観客対策について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 分かりました。そういった形でいろいろ検討していただければと思います。</p>
<p> </p>
<p> あと、187ページの最後、祭礼観客対策で60万円出ています。祭礼時にトイレの関係で使っているというふうには、私も運営会に関わりましたので認識しております。</p>
<p> </p>
<p> それで、以前、昨年の決算特別委員会で、我が会派のほうから祭礼時のごみ対策についてお願いしたと記憶にあります。</p>
<p> </p>
<p> これ、経過からいいましたら、もともと業者にお願いして、一括で処理も含めてやっていたのですが、また昨今、分別しなければならないというふうになってきて、業者もきっちりそれをするようになってきたということもあります。</p>
<p> </p>
<p> それと、祭礼時、2日間、試験曳きも入れて3日間で、これは麻生郷地区だけかも分からないのですが、観客がたくさんお見えになって、ごみもたくさん置いていってくれるということがありまして、実は、麻生郷地区は8町会あるのですが、その8町会の委員長の祭礼関係者が夜に出てきて掃除して、ごみ袋に入れていたということがありました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、私の地元は隣でしているので近くでいいのですが、阪口芳弘議長のところとか、我が会派の真利議員のところは遠いので、バスを借りて行くというふうなことが実は清掃活動でしていたのです。</p>
<p> </p>
<p> でも、それもなかなか夜のことですし、危ないという議論になりまして、それなら業者に全部任して清掃もやろうということになったのですが、実は、それに伴って各町会10万円ずつ別で出し合って、今やっているのです。</p>
<p> </p>
<p> ですから、実際70万円から80万円、その清掃で2日間、3日間でかかっているということがありまして、これ、結構各町の負担が大きくなってきているということです。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市のだんじり祭りも麻生郷、木島、西葛城、南近義とあるのですが、それぞれがやはり魅力ある祭りで、地域の活性化に私はつながっていると思いますので、できましたらそういったお客さんが貝塚市に足を運んでくれると、そこで貝塚市でお金を落としてくれるという一つの大きな事業でありますので、今、予算でどうこうということは全然思ってないのですが、予算を検討する上で、そういったことも含めて何らかの補助を今後検討していってもらえないかと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 実際に祭礼で観客が来た場合に、やはりごみも出ますし、トイレも必要ということになっておりまして、現在、市では、祭礼のトイレにつきまして60万円の予算を計上させてもらっております。</p>
<p> </p>
<p> そして、祭りにつきましても、太鼓台祭り、だんじり祭り、2回あって、各郷に分配しておりますが、現状では南近義地区においては、イオン株式会社のご厚意で辞退していただいております。</p>
<p> </p>
<p> また、実際のところ、案分しても、現在トイレ設置費用についても不足しているような状態であります。</p>
<p> </p>
<p> 確かにごみにつきましては、各それぞれの団体、それぞれだんじり関係者のほうでしているかと思うのですが、そういう事情ですので、今回そういう要望につきましては、ごみということですが、トイレのことが先にありますので、それについては引き続きどのようなものがいいのかというのは少し一回考えたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ちょっと最後よく分からなかったが、それはトイレのことを考えるのか、ごみのことを考えるのか、よく分からなかったので、その辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部参与</span></p>
<p> </p>
<p> トイレにつきましては、南近義地区のほうが辞退いただいているということもあるので、それも含めて、もし検討するのであれば、いわゆるトイレに対する補助金ということになっておりますが、ごみとトイレと含めて見直しとかを検討していくということも一つ考えていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ごめん。やはり分からないです。</p>
<p> </p>
<p> それで、要は、言うように太鼓台もあるし、3郷がありますし、そこでごみとトイレを一緒に考えるというのも、一緒に考えて増やしていただけるならそれを充てるということは考えたらいいと思うのですが、その辺、ちょっと今これは一つの提案と思っていただいて、今後、やはり大きな事業ですので、他所からいっぱい貝塚市に来てくれる事業ですので、その辺もちょっと検討していただきたいと、最後にそれだけお願いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;"><strong>◎藤原龍男市長 </strong></span></p>
<p> </p>
<p> 毎年、この話になります。</p>
<p> </p>
<p> 私も3郷全て回って、太鼓台も全て回って、実情は多分誰よりも詳しいと思うのですが、毎年同じ話で、毎年同じ答えになるかと思いますが、一遍検討してみます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《道路維持補修について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 193ページ、道路維持補修に関わるのか、関わらないのか、もし違うかったら、また言ってくさだい。</p>
<p> </p>
<p> 市道にかかる民家からの木とか、枝とか、通行の妨げになるというのを、基本的には空き家、空き地対策としてやってもらっているのですが、令和2年、令和3年でそういった関連の、どうしても市がしなければならないところが出てくると思うのですが、そういった予算というのですか、この中に組み入れられているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、南野委員おっしゃったように、本来、そういうものについては個人のほうでということになっておりますが、やはり条件的に市でやらなければならないところはございます。やはり道路の安全上、そのまま放置できないところもありますので、予算の中で見込んでおります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> それは、例えば令和2年でいったら、今現在分かっている範囲でいいのですが、幾らかかっていて、令和3年ではどれぐらいをもくろんでいるというのは出ますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> すみません、その前に、まず枝の剪定にあたっては、基本的には本市職員のほうで行っております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、どうしても高いところで作業車が要ったりとか、専門家に任さなければいけない現場もありますので、そういうところは業者のほうに発注しておるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年度に関しては、今お手持ちの資料でいくと約50万円ほど、その民間の伐採の費用で充てさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度につきましても、これは実際に案件が上がらないと分からないところがありますので、一概には申し上げられないのですが、同等程度要るのか、もしかすれば下回るかというところだと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 約50万円、今年度ではかかっているということですが、こういった場合は、その対象者に対して請求というのは考えていないのですか。</p>
<p> </p>
<p> 空き家、空き地の関係でいうたら特別措置法とかもいろいろ国のほうでもできてきていますし、条例見たときに、指導とか勧告とか従わない場合は代執行も含めて。</p>
<p> </p>
<p> 代執行となれば、その分は請求できるとなっていると思うのですが、その辺、市の考えは今どうなのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> まず、今代執行のお話が出ました。道路公園課としての立場でお話させていただきますと、まず、私どもは相手のほうに面会を求めまして、相手のほうにまず切ってくださいとお願いします。</p>
<p> </p>
<p> これの基になっておりますのは、道路法の第30条、同じく道路構造令の第12条で、建築限界といいまして、道路上への張り出し規制という項目がございます。</p>
<p> </p>
<p> それを基に、民法第233条の、その所有者に枝を切除させることができるという切除要請をまずさせていただいております。</p>
<p> </p>
<p> このような案件を含めた道路上の問題というのはいろいろございまして、本市としてもその都度弁護士相談をさせていただいているのですが、今回の案件というか、今年度の案件で少し大きい部分がありましたので、改めて弁護士相談をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> その中で、相手が伐採の要請に応じない場合の対応として、二つの案をご提示いただいております。</p>
<p> </p>
<p> まず一つは、今、南野委員おっしゃった行政代執行を行う方法、もう一つは、相手と話合いを行い、合意の下で市が剪定を行う方法と、この2点でございます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、行政代執行を行う場合は、まず事前に、行政代執行法によりまして、代執行を成す場合は、相当の履行期間を定め、その期限までに履行されないときは、代執行を成すべき旨をあらかじめ戒告しなければならないとあります。</p>
<p> </p>
<p> まず、相手に切ってくださいという期間も、かなり長いこと取らなければならないということです。</p>
<p> </p>
<p> その後、市として代執行で相手に戒告することはできるのですが、ただ、それに対して、弁護士の先生おっしゃるには、まずその時点で相手から裁判所に対して戒告の取消請求があるということです。そうなりますと、判決が出るまでに最低でも半年、なおかつ弁護士費用もかかるということも考えられますと。</p>
<p> </p>
<p> ここからが、弁護士の方がかなり私どものほうに心配して言っていただいたのが、裁判になった場合、市が負ける可能性がかなり高いですというふうに聞いております。相手が勝訴した場合、相手が心理的苦痛や名誉棄損を理由に損害賠償を市に求めてくることも考えられるということをおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> 市が負ける可能性が高いという根拠としまして、先ほど申し上げた道路法や民法から照らし合わせたときに、貝塚市が切ってくださいということが、これは命令ではなくて、あくまで要請であるというところで、本来代執行しても、代執行の理由としてはちょっと弱いというところで、これはもう負ける可能性がかなり高いですというふうに聞いております。</p>
<p> </p>
<p> その中で、本市として取る道路の安全を考えたときに、案の2番の、相手と話し合い、合意の下で市が剪定するという方法を、今現在やっているというところでございます。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 弁護士は、弁護士10人いたら10人の考え方があると思うので、それはまた確認したらいいと思うのですが、今回の場合、そうしたら恐らく行政と地権者というか管理者との合意で切ったので、それを請求することはできないという市の認識なのでしょうか。</p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員おっしゃるとおり、市からは請求できないということです。</p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> もう皆さんご存じのとおり、空き家とか空き地とかも、通行人に直接危害が及ぶところってやはりたくさんありまして、そういった意味では、もうある程度市がかぶるのは致し方がないのだろうと思うのですが、樹木とか草木の場合は、1回切ってもまた伸びてきたりしますので、これ、いたちごっこになる可能性があるのですが、どこかで何か根本的に解決できるような解決策が要るのと違うのかなと。</p>
<p> </p>
<p> それなりの予算も組んでいかないといけないと思うのですが、今後そういったことが出てきたときの市としての対応はどうすべきだと考えていますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今年度実施した部分につきましては、先ほど担当課長が説明しましたように、時間的なこともあって、同意をいただいて伐採したということでございます。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、これ、同意をいただくということ自身が相当の労力を要しておるということもひとつ理解していただきたいところなのです。</p>
<p> </p>
<p> そういう代執行を視野にするという方法もあるかとは思いますが、やはり緊急性が高いということであれば、一定そういうことで、もう市のほうですると。ただ、そういう形で手続きを踏んでおりませんので、もう請求できないところについてはやむを得ないことかと考えております。</p>
<p> </p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今、亀岡都市整備部長がおっしゃったことは、もう重々私も認識しております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、気をつけないといけないというか危惧するところは、以前、何か道で穴が開いていて、こけて、それで損害賠償請求されたと、逆にそんな場合もあるわけです。</p>
<p> </p>
<p> 木の枝を避けるため、例えば傘を差しながら避けるために車にひかれたら、これ市の管理と違うのかと言われるのが、以前そういったことが議題にも上ったので、心配するのであって、そこはもうきっちりと整理、やらないといけないことはやはりやらないといけないだろうと、安全に通っていただくための道を整備しないといけないというのが市の責任だと思うので、その辺を危惧しているわけなのです。</p>
<p> </p>
<p> その辺、最後、今のことを受けて、もう一度ご答弁をお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 当然南野委員がご心配していただいている市の責任というのはあるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> ですから、今回はちょっとイレギュラー的に本人に立会い願って了解いただいて、それも相当の苦労をしてやったというのはあるのですが、一定例えばそれを、樹木であればもう伐採してくださいとか、そういう文書での指導、これは行政指導になるとは思うのですが、やはり将来的に訴訟とか、そういうことを考えていった上においては、そういう手続きも大事かと思いますので、今後そういう形で、まずはそれからやっていくと。今回はちょっと時間なかったのでしていないですが、そういう取組みでやっていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> よろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 195ページ、東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業の中の工事請負費で、ボックスカルバート整備というのがあります。これについて少し説明いただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今お話のありましたボックスカルバート整備につきましては、新設しますJR東貝塚駅西口へのアクセス道路用地、現在本市が買収を行っております無添くら寿司、日本生命保険相互会社野球部グラウンドの山側の土地、そちらに隣接しまして、幅1.8メートルの水路がございます。</p>
<p> </p>
<p> そちらの水路に関しましては、今度できます新しい用地の支え擁壁も兼ねてくるということで、今年度の設計委託でその水路の健全度というのも調査をいたしました。</p>
<p> </p>
<p> その中で、擁壁部がかなり老朽化もしておりまして、今すぐどうこうなるということではないのですが、やはり道路ができますと、この先何十年と使うものですので、やはり今の時点で、そこを含めて新設しないと、今後道路に何十年先に影響出ることも考えられるというところで、それでは、その支え擁壁、どういうやり方が一番いいのか検討した中で、施工性、経済性等を考えまして、ボックスカルバートというコンクリート製の既製品、四角い既製品ですね。</p>
<p> </p>
<p> そちらで同等断面のものを敷設すると。それを道路の支えの擁壁も兼ねて施工するということで、今考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 日本生命保険相互会社野球部グラウンドと駅の間ですよね。どれぐらいの距離をこれで賄おうとしているのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 延長で約340メートルでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 四角い大きな屋根を水路にそのままかぱっと、その上からアスファルトか何か敷いて、道路用地というか駅前広場の用地にするということで理解しておいたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> その水路の横に歩道ができる予定になっております。</p>
<p> </p>
<p> ですから、歩道を一部利用して、それプラス緑地とか、そういう形で今考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《鉄道軌道安全輸送設備等整備事業》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> まずは、203ページの鉄道軌道安全輸送設備等整備事業ですか、水間鉄道の安全輸送の関係です。</p>
<p> </p>
<p> 約2,300万円計上されております。</p>
<p> </p>
<p> 今年度、この事業につきまして何を充てるというのが予定されていますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市計画課長</span></p>
<p> </p>
<p> 整備の主な内容といたしましては、踏切の遮断機を16箇所更新、それと、線路の下に敷いているバラストの更新です。</p>
<p> </p>
<p> 道床交換と申しますが、それを名越駅と森駅の間で、延長にして約90メーター程度ですが、状態の悪いところを入れ替えるのと、併せて枕木の交換も行います。</p>
<p> </p>
<p> 主な内容は以上でございます。</p>
<p> </p>
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<p> </p>
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<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 約2,300万円という水間鉄道も貝塚市民の足ということで例年続いていますが、周辺の自治会とのコンセンサスといいますか、魅力発信という形でいろいろ取り組まれているとは思うのですが、結構敷地内での改修の要望が、踏切周辺の整備とか多くあります。</p>
<p> </p>
<p> ただ、なかなか水間鉄道株式会社も厳しい経営状況というのはお聞きしているのですが、周辺地域の皆さんからしたら、もう言いっ放しで返事がなくて、どうなっているのかが全然見えないということを言われているので、せっかく毎年約2,000万円また補正を組んだりもしていますので、市のほうからもそういった周辺地域等の要望について、ちょっとずつでも何か回答するとか、何らかの返事するとか、そういった方向で市のほうからも助言といいますか、していただきたいと思うので、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市計画課長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員おっしゃっています線路沿いの草刈り作業とか、いろんなことを住民の皆さんからいろいろ苦情なりいただいていると聞いているのですが、それにつきましては、本市からも水間鉄道株式会社に、できるだけ早く対応して、地元のほうにもきっちり返事をするようにと、本市のほうから申したいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《空き家等対策事業》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。よろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 同じページの空き家等対策事業ということで、「等」なので、空き地も含まれていると思ってよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎まちづくり課長</span></p>
<p> </p>
<p> 空き地も、含まれます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 空き家対策、空き地対策ということで、先ほどの道路の件ではないのですが、この貝塚市内至るところに放置されたままのところがやはり数多くあります。</p>
<p> </p>
<p> この1年間で、空き地という面で市のほうに相談といいますか、通報の件数を教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎まちづくり課長</span></p>
<p> </p>
<p> 空き地の苦情ですが、令和2年度2月末現在になりますが、74件でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> その74件でどのように対応されたか、内訳分かりますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎まちづくり課長</span></p>
<p> </p>
<p> 空き地の苦情に関して、口頭での指導やその他行いましたところ、49件が刈取りを完了していただいております。</p>
<p> </p>
<p> それから指導中のものが17件、当事者間で話合いしたり、特に指導していないのが8件。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 何らかの形で指導とか指導中がもう50件超えているということで、効果はあるのかなと思うのですが、逆に言うたら一向に手つかずの状態のところもあると思います。</p>
<p> </p>
<p> 先日、山梨県の山火事でもありましたように、この乾燥した冬場とか今の時期、ちょっとした、あまりたばこのポイ捨ても今ないですが、たばこのポイ捨てとかで火災が発生するおそれがあるということとか、空き家、倒壊寸前の空き家も含めてですが、そういったおそれでかなり不安に思っている地域住民の方がたくさんいらっしゃると聞いています。</p>
<p> </p>
<p> 国のほうも特別措置法が施行されて、全国各地でいろんな取組みをされているというのはもうご承知のとおりだと思いますので、ここは先ほどの道路の件も含めてですが、安心して住める地域づくりを目指していっていただきたいと思うのですが、その辺の考え方、もう一度お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 空き家につきましては、空家等対策の推進に関する特措法あるいは本市の通称、空き家・空き地等適正管理に関する条例という対応になってくるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、空き家等という定義が、使用されていないというところで、使用している事実があれば、なかなかそこから先に進めないという問題もございまして、そうなると大阪府の建築基準法での扱いということになってくるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府との協議につきましては、一応定期的に情報交換はしているのですが、なかなか難しいところもございます。</p>
<p> </p>
<p> 一方、空き地につきましても、これ、ほとんどが草刈りとか、そういうことだと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> やはり草刈り、空き地については本市の条例での対応になってくるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> ただ、草刈りにつきましては、なかなか勧告、命令という形で進んでいって行政代執行というところは非常に難しいのかなと考えております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、南野委員もよく言われております、ただの草刈りだけではないだろうという空き地も実際あるのは事実でございます。</p>
<p> </p>
<p> そういう部分につきましては、今後対応を進めていかないといけないというのはあるのですが、きちっとした法律がない中で、国のガイドラインとかが示されていたらいいのですが、そういうものもございませんので、個別に各事案ごと、弁護士と都度相談しながら、今後対応していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 悩ましい問題だというのは重々分かっています。</p>
<p> </p>
<p> 手つかず、空き地、また倒壊される寸前の空き家も含めて、例えば、これは固定資産税の関係も出てきませんか。</p>
<p> </p>
<p> 農地だったら安くなるとか、それだから建物がなくなったら高くなるとか、そんな関係でなっているというのもよく分かっていますので、その辺、国とかも含めて連携しながら進めていってほしいのですが、兵庫県神戸市でも、また新しい取組みが先日の新聞に報道されたのですが、地域の力を借りて、弁護士等を派遣して空き家とか空き地をクリアにするとかいうような、また新しい動きがいろいろ出てきていますので、そんなのを一度またいろんなところで情報を取っていただきたいと思うので、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 空き家につきましては、先ほど申し上げた問題もあると。</p>
<p> </p>
<p> 空き地につきましても、そういうケース・バイ・ケースで対応していきたいということもございます。</p>
<p> </p>
<p> そういう部分につきましては、他市の情報は積極的に収集していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《公園維持補修事業(健康遊具について)》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 続いて、209ページの公園維持補修事業であります。</p>
<p> </p>
<p> 以前、新政クラブのほうからも、健康遊具のことで質問等をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 市内の公園に、これから高齢化時代が進む中で、健康遊具も整備する必要があるのと違うかという質問をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> その際、当時回答いただいていますのが、4公園のうち4器具を考えているという計画をされているとご答弁いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 今現在、その健康遊具を設置している市内の公園は何箇所あるのか、まず教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、貝塚市が管理する公園で健康遊具を設置しておりますのは8公園で、23基でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 当時より、ちょっとずつでも増えているのかなという印象があります。</p>
<p> </p>
<p> 今、健康遊具をまだまだ増やしていくべきだと私は思うのですが、市として、今後この健康遊具を増やしていく考えがあるのか、その辺のお考えをお聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 先ほど南野委員がおっしゃったように、高齢化でありますとか、あと子どもの体力低下ということで、健康づくりは大変重要なことであるという認識はございます。</p>
<p> </p>
<p> その中で、令和4年度に貝塚市都市計画マスタープランの見直しを予定しておりまして、その中で、今後の貝塚市の公園遊具の整備方針等も検討していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> そのマスタープランの中で提示するということですが、それは増やすという方向で思っておいたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 何年かけてどの程度増やすかというのは、今の時点ではちょっとお話はできませんが、健康遊具は増やしていく方向で考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 具体的に、また、そうしたらそのプランなども見ながら、私のほうも検討したいと思います。</p>
<p> </p>
<p> ただ、この健康遊具を設置している公園をアピールするというか、市内の皆さんがどこまで把握しているかというのは、ちょっと私も疑問に思うところがありまして、先日、他市でどんなことをしているのかと思って、健康遊具で検索したら、市のホームページで、写真入りでどこどこの市は健康遊具ここにありますと言って、地図とかあったり、どんな遊具があったりというふうにアピールをしているのです。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、今貝塚市は、多分そこまでしていなかったと思うのですが、その辺はどうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員おっしゃるように、現在、貝塚市のホームページではそこまで記載はしておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今後、先ほど言いましたように、健康遊具がこんなことに役立つというのを、ここの公園にあって、こんな遊具がありますよと、皆さんご利用くださいねと言って、ホームページとか、先ほどのフェイスブックとかLINEじゃないですが、そんなところでもせっかくSNS、しっかり今発信していますので、活用していくべきだと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> そうですね。やはり健康遊具、使っていただいてこそ価値がありますので、その辺は、そういうPRとかをきっちりしていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《住居表示について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 最後ですが、213ページ、住居表示です。</p>
<p> </p>
<p> 久保一丁目が今年度されるということで、先日お聞きしました。久保町に関しまして、今一丁目ということですが、最終的には何丁目まで予定されているか教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎土地情報課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、今のところ、数年先を見越しまして、久保五丁目までをまず想定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 今年1年かけて、多分年内ぐらいだったような気がするのですが、一丁目が整備されて、あと、そうしたらもう次年度はまた二丁目、その次は三丁目というふうに、順繰り追って、多分2年かけて一つぐらいやっていったのだったかな、今のパターンでいったら。そんな感じに思っておいたらいいのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎土地情報課長</span></p>
<p> </p>
<p> 若干、今回新型コロナウイルス感染症の関係もございましたので、ずれることはあると思うのですが、2年計画で順番にしていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> なお、久保一丁目につきましては、今年11月、住居表示を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 例えば、久保が一丁目から五丁目までできるので、一丁目まではちょっと時間がかかったとは思うのですが、二丁目、三丁目、四丁目、五丁目といったら同じ久保の中なので、そういった意味では進めやすいとは思うのです。</p>
<p> </p>
<p> だから、そこは2年かけるとかいうのではなく、ぱんぱんという言い方がいいのかわからないのですが、そこまで時間かけなくてもいけるような気がしなくも、それは私の認識がちょっと間違っているのですかね。</p>
<p> </p>
<p> やっぱり2年かけてじっくりしたほうがいいのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎土地情報課長</span></p>
<p> </p>
<p> 南野委員ご指摘の部分も考慮の余地はございます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、住所の変更ということがございますので、地元の何よりも協力と理解が必要なものもございますので、その点、時間をかけてこちらのほうはさせていただきたいと。</p>
<p> </p>
<p> ただ、進捗状況により、機運が高まってくれば、おっしゃるように予定よりも早めることも場合によってはあるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> それは、今後こちらのほうで努力して進めていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《防災行政無線について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 昨年、4地区の町会放送をつなぐということで報告を受けていたと思います。</p>
<p> </p>
<p> その結果、改善できたのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 市民の反応も含めて、もし分かるようでしたらお答えいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> 防災行政無線の町会放送設備への接続につきましては、昨年3月に澤町会に接続させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年度の予算で4地区分計上して、橋本町会、三ケ山町会、近木町会、半田町会と設備の接続を進めてきて、3月16日に最後の接続が終わったところです。</p>
<p> </p>
<p> 澤地区のほうは1年程度たっておりますが、特に不具合が生じているというお声は聞いておりません。他の地区の状況につきましても、今後検証していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> まだ最近できたところもありますので、注視していただければと思います。</p>
<p> </p>
<p> それで、また併せて、どうしても聞こえにくいところはJ:COMで接続をしたらできますとご案内いただきました。</p>
<p> </p>
<p> それで1年目は無料でできるが、2年目からは有料になるということで、前回、その2年目から補助ということを考えられないのかお伝えしていたと思うのですが、2年目以降の対応を何か検討されているでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> J:COMの機器を接続して、室内でも防災行政無線を聞くことができるようにということでありますが、聞こえにくい全ての人を対象には考えていないのですが、音声での情報伝達しか取得しづらい視覚障害者の方を対象に、その機器の利用料を市で負担するという制度を始めたいと準備を進めてきたところです。</p>
<p> </p>
<p> できるだけ希望される方の事務的な負担が減るようにと、事業者であるJ:COMと協議を進めてきて、先般ようやく合意に至ったところです。</p>
<p> </p>
<p> 今月中に視覚障害者の方に個別の通知を送付するなどして、受付を開始したいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《ユニチカ跡地について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 253ページ、小学校費のところで、先ほどの土木費のところでありましたが、ユニチカ跡地の運送会社の関係で、業者への対応は先ほどのところでお話があったと思うのですが、学校として、やはりあそこに来たときの安全対策は東小学校、第二中学校とも考えておかないといけないような気がするのです。</p>
<p> </p>
<p> その辺、何か現段階でお考えになっていることはありますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎学校教育課長</span></p>
<p> </p>
<p> 学校のほうは、事前の打合せというか、そういったものの機会を持ってもらうように言っているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 企業側も、向こうのほうからそういった場を持って、子どもたちの安全のためにどのような形を取るのがベターなのかということを、意識してくれていると思っておりますので、またその話の中で、子どもたちの安全を優先にした形を我々としては伝えていこうと思っておりますので、まずはその場でいろんな方向性を出したいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《制服について》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 何といっても登下校のときが一番危険な目に遭うことが多いと思いますので、またお願いします。</p>
<p> </p>
<p> あと、257ページの中学校費ですが、今年第二中学校の制服が、4月から変更になると聞いています。</p>
<p> </p>
<p> ブレザー型になるということで、私も見させてもらいましたが、なかなかよいかなと思っているのですが、先日、LGBTの関係で、弁護士の仲岡しゅんさんの講演会をお聞きする機会がありました。</p>
<p> </p>
<p> それで、私もちょっと考えが至っていなかったと、その指摘がそのとおりだなと思ったのですが、制服を選ぶ段階で、LGBTの生徒を対象に、スカートやズボンを選べるという発想がそもそも間違っているということで仲岡さんはおっしゃったのです。</p>
<p> </p>
<p> そもそも大前提としてスカートやズボンを選べるのが当たり前なんだとご指摘いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 私もどちらかというとLGBTの方の配慮をしてスカート、ズボンを選ぶと思っていたので、そこは私自身も改めないといけないと思ったのです。</p>
<p> </p>
<p> それで、この制服問題の選択というときに、市の教育委員会として、ジェンダーの方というかLGBTの生徒に対する支援というか、どのように考えているのか、まずお聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎学校教育課参事</span></p>
<p> </p>
<p> 制服に関しては、各学校のほうで、既に中学校ではスラックスも含めて全て選択できるということで、保護者にも生徒にも周知して、そのように対応していただいています。</p>
<p> </p>
<p> 小学校では、私服のところと制服のところがあるのですが、制服のところは、先進的な学校では長ズボンを標準服の中に設定して、それを選べるというふうにしている学校もありますし、まだそうなっていないところでも、長ズボンの着用を可としながら、男子の児童・生徒も、女子の児童・生徒も、LGBTQの方も、全ての人がいずれかの自分たちが着たい制服を、標準服を選択できるように学校ではなっておりますし、市教育委員会としても、そのように考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">《市営プール解体整備事業》</span></p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 303ページの市営プール解体整備事業について質問させてもらいます。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度予算で行う約2,300万円をどのように使うのか、教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎教育部参与兼スポーツ振興課長</span></p>
<p> </p>
<p> 市営プール跡地整備工事につきましては、旧市営第2プールを駐車場用地として整備します。駐車場用地として整備した後は、東小学校の先生の駐車場として使う予定です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 旧市営第2プールだけで、そうしたら、あと残りのプールは解体とかはどうなるのですか。</p>
<p> </p>
<p> 解体とか跡地利用でいうと、どうなりますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎教育部参与兼スポーツ振興課長</span></p>
<p> </p>
<p> 旧市営第3プールにつきましては、現在解体中で、3月末までに解体工事が終わると。その後の有効利用については、分譲も含めて検討しているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 旧市営第5プールにつきましては、解体が終了しております。その跡地につきましては、どういう利用ができるのか、当初駐車場ということも検討しておりましたが、再度見直しているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 旧市営第4プールがまだ解体が終わっていないということで理解したらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与兼スポーツ振興課長</span></p>
<p> </p>
<p> 旧市営第4プールにつきましては、橋本地区の整備の関係もありまして、現在のところ、そのまま置いておくということになっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> ということは、もう旧市営第4プール以外は全て解体も終わっていて、要するに、跡地の決まっている旧市営第2プールだけが東小学校の駐車場になるということで約2,300万円の予算計上をしたと理解しておいたらよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与兼スポーツ振興課長</span></p>
<p> </p>
<p> そのとおりです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2021-03-09T12:09:00+09:00
令和3年 真利一朗議員 新政クラブ代表質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/4517459
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000; font-size: 12pt;"><strong>※代表質問は一括質問の後、一括回答ですが、わかりやすくするために、一問一答に編集してい掲載します。</strong></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/220426095645-6267434d8f30c.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/220426095645-6267434d8f30c_m.jpg" alt="IMG_3065.JPG" style="float: left;" /></a>議長のお許しをいただきましたので、新政クラブを代表いたしまして令和3年度市政運営方針並びに関連する諸議案につきまして、通告順に従いまして質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年度は、春先より蔓延して猛威を振るっていた新型コロナウイルス感染症の影響により、全世界の人々が楽しみにしていた東京2020オリンピック・パラリンピックが、4月7日から5月6日にかけての緊急事態宣言が発令されたことから、令和3年度に延期になりました。</p>
<p> </p>
<p> 感染症自体も夏場に第2波が、現在第3波が襲来しており、緊急事態宣言も2021年1月7日より2月7日まで発令されたのが、この3月7日まで延長され、大阪府は近隣の兵庫県、京都府とともに、2月28日に解除されましたが、関東圏の1都3県は3月21日まで延長されています。まだまだ収束していません。</p>
<p> </p>
<p> この新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方にお悔やみを、そして、感染症にかかられている方にお見舞いを申し上げますとともに、最前線でお仕事をされている医療従事者の皆様に敬意を表します。本市におきましても、藤原市長をはじめ、理事者の皆さんの他市に負けない迅速な対応に感謝申し上げる次第であります。</p>
<p> </p>
<p> また、2月13日23時7分、マグニチュード7.3の地震が起こった福島県沖の地震は、10年前の2011年3月11日に起こった東日本大震災の余震と言われています。10年も過ぎているのにまだ余震が続いていること、また、近年よく聞かれるゲリラ豪雨、局地的豪雨等の自然災害の怖さを知らされる日が続いておりますが、本市においては、都市政策部管轄であった危機管理課を独立し、危機管理室としてこういった災害に迅速に対応する機構改革が本定例会に提案されました。</p>
<p> </p>
<p> 万が一を想定し、本市として危機管理能力を充実させる組織体制構築に敬意を表します。</p>
<p> </p>
<p> さて、質問に入りますが、私が本日3番目ということで同趣旨の質問もあると思いますが、前向きなご答弁をお願いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong><span style="font-size: 14pt;">《新型コロナウイルス感染症に関する条例について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 質問番号1番、新型コロナウイルス感染症に関する条例についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症は、令和元年12月に世界最初の症例が確認されて以来、世界規模で感染が広がり、いまだに感染が拡大しています。</p>
<p> </p>
<p> 我が国では、令和2年1月15日に最初の感染者が確認され、1月28日に感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に基づく指定感染症に定められ、同年3月13日に新型インフルエンザ等対策特別措置法(新型インフルエンザ特措法)が改正され、同法が適用されることになりました。</p>
<p> </p>
<p> 新型インフルエンザ特措法に基づく緊急事態宣言は、4月7日に7都道府県に出され、同16日に全都道府県に拡大されましたが、一旦収束の様相を示し、5月14日に39県で解除され、最終的には同25日に全ての都道府県で解除されました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、その後、第2波、第3波と見られる感染拡大があり、令和3年1月7日に埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県を対象に再び緊急事態宣言が発令されました。</p>
<p> </p>
<p> 1月13日には栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県が対象地域に追加されました。</p>
<p> </p>
<p> 2月7日をもって栃木県は解除されましたが、他の10県は延長され、また、2月28日には大阪府を含む2府4県が解除されましたが、関東地区1都3県は3月21日まで延長されております。</p>
<p> </p>
<p> 自治体は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)や新型インフルエンザ等対策特別措置法等により対応措置を講じてきていますが、法令に基づく措置のほか、独自に条例を制定して対応する自治体も少なくありません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> 令和3年2月9日現在、確認できるものとして52の条例が制定されています。</p>
<p> </p>
<p> 都道府県が12条例、市町村は40条例が制定されています。</p>
<p> </p>
<p> 内容としては、それぞれの自治体の状況を踏まえ、様々な規定が盛り込まれていますが、数として最も多いのは新型コロナウイルス感染症の感染者等に対する不当な差別の禁止や人権擁護に特化した条例となり、23自治体が制定しています。</p>
<p> </p>
<p> その他の条例については、感染症対策に関する自治体の責務、住民、事業所等の責務や役割、自治体が実施する対策、感染者等への不当な差別等の禁止などについて規定しています。</p>
<p> </p>
<p> このうち、三重県は広く感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に基づく感染症を対象に記載しています。</p>
<p> </p>
<p> 近隣の和歌山県は、新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷等の対策に特化した都道府県唯一の条例であります。新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷等をインターネットを通じて、または発言、落書き、貼り紙、その他の方法により行うことを禁止し、その上で、県は誹謗中傷等を行った者に対して必要な説示をするとともに、誹謗中傷等を行わないことやインターネット上に投稿された情報を削除することを促し、これに従わない場合は勧告するなどとしています。</p>
<p> </p>
<p> また、特定電気通信役務提供者は、インターネット上において誹謗中傷等が行われることを確認したときは、当該情報の送信を防止する措置を行うものとしています。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府内では、河内長野市で条例が制定されており、目的、定義、市の責務、市民の責務、事業者の責務及び委任の6条から構成され、市民は感染症患者等に対し誹謗中傷等を行うことのないようにすることとともに、地域社会で孤立させないよう努めなければならないなどと規定しています。</p>
<p> </p>
<p> この間、貝塚市におきましても288名の感染者や、残念ながらお亡くなりになられた方もいらっしゃいます。</p>
<p> </p>
<p> 感染者のみならずそのご家族、ご遺族の置かれている状況を見たとき、貝塚市は安心して暮らせるまちだと発言することも大切だと認識しております。</p>
<p> </p>
<p> 藤原市長もこれまで幾度となくメッセージという形で広報、ホームページなどで発信されてきましたが、まだまだ先の見えないこの新型コロナウイルス感染症対策として条例を制定し、本市の姿勢をアピールすることも重要だと考えますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> まず1番、新型コロナウイルス感染症に関する条例の制定はどうかというご質問です。</p>
<p> </p>
<p> 言うまでもなく、私も感染症に起因する不当な差別や誹謗中傷は決してあってはならないと、これはもう同じ考えです。そのために、広報で特集号を組ませていただいたりホームページをはじめ、必要な周知、啓発に努めているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 真利議員からは、例えば大阪府下でしたら河内長野市がそうですが、条例の制定をして市政のアピールをしてはどうかというご意見です。真利議員が質問の中で、三重県はこの新型コロナウイルスに限らず感染症そのものについて差別をしてはいけないというような条例を制定しています。全国の中には、愛知県半田市や愛知県西尾市のように、新型インフルエンザなども入れて感染症そのものに基づく差別を禁止するような条例を定めています。私もこの辺のことの勉強はしていきたいなと思い、担当課のほうで一度調べて貝塚市に合致するものか、貝塚市議会に条例として上程するのでしたら早くて6月、9月になるのでワクチン接種が始まっていますので、もし新政クラブの方向にお答えをするんでありましたら、感染症全般についての差別についてはいけないという条例になろうかなと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《GIGAスクールについて》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号2、GIGAスクールについてですが、このタブレット導入の進捗状況につきましては1番の田中 学議員と同じ趣旨のために質問のほうも割愛させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> デジタル教科書の本格導入の質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> デジタル教科書の本格導入を前に、有識者会議がデジタル教科書で子どもに適切な学習を提供し、対話等で深い学びの実現も期待されると中間まとめ案で示しておられます。</p>
<p> </p>
<p> また、全国連合小学校長会の喜名会長(令和元年度会長)は、GIGAスクール構想で授業の活性化や学校授業の効率化が期待されると歓迎されています。</p>
<p> </p>
<p> 端末を学習目的の情報収集や学び学習に有効活用するには大変有効であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> 一方、脳科学者の川島東北大学教授は、動画や音声で受動的に情報を得るよりも、本を読むときのほうが情報を処理する脳の領域は活発に動くと述べられています。</p>
<p> </p>
<p> 細部の読み取りや深い思考をしやすく、複雑な文章の読解に適している紙媒体の長所も生かす必要があるのではないかと考えます。</p>
<p> </p>
<p> 要するに、紙とデジタルを適材適所で使い分けることが重要であると考えますが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> また、デジタル教科書の本格的な導入が検討されていますが、その現状とお考えをお示しください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育長</span></p>
<p> </p>
<p> まず、紙媒体の教科書及びデジタル教科書の使用につきましては、真利議員のご指摘と同じような考えで私も危惧しているところがございます。</p>
<p> </p>
<p> 今後、デジタル教科書の本格導入を見据えまして、令和3年度には文部科学省の学びの保障・充実のための学習者用デジタル教科書実証事業、こちらのほうが文部科学省から下りてまいりましたので、これに本市も手を挙げております。手を挙げましたら、これは全国にどこの学校、手を挙げた学校、市にばらまいて何校やってくださいということで来ておりまして、本市は小学校6校、中学校2校で実施することになっております。</p>
<p> </p>
<p> これで試行的に実施しまして、この実証実験を通してデジタル教科書の活用方法、メリット、デメリット、それから紙の教科書とデジタル教科書の使い分けについて本市としても研究してまいりますし、この実証したことを文部科学省のほうで吸い上げますので、全国から集まってきたものがまた下りてくると思いますので、今後、国の動向を見据えながらさらに活用を進めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> まず、デジタル教科書ですが、これ、小学校6校、そして中学校2校、貝塚市は小学校が11校あると思うんです、そして中学校が5校ある。このうちの実施する学校名などが聞けるのかということと、そして各校の教科名がもう決まっているのか教えていただけたらと思うのですが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> ご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> この小学校6校、中学校2校になっているのは、この実証事業自体が各市、約半数の学校で位置づけてということでしたので、小学校は6校で、南小学校の5・6年生の算数、そして二色小学校の5・6年生の理科、中央小学校の5・6年生の家庭科、東山小学校の5・6年生の音楽、永寿小学校の5・6年生の社会科、そして西小学校は特にちょっと重点校に指定させていただいたので、全学年の国語を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> そして中学校のほうは、もともと3学年なので第三中学校の全学年の英語、第四中学校の全学年の数学、こちらのほうで実証授業をする予定です。学校規模であったり、特にその学校がここ数年力を入れて研究している教科、このあたりで学校及び教科を指定して実証事業を進めることといたしました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、ここに入っていない学校も含めて、この実証事業を進めながら、田中議員からのご質問にもありましたとおり、タブレット端末を全ての教職員が来年度しっかり使って授業力を向上させていくという観点でこの実証事業も進めてまいりたいと、そして指定されていない学校についても還元していけるように取り組んでまいりたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《小・中学校の少人数学級について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、質問番号3、小・中学校の少人数学級についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 昨年12月に公立小学校の1学級の児童数の上限が、現行の40名から35名に引き下げられることになりました。</p>
<p> </p>
<p> 保護者からは、「先生からきめ細かな指導が受けられる」、「子ども一人ひとりの活躍の機会が増える」、「少しでも感染症拡大防止になる」など期待する声が上がっています。</p>
<p> </p>
<p> また、教員からも「ゆとりができて子どもに向き合える時間も増える」など歓迎の声も上がっています。</p>
<p> </p>
<p> 来年度小学校2年生で実施し、2025年度までに全学校を段階的に35人以下にするとされていますが、教育委員会の考え方と各小学校の現状及び移行の仕方をお知らせください。</p>
<p> </p>
<p> 教室、教員の確保も大きな課題であると考えますが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> また、中学校もその必要があると考えますがいかがでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育長</span></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号3番、小学校の35人学級制度につきましては、現在、国の方針では1年生のみですが、大阪府では独自に2年生までを対象に実施しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 今回の法改正で、国は令和3年度から小学校2年生から段階的に、1学年ずつ5年間かけて1クラス当たりの上限を35人に引き下げるということになっております。</p>
<p> </p>
<p> 本市の状況といたしましては、今後5年間においても3小学校で計4クラスが増加するという程度でありますので、教室や教員の確保についての大きな問題はございません。</p>
<p> </p>
<p> 現在、国は引き続き中学校の35人についてはその予定はないと言っておりますので、中学校の35人学級制度についてはその必要性はあると貝塚市教育委員会としては考えておりますので、大阪府都市教育長協議会を通じて国には要望を上げていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> また、議員方からも国へ働きかけをしていただければありがたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>
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<p><span style="color: #ff0000; font-size: 14pt;">《スポーツ振興子ども達への取組みについて》</span></p>
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<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号4、スポーツ振興子どもたちへの取組みについてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 本市に練習拠点のある日本生命野球部による少年野球教室や、同じく日本生命女子卓球部による公立の認定こども園、幼稚園や小学校への卓球巡回指導をジュニアアシスト卓球アカデミーの皆さんの協力を得て引き続き行っていって、5歳から小学6年生までを対象とした子ども卓球教室も引き続き開催し、子どもたちがスポーツを通じて心身ともに成長するよう取り組むとありますが、せんごくの杜防災・交流エリアに西日本最大のクリケットフィールドへとの構想から、平成30年1月31日に日本クリケット協会及び近畿クリケット協会と連携協定を締結し、同年5月19日には総合体育館でクリケット体験会を実施、100人以上の方が参加されていました。9月8日には、そぶら・ほの字の里グラウンドにて大阪河崎リハビリテーション大学クリケット部と本市の幹部職員が参加したクリケット体験イベントを開催。</p>
<p> </p>
<p> 令和元年5月18日には、市民ふれあい運動広場でクリケットピクニックイベントとして、主催の関西クリケット協会、貝塚市商工会議所青年部や地元郵便局員の皆さん、大阪河崎リハビリテーション大学、同志社大学、大阪体育大学の学生など計40名を超える方が参加され、6人制で6試合を行ったようでございます。</p>
<p> </p>
<p> 同11月16日の青少年運動広場で開催した貝塚クリケット祭りには、市職員チーム4組、一般参加の小学生チーム2組が試合形式で体験会といろいろな市民体験会を実施され、クリケットの推進に取り組んでおられることは事実でございます。</p>
<p> </p>
<p> また、永寿小学校では定期的なクリケット講習を開き、クリケットの普及に取り組んでおられます。</p>
<p> </p>
<p> 昨年より、せんごくの杜防災・交流エリアの約400ヘクタールに天然芝生広場の整備を進め、昨年10月4日には大々的にオープンセレモニーを開催し、ジャパンカップ関西大会決勝戦、貝塚カップを貝塚市と関西クリケット協会の主催で開催しました。また、関西クリケット協会主催で、今年4月18日にはCrickeTRY2021として体験会も開催されるとのこと、これは先ほども話に出ましたが波多野前副市長のフェイスブックからの情報です。この大会は1月30日に開催予定が、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言のため2月27日に変更したのが宣言が延長になったため、この4月18日に変更になったものでございます。</p>
<p> </p>
<p> また、今年2月18日の読売新聞には、「貝塚市2020年にクリケット国際大会女子東アジアカップ誘致へ」という記事が掲載されておりました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、まだまだクリケットというスポーツは浸透されていないと思います。</p>
<p> </p>
<p> 日本生命保険相互会社の協力をいただいて開催する少年野球や子ども卓球教室のように、永寿小学校だけでなく多くの小学校で取り入れることができないでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 関西国際空港から近いという立地を生かし、西日本最大のクリケット拠点として日本クリケット協会及び関西クリケット協会と連携し、ジャパンカップ関西大会や世界大会の誘致を目指すなら、市民にもっともっと知ってもらえる機会をつくり、普及に取り組むことが必要とも思います。</p>
<p> </p>
<p> 特に、子どもたちが興味を持って取り組んでいくと、お父さん、お母さん、家族の方も付随してクリケット競技に興味を示されると思うのですがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育長</span></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号4番、スポーツ振興子どもたちへの取組みにつきましては、本市では平成29年度に日本クリケット協会及び関西クリケット協会と連携協定を締結いたしました。クリケット競技の普及につきましては、これまでにクリケット体験会、クリケット祭り、クリケットピクニックを開催し、クリケットのルールや道具に身近に触れていただく取組みを行ってまいりました。</p>
<p> </p>
<p> また、特認校でもある永寿小学校では、関西クリケット協会の講師が訪問し、高学年におけるスポーツクラブ及び全学年における放課後活動の時間に月2回程度クリケット教室を実施してまいりました。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度につきましても、日本クリケット協会及び関西クリケット協会と本市におけるクリケットの普及活動の調整をしており、現在、春と秋に小学生のためのクリケットプログラムでありますクリケットブラストを各4日ずつ、そしてジュニア大会を2回、さらにクリケット祭り、ジャパンカップ関西大会などを予定しております。できるだけ多くの参加者が集まりますようにPR活動をしてまいります。</p>
<p> </p>
<p> なお、各小学校へのクリケットの講師の派遣につきましても、派遣側も人数が限られておりますので、それにつきましては関西クリケット協会と調整しながら順次進めてまいりたいと考えております。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《拡大地域ケア会議について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、質問番号5番、拡大地域ケア会議についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 本市における拡大地域ケア会議は、2018年から始まり3年を経過しました。</p>
<p> </p>
<p> この拡大地域ケア会議の取組みは、他市に先駆けて取り組まれたものであり、これからの貝塚市における福祉行政がより充実したものになるものと大いに期待しております。</p>
<p> </p>
<p> 拡大地域ケア会議は、介護保険でいう地域ケア会議の枠を超えて介護保険対象の高齢者以外の障害者や生活困窮者などを含むものであると理解しております。</p>
<p> </p>
<p> また、市政運営方針の中でも、誰もが地域で独立して暮らせる地域共生社会の実現に向け、町会・自治会と協働し、民生委員・児童委員、社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー、地域包括支援センターの専門職が中心となる拡大地域ケア会議を引き続き開催することにより、地域課題を把握するとともに、高齢者、障害者、生活困窮者など、支援を必要とする課題解決にも取り組んでまいりますとあります。</p>
<p> </p>
<p> そこで、以下5項目についてご質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず1点目、拡大地域ケア会議取組み3年を迎えて、これまでの成果についてどのようにまとめているのかお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 2点目、実際の取組みの中で具体的にどのような事例が取り上げられ、どのような結果を得られたのか、件数などを集約されていると思いますのでお示しください。</p>
<p> </p>
<p> 3点目、拡大地域ケア会議は、その性質上、教育や福祉の部門に関わるものであると思いますが、教育委員会やその他の連携はどのように行われているのかお示しください。</p>
<p> </p>
<p> 4点目、本事業を進めるにあたり、社会福祉協議会に事業を委託する形で推進しておりますが、本来は市としての方針や考え方などを的確に伝える必要があると思います。本市の見解をお示しください。</p>
<p> </p>
<p> 5点目、実務者会議の取組みについて、その実績をお示しください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 次の、拡大地域ケア会議。</p>
<p> </p>
<p> 真利議員のポイントは、やはり社会福祉協議会とか他の団体との連携、今の状況はどうかということだと思いますが、まず初めに一番のポイントをいいますと、この拡大地域ケア会議を進めることが福祉の増進につながるというのは私も全く同じ考えで、そのように考えています。</p>
<p> </p>
<p> ですから昨年4月、厳しい財政状況ということは言いませんが、職員が、貴重なうちの宝なんですが、その中でもケースワーカー経験者で大変経験も能力も高い若手の職員を社会福祉協議会に派遣をいたしました。</p>
<p> </p>
<p> これは真利議員と同じ意向で、拡大地域ケア会議はやっぱり取り組んでいこうという私の決意です。</p>
<p> </p>
<p> 砂川前副市長にも、これはお願いにお願いを重ねて顧問として残ってくださいと、嫌がるのを私は頼み込んで残ってもらっています、やはり地域との交流が大事ですし。ですから、ポイント的には私と真利議員とは同じポイントというお考えの上で答弁をしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> まず、ご質問のこれまでの成果については、開催地域と開催日ごとに記録票を作成の上、各地域での開催頻度や会議に取り上げられたケース種別と件数の割合などを集計し分析をしています。</p>
<p> </p>
<p> その内容といたしましては、毎月開催をしている地域が7箇所、約11%。2箇月に1回が28箇所、約44%。3箇月に1回が8箇所、約13%。不定期としているのは20箇所、約32%での開催の状況となっております。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年中、要するに1月から12月までの間、会議に取り上げられましたケースの種別と割合につきましては、やはり一番多いのが高齢に関するものが1,737件、約82%。障害に関するものが106件、約5%。児童に関するものが60件、約3%。生活困窮に関するものが96件、約5%。ひきこもりに関するものが15件、約1%。その他が104件、約5%で総件数が2,118件となっております。</p>
<p> </p>
<p> 具体的な事例はどうかということですが、例えば50代の長男と同居します80代の女性で、包括支援センターからの情報提供をきっかけに長男による金銭搾取などの虐待が発覚し、本市の高齢介護課と生活福祉課が連携をしてその人の施設入所に至った事例や、民生委員からの情報提供により、十分な年金があるにもかかわらず生活に困っている独り暮らしの男性につきまして、CSW(コミュニティソーシャルワーカー)、地域包括支援センター、本市の高齢介護課が支援を行った結果、認知機能の低下が見られたものの、定期的な介護サービスの利用による見守りと成年後見人制度の活用による適切な意思決定支援により、安定した生活が可能になったという事例もあります。</p>
<p> </p>
<p> やはりいろんな機関、いろんな部門が連携をして対応をするというのが何より大事だと思います。</p>
<p> </p>
<p> 私も実は生活保護のケースワーカーを経験しています。</p>
<p> </p>
<p> 生活保護のケースワーカーというのは、いろんな情報や知識がありますので、それで2名、生活保護のケースワーカー経験者を昨年4月に派遣したわけであります。</p>
<p> </p>
<p> 本市の数ある職員の中で、一番その辺に精通しているのが砂川前副市長なので、やってもらっています。</p>
<p> </p>
<p> 次に、教育委員会やその他の部署との連携につきましては、各地域で実施された拡大地域ケア会議終了後、さきに申し上げました記録票が社会福祉協議会から福祉総務課の方へ提出されます。</p>
<p> </p>
<p> その記録票には個別ケースの記載欄がありますが、例えば就学中の子どもの情報があれば教育委員会の学校教育課、障害がおありなら障害福祉課に該当部分の情報を共有することにより連携を図っているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、社会福祉協議会に対してコミュニティソーシャルワーカー配置促進事業を委託しておりまして、その事業の一環として拡大地域ケア会議の推進役を担っていただいております。</p>
<p> </p>
<p> 拡大地域ケア会議につきましては、貝塚市地域福祉計画に位置づけられており、これは本市が主体となって実施をしている会議ですので、新規で実施する地域の選定や進行管理につきましては本市が行っているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 会議の目的は、地域の要援護者を早期に発見、把握し、その課題解決につなげていくことですので、会議の開催にあたりまして、本市としての方針や取り組むべき課題につきまして、随時社会福祉協議会と協議を重ねております。</p>
<p> </p>
<p> 真利議員がおっしゃるように、今後もスムーズに効率よく体制が進むように取り組んでまいりたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 次に、実務者の全体会議につきましては、通年、上半期と下半期の2回開催をしております。ですが、令和2年度は、コロナ禍の影響で感染拡大防止の観点から今のところ実施をしていません。ただ、個別ケースの情報共有につきましては関係機関に、先ほど言いました記録票を提供するなど連携を密にいたしております。</p>
<p> </p>
<p> 今後、コロナ禍の状況も勘案した上で、早期に開催できるように努めていきたいと思います。</p>
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<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《JR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> 続きまして、質問番号6番、JR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> JR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想が策定され、貝塚市内主要駅4駅で唯一バリアフリー化が未実施であったJR東貝塚駅及びその西側周辺が整備されることになりました。</p>
<p> </p>
<p> 既に、バリアフリー化に向けて一部工事が始まりました。</p>
<p> </p>
<p> 念願がかなうと、障害者を持つ家族や階段を利用されている高齢者の方からも称賛の声をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 地元や駅の利用者にとって、まさに朗報であります。</p>
<p> </p>
<p> まずはご尽力された理事者をはじめ、関係者の皆様に敬意と感謝を申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 令和5年度に供用開始と市政運営方針にありますが、具体的な月日がわかればお知らせください。あわせて、進捗状況もお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 以前に質問させていただいた、駅ホームエレベーター設置予定場所前の上屋の延伸について質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> JR西日本に要望しているが、大規模な改修時に合わせて上屋の延伸も検討すると答弁をいただいております。</p>
<p> </p>
<p> 交渉の結果をお知らせください。</p>
<p> </p>
<p> 駅からおおむね500メートルから1,000メートルの徒歩圏が重点整備地区になりますが高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)に合わせ歩道の拡幅をすると、当然車道が狭くなります。</p>
<p> </p>
<p> 交通安全対策として、一方通行等の必要性があります。</p>
<p> </p>
<p> 利便性と安全性は相反するものでありますが、検討に値すると思いますがいかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 徒歩圏内に町会、自治会の権限が及ばない地域があります。</p>
<p> </p>
<p> そのため、防犯灯の設置がし難いと認識していますが、対策があればお示しください。</p>
<p> </p>
<p> JR東貝塚駅南1番踏切から新設される西口改札までの通路は残していただけると聞いていますが、どのように整備されるのかお伺いいたします。</p>
<p> </p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号6のJR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想ですが、真利議員がおっしゃったように多くの市民が期待をされているというのを私も実感いたします。</p>
<p> </p>
<p> 現在、JR東貝塚駅におきましては、駅のバリアフリー化の工事で支障となります架線柱などの移転工事を行っており、令和3年夏、もう数箇月で駅本体の工事に着手をする予定となっております。</p>
<p> </p>
<p> また、駅の浜側の新改札口の供用開始時期のご質問ございましたが、事業主体のJR西日本のほうでは、今日の朝、田中議員のご質問にもお答えしましたが、令和5年の夏から秋ぐらいの予定だと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> 上屋のこともご質問されましたが、JR西日本と協議を重ねた結果、ホームの天王寺側に設置するエレベーターの乗降口から和歌山側に向かって約50メートルの区間において、新たな上屋を整備する計画で今進んでおります。</p>
<p> </p>
<p> 真利議員がおっしゃった一方通行とかいろいろありますが、駅周辺の交通規制につきましては、貝塚警察署、大阪府警本部等の話も進めており、その中の答えではこういう回答をいただいております。</p>
<p> </p>
<p> 今は道路設計のための事前協議の段階で、規制については供用後の交通状況を確認して検討するということで、今の段階では一方通行がいいのかどうするのかというのは全く答えをいただいておりません。</p>
<p> </p>
<p> その後、地元町会から交通規制に対するご意見もいただいておりますことから、駅前広場の供用開始を予定いたしております令和5年夏から秋にかけて、何とか実施ができないものかということで協議を行ってまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、防犯灯の設置ですが、市において防犯灯の設置というのはルールがあって、町会とかありますので。ただ、新しいところで暗い、事故があっても困りますので、歩道の照明につきましては駅西側地区周辺の道路整備事業の中で検討を行いまして、事業の対象となるものについては歩道照明ということで、防犯灯ではなくそういうことを考えています。</p>
<p> </p>
<p> 通路整備につきましては、バリアフリー対応による歩行者専用通路を設ける計画でございますが、その詳しい内容につきましては、この令和3年度に発注予定の駅前広場詳細設計委託の中で決定をしていきたいと、このように考えています。</p>
<p> </p>
<p> 実はこの事業、随分前から取り組んでいましたが、令和元年の事業のとき、国土交通省から補助金はまかりならん、令和元年度事業から補助金はゼロやと言われた。</p>
<p> </p>
<p> 3分の1が国土交通省、3分の1がJR西日本、3分の1が本市なんです。石崎副市長とも随分話をしました。</p>
<p> </p>
<p> だけど一番初めに真利議員がおっしゃったように、地元の人の期待が高い事業なので、国の補助金がないというだけでこれはやめるわけにはいかない。</p>
<p> </p>
<p> もう本市の予算で、国の分の肩代わりしてでもやろうということで。</p>
<p> </p>
<p> だけど、国の補助金は欲しいということで石崎副市長を中心に、そして公明党の北側一雄衆議院議員が国土交通大臣のときの秘書官が、幸い蒲生さんという人が鉄道局長でしたので、北側一雄衆議院議員の事務所にも大変ご協力をいただき、何度となく本省に陳情に行きました。</p>
<p> </p>
<p> 石崎副市長の人脈も大いに活用させてもらって、何と令和2年度の3次補正予算でこれが補助採択をされまして、補助採択一度されるともうずっと補助採択されるので、私も胸をなで下ろしているところです。</p>
<p> </p>
<p> これも議員の皆さん方のご支援があればこそと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《せんごくの杜開発事業について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、質問番号7番目、せんごくの杜開発事業についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどのクリケットフィールドの利活用の促進についての質問に引き続き、貝塚市内で開発が進んでいるせんごくの杜開発事業についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> せんごくの杜防災・交流エリアの貝塚市立ドローン・クリケットフィールドに、自治体では国内初となるドローンレーザー測量機器常設の精度検定施設が令和3年2月1日にオープンしました。</p>
<p> </p>
<p> これにより、このフィールドはこれまでのドローン写真測量の設備として国土地理院の承認を受けた公共基準点や、ドローン写真測量の精度検定施設を設置し、ドローン測量の実習訓練や精度検定などに利用されるようになります。</p>
<p> </p>
<p> また、同地区千石荘病院跡地の開発面積8万6,500平米に株式会社PALTACが進出し、周辺の開発が進んでおり、周辺道路や遊歩道の整備工事にも着手されていることから、せんごくの杜を周回する遊歩道など自然と調和の取れた整備を進めるとありますが、この遊歩道が完成する時期はいつ頃になるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> また、完成すればどれぐらいの距離の遊歩道となるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> また、一般道路に交わったり横切ったりするようなところがあるのでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 私もランニングを楽しむ者として、自然と調和したコースを心地よい汗を流しながらランニングをして体を鍛えることは健康上にすばらしいことだと思います。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市内でもたくさんおられるランニング愛好者、貝塚ランニングクラブや貝塚走ろう会などの皆様、こういう方も利用できるというコースとして整備していただけたら、本市で平成27年から貝塚二色の浜ビーチ&パークランを開催していて、二色の浜の公園内を利用し、一般道路に出ることなく家族で、グループで、1キロメートル、2キロメートルキッズ、4キロメートル中学生と一般、8キロメートル一般というみんなで楽しく走っているような、催しと同じような、また毎月第2土曜、日曜に一般開放している芝生広場--クリケットフィールドですね--と併せて憩いの場となるのではないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> この遊歩道を利用すれば、貝塚二色の浜ビーチ&パークランのようにせんごくの杜内を周回するランニングコース、さらにマラソンコースになると思うのですが、計画できないでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 次に、せんごくの杜の周遊道路についてですが、私も真利議員と一緒で、どうせ整備するなら一周約4.2キロメートルぐらいの距離で整備をしようと思っています。</p>
<p> </p>
<p> ですから、10周したらほぼフルマラソン。この前の大阪マラソンも長居のところをくるくる走っていました。</p>
<p> </p>
<p> あんなに正確に42.195キロメートルということは、公式マラソンではないのでする必要はないのですが、おおむね約4キロメートルちょっとぐらいのコースを設定したような周回道路を造ろうと思っています。</p>
<p> </p>
<p> 歩道の利用につきましては、日頃市民の皆さんが、ランニングや散歩などに利用していただける常設コースとして整備を進めようと考えています。</p>
<p> </p>
<p> また、一般道路との道路交差の箇所につきましては、里山保全エリアとドローン・クリケットフィールドの接続部分など、市道を横断する必要がある箇所や森の小径レストランの南側に隣接する区域などを想定いたします。</p>
<p> </p>
<p> ただ、フルマラソンではないのであまりたくさん人が集まってもらうと困るということもあるので、安全性に十分配慮したいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> せんごくの杜開発事業のフルマラソンの距離といったらおかしいですが、4.2キロメートル、本当に藤原市長おっしゃっていただいたように10周すればマラソンができるということになると思います。フルマラソンは42.195キロメートルですので。</p>
<p> </p>
<p> 藤原市長もおっしゃられていましたが、今年の大阪国際女子マラソンが長居公園を周回する、これが1周約2.8キロメートルだったんです。</p>
<p> </p>
<p> それで14周と5分の4でヤンマースタジアム長居をゴールという形で、これは新型コロナウイルスの加減で通常のところが変更になって、そういう公園内でのレースとなったと思うのですが、本当に考えたら、せんごくの杜四つのエリアを回るということがうまいことできるのであれば、遊歩道を利用するというのはあれですが、車道を利用して施設内でコース的なものができたら本当に目玉になるのではないかと思うのですが、そういったことも難しいですか。お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> ご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> こちらの遊歩道のコースにつきましては、令和5年に完成予定です。先ほど藤原市長のほうから答弁させていただきましたが、令和5年が新庁舎のグランドオープン、加えて市制施行80周年の年でございますので、記念式典に加えて記念事業を予定していまして、この遊歩道につきましても、市制施行80周年の記念事業の一環としてイベントをしたいと考えています。イベントにつきましては実行委員会を組んで、市民の思い出に残るものをつくり上げていきますので、その中で真利議員ご提案いただいた分を参考に検討してまいりたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《観光魅力づくり事業について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 質問番号8番、観光魅力づくり事業についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 観光周遊コースの環境整備などに取り組み、さらなる魅力の向上を目指すとありますが、現在、貝塚One Day Tripとして二つのハイキングコースと観光ボランティアガイドと訪ねる貝塚歴史ウオークを含め、11の観光周遊コースをホームページ上で紹介していますが、そのほかに新しいコースを考えておられるのでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> また、本市以南の南泉州の市町と和歌山県北部の和歌山市、紀の川市、岩出市と連携して広域観光を推進するとありますが、どのような活動をされるのでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 私が参加している南大阪振興促進議員連盟、貝塚市以南の19区の市町、本市と泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町の4市3町の議員、泉州地区有志議員連盟で各市町が紹介したい催し、名所などを二、三点持ち寄り、メンバーで視察して紹介して、地域を結んで観光コースを組んで関西国際空港を利用する旅行者の通過点から、とどまってもらえるような企画をつくろうと考えています。</p>
<p> </p>
<p> そんな中、阪南市の会員議員からカキ小屋オープンの提案があり、以前、田中議員からの紹介もありましたが、平成31年2月に谷川とむ代議士を中心に阪南市でオープンした西鳥取漁港の波有手のカキ小屋を視察しました。</p>
<p> </p>
<p> 大変にぎわっていました。その後も下荘漁港もカキ小屋をオープンさせましたが、今年度に関しましては新型コロナウイルス感染症の影響で、波有手、下荘漁港ともに販売のみでしたが、波有手のカキ小屋は1月16日から毎週土曜日、日曜日の営業で2月6日で売り切れ終了。</p>
<p> </p>
<p> 下荘漁港は、昨年12月21日より販売開始し、2月21日でカキがなくなり終了したと仄聞しています。両方とも大盛況であったと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> また、反対に岬町にあった1957年に開園したみさき公園は、昨年2020年の3月31日で63年間の歴史に幕をおろし閉園という悲しいニュースもありました。</p>
<p> </p>
<p> その後も、この会は昨年6月27日と12月14日に意見交換会を実施し、今年度1月9日には谷川とむ総務大臣政務官と大阪府第19区の各市町の首長と意見交換と政府に対しての要望活動を開催し、私も同席をさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 我々は、南泉州地域での展開ですが、本市が行おうとしている広域観光について、ぜひ一緒に貝塚市、南泉州、和歌山県北部を含んで取り組んでいけたらと思いますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 次に、観光魅力づくり事業でありますが、新たな観光周遊コースにつきましては令和2年度に実施しましたマーケティング調査の結果、20代未婚の男性、30代既婚の男性、20代既婚の女性、40代既婚の女性、60代既婚の女性といった、本市に来訪してもらえる可能性の高いこの五つのグループに応じたコースを、3月末までに設定したいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> 今、その一例を紹介しますと、20代未婚の男性に向けたものとして、自転車やサイクルトレインを使って恋人の聖地であります水間寺愛染堂やロマンチックな気分を盛り上げる--盛り上がるかどうかよくわかりませんが、ここに書いてある--夕方の二色の浜。田中議員がインスタグラムで紹介しなさいとおっしゃったところですが、二色の浜の夕日を訪問し、カップルで食事できるコースを今、鋭意検討いたしております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、広域観光の活動内容、さきの田中 学議員と同趣旨のため答弁を省略させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 広域観光につきましては、参画する各市町の魅力ある地域資源を効率的に活用し、その魅力を域外に広く発信することが私も、真利議員と一緒で重要と考えています。</p>
<p> </p>
<p> ですから、田中議員の質問のときに言いましたように、一般社団法人KIX泉州ツーリズムビューロー、いわゆるDMOの今すべきことは、ディスカバー泉州じゃないかと。</p>
<p> </p>
<p> やはり、この地域にどんな魅力があるのかということをまず自らが知って、それが地域の人の誇りとなるようなことをやってくれと。</p>
<p> </p>
<p> 私もそう意見を言っています。例えば難波や天王寺いわんや羽田とか、貝塚市にはこんなところがある、泉州にはこんなええところがあるというようなディスカバー泉州の一つの理念で取り組んでほしいと言っています。</p>
<p> </p>
<p> その魅力を広く発信することが重要ですので、いろんな人のご意見を伺おうと、真利議員のご意見はじめ、大変重要であると思いますのでこれは私も進めていきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">《町会・自治会の加入促進について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号9番、町会・自治会の加入促進についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 町会連合会が実施する町会加入促進のため、市指定ごみ袋配布を引き続き支援されることから取組みと配布方法についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 昨年9月定例会におきましても、我が会派新政クラブの南野議員より、また決算特別委員会や予算特別委員会など機会があれば取組みと配布方法について提案をさせていただいておりました。</p>
<p> </p>
<p> 私たちは、この制度をより活用し、充実した使いやすいものにすべきだと思っております。</p>
<p> </p>
<p> この間、年2回自治会を通じて市指定ごみ袋は配布されており、町民の皆さん、また自治会の皆さんからも非常に助かるというお声をいただいております。</p>
<p> </p>
<p> 私も本当にそのとおりだと思っています。</p>
<p> </p>
<p> 我が町会では、以前は貝塚市より町会の指定場所まで町会加入世帯数分が配布され、その重い市指定ごみ袋を町会役員が町会の各隣組長のところに届け、隣組長が町会員の家まで届けるという仕組みです。</p>
<p> </p>
<p> 現在は、各町会、自治会で営業もしくは関係している店で購入し、その購入した金額を補助するものとなっています。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市から町会の指定場所まで届けることは省略されましたが、町会役員が代わってごみ袋を購入し、その市指定ごみ袋を各隣組長に届け、それを隣組長が会員のところに届ける作業は全く変わっていません。</p>
<p> </p>
<p> 重いんです。1軒、2軒ならまだしも、隣組数が多かったらそれこそ大変です。</p>
<p> </p>
<p> 車で回るにも町会の隣組単位ならかえって不便だし、年配の隣組長なら本当に大変なんです。</p>
<p> </p>
<p> これまでも提案させていただいていますが、ごみ袋引換券制度、クーポン券制を再度提案していただけないかお尋ねします。</p>
<p> </p>
<p> 前回の質問のときには、町会連合会、幹事会会議において見直され、町会連合会より各町会、自治会へ購入費用を交付し、町内に市指定ごみ袋取扱所があればできる限りそちらで購入の上、各町会加入世帯へ配布するという方法となりました。</p>
<p> </p>
<p> 今年度につきましては、町会連合会役員等に引換券方式を含めた配布方法の変更について意向を確認し、町会連合会、幹事会会議において議論がなされましたが、昨年度同様の配布方法で今年度も実施するとの結論に至っておりますという答弁でございました。</p>
<p> </p>
<p> 町会連合会、幹事会がそのような意見であっても実際配布するのは町会員ですので、町会員の言葉として再度提案していただくことはできないでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 次に、町会加入促進の市指定ごみ袋、重いというご指摘です。</p>
<p> </p>
<p> 実は、私も麻生中の隣組長、その上幹事となっています。</p>
<p> </p>
<p> 幹事になったときにこの市指定ごみ袋は、隣組長のところへ持っていくのも手がちぎれるぐらいだと思いました。</p>
<p> </p>
<p> 麻生中は大きな町会なので、広報なんかも大変でした。</p>
<p> </p>
<p> それで、実は私もごみ袋引換券方式について検討はできないかと担当部長に話はしました。</p>
<p> </p>
<p> 町会連合会の中の役員会、幹事会で、要するにこういうことです。</p>
<p> </p>
<p> 町内会などが市指定のごみ袋取扱所で購入する金銭給付方式、町会連合会がごみ袋を購入し市内数箇所で各町会・自治会に配付する拠点配布方式、真利議員ご指摘の引換券方式の三つの配布方法について検討された結果、幹事会の会議においては金銭給付方式と拠点配布方式の二つの配布について、これは議案として審議をされた経過があります。</p>
<p> </p>
<p> 審議の結果、令和元年度と同様の今の方式でいこうと決定をされました。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度につきましては配布作業に携わる町会役員などの意向を反映させるため、市指定ごみ袋の配布方法に関するアンケートを町会連合会でされると聞いていますので、アンケートの結果に基づいた配布方法の変更などにつきまして、これは幹事会に提案をしていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;"> 《令和5年市制施行80周年記念事業について》</span></strong></span></p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> そして、質問番号10番、令和5年市制施行80周年記念事業についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 令和3年度の市政運営方針の13ページ最後の欄に、「旧庁舎の解体や緑の市民広場の整備など、新庁舎整備におけるすべての工事が完了する令和5年に、市制施行80周年を迎えることから」「記念事業を実施できるよう準備を進め」とありますが、どのようなことを考えておられるでしょうか、お尋ねします。</p>
<p> </p>
<p> 先ほど、せんごくの杜開発事業のところで遊歩道完成記念としてマラソン大会の開催を提案しましたが、今後、この市役所本庁舎を中心とした周辺エリアに行政機関を集約するシビックコアを形成するにあたり、目玉となるような記念事業を計画してほしいと思うのですが、お考えをお示しください。</p>
<p> </p>
<p> 以上で、新政クラブを代表しての質問とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 次に、市制施行80周年、真利議員がおっしゃったように、せっかくなので市役所がグランドオープンするのがちょうど令和5年、80周年の年です。</p>
<p> </p>
<p> 来年の5月からここで供用開始しますが、その後、今のこの建物を全部撤去して緑の広場とか駐車場の整備が全部終わるのが令和5年です。</p>
<p> </p>
<p> そのときには、前の市民福祉センターも全部撤去していますし、教育庁舎も撤去しております。</p>
<p> </p>
<p> その後、市民福祉センターの跡地には令和7年供用開始をめどに貝塚警察署が来るのですが、ちょうど令和5年の80周年の記念事業の際にグランドオープンになりますので、これを合わせたようなイベントをすることにより、真利議員ご指摘の市民の誇りとか郷土愛を育むことができないかと思います。</p>
<p> </p>
<p> 真利議員は、貝塚市の歴史を生かしたようなイベントをやってはどうかということです。</p>
<p> </p>
<p> 私は、今の段階ではマラソンとかクリケットの大会とか新しいことをやったらいいと思いますし、この前で芝生広場があります。新しい新庁舎の基本理念は、人がつどい、未来輝く安全・安心な庁舎、ちょうどその80周年にふさわしいと思いますので。</p>
<p> </p>
<p> もう一つ、真利議員の言葉から、貝塚市の歴史ということはだんじりや太鼓台や盆踊りのことをおっしゃっておられると思うのですが、昨年、太鼓台、盆踊りを自粛するかどうかの議論があったときに、太鼓台の運営委員長から電話がかかってきて、藤原市長、自粛の要請するのかと言われました。</p>
<p> </p>
<p> 自分たちで考えてくれたらいいけど、私としては自粛するのが今の時代にふさわしいのではないかなと、こういう話をしました。</p>
<p> </p>
<p> 食野議員も一緒に来られましたが、3地区ですね、この麻生郷地区、南近義地区、木島・西葛城地区の運営委員長が私のところにお見えになって、自粛要請、市長から出すのかどうかというふうに問われました。</p>
<p> </p>
<p> 食野議員も同席をされてました。私は市長として、自粛をするのが時代の流れだとこういうふうに話をしました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、判断は皆さんの、おのおのの運営委員会でやっていただいたらと言いましたが、そのときにちょうど令和5年が市制施行の80周年になるので、新しい庁舎の前にだんじり、太鼓台が集結し真っさらな庁舎の前で記念撮影したらどうかと、要するに1年、祭りも太鼓台も抜けますので、その分の一回をこっちで使うのはどうかと私から提案しました。</p>
<p> </p>
<p> どうせやるんでしたら、実行委員会形式で、この令和3年度から実行委員会をつくるのですが、これは本市とかいろんな団体ですが、太鼓台、だんじりについては自主運営ですので、基本的には。参加したいところを募って、自主的な参加でそのようなイベントをしてはどうかなと、今の段階では考えています。そのときには、だんじりに関与している人たくさんおられますので、先頭に立ってご協力をお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◆真利一朗議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 80周年記念事業のほうでの先ほど藤原市長のほうからお言葉ありました、だんじりと太鼓台の共演。実は1993年の貝塚市制施行50周年でも一度集まって曳行したというのを覚えております。</p>
<p> </p>
<p> このときはだんじりが20台、そして太鼓台6台が出て、途中から雨が降ってきたのですが、各町のだんじり、太鼓台、一生懸命盛大にパレードしたと覚えているのですが、本当にこの令和5年記念式典として、これほど集まるというのがまたできたらと思うんです。</p>
<p> </p>
<p> 今年、藤原市長もおっしゃっていました、新型コロナウイルスで太鼓台もだんじりも自粛しているということ、ワクチンの接種も始まる中で、希望が見えてくるのではないかなと思うのですが、本当にこの計画をぜひ実行していただいたら、我々だんじりを持っている町会、特に南近義地区の食野議員は事あるごとに記念行事のときには提案をしておりましたので、皆さんに喜んでもらえるのではないかなと思うんです。その辺のことを、もう一度。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> </p>
<p> 平成5年の5月、だんじりと太鼓台の共演、私は当時企画課の主幹でした。それで、地域にいろいろ説明に入ったことを覚えていますが、あのときはこの周り、まだ貝塚中央線通っていなくて「やりまわし」をしましたが、今度はもうちょっとそんなことはやめてもらわないとだめかなと、新しい市役所の上をがんがん走り回って傷つけられても困りますし、ええとこ写真撮ってもらうぐらいかな。ただ、ここに来るときのコースは、ご自分たちで調整してもらったらいいかなと思います。</p>
<p> </p>
<p> 確かに、だんじりに関係する議員、ここにいます貝塚市議会のトップの阪口芳弘議長がだんじりでいつも走っているのですが、南野議員も大きな体して旗持って走っていますし、いけるのかなと思っていますが、結局のところ、みんながやってほしいな、やったらいいなと思うことをやったらいいなと思っています。</p>
<p> </p>
<p> そのための取組みをやっぱりやってきた。例えば、マラソンはやったらどうかという意見もありますし、それとかクリケットフィールドやドローンフィールドというのは、何もクリケットやドローン以外使ったらだめということはないんです、あそこを使って何かやったらいいし、グラウンドゴルフでもよろしいです。</p>
<p> </p>
<p> 今でも、現に身体に障害のあるの人がグラウンドゴルフをやっていただいたり、幼稚園の人があそこでハイキングしたり、小さな子どもが走り回ってもいけるし。あそこの特典は、真利議員、全く車の進入がないので、交通安全上は理想的やと思います。</p>
<p> </p>
<p> 先日、東大阪市の野田市長がお見えになって、ちょっと見せてほしいと言ってきました。東大阪市花園ラグビー場は周りが客席で、私のところはもう周りがずっと見えて関西国際空港も見えますし大阪湾も見えるので、子どもの解放感は全く違うなということなので、それも生かしたような、真利議員おっしゃった地域の資源を生かしたような取組みになるような計画にすべきだと私も考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2020-11-30T09:27:00+09:00
令和2年第4回定例会 南野敬介議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3923239
<p> <img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210515093426-609f1712c61a0.pdf" target="_blank">令和2年第4回定例会南野敬介議員一般質問.pdf</a> <span>(0.32MB)</span></p>
<p>↑ PDFファイルはこちら</p>
<p><span style="color: #ff0000;"><strong>※質疑は一括方式で行われましたが、わかりやすくするために、一問一答式で掲載しています。</strong></span></p>
<p> </p>
<h3>○発達障害者への支援について</h3>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><a href="https://cdn.goope.jp/10401/210515093628-609f178c7a71c.jpg" target="_blank" style="color: #0000ff;"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210515093628-609f178c7a71c_m.jpg" alt="1130(一般質問).JPG" style="float: left;" /></a> 議長より発言の許可をいただきましたので、通告順に従いまして質問を行いたいと思います。<br /><br /></span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> まず、発達障害者への支援についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 発達障害につきましては、過去様々な議員から質問されていたと思いますが、特に学校教育の中での取組みが多かったように記憶しております。<br /><br /></span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> しかし、昨今、成人してから発達障害と診断されるケースも多数あると仄聞いたしました。<br /><br /></span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> そのような中で、十人十色と言われるように個々人への幅広い対応が求められるのではないでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 先日、当事者の皆さんと意見交換させていただく機会をいただきました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> そんな中で、発達障害に係る切れ目のない支援のために幾つかご提案、意見交換をさせていただきました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> その中の一つは、専門的な課または部の創設が必要ではないかというものでありました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 現在、本市では、就学前児ならば健康子ども部、教育を受ける世代ならば教育委員会、以降は福祉部となると思いますが、これだけでも部だけで三つに分類されていると思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 継続した支援を行うためにも、窓口を一本化する必要に迫られているのではないでしょうか。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> そのことにより、当事者の安心、家族の安心が確保できるものと考えます。機構に関わることですので今すぐにとは言いにくいのですが、そうした視点で支援を行うことが効果的と考えます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> いかがでしょうか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><br /> </p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 専門の部署の創設についてですが、発達障害を含めた障害児支援については、支援強化を図るため平成24年から改正児童福祉法に根拠規定が一本化され、体系も再編されました。</p>
<p><br /> 本市では、これに対応し、より効率的に支援を実施するため、これまで障害福祉課で実施してきた18歳未満の障害者に対する支援について、平成27年度から子育て支援課で実施しております。</p>
<p><br /> なお、教育委員会においては、平成19年に文部科学省から発出された通知により各校に置くことが規定された特別支援教育コーディネーターが窓口となり、保護者からの相談などに対応するとともに個々のニーズに応じた支援を行っております。</p>
<p><br /> 現在のところ窓口を一本化する考えはございませんが、担当課間及び教育委員会における強固な連携の下、年齢に応じた支援を適切に実施してまいります。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 発達障害者に対する支援ということで、全般的に発達障害児に視点を置いた回答だったと思うのですが、1点目の専門の部課の創設について、現在のところはあまり考えていないということです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 要は、発達障害というとどうしても子どもというイメージもあると思うのですが、実は成人期になってからそれが発症する方もたくさんいらっしゃるし、それが発見される方もたくさんいると。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 要するに、生まれてから亡くなるまでそういった障害で暮らしていく方がたくさんいるということなんです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 今現在でも三つの部に分かれているということになっていて、発達障害と言われる方々が生き生きと生きていくためにも、やはり専門の窓口が要るのと違うかと思うのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> これは機構に関係することですし、今言ってすぐなんて全然思っていないのですが、将来的に、先ほどの質問ではないのですが、本市全体で考えなければならない問題の一つと違うかと僕は思ったりもしているのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> ですので、せめてすぐそういった担当ができる、できないということもぜひ進めていただきたいのですが、例えば専任の担当者、カウンセラーになるのかそういった指導員になるのか、というのを配置して、子どもでも大人でもそういった発達障害の方々を支援できることに取り組めないかというのが一つであります。</span></strong></p>
<p><br /> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> 先ほど福祉部長からご答弁させてもらったとおり、改正児童福祉法が平成24年から施行されまして、国のほうが発達障害を含む障害児支援の強化のためにということで改正を行っています。</p>
<p><br /> このときに、大阪府下の市町村でも考え方が分かれました。</p>
<p><br /> 南野議員おっしゃるとおり、発達障害の方が、本市では乳幼児健診のときから保健師がその状態、お母さんのヒアリングをするなり子どもの状態を見ながら、そこで気づきがあれば親子教室にご案内して、保護者と一緒に集団生活を経験する中で必要な方については療育につなげていく。</p>
<p><br /> 療育しながら18歳を迎えてなおかつ支援が必要な方につきましては、障害者支援につなげる。やはり障害児の支援から障害者の支援につながるのが重要だと鑑みた市にあっては、同じ部署でやっておりました。</p>
<p><br /> ただ、本市におきましては、先ほど福祉部長が(5)の保護者をケアするのところでご答弁申し上げましたとおり、早期の療育が必要とされた子どもと保護者は幼児教室の親子教室、その後、認定こども園や保育所、その後、本人の支援と並行し保護者相談を進め、小学校の就学に向けた調整を行い、中学校におきましては支援学級や通級指導教室で子どもの療育等を行っていくというところで、そこの関係者が、やはり子育て支援の分野のほうがより綿密に連携したきめ細やかな支援ができるということで、本市におきましては子育て支援課に持っていったという次第です。</p>
<p><br /> 今後につきましても、より有効な支援につながるよう、在り方というのは研究していきたいと思っております。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 子育て支援、さっき都市政策部長がおっしゃった、生まれてから子育ての段階でそういった発達障害がわかっていくから、そうしているというのはよく理解しているのですが、逆に、大人になってからそれがわかる場合も僕の周りにも実は何人かいまして、その人たちが子育て支援課に行ってみたら、ちょっとまた違うような気がするのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> ですので、それは組織のことなので一遍にそういったわけにはいかないと思うのですが、例えば専門家みたいなのを配置するとかそういったところを、発達障害児に限定するのではなしに、大人の方でもそういった方で苦しんでいる方はたくさんいらっしゃるんで、そういったところをまた、それを踏まえてもう一度お答えいただきたい。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> 南野議員におかれましては、本市における機構としての今の体制というのはご理解いただいたのかなと。</p>
<p><br /> ただ、その中でも、子どものように発達指導員が検査したり、その中で発達にちょっと問題を抱えるというのが発見できて療育につなげていった制度が障害者のほうには確立されていない、その辺に課題があるのではないかということかと思います。</p>
<p><br /> その辺、支援ができるように、担当課とまた研究というか、検討してもらうようにしていきたいと思っています。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 発達障害認定書の発行についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> これは、法的、行政的な効果やサービスを求めているものではありません。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> プライバシーの観点もあり、希望する方のみでと思いますが、これに取り組むことにより、発達障害者の実態の把握と情報の発信に役立つことになると言われております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 現在、医師からの診断で発達障害と認定されていますが、行政データとして把握することが困難であると言われています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 行政施策を進めるためにも情報の把握が大切だと思っております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> また、様々な施策を発信するためにも認定書を発行してはいかがでしょうか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><br /> </p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 発達障害は精神科や心療内科において診断がなされています。</p>
<p><br /> 発達障害の公的な証明として障害者手帳がありますが、発達障害の状態により、知的障害のある方は療育手帳が、知的障害を伴わない方は精神障害者保健福祉手帳が交付対象となります。</p>
<p><br /> 療育手帳は、大阪府障がい者自立相談支援センターにおいて判定され、大阪府知事により発行されております。</p>
<p><br /> また精神障害者保健福祉手帳は、精神科の医師の診断により知事が発行しております。</p>
<p><br /> このことから、発達障害認定書の発行に伴う認定の根拠は、発達障害を理由とする療育手帳または精神障害者保健福祉手帳を所持される方となるため、本市独自で発達障害認定書を発行する考えはございません。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> いろいろなパターンで把握することができますということであったんです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> これはここで把握できない部分も多少あると思うのですが、これで全て本当に把握できるのかどうかというのをお聞かせいただきたいと思っています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> やはり心配なのは、把握できていない方々がどのような情報を持って発信されるかということも大事だと思いますので、そういったところ、先ほどお答えいただいたので、全ての発達障害の方が把握できるのかどうかをお聞かせください。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 発達障害の方が手帳だけで全て把握できるかということですが、逆に言いますと、手帳でしか今、行政としては把握できておりません。</p>
<p><br /> 当然、手帳を申請されていない、医師の診断書のみもらっている方等については、どれだけ埋もれているかということは把握できない状況です。</p>
<p><br /> ただ、仮にそういう認定書を行政が発行するというときに、そういう診断をされている方のどれだけの割合の方が申請に来られるかということもございまして、やはり全てを網羅するということはなかなか厳しい状況ではないかと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 確かに今、本市が把握しようと思ったらその手帳でしかないということですが、診断されて手帳を申請していない方も実はたくさんいまして、それは悩みながら、そんなことしないという方もいらっしゃるんです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> そういった方が結構多いとお聞きしたのですが、そういった方の支援も、同じ病気であるということには変わりがないので、何らかの形で情報発信みたいなのが私は必要ではないかなと思っているのです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> それが証明書という形がゴールなのかどうかは別として、そういった方もいらっしゃるということで、その方々への支援策をどうするのかというところをもう一度再質問させていただきたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 認定書をゴールとするか否かということは横に置いておいても、要は把握できていない発達障害の方がたくさんいるというのは現状でございます。</p>
<p><br /> そういった方々にもいろいろな相談の場や、そういった行政のサービスが行き届くように、また周知の仕方等について福祉部でも考えさせていただきまして、より充実できるような相談体制を取れる方向で考えていきたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong>◆南野敬介議員</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong> 三つ目のピアリーダーの育成・研修についてお尋ねいたします。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> 成人期の発達障害者に対する支援は、これまで就労支援等、ごく一部の取組みしか行われていませんでした。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> 発達障害がもともと小児期の問題として専ら捉えられてきたこともあり、支援者や専門家の多くも小児期の対象としているものが多いと言われております。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> そのため支援自体も、小児を対象とした早期発見や療育、教育に関するものや、それらの体制整備が主体となっていることが大きいと考えられております。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> また、成人期の当事者へのニーズを集めて提言していくといった組織も存在していなかったため、親の会や支援者が当事者を代弁する形でニーズの提言を行ってきたことも無関係ではないと言えます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> 肢体不自由、視覚・聴覚障害、難病、精神障害には当事者会が組織化されていて、意見集約のできる当事者会連合会等もできてきております。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> しかし、発達障害については、既述のとおり、当事者会ではなく親の会や支援の会が当事者を代弁する状況が続いており、そのため、親亡き後の対策や医療や就労機関での問題点等が、親や支援者側のニーズが主体となってしまい、当事者が本当に望むニーズが反映されていない、しにくいという問題がありました。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> 当事者同士ならではの認め合い、支え合いが大切ですし、お互いが理解し合うことが重要であると言われております。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> そんな中、ピアリーダーの育成で当事者でも支援を担える人材が増加すると、人手不足にも対応できます。</strong></span></p>
<p><span style="color: #0000ff;"><strong><br /> 本市としてピアリーダー育成のためのお考えをお示しいただきたいと思います。</strong></span></p>
<p><br /> </p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 本市では、ピアカウンセラーが障害当事者から相談を受ける相談支援事業を行っております。</p>
<p><br /> 現在は身体障害者と知的障害者の相談を受けておりますが、療育手帳をお持ちの発達障害者につきましては、知識障害者の相談としてお話をお聞きしているところとなります。</p>
<p><br /> 現在のところ、発達障害者の当事者の会につきましては把握できておりませんが、発達障害に限らず、障害特性に応じたそれぞれのピアカウンセラーやピアリーダーを養成することは本市独自では難しく、大阪府の研修の情報などの収集に努めてまいります。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 四つ目の介護福祉・医療・学校・企業・支援職への研修会の開催についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 発達障害に関わる支援者の知識や経験不足が指摘されております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 発達障害と診断された方、また、それ以前の方など様々な対応が求められていると考えます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> そのためにも、学校、企業など様々な立場での研修が大切だと認識しております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> それらを構築するために行政の支援は不可欠と考えますが、本市としての認識をお示しいただきたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 本市単独で各専門的職種に対しての研修は開催しておりませんが、各部署では、大阪府で開催される各種研修について貝塚市内の事業所などへ案内を行っているところです。</p>
<p><br /> また本市では、障害者への理解を促進するため障害について考える市民講座を開催しており、発達障害についても「発達障害の理解と支援」「発達障害の方の就労支援」などの講座をこれまでも開催してまいりました。</p>
<p><br /> 今後も、大阪府が行う研修などを活用しながら研修の機会を提供してまいりたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 最後、五つ目の発達障害児の保護者をケアするシステムづくりについて質問いたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 児童や成人の当事者をカバーするサービスは各地で行われています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> しかし、その家族をケアする事業は、今のところまだそれほど多くはありません。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 当事者本人より保護者をケアするほうが、結果として本人の改善が進むことが確認されております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 千差万別と言われる発達障害の症状に対応するにはこれらの取組みが重要であり、行政がそのシステムを構築するためにその一助を担うべきではないかと考えますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> まず、乳幼児健診等におきまして発達に課題があると思われる子どもには臨床心理士による発達相談を実施し、その子どもの特性に応じた関わり方を保護者の思いを尊重しながら提案しております。</p>
<p><br /> 必要に応じて早期の治療や療育につなげております。</p>
<p><br /> 次に、早期の療育が必要とされた子どもとその保護者は、幼児教室の親子教室などにつながり、小集団による遊びを経験し、その後、本人の発達状況や保護者の意向により児童発達支援事業所、認定こども園、保育所や幼稚園などの進路を選択されますが、以降も経過観察を継続的に行っております。</p>
<p><br /> 一方、子どもの中には、認定こども園や保育所に通い始めてから集団生活へのなじみにくさが現れる場合もあり、その場合は本市の発達相談員が巡回相談を実施し、各園と協力の上、本人の支援と並行し保護者相談を進め、小学校就学に向けての調整もしております。</p>
<p><br /> 小・中学校においては、個々の支援方針について保護者と話し合った上で、支援学級、通級指導教室はもちろんのこと、通常学級においても本人の実態やニーズに応じた支援を行っています。</p>
<p><br /> また、保護者からの相談については、各校に置かれています特別支援教育コーディネーターが窓口となって随時受け付けております。</p>
<p><br /> 本市の巡回教育相談員や通級指導教室の担当教諭につなげ、発達検査の実施を含めた相談業務に当たっております。</p>
<p><br /> また、発達障害者の地域社会における日常生活や社会生活の支援につきましては、障害者総合支援法に基づく相談支援や障害福祉サービスなどにより行ってきたところです。</p>
<p><br /> 本市におきましては、様々な年代、場面に応じた支援を行っておりますが、今後も切れ目のない支援について研究してまいります。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> それと、研修等々のところで、質問の中で言いましたが、小児期の場合はいろいろな施策があるのですが、やはりそれを越えたところが難しいのかなと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 質問の中でも申しましたように、これは成人になってからでも、当事者よりも保護者への支援、協力がやはり見守るというところでの解決にはつながっていくのと違うかなと思っています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 国は各自治体にペアレント・メンターやトレーニングを実施するように求めているところもありますので、ぜひ貝塚市でもそういったところを視点に入れて取り組んでいっていただければと思うのですが、その辺もう一度お答えいただきたいと思います。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 保護者への支援、教育、研修というご質問ですが、実は、障害者の市民講座の中で今までも本市の講座として行ってきた中で、例えば発達障害者の方の就労支援あるいは発達障害のある子どもとその親の悩みに寄り添うための講座なども行ってきております。</p>
<p><br /> そういった内容の講座を、大阪府等外部機関の研修だけに頼るのではなくて今までもしてきておりますので、今後は、またこういった内容のことを本市の講座の中でも充実して取り組んでいきたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 最後に、保護者、家族への支援ということで、ペアレント・トレーニングの講座とか貝塚市でもいろいろ始まってきているとも聞いていますし、そういった家族もやっぱり大変だと思いますので、家族間同士の交流とかそういった場を行政が率先してという言い方が正しいのかどうかちょっとわからないですが、システムの中で障害という、福祉部の中で一つ組み立てていくのも、僕は支援という意味では大切だなと思います。最後に答えてください。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎健康子ども部長</strong></p>
<p> ペアレント・プログラム、トレーニング、ペアレント・メンターというのは大阪府が実施している部分もございます。この件に関しましては北摂のほうがすごく進んでおりますので、その辺のところも研究してまいりたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong>◎片山和宏病院事業管理者</strong></p>
<p> 発達障害についてちょっと、実際の専門ではないですが、知っている範囲でお話しさせていただきます。</p>
<p><br /> 南野議員が言われるように、成人になってからどうも発達障害らしいということが判明する方が少しおられます。</p>
<p><br /> 実際には、こういう方々は精神科で対応するという、精神科と言うとちょっと精神病みたいなイメージですが、それ以外の発達障害の方も、基本的には精神科のドクターが対応するという形になっています。</p>
<p><br /> ただ、自覚症状がある方とない方とあって、周りの方が気づいているが本人がそうじゃないと思っておられる方も結構多いので、そういう方はなかなか医療機関に誘導しにくいのですが、周りの方、それから本人も少しおかしいなと思っている場合に相談したときに、精神科に誘導するというような仕組みみたいなものがあればいいのかなと思います。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<h3>○消費者行政の推進について</h3>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 次に、2点目の消費者行政の推進についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 地方消費者行政は、消費者問題の現場である地域において、消費者から相談に対応したり情報を提供したり、さらには消費者教育の機会を設けるなどにより、消費者の安全・安心の確保を目指しています。国の消費者行政と並んで車の両輪をなすものであります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 2009年5月に成立いたしました消費者庁関連三法案の一つである消費者安全法では、それまで事実上の行政組織にすぎなかった消費生活センターを法律上に明記いたしました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 同法第10条及び施行令では、消費生活センターとは、消費生活相談の専門家を配置、電子情報処理組織等を配備、週4日以上相談窓口を開所という3要件を満たすものとし、都道府県はそのような組織を設置しなければならない、また、市町村は設置に努めなければならない旨を規定し、その設置促進を図ることとしました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 2014年に改正された消費者安全法には、地方消費者行政支援につながる幾つかの事項が盛り込まれました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> その第1は、消費生活相談体制を強化するための仕組みです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> まず、消費生活センター等で相談対応に当たる消費生活相談員を法定の職として規定するとともに、その資格を国家資格といたしました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> また、市町村の消費生活相談に助言等の援助をするため、都道府県知事は経験豊富な指定消費生活相談員を指定するよう努めることとされました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 支援策の第2は、地域の見守りネットワークです。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 高齢者等の消費者被害が増加する中で、消費者本人が消費生活センターに相談するのを待つだけでは十分ではありません。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> そこで、高齢者など消費生活上特に配慮を要する消費者を見守るため、地域で活動する様々な団体や個人を構成員とする消費者安全確保地域協議会の設置を促すことといたしました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 今、協議会は、高齢者、障害者、認知症等により判断力が不十分となった者の消費者被害を防ぐために、関係者が連携して見守り活動を行う役割があります。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> そこで、一つ目の質問の消費者安全確保地域協議会についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 2019年大阪府内市町村消費者行政調査報告書によりますと、本市は協議会の設置は考えていないと回答しております。同報告書によりますと、既に設置済みが9自治体、設置予定が1自治体、検討中が15自治体、検討していないが17自治体となっておりました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 高齢化社会を迎える今日、ぜひ必要な取組みだと考えるのですが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 消費者安全確保地域協議会について、本市では現在、消費生活センターを設置し、経験豊富な相談員が市民からの相談に応じております。</p>
<p><br /> 昨今、高齢者など消費生活上配慮が必要な方からの相談が増えており、例えばインターネットや携帯電話の普及により、知らず知らずのうちに契約をしてしまったとか、また解約の方法がわからないなどの相談も増加しております。</p>
<p><br /> このような状況を踏まえ、消費者保護の観点から消費者安全確保地域協議会の設置は必要であると考えております。</p>
<p><br /> 協議会の設置につきましては、新たな組織をつくるのか、あるいは既存のネットワークなどに消費生活センターや消費者団体などの関係者を加えるのかなど、他市の状況等も参考にしながら研究してまいります。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 地域協議会を大阪府下でもほぼ半数以上のところが設置されていて、それなりに対応を進めてきていると。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> これから成人年齢が下がるということもあって、そういった協議会の中でいろいろ連携を取ってしていくのが一つの目標というか、形と思っています。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 今後研究していくということでご答弁いただいたのですが、具体的にどのように何年後を目指していくとか、どんな手順を踏んでしていくのか、その前に何を調べないといけないとかを本市としてどのように認識しているのか、お尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> </span></strong></p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 先ほど答弁させていただきましたように、設置の必要性は認識しております。</p>
<p><br /> ただ、どのような形でいつ頃をめどに計画を策定するといった具体的なところまではまだ踏み込んでいないのですが、近隣では岸和田市と和泉市がもう既に策定済みのところもございますので、この辺のところにもまたいろいろお話をお伺いさせてもらった上で、貝塚市に合った協議会の設立に向けて検討していきたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"> 次に、二つ目の消費者教育推進計画の策定及び教育委員会との連携についてお尋ねいたします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 消費者が安心して安全で豊かな消費生活を営める社会の実現のため、自らの消費行動を通じて、深刻化する環境問題や社会問題の解決に貢献できるように消費者教育が必要だと考えます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 必要な情報を得て自主的かつ合理的に行動できるよう、幼児期から高齢者までの生涯にわたり、その時期に応じた学校、地域、職場その他事業所等も含め総合的かつ一体的に取り組むためにも、何らかの計画も必要となると私は認識しております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> さらに、成年年齢の引下げが2022年4月より実施されることから、若者の消費者被害防止のための学校教育も重要になると考えます。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> そうした意味からも、教育委員会との連携は非常に重要であると認識しております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> しかしながら、さきの報告書では、教育委員会との連携については、連携、情報を共有する場がないと回答されております。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #0000ff;"><br /> 私は、このような現状を考えたときに、1点目の協議会の設置、2点目の計画の策定、教育委員会との定期的な連携の場の設置などが最も重要と認識いたしますが、本市の認識をお示しください。<br /></span></strong></p>
<p> </p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> 現在、大阪府内で消費者教育推進計画の策定を行っているのは大阪府、堺市、豊中市のみとなっております。</p>
<p><br /> 本市としましては、近隣の市町村の状況も勘案し、今後研究してまいりたいと考えています。</p>
<p><br /> 一方、学校教育の中では、学習指導要領が示すとおり、小学校と中学校の社会科において、我が国の産業における消費者や生産者との立場を考えることで多角的に問題を解決することを学んでいます。</p>
<p><br /> また、小学校と中学校の家庭科でも、消費生活・環境という内容の中で物や金銭の大切さと計画的な使い方に関する単元があります。</p>
<p><br /> とりわけ若者の消費者被害防止に関しては、具体的にはクレジットなどの三者間契約についても扱い、売買契約の仕組み、消費者被害の背景とその対応についての学習も進めております。</p>
<p><br /> このような状況におきまして、教育委員会との定期的な連携の場の設置につきましては、調整を行い、設置に向けて検討してまいります。</p>
<p> </p>
-
text/html
2020-09-16T12:27:00+09:00
令和2年決算特別委員会真利一朗議員質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3921847
<p> <img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210514130722-609df77a004fe.pdf" target="_blank">令和2年決算特別委員会真利一朗議員質問.pdf</a> <span>(0.33MB)</span></p>
<p><span>↑ PDFファイルはこちらから</span></p>
<p> </p>
<h3>《庁舎自動販売機使用料》</h3>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00;"><strong><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></span></p>
<p> 20ページ、21ページの使用料のところの庁舎本館、そして庁舎第2別館の自販機設置使用料のところでお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> 2019年6月に、かいづかプラスチックごみゼロ宣言をされておりますが、自動販売機を見てみますとまだプラスチック系のペットボトルが多い。</p>
<p> </p>
<p> この前も、今日もそうですが、アルミ缶を探したのですがなかなかないということがわかりました。もう1年もたっていますし、そろそろ自動販売機の中身の更新といったらおかしいですが、そういったものを考えてみてはと思うのですが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎総務市民部参与兼総務課長</span> </p>
<p> 真利委員おっしゃるように、新規の自動販売機の公募の折にはペットボトルの飲料水について売る製品としては除外していますが、今言われています庁舎本館の自動販売機につきましては従前の5年間の契約がまだ残っているところでございまして、それによるものでございます。</p>
<p> </p>
<p> ただし、庁舎第2別館につきましては今年公募をかけたところでございまして、そちらにつきましてはペットボトル・プラスチック製ボトルの飲料水は除外しています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> そうしたら、5年契約ということは、いつぐらいからの入替えになるのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎総務市民部参与兼総務課長</span> </p>
<p> 庁舎本館に2台置いているのですが、本館の1階に置いておりますのが令和3年5月31日まで有効のものでございます。</p>
<p> </p>
<p> あと地下1階に置いているものにつきまして、こちらは3年間の契約になるので、令和3年7月31日有効のものでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《ドローンフィールド使用料》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 続きまして、使用料のところで、せんごくの杜ドローンフィールド使用料についてお伺いさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> たしか前年度が30万1,800円という金額が上がっていたと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今年度120万8,000円ちょっとアップしているのですが、前年の利用件数と、できたら今年度の利用件数、今年度といいますか、令和元年度を教えていただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎政策推進課長</span> </p>
<p> 平成30年度の利用回数は21回、令和元年度の利用回数は89回となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> すごく増えていますね。ありがたいことです。</p>
<p> </p>
<p> こういった部分で告知のほうをまたどんどんしていただきたいと思うのですが、もう一つ、今度クリケットフィールドが10月から一般使用となるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> 併せての使用の告知というのは考えていらっしゃるのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎政策推進課長</span> </p>
<p> クリケットフィールドのほうですが、10月4日にクリケットフィールドのオープン記念式典を実施し、それ以降、一般開放、そして一般の申込みを受付していく予定であり、ドローンフィールド、そしてクリケットフィールド併せて、大阪府や様々な機関に使用の啓発をしていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《無事故・無違反チャレンジコンテスト》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員</span></strong> </p>
<p> 64ページ、65ページのほうで少しだけ質問させてください。</p>
<p> </p>
<p> 総務管理費、労働安全衛生事業、負担金の分です。これで無事故・無違反チャレンジコンテスト6,450円という金額が上がっています。</p>
<p> </p>
<p> これ、どのようなコンテストになっているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎人事課長</span><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;"> </span></p>
<p> ご質問のありましたチャレンジコンテストですが、交通安全協会、貝塚警察署の隣にあるところですが、そこが受付をしておりまして、府下全域でもやっているのですが、大体本市の場合でしたら10名参加しまして、たしか10月から半年間、無事故・無違反かどうかというところを競うコンテストになっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> その10人というのは、職員の中でピックアップされての10名、希望されての10名、どっちですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎人事課長</span> </p>
<p> その10名ですが、例えば公用車をよく使うところなどの職場単位でお願いしまして実施しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 専決処分で終わって、事故があったという報告が多々ありますので、どんなような形のコンテストなのかなと思ったのですが、どうでしょうか、</p>
<p> </p>
<p> 実施していて、そういった事故を起こした人にするということも含めてもちろん考えられているのか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎人事課長</span></p>
<p> 確かに、真利委員おっしゃるように、前年度に事故を起こした者を対象にということも考えとしてはあるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今現状のところは職場単位でお願いしているところでありますので、今後そのような形もまた考えていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 本当に、被害者になることもありますし、加害者になることもあると思いますので、こういったコンテスト、金額的には少ないのですが、繰り返しやっていくようにと思うのですが、その辺どうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎人事課長</span></p>
<p> ここ最近というか、コンテストに参加しているところで、軽微なものの違反等が見受けられることがあります。</p>
<p> </p>
<p> 一時停止違反とかスピード違反というのはちょこちょこあるのですが、昨年度においてはたしか無事故・無違反であったと記憶しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《せんごくの杜》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> そうしましたら、続きまして74ページ、75ページの、先ほど来、田中委員、そして阪口 勇委員からも質問しておりましたが、せんごくの杜の関係で1点だけ。</p>
<p> </p>
<p> ジャパンカップ関西大会の決勝戦などこういった形の大きないろんな大会が出てくると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> そのときを考えますと、聞きたいのはトイレ等の施設が今で足るのかということ。</p>
<p> </p>
<p> 今、管理棟にあります、1箇所か2箇所、たしかトイレがあったと思います。</p>
<p> </p>
<p> それとそこの下のほうの、俗に言う、駐車場の、研修施設ですか、あそこのほうにはあったのかな、仮設だったかな、トイレの数が少なく思うのです。大きな大会とか、そして今後利用者が増えてきた場合のことも考えて、そして万が一の災害のときもそうですが、端のほうにトイレ等の設置を考えられないのかと思いまして、それだけ少し質問させていただけたら。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎政策推進課参事</span></p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;"> </span> 現在、ドローンフィールド、クリケットフィールドにつきましては、先ほどお話ありましたとおり管理棟に男女と多目的ということで三つございます。</p>
<p> </p>
<p> 下のほうの研修施設の横にも、簡易トイレになるのですが、置かせていただいておりまして、現状ではその数で対応していきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 実際クリケットの大会等が開催されていきますので、その状況を見て増設等も含めて検討していきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 利用者がトイレに困るということは、本当に大変なことになってくると思いますので、また検討いただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> そして、関西大会の決勝戦、10月4日に開催されますが、これに併せて何か問合せなどもう既にありますか。クリケットフィールドに関して。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> 現在、広報としてはホームページに掲載させていただいておりまして、今後、主要な駅とかにポスター等を設置していく予定です。</p>
<p> </p>
<p> 現在、1件ですが、市民の方から問合せはいただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《宅用省エネルギー設備設置費補助事業》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 広告、こういう施設があるということを前面に出していくことでないと、やはり知らない人もいらっしゃると思いますので、そちらのほう、またよろしくお願いしておきます。</p>
<p> </p>
<p> そして、次に88ページ、公害対策費のほうで住宅用省エネルギー設備設置費補助事業というのがございます。</p>
<p> </p>
<p> これの負担金補助及び交付金、これが50万円の予算ということで、支出額も50万円ちょうど出ているのですが、これは希望者がちょうどその50万円に達するような人数だったのか、何件の希望者があったのかというのがわかりましたらお願いできたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎環境衛生課長</span> </p>
<p> これは、令和元年度につきましては、蓄電池付太陽光発電設備が8件、自立運転型エネファームが5件ということで、補助金は50万円を上限にしていまして、それが9月で終了したということで、50万円きっちりの額になっております。</p>
<p> </p>
<p> それ以降につきましては、問合せはあったりするのですが、あとどれくらいの方というのは把握できていない状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 締切り終わってから希望者もまだ出ていると聞きましたので、次年度につながるような形でどんどんこういった部分を募集すればどうかと思うのですが、その辺の考えはどうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> この事業の目的としましては、補助対象を停電時でも電気確保ができる蓄電池つきの太陽光発電設備や自立運転機能つきのエネファームに限定しておりまして、このような防災機能を附属した施設の普及促進を啓発していくことが目的で、補助金額につきましてはこの50万円ということで継続してやっていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長 </span></strong> </p>
<p> 安全が我々行政の最優先課題となっておりますので、これについては来年度予算の段階までにもう一度精査して、必要であれば増額をしていきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《防犯対策》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 是非よろしくお願いします。</p>
<p> </p>
<p> 自家発電云々という部分を考えたら、自分のところで電気を補充するということも大変大切なことだと思いますので、よろしくお願いします。</p>
<p> </p>
<p> そして、一番最後の質問になりますが、94ページ、防犯対策事業の、先ほど阪口 勇委員からも質問されておりましたが、防犯カメラの件で少し確認だけさせてください。</p>
<p> </p>
<p> 以前、同会派の議員より、警察から防犯カメラをつけていた部分で確認、検証をしたいということで、10日前の犯罪が映っているかどうかを確認してほしいと来たらしいです。</p>
<p> </p>
<p> 一応貝塚警察署へは、自治会・町会が設置するこの補助金の部分に関しては録画日数が7日間ということがあったと思うのですが、それの部分に関して、7日間でいいのかという確認だけさせてもらえたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎危機管理課長</span> </p>
<p> 各町会・自治会が設置される場合の防犯カメラの補助の条件といいますか、基準で7日間以上の撮影期間を確保していただくようにとなっております。</p>
<p> </p>
<p> 長い期間が撮れるような機種を選択していただけるのが一番いいのですが、その分、費用的な部分もかさんでくるというので、そこは設置者のほうで判断していただくことになります。</p>
<p> </p>
<p> 前回そのような質問をいただいた後に、貝塚警察署に各町会で市の補助を使って設置されているところにつきましては7日間以上というのが条件になっているということはお話させていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《旅券発給事務》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 104ページの旅券発給事務の需用費のところで教えていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今年度が約4,154万9,000円の予算額、支出済額が2,700万円強になっており、不用額が約1,400万円も出ています。</p>
<p> </p>
<p> 前年が2,131万8,000円の予算額で、約1,993万7,000円の支出、不用額が約138万円ということで、前年の申請者数より増えているということだと思うのですが、前年は1,625件中、交付が1,318件と聞いていました。</p>
<p> </p>
<p> 倍近い数字になっている。今年度の数字を教えていただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎市民課長</span> </p>
<p> 令和元年度の交付件数としましては2,755件となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> これは申請数、それとも交付数。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> 交付件数となっております。申請件数は2,617件の実績となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> やっぱり倍近く増えているということです。不用額がこれだけ出ているのですね、1,400万円ぐらい。これはどういうあれでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 前年がほとんど支出になっていて、130万円ぐらいの不用額だったのですが、これをちょっと教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> 予算では、旅券の交付件数を3,600件と見積もっておりましたが、この予算の見積り時期が、本市で旅券事務を始めた直後だったということもありまして、交付実績の予想が困難な状況でございましたので、ちょっと大きく予算として見積りを上げてしまったという結果と、あと2月、3月ですが新型コロナウイルスの影響で、通常、修学旅行の学生がたくさん交付申請に見えられる時期でございますが、それがもう去年の3分の1に減っていることも影響してございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> やっぱり新型コロナウイルスの影響ですか。そうですよね、卒業旅行シーズン前でしたから。今年度もやっぱり数字的には、悪く出ているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> ちょっとその辺わかりましたら。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> 今年度に関しましては、ほぼ去年の9分の1ないし10分の1ぐらいに申請件数が減っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 怖いですね、本当に新型コロナウイルスで。</p>
<p> </p>
<p> 海外旅行がほとんどなくなってきているということで、本当に対応が難しいかと思うのですが、来年度に向かっての対応というのはどうなのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> やっぱり予算額的に抑えているとかあるのですか。</p>
<p> </p>
<p> それとも、もっとPRできるような。新型コロナウイルスが収まらない限り無理かと思ったりもするのですが、その辺どうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長<br /></span> 葛飾北斎の絵が旅券に入って、旅券の発行数が増えるだろうということで令和2年度予想しておりましたが、やはり修学旅行をやめられる学校が多いということも影響がございまして、なかなか私どもの力では及ばないところもございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《住民票等コンビニ交付事業》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> そうしましたら、続いてその下ですが、住民票等コンビニ交付事業というところで少し教えてください。</p>
<p> </p>
<p> 私も実際に、マイナンバーカードは持っているのですが、コンビニエンスストアでそれを申請したことはないのですが、コンビニエンスストアの従業員いわく、手続きがややこしい。</p>
<p> </p>
<p> マイナンバーカードがあれば、そのカードを差し込んだらそれでいくのかと思ったら、またもう一度、名前とかそういったものを打ち込んでいかないといけないということを聞いたのですが、そうなんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎市民課長</span></p>
<p> 恐らく店員がおっしゃっているのは、貝塚市民の方が本籍地他市の場合、最初にちょっと登録が要りまして、その場合にちょっと名前を入れたり本籍地の地番を入れたりというのがあるのですが、基本的に住民票、貝塚市が本籍地の方ですと、暗証番号を入れるだけで、特にご本人のお名前等を入れるというのはないです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《更生保護団体関連事業》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 116ページ、117ページの更生保護団体関連事業、こちらについてちょっとお伺いさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 社会を明るくする運動のことでございます。</p>
<p> </p>
<p> 毎年7月の第1日曜日というスケジュールで行われていると思うのですが、今年度は新型コロナウイルスの影響で中止になっておりますが、この時期めちゃめちゃ暑いです。</p>
<p> </p>
<p> そして、できるかどうかの質問だけですが、最初の式典、ごあいさつとかいろいろとございます。</p>
<p> </p>
<p> そういったものを例えばコスモスシアターの中でされて、そしてパレードも見ているのはほとんどいらっしゃらない、我々が自分たちで歩くだけの姿になっているとは思うのですが、そういった形で健康面を考えて、割と参加されている方が今高齢化になっているということと、そして幼稚園児が発表というような形をされているということで、そういった行事的なものをコスモスシアターか何かでして、そして、パレードをどうしてもというのでしたら、パレードだけということも考えられないのかなと思います。ちょっと質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎福祉総務課長</span> </p>
<p> 先ほど真利委員がご指摘いただきました時期的なものについては、ちょっとこれは大体この時期にとなっておりますので、動かすのはちょっとしんどいかと思うのですが、ただ、野外で行う式典ですので、かなり暑くて出席者には負担をかけるというのは私たちも十分認識しております。</p>
<p> </p>
<p> そこで、今年予定があったのですが、幼稚園児の鼓笛隊、毎年来ていただいていたのですが、その辺を、もし園児に何かあったらいけないということで、中止をする予定でございました。</p>
<p> </p>
<p> それで、そういった工夫を重ねて、一応、外での式典の時間を短くして、なおかつ行進のほうは従来どおり行うのですが、式典の内容をちょっと簡略化というので今後も進めていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長 </span></strong> </p>
<p> この社会を明るくする運動の実行委員会は私がずっと委員長をやっていまして、谷口委員も更生保護女性会で参加をしてくれていますが、確かにおっしゃるように式典ぐらいはコスモスシアターの玄関の広いところでやってもいいかなとは思います。</p>
<p> </p>
<p> もう何十年同じことを継続していくというのもどうかなと思って、その辺は来年、委員長は私ですが、事務局長はまた別なので、保護司会の先生方ですので、そこらとは担当と話をするように一回申し出てみます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《地域生活支援事業》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> そうしましたら、124ページ、125ページの地域生活支援事業の助成金、成年後見人等報酬助成というところでちょっと教えていただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今年度が81万3,000円という数字が出ております。</p>
<p> </p>
<p> 前年がこれたしか23万4,000円ぐらいだったと記憶しているのですが、この助成というのはどういう助成になるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎障害福祉課長</span> </p>
<p> 成年後見人等報酬助成ですが、後見人への支払いが困難な人について、後見人の報酬の全部または一部を助成するもので、令和元年度につきましては4名分の助成を行いまして、81万3,000円ということになっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> そうしたら、前年はもっと少なかったということですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> 前年度の実績は、報酬が発生する方が少なくて、実績としては少なくなっておりました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 後見人というのは、すみません、ちょっと私が無知なのかもしれませんが、何人ぐらいいらっしゃって、そのうちの今年度は4名の助成という形だったのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> 障害をお持ちの方で成年後見人をつけておられる方というのが、今年度、4名の方が報酬を必要とされる方がいらっしゃったということです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> そうしたら人数イコール助成金という解釈でいいわけですね。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> その年に報酬が発生しない場合もありますので、今回、4名の方がいらっしゃいましたが、報酬発生しない場合はこの4名から減ってくるということになります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 障害者の後見人になるということで、その人自体が4名という考え。その年、年によって変わるという理解でいいのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> 失礼しました。成年後見人をつけていらっしゃる障害をお持ちの方は、4名ということです。</p>
<p> </p>
<p> 4名の方がいらっしゃって、4名の方に対して、今年度は報酬が発生したということで、4名の方が成年後見人をつけていらっしゃるということです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎障害福祉課長</span></p>
<p> 対象になっておられる方は10名いらっしゃいます。</p>
<p> </p>
<p> そのうち、報酬の発生された方が4名ということになっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《岸和田・貝塚合同就職面接会》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 168から169ページ、雇用・労働行政推進事業、この中の岸和田・貝塚合同就職面接会で30万円出ておりますが、この負担金、これは岸和田市と貝塚市と両市で出し合いという形になりますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎商工観光課長</span> </p>
<p> この合同就職面接会ですが、貝塚市と岸和田市が共同開催ですが、そのほかに貝塚市・岸和田市の両商工会議所、岸和田公共職業安定所、大阪府総合労働事務所とも共催をしているというところで、実際の負担金につきましては、貝塚市、岸和田市、両商工会議所がそれぞれ30万円ずつ負担しているということでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> そうしたら規模的には120万円という金額で。</p>
<p> </p>
<p> そしてこれの開催場所なのですが、岸和田市、貝塚市、これは交互にされているのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> 真利委員ご指摘のとおり、岸和田市と貝塚市でそれぞれ1年ずつで会場を負担させていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 近年の岸和田市、貝塚市の参加企業数、それと採用の予定人数はどういう傾向にあるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> 平成29年度以降の数字を申し述べさせていただきますと、平成29年度の事業所数は42事業所、平成30年度が38事業所、令和元年度は39の事業所が出展していただいております。</p>
<p> </p>
<p> そのうち就職が決定した数で申し上げますと、平成29年度が16名、平成30年度が18名、令和元年度が12名となってございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 大体この数字というのは、採用予定を各企業が持っていらっしゃると思うのですが、その中で今決定数を教えていただきましたが、大体希望の数字といったらおかしいですが、なっているのですか。それとも少ないというか、そんな感じですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> 求人数を先に申し上げておくべきだったと思いますので、併せてご報告申し上げますと、平成29年度の求人が178、平成30年度が198、令和元年度が111となってございますので、そこから見ると、就職に至った数というのは若干少ないというふうに、私どもは感じておるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> この企業というのは、岸和田市と貝塚市、両市の部分になるわけですよね。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> 真利委員ご指摘のとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 最後になりますが、岸和田市、貝塚市だけではなく泉州地区というのですか、こういったものをもっと大きく拡大するような考えというのはどうなのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> この岸和田市、貝塚市の合同説明会ですが、そういう点でお考えをいただけたら。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> 現在は岸和田市と貝塚市という形でしておりまして、近隣で把握しておるところでは、泉佐野市も単独ではございますが、やっていると聞いておりますが、現在の状況、一時期は有効求人倍率も1を超えるぐらいの率で推移してきておりましたが、先日、岸和田市のハローワークから来た書類によりますと有効求人倍率が0.8まで落ちているということで、かなり厳しい状況に再び陥っているということなので、真利委員が今おっしゃっていただいたような広域的にするということも一つの方法であるかと思いますので、一度考えてみたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《祭礼観客対策》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 同じところなのですが、185ページの観光活性化事業の中の祭礼観客対策として60万円出していただいております。</p>
<p> </p>
<p> これは俗に言う夏の太鼓台祭り、そして秋のだんじり祭り、これの観客といいますか、祭礼に来るお客様の対策費用として考えていいのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> この事業に関しましては、真利委員がおっしゃったとおり、祭礼におけるトイレの設置に対する補助でございます。</p>
<p> </p>
<p> 太鼓台の祭りと併せて、だんじり祭りに対して、それぞれの祭礼運営委員会に対してトイレを設置したことに対する補助となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> トイレの設置の部分に集約されるわけですね、これは。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> おっしゃるとおりでございます。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> そのトイレの設置場所、個数とかいろいろとその郷によってあると思うのです。</p>
<p> </p>
<p> 太鼓台、そしてだんじり祭りだったら麻生郷地区、西葛城地区、木島地区、そして南近義地区とあると思うのですが、これはこの60万円の中で請求をいただいた部分に関して補助するという流れですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> 祭礼運営委員会から申請があって、トイレを何台設置しましたということに対して、上限はございますが、補助しておりまして、内訳を申し上げますと、令和元年度は、感田神社の太鼓台のお祭りに関しては2箇所設置したということで、10万8,000円補助しております。だんじり祭りに関しましては、麻生郷地区が15台のトイレを設置したということで、細かい数字になりますが、31万4,366円の補助をしております。木島・西葛城地区につきましては、トイレを16台設置していただきまして、金額が台数は麻生郷地区より多いのですが、金額的には若干少なく17万7,634円の補助となっております。</p>
<p> </p>
<p> 参考までに、南近義地区に関しましては、イオン貝塚店のご協力をいただいて、店舗のトイレを使っていただけるということになっておりますので、南近義地区に対する補助はゼロ円という状況になっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> </p>
<p> 私どもの会派が俗に言う麻生郷地区のだんじり祭り好きばかりの会派でございまして、その中で麻生郷地区に関して言えば、一昨年から観客等々がしたごみの回収費ということで、各町会10万円ずつ出してもらって、そして業者に今依頼をしているという状態なのです。</p>
<p> </p>
<p> これはお願いなのですが、この祭礼観客対策という部分の中の60万円にこういったものも含むことは無理でしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> 現時点で明確な回答はなかなか難しいかとは思うのですが、やはりきれいな状態のまちの中で祭礼を観覧していただくということは、観光客の増につながるということでもありますので、今後、検討課題の一つとして考えてまいりたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長 </span></strong></span> </p>
<p> 微妙な問題なので、私も麻生郷祭礼運営委員会なので、真利委員おっしゃるようにそっちのほうに、各祭礼、麻生郷地区は七つでやっていて、70万円をここに持ってくると全額飛んでしまいます。</p>
<p> </p>
<p> 麻生郷祭礼運営委員会のほうでトイレは要らないからこれに回してくれとか、いくらか言ってくれるのだったら、今持っている枠はそちらのほうに回します。</p>
<p> </p>
<p> これだけプラスするという考えはありません。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<h3>《JR東貝塚駅周辺地区バリアフリー環境整備》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 198、199ページのJR東貝塚駅周辺地区バリアフリー環境整備のほうからお伺いさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 工事が1年ぐらい遅れると聞いているのですが、いつぐらいから工事に入られるか予定は立っていらっしゃいますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市計画課長</span> </p>
<p> 令和2年度ですが、現在、JR西日本が本体工事の着手をするにあたりまして、支障になる電気設備の移設工事を間もなく着手する予定となっておりまして、令和3年度より本体工事、エレベーターや駅のバリアフリー化等の工事に着手予定となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 公園から始めると聞いていたのですが、ではなくて、公園のほうはまた別になりますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span> </p>
<p> 今、真利委員ご質問の踏切の横にある公園に関しましては、将来、JR西日本の保線基地になる予定の市の公園でございますが、もう今、業者決定がなされております。</p>
<p> </p>
<p> この後、年内に更地化を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> コロナ禍でJR西日本のほうも何かすごい影響が出ているかと思うのですが、そうしたら、令和3年度から駅のバリアフリー化、そして、駅の前の公園も同じような形で、これは年内からという形で進むとお聞きしたのですが、これは大体、その計画どおりにいかれるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> これはJR西日本に聞かないとわからないかと思いますが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市計画課長</span> </p>
<p> 令和3年度から工事着手いたしまして、何とか令和5年度中に供用開始できるような形で今現在、JR西日本もそれを目指して契約しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《空き家対策事業》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 続きまして、その下のほうになります。空き家等対策事業というところでお聞きしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 一般委託料約146万7,000円と出てるのですが、前年、ここの委託料、15万円ちょっとだったと思うのです。これの内容を教えていただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span> </p>
<p> こちらの委託料につきましては、現在、空き家バンクを運営しておりまして、その運営に際しまして、NPO法人空き家コンシェルジュと委託契約を結んでおります。</p>
<p> </p>
<p> それが142万1,200円ということですので、ほぼそれがここの数字ということでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 去年は約15万円というのは、そこまではいってなかった、契約していなかったのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span> </p>
<p> NPO法人空き家コンシェルジュは入ってこられていましたが、契約金額がそういう形だったということだと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> そうしましたら、次に、負担金補助及び交付金の予算が100万円と出ています。これが前年も同額出ているのですが、前年は支出なかったのです。今年が50万円と出ているのですが、どのような事業を。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span> </p>
<p> こちらの補助金につきましては、老朽空き家の撤去に対する補助金の執行でございます。</p>
<p> </p>
<p> 1件50万円で、2件分予算化しておりましたが、1件の実績ということでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《住居表示整備事業》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong></p>
<p> 続きまして今度は206と207ページの住宅表示整備事業でお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> 前回の質問でも久保町会のほうはされると聞いているのですが、住民との話合いとかは進んで、別に異存なく順調に進んでいるという感覚でよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎土地情報課長</span> </p>
<p> 7月にも地元説明会を実施いたしまして説明したところ、おおむね理解していただいたものと思っております。真利委員ご指摘のとおり、実施できるものと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00;"><span style="font-size: 14pt;">◆真利一朗議員 </span></strong> </p>
<p> 順調に進んでいるかと思うのですが、引き続きお願いしたいと思うのですが、久保町会の後というのは、大体どこら辺をというふうな狙い、そして進んでいるかどうかを教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎土地情報課長</span></p>
<p> まずは久保地区を重点課題ということで取組みを進めようと思っております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、面積が広いものですから、4、5年ぐらいはかかるものかと。まずそれを実施した後、その周辺の区域のところを次は取り組んでいきたいと考えております。</p>
<p> </p>
-
text/html
2020-09-08T11:50:00+09:00
令和2年第3回定例会(9月議会)南野敬介議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3920293
<p> </p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210513115649-609c9571cc30a.pdf" target="_blank">令和2年第3回定例会南野敬介議員一般質問.pdf</a> <span>(0.33MB)</span></p>
<p class="pdf"><span>↑PDFファイルはこちらから</span></p>
<p> </p>
<p>※質疑は一括質問方式でおこないましたが、見やすくするため、一問一答方式に編集しました。</p>
<p> </p>
<h3>○人権の視点に立った新型コロナウイルス感染症関連対策の推進について</h3>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/210513182943-609cf1876753c.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210513182943-609cf1876753c_m.jpg" alt="IMG_2548.JPG" style="float: left;" /></a> 議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いまして一括にて質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず、一つ目の人権の視点に立った新型コロナウイルス感染症関連対策の推進についてお尋ねをしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 現在、新型コロナウイルス感染症は、これまでの質問でもありましたように、世界的な大流行により、人権の世紀と呼ばれる21世紀におきまして、人々の命と生活が脅かされているのは周知の事実であります。</p>
<p> </p>
<p> 感染拡大は健康被害にとどまらず、2008年のリーマンショックをはるかに超える未曽有の倒産、廃業、失業者が生まれているというのもあります。</p>
<p> </p>
<p> こうした状況の中で、社会的マイノリティーに対して深刻な影響をもたらし、さらに弱い立場へ追い込んでいるのも現実であります。</p>
<p> </p>
<p> 経験したことがない新型コロナウイルス感染症に対する不安や恐怖から偏見、差別が生まれ、感染者や医療従事者、日常生活を送るために欠かせない仕事を担っている、主に医療・福祉、農業、小売・販売、通信、公共交通機関などのエッセンシャルワーカー、その家族に対する差別言動が相次いで起こっております。</p>
<p> </p>
<p> そして、SNS上では感染者の名前を暴き、誹謗中傷を繰り返すなど社会的バッシングはあふれております。</p>
<p> </p>
<p> また、国や地方自治体からの自粛要請によって、市民が善意や正義感で犯人捜しのように、外出者や営業を続ける店舗などを監視・通報する「自粛警察」と呼ばれる現象などが起きるなど、社会の分断を拡大させております。</p>
<p> </p>
<p> これは、官民一体となって全国各地でハンセン病患者を捜し出し、強制隔離させられた無らい県運動と重なり、ハンセン病問題の教訓が生かされるとは言い難い事実となっております。</p>
<p> </p>
<p> 大阪をはじめ、全国では第2波とも言える感染者が日ごとに増加しており、引き続き新型コロナウイルス感染症関連対策を講じなければならないと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今ほど、人権の視点に立った市民の命や生活を守る行政と議会の責任が高まっている時期はないのではないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> こうした状況を踏まえ、誰も置き去りにしないSDGs(持続可能な開発目標)や人権の視点に立った新型コロナウイルス対策について、以下の質問を行います。</p>
<p> </p>
<p> まず一つ目ですが、藤原市長におかれましては、7月広報にて、「新型コロナウイルスに感染した人や医療従事者、その家族などに対する誹謗中傷や心ない書き込みがインターネット上で広がるなど、人権問題になっています。</p>
<p> </p>
<p> 市民の皆さんには、国や自治体が提供している正確な情報に基づき、人権に配慮した冷静な行動をお願いします」というメッセージを発信していただきました。</p>
<p> </p>
<p> 引き続き、昨今の状況を鑑み、定期的に「コロナ差別をしない・させない・許さない」というメッセージを出し続けることも重要と考えます。</p>
<p> </p>
<p> 広報紙、フェイスブックなど、藤原市長自らが動画による発信を活用してはいかがかと考えますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症に関して、国や大阪府において不当な差別や偏見をなくすべく啓発に取り組んでいるところであり、本市におきましても、広報7月号の市長メッセージやホームページにて、新型コロナウイルス感染症に対して正確な情報に基づき人権に配慮した冷静な対応をいただくよう市民に呼びかけてきたところです。</p>
<p> </p>
<p> 今後におきましても、必要に応じ発信してまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 7月の広報で藤原市長にメッセージを出していただきました。</p>
<p> </p>
<p> 引き続き、必要に応じてということでご回答いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 午前中の質疑の中でもありましたように、これもやはり言い続けることが私は非常に大切だと思っています。</p>
<p> </p>
<p> この間、貝塚市でも病院の中でも多数の方が感染されたり、そのご家族の方も貝塚市内でいるということを見たときに、やはり、例えばフェイスブックなどでいったら、そういったメッセージはトップで貼り付けて、しばらくの間固定しておくといった方法も取れます。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどの質問でもありました、LINEとかフェイスブックとかツイッターとか、様々な情報発信源があると思いますので、できましたら、今、貝塚市内で集団クラスターが発生したこの時期だからこそ、その方々の人権を守るという視点で発信していくのが大事ではないかと思いますので、その辺、もう一度お考えをお聞かせ願いたいということでお願いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> SNS等を活用した情報発信につきましては、前向きに検討してまいりたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> あと、相談体制、先ほど南野議員のほうからは、1週間期間を決めて特別相談窓口を設置したらどうかということですが、大阪府と相談しながら状況を見極めて検討していきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 二つ目に、人権啓発や教育機会が感染予防の観点から延長、中止になる中、差別意識や偏見、デマが増殖されています。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市内においても、聞く人聞く人違ううわさ話が出てきたりしているのも現実であります。</p>
<p> </p>
<p> 私自身、「大阪府の発表が一番正確で、それ以上でもそれ以外でもない」と、よく問合せにお答えさせていただいています。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、そういったうわさは全然収まらないのも現実であると思っております。</p>
<p> </p>
<p> 昨日の質疑のやり取りの中でも触れられましたが、現在の感染者は大阪府、保健所でしか感染者が把握していないという現実はあるにせよ、感染者やその家族、人権侵害事例の実態の把握が必要であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> コロナ差別に対する人権啓発、教育や人権相談の強化、実態の把握に取り組むことが必要であると考えますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> コロナ差別に対する人権啓発につきましては、市民を対象とした新型コロナウイルス感染症と人権に関してのじんけんセミナーや講座を10月に4こま開催する予定です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 三つ目に、感染者及びその家族が自殺に追い込まれないよう啓発、支援策も必要であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> 自殺防止対策として何に取り組むことができるのか、貝塚市の見解をお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 自殺防止対策につきましては、本市では、毎年9月の自殺予防週間に合わせて、広報紙にメンタルヘルスチェックや相談窓口など、自殺予防の啓発記事を掲載しているところですが、今年度は、特に新型コロナウイルス感染症に関する不安やストレスなど、こころの健康に関する新型コロナ専用のLINEを活用したSNS相談窓口「大阪府こころのほっとライン」について掲載するとともに、10月1日より始まる大阪府の電話相談、新型コロナこころのフリーダイヤルの周知啓発にも努めてまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 相談体制ですが、答弁の中でも大阪府で相談窓口がありますよというお答えをいただきましたが、確かにそのとおりですが、例えば、貝塚市でこういった状況に今なりましたので、どこかの1週間、特設相談コーナー、相談への対応をしますよということを企画するのも一つの方法だと思います。</p>
<p> </p>
<p> その場その場に応じて対応していくというのも大事と思うのですが、その辺のお考えについてお尋ねしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 人権相談の強化、実態の把握につきましては、現在、国及び大阪府において、新型コロナウイルス感染症に関する人権相談窓口が設置されているところですが、本市におきましても、必要に応じて関係機関と連携しながら対応してまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 四つ目に、本年8月に萩生田文部科学大臣より、「児童生徒等や学生の皆さんへ」と題し、メッセージが発信されました。</p>
<p> </p>
<p> 感染症にかからないために、誰もが感染する可能性があり感染した人は悪くない、感染した児童・生徒に対して差別してはならないという対応をすべきというメッセージであったと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、「教職員をはじめ学校関係者の皆様」、「保護者や地域の皆様へ」と題したメッセージも出されました。</p>
<p> </p>
<p> さらに、「差別や偏見などでつらい思いをしたら」と題し、24時間子供SOSダイヤルや子どもの人権110番なども紹介されています。</p>
<p> </p>
<p> そこで、本市でも10代の青年や就学前の若者が感染したこともあり、同居家族で感染者が出ている児童・生徒もあることを考えると、こうした相談体制の充実が必要であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどのSOSダイヤルや子どもの人権110番など、児童生徒への啓発について、いかが取り組まれているのか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> また、本市教育委員会における相談体制なども、より充実したものにする必要があると考えますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症に起因する児童生徒の不安や悩みの解消、いじめや差別の発生の防止については、臨時休業中から6月の学校再開後にかけても、大変重要なことであると認識して取り組んでまいりました。</p>
<p> </p>
<p> 本市では、児童生徒への相談窓口の周知や啓発のため、大阪府教育庁が作成した「スクールカウンセラーからのメッセージ」を臨時休業中に配布し、その中に掲載されている大阪府教育センターのLINE相談や「すこやか教育相談」など、児童生徒が直接連絡できる相談窓口について周知を図りました。</p>
<p> </p>
<p> さらに、南野議員ご指摘の文部科学大臣からのメッセージに添付されている相談窓口については、8月26日付で各学校園に通知文を発出して周知するとともに貝塚市のホームページにも掲載し、啓発しております。</p>
<p> </p>
<p> 本市における相談体制については、現在7名のスクールカウンセラーが市内の小・中学校で児童生徒や保護者からの相談業務に当たっております。</p>
<p> </p>
<p> このたびの新型コロナウイルス感染症に関連する相談は、家庭で過ごす時間が長くなったことに伴う親子関係の問題、集団で生活することから遠ざかっていたために起こる対人関係の不安など、5月から6月までの2箇月間で10件ございました。</p>
<p> </p>
<p> この10件に関わる当該児童生徒の状況は現在好転しておりますが、引き続き、小・中学校においてスクールカウンセラーが関わり、教職員も児童生徒の様子を見守りながら、小さな変化やSOSのサインを見逃さない体制を整え取り組んでまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> この質問を出したときには、まだ市立貝塚病院でこういった感染が拡大するということは起こっていませんでした。</p>
<p> </p>
<p> この後、市立貝塚病院でもこういった、これはもう致し方がないことだと思うのですが、集団感染が起こってしまったということもあります。</p>
<p> </p>
<p> 病院の医療従事者とか患者、職員を守るという意味でも、病院のホームページでも貝塚市長同様、例えば、片山病院事業管理者とか今本市立貝塚病院院長のメッセージとして、人権を守って患者を守るという市政のメッセージを発信するのも大切だと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> そういったことを取り組めないかということも、併せてご質問します。</p>
<p> </p>
<p> あわせて、病院内で職員が感染していることもあります。</p>
<p> </p>
<p> 患者が感染していることもありますので、そういった相談体制というのは、今後どのように考えているのかというのも併せてお聞かせいただければと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎病院事務局長</span></p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス関連対策、当院における院内感染の対応につきましてご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員おっしゃられる片山病院事業管理者、今本市立貝塚病院院長の市民の皆様、患者に対するメッセージですが、この後すぐ相談いたしまして、当院のホームページにおいて掲載してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> あと、院内感染が起こってご不安になられている市民の皆様、患者の相談ですが、現在は、事務局の医事課と、あとは、医療相談の窓口で行っているところですが、こちらにつきましても、ホームページ等でわかりやすいように掲載してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 人権侵害の被害者全般に言えることですが、被害者の救済に向けて第三者委員会的な人権侵害救済機関の設置を、ぜひ国に求めていただきたいと考えますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 国に対する人権侵害救済機関の設置要望につきましては、大阪府、大阪府市長会、大阪府町村長会の3者連名で、人権侵害行為を防止し、被害者を救済するために実効性のある人権救済等に関する法整備を国に要望しているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>○貝塚市パートナーシップ宣誓制度について</h3>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 貝塚市パートナーシップ宣誓制度についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> この間、藤原市長をはじめ関係職員の皆様のご協力により、この9月1日より貝塚市パートナーシップ宣誓制度がスタートいたしました。</p>
<p> </p>
<p> 改めまして、制度スタートにあたりまして御礼を申し上げたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> どうもありがとうございました。</p>
<p> </p>
<p> この間、私も当事者の皆様のご意見を伺いながら、何とか身になるものをという思いで取り組んでまいりました。</p>
<p> </p>
<p> この9月スタートということで、当事者の皆様方からも感謝のお言葉が届きました。</p>
<p> </p>
<p> 一部でありますが、ご紹介させていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 難しい1歩を踏み出してくださった貝塚市の方々に感謝します。貝塚市から広がるLGBTQの輪に期待したいです。それらが当たり前になって、少しでも差別的な目がなくなっていく優しい国になるとうれしいです。</p>
<p> </p>
<p> 兵庫県宝塚市では既にあったから、それに合わせて引っ越してくるLGBTの方もいました。早くすべての市町村にそういう制度をつけて自然になればいいなと思います。あと20年前にしてくれていたらパートナー宣言をしたのだと思うと、まだまだ時間のかかることばかりだと思います。今後は、高齢化社会に向けて、もっと法整備が進めばいいなと期待しています。</p>
<p> </p>
<p> パートナーシップが実施されることで、未来イコール将来が安心できます。未来、将来は一生のものであり、覚悟を持って2人が一緒になるので、法的により安心できるようにしてほしいと思いますというご意見もいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 当事者の皆様方にとって、本当に生き生きと生きるための第一歩だと思います。</p>
<p> </p>
<p> しかし、大きな第一歩であるとも思っております。</p>
<p> </p>
<p> すぐに何十というパートナーシップ宣誓がなされるとは思いませんが、当事者が貝塚市を居住地に選んでいただけることにつながるとは思っております。</p>
<p> </p>
<p> そこで、質問に入ります。</p>
<p> </p>
<p> まず、8月広報で、「宣誓するには要件がありますので、詳しくは、お問い合わせください」とありますが、具体的な事例は掲載されておりませんでした。</p>
<p> </p>
<p> いま一度その宣誓の要件についてお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 二つ目に、広報には9月よりスタートと掲載されていました。</p>
<p> </p>
<p> 今後、この制度の認知を広める方法はいかがお考えなのかお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 三つ目に、この制度がスタートしたからといって、LGBTQの問題はゴールではありません。</p>
<p> </p>
<p> さきに述べましたように、大きな第一歩を踏み出したにすぎないと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 今後、貝塚市内の申請書などにも性別記載の有無の検討など、市独自で判断できることも出てくると思います。</p>
<p> </p>
<p> 現段階で、そういった改正の可能性のあるものがどれだけあると把握されているのかお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 貝塚市パートナーシップ宣誓制度につきまして、宣誓の要件は、次の4点全てを満たすことが必要で、1点目は、宣誓する双方が成年に達していることです。</p>
<p> </p>
<p> ただし、令和4年3月31日までの期間に宣誓する場合で、親権者の同意があれば、18歳以上であれば宣誓できます。</p>
<p> </p>
<p> 2点目は、少なくともいずれか一方が市内に住所を有し、または、市内への転入を6箇月以内に予定していることです。</p>
<p> </p>
<p> 3点目は、双方に配偶者がいないこと及び宣誓者以外の者とパートナーシップ関係にないことです。</p>
<p> </p>
<p> 4点目は、双方が民法第734条及び735条の規定による、近親者間や直系姻族間での婚姻することができないこととされている者同士の関係のないことの以上でございます。</p>
<p> </p>
<p> 次に、制度の周知につきましては、広報8月号において概要を掲載したところです。</p>
<p> </p>
<p> 現在は、ホームページにおいて詳細を掲載しています。</p>
<p> </p>
<p> また、周知用チラシを作成し、庁内の窓口や市の公共施設へ配架したところでございます。引き続き、制度の周知に努めてまいります。</p>
<p> </p>
<p> 最後に、本市の申請書や届出書等のうち、約2割程度に性別記載欄があります。</p>
<p> </p>
<p> なお、申請書等への記載欄につきましては、必要な事項を改めて確認し、随時見直していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> パートナーシップ制度、本当にありがとうございました。</p>
<p> </p>
<p> この間、いろいろ訴えさせてもらって何とかここまでこぎ着けたかなと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 制度の周知、それによって、この間、確かにホームページとか各市の施設にチラシを置いているのも私も見させてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> 今の段階では、それしか仕方がないかなと思うのですが、貝塚市のイベントとかで、ほんとうはそんなチラシをどこかに置くとかいうのも考えたらどうかなと思っていたのですが、今このコロナ禍の中でなかなかそれもできないということがありますが、それをわかった上で、それ以外に何かいい方法はないものかと思ったりもします。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、宝塚市でやっていたのは、小さなカードを駅で配ったり、多分、月間を決めて、週間を決めて何か啓発活動をやっていたとおっしゃっていたと思いますので、そういった取組みにつなげていけないかということ。</p>
<p> </p>
<p> それと、あと、申請書類の関係で性的マイノリティーの方は、やはり性を選べないというところが非常にプレッシャーになることをお話を聞かせてもらったことがあります。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市の申請書、例えば、職員採用試験の申請書、願書などに、本当に性別を書く必要があるのかどうかということも少し議論していただいて、変えられるところは何があるのかというのを少し早めにピッチを上げて検討していただければと思いますので、その辺の考え方、もう一度お聞かせいただければと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> パートナーシップの周知につきましては、この制度、本市において9月からスタートしています。</p>
<p> </p>
<p> より多くの方に知ってもらって、性的マイノリティーの方が、法的な法律婚のようなサービスを受けない中でも暮らしやすさが増すように広めていきたいと思っておりますので、工夫していきたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> あと、申請書類の性別の欄につきましては、本市におきましては、職員採用試験では省いています。</p>
<p> </p>
<p> そもそも申請書等の類いにつきましては、不必要な情報を収集するものではないという認識の下、随時見直していきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>○町会加入促進のごみ袋配布の取組み方法について。</h3>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 三つ目の町会加入促進のごみ袋配布の取組み方法についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 昨日、阪口 勇議員からは廃止という質問がなされましたが、私はこの制度をより活用、充実した使いやすいものにすべきだと思っております。</p>
<p> </p>
<p> この間、年2回自治会を通じてごみ袋は配布されており、町民の皆さん、また自治会の皆さんから非常に助かるというお声をいただいております。</p>
<p> </p>
<p> 私も本当にそのとおりだと思います。</p>
<p> </p>
<p> しかし、その配布方法については、この間、決算特別委員会や予算特別委員会などへ、私ども新政クラブよりご意見も述べさせていただいていましたが、ごみ袋の現物は非常に重量も重く、実際重いのであります。</p>
<p> </p>
<p> 以前、貝塚市より各自治会の所定の場所まで町会員分のごみ袋が配布され、現在は、各自治会でそれぞれの店舗で購入し、その購入金額を補助するものとなっています。</p>
<p> </p>
<p> 先ほども申しましたように、この重さが、町会、自治会役員の皆さんの負担になっているということであります。</p>
<p> </p>
<p> 各自治会の役員も高齢化が進んでおり、自治会から隣組へ配布されるにも苦労され、また、隣組の組長も、各家庭へお配りするのも大変重労働であるとご相談いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 私みたいに体力のある者でも回数を重ねると、やはりかなりの重量になりますので、重労働であると感じます。</p>
<p> </p>
<p> そこで、これまで提案させていただきましたが、このごみ袋、引換券制度で行ってはどうかと思うわけであります。</p>
<p> </p>
<p> 以前、両委員会で質問したときに、その引換券の偽造防止ということが問題になるということも指摘されました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、よく考えますと、貝塚市ではこれまで緑のごみ袋を紫にした際のシールとかプレミアム商品券など、そういった券を発行するというのは経験しております。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、より利便性の高い町会加入促進の制度にしなければならないと思うわけであります。</p>
<p> </p>
<p> いろいろ工夫は必要だとは思いますが、自治会加入促進の取組みを前面に出しているこの事業であります。</p>
<p> </p>
<p> 自治会関係者、役員の皆さんが苦労なく会員の手に届くようにしてあげるのも、その役割の一つではないかと考えますがいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 以上、私からの一般質問とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 町会加入促進のごみ袋配布の取組み方法について。</p>
<p> </p>
<p> 市指定ごみ袋の配布方法につきましては、昨年度、町会連合会幹事会会議において見直され、町会連合会より各町会、自治会へ購入費用を交付し、町内に市指定ごみ袋取扱所があれば、できる限りそちらで購入の上、各町会加入世帯へ配布するという方法となりました。</p>
<p> </p>
<p> 今年度につきましては、町会連合会役員等に引換券方式を含めた配布方法の変更について意向を確認し、町会連合会幹事会会議において議論がなされましたが、昨年度同様の配布方法で今年度も実施するとの結論に至っております。</p>
<p> </p>
-
text/html
2020-09-07T11:18:00+09:00
令和2年第3回定例会(9月議会) 真利一朗議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3920231
<p><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210513112632-609c8e58b4192.pdf" target="_blank">令和2年第3回定例会真利一朗議員一般質問.pdf</a> <span>(0.37MB)</span></p>
<p class="pdf">↑PDFファイルはこちらから</p>
<p> </p>
<h3>〇新型コロナウイルス感染症に関する貝塚市独自の支援策について</h3>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt; color: #0000ff;"><strong>◆真利一朗議員</strong></span></p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210513113149-609c8f95f2df0.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210513113149-609c8f95f2df0_m.jpg" alt="IMG_2482.JPG" style="float: left;" /></a> 議長のお許しを頂戴いたしましたので、通告順に従い、一問一答形式で質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まずは、昨夜、九州全土を暴風圏内に含み、そして猛威を振るいました台風10号、九州西側を北上して、被害に遭われた方もたくさんいらっしゃると思います。</p>
<p> </p>
<p> 被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> それでは、質問に移らせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 最初の質問でございます。新型コロナウイルス感染症に関する貝塚市独自の支援策について、まず小さい(1)番、貝塚市独自の支援策の状況についてお伺いをいたします。</p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症は世界中で流行し、日本においても今年3月前から拡大し、緊急事態宣言が4月に発令されました。4月下旬の第1波のピークから徐々に減少し、解除はされましたが、また7月上旬から増え始め、第2波が来たという状況から現在に至っています。</p>
<p> </p>
<p> 第1波では、リスクの高い60代以上の方が全体の約30%だったのが、第2波の今は10%台で、若い年代層で無症状か軽症の人が増えてきております。</p>
<p> </p>
<p> 新規感染者数は、1日の感染で8月7日に最多の1,607名--そして昨日9月5日現在では累計で7万1,583名、現在の感染者数が8,230名、退院者数が6万1,992名、死亡者が1,361名とお聞きしております。</p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に心からお悔やみと、そして感染され、今もなお闘病されている方々にお見舞い申し上げ、医療の最先端で活躍されている医療従事者の皆様には心から敬意を払うものであります。</p>
<p> </p>
<p> 現在の第2波は、夏の猛暑の中、熱中症との区別がつきにくく、医療機関も対応に苦慮していると聞いております。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましても、8月18日までは30名を推移しておりましたが、昨日現在で感染者数79名--また、水間病院関係が55名、市立貝塚病院関係が25名とお聞きしております。</p>
<p> </p>
<p> 今後、秋から冬にかけ心配されるのが、インフルエンザが流行したときの対応です。</p>
<p> </p>
<p> この新型コロナウイルス感染症に、国も個人向け、生活を支援、事業者向け、事業と雇用を支援、そして減免、猶予、還付と地方における対応、取組みを支える多くの支援策を出してくれております。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましても、この緊急事態宣言が市民生活等に影響を及ぼしていることから、貝塚市として独自のいろいろな施策を出していただいております。</p>
<p> </p>
<p> 内容は、水道料金の減免、子育て世帯への臨時給付金、中小企業への臨時給付金、地域商業者への商品券事業の拡大、学校給食関係事業者への支援と、専決処分後の6月7日発行の「せんしゅうプレス」に6市3町--和泉市、岸和田市、そして本市貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町と、この自治体が独自に出している支援策として載っておりました。</p>
<p> </p>
<p> また、6月後半には、本市独自の第2次の支援策として、障害者手帳所有者への経済的支援事業、障害福祉サービス事業所及び介護サービス事業所助成事業、妊婦への特別定額給付事業、水間鉄道安全対策支援事業、コミュニティバス運行支援事業、避難所感染症対策事業、GIGAスクールに向けたタブレット等の整備事業、小・中学校などにおける感染症等対策備品整備事業とたくさんの支援策をつくっていただいていること、市民の皆様も大変喜んでおられます。</p>
<p> </p>
<p> 本当にありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> そして、スピード感のある対応の中で報告があったのは、国からの特別定額給付金の給付状況が6月17日時点で給付対象世帯数3万8,515世帯、給付済み世帯数3万7,050世帯、給付済み世帯割合が約96.2%--大阪府下平均がこのときは約25.5%でした。</p>
<p> </p>
<p> 給付済み人口割合としては約97.5%--同じく大阪府下平均では約28.6%という報告で、他市よりも本当に早い給付状況の報告をいただいておりましたが、他の支援策、貝塚市独自の給付、そして利用状況がわかるのでしたらお知らせ願えたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 特別定額給付金につきましては、8月11日まで申請を受け付け、8万5,682人分、率にして約99.8%給付済みとなっております。</p>
<p> </p>
<p> こちらにつきましては、未給付の方、全員に勧奨するとともに、65歳以上の高齢者の方、また障害をお持ちの方等に個別の支援を行ってこの結果となってございます。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市独自の主な第1次支援策につきまして、扶養されている未成年の子ども1人につき1万円を給付する子育て世代への臨時給付金につきましては、6月末まで申請を受け付け、1万5,849世帯、率にして約97.4%に給付済みとなっております。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府制度融資を利用した事業者に10万円を給付する中小企業への臨時給付金は、8月末現在、396件の申請を受け付け、順次給付しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 1万円で1万2,000円分購入できる貝塚プレミアム商品券は、7月18日から引換えを行い、現在、市内店舗で利用されています。</p>
<p> </p>
<p> 水道料金基本料金の50%減額は、5月検針分より実施し、翌年4月検針分まで行うこととしております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、主な第2次支援策につきましては、障害者手帳所持者への経済的支援は、すべての対象者に1万2,000円分の商品券を配布したところです。</p>
<p> </p>
<p> 障害福祉サービス、介護サービス事業所助成につきましては、対象となる291事業所全てに対し、1事業所当たり20万円の振込手続を終えております。</p>
<p> </p>
<p> 妊婦への定額給付金は339件に給付済みとなっております。</p>
<p> </p>
<p> また、GIGAスクールに向けたタブレット等の整備、避難所感染対策備品の整備につきましては入札手続を完了しており、現在、納品待ちの状態です。</p>
<p> </p>
<p> なお、小・中学校等における感染症等対策整備につきましては、非接触型体温計等の感染症対策備品を購入済みで、既に学校にて活用しているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> もう既に給付等々の部分が終わっている事業、そしてまだ継続中の事業という形であると思いますが、報告の中で支援事業の予算額に対しての利用率はどのようにと思われているでしょうか、教えていただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 現在進行中ですので、まだ数値は確定しておりませんが、国から頂ける地方創生臨時交付金の額とほぼイコールの支援策を講じたところでございます。</p>
<p> </p>
<p> なお、決算見込みではそれより下がると、国の交付金より少ない額での実施見込みというところになっています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> ということは、すべての方が、また事業所がすべて申請しているという感じではないと受け取ってもいいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> すべてではないかもわからないですが、ほぼ対象者の方につきましては申請いただいていると認識しています。</p>
<p> </p>
<p> ただ、予算案を組んだときにその対象者の完全な数を把握していなかったことから、概算で予算を組みまして、その隙間ができたという状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> そうしましたら、次に、あわせての形になりますが、今後の支援策についてお伺いさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 8月28日に、つい最近、今秋以降に新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、大阪府がインフルエンザワクチンの接種費用について、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者と60歳から64歳までで基礎疾患のある人に全額補助を発表されました。</p>
<p> </p>
<p> 併発する重症化をできるだけ抑えることで病床の逼迫を回避し、医療機関の負担を軽減するのが狙いだと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府内の65歳以上高齢者約240万人に、厚生労働省がワクチン接種の開始予定としている10月上旬から実施されるということを聞いています。</p>
<p> </p>
<p> 交付金の未使用といいますか、先ほどご答弁いただきましたが、まだ残っている、使い切っていないという形の中で、今後の新型コロナウイルス感染症に加え、心配されるインフルエンザと同時流行、この対策に貝塚市独自の支援策、第3次といいますか、そういったものも考えているのかどうか、お聞かせいただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 今、第2波が収まってきたという報道発表がございます。</p>
<p> </p>
<p> 今後、第3波が来るのか、もしくは来年以降もこのような状況が続くのかという中で、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、今後、皆さんが新型コロナウイルス対策として取っていただきます新しい生活様式等へ対応する施策等に充当ということも示されています。</p>
<p> </p>
<p> 今現在、先ほど真利議員がおっしゃったインフルエンザ対策と併せた新型コロナウイルス感染症防止に向けた対策はどうかということでございますが、今後につきましては、新しい生活様式の対応も含めて検討してまいりたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> はい。ありがとうございます。ぜひ進んだ方策をまた考えていただけたらと思います。</p>
<p> </p>
<p> 全国の学校が一斉休校され、そして本格的に再開が始まった6月以降8月末までの間に1,166人の児童・生徒に感染が確認されています。</p>
<p> </p>
<p> このうち、症状があったのは約48%、557人で重症者はないという形でお聞きしています。</p>
<p> </p>
<p> 感染経路については、やはり家庭内感染、これが655人で約56%を占めるということも聞いています。そのうちの小学生は約75%であったと。</p>
<p> </p>
<p> 前回の調査のときに約5%だった学校内感染、これも15%に増え、180名に増えていると報告も出ております。</p>
<p> </p>
<p> そのようなことから、大阪府が打ち出した65歳以上の高齢者へのインフルエンザワクチンの接種、これを小学生、18歳未満の方、そしてまた最先端で仕事をされている医療従事者の方にも併せて補助するという考えはどうでしょうか、お考えにはならないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> ワクチン接種につきましては、より広域的な考えの下実施されるべきものと認識しています。</p>
<p> </p>
<p> 先ほども答弁しましたとおり、今後の施策につきましては精査しまして今後検討してまいりたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> 65歳以上の人、60歳から基礎疾患のある人に大阪府がインフルエンザワクチンの接種について補助をすると、新聞発表しているのですが、それの事務手続は一切市町村でするのだと、こう言ってきて、何だそれはと、こうなっています。今月末に大阪府の市長会の会議がありまして、そこで意見を集約しようと。</p>
<p> </p>
<p> あまりにも一方的な押しつけみたいなものはどうかなという意見もあるのですが、私も65歳を超えていますので、もう賛成をしようかなと私は思っています。</p>
<p> </p>
<p> いずれにしても、この第1次、第2次の国の交付金を例えば使い残すとすべてまた国へ返さないといけないので、国からせっかく頂いた交付金、議員が頑張っていただいてせっかく頂いたものについては、もう使い切ろうという方針で今やっています。</p>
<p> </p>
<p> それが、新型コロナウイルスがいいのか、例えば9月の今回にも補正予算を上げさせていただいていますように救急車の中にそういう自動心肺蘇生器の導入か、それとか3密を避けるために体育館の予約のシステムを導入するとか。</p>
<p> </p>
<p> 結局、何で差金が出たのだというと、4月27日現在、妊娠されている人の数は600人ぐらいかなと我々経験則で予算組んだのですが、先ほど小池都市政策部長が言いましたように300人台で、少子化がこんなにも進んでいるのかということに私は大変なショックを受けました。</p>
<p> </p>
<p> いずれにしても、子育てを楽しんでもらい、子どもの安全を守るという観点からも、医療の面においてはいろいろなこと、皆さん方にも後ほどご報告できる機会がこの後、来年の予算編成に関してあるかと思いますが、我々はやはり真利議員と一緒で子どもから大人までの健康を保持するためにどのようなことができるのかということも議論していきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> インフルエンザワクチンのことは、まずは65歳以上の対応をどうするかと決めてからの後のことになると思うので、よろしくお願いしたいと。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> この後、藤原市長のご意見を聞く、そういう予定だったのですが、もう先におっしゃっていただきましたので、ありがとうございます。私ももう65歳以上になっておりますので、そのワクチンの対象になるのですが、本当にありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> それでは、続きまして、2番目の質問、コロナ禍の学校行事についてお伺いをさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校関係は3月2日から3月24日までの予定で臨時休業に入りました。</p>
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<p> そのまま春休み、そして5月31日までの長い休業となりました。</p>
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<p> 学校の行事である中学3年生、そして小学6年生の卒業式、新1年生の入学式は規模を縮小して開催されましたが、寂しい感があったと思われます。</p>
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<p> そして、6月に入り、1日から12日までが分散登校・分散登園で学校再開し、15日から感染防止に十分配慮して通常授業が再開されております。</p>
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<p> もちろん、6月7日予定であった小学校の運動会も順延ということになりました。</p>
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<p> その他の学校・PTA行事も中止が相次ぎ、私も子どもが小・中学校に在学中は楽しみにしていたPTAのソフトボール大会、そしてバレーボール大会も中止となった次第でございます。</p>
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<p> 授業の遅れを取り戻すために夏休みも短くし、8月7日に1学期終業式とし、夏休み期間は8月8日から16日までの9日間、実質、土曜・日曜・祝日を除いたら4日間の休みということになりましたが、17日から始業式、そして短縮授業に入りました。そして、24日からは通常の授業という形に戻っております。</p>
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<p> 今年の天候は、梅雨明けが遅く、7月31日頃となり、その後、地球温暖化の影響か異常な暑さが続く猛暑となっています。</p>
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<p> 通学の見守りをしていますが、マスクをつけて立っているだけでも息苦しさを感じますが、子どもたちはマスクをつけ、汗をいっぱい流しながら元気に通学をしています。</p>
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<p> 本当に大変だと思います。</p>
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<p> 新型コロナウイルス感染症と熱中症の区別がつきにくいと言われていますので、本当に心配です。</p>
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<p> 教室にはクーラー(エアコン)がついたとはいえ、コロナ禍の中マスクをし、教室の窓を開けた状態の授業はやはり暑いでしょうし、下校時もまだまだ日が高く、暑さも中途半端じゃない日が続いています。</p>
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<p> スーパーコンピューター「富岳」がシミュレーションした教室の換気の効果というのが、この前テレビでやっていました。</p>
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<p> 窓、扉を1箇所ずつ20センチ開放すると約8分かかると。そして、扉2箇所を40センチ、窓数箇所を20センチ開放では1分40秒程度で換気されるという結果が出たと聞いております。</p>
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<p> 効率のよい換気が必要になってくると思いますが、子どもたちに聞くと「クーラー(エアコン)がついていていいよ」という声も返ってきます。</p>
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<p> 本市の学校の授業の様子はどうでしょうか、お尋ねいたします。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> 窓を開けて常に換気をした状態では、エアコンの設定温度が28度であっても室温が28度より教室が高い状態となっています。</p>
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<p> そこで、教室内の温度を下げるためにエアコンの設定温度を低くするなど、教室内に設置した温度計で常に確認をしながら室温をコントロールし、授業を行っているところです。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> これのもともとのベースの質問は、今年6月定例会で田中議員がしていました、たしか。</p>
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<p> どんな質問かというと、貝塚市で温度計を買ってすべての教室に配置して、エアコンの設定温度を28度にするのではなく室内を28度にするように取組みをしてはどうかという提案がありました。</p>
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<p> すぐそれに取りかかりました。今、すべての教室に温度計を置いています。</p>
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<p> 先生は、それを見ながら27度とか26度ぐらいにやっています。実際、私も先日は中央小学校の5年生の教室、その1週間前は西小学校の2年生の教室、要するに生徒の数の多いところを見に行きましたが、エアコンの設定温度は20度でマックスの風量を出していました。</p>
<p> </p>
<p> それで、先生に今何度ですかと見せてもらうと27度とか26度ぐらいで、子どもたちどうだと言ったら、涼しいと言ってたので、やはり真利議員おっしゃるようにこれからも、電気代がどのぐらいかかるのか、そんなことはもう度外視して、やはり子どもが快適に授業できるような教育環境の整備に努めていこうと、こう考えております。</p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> まさにそうですね。6月、田中議員からその部分で質問がありました。</p>
<p> </p>
<p> そのときもお答えをいただいていました。</p>
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<p> 本当に子どもたちも時々寒く感じるということも言っている子どももいましたので、本当にありがたいことだと思っております。</p>
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<p> 換気のため、窓、ドアを外し、そして教室の中で、先日のテレビで東京都の墨田区の小学校では8月24日に短い夏休みが終わり、授業が始まった2学期初日に早退者、そして他の児童にも異変が起きて体育の授業中に転ぶ児童、当日だけでも3人ほどけがをしたということを聞いております。軽傷だが、運動不足が重大なけがにつながるというケースもあると懸念をされておりました。</p>
<p> </p>
<p> 粛要請に基づく休園が終わり、1箇月ぶりに登園した幼稚園児、ジャングルジムから落下し、肘を骨折ということも聞いております。</p>
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<p> 本市でも、夏休みが終わって学校が始まりましたが、各学校でのけが人、熱中症など体調を崩しているという生徒はどうでしょうか、いらっしゃいますでしょうか、お聞かせ願えたらと思います。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> 各学校の保健室への子どもたちの来室状況ですが、昨年度と比べて大きな増減はありません。</p>
<p> </p>
<p> しかし、保健室において全校児童・生徒の心身の状況を常に把握している養護教諭がいるのですが、臨時休業期間には夜更かしをしてしまったり、スマートフォン等の長時間使用で体を動かす機会が減ったりしていたため、体力低下を感じる子どもたちが見受けられるとの回答もありました。</p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> そうですね。体力不足といいますか、運動不足が起こっているのかなと思います。</p>
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<p> また、7月20日からスタートしました屋内温水プール、朝日スポーツクラブ貝塚スイミングでの学校水泳授業については、小学6年生の水泳授業はもう終了した形で聞いています。</p>
<p> </p>
<p> 見守りをしているときに数人の子どもたちに聞いてみると「できたばかりできれいし、暑くなくて気持ちがいい。</p>
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<p> お兄ちゃん、お姉ちゃんがわかりやすく教えてくれる」と大変喜んでいましたが、生徒たちの反応はどうでしょうか、お尋ねいたします。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> 先月中に小学6年生の水泳指導が終了していますので、各小学校の6年生を対象にアンケートを行いました。</p>
<p> </p>
<p> その結果、子どもたちの満足度は、真利議員のご質問の中にもあったとおりで、水泳指導について「よかった」という肯定的な回答が98%と高い評価でございました。</p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> 本当にきれいなプールでの水泳授業というのは楽しみだと思います。</p>
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<p> そして、今後の学校行事ですが、運動会、体育祭については、大阪府内市町村教育委員会の多くが2学期に開催するよう延期・調整している中で、八尾市と柏原市の小・中学校、豊能町の小学校が中止を決めたと仄聞しております。</p>
<p> </p>
<p> 本市も、延期になっている公立幼稚園・小学校の運動会と中学校の体育祭の方向性は、先日案内を頂きました。ありがとうございます。</p>
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<p> 新型コロナウイルス感染症予防に配慮し、各学校・園において内容や形態の変更、また時間の短縮等、感染防止の徹底を図った上で2学期に実施する方向で計画ということ。実施については、幼稚園・小学校・中学校が同じ日に実施するのではなく、学校・園で休業日ではなく、授業参観を兼ねて時間割を変更して平日に実施する場合もあると聞いています。</p>
<p> </p>
<p> 他市の学校・園で開催する場合でも、競技や演技に参加する児童・生徒同士の接触、密を避けることに配慮して種目変更を検討したり、さらに会場が密集しないように観客を保護者のみに限定したり、学年別、地域別に開催日を分散したりといった開催方式の変更を検討している自治体もあるそうです。</p>
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<p> 本市が運動会等の開催にあたり特に注意している点がありましたら教えていただけたらと思います。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> 運動会や体育大会については、どの学校・園とも実施する方向で内容を検討しています。</p>
<p> </p>
<p> しかし、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮し、従来の表現運動や組立て体操のような身体が接触する種目についてはやむを得ず実施を取りやめますが、そのほか様々な種目については密を避け、集合や並び方などを工夫し、よりよい実施方法について検討しているところです。</p>
<p> </p>
<p> また、観覧の際にも、密を避けるために小学校では低・中・高学年で出場時間を分けて保護者の観覧を入替え制にするなど、学校の規模に応じ、検討を現在進めているところです。</p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> 本当に楽しみにしている運動会と思いますので、よろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 次に、特に最終学年の生徒たちが楽しみにしている修学旅行等の予定についてお伺いをいたします。</p>
<p> </p>
<p> 感染者数が多い和泉市では、修学旅行・宿泊学習(林間・臨海学校)、そしてスキー合宿など、宿泊を伴う学校行事は中止になったと仄聞しております。</p>
<p> </p>
<p> ほかにも、泉大津市の中学校も修学旅行の教育的意義、生徒の心情などを配慮し、宿泊を伴わない修学行事の年度内実施の計画に努めるということで、8月5日に教育委員会事務局が発表されたと聞いております。泉南市立小・中学校も8月21日に府県境を越えての修学旅行を中止すると発表されておりました。</p>
<p> </p>
<p> 修学旅行は、中止はなるべく避けるようにとする文部科学省の考えが示されていることもあり、市町村の多くが実施の方向で検討しているようで、1学期に予定していたところは2学期以降に延期をしています。</p>
<p> </p>
<p> ただし、行き先に関しては、感染リスクが高い可能性のある地域を避けて変更したケース、そして移動手段や宿泊先が確保できないといった理由で変更したケースが見られています。</p>
<p> </p>
<p> 3密を避けるため、移動時のバスの台数や宿泊先の部屋数を増やすといった対応を決めているところもあります。</p>
<p> </p>
<p> 高石市は、バスの台数を増やすために約860万円の補正予算を編成したと仄聞しています。</p>
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<p> 修学旅行に関して、本市の方向性がありましたら教えていただけたらと思います。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◎教育部参与</span></p>
<p> この修学旅行については、現在、全小・中学校とも実施の方向で検討しており、第五中学校では既に実施済みです。</p>
<p> </p>
<p> 今後、感染状況により、貝塚市として一旦中止の判断をする場合もありますが、修学旅行の教育的意義に鑑み、行き先や内容を変更することにより、子どもたちの一生に一度の思い出づくりのため、可能な限り実施してまいります。</p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> ほかにもいろいろな学校行事があると思われます。</p>
<p> </p>
<p> 小学校ではキャンプ、遠足、そして社会見学、中学校ではフェスティバルであったり、合唱コンクールであったり、貝塚市連合音楽会など、3密を避けての行事は難しいとは思いますが、実施するような方向で考えていらっしゃるのでしょうか、お伺いします。</p>
<p> </p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> 本市におきましては、学校における様々な行事について、どうすれば実施できるのかを検討しています。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、キャンプや社会見学では不特定多数の人との接触を避けるために、公共交通機関を使わず、貸切りバスを利用し、現地での活動内容についても子どもたちの健康と安全を大事に考えた内容を検討しています。</p>
<p> </p>
<p> また、合唱コンクールなどにつきましても、舞台で並ぶ間隔を広げ、鑑賞する生徒も十分な間隔を取るなど、密を避け、感染防止の配慮を行いながら、こちらのほうも実施に向けての計画を立ててまいります。</p>
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<p><strong style="color: #0000ff; font-size: 18.6667px;">◆真利一朗議員</strong></p>
<p> 新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、7歳から17歳の子どもたちの間にストレス反応が出ているということも聞いております。</p>
<p> </p>
<p> 学校行事にいろいろな影響が出てくるようですが、春先の卒業式や入学式のときとは違い、長期にわたりいろいろな規制が影響し、子どもたちもストレス、不安を抱えていると思います。</p>
<p> </p>
<p> この年、この学年が最後で新しいステップに進んでいく最終学年の子どもたちに楽しい思い出をつくってもらえるようにお願いしたいと思っているところですが、最後に、鈴木教育長、何かお考えがありましたらお願いできたらと思います。</p>
<p> </p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎鈴木司郎教育長</span></p>
<p> コロナ禍におきまして、様々な行事、授業の形態も話合いがなかなかできない等、子どもたちに学校生活の影響が出ています。</p>
<p> </p>
<p> ただ、学校行事といいますのは、6月に田中議員のご質問にもお答えしましたとおり、子どもたちの学校行事はその行事だけではなく、それまでの取組みも含めまして子どもたちの成長の大切な糧であると思っています。</p>
<p> </p>
<p> 校園長会では、できない理由を考えるよりできる方法を考えてくれと常にいろんな場面で話をしています。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては、できる限り学校行事を通じ、子どもたちの成長を育んでまいりたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 保護者の方々や地域の方々には、今回はご遠慮くださいとご無理申し上げることもあると思いますが、子どもたちの成長のために温かく見守っていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 14pt;">◎藤原龍男市長</span></p>
<p> 真利議員おっしゃるように、最終学年の運動会、いわんや修学旅行、私はこれはすべきだという考えであり、教育委員会に伝えています。</p>
<p> </p>
<p> もし、何かどうしても駄目になってキャンセル料が発生した場合も、保護者には負担させず貝塚市で全部それは見るというところまでいっていますので、みんな最後まで諦めずに行けるように取組みをしてくれと今話をしています。</p>
<p> </p>
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-
text/html
2020-06-17T10:24:00+09:00
令和2年第2回定例会 南野敬介議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3918277
<p> </p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210512103534-609b30e6f2eb5.pdf" target="_blank">令和2年第2回定例会南野敬介議員一般質問.pdf</a> <span>(0.26MB)</span></p>
<p> </p>
<h3>◎新型コロナウイルス感染症対策について</h3>
<p><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;"><strong>◆南野敬介議員</strong></span></p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/210512103627-609b311b808c6.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210512103627-609b311b808c6_m.jpg" alt="IMG_2145.JPG" style="float: left;" /></a>それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。</p>
<p> まず、新型コロナウイルス感染症対策について幾つか質問させていただきたいと思いますが、9番目の質問でありますので、昨日、今日と重なる部分について、省略をさせてもらいながら進めたいと思います。よろしくお願いいたします。</p>
<p> まず、感染者の人権確保についての質問でございます。</p>
<p> 私もこれまでいろいろな人権活動に取り組んできた一員でありますので、どうしてもこういった視点に目がいってしまうことがあります。</p>
<p> この新型コロナウイルスが世間で騒がれて、豪華客船の問題もありましたが、感染者に対するフォローといいますか、世間の目といいますか、そういったところが少し気になったというのが現実としてありました。</p>
<p> 幸いと言っていいのかは別としまして、貝塚市内8名の方が罹患されたということが大阪府の発表で我々も知り得たところであります。</p>
<p> ここにいる議員、また職員、いろいろなうわさを聞いたと思います。</p>
<p> どこどこの町の人だとか、どこどこに住んでいた人だとかいうのは私も聞きましたが、大阪府の発表でしかないと、あれ以上でもないしあれ以下でもないと私は言い続けて、その感染者の方の命といいますか、生活を守るために答えてきたつもりでもありました。</p>
<p> 一方、貝塚市でも同様の3月10日でしたか、市民の皆様へということで、ホームページなどでも、そういった報道に惑わされずに、大阪府の発表がそれしかないよという趣旨でホームページ、SNSなどでも発信されたと思っています。</p>
<p> そういった中で、この貝塚市で罹患された8名の方、恐らく岸和田保健所から貝塚市のほうも誰々という個別な情報は入っていないと思うのですが、この感染された方から人権被害に遭ったとか、そういった情報が岸和田保健所とか大阪府のほうから入っているのかどうかという点についてまずお聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> そういった情報につきましては入っていません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;"><strong>◆南野敬介議員</strong></span></p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> 入っていないということで、そういった意味では恐らく大丈夫だろうと思いますが、これから2波、3波と広がっていくということが報道などでも予想されているということをお聞きするわけでございます。</p>
<p> 今後、貝塚市としてどういった取組みができるのかというのは、大阪府の発表というか、岸和田保健所の発表でしか恐らく貝塚市も情報はないとは思うのですが、難しいことにはなると思うのですが、これから貝塚市の住民の方が罹患されないという保証もありませんので、もしそういった場合に貝塚市としてこういったスタンスであなたの人権を守ります、プライバシーを守りますということを私は訴えるべきと違うかなと思うのですが、その辺の貝塚市としての見解を教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> いかなる場合におきましても、人権は尊重されるべきであると考えております。現在、貝塚市のホームページにて、新型コロナウイルス感染症に関連した人権への配慮についての啓発に努めているところですが、これらの相談が寄せられたときには、関係機関と連携しながら迅速に対応してまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;"><strong>◆南野敬介議員</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;"><strong></strong></span> 今、ホームページのほうでそういった啓発をされていると言っていたのですが、新型コロナウイルスのところにそれは掲載されているということなのか、人権というグループの中で、例えば人権政策課のところに書いているのか、その辺教えてもらえますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 申し訳ございません。</p>
<p> ホームページはつくっているのですが、どこからリンクへ入るかというのは、申し訳ございません、私、ちょっと確認が取れておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong> </p>
<p> わかりました。ちょっと僕もよく探していなかったので、どこかなと思って聞いたのです。また僕も確認してみます。この間でもわかればまた教えてください。</p>
<p> 一方、罹患された方も含めてそうなのですが、医療従事者だとか、貝塚市内で、聞くところによると他市の病院に勤められていて、そこで院内感染されて、看護師で従事している方も貝塚市の中でいたということも聞いておりますし、幸いに感染されなくても昨日、今日の質問の中で、看護師としてとか、病院とか、福祉施設などで勤めていらして、不安を抱えながら仕事をされているという方もたくさんいらっしゃると思います。</p>
<p> 今後そういった方に対するフォローといいますか、例えば法務省の人権窓口もあるのですが、市民にとって一番近くの窓口というのは市役所だと思いますので、貝塚市のほうでもそういった相談を受け付けますよとか、何かあったら貝塚市にも一度声かけてみてくださいねという相談体制を確立する必要があるのではないかなと思うのですが、その辺の見解をお聞かせください。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 当然、相談等がございましたら適切に対応してまいります。ただ、その専門の相談窓口の設置につきましては、現在のところ考えていません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 専門的となると、やはり専門家にはかなわないと思います。</p>
<p> ただ、貝塚市としては市民相談室もありますし、人権擁護委員の人権相談もありますし、定期的にやっているということですので、そういったところを広く利用してくださいねということを今後広報などでも伝えるべきだと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 昨日の中川 剛議員から、保育士について、新型コロナウイルスの感染は怖いが頑張っているという発言もございました。</p>
<p> 今、南野議員がおっしゃったとおり、各職場において、コロナ禍における働き方という相談等がありましたら、そういった啓発を、考えていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> そういった意味では、啓発をするということと、このコロナ禍の中で、2回か3回ぐらい藤原市長のメッセージが広報に載ったと思うのですが、全般的な、今こうなって、市民の皆さん、協力をしてくださいねという呼びかけ等もあったと思いますので、時期はもうお任せしますので、要所要所で出す藤原市長のメッセージの中で、コロナ禍でそういった差別することはよくないことですよということや、DVにつながることもありますよということもメッセージとして一度触れていただければと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> また、今後新しい生活様式の中で、また市民が暮らす中でしんどいとか、そういったことがあるかと思いますので、今後の対策の中で藤原市長からのメッセージ等を出す場合につきましては、そういった差別的な行為がないようにという文章も含めていきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong> </p>
<p> よろしくお願いいたします。</p>
<p> 続きまして、2点目の定住外国人に対する支援のところなのですが、今現在、令和元年12月末の貝塚市の統計調査を確認させていただいたところ、現在貝塚市には34か国、934世帯、1,095名の外国人の方がお住まいになられているということで確認させていただきました。</p>
<p> どれだけ長い間、この貝塚市にお住まいなのか、それはちょっと調べるとなるとなかなか難しかったので調べてないのですが、長いから、短いからということは関係なく、今後この外国人の方に対する相談といいますか、基本的にはホームページなどでも日本語で全部、支援策だとかをアップされていると思いますが、貝塚市に住んでいる外国人の方に対する支援の伝え方は今どのようにされているのか教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 支援の周知につきましては、日本語で周知をさせていただいているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ごめんなさい、何で周知しているかって。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 特段、外国人の方の母国語での周知というのはやっていません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 多分相談があって一番多いのが中国、韓国、朝鮮、ベトナムとかいうところになってきていて、なかなか通訳というか、その母国語でやるというのは難しいとは思うのですが、例えば英語表記をするということ。</p>
<p> 今後、新型コロナウイルスは一過性で、いろいろな解決策が出てくると思うのですが、先ほどもありましたように、地震だとか台風だとか大雨だとか、この貝塚市も被害が考えられます。</p>
<p> そんな中で1,000人を超える外国の方が暮らしているこの貝塚市で、それらの方に何か今回のことだけじゃなく、今回のことをきっかけにそういった案内というか、支援策はこうですよという方策はやっぱり考えてもいいのと違うかなと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 当初の支援策の周知につきましては、日本語でやっているところですが、相談等がございましたら、翻訳ソフトを使ったり、国で作成している多言語案内をお渡しして対応しているところです。</p>
<p> また、本市におきましては、この10万円の給付のときなのですが、多言語対応の携帯型翻訳機というのを購入いたしまして、そちらも双方向で75国語に対応していて、しかも常にインターネットにつながってAIが対応して瞬時に翻訳される、かなり優秀な機器がございますので、外国人の大本になっている支援策については、ちゃんとこちらからのフォローアップはできていると考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> そういった機種を使いながら、これから多分正常というか、生活が落ち着いてから、これからどんどんまたインバウンドの方も入ってくる可能性もありますし、そういった支援をお願いできたらと思います。</p>
<p> 続いて、子どもたちへの啓発につきましては、これは昨日の川岸議員の学校内での子どもたちのいじめというところを少し聞きたかったので、昨日のご回答を私も聞かせてもらいまして、それはそれで結構ですので省略させていただきたいと思います。</p>
<p> 4点目の今後の子育て世代や社会的弱者への支援策について、新型コロナウイルスの中で入れています。子育て世代、本市が行っていただきました20歳まで扶養している方に1万円の交付。これは非常に子育て世代の方は喜んでおられまして、私のほうにも、恐らく18名の議員もそれぞれ、あれはいいと、いち早くやってもらったということで評価をいただいております。</p>
<p> ただ、一方で、学校が分散とか一部登校だとかいう約3箇月間、学校がほぼストップしたということで、外出自粛におきまして、子どもが家の中でいる期間が非常にこれまで以上に長くなったというのが実態だったと思います。</p>
<p> それで、子どもが家にいるということは、中学生や高校生ぐらいだったら、もう放っておいても大丈夫だと思うのですが、小学校低学年の子がいる家庭にとっては、両親のどちらかが家にいないといけないということで仕事を休むということもたくさん出てきたというのは、皆さんご承知のとおりだと思います。</p>
<p> その中で家庭にかかる金銭面の負担額の増加というのは、明らかにあったと思います。</p>
<p> そんな中での1万円ですから、非常に助かったということでありました。</p>
<p> これを受けまして、今後学校が再開された折に保護者の皆さんから、要望といいますか、固まってこんなことはできないかという相談を受けている中で、例えば給食費なんかを期間を限ってでも減免できないかという相談が持ちかけられることが多いです。</p>
<p> こういったことを今後教育委員会として考えることができるのかどうか、お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎教育部長</span></p>
<p> 本市におきましては、新型コロナウイルス感染症に関する支援策として、先ほど南野議員おっしゃっていたとおり、既に未成年者を扶養している保護者に対しまして臨時給付金の給付、また水道料金の減額を独自で行ってきております。</p>
<p> したがいまして、学校給食費の減免及び無償化について現在のところ実施する考えというのはございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> わかりました。そのほかでやっているからということだと思うのですが、ここにかかる負担、子どもにかかる負担というのは、一番収入の少ない若手、子育て世代層にとっては、大きな問題かなと、一律水道を減免されるということも非常に助かることではあるのですが、これから子育てしやすいまち貝塚市を目指すというのであれば、子育て世代に何らかの施策を打たなければならないかなと思います。</p>
<p> 今後の話になるのですが、例えば提案としては給食費のことを言いましたが、それを今考えていないというのであれば、今後この子育て世代への支援策、何か新たに打つ考えはあるのかどうか、その辺をお聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長</span></strong></span></p>
<p> 給食のことにつきましては、生活保護の人は無償で、皆さんもご存じのように、保護基準の2割アップまで準要保護ということで、貝塚市では給食費の免除を行っています。大体これが全児童・生徒の2割ぐらいです。</p>
<p> 子育てについては、実は今回も補正予算で上げさせてもらっていますが、民間の認定こども園、民間の保育所、そして例えば本市のつげさん広場、いろいろな民間の子育て施設については、一律50万円を貝塚市から寄附をさせてもらうということを今現在の補正予算案で上げさせてもらっています。</p>
<p> 要は子育てをしてくれているところについてご支援を、これは国の金を使うのですが、それ以外にも私この間、障害者の施設を回らせてもらいました。大変厳しい状況で頑張っておられるのが実際わかりました。</p>
<p> ですから、昨日、皆さん方からご質問がございました国の第2次補正予算の中で、我が市に来る交付金の額というのはまだ確定していませんので、最終日までには確定はすると思いますが、障害者施設へのご支援とか、3種類の障害をお持ちの三つの手帳を持っている方全てどのような障害者の皆さんにご支援ができるのかと、南野議員がおっしゃっておられたような社会的弱者についてどのような対応ができるのかを今、団体はじめ内部で協議をしています。</p>
<p> それと、子育てということで、今般いろいろな意見の中で、南野議員も聞かれたと思いますが、4月27日以前に生まれた人ということで、当時、おなかの中でおられて妊娠中の人、例えば4月25日に出産予定だった人が4月28日に生まれたら、この10万円の特別定額給付金は当たらないというような意見もありますので、この辺についてもどういうような対応策があるのか、今内部で議論を重ねております。</p>
<p> 最終日に補正予算として、今、弱者の視点を持ちなさいというご意見がありましたので、その辺も含めて予算案としてお示しをさせていただきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 質問する前に先に答えを聞いてしまったみたいな。</p>
<p> 子育て世代と今、藤原市長がおっしゃいました社会的弱者、いわゆる障害者施設とか、手帳を持っている方に支援をどうするのかと言おうと思っていたら先に聞きましたので、もうそれはそれで結構でございます。</p>
<p> いろいろなそういった社会的弱者の方もいらっしゃいます。</p>
<p> 藤原市長もいろいろな施設を回られてご存じだと思います。</p>
<p> 障害を持っている方、二重の苦しみを味わっていると思います。</p>
<p> そういったところで支援をいただけるということでありましたので、それはそれで結構かなと思います。</p>
<p> 最後に、昨日からの議論を聞いていまして、新型コロナウイルスの関係で、子育て世代、また働く者の世代、高齢者、障害をお持ちの方への支援策、いろいろこれからも出てくるということが非常によくわかったのですが、最後に、よく考えたら、この貝塚市内、市民の足、通勤、移動の手段となっている水間鉄道があったと思うのです。</p>
<p> 私もフェイスブック、ホームページなどでも見せてもらっていろいろ頑張ってやっているのですが、やはりこれだけ自粛要請だとか、通勤も家で仕事だとかとなったときに、水間鉄道が結構大変なことになるのではないかと思うのですが、貝塚市内の市民の足となる水間鉄道の現状といいますか、大変厳しいと聞いていますし、そういったところの支援もまたひとつ考えてもいいのかなと思うので、その辺最後にお聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎石崎隆弘副市長</span></p>
<p> 水間鉄道のほうから、この新型コロナウイルス関係の影響については、逐次というか連携を、いろいろお聞きしている状況でございます。</p>
<p> 南野議員おっしゃられるとおり、自粛制限というところもあるものですから、料金収入などもかなり厳しいというところでございます。</p>
<p> 一方で、国土交通省からは今回の2兆円の地方創生臨時交付金というところについても、公共交通の事業者に対しての支援も対応できるとお伺いしておりますので、今回議会最終日にお示しさせていただく中で、水間鉄道に対しての支援策というか、それも含めたような形で今、調整をしているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ありがとうございます。それではまた、最終日にいろいろと出てくるということですので、またそれを見ながら私も含めて検討したいなと思っています。</p>
<p> </p>
<h3>◎同性パートナーシップ制度について</h3>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 続きまして、2点目の同性パートナーシップ制度についてでございます。</p>
<p> この3月定例会、私も新政クラブの代表として代表質問でこのLGBTの皆さんへの支援ということで質問させていただきました。</p>
<p> 同性パートナーシップ、大阪府のほうがいち早く1月22日に宣誓証明制度をスタートさせて、大阪府と貝塚市のタイムラグがあったらなかなか不便なところもあるよということも指摘させていただきました。</p>
<p> その中で、藤原市長のほうからも、なるべく早く貝塚市も制度を整備して、タイムラグをなくすことによってその制度の隙間を埋められるのではないかということもご答弁いただきましたので、それ以降の貝塚市のパートナーシップ制度についての進捗といいますか、その辺についてお聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> パートナーシップ制度につきましては、現在、職員への研修を進めているところです。</p>
<p> 今後、広報において市民への周知を図り、本年9月からパートナーシップ宣誓の受付を開始できるよう取り組んでいるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 9月から受付を開始しようということなので、今6月ですよね。</p>
<p> 残り3箇月になっていまして、例えば流れとしては、どこで受け付けて、どのように審査して、どのようにその証明書を発行するというそこまで決まっているのかどうか。</p>
<p> もし決まっているのであれば教えていただきたい。</p>
<p> まだ今検討中だったら検討中でも結構です。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 現在検討中なのですが、今考えているのは人権政策課で受付を行うと、受付にあたりまして、事前にアポイントメントをいただきまして、お名前等をお聞きした上で、当日来てもらったときに宣誓を、職員の前でしていただいたら、すぐに証明書を発行できるような手続と考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> それでは9月から人権政策課で受付ということになると思うのですが、9月のことでまだちょっと時間があると思いますので、その周知の方法などはどのように考えているかお聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 8月広報で周知したいと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p> 8月広報ということでありますので、3月の時点で指摘いたしまして、これをすることによって市営住宅の入居基準にそれを入れるだとか、貝塚市の管轄の病院の手術の同意だとかいうところも併せて9月からこの宣誓書で同等の扱いになると理解してよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 市営住宅につきまして、9月入所の同時スタートということで考えてございます。</p>
<p> 市立貝塚病院につきましても同じように考えているのですが、例えば入院しているときの面会等の同意とか、そういったものにつきましては即時にオーケーと思っているのですが、ただ手術同意につきましては、もしご理解いただけない身内がいた場合に法的な問題などが生じますので、その辺はすみ分けて、できるところとできないところと、そこでできるところにつきましては積極的にやっていきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ありがとうございました。</p>
<p> それでは、そのようにいろいろとまた広報等も進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いして、はい、どうぞ。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 失礼いたしました。先ほどのホームページの件ですが、人権政策課のホームページのほうに載せさせていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 戻ってよろしいか。今、人権政策課のほうにあると聞いたので、それ新型コロナウイルスのところにもそれを同じように載せておいたらいいのと違うのかなと思うのですが、その辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> ご答弁いたします。</p>
<p> はい、そのとおりリンクを貼らせていただきます。</p>
<p> </p>
-
text/html
2020-05-15T12:45:00+09:00
令和2年第1回臨時議会 阪口芳弘議長就任あいさつ
https://r.goope.jp/sinsei/info/3921885
<pre style="margin-top: 0px; margin-bottom: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 14px; vertical-align: baseline; background-image: initial; background-position: 0px 0px; background-size: initial; background-repeat: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; white-space: pre-wrap; overflow-wrap: break-word; font-family: 'MS Gothic', Osaka-mono, monospace; color: #333333;"><span style="color: #ff0000; font-size: 18pt;">議長就任あいさつ</span><br /> <br /><br />一言、皆さん方にごあいさつを申し上げます。
</pre>
<pre style="margin-top: 0px; margin-bottom: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 14px; vertical-align: baseline; background-image: initial; background-position: 0px 0px; background-size: initial; background-repeat: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; white-space: pre-wrap; overflow-wrap: break-word; font-family: 'MS Gothic', Osaka-mono, monospace; color: #333333;"><a href="https://cdn.goope.jp/10401/210514132344-609dfb507a2e8.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/210514132344-609dfb507a2e8_m.jpg" alt="IMG_1934.JPG" style="float: left;" /></a><br /><br /> ただいま議員各位のご選任によりまして、貝塚市議会議長として皆さん方からご拝命を賜りましたこと、まずもって心より感謝申し上げる次第でございます。ありがとうございました。
</pre>
<pre style="margin-top: 0px; margin-bottom: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 14px; vertical-align: baseline; background-image: initial; background-position: 0px 0px; background-size: initial; background-repeat: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; white-space: pre-wrap; overflow-wrap: break-word; font-family: 'MS Gothic', Osaka-mono, monospace; color: #333333;"><br /> 同時に、この重責に対しまして、大変身の引き締まる思いとともに、光栄に存じておるところであります。
<br /> さて、緊急事態宣言がなされて久しいわけでありますが、特に貝塚市民において陰々滅々とした生活を余儀なくされています。また、産業界においては大変厳しい状況が続いておりますことは、皆さん方もご存じのとおりであります。
<br /> また、人口減少の問題、そして防災問題、また環境問題、そして少子・高齢化の問題、貝塚市はたくさんの問題を抱えております。この問題につきましても真摯に対応していきたいと思いますとともに、誠に微力でございますが、一生懸命この問題に取り組んでいきたいと、かように考えておるところであります。
<br /> 議会運営におきましては、是々非々の精神の下、皆さん方と議論し合いながら、そして公平で公正な、また開かれた円滑な議会運営を目指していきたいと、かように考えておるところでございます。
<br /> 結びにあたりまして、たくさんの議長経験者の皆様方はじめ、市民に負託されました議員の皆様方、そして藤原市長をはじめ理事者の皆さん方には、旧に倍するご指導、ご鞭撻を賜りますことを心からお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますが、ごあいさつとさせていただきます。<br />
本日は誠にありがとうございました。</pre>
<pre style="margin-top: 0px; margin-bottom: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 14px; vertical-align: baseline; background-image: initial; background-position: 0px 0px; background-size: initial; background-repeat: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; white-space: pre-wrap; overflow-wrap: break-word; font-family: 'MS Gothic', Osaka-mono, monospace; color: #333333;"></pre>
<pre style="margin-top: 0px; margin-bottom: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 14px; vertical-align: baseline; background-image: initial; background-position: 0px 0px; background-size: initial; background-repeat: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; white-space: pre-wrap; overflow-wrap: break-word; font-family: 'MS Gothic', Osaka-mono, monospace; color: #333333;"></pre>
<pre style="margin-top: 0px; margin-bottom: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 14px; vertical-align: baseline; background-image: initial; background-position: 0px 0px; background-size: initial; background-repeat: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; white-space: pre-wrap; overflow-wrap: break-word; font-family: 'MS Gothic', Osaka-mono, monospace; color: #333333;"> 貝塚市議会議長<br /><span style="font-size: 14pt;"> 阪口 芳弘</span></pre>
-
text/html
2020-03-12T11:29:00+09:00
令和2年予算特別委員会 阪口芳弘議員質疑
https://r.goope.jp/sinsei/info/3362456
<p> </p>
<h3><strong><span style="font-size: 14pt;">《台湾インターシップ事業について》</span></strong></h3>
<p> <span style="font-size: 14pt; color: #00ff00;"><strong>◆阪口芳弘議員</strong></span></p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/191121141835-5dd61e2b2fcd4.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/191121141835-5dd61e2b2fcd4_m.jpg" alt="09-27第3回最終(阪口).JPG" style="float: left;" /></a> 51ページの台湾インターンシップ事業についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> この事業を推進していく上で、今、非常に厳しい状況であると思うんですが、先方とそれぞれ今もやり取りをしていただいているのかもしれませんが、その辺の状況について教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎人事課長</span></p>
<p> </p>
<p> 予算要求させていただいた時点では、新型コロナウイルスはなかった状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> 今の状況からいきますと、台湾のほうも学生を送り出すということで、感染については心配しているところであると思いますので、今後、具体に話が進んできたときには、その辺りも確認した上で進めていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《ホストタウン事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 相手のあることですので、非常に難しい部分もたくさんあろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 65ページのホストタウン事業についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> これについても非常に厳しい状況であるということですが、先般、縮小してしたらということが新聞紙上にも載っておりましたが、これについては今どういう状況なのか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎政策推進課参事</span></p>
<p> </p>
<p> ホストタウン事業の中で、今、阪口芳弘委員おっしゃられている規模縮小ということは、恐らく聖火リレーなどだと思うんですが、こちらのほうは、先日、組織委員会から、今般のコロナウイルス等の感染症対策の基本的な考え方が示されまして、基本的には実施をする。</p>
<p> </p>
<p> しかし、これからも政府における感染防止対策全体の方針の下、適宜見直しを行いながら規模縮小であったり、そういったものを随時示していくので、今は粛々と準備を進めていくようにということで聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《放置自転車対策について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 非常に難しい流れのある中で、ここはこの辺で質問をやめさせていただいて、73ページの放置自転車対策についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> これについては、先般のJR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想策定協議会の中で視覚障害者の方がこれについて意見をおっしゃっておられます。</p>
<p> </p>
<p> 先般、お会いさせていただいたんですが、この方がおっしゃるには、いつまでJRの敷地の中にこの放置自転車を置いておくのだということです。</p>
<p> </p>
<p> 以前からずっとこれについては質問しております。</p>
<p> </p>
<p> 駅とJRと交渉して撤去してほしいと、簡単に言えばそうです。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、民間のところにあるということもあって、撤去できないという答弁を続けておられるのですが、障害者にとっては、これは切実なことで、点字ブロックも実はないのですが、この辺には。</p>
<p> </p>
<p> ここで相当神経を使って通行されていると、何でこれが撤去できないのかと。</p>
<p> </p>
<p> 要は、これは行政と民間の話ですが、JRと言えばほとんど半官半民みたいなところもあるので、何とか交渉して撤去してもらってくれよと、こういうことです。これについてどう思われますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員からお話がありました件につきましては、おっしゃるとおり道路上ではないということで、市としても対応に困っているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> ただおっしゃるようにJRの関連ですので、市からJRとお話をしまして、せめて撤去ができなくても、邪魔にならないように寄せるとか、何かしらの対応、本当は撤去できれば一番いいとは思うんですが、その辺を今後話合いをさせていただきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 撤去できないということもおっしゃっておられたし、横にどけておくということですが、これは別に何も難しいわけではないので、JRと話合いをすれば済む話なので、ここはもう障害者のためにもきちっとやっていただきたいと思いますが、この辺はどうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> そこにつきましては、JRと話合いの場を持ちたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《海洋プラスチックごみ対策推進事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> それでは引き続いて、75ページの海洋プラスチックごみ対策推進事業について、先ほど川岸委員からもありましたが、少し観点だけ変えて質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 要するにプラスチックごみが、例えば池あるいは海などに入っていく場合、特に先般も琵琶湖の湖底からたくさんのプラスチックごみが出てきたということで、非常に憂慮するということが載っていましたが、これについてやはり一番大事なことは、小さな河川から大きな河川に流れていく、特に小さな河川でプラスチックごみ、要するにビニール、あるいはたくさんのプラスチック製品であったり、この小さなごみの段階で取ってしまうというのが非常に大事だと思うんです。</p>
<p> </p>
<p> それは誰ができるかというと、恐らく住民の方が一番していただきやすいのかなと。</p>
<p> </p>
<p> そこで、町会や自治会に働きかけて定期的にお掃除等々されておられるところもあるんですが、ここで取ってしまうと。</p>
<p> </p>
<p> 大きな川に流れていってしまうととてもじゃないですが取り上げ切れない、海の中に入ってしまうとどうしようもない。</p>
<p> </p>
<p> ですので、小さな川の段階で何とかそれをすくい上げるという方法を考えたらどうかなということで、自治会にお願いをするのが一番いいのかなと。</p>
<p> </p>
<p> あるいはシニアクラブや老人クラブを持っておられるところもありますし、その中で清掃されているところもあります。</p>
<p> </p>
<p> そういったことにもう一度、町内清掃等のときに溝なども含めてお願いするというのが一番効果があるのかなと思うんです。</p>
<p> </p>
<p> それはどのようにお考えですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> やはり啓発ということが私たちのできる一番重要なことだと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年度に海洋プラスチック問題のリーフレットを作成したものについて、自治会、民間団体、学校に対して啓発活動という形で、市全体の中で各部署から広く啓発をしていくということで考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> リーフレットなどをまいていただくのもそうですが、直接その団体にお声かけいただくのが一番よろしいかなと思いますので、その辺はどうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 今でも河川のクリーンキャンペーンなどでは、何も河川に下りてごみを拾うだけではなく、周辺の道路であったり、水路でごみを収集していただいていると理解しております。</p>
<p> </p>
<p> 来年度に向けては、そういう活動をしていただいている方に対して記念品などを自治会などがお配りする、そのお配りするのがビニール袋に入っているということもございますので、市でマイバッグをつくりまして、まずはそういう活動をしている方に、ビニール袋のようなプラスチック類のごみを削減するという意図もございますので、それに入れてお渡しいただくようにお願いに上がりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘委員が言われるように、そういう活動を増やしていくことがさらなる削減につながると思いますので、地元町会なりにお話しする機会もあることですから、そのときにいろいろとお願いしたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《町会活動支援事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 続いて、81ページの町会活動支援事業で、ごみ袋の配布のところで質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> これについては、以前から同僚の議員が質問しておりますが、これを配るのは自治会の役員であったり、町会の組長であったりが実は配っていると。</p>
<p> </p>
<p> ところがごみ袋は非常に重いです。</p>
<p> </p>
<p> 特に高齢者にとっては結構な作業であるということをあちらこちらから聞いています。</p>
<p> </p>
<p> なので、ほかに方法はないのかということで、私の会派からもいろいろ提案させていただいていますが、ごみの券を配って、近くのコンビニ等で引き換えてもらうということができないのかと、前から質問させていただいていますが、これについてどうお考えでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎広報交流課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今年度実施させていただいたごみ袋の配布につきましては、前年度は配送業者から各町会に配送していただいていたものを、今年度は取りあえず各町の近くのごみ袋の取扱い店舗で直接購入いただくという形に変更させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 常に町会幹事会の中でもそういう協議をさせていただいておりますので、意見を聞きながらよりよい、より負担の少ない方法についていろいろ協議を進めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《防犯対策事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> ではよろしくお願いします。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、81ページの防犯対策事業で、先ほど川岸委員からもありましたが、防犯カメラは今何台稼働されていますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> 市で設置した防犯カメラにつきましては、平成28年度から令和元年度設置分で合計104台、それから自治会への補助で設置されたものが、平成26年度から令和元年度設置予定のものも含めて合計59台となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> これ、実際に問題が起こって、先ほど川岸委員からのお話もありましたが、実際に画像を見られた、あるいは警察から要望があったというのは何件ぐらいありますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> 町会・自治会が設置したものについては、市では正確には把握できておりません。</p>
<p> </p>
<p> 市が設置したものについての画像の利用申請につきましては、平成30年度で79件、令和元年度で2月末までに102件の利用申請がありました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> その都度対応されていると思うんですが、大きな問題点はございますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> 特に問題となる事象は起こっていないと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどありました故障等によって画像が撮れていなかったということは幾度かありましたので、そこが問題点かなと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> なぜこの質問をずっと続けているかといいますと、実際に事故が起こって、町会がつけた防犯カメラをもちろん我々だけでは見られないので警察の方に言いました。</p>
<p> </p>
<p> お店が壊されて釣銭が取られたという盗難事件があったのと、看板を当てられて壊されて、それが当て逃げで、トラックだということはわかっているんですが、警察まで行って警察の方に実際にここに防犯カメラがあるので見てほしいというところまでいっているのですが、そこから全然何もしていただけないようですが、これは警察の話ですが、これを解決する方法はないのかなと思うと、やはり自分たちで画像を見ることはプライバシーの問題もいろいろあると思うんですが、誰か立会いの上で一緒に見ていただいて、ここに映っているよということまでしたら動いてくれるのかなという気もするんですが、この辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎危機管理課長</span></p>
<p> </p>
<p> 補助によって設置される防犯カメラにつきまして、その補助の要件の中に捜査等の場合でしか画像は見ないということを取り決めていまして、そういった対応になっております。</p>
<p> </p>
<p> そこはやはりプライバシーの関係があり、そういった補助要件とさせていただいているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 市民は防犯カメラをつけることによって安全に思う、あるいは犯人を捕まえることができる、いろんなメリットがたくさんあります。</p>
<p> </p>
<p> ただこれに頼り切る場合があるんです。</p>
<p> </p>
<p> これがついているから何か起こっても、言ったらあまり施錠せずに出ていったり、そういうことが起こるんです。そこはもう一度注意する必要があるのかなと。</p>
<p> </p>
<p> それともう一つは、カメラをつけた原因は不法投棄です。</p>
<p> </p>
<p> 不法投棄のためにそれをつけたけれども、我々で今言うように見られないんです。</p>
<p> </p>
<p> もちろんいろんなところに働きかけて言っているのですが、全然解決しない。</p>
<p> </p>
<p> すると、このカメラは一体何のためにあるのかというのが住民の方の印象です。</p>
<p> </p>
<p> 高いお金を払って何しているのかと、こんなのならダミーカメラでいいという極論まで言う人もいます。</p>
<p> </p>
<p> ここをもう少し考えていただきたいのは、これをどうにかして誰かの立会いの下に見られるようにと。</p>
<p> </p>
<p> 要は犯人をある程度までわかるぐらいまで見たいと。</p>
<p> </p>
<p> そういう声に対して行政としては応える必要があると思うんですね。</p>
<p> </p>
<p> だから、プライバシーの保護という原因があるのなら、そのプライバシーの保護をしながら誰かの立会いの下に見るということを考えていただきたいと思うのですが、その辺はいかがですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員のご指摘の声をプライバシーなどいろんなことがありますので、警察に伝えさせていただいてどういう方法が取れるのか、今までのままでないと駄目なのかも含めて、一度警察にこういう声があるということを伝えさせていただきます。その上でどうなるか検討したいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《婚活事業祝金について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 101ページの社会福祉協議会運営事業の婚活事業祝金についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> これは、婚活事業ということですから、ここに参加された方が結婚されるときにお祝い金を出すということで間違いないですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> そのとおりです。</p>
<p> </p>
<p> 社会福祉協議会で実施しております結婚相談に参加されて、そちらで結ばれた方にお支払いする祝い金です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 大体何組ぐらい予想されていますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎福祉総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 登録されている方は男女で15、20ぐらいはあるんですが、毎年やはり1組でも誕生していただきたいという思いがあって、3組挙げているんですが、現在のところ、実績はございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 先ほど市長のお話の中でも、貝塚市で結婚をしていただいて、貝塚市で住み続けていただくということが大事かなというお話もございましたので、この社会福祉協議会に参加される方だけではなくて全てのカップルに、こういった祝い金でなくてもいいですが、記念品的なものでもいいですが、何か貝塚市に住んでよかったと言われるようなことができないのかお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎副市長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在のところ、そこまで考えていませんが、ただ、この事業については3年ほど前から始めまして、いろんな方法で社会福祉協議会に委託してお見合い形式でしているんですが、ゴールインの手前までいった組は何組かあるのですが、最終的にゴールインまでは至っていません。</p>
<p> </p>
<p> ただ、阪口芳弘委員がおっしゃったように、全てのケースとなると、結婚数がどれぐらいか把握もできていませんし、今後どんなものを渡すかということも含めて、研究といいますか、例えばつげ櫛になるのか、それが幾らになるのか、他市の状況も含めて研究させていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長 </span></strong></span></p>
<p> </p>
<p> 以前、公明党の谷口議員から結婚の証明など、いろんな提案があって、貝塚市も結婚の受理証明書を発行しているんです。</p>
<p> </p>
<p> お金は頂くのですが、立派なものです。</p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員がおっしゃったように、婚姻届というのは大体何件ぐらいあるのか。</p>
<p> </p>
<p> (「300件ぐらいです」と呼ぶ者あり)</p>
<p> </p>
<p> 約300組と教えてもらったのですが、1組5,000円相当の記念品をお配りしても150万円ぐらいですか。</p>
<p> </p>
<p> 市で何らかのお祝いをするということで、議員さん方でいいじゃないかというお声があるのであれば検討していきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 今後の検討課題にしておいてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《合併浄化槽推進事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 155ページの合併処理浄化槽推進事業というところでお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> これ、毎年出ていますが、どれほど効果が上がっているか、教えていただきますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 合併処理浄化槽につきましては、平成30年の実績として、7人槽3件、5人槽2件となっております。令和元年度につきましては現在のところ1件です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> これ、約300万円使って少しの浄化槽しか合併処理浄化槽にしていただいていないということですが、新しい家を建てる場合、当然、下水管のないところには、合併浄化槽を入れる。</p>
<p> </p>
<p> これは当たり前のことですが、これがどうやらあまり守られていないのではないかということを申し上げたいのですが、この辺についていかがですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> この補助につきましては、新築については該当せず、改築のみとなっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 改築の場合、本当に数件しかないということでしょう。</p>
<p> </p>
<p> 新築の場合は今のところ対象ではないということですが、当然、もっと進めていただかないと、水質汚染等々あるわけです。</p>
<p> </p>
<p> 約300万円を使ってこれだけしかないということですが、どういったアプローチをしているのか、教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、古いおうちのくみ取り式のトイレを改修していくということについては、やはり、少ないのではないかという感触でして、家の建て替えをしたときなどには、そのときに浄化槽を入れたり、新築には浄化槽を入れたりしていますので、今回この事業で使う、くみ取り式のトイレのおうちの改築自体の件数は減っていると考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 最後になりますが、結局、減っていっているなら、これはだんだん縮小していくと思うのですが、その点いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎環境衛生課長</span></p>
<p> </p>
<p> 実際、計画では毎年8件ほど見込んでいるんですが、年間の件数について少なくするような計画になっていくかと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《中小企業支援事業について》</strong></span></h3>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 181ページの中小企業支援事業について、お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> 先般、貝塚商工会議所の会議の中で、この資料、食野委員長に許可いただいていますのでご了承ください。</p>
<p> </p>
<p> この中で、3月6日付で新型コロナウイルス感染症対応緊急資金というのがあります。</p>
<p> </p>
<p> この中身といいますと、金利が1.2%、保証料が0.8%となると、2%の融資です。</p>
<p> </p>
<p> この中で問題になったのは、2%の融資などどこでも今あるよということで、これはどういうことかと聞いたのですが、その場では答えていただけなかったんです。</p>
<p> </p>
<p> ところが、今日、経済産業省が出した今朝の読売新聞ですが、これには実質無利子無担保で融資すると。</p>
<p> </p>
<p> これ、刻々と時間的にどんどん変わっていっている状況で、この対応をどのように考えているのか、まずここをお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> ここ数日、阪口芳弘委員ご指摘のとおり、国からメール等で新型コロナウイルス対策に関する新しい制度、融資の制度や助成金の案内が次々と舞い込んできております。</p>
<p> </p>
<p> 今、担当が取りまとめを行っているところですが、無利子無担保の融資に関しては、今入っている情報によりますと、新型コロナウイルス感染症特別貸付と特別利子補給制度を併用することによって、実質無利子になると聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 今回、民間は非常に厳しい状況であるというのは皆さんご存じのとおりです。</p>
<p> </p>
<p> その中で今まで融資を受けたことのない、あまり銀行とお付き合いしたことのない方々が、どうしたらいいのかということで問合せがあります。</p>
<p> </p>
<p> これについて、金融関係あるいは貝塚商工会議所を含めてお答えいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在かなりの企業が大きな影響を受けているということで、国からも金融機関あるいは日本政策金融公庫等で相談を受けるという案内が来ておりますと同時に、貝塚市では貝塚商工会議所が窓口となって相談に対応するとなっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 申込みする場合、ここにうたっているのは、認定書などを市町村長が発行する、こういった作業をしようと、あるいはされてきたと思うのですが、この流れも一緒に教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在、既に実施しているセーフティネット保証4号の融資に関しましては、既に3月上旬から受付が始まっておりまして、3月10日時点で既に申請が22件来ておりまして、22件に関して認定書を発行しております。</p>
<p> </p>
<p> 今後もこの認定の申請が増えることを想定しておりますが、担当者に命じまして、対応できるように体制を強化するようにしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 中小企業支援事業の中でいろいろたくさん補助金が出ているんですが、この中で中小企業倒産防止共済掛金について、お伺いしたいのですが、これは、事業をしていて先方が倒産したり不渡りを出したりということがあると、この掛金でセーフティネットが働くと思っているのですが、それで間違いないですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘委員ご指摘のとおり、この中小企業倒産防止共済掛金につきましては、取引先が倒産して売掛債権等の回収ができなくなった場合に、あらかじめ積み立てた掛金の額に応じて無利子無担保無保証人で共済金の貸付けが受けられる国の制度である中小企業倒産防止共済制度への加入を促進するために、その掛金の補助を行うものでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 今もう何件か来ているなら教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 30年度の実績では46件、元年度はまだ継続中ですが、現時点で確認できておりますのは36件来ております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><strong><span style="font-size: 14pt;">《プレミアム商品券事業について》</span></strong></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 181ページ、続けて、プレミアム付商品券事業についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> この事業によって、たくさん貝塚商工会議所に入会されたり、あるいは貝塚市商店連合会に入会された人が増えて喜んでいます。</p>
<p> </p>
<p> 一昨年900万円を頂いていて、それはそれでうれしい限りですが、今回若干減らされている原因というか、あれば教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 一昨年は900万円でプレミアム商品券事業を実施しましたが、今年度はかいづかスマイル商品券事業を実施している関係で、このプレミアム商品券をやっておりません。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年度におきましては、675万円の予算計上をさせていただいているところですが、こちらにつきましては、マイナポイントなどのキャッシュレス決済を導入していない店舗やキャッシュレス決済の利用が困難な高齢者などの市民の方に配慮するなど、商店街全体の活性化と集客の向上を図ることを目的に、改めて実施しようとするものです。</p>
<p> </p>
<p> この予算額の算出ですが、貝塚市商店連合会の加入店舗203店舗のうち、キャッシュレス決済に対応していない、キャッシュレス決済を導入していない店舗が151店舗あり、約75%がキャッシュレス決済を導入できていないという状況ですので、一昨年の実績である900万円にこの割合を乗じた675万円の予算の計上をさせていただいた次第です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> このプレミアム商品券事業はもちろん商店街も喜んでいますし、お店ももちろん喜んでいますし、また、消費者ももちろん喜ばれております。</p>
<p> </p>
<p> その中で、印刷物、チラシ、あるいは換金する商品券自体のコストが、偽造防止のためにいろいろな対策をしているので、かかるんです。</p>
<p> </p>
<p> それで、たくさんの金額が要るので、貝塚市商店連合会も結構大変な事業の一つです。たくさんの予算を使っています。</p>
<p> </p>
<p> そこでご理解いただきたいのは、こういったことを認識されているのか、まずお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 商品券には偽造防止のための措置が施されているなど、印刷にもかなりの費用がかかるということは貝塚商工会議所の担当者から聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 将来的にその辺も含めて補助していただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 将来的で結構ですので、お答えいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> このプレミアム商品券事業に関しましては、先ほども答弁いたしましたとおり、今年度は実施していませんが、その間、市民の方からも数件、今年度は実施しないのかという問合せが来たのも事実です。</p>
<p> </p>
<p> 実際に実施した平成30年度に関しては、申込みが発行冊数の約2.4倍、実施している直近の3年、平成28年、29年、30年を見ますと、約2.5倍の申込みがあるなど、かなり人気のある事業でございまして、待ち望んでおられる市民の方も多くおられると聞き及んでおりますので、我々担当としては今後も引き続きやっていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> ここでの最後の質問したいんですが、まず発行枚数、お伺いできますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 発行冊数については3,000冊を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 前のかいづかスマイル商品券は、大きな店舗、あるいはコンビニエンスストア等でも使用できたということで、あまり商店街の方々に使用していただけなかったというデータが出ています。</p>
<p> </p>
<p> ほとんど大型店に行ってしまった。</p>
<p> </p>
<p> 今回は、大企業やコンビニエンスストアは参加できないと認識しているんですが、それでよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘委員ご指摘のとおりの実施を予定しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《周遊観光コース整備事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 続けて183ページの周遊観光コース整備事業についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> これはどういう事業なのか、まず教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> この事業に関しては、市内の魅力ある観光資源を掘り起こし、それらをつなぐ周遊観光コースを整備して全国に発信することで、貝塚市域外からの来訪者や関西国際空港からのインバウンドを取り込み、地域の活性化を図るというものです。</p>
<p> </p>
<p> 現時点でも大阪観光ボランティアガイド協会が作成した観光コースはございますが、かなり以前につくられて、古くなっておりますので、また最新の観光情報を盛り込んだコースにつくりかえたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> これは紙ベースで幾らぐらい印刷する予定ですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現時点で、紙ベースでどのぐらい印刷するかはまだ決めておりません。</p>
<p> </p>
<p> というのは、実際していただく業者を選定して、この予算に対してどのような内容を示されるかが決まっておりませんので、できるだけ多く発行したいのですが、紙ベースと併せて、ホームページ等で公開できるデータも一緒に作成していただきたいので、周知に関しましては両面から実施していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> このガイドブックのようなものができたら、どこかに置かれると思うのですが、どの辺に置かれるか、まず教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎商工観光課長</span> </p>
<p> できましたマップにつきましては、まちの駅かいづかはもちろんのこと、市内の観光施設等にもお願いをして配置していただきますとともに、本市が実施するイベントあるいはKIX泉州ツーリズムビューローが実施する域外でのイベント等で配布していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 191ページの東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 先般の代表質問の答弁の中で、駅前広場へのアクセス道路の新設や生活関連道路における歩道の拡幅、セミフラット形式へ改修をするとお答えいただいていますが、特に縦断勾配をすると聞いています。</p>
<p> </p>
<p> また線形についても聞いていますが、もう少し詳しくご答弁いただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今、阪口芳弘委員からご質問のありました件に関してですが、今回新設するメーンとなる駅へのアクセス道路、幅員として14メートルございます。</p>
<p> </p>
<p> ただその14メートルに関する歩道と車道の幅員構成につきましては、ただいま関係機関、警察を含めて協議しております。</p>
<p> </p>
<p> ただ歩道を充実させる事業といいますか、歩かれる方、当然それには高齢者の方や障害者の方もいらっしゃいますので、そういう方に優しい、また人が集うようなにぎわいのある道路づくりを考えていきたい、そういう事業でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> それは非常にうれしいことですが、2メートル以上の段差があるんです。</p>
<p> </p>
<p> それを急に盛土をして上げてくると非常に安全確認等々で難しい部分があるのですが、これについては今どう考えておられるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今の道路の縦断勾配についてのご質問ですが、来年度詳細設計を発注した後、現地も測量し勾配を決めたいと考えておりますが、当然おっしゃるように、今2メートルほど既存の道との段差がございます。</p>
<p> </p>
<p> こちらに関しましても当然歩かれる方、車椅子の方、いろいろいらっしゃいますので、そこは配慮しまして、皆様が利用しやすい道路づくりを心がけたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 新設の道路の場合は、以前は道路構造令と言ったのですが、今は条例管理しておりますが一定の基準がございます。</p>
<p> </p>
<p> 縦断勾配につきましても最高勾配は決められておりますので、その基準の中でどの勾配が一番いいのかを検討していきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> JR東貝塚駅の南1番踏切から今度新設する駅前までのアクセス遊歩道についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> もともとこれは設置するのは難しいという意見があって、今回やっていただけるということですが、これは結構道路幅が狭く車椅子がすれ違うことが難しいと聞いています。</p>
<p> </p>
<p> また自転車対策で柵があるのですが、これを車椅子で通っていくのが結構至難の業で大変難儀しておられると聞いています。</p>
<p> </p>
<p> これについてどうお考えでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎道路公園課長</span></p>
<p> </p>
<p> おっしゃるように現地には今バイクなどの進入対策で、バリカーをつけています。</p>
<p> </p>
<p> こちらに関しても当然駅への重要なアクセス道路になりますので、幅員等も含めて見直しをかけまして、来年度の詳細設計で考えていく予定にしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> よろしくお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> あと汚水の排水対策ということで、これもご答弁いただいているのですが、流下方向の変更と聞いていまして、地下に埋設しているものがたくさんあって既存の所には流せないということで、こうなっていくと、令和5年に駅ができるのに間に合わすには結構な作業が要るのかなと思うんです。</p>
<p> </p>
<p> これについてどうお考えでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎下水道推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> JR東貝塚周辺の下水道整備につきましては、おっしゃっているとおり既存の流下方法では難しいということで、流下方向の変更について検討を行っているのですが、検討結果によっては供用開始までに間に合わない可能性はございますが、引き続きJRと汚水の排水について協議は行っていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 流下方向の変更というのは大変な作業で、結局どちらかというと久保のほうに流していくという簡単な話ですが、そこがまだ全然できていないから、当然下のほうから上げてくるとそれはこの令和5年にはなかなか難しいだろうと認識しておりますが、そうなると合併浄化槽しかないと考えているのですが、この辺についてどうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎下水道推進課長</span></p>
<p> </p>
<p> 当然間に合わなければ一時的に浄化槽になると思いますが、できるだけ早く整備できるように心がけて整備をしていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《住居表示整備事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 207ページの住居表示整備事業についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> この住居表示は当然住民の方々の意識が高まってきたり、あるいは住民の方との折衝をしていただいていると思うんですが、反応はどんな感じですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎土地情報課長</span></p>
<p> </p>
<p> 現在までに地元町会に対して、役員会3回、そして隣組で1回、住居表示の説明をしたところです。そのときには、おおむね大きな反対意見等はありません。</p>
<p> </p>
<p> そして、実は今月下旬にも地元説明会を考えていたのですが、残念ながら新型コロナウイルスの対策の関係で断念したという状況でして、今後は来年度以降、住居表示推進に向けて取り組んでまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 住居表示をするとメリットがあるのですが、例えば大きな災害や異常事態が来ると、当然その住居表示はメリットが出てきます。</p>
<p> </p>
<p> この辺をPRしていただくというのが1点。</p>
<p> </p>
<p> もう一つは、慌てて例えば書類の手続きをする必要がない。</p>
<p> </p>
<p> 例えば免許証をわざわざ警察に行って書き換える必要はない、あるいは銀行に行って住所を変えないといけないなどの作業があるんですが、これは決して慌てる必要がない、ゆっくりやっていただいたらいいですということを説明していただく。</p>
<p> </p>
<p> もう1点は、企業の人たちには封筒や請求書などに住所を書くので、もし住居表示をするのであれば早めにこういった印刷物を少し減らして、使用できる範囲内のものを検討していただく。</p>
<p> </p>
<p> 住居表示が変わると印鑑を変えたりいろいろしないといけません。</p>
<p> </p>
<p> 特に企業が一番しんどい話です。</p>
<p> </p>
<p> ここを説明していただきたいと思うのですが、この辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎土地情報課長</span></p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘委員のご指摘は、ごもっともだと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 住居表示につきましては、例年すぐに実施するのではなくて2年かけて実施するので、来年度はまず2年後に住居表示しますから、来年はそういったことを踏まえて丁寧に説明をしながら進めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 企業は、堺市の法務局まで行かないといけないわけです。</p>
<p> </p>
<p> そのことでよくお叱りいただくのですが、制度上の問題でなかなか難しいかもわかりませんが、岸和田市の法務局でするというのは難しいと思いますが、何か制度上の理由があるんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎土地情報課長</span></p>
<p> </p>
<p> 実は、昨年中町の住居表示を実施したときもそういった問題がございました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、岸和田市の法務局に話は行っているんですが、これは向こうの組織の問題もあり、できないということで、残念ながら堺市の法務局まで行っていただいている次第で、これは今のところいかんともし難いと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 住民がそうおっしゃるので、堺市まで行かないといけない理由を説明してあげるようなことを聞いていただいて、ここういう理由で堺市まで行ってくださいということを企業の皆さんにお伝えしたいと思うので、またその理由を聞いておいてください。よろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎土地情報課長</span></p>
<p> </p>
<p> 承りました。</p>
<p> </p>
<p> そして中町の住居表示をしたときも、実は11月の日曜日ですが、地元の方の説明会でそういったことを説明もさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> そしてそういう方のために事前に資料も用意しまして当日配付したこともございます。</p>
<p> </p>
<p> そういったことも今後も続けていきたいと思いますので、できる限りの努力はしたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《Net119整備事業について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 223ページのNet119整備事業についてお伺いします。</p>
<p> </p>
<p> これは、聴覚障害者や言語機能障害者のための施策だと思うのですが、それについて詳しく教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎警備課長</span></p>
<p> </p>
<p> Net119につきましては、会話に不自由な聴覚、言語機能障害者の方がNet119のシステムを使用可能な、これはインターネットの機能であったり、GPSの機能を搭載したスマートフォンやフィーチャーフォンを使用して119番通報を行うシステムです。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、導入をされている本部のNet119システムに登録をしている聴覚言語機能の障害者の方がその市域以外でNet119システムを使用して緊急通報を行った場合でも、Net119システムを整備している消防本部管内であれば通報場所を管轄する消防本部で受信することが可能となります。</p>
<p> </p>
<p> 通報場所を管轄する消防本部がシステムを未整備の場合は、登録をしている消防本部に通報が入り、その本部が聞き取りの後、管轄しているその方が救急要請をしている場所の消防本部に情報を渡すと。</p>
<p> </p>
<p> 非常にスマートフォンの画面でも救急、火災であるような大きなボタンであったり、通報後は位置情報を送ってきて地図が閲覧可能であったり、その後は、例えばLINEのようなチャット形式で会話を消防本部と傷病者の間で行うものでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> これ、障害者の方々にまず登録していただかなければいけないということで、告知をしていただいて、そして障害者団体などからもありですし、個人的にもありですし、こういったことがやはり非常に大事かなと思うのですが、この辺についてはいかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎警備課長</span></p>
<p> </p>
<p> 登録の手段につきましては、現在、福祉部局に問合せをしまして、このような機能障害の方で登録をされている方が約240名貝塚市にいらっしゃるということですので、約240名全ての方に文書でもって説明会の開催案内をかけようと考えております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、その際には、手話通訳者のご協力が必要になってきますので、一度に240名に対応する手話通訳者の確保はなかなか難しいと聞いておりますので、今想定しておりますのは最大60人を4回に分けて説明会を開きまして、そこで同意いただいた方につきましてはその情報を契約する業者に登録をさせていただくということを考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 当然、聴覚障害者、言語機能障害者の中には高齢者もいらっしゃるということで、スマートフォンをお持ちでない方がいらっしゃる。</p>
<p> </p>
<p> すると、今まではファクスを使ったり、メールができたらメールを使ったりされていると思うのですが、こういう方の通報というのは何件ぐらいございますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎警備課長</span></p>
<p> </p>
<p> 年に一度もない程度で、恐らく要請をかけられる方の分母数が少ないということもあるかと思うのですが、実績としましては数年に一度程度の通報となっています。</p>
<p> </p>
<p> Net119に導入までの間につきましては、阪口芳弘委員おっしゃいましたとおり、メール119並びに言語機能、聴覚機能障害者対応の通報用ファクスで緊急通報には対応していきたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 今申し上げたように、比較的若い方々には登録していただいてこれでいけると思うのですが、高齢者がお1人で住まれている方、この人の対応をファクスということであれば-もちろんファクスがないといけませんが、ファクスがあれば一番わかりやすい、高齢者でも使いやすい。すると、わざわざ緊急事態に書いているわけにはいきませんので、そういったものを初めから壁に貼ったり用意しておいてもらって、すぐそれを発信していただくということができないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎警備課長</span></p>
<p> </p>
<p> 今ご提案いただきましたアドバイスに関しましては、我々の取組みの中でできることではないかと感じておりますので、前向きに検討させていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;"><strong>《財産区財産特別会計について》</strong></span></h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 財産区特別会計の全般ということで、ページ数は357ページからということになります。</p>
<p> </p>
<p> 先般の代表質問の中で、三つの条件を理事者側から出していただいて、その三つの条件をクリアすれば活用できるという答弁をいただいているんですが、それで判断的にはよかったのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 代表質問の折に市長からご答弁させていただきました三つの要件を満たせば、個別案件ごとの判断ではございますが、貸付けは可能という判断でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 1番から3番まであるのですが、皆さん聞いておられたのでご存じのとおりですが、1番の売却ではなく貸付けを行わなければならない理由があること。</p>
<p> </p>
<p> これ当然、売却はしないわけで、理由があるというこの理由がちょっとはっきりしないのですが、これについてどのように判断したらいいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 例えばため池ですが、それが耕作用の水を提供するものとして利用されているものでありましたら、これは利用されている財産ということになりますので、売却することはできません。仮に利用されていないため池でしたら、売却をするという形になります。</p>
<p> </p>
<p> 貸付けの判断になりますのが、今言いましたように、利用されているため池、水を耕作用として使っているため池でもって財産区財産の維持管理を目的とした場合は、貸付け可能というように考えているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 当然、今、課長おっしゃったとおりのことで進めていくというふうになると思うのですが、以前から何回も聞いていまして、やっとここへ来てオーケーが出たということで、貸付けを行う業者が、以前とはちょっと温度差があるかもしれません。</p>
<p> </p>
<p> それは、池にフロートを浮かべて、その中でソーラー発電をする。</p>
<p> </p>
<p> 今もうソーラー発電という話が成り立つのかどうかということもあって、要はこういった問題はタイミングが遅れると、もうこの話はどうなのということになるので、できたらこういった問題は速やかに結論を出していただきたいと。</p>
<p> </p>
<p> 遅れた原因は何だったのかということをもう一度お伺いいたしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 地方自治法の趣旨に鑑みまして、以前から要件として、貸付けという行為につきましてはレアなケースということでご答弁させていただいたことがあります。</p>
<p> </p>
<p> それの基になっておりますのが、処分行為をするに際して、大阪府と協議をする時代がございました。</p>
<p> </p>
<p> その時代に、大阪府のほうで作成されていました事務処理要領というものがございましたので、そのようなことではございましたが、ただ、本来の地方自治の趣旨、財産区住民の財産を守るという意味と財産区を含む市全体の一体感を守るという、この二つのことが地方自治法の中で書かれているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 相反するようなことではございませんが、やはりそのあたりの一体性を持つという、市全体の財産区のありようということも一方では考える必要がございまして、本市におきましては財産区が32程度ございますが、他市では全く財産区がなく、それぞれの村、町が合併する中で財産区が、財産区の財産を吸収して市が出来上がったという経緯の市町村もございまして、それぞれの市によってまちまちの財産区のありようということがございます。</p>
<p> </p>
<p> 今回、貸付けにつきまして、我々としましては要件を三つという形にさせていただきまして、判断するところであります。</p>
<p> </p>
<p> 改めて言いますと、先ほどおっしゃられるように、売却ではなく貸付けを行わねばならない理由があることと、二つ目としましては、財産区住民に支障がなく、その貸付期間中において利用予定がないということ。</p>
<p> </p>
<p> また、先ほど言いました市の一体性のことになるのですが、貸付けをすることに公益上の必要性があるということの三つの要件でもって、個別案件を判断していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆阪口芳弘議員</strong></p>
<p> </p>
<p> もう一度聞きたいんですが、割と抽象的に書かれているところがありまして、貸付けをすることに公益上の必要がある。</p>
<p> </p>
<p> これはよくわかるんですが、2番目の最後のほうの、市との一体性を損なわないというところについて、どういう見解を持っておられるのか。ここだけ、もう一度お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎総務課長</span></p>
<p> </p>
<p> 公共事業に活用するということでありますとか、市の施策、事業の進展を図るという意味合いを指しているものでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2020-03-05T10:30:00+09:00
令和2年第1回定例会 南野敬介議員会派代表質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3323800
<p> </p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/200602103902-5ed5adb6d20ab.pdf" target="_blank">第1回定例会議事録.pdf</a> <span>(0.68MB)</span></p>
<p> </p>
<p><strong>※本来代表質問は、一括質問し一括回答を得てから、再質問が一問一答方式で行われますが、議事録を元に一問一答方式に編集しています。</strong></p>
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<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
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<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/200602104009-5ed5adf9b9266.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/200602104009-5ed5adf9b9266_m.jpg" alt="IMG_1640.JPG" style="float: left;" /></a> 議長よりお許しをいただきましたので、新政クラブを代表いたしまして代表質問を行いたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> さて、2020年は第32回オリンピック競技大会(2020/東京)・東京2020パラリンピック競技大会が開催される年である一方、先ほど来ありますように、新型コロナウイルスが日本国内、また全世界で猛威を振るっているという、まさに波乱に満ちた年になったのではないかなと思います。</p>
<p> </p>
<p> そんな中、藤原市長の令和2年度の市政運営方針並びに令和2年度の予算に関しまして、以下、通告順に従いまして質問をさせていただきます。</p>
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<p> </p>
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<h3>《新型コロナウィルス対策について》</h3>
<p> </p>
<p>①市民への注意喚起について</p>
<p> </p>
<p> まず、新型コロナウイルス対策につきまして、午前中に中山議員のほうからるる状況などは説明いただきましたので、私のほうからは早速質問に入らせていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> まず、質問1の市民への注意喚起についてということであります。</p>
<p> </p>
<p> 現在、報道などは加熱する一方でありまして、豪華クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」への対応なども賛否もわかれるなど、いろいろ言われているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 厚生労働省の対応となるわけで、本市として、以下どう考えるかなどということは言えることではないのですが、今回の対応について私は、その昔ありましたハンセン病患者を隔離して外部と遮断した生活を余儀なくされたことを思い出さずにはいられませんでした。</p>
<p> </p>
<p> 乗務員とか乗客の人権を考えたときに、もっと別の方法がなかったのかということも考えるわけです。</p>
<p> </p>
<p> ここで、こういったことが起こった背景に、正確な情報をどう伝えるかということが大事ではないかと思うわけです。</p>
<p> </p>
<p> 現在、先ほど来ありましたように、3月号の広報に周知する、貝塚市のホームページ、フェイスブックなどで周知をされているということですが、フェイスブック、SNS、ホームページなどは、まさにネット環境がないと見られないという状況であります。</p>
<p> </p>
<p> 広報を本日配られていると思うのですが、3月広報には掲載されたものの、こういった状況が刻々と変わるというときに、ネット環境にない方に対する市民への注意喚起の在り方というのも日々変わると思いますので、いかに迅速に市民に伝えるかというところをどうお考えなのか、お尋ねしたいなと思います。</p>
<p> </p>
<p>②市職員への対応について</p>
<p> </p>
<p> 次に、2点目の市役所職員への対応についてでございます。</p>
<p> </p>
<p> 市役所は、その役割から、イベントの中止だとか休業ということができるものではございません。</p>
<p> </p>
<p> まさに、市民の命を守るとりでであるという役割もあると思います。</p>
<p> </p>
<p> 一方で市職員の皆さんの安全を守るということも、我々は考えなければならない大切なことだと思います。</p>
<p> </p>
<p> 職員を守るという観点で、直接市民対応が必要な部署、ポジションの方につきましては、その予防対策が重要であると考えています。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどありましたように、窓口業務の職員の皆さんにはマスクを配付するということでありましたが、そのほかの職員に対して、窓口の職員だけではなしに、関連する職員もこのウイルスの場合は対応が必要であるのではないかと思いますので、職員に対していかに取り組むかを教えていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> さらに、市職員の中には外で従事する職員もたくさんいます。</p>
<p> </p>
<p> 外で従事する職員につきましては誰とどこで会うかもわからないということもございますので、帰庁時に手洗い、うがい、その他予防という視点でどのように指導、助言するのか、お尋ねしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 新政クラブ、南野敬介議員の代表質問にお答えをいたします。</p>
<p> </p>
<p> まず、質問番号1、新型コロナウイルスの対策についてですが、市民への注意喚起及び市職員への対応についてということです。</p>
<p> </p>
<p> 新型コロナウイルス感染症に対する市民への情報提供につきましては、貝塚市の公式ホームページを通じ、常に時点修正を行いながら情報発信に努めているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員がおっしゃったようなネット環境のない方への情報提供につきましては、広報かいづか3月号に関連記事を掲載するとともに、今後においては、広報紙での情報提供はもとより、公共施設に感染防止のための啓発チラシを設置するなど、きめ細やかな情報提供に努めてまいりたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> もし緊急の場合は、広報車による市内への通知も予定をいたしているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、マスク着用以外に感染拡大防止のための職員に対する指導につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対策基本方針に基づきまして、発熱等の風邪症状が見られる場合には外出を控え自宅で療養することや、風邪症状が見られない場合においても不要不急の外出を控えるなど、感染拡大防止に努めるよう所属長を通じて周知徹底を図っているところであります。</p>
<p> </p>
<p> また、現場から帰庁した職員の手洗い、うがいの励行につきましては、執務室内に感染防止対策の周知ポスターを掲示し、啓発に努めているところであります。</p>
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<p> </p>
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<p> </p>
<h3>《マルトリートメントについて》</h3>
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<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号2、マルトリートメントについてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> マルトリートメントは、日本では大人の子どもに対する身体的、性的、心理的虐待とネグレクトを包括的に指すということが多いようであります。</p>
<p> </p>
<p> そんな中、昨年12月に次のような記事が新聞各紙に掲載されました。</p>
<p> </p>
<p> 子どもたちに対する親の体罰を禁じた改正児童虐待防止法が本年4月から施行されることを受け、厚生労働省は、体罰の定義を含む指針素案を検討会に示し、大筋で了承されました。</p>
<p> </p>
<p> 体罰を子どもの身体に苦痛や不快感を引き起こす行為、罰と初めて定義されたものであります。</p>
<p> </p>
<p> 具体例としては、1、注意したら言うことを聞かないので頬をたたく、2、いたずらをしたので長時間正座させる、3、友達を蹴ってけがをさせたので同じように蹴る、4、物を盗んだので罰としてお尻をたたく、5、宿題をしなかったので夕飯を与えないを挙げました。</p>
<p> </p>
<p> このように、素案では、体罰が反社会的な行動を増やしたり攻撃性を強くしたりするなど、成長への悪影響が指摘されました。</p>
<p> </p>
<p> 体罰をしないために、子どもを褒めるなど具体的な子育て方法を示しており、親が1人で育児の負担と悩みを抱えないように、自治体などの家事や育児サービスの利用や相談を勧められています。</p>
<p> </p>
<p> さて、先般、会派の議員から一般質問の中で、不適切な養育について、妊娠から出産、その後の養育まで切れ目のない見守り体制をつくり、学校関係者との連携を取っている、また、虐待の増加傾向に鑑み、体制の整備を考えていくという答弁をいただきましたが、具体的にどのような整備を考えておられるのか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> さらに、子どもたちへの教育として、国の平成29年度の指導要領に従い、子育ての意味や重要性、関わり方を学ばせているとのことでしたが、市民の方々、特に小学生をお持ちの方に伺いますと、そのような教育について親は全く認知されていないということでありました。</p>
<p> </p>
<p> このような教育は、学校で指導するとともに、家庭でももっと周知していただき、協力していただくことが肝要かと考えますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
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<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号2、マルトリートメントについてでありますが、本市では令和2年度に、子どもとその家庭や妊産婦に必要な支援を行うための拠点として、子ども家庭総合支援拠点の整備を考えているところであります。</p>
<p> </p>
<p> その体制につきましては、現在、すくすく子ども館において妊産婦全戸訪問相談事業を行っておりますすくすく訪問ルームを保健センター内に場所を移し、母子保健業務と併せて子育て世代包括支援センターと位置づけるとともに、家庭児童相談の専門職を増員し、児童虐待の発生予防などに向けた相談支援体制の充実、強化を図ってまいる考えであります。</p>
<p> </p>
<p> また、学校におきましては、今後も引き続き、生徒に対して親学習を行ってまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> それらの取組みにつきましては、学校だよりや学級通信などの発信ツールを通じて家庭への周知に努めてまいりたいと、このように教育委員会は申しております。</p>
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<h3>《せんごくの杜について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
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<p> 次に、質問番号3、せんごくの杜についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 市政運営方針には、第1「心豊かな人が育ち ふるさとに誇りと愛着を感じるまち」と第4「ひとと地域の資源を生かし にぎわいを生み出すまち」の中にクリケット関係とドローン関係が別々に紹介されていますが、両方について質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず、クリケット関係からですが、せんごくの杜防災・交流エリアの約1ヘクタールを天然芝生広場に整備を進めているとあります。</p>
<p> </p>
<p> 以前より関西国際空港から近いという立地を生かし、西日本のクリケット拠点として、日本クリケット協会及び関西クリケット協会と連携しジャパンカップ関西大会の誘致を目指すとともに、市民体験会を開催し、クリケットの普及に取り組んでいくと説明をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> また、芝生化や多目的な利用について質問した際、芝生化に向けては、現在、独立行政法人日本スポーツ振興センターのスポーツ振興くじ、いわゆるtoto(スポーツ振興くじ)の助成金の申請を行っていて、名称の変更も考えている旨のお話もいただいておりました。</p>
<p> </p>
<p> そんな中、このエリアの活用方針を他会派から質問したときの答弁が、芝が張られたら市民広場で活用しようと思っていますと。</p>
<p> </p>
<p> 今は石ころ等で危険であり、ランニング中にひっくり返ったりしたら責任も感じるので、芝を張った上で対応したい。ゲートボールの大会にも行きましたが、そのような人が使えるようにしたいが、主にドローンとクリケットで使う間、利用の間ということだと思います。この間になろうかと思いますが、市民運動広場として活用していくというご答弁もありました。</p>
<p> </p>
<p> 今後、市民に開放できるようになると思うのですが、その計画があるのでしたらお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、ドローンにおいては、同じせんごくの杜防災・交流エリアを一般社団法人ドローン測量教育研究機構と連携し、ドローンフィールド内に新たにレーザー測量基準点を設置し、ドローンレーザー測量検定の実施可能施設として整備し、ドローンレースの開催誘致を目指し、利用促進を図るとあります。</p>
<p> </p>
<p> これまでこのフィールドの利用促進を図ってほしいと要望は伝えておりましたが、このときの答弁では、ドローンフィールドにおけるドローン測量に関する利用は、貝塚市立ドローンフィールド条例の目的であるドローンを通じた産業の振興に寄与するため、ドローンフィールドの高度利用の一つとして取り組んでいるものであります。</p>
<p> </p>
<p> また、貝塚商工会議所創立70周年を記念にご寄附いただきました3機のドローンの活用について、消防や市の施設点検などの活用を想定していて、今後につきましては、引き続きドローンフィールドの利活用を各種団体に働きかけるとともに、さらなる高度利用に向け、空飛ぶ自動車の実証飛行誘致に向け取り組んでいるところであります。</p>
<p> </p>
<p> そのために、いろんなPR活動をこれから積極的に取り組んでいこうと考えて、ドローン測量講習会として平成31年度から年間40回、月3回以上の利用の申出があると説明をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> この申出の利用回数と、それ以外に利用があったのか、まずお尋ねいたしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、市民運動広場については、ドローンフィールドは生産性革命に資する地方創生拠点整備交付金を活用して整備したこと、また、芝生化はtoto(スポーツ振興くじ)の助成金を活用して整備を予定していることから、基本的にはドローンの操作の訓練及びクリケット競技で利用しない場合のみ、広く市民に開放していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> ですから、基本的には、ドローンとクリケットを中心に国の制度を生かした経過がありますので、それに基づいていきたいと思いますとの説明も聞いております。</p>
<p> </p>
<p> そんな中、本定例会での貝塚市立ドローンフィールド条例を一部改正する条例制定の件では、ドローンフィールドを利用する者の利便性の向上を図り、クリケットフィールドとして整備を行うため、現行の利用料金に加え1時間ごと4,500円、研修施設は300円の料金を追加するとともに、クリケット競技の普及、練習、協議会、イベント等に供する場を提供し、クリケット協議を活用した特色あるまちづくりと地域活性化に向けた取組みを図ることを目的に追加し、施設の名称を貝塚市立ドローン・クリケットフィールドに改称するとあります。</p>
<p> </p>
<p> この新料金は、クリケットでのみの利用料金となるのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 一般市民が他の目的で利用される場合の利用料金は当該利用料となるのか、別に設定するのか、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
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<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、せんごくの杜の関連ですが、(1)天然芝生広場、(2)ドローンフィールドにつきまして、併せてご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 当該エリアにつきましては、ドローンやクリケット競技以外でありましても、芝生に損傷を与えることのない使用目的であれば使用は可能とし、使用する場合は条例で定める使用料を払っていただくこととなります。</p>
<p> </p>
<p> また、それらの使用がない場合には、芝生の維持管理作業を行わない土曜、日曜につきましては、市民の方が利用できるよう、入場時間や利用条件を設定した上で無料開放を検討していこうと、このように考えています。</p>
<p> </p>
<p> また、ドローン測量についての使用につきましてですが、申出があった場合でも相手方の事情によりご使用に至らないケースもありますが、それ以外の使用としましては、平成31年4月から令和2年2月末までの期間における本市ドローンフィールドでは、飛行エリアが59回、研修施設が42回の使用実績がございます。</p>
<p> </p>
<p> 本市のドローンフィールドの使用料金は、これまで午前9時から午後0時30分までは1万5,000円、研修施設は1,000円、午後0時30分から午後5時までは2万円、研修施設は1,200円の使用料金としておりましたが、今般、広く市民に使用していただきますよう1時間ごとの料金区分を追加しようとするものであります。</p>
<p> </p>
<p> なお、使用する用途に関わらず、同一料金としていきたいと考えています。</p>
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<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> まず、せんごくの杜につきましてご回答いただきました。クリケット、ドローンを中心に利用していただくということなんですが、その合間合間ということで、芝生に損害を与えることのない使用目的であれば使用を認めていこうということでご回答いただいたと思うんです。</p>
<p> </p>
<p> 損害を与えることのない使用目的というのは、具体的に何をどう想定しているのかというのをお答えいただけますか。</p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 今、現状これということは決めてはいないのですが、実際的には金属スパイクを使ってする球技等を考えております。</p>
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<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> ちょっとわかりにくい。金属スパイクを使った球技を認める、認めない、どっちなのですか。</p>
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<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 野球やソフトボールで金属スパイクを使ってする球技については使用を認めないということで、それは芝生に損傷を与えるという理由で考えておりますので、使用を認めないと考えております。</p>
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<p><strong>◆南野敬介議員 </strong></p>
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<p> 細かいことで申し訳ないが、今、金属を使わずにやるスポーツなどといったら、ほかに何があるんかなという気もしないではないのですが、確かに、大きなお金を使って整備するわけですから芝生を大切にしないといけないというのはよくわかるのです。</p>
<p> </p>
<p> どうなんでしょう、例えば練習で金属スパイクを禁止して、ゴムのスパイクやったらいいですよとか、その辺はまだ具体的にはイメージできていないということで思っておいたらいいですか。</p>
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<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> まだ芝生が養生するまでの期間があります。いろんな球技とかスポーツとかありますので、その辺のところはきちっと説明できるような形で進めてまいりたいと考えております。</p>
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<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> いずれにしましても、芝生がちゃんと養生して根づいてからということになると思うんですが、今の段階で芝生がきっちり根づいて使用できるというふうになる時期は、いつぐらいを想定されていますでしょうか。</p>
<p> </p>
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<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 今回上げさせてもらっている条例の変更の部分につきましては、4月以降7箇月というのを最大見ておりますので、遅くとも11月中には完成するものと、夏明けにはこちらとしては使えるような形になるものと考えております。</p>
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<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> わかりました。それでは、いろいろ整備するのが11月ぐらいになろうということなのでしょうが、それではその間は、ドローンなどは使えるのでしょうが、養生に専念するということで理解しておいたらいいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> おっしゃるとおりで、養生できるまではドローンフィールドとして使用してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
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<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> あと、できた段階で、そのほかのスポーツなどで利用していない間に、土日について何も使っていなかったら市民に無料開放しようということでさっき言っていたと思うんですが、それはそのとおりでよかったでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 先ほども市長よりご答弁申し上げましたとおり、利用の日程や条件などをつけまして、事前に周知させていただいて開放させてもらいたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> となると、これも恐らく11月以降になるのでしょうが、その空いている日とかの周知方法はホームページやSNSなどということでしかなさそうなんです。</p>
<p> </p>
<p> それはどのように想定しているのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> おっしゃるとおり、広報で事前にわかればいいんですが、それでない場合はSNSとかホームページで掲載させていただきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> そういった意味では、これからどんどん実現していくであろうし、また貝塚市の中でもいろいろと検討していって整備していっていただきたいなと思います。</p>
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<p> </p>
<h3>《引きこもり対策について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号4、ひきこもり対策についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> まず、先ほど中山議員が各先進都市の事例を用いてご質問していただきました。重なる部分も若干ありますので、その分は省略して質問を進めたいと思います</p>
<p> </p>
<p> ひきこもりとは、様々な要因によって社会的な参加の場面が狭まり、就労や就学など、自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態をいい、単一の疾患や障害の概念ではありません。</p>
<p> </p>
<p> ひきこもりの中には、精神疾患による症状や発達の遅れ、偏りなど、生物学的な要因が強く関与しているという見方をすると理解しやすい状態でもあります。</p>
<p> </p>
<p> 逆に、環境の側に強いストレスがあって、ひきこもりという状態に陥っていると考えたほうが理解しやすい状態でもあります。</p>
<p> </p>
<p> また、いじめのせい、家族関係のせい、病気のせいと一つの要因だけでひきこもりが生じることはまれで、生物学的要素、心理学的要素、社会的要素などが様々に絡み合ってひきこもりという状態を生じさせていることが多いと言われています。</p>
<p> </p>
<p> ひきこもりの実態は多様です。ひきこもりへの援助の特徴として、この多様性と対応ということが挙げられます。</p>
<p> </p>
<p> 一方で、援助にあたっては、なぜ引きこもってしまったのかと原因を突き止めるよりも、今の膠着状態を変えるためにどのような工夫が必要かということから関わり始めることが確実であると言われています。</p>
<p> </p>
<p> すなわち、多面的な物の見方を維持しながら、今ここでどうしていくかという関わりが必要になってきます。</p>
<p> </p>
<p> さきに述べましたように、ひきこもりそのものは病名ではありませんが、ひきこもりという行動を取る人の中には、生物学的要因が影響している比重が高く、そのためにひきこもりを余儀なくされている人々がいます。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、統合失調症、鬱病、強迫性障害、パニック障害などの精神疾患に関わっている人々が言われています。</p>
<p> </p>
<p> これらの疾患にかかると、その一部の人は不安や恐怖などがとても強くなり、人と会うことが困難になったり、症状のために身動きが取れず、引き籠もらざるを得なかったりするのです。</p>
<p> </p>
<p> また、ひきこもりという行動自身がストレスとなって、二次的に精神疾患が発達する場合もあります。</p>
<p> </p>
<p> ひきこもりの背景に精神疾患がある場合には、薬物療法など専門的治療が有効な支援の一つとなります。</p>
<p> </p>
<p> また、軽度の知的障害があったり学習障害や高機能広汎性発達障害などがあるのに、そのことが周囲に認識、理解されず、そのために生じる周囲との摩擦が本人のストレスになることがあります。</p>
<p> </p>
<p> このようなストレスが過剰になってしまった場合、引きこもることでそれを回避するものの、精神的に不健康な状態を維持させてしまうというパターンにはまる人もいます。</p>
<p> </p>
<p> 各機関が相談を受ける中で、上記のような可能性も含め様々な角度からアセスメントし、必要と思われる場合には、岸和田保健所等の精神保健機関や精神科医療機関など連携を図りながら支援を進めていくことが重要とされています。</p>
<p> </p>
<p> また、家族の理解と支援が変化のきっかけになると言われております。</p>
<p> </p>
<p> 引きこもっているご本人にとって、人との関わりはご家族が中心である場合がほとんどであり、人のつながりが極端に減っているとき、身近な家族の対応や態度はとても大きいと言われています。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、家族は本当に大変だと想像します。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で、以下質問を進めたいわけですが、一つ目に、本市の状況につきましてお聞きしたかったのですが、先ほどの中山議員の答弁でよく理解できましたので、省略させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、やり取りの中で少し聞きたいこともございますので、これにつきましては後ほどの再質問で取り上げたいと思っています</p>
<p> </p>
<p> 二つ目ですが、貝塚市のホームページを私も確認しました。</p>
<p> </p>
<p> 若年層向けの窓口ということで、青少年教育課が窓口となり、南大阪地域若者サポートステーションのリンクが貼られているという対応でありました。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどありました生活困窮者自立支援という部分もあるわけですが、ここは恐らく若者に対してのリンクと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> 専門性のある相談員も配備されているようでありますが、初期対応として本市での窓口相談も必要と考えます。いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> また、統合失調症や鬱病、何らかの障害を持っている方に関しては、障害者総合支援法の様々なサポートが受けられますが、認定されていない人、すなわちボーダーの方への対応が本当に困難であると言わざるを得ません。</p>
<p> </p>
<p> そこで、いわゆるボーダーの方に対する支援策について、市の考えをお聞かせいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、ひきこもりをしている方のご家族へのケアも大切であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> 本市としてどのようなサポート体制があるのか、お示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> さらに、ひきこもりと不登校の問題は相通ずる部分があると考えます。</p>
<p> </p>
<p> 教育委員会として、ひきこもり、不登校の現状をいかに認識されているのか、また、その取組みについてお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次は、ひきこもりでございますが、ひきこもりと思われる方の実情につきましては、先ほど中山議員にご答弁をさせていただきました趣旨と同質のため、答弁は控えさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>――――以下中山敏数議員への回答―――――</p>
<p> </p>
<p> 次に、ひきこもりの支援についてでありますが、ひきこもりの相談件数は、令和元年度1月末時点、要はこの1月末時点で、貝塚市の窓口におきましては18名、各地域で実施をしております拡大地域ケア会議におきましては3名となっております。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市の相談の窓口に来られた方につきましては18名おられ、現在の対応状況は、相談継続中の方が8名、訓練校に入校された方が1名、就職された方が8名、自宅訪問によるアウトリーチが1名となっております。</p>
<p> </p>
<p> 一方、拡大地域ケア会議の相談では、見守りが2名、自宅訪問によるアウトリーチが1名となっております。</p>
<p> </p>
<p> ひきこもりサポート事業の市実施事業のうち、ひきこもり支援につながるための居場所づくりは現在のところ考えておりませんが、今後、拡大地域ケア会議の開催を広めていくこと自身がひきこもりの早期発見につながるものと考えており、大阪府の要請するひきこもり経験者、ピアサポートなどのひきこもりサポーターと連携し、訪問による支援を引き続き行ってまいる考えであります。</p>
<p> </p>
<p>――――以上中山敏数議員への回答―――――</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> ボーダーの方、いわゆる南野議員おっしゃっておりました制度の隙間と言われる方の支援につきましては、ひきこもりの状態にあり就労の必要がある方などの支援機関であります泉州地域若者サポートステーションなどと連携し、就労支援を行っておるところであります。</p>
<p> </p>
<p> また、家族へのサポート体制はどうかということですが、ひきこもり家族の会を紹介させていただいたり、継続して相談を受けておられる方の家族に対しましては2週間に1度程度来庁していただいており、その都度家族の相談をお受けし、負担の軽減についても相談させてもらっているところであります。</p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong>◎教育長</strong></p>
<p><strong> </strong></p>
<p> 質問番号4、ひきこもり対策のうち、まず本市の不登校の現状からご説明いたします。</p>
<p> </p>
<p> 本市における不登校者数は、平成30年度は小学生51人、中学生91人、本年度2学期末時点では小学生35人、中学生89人となっております。小・中学校では、不登校への取組みといたしまして、学級を中心としてお互いを大切にする人間関係づくりを進めるとともに、全小・中学校に校内不登校対策委員会を設置いたしまして、学校全体で協議し対応を考えるなど、不登校の未然防止及び解消を図っておるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> また、教育委員会におきましては、スクールカウンセラーを配置し、児童・生徒や保護者との面談を通じて悩みの相談や心のケアを行ったり、教職員に対して子どもへの関わり方などを助言したりしております。</p>
<p> </p>
<p> さらに、スクールソーシャルワーカーの派遣や、それぞれの校区で主任児童委員や民生委員児童委員のご協力により、学校に行きづらい子どもたちの家庭への働きかけも行っておるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 不登校の子どもたちが通う教育支援センターにおきましては、せんごくの杜にあるハーモニーファーム野のはなを活用し、馬と接することで心の安定を図るホースセラピーを実施しておるところでございます。</p>
<p> </p>
<p> このような取組みを通して、様々な状況により不登校になっている子どもたちの学校復帰への支援を行っております。</p>
<p> </p>
<p> 中学校卒業後に不登校になる生徒もいます。</p>
<p> </p>
<p> そこで、将来のひきこもりを防ぐために、高校などの次のステップへの引継ぎが重要であると考え、貝塚市内5中学校と泉南地区の全ての公立・私立の高校の参加による貝塚人権教育進路保障懇談会を年3回実施し、不登校などの気になる生徒への対応について情報交換を行っております。</p>
<p> </p>
<p> それにより、高校生活の改善につながったという事例も起こってきております。</p>
<p> </p>
<p> また、青年期のひきこもりにつきましては、その背景に人間関係や身体的な問題、経済的な問題など多くの要因が複雑に絡み合っているため、対応には高度な専門性が要求されるものと考えております。</p>
<p> </p>
<p> そこで、相談者の心の負担が少しでも軽くなり、適切な機関の情報提供ができるよう、正確に情報を聞き取り対応するよう心がけるとともに、職員にはひきこもりに関する研修を積極的に受講させるなど、スキル向上に努めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 先ほど、朝の中山議員の質問にもありましたし、やり取りをちょっと聞いていて感じるところがあったんですが、私自身、ひきこもりに対していろいろ貝塚市のホームページなども調べておりました。</p>
<p> </p>
<p> 午前中のやり取りでいうと、生活困窮者自立支援という視点で相談者が対応できないかという視点があったんですが、一方、私の質問でありましたように、青少年教育課が窓口となって泉州地域若者サポートステーションに誘導するということが、ひきこもりについて、例えば若者というか若年層と中年、高齢に分かれるのかもわからないんですが、例えば、僕もインターネットで貝塚市のホームページで検索したら教育委員会のほうにヒットしたんです。</p>
<p> </p>
<p> それで、さっきの中山議員の話で、ひきこもりと検索をしたらそちら側がヒットしたと思うので、そんなことになったんだと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> それを聞いていて、ひきこもり対策という統一した何か案内ができるように、これは教育委員会になるのかそっちになるのかわからないんですが、朝の先ほどの質疑を聞いていて感じたんです。</p>
<p> </p>
<p> その辺の整理をどう考えるか、お答えいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 基本的には今で言う生活困窮者自立支援の窓口のほうを主にやるべきかなと考えますので、これはまた教育委員会のほうと調整しまして、どちらを主にするかというところは中で協議してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> どちらかをなくせという話ではないと思うんです。</p>
<p> </p>
<p> ただ、入り口がそこであって、若者やったらこっちとか中年層やったらこっちというふうに整理しないと、恐らく、調べたいという人が混乱してしまったら元も子もないなと思ったので、それは今後、教育委員会と検討していただきたいなと思います。</p>
<p> </p>
<p> あと、質問のほうでありましたいわゆるボーダーと言われていまして、こうやってひきこもりになっている方で精神的に病んでいらっしゃったりとか鬱病になるとか診断が下りる方は、いろんな社会保障で生活が保障されたりなどあるのですが、若年層や中年層などで両親と一緒に住んでいて働いてなくて生活ができないというひきこもり者に対する支援というのが、なかなか制度としてないというのが実情ではないかと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> それで、いわゆるボーダーについてどう考えてるのかと質問をさせてもらったんです。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、回答でもありましたように、支援センターと通じてとか機関を通じていろいろサポートするということであったと思うのですが、僕は、貝塚市が窓口となって、ある程度相談をコーディネートするというか、そういった体制も必要ではないのかなと思ったりもするのです。</p>
<p> </p>
<p> その辺の考え方をもう一度お聞かせください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎福祉部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 午前中の答弁の中にもありましたが、8名企業のほうへ就職したというのは比較的軽い方ということで答弁させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> この方が、南野議員のおっしゃるようなボーダーの方になるのかなと考えています。</p>
<p> </p>
<p> 今、国のほうでは、ひきこもり支援の対策推進事業を強化するという考え方で、都道府県のほうへひきこもりの支援センターを設置してこれを充実させる、なおかつ、そういう人材を育成するということで進めております。</p>
<p> </p>
<p> その支援センターで育成された支援員というか、そういう方が臨床心理士という職種の方になるのですが、こういう方も、うちの相談のケース会議の中に来ていただいて、一緒に入って検討をやっていただくというような、そういう形で進めておりますので、比較的軽いボーダーと言われるような方の部分については、相談体制は貝塚市のほうの今の窓口でも十分対応できているのかなと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
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<p> </p>
<p> </p>
<h3>《障害者雇用について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号5、障害者雇用について質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 現在、大阪府における障害者雇用を巡る情勢は、障害者の実雇用率が2.01%で、法定雇用率2.2%を下回るとともに、法定雇用率達成企業割合については41.0%と、5割にも満たない状況が続いています。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で大阪府は、専門家の派遣や人材情報の提供など個々の事業主に応じたきめ細やかなサポートを行う大阪府障がい者雇用促進センターを開設され、障害者雇用に取り組む事業主のサポートなどを行っています。</p>
<p> </p>
<p> 少なくとも、全国平均を上回る取組みの推進が必要であると考えております。</p>
<p> </p>
<p> また、精神障害者の平均勤続年数は身体障害者や知的障害者と比較すると短いことから、精神障害者の職場定着に向けて、支援団体とも連携してきめ細やかな相談体制を充実させるなど、施策の強化が必要であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> さらに、障害者雇用の重要性を社会でより広く認識させるためにも、貝塚市でも身体、知的、精神の3障害全てを対象とした正規雇用を実施することが重要であると考えています。</p>
<p> </p>
<p> さらに、そのサポート体制の検討も必要となります。</p>
<p> </p>
<p> たしか身体障害者枠で市職員の採用は記憶にあるのですが、今後、様々な課題を克服して取り組むべきであると考えます。</p>
<p> </p>
<p> このことは他会派からも以前質問もありましたし、私が委員長を務めさせていただきました昨年の予算特別委員会でも、本市職員の採用について、知的・精神障害者の雇用を図られたいという意見も提出されました。</p>
<p> </p>
<p> このことについてどのように取り組まれてきたのか、また、その取り組んだ実績などを教えていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> さらに、公だけでなく民間へのアプローチ、障害者差別解消法や改正障害者雇用促進法の趣旨に沿った合理的配慮を行うとともに、相談体制の整備なども必要と考えますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次は、障害者雇用でありますが、現在本市では、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていて採用に至った職員はおりませんが、精神障害に限らず何らかの障害のある職員に対しては、障害の種別や程度などに応じた配属先の検討を行っているところであります。</p>
<p> </p>
<p> なお、今年度におきましては、大阪労働局による職場適応援助者(ジョブコーチ)支援を活用し、障害を持つ職員に対しまして、当人には職場の他の職員との関わり方や効率のよい業務の進め方を、また職場のそのほかの職員には障害特性を踏まえた仕事の教え方のアドバイスを受けるなど、障害を持つ職員の職場定着の支援に努めているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員おっしゃっておられました職員採用、今年度はどうだったかということですが、職員採用試験につきましては、身体障害者手帳の交付を受けた方だけではなく、療育手帳や精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方も受験ができますよう、受験資格を拡大して実施いたしました。</p>
<p> </p>
<p> その結果、身体障害者手帳の交付を受けた方が1名、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方が6名で、合計7名の方が本市を受験されました。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、結果としては採用には至りませんでした。</p>
<p> </p>
<p> 今後におきましても、個々の障害の特性や職務の内容、受入れ体制などを十分勘案し、常勤の正規職員だけでなく、非常勤職員の採用も含めた障害者の雇用につきまして、鋭意検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、障害のある方からの相談体制につきましては、就労相談も含め、市が委託をいたしております地域における相談支援の中核的な役割を担っております貝塚市障害者基幹相談支援センターや、障害のある方や家族を対象とする相談事業を実施いたしております市委託相談支援事業所が行っています。</p>
<p> </p>
<p> 就労相談を受けたときには、障害特性に応じ、就労移行支援や就労継続支援などの就労系の障害福祉サービスの利用を案内しているところであります。</p>
<p> </p>
<p> また、一般就労につきまして、本市単独では職業あっせんを行っていませんが、職業準備訓練から就職・職場定着に至るまでの相談・支援を実施する泉州中障害者就業・生活支援センターやハローワーク岸和田などの専門的な相談窓口を紹介し、障害のある方の自立と社会参加促進に取り組んでいるところであります。</p>
<p> </p>
<p> 令和2年4月に、南野議員がおっしゃっておられましたように改正障害者雇用促進法が施行されることから、引き続き、貝塚市といたしましては関係機関と連携を深めながら、障害のある方の就労支援や職場定着に努めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《防災行政無線放送設備について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号6、防災行政無線放送設備についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 町会放送設備へ試行的接続についてお尋ねしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 毎年のように発生する自然災害が各地に猛威を振るっています。</p>
<p> </p>
<p> 台風、局地的豪雨など、天気予報による情報も最近正確に伝わるようになっています。</p>
<p> </p>
<p> しかし、その情報の上をいくような想定外の被害が出ているのも現実であります。</p>
<p> </p>
<p> 行政も対応はしていただいていますが、全てを補うには限界があります。</p>
<p> </p>
<p> そのようなときに、防災行政無線など、避難所開設情報やいろいろな情報を伝えることが大切になってくると思われます。</p>
<p> </p>
<p> 平成30年7月の防災環境問題対策特別委員会で、防災行政無線の運用について説明をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 平成28年度から29年度にかけて取り組んだ貝塚市防災行政無線デジタル化整備の目的は、防災行政放送の難聴エリアを解消すること、地震に強い設備へ再構築することでした。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で、1の防災行政放送の難聴エリアを解消することにつきましては、以前、町会放送設備に接続していた戸別受信機を取り外し、新たに市内全域をカバーするシステムを、親局を1局、庁舎別館に、再送信子局を蕎原地区に1局設置、野外拡声子局を67局設置、戸別受信機を公共施設等に71局設置し、平成29年10月から供用を開始しました。</p>
<p> </p>
<p> 台風、大雨などで窓や雨戸を閉め切っていては、ふだん聞こえていても聞こえなくなります。</p>
<p> </p>
<p> 今まで聞こえていた放送が聞こえなくなったとの市民からの声を再三伝えましたが、今回やっと市政運営方針の中に、防災行政無線放送設備を町会放送設備へ試行的に接続し、難聴地区の解消に努めてまいりますと提案されました。</p>
<p> </p>
<p> 本市でも、防災行政無線での伝達に加え、無線放送内容のテレホンガイドでの確認やエリアメールの配信、フェイスブック、ツイッターなどのSNSの活用、ホームページへの掲載などを行っていますが、以前接続し聞こえていた町会放送設備を取り外し、また接続するということですが、どの地域を対象にしているのか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> また、町会放送設備と防災行政無線デジタル化整備の併用はできなかったものか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号6の防災行政無線放送整備につきましてですが、防災行政無線の町会放送設備への接続対象地域につきましては、これまで聞こえづらいとの声があり、町会放送に接続することによって課題の解消が見込まれる地域での試行を現在考えております。</p>
<p> </p>
<p> 令和元年度、もうそろそろ終わりですが、この3月中には澤町会を対象地域として、町会放送設備に接続することにより、音声がふくそうし聞こえづらくならないかなど、その効果について検証を行い、令和2年度には4町会を予定いたしております。</p>
<p> </p>
<p> 試行の結果になろうかと思いますが、4町会、令和2年度には接続していきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、防災行政無線のデジタル化につきまして、地震等による停電が発生しても市内全域で防災情報が伝達できるように整備を進めたものでありますので、町会放送設備との併用は現時点では考えておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《JR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号7のJR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想について質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 市内主要4駅で唯一バリアフリー化が未実施であるJR東貝塚駅のバリアフリー化が進むことは、大変うれしい限りであります。</p>
<p> </p>
<p> また、その周辺地区が重点整備地区と設定され、旧ユニチカ跡地の商業地区の発展に寄与し、ひいては貝塚市の発展に多大なる影響を与えることでしょう。</p>
<p> </p>
<p> また、その利用者、特に高齢者や障害者にとっては大変朗報であると考えているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 第5次貝塚市総合計画に、歩道のバリアフリー化や既存道路の改良など安全で利便性の高い道路環境の整備とありますが、どのように考えられているのか、具体的にお教えください。</p>
<p> </p>
<p> また、歩行者の安全確保のため、幅員が狭い道路は、地元及び警察との協議により、一方通行等の交通規制や部分的な拡幅等を行いますとのことですが、この地域の道路幅は、ご承知のとおり自動車同士の擦れ違いにも細心の注意を払わなければならず、歩道のない道路もあります。</p>
<p> </p>
<p> また、は~もに~ばすやタクシーの乗り入れもあると仄聞いたしましたが、どのように協議されようとしておられるのか、また、その時期はいつ頃になるのか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> また、商業地域、運動施設裏側の14メートル道路の活用の方法や工事工法がわかればお教え願います。</p>
<p> </p>
<p> 次に、鉄道駅舎についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> エレベーターやスロープの整備などのバリアフリー化とあります。</p>
<p> </p>
<p> エレベーターは11人乗りと仄聞いたしました。ホームが狭いため階段の設置ができないとのことですが、混雑時に対応できるのか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 先般、我が会派の同僚議員が11人乗りエレベーターに乗り合わせたところ、実際には七、八人で満員のような感じだったそうです。</p>
<p> </p>
<p> いささか通勤・通学時間帯は心もとない気がしますし、車椅子利用者からは2人同時に乗れるようにと要望されていますが、その点はいかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 次に、駅構内に多目的トイレを設置されると仄聞いたしました。周辺は下水道が未設置ですが、この機会に設置されてはと考えます。いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 最後に、供用開始は以前、令和4年4月をめどにとご答弁いただいておりましたが、今年の市政運営方針では令和5年と述べられていました。</p>
<p> </p>
<p> なぜ1年の遅れになったのか、その理由についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、JR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想につきましてでありますが、まず、JR東貝塚駅周辺における安全で利便性の高い道路環境の整備につきましては、現在策定中のJR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想に基づき、駅前広場へのアクセス道路の新設や、生活関連道路における歩道の拡幅、セミフラット形式への改修及び点字誘導ブロックの設置を計画しております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、既存道路における一方通行などの交通規制につきましては、歩行者の安全を確保するため実施いたします歩道拡幅工事に併せ、貝塚警察署や地元関係者の皆さんとこれからも協議を行ってまいりたいと考えています。</p>
<p> </p>
<p> 次に、新しく整備いたします駅前広場には、は~もに~ばす及びタクシーの乗り入れが可能となるよう、今後、関係機関と協議を進めてまいります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、新たに整備をいたします(仮称)東貝塚駅前線は、駅前道路へアクセスするための道路であり、既存道路と新たに造る道路との接続部分につきましては、自動車が安全かつ円滑に通行できるような縦断勾配や線形を検討するとともに、歩行者の安全性や快適性に配慮した歩道の整備を行ってまいる予定であります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、JR東貝塚駅において新しく設置するエレベーターでありますが、ご存じにように、駅のホームの幅が大変狭く構造上の制約がありますことから、現在、JR西日本では11人乗りのエレベーターの設置を計画いたしております。</p>
<p> </p>
<p> ホームが広かったりすればもうちょっと大きなものもできると思いますが、現在のホームの幅ではこれがもう最高だと聞いています。</p>
<p> </p>
<p> エレベーターに車椅子利用者が2人同時に乗れるようにとの要望は多方面からありますが、これに何とか応えられるよう、貝塚市としてもJR西日本に可能ではないか、どんな方法があるのかということを、まだ検討をご依頼しているところです。</p>
<p> </p>
<p> 次に、新駅舎の汚水排水につきましては、これは以前よりJR西日本と協議を行っておりますが、認可の関係で道路の地下埋設物がふくそうしておりまして、施工が困難な状態にあります。</p>
<p> </p>
<p> 現在、流下方向の変更について検討しているところであります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、新たに設置されます改札口の供用開始時期につきましては、JR西日本より、JR東貝塚駅はホーム幅が大変狭く施工方法に制約を受けることや、新たに支障物件の移設が必要となったことなどから、当初の想定以上に工期を要し、供用開始予定が当初の予定より約1年程度遅れる見込みであると聞いています。</p>
<p> </p>
<p> 実際動き出しますと、また若干の変化があろうかと思います。</p>
<p> </p>
<p> ここにつきましては、当初は3分の1がJR、3分の1が国、3分の1が市というスキームで始まりましたが、国からゼロ査定が来たときに、もうやめようかなと私は思いました。</p>
<p> </p>
<p> それでも、これは地域の人にお約束したことなんで、貝塚市が全部肩代わりするという約束をして、何度も国に通いました。</p>
<p> </p>
<p> 石崎副市長を同行し、何とかお願いして、工事にJRがかかってくれたわけです。</p>
<p> </p>
<p> なかったらもう何もないところで、ここでもうやめようと。国のほうから二、三年待ったらどうかと言われましたが、二、三年待ったら多分この話はなくなっていたと思います。</p>
<p> </p>
<p> ですから、めどの見えるところに一気に走ったので、若干の工期のずれはまたあるかもしれません。</p>
<p> </p>
<p> しかし、エレベーターについては、車椅子を2台乗せるような大きなものということを私も希望いたしておりますが、なかなかホームの幅が狭いという課題があるので難しいかなというのが正直な感想です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《空き家対策について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p>①空き家空き地対策について</p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号8の空き家空き地対策について、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> この間、新政クラブではこの問題を常に取り上げてまいりました。(通称)空き家・空き地等適正管理に関する条例は、そのような課題を一歩でも二歩でも進めたいという思いから取り組みました。</p>
<p> </p>
<p> 今や日本全国でも課題となっており、平成26年には空家等対策の推進に関する特別措置法が制定されるに至っております。</p>
<p> </p>
<p> このような中、貝塚市の条例にうたわれている不適切な空き家や空き地に対し、指導、勧告、措置命令、公表、代執行と行政として取り組めるようにも整備を進めてまいりました。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市内では一定の成果があったと思うわけですが、この1年間での相談件数、指導、勧告などの件数の内容をお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、空き家空き地対策についてでありますが、まず、空き家に対する本年度の相談等の件数は、令和2年2月末時点で相談が26件、指導が21件となっております。その相談内容に関しましては、屋根瓦などの建築資材の飛散のおそれや空き家敷地内の雑草の繁茂などの相談でございました。指導内容に関しましては、建築物の構造や設備に著しく問題のある空き家に対しまして、空家等対策の推進に関する特別措置法に規定する特定空き家などの判定を行い、所有者に対しまして同法に基づく指導を行いましたところであります。また、除却に向けた除却工事計画書の提出や雑草の刈取りなどの指導を行いました。</p>
<p> </p>
<p> また、空き地につきましては、令和2年2月末現在、相談が63件、指導が59件となっております。その相談内容に関しましては、ほとんどが雑草の繁茂であり、指導内容に関しましては雑草の刈取りの指導を行っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>②空き家除却制度について</p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、2点目の空き家除却制度についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 昨年まで、各議会や代表質問等でこの制度の不十分さや不具合などを指摘させていただき、一定の改善を得たと思っております。</p>
<p> </p>
<p> その一つに10年間自治会へ無償対応という条件がありました。ようやくその条件が撤廃され、新たな制度としてスタートしたわけですが、撤退後の制度の利用状況についてお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> さらに、空き家除却に際し市内業者を指定してみてはどうかと提案させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 昨年の段階で導入している自治体は、280自治体中84の自治体でありました。</p>
<p> </p>
<p> しかし答弁では、本支援制度の申請者は個人でありますので、業者選定の決定はその個人の方にお任せせざるを得ないということで、貝塚市のほうで市内業者に限定するという考えはありませんというものでありました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、私はこう思います。貝塚市の補助制度を使う上で、市内の業者を使う条件が本当におかしいことなのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> ここには、市内業者の育成、市内業者の発展という視点も含まれております。</p>
<p> </p>
<p> ぜひご一考いただければと考えますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、空き家除却補助制度につきましては、平成31年4月より補助対象を建築物の構造や設備に著しく問題のある空き家とする見直しを行っており、令和2年2月末時点で1件の申請があり、既に除却が終了いたしております。</p>
<p> </p>
<p> 空き家除却に際し市内の業者に限定する、このことは市内の業者の育成にもつながるということなので、ちょっとまた検討、研究をしていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 今年度の頭からでしたか、一応自治会という縛りをなくしてスタートしました。それで1件ということであったんですが、感覚的にはもっとあってもいいかなと僕は思ったりもする。あくまで感覚なんで、何とも言えませんが、この1件ということに対する貝塚市としての評価というか、1件しかなかったということですが、増やしていく方策があるのか、その辺どうお考えなのか、お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市整備部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 現在の補助制度といいますのは、国が定める不良住宅の定義、これに該当する建物を対象としております。</p>
<p> </p>
<p> この条件というのはかなり厳しい条件でありまして、貝塚市内で該当する建物というのが20軒から30軒程度ということになってございます。</p>
<p> </p>
<p> そのため、今年度は1件の利用のみとなってしまったという結果だと思います。</p>
<p> </p>
<p> 次年度に向けましては、件数が少ないということもございますので、個別にお伺いをいたしまして、制度の説明なり活用の促進なりを図っていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 国の制度を利用してということでありますので、なかなか条件は厳しいというのは理解できるのですが、例えば、あと何年かやってみて20軒ぐらいしかないのですということがわかった段階で、それならちょっと広げて条件を緩和するとか、まずはその20軒、30軒をやってからになると思うのですが、その辺は貝塚市としてどうお考えなのか、お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市整備部長</strong></p>
<p> </p>
<p> どうしても補助申請が皆無であるという状況になりますと、先ほど南野議員おっしゃられた条件の緩和というのは一定考えていく必要があるのかなと考えております。</p>
<p> </p>
<p> この条件といいますのが、建物の老朽化を点数化したものでありまして、今100点以上を対象としているというのがございます。</p>
<p> </p>
<p> これは国の補助金が100点以上を対象とするということになっております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、それを下げる70点、80点ということであれば、今頂いている国の補助金の対象にはならない。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、またいろいろと耐震に関して補助金があったりというのもありますので、何か一定そういう個人の建物の除却に対して補助金を出すということでございます。</p>
<p> </p>
<p> 国の補助金なり府の補助金があるというのが条件になってくると思いますので、そういう要件、補助金等々について一定あるということであれば、そういう変更をしていくというのも考えていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> いろいろ国や大阪府にも要望していかなければならない問題と思うのですが、使い勝手のいいように、せっかくつくったものですので、やっていけたらなと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>③空き家バンクについて</p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、3点目の空き家バンクについてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 市政運営方針の中で、若年世帯を対象とした定住促進住宅取得助成制度を一部見直し、空き家バンク登録の物件を取得する際の費用を助成してまいりますとあります。</p>
<p> </p>
<p> また、空き家バンク登録者に対し、家財道具の処分費用の一部を支援する制度を創設し、空き家の有効活用を促進してまいりますとあります。</p>
<p> </p>
<p> そこで、まず第1に、現在の空き家バンクの登録数などの実績はどのようになっているのか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 第2に、空き家バンク物件取得費用の助成及び家財道具の処分費用の支援制度について、どのような内容か、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長 </strong></p>
<p> </p>
<p> また、空き家バンクにつきましては、令和元年7月に貝塚市空き家バンク制度を見直し、その業務の一部をNPO法人に委託するなど、運営に関するサポート体制を構築しております。</p>
<p> </p>
<p> その結果、令和2年2月末時点で相談会を8回開催し、29組の方が相談に見えられ、うち現地調査を11件実施し、空き家バンクの登録に至った物件が2件となっています。</p>
<p> </p>
<p> また、空き家バンク登録物件の購入や借りたいと希望されている7名の方が既に利用登録をされておられます。</p>
<p> </p>
<p> 空き家バンク登録物件取得補助金につきましては、令和2年度から、空き家バンクの利活用を促進するため、若年世帯が築30年以上のバンク登録物件を取得した場合、最大20万円の補助金を交付するとともに、既に取得した建物に対し市の補助事業を活用した耐震改修工事を実施した場合、最大で30万円の上乗せの補助を行おうとするものであります。</p>
<p> </p>
<p> また、新たに創設する空き家バンク家財道具処分等事業補助金につきましては、空き家の持ち主に対しまして、空き家バンクに登録した物件が売買または賃貸契約が成立をした場合、家財道具などを処分する費用の2分の1を限度として、最大10万円の補助金を交付しようとするものであります。</p>
<p> </p>
<p> これは、令和2年度からの取組みとして始めていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> あと、空き家バンクの登録物件取得補助金と空き家バンクの家財道具処分の補助金についてですが、まず、空き家バンクの登録物件取得の補助金が令和2年度から始まるということなんです。これは、4月当初からということで理解したらいいんでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市整備部長</strong></p>
<p> </p>
<p> これは、今ある既存の若年世帯に対する取得補助金というのを一部要綱を改正いたしまして、空き家バンクの利用者で成約した方に対して補助金をお渡しするということで、4月1日からの施行を考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> あと、家財道具処分の補助金というのも並行して4月スタートと覚えておいたらいいんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市整備部長</strong></p>
<p> </p>
<p> これは新たな制度ということでございますので、併せて4月1日から施行する予定としております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> それでは、これはまたいろんな広報か何かに載せたり、多分、固定資産などの通知に入れたりして周知するということで思っていたらいいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市整備部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 一応、今のところは、ちょっとずれますが、4月広報で周知したいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《ごみ集積場所の管理について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号9、ごみ集積場所の管理についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 現在、本市では、ごみ集積場所を設けてごみの回収を行っている地域が多数あります。</p>
<p> </p>
<p> さらに、各家庭前にごみを出して回収を行っているところもございます。</p>
<p> </p>
<p> いずれにしましても、風雨やカラスや猫などの小動物の影響でごみの飛散が見受けられます。</p>
<p> </p>
<p> 管理責任者または利用する住民が日常的に適正管理されている集積所等は、きれいなまちづくりの推進並びに生活環境の保全を図ることを目的に、ごみ飛散防止ネットの貸与または助成制度が必要であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> 徳島市や札幌市、福島市、鹿児島市等で、町会や自治会等を対象に補助制度が取り組まれているところもございます。</p>
<p> </p>
<p> こうした先進都市を参考に助成制度を確立できないか、お尋ねいたしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> さらに、ごみの集積場所についてですが、現在、集積場所を決めている地域と家庭前にごみを出している地域があります。</p>
<p> </p>
<p> 住民の要望で集積場所を決めているところから、家庭へ変更したい要望がありました。各地域それぞれの課題があり、そのように要望されているのだと推測されるのでありますが、ある程度地域住民の合意があれば、その要望に応えるべきだと考えます。</p>
<p> </p>
<p> 集積方法の変更について、貝塚市の考え方をお示しください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、ごみ集積場所の管理についてでありますが、現在、本市のごみの排出方法には、戸別で家の前へ排出する方法、隣組など数軒で1箇所の集積場所へ排出する方法、ステーション方式の集積場所へ排出する方法の三つの形態がございます。</p>
<p> </p>
<p> 集積場所の整理整頓やごみ飛散防止ネットの利用につきましては、排出者の管理やマナーの範囲と考えておりますことから、現在のところ、ごみ飛散防止ネットの貸与や助成制度の実施は考えておりません。</p>
<p> </p>
<p> 次に、ごみの集積場所への排出から戸別の排出への変更につきましては、収集の効率化が図れるよう、本市の開発指導要綱においてもごみの集積場所の設置を規定いたしているところであり、現在、じんかい収集車が収集できる集積場所まで排出していただいている地域が多いのが現状であります。</p>
<p> </p>
<p> また、高齢者や障害者の方々で、身内や地域での支援を受けることのできない場合の対応につきましては、今後検討していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《人権行政の推進に向けて》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p>①大阪府人権3条例の評価について</p>
<p> </p>
<p> 次に、質問番号10、人権行政の推進に向けてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 1点目の大阪府のいわゆる人権3条例の評価についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 人権に関する三つの条例が、昨年10月25日、大阪府議会で成立いたしました。</p>
<p> </p>
<p> この三つとは、人権尊重の社会づくり条例の一部改正、性的指向及び性自認の多様性に関する府民の理解の増進に関する条例、以降、LGBT条例と言わせていただきます。三つ目に、人種又は民族を理由とする不当な差別的言動の解消の推進に関する条例、以後、ヘイトスピーチ条例と言わせていただきます。の三つの条例であります。</p>
<p> </p>
<p> 人権尊重の社会づくり条例は1998年に施行されました。</p>
<p> </p>
<p> この条例の下に、大阪府では同和問題、女性、子ども、障害者などの人権課題について個別の条例が制定され、取組みが進められてきました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、この条例には府の責務のみが規定されており、府民や事業者の責務は規定されていませんでした。</p>
<p> </p>
<p> 複雑多様化する人権課題に対応し、国際都市にふさわしい環境整備を図り、人権社会を実現するために、その担い手である府民、事業者の協力が不可欠であるとして、今回、条例の一部を改正し、大阪府民と事業者の責務が追加されました。</p>
<p> </p>
<p> 第3条として、大阪府民は、人権尊重の社会づくりの推進について理解を深め、その上で府の人権施策へ協力する努力義務があることを規定、第4条では、事業者には、事業活動を行うにあたり、人権尊重のための取組みを推進する努力義務があるとしました。</p>
<p> </p>
<p> LGBT条例では、性的マイノリティーの人権問題への社会の理解がいまだに進んでいない状況を踏まえ、国の法整備を待つことなく、喫緊の課題として大阪府自らが差別解消に向けた取組みを進めることを目的に提案されたものであります。</p>
<p> </p>
<p> 前文で、性の多様性に関する無理解により、個人の社会参加の機会が制限されるようなことがあってはならず、性的指向及び性自認を理由とした差別は決して許されないと明記されました。</p>
<p> </p>
<p> 理解増進に向けて、啓発、教育、相談への対応とともに、大阪府の実施する事業において多様性に配慮するよう努める第7条などが規定されました。</p>
<p> </p>
<p> ヘイトスピーチ条例は、国のヘイトスピーチ解消法施行後も依然として差別的言動が見られ、特にインターネットを利用した悪質な事象が発生していることを踏まえて提案されたものであります。</p>
<p> </p>
<p> 最大の特徴は、第7条で「何人も、人種又は民族を理由とする不当な差別的言動をしてはならない。」として、差別的言動の禁止規定が明記されたことにあります。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、大阪府人権施策推進審議会の答申が示したヘイトスピーチに対して罰則等を科すことは、適当と考えないなどを理由に罰則規定は設けないこととなりました。</p>
<p> </p>
<p> ヘイトスピーチ、不当な差別的言動は部落差別でも多発しており、特にインターネット上では、鳥取ループ・示現舎によって部落の地名や部落を暴く動画が公開されているなど現状があり、法務省が部落の所在地情報について削除の対象とするとの通知を全国の地方法務局に出しているというような対応も進んでおります。</p>
<p> </p>
<p> このことを踏まえ、大阪府の人権3条例に対して貝塚市の見解についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、人権行政の推進でございますが、まず、南野議員ご指摘の大阪府の人権3条例については、大阪府人権尊重の社会づくり条例につきまして府民及び事業者の責務が規定されたことによる改正であり、大阪府性的指向及び性自認の多様性に関する府民の理解の増進に関する条例、いわゆるLGBTの条例及び大阪府人種又は民族を理由とする不当な差別的言動の解消の推進に関する条例、これはいわゆるヘイトスピーチ解消推進条例は、いずれも国際都市にふさわしい環境を整備していこうということを喫緊の課題として制定されたものだと私は考えております。</p>
<p> </p>
<p> 本市といたしましても、全ての人が互いの違いを尊重し合って自分らしく生きることができる共生社会を築くためには、一人ひとりの取組みが必要であると考え、今後とも貝塚市としては関係機関と密接に連携して取り組んでいこうと、このように考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>②人権擁護に関する条例について</p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、2点目の貝塚市人権擁護に関する条例についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 本条例は平成6年12月に施行されました。</p>
<p> </p>
<p> 私も当時、本条例の制定に向け、市民運動として取り組んだことを昨日のことのように思い出すわけであります。</p>
<p> </p>
<p> 制定されて25年、この世の中は大きく変わりました。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどの質問でも述べましたように、LGBTやヘイトスピーチといった新たな人権課題も出てきました。</p>
<p> </p>
<p> そうした意味合いからも、この人権擁護に関する条例が多岐にわたる課題に対応できるのかどうか検討が必要だと考えます。</p>
<p> </p>
<p> ここでも、考え方はいろいろあると思います。</p>
<p> </p>
<p> 一つは、人権擁護に関する条例を改定し、多岐にわたる人権課題に対応し得る条例にする。</p>
<p> </p>
<p> もう一つは、それぞれ個別で条例を制定し、個別に対応する。私自身は、それぞれ特性を考えたときに個別に対応せざるを得ないと思いますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> さらに、先ほど、人権擁護に関する条例が制定され25年と言いました。</p>
<p> </p>
<p> この25年間で条例に書かれている意識調査等は行われたのかどうか、その実施についてどのように取り組まれたのかをお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、貝塚市人権擁護に関する条例についてでありますが、平成6年12月に施行され、当時は南野議員も条例の制定に活動されたとお話をお伺いいたしました。</p>
<p> </p>
<p> その条例の具体化に向け、人権尊重を生活の中に具体化するための施策を今まで推進してまいりました。</p>
<p> </p>
<p> 平成17年4月に、より体系的な施策を講ずる必要があるから貝塚市人権行政基本方針を策定し、この方針に基づきさらに推進をしてまいりました。現時点での条例の改正または個別に対応する条例の制定は、考えておりません。</p>
<p> </p>
<p> 次に、意識調査をすべきではないかということですが、平成7年度に貝塚市民人権意識調査を実施し、その後は人権に特化した調査ではありませんが、貝塚市男女共同参画計画第2期、第3期策定時のケース、本市総合計画第4次、第5次策定時に市民意識調査を行っており、今後とも、特化した調査ではなく、何かの計画と一緒に調査をしていこうと、このように考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 人権擁護に関する条例のところで、意識調査をやるという規定で、平成7年に人権意識調査をやったということであります。</p>
<p> </p>
<p> それで、市長のほうから、いろんな計画とかをやるときに併せて人権意識調査もやっていきたいということで答弁いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 答弁にありました男女共同参画計画のところとか総合計画4次、5次で4回ほどされているんですが、例えば、男女共同参画計画の第2期はいつだったのかなど、それぞれの時期について教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 男女共同参画のアンケート、意識調査をやったのは、第2期については平成13年度、第3期は平成23年度、総合計画の第4次については平成15年度、第5次につきましては平成26年度で実施しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> これからもこういった形で、何かの折に市民の人権意識を調査していこうということで市長もご答弁いただいたのですが、平成7年のものは多分、いろんな分析などがあったように思うのです。</p>
<p> </p>
<p> 男女共同参画計画の第2期、第3期や総合計画の第4次、第5次という、この部分の意識調査の分析というのは、恐らくやられていると思うのですが、それはされていると思っておいたらいいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>◎都市政策部長</p>
<p> </p>
<p> 分析についてはしておりますが、ちょっと今、手持ちがありませんので。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> できましたら、どういった調査をしてどんな結果が出たとかいうのは、また別途、こんな議会の場で説明ということは思いませんが、何らかの形で教えてと言ったら、教えてもらうことは可能ですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 当然、周知させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>③LGBT条例と貝塚市同性パートナシップ制度について</p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、3点目のLGBT条例と貝塚市同性パートナーシップ制度について質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府は、LGBT条例の制定を受け、本年1月22日に大阪府パートナーシップ宣誓証明制度を開始いたしました。</p>
<p> </p>
<p> これまで何度か質問もしてきました同性パートナーシップ制度のことであります。</p>
<p> </p>
<p> このことにより、府営住宅の入居資格要件を拡大し、パートナーシップ関係にある方の入居が可能となりました。今後、様々な条件の整備が整ってくるものと期待しております。</p>
<p> </p>
<p> 一方、市長の市政運営方針の中の「市民とともに 紡ぐ まちづくり」の中で、府と連動して本市同性パートナーシップ制度を創設することにより、性的マイノリティーの方が社会において自分らしく生きることができるよう支援してまいりますとあります。</p>
<p> </p>
<p> このことを受けて、以下質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず、第1に、大阪府のパートナーシップ制度で実現した府営住宅の入居条件の拡大で、本市市営住宅でも入居要件の整備が必要となってくると考えますが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 二つ目に、本市のパートナーシップ制度の創設までの予定をお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 三つ目に、制度導入後における啓発の取組みについてであります。</p>
<p> </p>
<p> この宣誓書があれば、手術する際の同意や付添いなども親族と同様に扱ってもらえるようにすることが望ましいと考えます。</p>
<p> </p>
<p> 市立貝塚病院での対応や市内病院への協力の依頼なども必要となってくると考えますが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> さらに、貝塚市若年世帯住宅取得補助事業などもこの宣誓書で対象となるよう整備する必要があると考えますが、いかがでしょうか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> また、現段階で夫婦であれば活用できる制度があるのであれば、順次この宣誓書で対象とすべきであると考えますが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 四つ目に、制度導入後に様々な事例が生起することが予想されています。</p>
<p> </p>
<p> 多様な性に対して、多様な取組みで対応しないといけない場合もあると思います。</p>
<p> </p>
<p> 権利関係など、困難な課題もたくさん出てくると予想されます。</p>
<p> </p>
<p> 今後考えられる課題について、どのように認識されているのか、お示しください。</p>
<p> </p>
<p> 五つ目に、市内小・中学校の制服の問題も、いずれ対応しないといけないときが来ると思います。</p>
<p> </p>
<p> 数年後には第二中学校が制服をブレザー式に変更することにより、ズボン、スカートを選択できるようにすると仄聞いたしました。</p>
<p> </p>
<p> 他の制服を用いる学校での対応はどのようにお考えなのか、お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次に、パートナーシップ制度についてですが本市市営住宅の入居につきましては、本市同性パートナーシップ制度の創設に合わせまして、それに基づき、本市の市営住宅に入居も可能としようと考えています。</p>
<p> </p>
<p> 予定はいつかと聞かれておられましたが、全職員対象の研修をまずは実施し、市職員が制度、そして世の中の置かれている社会状況などを十分理解を深め、令和2年度中に制度を立ち上げていこうと、このように考えています。</p>
<p> </p>
<p> 三つ目の制度導入後における啓発の取組みにつきまして、特に市立貝塚病院をはじめとした市内の医療機関などへの協力の依頼、制度の周知など、必要なものについてはこれも考えていこうと思います。貝塚市若年世帯住宅取得補助事業につきましても、本市同性パートナーシップ制度の創設に合わせまして、宣誓書などの取得者に対し当該補助事業の対象となるよう、要綱の改正を行う予定であります。</p>
<p> </p>
<p> 四つ目の今後考えられる課題につきましては、この制度によって法的な権利が発生するということがない中で、南野議員ご指摘のとおり、これから克服すべき課題も予想されています。</p>
<p> </p>
<p> しかし、貝塚市としては可能な限り支援を実施し取り組んでいこうと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員は夫婦対象の事業についてどうかと聞かれていましたが、それもその都度、ケース・バイ・ケースで対応していこうと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎教育長</strong></p>
<p> </p>
<p> 性的マイノリティーの児童・生徒への対応につきましては、国の通知や国がまとめた教職員向け資料に基づき、各学校への指導助言を行っておるところです。同資料には、学校生活での支援については、服装の項目では、自認する性別の制服・衣服や体操服の着用を認める、そのような学校の事例を紹介し、参考とするよう求めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては、小・中学校16校のうち制服及び標準服を採用している学校は11校ございます。</p>
<p> </p>
<p> 小学校6校につきましては、全ての学校でズボン、スカートのどちらの着用も認めております。</p>
<p> </p>
<p> 中学校につきましては、相談があれば対応するということにしております。</p>
<p> </p>
<p> 今後も、各学校において、性的マイノリティーの児童・生徒をはじめ、全ての子どもたちにとって居心地のよい学校となるよう取組みを進めてまいります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 続きまして、同性パートナーシップの件で、ここで市長のほうから令和2年度中に貝塚市の制度はつくっていくよということでご答弁いただきました。</p>
<p> </p>
<p> そこで、先ほど質問の中でも申しましたように、1月22日に大阪府はもう既に出発しています。</p>
<p> </p>
<p> 何らかの形で、貝塚市民であろうが大阪府民でありますし、その当事者が大阪府庁に行って宣誓書を取ることは可能だということになるので、ちょっとタイムラグがどうしても生まれてくると思うので、もう既に多分宣誓書を受け取っている方、いるのかいないかはわからないですが、受け取っている方が例えば市営住宅に申し込むときに、大阪府営住宅がいけて貝塚市営住宅はだめということにはならないと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> 先ほどの答弁であれば、多分、貝塚市の同性パートナーシップに合わせて貝塚市営住宅の募集要件も見直すという答弁だったと思うのですが、そこは、もうできることはどんどん先送りにやればいいと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、貝塚市営住宅の入居条件、それと若年者住宅取得補助事業なども、別に貝塚市の同性パートナーシップ制度ができなくても大阪府の宣誓書があればできるというふうにしておかないと、制度的にはちょっとおかしなことになってくると思うのですが、その辺の考えはいかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 今現在、大阪府のほうからも市の担当部局に、大阪府の取った分については貝塚市営住宅でもそれを適用できないかというような調査等が来ております。</p>
<p> </p>
<p> その辺は本市も入れていくという前提ですので、できる限り問題がないような形で調整してまいりたいと考えております。</p>
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<p> </p>
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<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> それは、貝塚市の若年者世帯住宅取得補助事業も同じと考えておいてよろしいですか。</p>
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<p> </p>
<p><strong>◎都市政策部長</strong></p>
<p> </p>
<p> それについては、貝塚市単独の事業でございますので、時期等については当然貝塚市が入れたときでもそれは適用できますので、その辺のところについては、ずれた場合については相手には十分説明してまいりたいと考えております。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> この制度については、要するに貝塚市に住んでいない人に貝塚市に住んでくださいよと若者を呼び込もうという制度でありますので、例えば、貝塚市以外に住んでいるパートナーシップ宣誓書を持った人が貝塚市に来て貝塚市で探すというときに、別に貝塚市のパートナーシップ制度ができなくても大阪府で認められているなら、これは要綱を変えるだけで済む話と違うのかなと僕は単純に思ったりするのです。その辺はどうですか。そんな簡単な問題じゃないのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎都市整備部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 先ほども答弁しましたように、一応これは貝塚市の単独財源を使った事業、補助金として支出するということでございますので、今想定しておりますのは、これはこちらに住まわれて住民票を移されてからの申請ということになります。</p>
<p> </p>
<p> そういう場合は、貝塚市でパートナーシップ制度ができましたら、宣誓していただいたらそれは対象になるということになってくるかと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> だから、僕が言うているのは、貝塚市に来てくれるのでしょう。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市のパートナーシップができる前に大阪府でパートナーシップとして認められていたら、いわゆる夫婦と同じ条件ですよね。</p>
<p> </p>
<p> それを、貝塚市単独の予算でやっているというのはわかるが、そこで時期にタイムラグがあったらおかしくなるのと違いますかということ。</p>
<p> </p>
<p> だから、それが要綱で夫婦になっているなら、そこは大阪府のパートナーシップ宣誓書で認められている人というのを一言入れたらそれで済むと僕は思ったんですが、そうではないんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎石崎隆弘副市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 先ほどの貝塚市営住宅も含めて、基本的には貝塚市のパートナーシップ制度に伴って貝塚市としての施策を打っていくというところが私は基本だと思っております。</p>
<p> </p>
<p> ですから、大阪府の制度があるから貝塚市の制度もやるというのは順番的には違うと思っていますので、できるだけ貝塚市の制度を早く創設することによって支障がないような対応は取るべきだと思いますが、大阪府の制度があるからということで貝塚市がやるものに対して先行的に実施するというものは、順番的には違うのではないかと認識しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> ちょっとわからないですね。違うんです。</p>
<p> </p>
<p> 要は、例えばこの制度でいうと、結婚して籍が入って貝塚市にどこかの市から来て、この制度を受けて住宅とか取得できるというのは、これは普通の話ですよね。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市民だって大阪府民ですよね。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府に住んでいるのは間違いないですよね。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府で宣誓を受けたカップルが貝塚市に引っ越してきた。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府である制度で来たというので、要綱を変えるだけで済むと思うのです、もう既にある制度なので。その辺を僕はそう思うのですが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 大阪府のほうから大阪府の市長会のほうに申入れがありました。</p>
<p> </p>
<p> 大阪府営住宅と同じような扱いを各市営住宅でやってくれ、これはみんな了解しました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、各市ごとに個別の施策、例えば亀岡部長が言いましたように、市の財源を使うものについては市の判断みたいなことが言われた。</p>
<p> </p>
<p> ですから、南野議員、簡単です。パートナーシップ制度を早いこと立ち上げたら何の問題もないので、石崎副市長はその辺を言っているので、その辺のことを含んでご理解いただければと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> そしたら、一日も早く制度をつくっていただくように、切にお願いしたいなと思います。</p>
<p> </p>
<p> あと、制服の件ですが、一応、小学校は全て今いろいろ認めているということでご答弁いただいて、中学校については相談があればということであったと思うのです。</p>
<p> </p>
<p> この間、たまたま第二中学校から、制服が変わることによって選べますよということでアナウンスがあったのです。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、相談しやすいのかしにくいのかなど、それはまたいろんな要件があったり、先ほどの中山議員のLGBT教育の中でどんどん言いやすい環境ができてくると思うので、そういった意味では、当初から相談があればということではなしに、そんなこともできますよというアナウンスも必要と違うのかなと思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎教育部参与</strong></p>
<p> </p>
<p> これまでも学校のほうでは、個別の生徒に寄り添い、対応もさせていただいているところですが、制服等の変更の時期であるとか取組み内容の紹介も踏まえながら、保護者に広くまた機会を捉えて啓発していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《財産区財産の活用について》</h3>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 最後の質問番号11、財産区財産の活用についてお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 平成31年第1回定例会代表質問において、農業用ため池に太陽光発電を利用できないか提案させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> いわゆる財産区の活用であります。</p>
<p> </p>
<p> 近隣の泉南市でも取り組まれていたこともあり、ため池を所有する財産区委員会より強い要望もいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 現状では、財産区が所有する財産は、転売、廃止は認められていますが、貸与は法的に財産区の保全を目的とする行為に限定されていることから、適切な対応をしたいと思いますと回答いただきました。言い換えると貸付けは難しいということだと思います。</p>
<p> </p>
<p> また、今年の決算特別委員会でも、私のほうから財産区財産について貸付けはできないものかを質問させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> その答弁として、貸付けという行為につきましてはあくまでも例外的な行為にあたりまして、貸付けを行わなければならない理由が必要ということになってきます。</p>
<p> </p>
<p> それで、地元の財産区からでも、貸付けで収益を上げるのでなく、あくまでも管理運営をするための方策として使えないかということが提起されているところでして、我々としても、その辺りについて法を超えない範囲で可能かどうかという研究をしているところでございますとありました。</p>
<p> </p>
<p> そこで、私もいろいろ政党に問い合わせたりして調べさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 地方自治法を所管する総務省へ問合せをしていただき、その見解として、地方自治法第296条の5、「財産区は、その財産又は公の施設の管理及び処分又は廃止については、その住民の福祉を増進するとともに、財産区のある市町村又は特別区の一体性をそこなわないように努めなければならない。」とされていて、施設の管理という部分では当該自治体の判断であり、貸付けについても問題にならないという見解が示されました。</p>
<p> </p>
<p> これまで指摘してきましたように、あくまでも管理という部分であるものの、その選択肢は広がったように感じました。</p>
<p> </p>
<p> そこで、いま一度、本市の財産区財産に対する貸付けに対する見解をお示しください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎藤原龍男市長</strong></p>
<p> </p>
<p> 次は、財産区、これも長年の課題ですが、財産区の運営は、地方自治法におきまして、財産区住民の利益を保護することと同時に、財産区を含む市町村全体の一体性を損なわないということを基本原則とされています。</p>
<p> </p>
<p> これに鑑み、本市の財産区財産の貸付けについては、まず財産区住民の利益を保護するという観点から、一つ目として、売却ではなく貸付けを行わなければならない理由があること、二つ目として、貸付けをしても財産区住民に支障がなく、貸付け期間中において利用の予定がないこと、また、市との一体性を損なわないという観点から、そして三つ目として、貸付けをすることに公益上の必要性がある、この三つの要件に照らして、個別案件について市として判断してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 財産区財産のことですが、要は三つの条件をおっしゃったと思うのです。この三つの条件がそろったら対応は可能だと思っておいたらいいのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎総務市民部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 三つの要件を総合的に勘案しまして、三つの条件がそろった時点で総合的に判断して、個別ごとに判断してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> その中で、細かいようで申し訳ないですが、売却でなく貸与を行わなければならない理由があることという、これは具体的に何を指しているのかなと思うのですが、何か想定する、これならいけるとかいうのがあるのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎総務市民部長</strong></p>
<p> </p>
<p> 具体的にこれというのはないですが、大まかに言いましたら、その財産区の財産について、今は使わないが将来は利用しようというような予定があって、将来利用するまでの間、売却ができないというような理由がある、将来的な部分で何か利用計画があるといったところが該当するのかなと考えます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◆南野敬介議員</strong></p>
<p> </p>
<p> 今のご時世で財産区を持っているところが、将来的にそれをどうするかというイメージを持っているところはなかなか少ないと思うのですが、今、現実的にその管理をどうするか困っているところがたくさんあるわけで、こういった質問に移っているわけで、要は、そこはもう地元の財産区がその理由をある程度考えてもらって、今は何も使い道はないが将来的にはというイメージだけを持っていればこれに事足りることなのか、いやもうきっちりとそれに向けてやってもらわないと困るというのか、イメージもなしでも、今は管理するだけで大変やからこれをどうにかしたいというので可能なのか、その辺の見解だけ教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>◎総務市民部長</strong></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> 将来の計画というのがどこまで具体的かとか、その辺はまた別の問題としまして、例えば今ある町会館を建て直す用地として考えておられるなど、そういった遠い将来ということでもそれは差し支えないかと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 今現在が管理に非常に支障を来しているということであれば、一定の要件には該当するのかなと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2019-11-29T10:34:00+09:00
令和元年 12月定例会(第4回)阪口芳弘議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3163347
<p><strong>※一括質問方式で質問しましたが、わかりやすく一問一答式で編集して掲載されています。よって正式な議事録ではありません。</strong></p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;">《旧清掃工場跡地利用の進捗状況について》</span></h3>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◆阪口芳弘議員</span></strong></span></p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/191121141835-5dd61e2b2fcd4.jpg" target="_blank"><br /></a><a href="https://cdn.goope.jp/10401/200302112039-5e5c6d77e8736.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/200302112039-5e5c6d77e8736_m.jpg" alt="IMG_1491.JPG" style="float: left;" /></a> お許しをいただきましたので、通告順に質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 質問番号1番の旧清掃工場跡地利用の進捗状況について質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず、平成26年に開催された岸和田市貝塚市清掃施設組合の定例会の決定事項で、旧清掃工場の跡地利用については、質問、意見、要望等はその該当する市の行政担当が窓口であり、その意見、要望を市の意見として、跡地検討会議に提出されるものであるとのことですので、本定例会で質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> この質問は、私が議員をさせていただいて初めての質問でしたので、12年間以上この質問をさせていただいていることになります。</p>
<p> 平成18年に操業停止し、その後、工場建屋の解体が平成26年に始まり、平成27年に完全に撤去に至ります。</p>
<p> </p>
<p> 平成19年の質問も、工場建屋の解体のみならず、跡地利用についても質問させていただいておりまして、跡地利用については、その答弁として、阪南2区移転検討会議の専門部会として岸貝両部会を設置し、都市公園的な利用や残置の売却など一定の試案が示された経過があるが、現状として、ダイオキシン類等の除去に要する膨大な経費の財源の見きわめがつかない、今後においては循環型社会形成推進交付金交付要綱に基づく交付金や地方交付税による地方財政措置を検討し、跡地利用について積極的に検討するという答弁をされております。</p>
<p> </p>
<p> このような交付金の活用は、現実問題としてなかなか前に進んでいきませんので、難しいのではないかと私自身感じておるのですが、その経過と説明をお願いします。</p>
<p> </p>
<p> また、平成27年の跡地検討会議の中で、現状のまま跡地の適正管理に努めていくとの説明でありましたが、その後、検討会議は開催されたのか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 土壌汚染対策法及び大阪府生活環境の保全等に関する条例により、土壌汚染調査が必要な土地とされているために現状のままでは使用できないことは承知いたしておりますが、土地利用履歴調査をされ、過去の有害物質の使用等を把握し、1番、土壌汚染が存在するおそれがないと認められる土地、2、土壌汚染が存在するおそれが少ないと認められる土地、3、土壌汚染が存在するおそれが比較的多いと認められる土地という、三つに区分された調査が出されると聞いておりますが、その結果をお示しください。</p>
<p> </p>
<p> 以前の質問で、ソーラーパネルの設置について質問させていただき、そのエリアに一般の人の立ち入りがないということもありますので、当該土地の利用の一つの選択肢ではあり得ると答弁いただきましたので、その結果、一部の業者も興味を示しましたが、全く進んでいない状況であります。</p>
<p> </p>
<p> また、民間から、トラックのターミナルの利用という話もさせていただきましたが、これも同じく進んでいない状況であります。地元の方々の意見では、せっかくの土地を何かに有効利用してほしいという意見が私のほうにも寄せられております。</p>
<p> </p>
<p> そこで、まとめの質問をさせていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 地球温暖化の影響が指摘される気象災害が相次いでいる中、先般も台風が勢力を落とさずに、大阪府、貝塚市にも接近して、甚大な被害が各地で相次いでおります。</p>
<p> </p>
<p> 温暖化を抑制する議論は国内ではほとんど進まないのが非常に残念ですが。</p>
<p> </p>
<p> これはさておきまして、昨年の台風第21号で排出された災害ごみは、各自に適当な場所に出され、自治体はその対応に迫られました。</p>
<p> </p>
<p> そのごみの種類を分ける仮置き場や災害ごみの分別作業場に使用してはと考えます。</p>
<p> </p>
<p> 他市で、災害ごみをグラウンドに置いたところ、アスベスト等の有害物質が持ち込まれ、それが浸透し、グラウンドの土を入れかえたところがあったと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> 要するに、グラウンドや公園内に、その土の上に直接ごみを置くのはいかがかと考えるのであります。旧清掃工場跡地はそれにふさわしい適当な場所であるのではないかと考えます。</p>
<p> </p>
<p> まずは、その利用のために整備し、対応してはと考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎総務市民部長</span></p>
<p> 質問番号1、旧清掃工場跡地利用の進捗状況についてご答弁させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まず、循環型社会形成推進交付金の活用に関してのご質問ですが、平成22年3月に岸和田市貝塚市清掃工場(旧工場)解体基本計画を策定し、環境省の交付金を活用して、平成27年までの5箇年をかけて旧工場を全面解体する予定としておりました。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、平成23年3月に発生しました東日本大震災の影響により、同交付金がつかなくなったことにより、解体工事の範囲を見直し、工場の地上部分のみの解体を行い、現在も地下部分については、いまだ解体が行われていない状態にあります。</p>
<p> </p>
<p> 2点目にご質問の跡地検討会議は、平成27年の地上部分解体以降、貝塚市、岸和田市、岸和田市貝塚市清掃施設組合の3者により4回開催しております。</p>
<p> </p>
<p> 3点目にご質問の土地利用履歴調査の結果につきましては、土地全体の約7割が土壌汚染が存在するおそれが比較的多いと認められる土地で、約3割が土壌汚染が存在するおそれが少ないと認められる土地という結果でございました。</p>
<p> </p>
<p> 最後にご質問の今後における利用方法ですが、現在、両市の副市長を含む理事幹事会におきまして、阪口芳弘議員ご指摘のように、災害が発生したときの災害ごみの処理を行う場として活用できないかを検討しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 今年3月に大栄環境ホールディングス株式会社と災害廃棄物等の処理に関する基本協定書の締結を行いましたので、来年度策定予定の災害廃棄物処理計画の中に、災害ごみの分別作業場所の一つとして位置づけることも含め、検討を進めてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> 自席からでございますが、再質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 1番の旧清掃工場跡地利用の進捗状況についてと2番の幼少期の子どもや小・中学生の教育環境について質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 先ほど循環型社会形成推進交付金が東日本大震災のために使えなくなったということで答弁されておりますが、その後8年たっているのですが、これが復活する要素はないのかどうか、まずお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> それと、跡地検討会議を4日間されたというお話でしたが、どのような内容でされたのか、お伺いします。</p>
<p> </p>
<p> そして、土地利用履歴調査をされたということでございますが、これもサンプル調査が必要なのかと思うのですが、これについてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> あと、災害ごみの種類の分別作業場にということで、これから議論していただけるわけですが、その施設の整備をやっぱりしていかないと、常に使用できる状況にしておかないといけないのではないかということで、その施設の整備はどう考えておられるのかをお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎総務市民部長</span></p>
<p> ご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> まず、1点目の循環型社会形成推進交付金の活用について、最初の段階ではできなかったということでございますが、それが復活するようなことはないかというご質問であったと思うのですが、それについてはこの時点で、私どものほうで現在どんな状況になっているかは把握していない状況でございます。よろしくお願いします。</p>
<p> </p>
<p> 2点目の跡地検討会議の内容について、4回の会議の内容につきまして、まず平成27年以降に4回開催された会議の内容については、平成27年5月26日と平成28年3月8日の会議におきましては、地上部分の解体撤去工事後の跡地のあり方について協議が行われまして、両市において跡地を使って何か公共事業のようなものをすると決定した時点で、それぞれの市から申し出により、会議を再開しようということとなりました。</p>
<p> </p>
<p> 昨年度には岸和田市貝塚市清掃施設組合で活用の目安となります土地利用履歴調査が行われ、平成31年2月14日には会議がまた開催されたわけですが、その時点では調査の結果が報告され、土地全体の約3割に当たる部分で土壌汚染が存在するおそれが少ないと認められる土地の活用について検討していくという会議となりました。</p>
<p> </p>
<p> それで、直近の跡地検討会議におきましては、令和元年6月25日に開催されておりまして、それで理事幹事会に報告することという前置きをつけまして、引き続き活用できる方法を模索しているところですと会議の内容を聞いております。</p>
<p> </p>
<p> それと、あと三つ目の土壌汚染のサンプル調査につきましてですが、全体の約3割の土地で土壌汚染が存在するおそれが少ないと認められる土地という部分が、正門付近で道路に面しているため、その部分だけでも活用できないかと考えまして、土壌調査を検討したところですが、土地を活用するにあたっては、その部分だけの調査ではなく全面調査が必要とされたため、現在まで土壌調査は行っていない状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> それと、最後の施設災害ごみの分別作業所などとして活用する場合には、施設の整備が一定必要ではないかというご質問でございますが、今後、災害ごみの分別作業場所の一つとして活用となる場合におきましては、跡地の土が外に持ち出されないためにも、何らかの方策、どのような方策かというのは具体的には今のところ上がってはおりませんが、そういう何らかの方策は必要と考えておりますので、関係部局と調整の上、進めていくということで私どもも考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> 自席からでございますが、再々質問させていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 旧清掃工場跡地利用の進捗状況について、1点だけ。</p>
<p> </p>
<p> これは私、長いこと質問させていただいて、いろんな提案をさせていただいてまいりました。以前は町会の墓地に使わしてほしいとか、あるいはソーラー発電にしたらどうかとか、あるいは今申し上げたように、トラックのターミナルにというような話もいろいろしてきましたが、現実問題として、選択肢としては非常に限られてしまうということです。</p>
<p> </p>
<p> それで今回、こういう最後の選択肢というか、これしかもうないというような質問をさせていただいたのですが、この辺で、十何年間も引き続けてしているので、一応の方向づけだけでも教えていただいたらと。</p>
<p> </p>
<p> 今教えていただきましたが、逆にこれしか私自身もないと思っているし、行政側もなかなか難しい問題なので、「はい、これ」というわけにはいきませんが、できたらこの方向で進んでいただきたいと考えていますが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長</span></strong></span></p>
<p> 私としても、とりあえず土壌汚染調査をして、クリーンなところを公募できないものかと思い、岸和田市貝塚市清掃施設組合事務局に指示をしました。</p>
<p> </p>
<p> しかし、実際のところ上級官庁からは、それは結果を見てもだめだと、もう同じ敷地内でそのようなことは道理としてできないということで、正直、今考えているように、昨年の台風第21号でもありましたように、やはりどこかああいうようなもしものときの集積場所というのは、1箇所、市内で要るのであろうと考えています。</p>
<p> </p>
<p> そういう観点で、阪口芳弘議員がご提案いただいたような内容、これが私としても、今のところ考え得る方策ではないかと考えています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="font-size: 14pt;">《幼少期の子どもや小・中学生の教育環境について》</span></h3>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> 次に、質問番号2番、幼少期の子どもや小・中学生の教育環境についてお伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 幼少期や小・中学校の教育がどれほど大切であるかということから、本題に進めさせていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 子どもの脳の発達を脳科学者の友田明美氏は、その著書「子どもの脳を傷つける親たち」の中で詳しく記載されていますが、脳には、その発展過程において、外部からの影響を受けやすい、非常に大事な時期があり、それは胎児期、乳幼児期、思春期であるとのことであります。</p>
<p> </p>
<p> また、こうした人生の初期段階に、親や養育者といった身近な存在から適切なケアと愛情を受けることが、脳の健全な発達には必要不可欠であると述べられています。</p>
<p> </p>
<p> 最近、報道で特に目立って取り上げられる、親の子どもに対するネグレクトや虐待といった問題は、まさにその胎児期、乳幼児期、思春期にあたり、非常にいまいましい問題であると言わざるを得ません。</p>
<p> </p>
<p> その大事な時期の環境いかんで、子どもの脳は影響を受け、発達段階において変形してしまうこともあると、友田先生は書かれています。</p>
<p> </p>
<p> そして、悪影響を受け、正常な発達ができなかった子どもたちが愛着障害に陥ることも多いとされています。</p>
<p> </p>
<p> 愛着障害とは、簡単に説明しますと、安全が脅かされるような体験をしたときに、心を落ちつけるために戻る場所がない状態を指します。</p>
<p> </p>
<p> 親が子どもに対してネグレクトや虐待をする、あるいは養育者が何度もかわるなどの原因で、子どもにとっての安全な場所が用意されていない状態のことであります。</p>
<p> </p>
<p> ここで、ネグレクトや虐待には、報道で取り上げられるような重大なものから、日常にある小さなことまで含まれているということを話しさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、一番理解いただけるのは、スマホ育児のネグレクト。内閣府の調査によると、近年、親だけでなく、2歳児や3歳児、そして9歳児ともなると、89.9%がインターネット接続機器を使用していることが判明し、その利用の平均時間は1日60.9分という結果が得られたとのことでありました。</p>
<p> </p>
<p> このような結果から、親子のスキンシップなどのコミュニケーションが足りているのかどうか、疑問に思うところであります。</p>
<p> </p>
<p> さて、ここでお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> 本市では、ネグレクトや親の子どもに対する虐待について、どのようにその実態を把握し、対策をとられているのか。また、とられている対策方法の効果はどのようなものなのか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 現在、本市においても他市同様、ボランティア活動団体により、子育て支援活動が行われております。ボランティア活動により、子育て中の親や家族や周りの方々への注意喚起など、熱心にされている方々には頭の下がる思いであり、この場をおかりしてお礼を申し上げたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、全国的にも大阪府や本市においても、先ほどから申し上げているネグレクトや虐待の件数は増加の一途をたどっています。</p>
<p> </p>
<p> ここで、考えられる重大な問題があります。それは、ネグレクトや虐待を受けながら成長した子どもが成人し、社会に出て、当然の流れではありますが、また今度は自分の子どもを育てていくわけであります。</p>
<p> </p>
<p> 「三つ子の魂百まで」、「子は親の鏡」と昔から申しますように、子どもは親を見て育っていきます。</p>
<p> </p>
<p> 親のまねをしながら、人間として育っていくわけであります。とするならば、ここで負のサイクルが起こらないとは言えません。どこかで負のサイクルをとめる努力をしなければ、ネグレクトや虐待はふえ続けていくのではないかと考えられます。</p>
<p> </p>
<p> また、ネグレクトや虐待によって傷つけられた脳により、コミュニケーション能力が著しく乏しくなり、現実逃避のために麻薬に手を出したり、何らかの犯罪に巻き込まれたり、犯罪に手を染めるといった少年犯罪が引き起こされていることも、脳科学者によって明らかにされています。</p>
<p> </p>
<p> そして、最近の統計によると、少年犯罪は、再犯をする少年の数が増加しているとも言われています。</p>
<p> </p>
<p> これは言うに及びませんが、一度犯罪に手を染めると、再生するのは非常に難しいことと同時に、無知な親による不適切な子育てがなされていることを示しているとも受けとめるのであります。</p>
<p> </p>
<p> 以上のことから、質問させていただきます。親が子どもを育てることの意味、そのメカニズムを将来、子育てをするであろう子どもたちに十分に理解できるよう、適切な教育が必要ではないかと考えるのですが、このことについてはいかがお考えでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 現在、今述べたように、子どもたちに子育てについて学ぶ環境づくりについては、国からの教育指導は存在するのでしょうか、あれば、どのようなものがあるのか、お示しください。</p>
<p> </p>
<p> もし存在しないとなれば、負のサイクルを阻止するための何らかの施策が必要だと考えますが、いかがでしょうか。教育の一貫として取り入れるということは可能でしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> 大阪保護観察所の古川所長の情報では、国からという形ではありませんが、静岡県のある高校では更生保護ボランティアにより、高校生のための子育て教育が行われているということですが、脳科学の観点から、思春期における脳の発達に起因する中学生に、子育てと脳の発達について学習させることが負のサイクルを阻止するという意味においては有効であると考えられると思われます。</p>
<p> </p>
<p> 本市において、教育の一環として中学生に、子育てと脳の発達について学ぶ環境をつくり、同時にその重要性を知らしめるカリキュラムを取り入れるというのはいかがでしょうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> 質問番号2、幼少期の子どもや小・中学生の教育環境についてご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> まず、虐待については、毎年11月が児童虐待防止推進月間で全国的なキャンペーンにより、子どもの虐待通報や相談を受け付ける児童相談所全国共通ダイヤル「189」(通称、いちはやく)の周知が行われており、本市におきましても、ネグレクトを含む虐待について、子どもを取り巻く人々から相談やその心配な状態を連絡していただいております。</p>
<p> </p>
<p> また、妊娠から出産、子育て期に至る切れ目のない子育て支援を展開することで、支援が必要な子どもや家庭の把握を行っております。</p>
<p> </p>
<p> 対策につきましては、専門の資格を持った職員が関係機関と連携し、実態の把握を行い、親の抱える課題を軽減できるよう、助言や指導に努めております。</p>
<p> </p>
<p> こうした対応をできるだけ早期に行い、親のストレスや精神的な不安定さを解消することで、子どもの健全な成長につなげていく効果があるものと考えております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、2点目の子どもたちが子育てを学ぶ環境づくりについては、まず国からの教育指導の存在についてお答えさせていただきますが、国からは次のような指導がございます。</p>
<p> </p>
<p> 平成29年に文部科学省から告示された中学校学習指導要領、技術・家庭において、「幼児の発達と生活の特徴が分かり、子どもが育つ環境としての家族の役割について理解すること」と示されており、将来、自らが親となったときに正しく子どもとかかわり、子育てする知識や技能を学ぶことができるような内容となっております。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、3点目の将来、子育てをする子どもたちに、親が子どもを育てることの意味を十分理解できるような教育について、お答えさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 家庭生活の中で、親が愛情を持って接し、子どもとの信頼関係を形成することが、その後の発達においても大切であることを理解できるようにしております。</p>
<p> </p>
<p> 実際に就学前の子どもたちとの触れ合い体験を通して、幼児の発達や生活の特徴を理解し、正しいかかわり方の習得を図る取組みをしている学校もございます。</p>
<p> </p>
<p> 4点目のネグレクトや虐待の連鎖を断ち切るため、中学生に子育てと脳の発達について学ぶ環境をつくり、その重要性を知らせるカリキュラムのご質問でございましたが、こちらのご答弁をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 保健体育科の「心身の機能の発達と心の健康」という章の中で、出生から思春期に至るまでの脳の成長と情意機能の発達とを関連づけて学習をしております。</p>
<p> </p>
<p> また、これはカリキュラムとは少し離れますが、実際、虐待等で支援を必要とする生徒が見受けられたときには、専門性を持ったスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどと連携して、取組みを進めているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆阪口芳弘議員</span></strong></p>
<p> それと、2番の質問ですが、これについては、本市では次世代の虐待防止に向けて取組みをされているということですが、前年、はかり方にもよりますが、増加傾向にあると。</p>
<p> </p>
<p> 虐待やネグレクトの問題をどう受けとめていらっしゃるのか、また現状を維持することによって、この問題が減少していくというふうに考えておられるのかどうか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> もう一つ、ネグレクトとか虐待というと、非常に暴力的であったりとか、怒鳴りつけたりとか、激しい言葉でののしったりとか、そんなイメージを持たれると思うのですが、「マルトリートメント」という言葉があります。</p>
<p> </p>
<p> これを直訳いたしますと、不適切な養育とか、不適切なかかわりと訳されているのですが、これは虐待とかネグレクトとかの前にもっと早い段階で、言葉によるちょっとした威嚇であったりとか、あるいは無視をするとかほっておく、こういったことが行われる、これは虐待の前にこういうことが行われると。</p>
<p> </p>
<p> そのことによって虐待につながっていくということも言われているのですが、これについてどう考えておられるのか、お伺いいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎健康子ども部長</span></p>
<p> ご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 阪口芳弘議員ご質問の虐待が多くなっている現状をどのように捉えておるのか、このままでいいと考えておるのかというご質問について、まずご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市におきましては、平成29年度から切れ目ない子育て支援ということで、健康子ども部という一つの部を立ち上げ、その中でアウトリーチという方向で、全ての妊娠したお母さん方、妊娠がわかった段階からのかかわり、出産してからのかかわり、その後、健診等で心配なお子さんがいらっしゃらないか、心配なお母さんがいらっしゃらないか、心配なご家庭がないかといったことについては、保健師を初め専門の資格を持った職員が見守りを続けて、心配なご家庭につきましては、要対協(要保護児童対策地域協議会)といいまして、児童虐待防止ネットワークの関係機関で組織する会議の中で見守りを続けてきております。</p>
<p> </p>
<p> しかしながら、昨今、死亡事件が立て続けに続いたこともありまして、またそういうことが広く報道されることによりまして、皆さん注目していただけるようになったかと思っております。</p>
<p> </p>
<p> その分、多くご相談をいただくわけですが、それに対応していくのにはやはりマンパワーが必要であると考えております。そのマンパワーにつきましても、健康子ども部内だけではなく、学校関係者やそういったところとも連携をとりながら十分対応をして、みんな頑張っている中なのですが、それを支えていくために、貝塚市としては、やはり体制の整備についてはしっかりと今後研究して取り組んでまいらなければならないと考えております。</p>
<p> </p>
<p> もう一つ、虐待は暴力的なことというイメージを持ってしまいがちではありますが、マルトリートメント、マルウェアとかと言います。</p>
<p> </p>
<p> マルというのは不適切なという意味、トリートメントというのは養育という意味で、マルトリートメントという、要は虐待というと暴力、殴ったりとか無視したりとかそういうことだけではなく、いろいろな子どもに対する対応が不適切であれば、先ほど阪口芳弘議員がおっしゃったように、脳に障害が生じますよという言葉であると思っております。</p>
<p> </p>
<p> 私たちも虐待、虐待と言いますと、なかなか皆さんから敬遠もされがちなので、私といたしましても、今回不適切な養育という表現方法で、そういった不適切な養育が子どもの健全な成長を阻害するということ、これにつきましても、これからしっかり広報をしてまいりたいと考えております。ご協力もよろしくお願いしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2019-11-28T11:09:00+09:00
令和元年第4回定例会 南野敬介議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/3163432
<p><strong>※一括質問方式で質問しましたが、わかりやすく一問一答式で編集して掲載されています。よって正式な議事録ではありません。</strong></p>
<h3 style="text-align: left;"><br /><span style="font-size: 14pt;">《防災の取組みについて》 </span></h3>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;"><a href="https://cdn.goope.jp/10401/200302112023-5e5c6d67d2737.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/200302112023-5e5c6d67d2737_m.jpg" alt="IMG_1423.JPG" style="float: left;" /></a>◆南野敬介議員</span></strong></span></p>
<p> 議長のお許しを得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> まずは、今年は台風被害や集中豪雨などで被災されました千葉県並びに、先ほども話題に上がりましたが、クリケットで交流のある栃木県佐野市を初め、広範囲に被害が及んでおります。</p>
<p> </p>
<p> 残念ながらお亡くなりになられました皆様のご冥福をお祈りするとともに、今なお復興に至っていない皆様方にはお見舞いを申し上げたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> これも先ほどありましたように、藤原市長におかれましては、11月1日に栃木県佐野市を訪れていただきまして、市及び市議会、職員の皆さんの義援金を届けていただき、また職員の災害復興の派遣をしていただいております。</p>
<p> </p>
<p> そうした取組みが、復興に一日も早くつながることを切望いたしているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> さて、私ども新政クラブは、先日、鹿児島霧島市で開催されました全国都市問題会議に政務活動で参加してまいりました。</p>
<p> </p>
<p> 藤原市長や他会派の皆さんも参加され、その内容は十分に承知されていることと思いますが、私なりに感じたことや、ぜひ取り組んでみたいと思ったことについて質問をさせてもらいたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 今回の都市問題会議のテーマは、「防災とコミュニティ」と題して開催され、基調講演を初め、中重鹿児島県霧島市長の主報告、松井広島市長の一般報告、パネルディスカッションでの豊岡静岡県三島市長、神出和歌山県海南市長の自治体現場での取組みが報告されました。</p>
<p> </p>
<p> その中で、ぜひ参考にしたいものが幾つかございましたので、ご紹介してみたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 「平成30年7月豪雨災害における広島市の対応と取組について」と題して、広島市の松井市長よりご講演いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 広島市は、平成26年8月の豪雨災害以降、災害時の体制の強化に取り組んできたということでご報告をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 具体的には、危機管理部門を消防より独立させ、危機管理室として機能を集約させたということでありました。</p>
<p> </p>
<p> さらに、ハード面で、避難に関する判断の指示の前提となる情報収集分析をするための防災情報共有システムの構築を図ったということでありました。</p>
<p> </p>
<p> これは、避難勧告の発令が災害発生後だったことに非難の声が上がったことを受け、学識経験者で構成する市の8.20豪雨災害における避難対策等検証部会に、急激な気象変動に対する降雨分析や危険度判断ができるシステムの必要を指摘されたからであります。</p>
<p> </p>
<p> 新システムでは、災害現場に派遣された市職員が、タブレット端末を通じて現場の写真などを直接災害対策本部に送り、パソコンなどを通じてリアルタイムで情報共有できるようにするというものでありました。</p>
<p> </p>
<p> また、市などが市内52箇所に設置している雨量計などから、10分ごとに各地の雨量や川の水位を自動的に集計されることができるそうであります。</p>
<p> </p>
<p> 集計値が、地域ごとに設定された避難基準雨量を超えた場合には、画面上でその地域を表示することができる。</p>
<p> </p>
<p> 市の情報を発信しているツイッターなどに登録した市民にも、大雨警報や土砂災害警報が素早く届くようにするものとなりました。</p>
<p> </p>
<p> また、避難所アプリの開設や防災アプリなどにも取り組んできたということでした。</p>
<p> </p>
<p> 災害時の素早い避難につなげようと、最寄りの避難所へのルート検索など簡単にできるスマートフォン向けのアプリの開発にも取り組んでおられるそうです。</p>
<p> </p>
<p> アプリの名称は「避難所へGO!」というもので、最寄りの避難所までの道順をワンタッチで表示できるほか、自分のいる場所が土砂災害警戒区域や浸水想定区域に含まれるかというのもわかるようにし、近くの河川に設置したカメラでライブ映像や家族の安否を確認する機能もつけたというものでした。</p>
<p> </p>
<p> さらに、外国人にも使えるよう、英語、中国語、韓国語にも対応可能で、日本語でしか発信されない防災情報も機械翻訳できるようにしたということであります。</p>
<p> </p>
<p> そのような取組みの中、平成30年7月に、台風第7号の影響で広島市東部を中心に土石流や崖崩れ、河川の氾濫が相次ぎ、死者26名という大きな被害が出されました。</p>
<p> </p>
<p> 余談となりますが、今回の豪雨時、藤原市長はシンガポールへ出張の予定であったそうですが、被害が出そうな状況でキャンセルし、先方も理解を示したくれたということでありました。</p>
<p> </p>
<p> 話を元に戻しますが、今回の救助活動は、消防局のほか警察、陸上自衛隊など全国の関係機関の協力で速やかに展開されたということであります。</p>
<p> </p>
<p> 平時から関係機関と連携が重要で、今回は実を結んだという報告をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 前回の豪雨被害の教訓から、被害認定調査事務を担うことになる税務部署の職員を初期の段階で認定調査に専任させることにより、天候が回復した4日後には被害者認定調査を始めることができたということでありました。</p>
<p> </p>
<p> ちなみに、前回の土砂災害のときよりも8日早くスタートが切れたということでご報告いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 平成30年の豪雨災害を受け、同年9月には避難対策等検証会議が設置され、避難情報の発令・伝達、避難行動などについて検証が行われ、同年12月に提言がまとめられております。</p>
<p> </p>
<p> その中で、災害が発生した場合に人命が失われることを防ぐためには、災害の危険性を我が事として認識することが極めて重要であり、避難についてはコミュニティーの役割が大きいと指摘されております。</p>
<p> </p>
<p> そのことから、地域コミュニティーにおいて実効性があり、住民参加を期待できるような避難訓練の実施に向けた取組みの支援をすることで、地域の防災力の強化を図っていきたいとまとめられました。</p>
<p> </p>
<p> このように大きな災害を経験したからこそ取り組めることも多く、ぜひ見習わなければならないこともたくさんあると思います。</p>
<p> </p>
<p> 次に、尚絅学院大学人文社会学群長の田中氏より、「地域防災力強化への答えを出すために」と題してご講演をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> その中で、東日本大震災時に、「命が危ないので逃げてください」と防災無線で放送されていましたが、どこかで自分は大丈夫、ここは大丈夫じゃないかという過信があったのではないかと指摘されました。</p>
<p> </p>
<p> さらに、二次被害や三次被害が発生したことを受け、今後は、「あなたが逃げないと周りの人や消防団の人に迷惑をかける」というアナウンスに変えるべきだと指摘されました。</p>
<p> </p>
<p> 自分は大丈夫だが、他人の迷惑になる意識を植えつける意味でも、アナウンスの言葉選びも大切であると指摘されております。</p>
<p> </p>
<p> さらに、釜石の奇跡を例に挙げ、ふだんの訓練の大切さが訴えられました。</p>
<p> </p>
<p> 幾ら防災設備などを整備しても、訓練なしでは無用の長物となると指摘し、例えば、防災無線を整備しても、聞こえにくい、聞こえないところは必ず出てくる。</p>
<p> </p>
<p> そのことを考えると、FMラジオなど配布し、市の情報が聞けるようなシステムづくりのほうが役に立つし、安価に取り組めるのではないかということでありました。</p>
<p> </p>
<p> これらのような指摘をいかに進めていくかが課題になると考えております。</p>
<p> </p>
<p> 次に、静岡県三島市の豊岡市長からのお話であります。</p>
<p> </p>
<p> 三島市では、防災対策に関する計画を作成し、個別マニュアルは全82件に及びます。</p>
<p> </p>
<p> さらに、災害協定締結も、自治体間単独相互応援協定を4市、その他自治体協定・覚書を19自治体、民間の事業者との協定・覚書については116件締結しておるということです。</p>
<p> </p>
<p> 毎年、各避難所において避難訓練を実施していますが、発電機やろ水機操作、仮設トイレやマンホールトイレの設置訓練、自主防災に貸与している無線機を使用した通信訓練なども行われております。</p>
<p> </p>
<p> さらに、市職員によるオフロードバイク隊12台を用意したり、ドローンを活用しての被害情報を収集する訓練も行われております。</p>
<p> </p>
<p> 避難所を活用するにあたって、基本マニュアルを策定しております。</p>
<p> </p>
<p> 中には、女性専用の対応マニュアルがあり、女性の更衣室、授乳室、物干し場などスペース確保をされているということでありました。</p>
<p> </p>
<p> 避難所開設時には女性の職員も配置し、女性の視線に立った避難所開設も目指しているということでありました。</p>
<p> </p>
<p> 一方、担い手の確保として、人材養成講座や小・中学校を対象にジュニアレスキュー隊、チャリンコ隊を結成し、要援護者の状況確認など訓練を取り組んでいるということでありました。</p>
<p> </p>
<p> また、ICP、いわゆる大規模災害や事故が発生した場合に備え、復旧を優先するべき重要業務システムを事前に特定しておき、それらを準備しておくことにより重要業務システムをなるべく中断させず、中断してもできるだけ早急に復旧させるための計画を開発中であるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> いずれにしても、備えあれば憂いなしの精神で取組みが進められております。</p>
<p> </p>
<p> 霧島市の国分野口地区自治公民館長の持留さんからは、地域コミュニティーの強化を目指してと題してお話をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 住民アンケートを実施した中で、その中で訓練の内容も変えていかねばならないとご指摘いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 防災対策状況調査について、消火器の設置、家具などの転倒防止、非常時持ち出し品の確保、非常食の確保などがなされていない数字が高く、危機管理能力が十分であるとは言えないと判断したからでありました。</p>
<p> </p>
<p> 地域コミュニティーの強化について、アンケート結果から見られるように、住民の防災意識の改革は必要と感じられ、自主性の高い防災組織の構築を目指して取り組みたいとご報告いただきました。</p>
<p> </p>
<p> さらに、訓練についても、これまで災害後の訓練を中心に行ってきましたが、今回より予防や抑止ということを視点に入れた訓練内容を企画するということでありました。</p>
<p> </p>
<p> このような多くの実践の中で、ぜひ貝塚市においても以下の点について取組みが進められないかということでお尋ねをしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 一つ目に、広島市で取り組まれておりますような防災情報共有システムの構築や、避難所アプリの開設を目指してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> 二つ目に、自治会・学校現場での避難訓練についてです。</p>
<p> </p>
<p> 尚絅学院大学の田中氏より指摘された、緊急時に「他人に迷惑をかける」という意識づけについて、本市及び教育委員会としてどのようにお考えなのかをお尋ねしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> さらに、絵に描いた餅にならないよう、避難訓練のあり方の検討が必要と考えます。</p>
<p> </p>
<p> 予防・抑止という視点を盛り込んだ訓練が必要と考えますが、同じく市及び教育委員会それぞれの立場からのお考えをお聞かせください。</p>
<p> </p>
<p> 三つ目に、より細かな対応ができるよう避難所配置についてです。</p>
<p> </p>
<p> 三島市などで取り組まれているような避難所における多種多様な対応が可能なマニュアルづくりが必要と考えますが、本市のお考えをお示しいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 四つ目に、多彩な災害対応について。</p>
<p> </p>
<p> 三島市で取り組まれているような市職員での単車でのオフロード隊による状況把握やチャリンコ隊による小・中学生の登用など検討に値すると考えますが、いかがでしょうか。お尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> 質問番号1、防災の取組みについて、市の分について私からご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員ご指摘の広島市の防災情報共有システムにつきましては、広島市は本市の約20倍の市域面積を有するなど、地域の特性が異なることから、広島市が導入する全ての機能が必要とは考えておりませんが、本市に必要と思われる機能について、新庁舎における災害対策本部のシステム導入にあわせて研究してまいります。</p>
<p> </p>
<p> また、避難所アプリにつきましては、本市の指定避難所は小・中学校の体育館が基本となっており、市民への周知がなされていることから、市が独自にアプリを開発し導入する必要性は低いと考えておりますが、災害発生時に本市を訪れている方々については有効であることから、民間におけるアプリの開発や他市の導入状況を注視してまいります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、避難行動の呼びかけにつきましては、町会等の防災講座や自主防災組織の研修会等で説明してまいります。</p>
<p> </p>
<p> また、避難訓練等につきましては、町会や自主防災組織が地域の特性等を踏まえた訓練を計画・実施しており、より効果的な訓練となるよう、市としても今後も協力、支援してまいります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、避難所マニュアルにつきましてですが、本市でも避難所開設・運営マニュアルを作成し、避難所開設員に配付するとともに、実際の開設時や訓練で使用しております。</p>
<p> </p>
<p> 本マニュアルにつきましては、開設員の意見や問題点等を踏まえて改訂しておりますが、今後も女性の視点に立った避難所の開設など、適宜マニュアルの充実に努めてまいります。</p>
<p> </p>
<p> 次に、市職員による単車での状況把握ですが、大規模地震等により自動車が通行できない場合でも、単車で情報収集できる可能性があることから、状況に応じて行ってまいります。</p>
<p> </p>
<p> また、小・中学生の登用につきましては、日ごろから防災意識を育むことは重要であると考えますが、災害発生後の活動にはさまざまな危険が予想されることから、市として登用する考えはございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎教育部参与</span></p>
<p> 教育委員会からご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 本市幼・小・中学校におきましては、火災、地震・津波などの避難訓練の実施を初め、日常生活の中に存在するいろいろな危機に気づき、災害が起こったときに適切に対応できる実践的な能力や態度、望ましい習慣の形成を目指して、学級活動や学校行事等において防災教育を行っております。</p>
<p> </p>
<p> 本市におきましては、東日本大震災のとき、「釜石の奇跡」で話題となった片田教授を講師にお招きし、平成24年12月に全教職員対象講演会を実施しました。</p>
<p> </p>
<p> その中で、教えていただいた「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」といった避難3原則は、災害時に自らの命を自らで守るという避難の基本であり、各校において、避難訓練の際にはそれらを意識し、取り組んでおります。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員ご指摘の緊急時に避難がおくれると他人に迷惑をかけるという視点もその中に含まれているものと考えております。</p>
<p> </p>
<p> また、災害から身を守り、命を落とさないための予防・抑止という点に関しましては、小学校高学年の社会科での日ごろから国民一人ひとりが防災意識を高める学習、中学校社会科での自然災害に対する防災対策への取組みの学習、保健体育科での災害への備えと安全な避難の学習、技術・家庭科での自然災害に備えるための居住空間の整え方の工夫の学習など、さまざまな教科学習において実施しております。</p>
<p> </p>
<p> 多彩な災害対策については、子どもたちの安全が第一であると認識しており、二次災害の危険性も懸念されますので、現在のところ、避難状況の確認を自転車で小・中学生に行わせる考えはございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 18.6667px;"><span style="color: #00ff00;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> それでは、自席からではありますが、再質問させていただきます。</p>
<p> </p>
<p> 冒頭で申しましたように、今年の災害、日本では特に東、広島県も含めてですが、甚大な被害、千葉県を初めありました。それで、藤原市長におかれましても、佐野市にも行っていただいたということがあります。職員も派遣していただきました。</p>
<p> </p>
<p> そんな中で、我々もクリケットでお世話になっている佐野市に、我々新政クラブと他会派も含めて、視察にお伺いさせてもらった経過もありますし、非常に気になっているところでありました。</p>
<p> </p>
<p> もしよければ、行ったときに佐野市の岡部市長ともご会談されたと思いますし、職員の報告も聞いていると思いますので、藤原市長から佐野市の当時の状況などもお聞かせいただければと思うのが一つ。</p>
<p> </p>
<p> あと質問の中で、防災情報共有システム、確かに広島市と貝塚市では規模が違いますし、なかなか同様なものをできるというのは私も難しいだろうなと思っております。</p>
<p> </p>
<p> ただ、利用というか、参考にできるところはしながらやっていこうということで先ほど回答をいただきましたので、これ具体的にどういったスケジュールで検討に入っていくのか、もし今の段階でわかるのであればお聞かせいただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> あと、啓発のほうで、これまで逃げてくださいというところから、他人に迷惑をかけるから、あなたがじっとしていたら他人に迷惑をかけるのですよというところは、非常に大切な情報発信の仕方かなと私は感じまして、そういったことも自治会との協力ということでお答えいただいたと思うのですが、その辺を具体的にいろんな方法があるとは思うのですが、啓発にどのようにつなげていくのかを、再度お聞かせいただきたいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> 最後に、オフロード隊とチャリンコ隊の件です。</p>
<p> </p>
<p> 私もフェイスブックをしておりまして、市職員の方が単車でチームつくってどこか行ったというのがよく上がってきており、市職員の皆さんの中でも単車乗られて、そういったチームがひょっとしたらあるのかもわからないですし、担当が把握しておいて、そういった方に情報発信に走ってもらうということが非常に大事で、迅速な対応ができると思うので、ぜひ具体化していただければと思います。</p>
<p> </p>
<p> 我々、この大阪で住んでいて、貝塚市で住んでいて、昨年までは、言うても地震はちょっと別として、台風被害でそれぐらいないだろうとたかをくくっていたところがあったというのが正直なところでしたが、昨年の台風で、それはもう間違いだったというのが十分わかりましたので、市職員の皆さんも一生懸命対応し、その後もしていただきましたが、そういったことを日ごろからしていくのが大事だろう思いますので、その辺をまた再回答いただきたい。</p>
<p> </p>
<p> 小学校のチャリンコ隊の件につきましては、ちょっと私の言葉足らずで申しわけなかったのですが、これは人材育成という視点で、そういったことも大事だという教育の位置づけで、実際、やはり災害が起こったときに、小・中学生にチャリンコで回ってくれというのは、これは危ないというのは私も十分理解しておりますので、将来的にそういった人材を育成するという観点で、災害時ではなく、そういった訓練の中で取り組むということが可能なのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。</p>
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<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長</span></strong></span></p>
<p> 南野議員、早速、霧島市での研修の成果をご披露いただきました。</p>
<p> </p>
<p> まず、佐野市の岡部市長とお会いしたときの話ですが、私は一番先驚いたのは、奈良県天理市など、いろんな全国の人が応援に入ってくれているというのがうれしかったです。</p>
<p> </p>
<p> 本市も罹災証明発行のために経験のある者を毎週2名、4週間、現地に派遣し、岡部市長からもありがとう、ほぼ終わりましたという連絡をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 実は、当初、すぐ電話をしました。何か助けが要りますかと。そのとき、岡部市長からは、まだ車の中で亡くなっている方がいたり、家の中で亡くなっている方がおられて、状況が正確に把握できていないと。何か物を送りましょうかと私は言いました。さっき田中議員はタオルを送った市があったと言いましたが、正直言って私もすぐ電話をして送りましょうかと言うと、東京都がすぐ近くにあるので物品は豊富にあると。むしろ送っていただかれると、置くところとか荷分けをする作業員が大変なので、物は控えてくれと言われましたので、控えました。</p>
<p> </p>
<p> それで、本市も職員に向こうで頑張ってもらいましたが、私が行ったときに岡部市長から言われたのは、秋山川が氾濫するとは思っていなかったということです。</p>
<p> </p>
<p> 我々も昨年9月の台風第21号で二つ大きな教訓を得たと思います。</p>
<p> </p>
<p> この泉州地域というのは、南野議員がおっしゃったように地震の心配があっても台風で大きな被害はないと勝手な思い込みをしていたということが、それが間違いであったということ。</p>
<p> </p>
<p> そして、自然災害のときには、今回、霧島市でも勉強しましたが、何よりも地域の人のきずなや地域の力が大事であると。</p>
<p> </p>
<p> 正確な情報が要ると。私は広島市の安佐南区にも視察に行きましたが、同じようなことをおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p> それで感じたのは、早い時期での避難準備を市民にしてもらうような取組み、我々が伝えたいと思うことと、受け取る側の伝えてもらいたいというギャップはやっぱりあるのです。</p>
<p> </p>
<p> ですから、例えば一番顕著な例は、宮城県南三陸町、ある女の人が庁舎から逃げてください、逃げてくださいと呼びかけても、寒い中逃げない人がいて、最後まで逃げてくださいと言っているうちに自分が津波で命を落としたという例がありました。</p>
<p> </p>
<p> あの後、私、南三陸町の町長と話をしました。町長も副町長も偶然、そのときは会議でしたが、逃げようというので、その人は偶然、屋上に上がるはしごに手をこう巻いて助かったと、18名の人が流されたそうです。我々もそんなことにならないように、いち早く正確な情報を流すということ、そして自らも逃げるということを市民の人に共有していきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 南野議員がおっしゃったように、新しい庁舎における防災情報システムについては、私は今こう考えています。</p>
<p> </p>
<p> 先進市で稼働しているところの情報は、我々が完成するときにはもう過去の情報になっているだろうと。</p>
<p> </p>
<p> 「人がつどい未来輝く 安全・安心な庁舎」をモットーにしていますので、やはりオープンしたときには、地域でも最先端の技術を持って、南野議員がおっしゃったようなことも取り入れて、カメラがテレビがいっぱいあって、地域の情報がリアルタイムでわかるようなことをしようと。</p>
<p> </p>
<p> 消防本部と連結をして、迅速に効果的にスピーディーに対応ができるようなシステムをつくろうと思って、今、担当部門は、皆さんご存じのともえ会でNTT(日本電信電話株式会社)の社長が来られますので、NTTがその辺、情報発信をしていますので、NTTと実は今、研究会をとって本社としています。</p>
<p> </p>
<p> それ以外にも、先進市と今立ち上げようとしている岐阜県大垣市のほうへ担当に視察へ行ってもらっていますし、やはり、後になるほどより効果的で安全なシステムができますので、正式な調査の費用を来年度予算に上げていこうと考えています。</p>
<p> </p>
<p> いずれにしても、せっかく新しい庁舎ができますので、防災機能が充実したようなものがいけたらと。</p>
<p> </p>
<p> もう一つ、南野議員がおっしゃっていましたように、私もそうだなと思ったのは、避難所に女性コーナーのあるところという話を皆さんしていましたよね。ああそうだなと。</p>
<p> </p>
<p> やはり、長期の避難になれば、女性の方はどこかに専用のコーナーが要るという話をされたので、本市は基本的に田中 学議員がおっしゃったように、空調を体育館につけても、教室にはもう既についていますので、そのようなことも配慮していって、これからは我々がともに勉強したような女性コーナーとか、やっぱり長時間に耐えるような避難所の運営マニュアルも一から見直していこうと考えています。</p>
<p> </p>
<p> あと、私の言い残したことがあったら、教育委員会、言ってください。</p>
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<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎教育長</span></p>
<p> 私から、チャリンコ隊、そういう子どもたちの意識づけの件ですが、実際に自転車で子どもたちが見回ることは難しいにしましても、やはり、例えば道徳、そういう教育の中で、人を助けると、そういうことについては子どもたちも勉強しておりますし、実際、子どもたちと広島県へ修学旅行に行ったときに、子どもたちはそんな学びをしますし、チンチン電車(路面電車)に乗ったときにも、子どもたちはちゃんとお年寄りの方に席を譲ったりしています。</p>
<p> </p>
<p> そういう行動が、きっとそういう子どもたちがお互いを助け合うというところにつながっていくと思っております。</p>
<p> </p>
<p> 直接的ではないにせよ、そういう子どもたちの情操面を鍛えていくことが私は大切であると思っておりますし、幸い、貝塚市にはだんじりやふとん太鼓、そういう中で縦のつながり、少年団や青年団、そういうつながりの中でお互いを鍛えていただいているということもありますので、そういう地域のつながりの中で、子どもたちは恐らく自発的にそういう人を助けるというような活動を行っていってくれると考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> ご答弁申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> 単車の件ですが、本市が所有しております単車が14台ありまして、それが活用して、今言ったように具体化するような形ができるかどうかも含めて検討してまいりたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> それと、自治会とか自主防災会への他人に迷惑をかけないような呼びかけですが、これについては、町会・自治防災会の防災訓練のときに、呼びかけについては、どういう呼びかけをしたら皆さんに一番わかってもらえるのかというのは、地域によっても違うと思いますので、その辺のところは、訓練のときに、各代表の方と調整してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
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-
text/html
2019-09-19T11:50:00+09:00
令和元年 決算特別委員会 南野敬介議員質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/2931328
<p> </p>
<h3> 《せんごくの杜ドローンフィールドについて》</h3>
<p style="text-align: left;"><strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p style="text-align: left;"> 21ページの総務使用料のせんごくの杜ドローンフィールド使用料についてお尋ねします。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/191121141802-5dd61e0ae87a7.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/191121141802-5dd61e0ae87a7_m.jpg" alt="09-09第3回.JPG" style="float: left;" /></a> この年度の決算で約30万円の決算が出ておりますが、この使用料について実績といいますか、教えていただけますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt; color: #00ff00;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> 研修施設14回、飛行エリア15回で合計30万1,800円の使用料収入となっています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ということは、研修しながら使うということで、回数が合わないというのは、研修なしで借りにきたということで理解していいんでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> そのとおりでございます。</p>
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<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 回数はそういったことであるんですが、この同一業者と呼んでいいのか、同一団体というのか企業というのかで行ったのか、複数の研修会が企画されたのかというところ、もしわかれば教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> 複数での利用というのはほぼございません。同じ会社が全面を借り切って使用しているという現状でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> そういう意味ではなしに、A社がいる、B団体がいるということの複数という意味で聞いたのですが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> ほぼ同じ会社が多いのですが、ただ、こちらDSEROというところと連携しまして利用促進をしています。</p>
<p> </p>
<p> そこの紹介で、ほぼ同じ会社がしているのですが、たまには違う会社も紹介いただいたりして、約半分が同じ会社で、あとの半分はそれぞれ新規と、そのような感じでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> たまにはなら、はっきりとそれを教えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> 申しわけございません。その各利用別の資料は、今持ち合わせてございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 持ち合わせていないと、ここにあるからその質問が想定されなかったのかなというのがあるのですが、持っていなかったらまた教えてくださいね。</p>
<p> </p>
<p> それで、この1年間どんな利用状況、今まででも利用があって、あと残り半年ありますが、どんな予定になっているのか教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> 今年に入りましてかなり伸びていまして、8月末だけで飛行エリアは27回、研修施設は12回という利用状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 恐らく、まだまだこの残りの半年も増えていくんであろうと予想されますが、残り半年の予定といいますか、もしわかれば教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> 今現在、2倍なり3倍に伸びておりまして、昨年度と比較するとそのような状態になろうかと考えてございます。</p>
<p> </p>
<p> 収入見込額で試算だけしているんですが、170万円ほどの使用料収入があると見込んでいます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ということは、今の段階で、下半期の申請が出ているところはまだないと、予想だけしか立っていないということで理解していいんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> ドローンにつきましては、天候にかなり影響されることから、余り先までの申込みがございません。</p>
<p> </p>
<p> ただ、今月でも数件の申込みはあるんですが、12月にこれしたいとか、来年度こんなことをしたいという相談は聞いてございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> あと、ドローンフィールド、クリケットなどの関係もあると思うのですが、先ほどの数字につきましては、あとの歳出でまたドローンフィールドがいろいろ出てくるので、それまでにまた調べておいてもらうことでよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎政策推進課長 </span></p>
<p> 再度、調べさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《庁舎管理事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> それでは、70ページの庁舎管理事業についてお伺いしたいのですが、この年度はまだ喫煙室が庁舎内、市民福祉センターの中にあったと思うのですが、この中でその喫煙ブースにどれぐらい費用がかかっていたかというのをまずお聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎総務課長 </span></p>
<p> 庁舎管理事業の中で、喫煙ブースに係る費用はございません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> そのメンテナンスや、そのフィルターなども用いずにやっていたということで考えたらよろしいんでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 以前ありました喫煙ブースにつきましては、換気扇で強制的に外に排出することをしておりまして、フィルター等はございませんので、そのあたりの費用は発生しておりません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> わかりました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、今年の6月、7月ぐらいで受動喫煙の関係で、喫煙ブースが使えなくなったということであります。</p>
<p> </p>
<p> 貝塚市、歳入でもたばこ税で約7億6,000万円が入っているということで、決して侮れない数字だと思うのですが、ただ受動喫煙の観点で喫煙所を設けていかなければならないというのは認識しています。</p>
<p> </p>
<p> ただ、今のこの庁舎で屋上、それと周辺のコスモスシアターの裏やその辺が喫煙所になっていて、会派に説明があったときに、この庁舎で唯一吸える屋上はいかがなものかという指摘はさせてもらったのです。</p>
<p> </p>
<p> 建物の屋上に、本当に市民の人を上げて大丈夫なのかということで指摘させていただいたのですが、今現在も屋上が喫煙所になっているのですが、この辺についてはどんな対応をしたのか、お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 委員おっしゃるように、庁舎におきましては屋上が吸える場所という形です。</p>
<p> </p>
<p> つきましては、その案内看板もそうですが、そこに行くまでの白線を引いたりして、喫煙場所ということが明確にわかるようにしているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 誰もが立ち入れるというのか、それも屋上というので、僕の感覚でいうと、屋上に一般市民を上げてたばこを吸うというのは本当に危険ではないかと思うのですが、その辺の対応はどうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 今回、国が求めておりますのが、通常、人が出入りしない場所というのを指定場所としていっているところから、庁舎における屋上や、第2別館の裏側を指定しているところです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 僕も気になったので、説明があってから何回か行ったんです。</p>
<p> </p>
<p> 今日の朝も行ってきたのですが、今日の朝、結構風が強かったですね。</p>
<p> </p>
<p> それで、扉に、風に注意、扉が風圧で閉まると非常に大きな音がするので気をつけてくださいといったものがあったんです。</p>
<p> </p>
<p> 僕が飛ばされそうになるぐらいだったんです。今日の朝、本当にびっくりしました。</p>
<p> </p>
<p> 今日の朝、結構風が強かったのですが、本当にそれが安全と言えるのかなと。</p>
<p> </p>
<p> もう一つ言うと、庁舎なので誰もが使うところですよね。</p>
<p> </p>
<p> 例えば車椅子の方で、たばこ吸われる方がそこに行けるかといったら絶対無理です。</p>
<p> </p>
<p> 何でかというと段差がある。こっちから出るのも段差があって、別館から行っても段差があるとなったときに、市役所の喫煙所としてそこを指定するのが本当に正しいかどうかというのは、ちょっと疑問に思ったのですが、その辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 6月末をもって喫煙室を廃止しまして、7月1日から今の状態ですが、来年の4月1日からは、大阪府の条例に基づくことが求められていることから、その間につきましては、状況を見きわめながら適切な指定の喫煙場所を考えていきます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 来年4月までということは、今、暫定的に使うということで、我々は理解していたらいいんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 現在のところ、利用状況を勘案しながら、4月以降の大阪府の条例に基づくことについてどのようにするか、熟考しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 利用状況を勘案するといったって、安全対策でかけていたトラロープが、僕一番最初に見に行ったときは、中段に巻かれて外に出られないようになっていたのが、2週間前と1週間前と今日見ると、それが風でもう落ちたままになって、どのように利用状況など確認するのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 安全面というところで、南野委員おっしゃられるように十分でなかったことは適切に管理したいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> それでどうやって利用状況を確認するのかと聞いていて、安全面を確認できてないのに、どうやって利用状況を確認するのかと聞いている。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 喫煙されている方からのお声というのが必要になってくるかと思っております。</p>
<p> </p>
<p> それで、今、7月から行っておりますが、特段、庁舎の屋上、第2別館の裏側の喫煙場所につきましてのお声というのは聞いていないところではございますが、ただ南野委員おっしゃられるように、安全面の部分につきましては、今どのような方策がとれるのか、現在のところ模索中ではございますが、白線やトラロープで動線を指定して、喫煙場所に行くというところを考えていますが、利用者の方のご意見を聞きながら進めていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ちょっと視点を変えて、例えばここで障害福祉課長はいないので福祉部長、車椅子で段差があって、車椅子で行けないような喫煙所を市が喫煙所ですというのは、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の関係でどうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎福祉部長 </span></p>
<p> 代替の場所がなければやはり不適切であると考えます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> そう思うんです。それを市が大っぴらに、ここは車椅子の方は利用できないところでを喫煙所といって設けるのは、僕はだめだと思うんですが、今の視点、部長のお答えも含めて、その辺、課長、答えてください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 本来、国が求めている指定場所は、バリアフリー化を求めているというところで、それと整合するものかということもございますが、現状の場所として、庁舎の屋上と考えているんですが、ただ、それにつきましても先ほどご答弁申し上げましたように、車椅子の方も含めて利用者の方、喫煙される方のご意見というのも聞きながら進めていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 何かちょっと違う答弁にしか聞こえないですが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長 </span></strong></span></p>
<p> 南野委員のご質問に守行総務課長は精いっぱい答えているんです。</p>
<p> </p>
<p> 結論を言いますと、役所の中で喫煙場所をどうするかという一番初めの議論のときに、従前1階にあり、その前も屋上を使っていたので、全くゼロにするというのであれば、庁舎に来た人が困るだろうと、だから1箇所、職員、議員の中にも、私も南野委員も全くたばこ吸わないから、どこでも何も困らないのですが、7億円以上たばこ税が市の税収として入っていますので、そのことを全く無視するというのはたやすいんですが、やはり何らかの対応が要るだろうということで、屋上に決めたわけです。</p>
<p> </p>
<p> その辺が芳しくないというのでありましたら、閉めるのに何の費用も要りませんし、何にも問題なくて、第2別館の裏のほうにつくっていただいて、この中で喫煙される方もおられますでしょうし、市の職員もいますので、その人に向こうまで足を運んでもらうようにすることは、何らやぶさかではないと考えています。</p>
<p> </p>
<p> 今、守行課長は、来年4月に条例が施行されるので、それまでは暫定的にというような答弁、南野委員にも聞こえたと思いますが、私も聞こえました。一度、その辺も含めて検討したいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 暫定的にといったら、その後のことで絶対考えなければならないので、今日、僕が言わせてもらった段差がないとか、車椅子の方に利用できるというのは絶対頭に入れておかないと、今のままなら言われると絶対受け答えできなくなるので。</p>
<p> </p>
<p> それとやはり4階は怖いです。どう考えても、怖かったので、そこだけはまたよろしくお願いします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="font-size: 16px;"><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長 </span></strong></p>
<p> 南野委員が飛ばされそうになるほど吹くというようであれば、これは大変危ないということは認識を今しましたので、そのことも踏まえて対応したいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《情報発信推進事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 続いて、78ページの情報発信推進事業と、成果説明書でも7ページにあったホームページのことです。</p>
<p> </p>
<p> 去年ぐらいからずっとホームページの改修をしますということでお知らせいただきました。</p>
<p> </p>
<p> ここで、改修後と改修前の何か反応の差といいますか、さらにアクセスの状況や、そういったものが数字としてもしわかるのであれば、前と後でそれぞれ教えていただけますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎情報統計課長 </span></p>
<p> 本市のホームページにつきましては、平成31年3月にリニューアルを実施しまして、この3月から8月までの半年間のアクセス数と前年の3月から8月の半年間を比較しましたところ、アクセス数については、22万4,500件増加しているというところで、増加率につきましては約11%増ということになるのですが、アクセス数は増えているんですが、実際のところリニューアルして見やすくなった、前よりもよくなったなと感じていいのか、それに対する議会の皆様のご意見などもお伺いしたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 個々それぞれの感覚があると思うんです。</p>
<p> </p>
<p> 前に比べたらすっきりしたなという印象は持ちました。</p>
<p> </p>
<p> ただ、これもある面仕方がないのですが、行政の内容が多岐にわたっているからなかなか本当に探したいのにヒットしないというのがあるのかなと思います。</p>
<p> </p>
<p> ただ、ここは検索機能でなんとか、僕ももうそれしか無理だと思って検索をしているのが現実です。</p>
<p> </p>
<p> 以前にも指摘させてもらったのですが、いろんな様式をダウンロードできるようにと要望させてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> 日常的に使う分はほぼできていると思うのですが、季節的に何年かに一度要る申請書など、そういった様式がなかなか見つかりにくいのかなと思います。</p>
<p> </p>
<p> そういった貝塚市にかかわる様式のダウンロードについて、どこまで整理できるか、今考えられる範囲で結構ですので教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎情報統計課長 </span></p>
<p> 以前、市のホームページにある様式のダウンロード、全ての様式が載っていないではないかというご指摘をいただきまして、庁内で、市民が市役所に提出する申請書類に抜け漏れがないのか照会をしたところ、何件か上げていない様式があるということで追加で上げさせていただいたり、内容についても古かったりというので、更新させていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 現在でもまだそのような季節に応じたもので様式がそろっていないということであれば、引き続きまた庁内に通知をして、さらに追加・更新をさせていただきたいと思っております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《放置自転車対策事業について》 </h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> これはやればやるほど便利になると思いますので、よろしくお願いします。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、82ページの放置自転車対策事業、成果説明書の8ページですが、成果説明書で年50回の実施ということで、大体週1回のペースで放置自転車の対応をしていると理解してよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎道路公園課長 </span></p>
<p> 放置自転車の回収につきましては、毎週水曜日に回収に回らせていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 1隊で行くのか、何隊か分かれていくのか。</p>
<p> </p>
<p> 回収は市内の全域を回ると思うので、その方法といいますか、その辺少し教えてもらえますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎道路公園課長 </span></p>
<p> 回収につきましては、貝塚市シルバー人材センターに委託しているのですが、一応分かれて回収していると聞いております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> その分かれてというのは、何隊とか、そこまではわからないですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎道路公園課長 </span></p>
<p> そこまでは把握しておりません。申しわけありません。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> また、機会があったら聞いておいてください。</p>
<p> </p>
<p> 水曜日に回っているということで、その辺、回収に回るのが決められたエリアだけのような気がするのですが、例えば水曜日に回収してすぐ出されると、また1週間そのままという場合が出てくるらしいんです。</p>
<p> </p>
<p> そこで、例えば住民から、その回収できるエリアなら例えば通報があれば回収するということができないものなのかと。</p>
<p> </p>
<p> 逆に言うと、水曜日回収、火曜日に出ていたらすぐ行けるが、木曜日に出ていたら1週間そのままということもあり得るので、その辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<pre style="margin-top: 0px; margin-bottom: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-size: 14px; vertical-align: baseline; background-image: initial; background-position: 0px 0px; background-size: initial; background-repeat: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; white-space: pre-wrap; overflow-wrap: break-word; font-family: 'MS Gothic', Osaka-mono, monospace; color: #333333;"><span style="color: #00ff00; font-family: Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif; font-size: 16px; white-space: normal;">◎道路公園課長 </span></pre>
<p> 市民の方から直接ご連絡いただくことも多々あります。</p>
<p> </p>
<p> その場合は、市のほうで警告シールを自転車に張らせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> その後で、次の水曜日にまた回収に伺うので、それまで置いておいてくださいということで説明しているのが現状です。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 逆に、市民の皆さんに邪魔にならないところに置いておいてということで、その次の週に必ず行きますからということで協力をお願いしているということでよろしいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎道路公園課長 </span></p>
<p> 南野委員おっしゃるとおりでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 本来でしたら、その隊が幾つもあるのならそうやって分散するのも、例えば曜日を分けて行くとかそんな方法も今後考えられると思うのですが、その辺、今すぐ答えられないかもわからないですが、対応を検討していただけないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎道路公園課長 </span></p>
<p> その件に関しましては、一度また、現在の実情を勘案しまして検討していきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3> <br />《町会活動支援事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 続いて、91ページの先ほどから出ていました町会活動支援事業のごみ袋配布事業です。</p>
<p> </p>
<p> 私もよくお聞きするのは、各自治会の皆さん大変喜んでいると、続けていただきたいということで、それを前提に少しお話ししたいと思っているのですが、各町会の役員も結構高齢化していて、ごみ袋を各家庭や、隣組に配布する労力がかなり重労働だとお聞きします。</p>
<p> </p>
<p> 確かに10個、20個となったら重たいですし、その辺をこれからどう進めていくのか気になります。</p>
<p> </p>
<p> 去年までは貝塚市シルバー人材センターが各指定場所に持ってきてくれて、それを町会が配るということだったたんですが、今年から各町会で買ってそれで清算するということになりました。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、そんな方法がとれるのであれば、引きかえ券のようなものをつくって、それを加入の会員に配って、会員がお店で引きかえるということをしたら、やはり1枚1枚軽いものでも束になるとかなり重たいので、その町会の労力というか、苦労が大分減少すると思うのですが、その辺考えられないですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎都市政策部長 </span></p>
<p> 今年度初めて今までこちらから配っていた分を町会の要請を受けて、町会で自分の指定されているところで買っていただいてという形に切りかえましたので、その結果を受けて、これについては幹事会等でそれがどうだったかということもまた集約してまいりたいと考えておりますので、今年度の結果を受けて、またどういう方法がいいのか検討してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> それはそれでいいんです。</p>
<p> </p>
<p> ただ、受けた町会からすると労力は一緒で、いっぱい買っていっぱい配るだけです。</p>
<p> </p>
<p> 今までは持ってきてくれたのを自分らで買いに行って、それを届けてもらうか何かは別にして一緒です。</p>
<p> </p>
<p> ですので、検討して、今年一度やってみてというのはよくわかりますので、そのあと、会員に配るそこの段取りを少し簡素化できるように、一度、町会連合会ともいろいろ検討していただければ、町会は喜ぶと思うのですが、その辺どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎都市政策部長 </span></p>
<p> 町会連合会とは、毎月話し合っておりますので、今回の結果を受け、そういう要請もあるということも踏まえて、再度いろんな話合いをしてまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《防犯対策事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 同じページの防犯対策事業のところで、ここなのかどうかよくわからないですが、以前から新政クラブから公用車にドライブレコーダーをということで、青色パトロールカーや全ての公用車にということで、意見なり質問なりさせてもらいました。それを受けて、今現在の公用車のドライブレコーダーの設置率がもしわかれば教えていただきたいのですが。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎総務課長 </span></p>
<p> 平成29年度から順次、公用車につきましてはドライブレコーダーを設置しているところでございます。今年度におきましてそれが完了しまして、一般会計車両の104台につきましてドライブレコーダーを設置することとしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《旅券発給(パスポート)事務について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> そしたら、100ページの旅券発給事務について、平成30年度の途中からスタートしたように思うんですが、平成30年度での実績を数字で、わかるのであれば教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎市民課長 </span></p>
<p> 平成30年度の申請件数ですが、10月から3月までで1,625件で、交付件数につきましては1,318件となっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> これが始まるときに、少し心配といいますか、どんな体制でするのかということで質問させてもらったと思いますが、嘱託で対応するという答弁だったと記憶しているのですが、今現在のこの業務の体制というのは、どのような体制になっているんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎市民課長 </span></p>
<p> 常時、嘱託職員1名で対応しておりますが、繁忙期の2月、3月、4月につきましては、アルバイト職員と2人で対応しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 今、常時1名ということですが、嘱託職員も休暇をとられるときもありますし、繁忙期のアルバイトと2名体制ならいいんでしょうが、そういったときの対応はどうしているんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎市民課長 </span></p>
<p> 窓口職員の全てが旅券事務の研修を受けておりまして、そこをカバーできるようにしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《生活困窮者自立支援事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 110ページの生活困窮者自立相談支援事業のところで、少しお聞きします。</p>
<p> </p>
<p> この事業の不用額について、報酬が218万3,700円で、トータルで約556万5,000円です。この不用額の理由といいますか、なぜこの不用額が出ているか教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎福祉総務課長 </span></p>
<p> この不用額の内容ですが、当初、嘱託職員3名でスタートするはずでございましたが、年度当初2人しか来ない、1人が欠員という状態でスタートいたしました。</p>
<p> </p>
<p> そして、12月から採用して嘱託がまいりましたので、その分は費用として使って、あと残りは不用額となっております。</p>
<p> </p>
<p> そして、その間に不足する分につきましては、アルバイトを補充させていただいておりますので、その分の賃金が発生しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ということは、相談員は、そもそも少なかったということですが、それによって相談業務に支障があったのか、その辺どう分析しているか教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎福祉総務課長 </span></p>
<p> もちろん専門の相談員が一人足りない、そして、そのかわりにアルバイト対応ですが、そのときは何とか2人でしのぎ、なおかつ、ほかにも相談員がございますので、相互で助けていただいて乗り越えたという現状でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 相談員がアルバイトということは、何か資格を持っているアルバイトだったのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎福祉総務課長 </span></p>
<p> このアルバイトは資格を持っておりません。</p>
<p> </p>
<p> あくまでも相談員の補助ということで入っていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ある面、仕方がないと思うのですが、やはり生活困窮という制度で考えたときに、アルバイトで相談員の補助に入っている、相談を受けるというのはいろいろ難しい問題が出てきただろうと思いますが、半年であれそういった対応になったということで、やはり12月まで実際、募集はずっとしていたと思うのですが、なかなか人は見つからなかったということでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎福祉総務課長 </span></p>
<p> 南野委員おっしゃられたとおり、人材不足で見つかりにくかったという現状でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 1階で行っている相談員なので、これまでOBの皆さんなどが研修を受けて、それで相談員になられるというパターンもあったのですが、そういったことでは対応はできなかったのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎福祉総務課長 </span></p>
<p> 私も当時いなかったので余り詳しい内容は知りませんが、恐らく急に欠員という状態になったので、対応ができなかったと推測しております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ここはもう過ぎてしまったことなので余り言っても仕方がないので、今後、この事業を進める生活困窮者という意味でいうと、やはりせっぱ詰まった状態で来ると思いますので、相談員の確保、相談体制の充実というのは、何としても確保し続けなければいけないと思うのですが、その辺、最後にお聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎福祉総務課長 </span></p>
<p> やはり急にやめられた場合、次の補充というのがなかなかありませんので、あらかじめ現在の職員の継続した雇用に努力、注力するとともに、もしやめるとなれば、あらかじめ次の人を探していただくなり、それなりの期間を設けて告知していただく等、こちらからは働きかけております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《ホームレス自立支援事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 続いて、113ページの生活困窮者自立相談支援事業のホームレス自立支援等事業です。</p>
<p> </p>
<p> これで約94万円を使っていますが、巡回相談ということで、このホームレス自立支援の実績といいますか、この年度でどういう取組みをしたか教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎生活福祉課長 </span></p>
<p> 今現在、貝塚市内では3名のホームレスが存在していますので、ホームレス自立支援等事業で委託しております南大阪ブロックを管轄している大阪府社会福祉協議会に巡回相談で、毎週1回訪問していただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> これまでも機会があるごとに、僕もこのことは少し気になっているので質問させてもらっていたと思うのですが、もう全員施設に入るなり、自立したりということがあったと記憶しているのですが、久しぶりというか、3名という数字を聞いたかなと思っているんですが、今の現状でいうと3名の方は自立の方向に向かっていると認識してよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎生活福祉課長 </span></p>
<p> この3名の方に関しましては、定住型ホームレスでありまして、大阪府港湾局が管轄している場所でホームレスをしておりまして、ホームレスが言うには、ようやく見つけた安住の地であり誰にも迷惑をかけていないからという、そういうことを巡回員が訪問して面談しても言っている状況で、こちらに助けを求めてくれば、生活保護等適用してまいりますが、今現在、訪問して安否確認等をしている状況でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ということは、本人がそう言っているのを首に縄つけてということもできないですが、ただ野外ということもありますし、これから寒くなってくるということも考えられますし、命にかかわることも起こってくると思うので、その辺はやはり説得のためいろいろ手を変え品を変えしていかないといけないと思います。</p>
<p> </p>
<p> そう言っている人はなかなか難しいと思うのですが、今後、さらに自立に向けて進めてほしいと思うのですが、その辺、最後にもう一度お聞きします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎生活福祉課長 </span></p>
<p> 平成31年1月にもホームレスの方1名に生活保護を適用しておりますので、また粘り強く大阪府社会福祉協議会の職員とともに交渉に当たっていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《ほの字の里について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 174ページのほの字の里について、先ほど田中委員からあったのですが、僕はホームページを見ていて少し気になったのですが、今年9月から水曜日を全館休館ということで案内されています。</p>
<p> </p>
<p> 全館休館ということは、宿泊にとっては火曜日もとめるということになりますよね。</p>
<p> </p>
<p> 火曜日、水曜日2日間をとめることになると思うのですが、そうなった経過をまず教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎農林課長 </span></p>
<p> この休館日につきましては、これも先ほどからお話しさせてもらっています神戸市のコンサルタントも入りまして、従業員の件もありまして、試験的に1日休みをとらせてもらいたいということでお聞きしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 宿泊施設で休館日があるということは、僕はどうも納得がいかないといいますか、効率が悪いだろうなと。</p>
<p> </p>
<p> 要は、1日休むということは、もうそれで2日間宿泊できないんですよ。</p>
<p> </p>
<p> 僕は経営にとっては全然素人なのでわからないですが、普通に素人目で考えても、1日あの宿泊施設を休むということは、前の日から泊まれないということですよね。</p>
<p> </p>
<p> その辺、担当課としてはどう思っているんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎農林課長 </span></p>
<p> 一応向こうの話でしたら、データをとって水曜日が一番実績が少ないということで、水曜日にとらせてほしいということで、試験的であればしてみたらどうかということで、課として了承させてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 試験的にでも休んだら、その分収入は絶対減りますよ、試験的にしたとしても。休んでいるので増えることはありませんよ。</p>
<p> </p>
<p> その分の従業員の人件費との差額で、もしかしたら効果があるのかもわからないですが、今まで平日でも泊まりがなかった日もあったかもわからないですが、宿泊施設でそうすることの意味が、僕はもう全く理解できないんです。</p>
<p> </p>
<p> その辺、担当課として、そのコンサルタント会社も含めて、貝塚市の財産である宿泊施設だということをきっちり伝えていかないと、これはますます、水曜日休みなら火曜日もだめだなと客離れが進むのではないですか、逆に。その辺、どう認識されていますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎都市整備部長 </span></p>
<p> 恐らく人の確保というのが一番大きいのだろうと思います。</p>
<p> </p>
<p> どうしても労働時間は決まっているものですから、それは上限を超えられないというのがございます。</p>
<p> </p>
<p> そうなると、やはりシフトの人数が余計に要るというのがあると思います。</p>
<p> </p>
<p> それが現状確保できない状況で、やむなく一番稼働率の悪いその日を試験的に休業させていただくという形になっているのかと思います。</p>
<p> </p>
<p> 人の確保ができれば、一定それがまた復活できるのかどうか、今のところ、そういう申し出で営業できないという話があったので、そういう一時的なものという認識のもとで、市としては認めているとご認識いただけますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> それは先ほどの田中委員との話と一緒で、人の確保が本当の理由かどうかは、僕はわからないです。</p>
<p> </p>
<p> ほかの宿泊施設でも同じ理由で、それは山間部にあるかないかという多少立地条件はあるとは思いますが、それならそれなりのその法人としてのやり方があると思うんです。</p>
<p> </p>
<p> それはやはり宿泊施設なので、24時間の施設なので。</p>
<p> </p>
<p> そこは、これ以上もう客離れを進ませないような仕組みに持っていかなければならない。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、先ほどのバーベキューでも、これもホームページに書いているんですが、全てが要予約となっています。</p>
<p> </p>
<p> 土日のみ営業ということと、平日は15名以上しかだめということです。</p>
<p> </p>
<p> ここもどうかなと思うんです。それは肉を抱えて、客来なかったらもったいない、それはそのとおりです。</p>
<p> </p>
<p> 百歩譲って予約しないといけないというのはよくわかるんですが、例えば、宿泊客で平日でも家族で泊まる方にバーベキューしてもらってもいいじゃないかと。</p>
<p> </p>
<p> 宿泊するのに、いきなり来る人もいるでしょうが、ほとんど予約しますよ。</p>
<p> </p>
<p> そういったところで、利用者にもっといい条件を、ホームページでもぱっと見て、行ってみたいと思えるようにしなければ、僕は、ますますほの字の里から客離れが進むような気がして仕方がないです。</p>
<p> </p>
<p> ここのホームページを見ただけでも、ああ、もう行くのやめとこうと、15人以上、平日予約がないとバーベキューできないわ、泊まるのやめておこうとなります。</p>
<p> </p>
<p> 予約をするのはするで、別に15人と切る必要もないでしょうし、そうやって、小さな積み重ねが僕は大事だろうと思うので、その辺、もう一度お答えいただけますでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt; color: #00ff00;">◎都市整備部長 </span></p>
<p> 先ほど田中委員のときにもご答弁させていただきましたが、その旨は農業組合法人ほの字の里に伝えさせていただきます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、農業組合法人ほの字の里も非常に昨年度から経営悪化しているのも、これはまた事実でございまして、実は今まであった木工室を、今2段ベッドを置いて宿泊できる部屋に改装しております。</p>
<p> </p>
<p> もう終わったと思います。今ある木工室については、集いの館の1階、今使われていない場所へ移すということで、宿泊に対してはどうしても土日が稼ぎどきということになりますが、部屋数も少ないですからお断りしていた場合も多かったので、キャパシティを広げるというところでそういう申請が貝塚市に上がってきましたので、私どももそれで集客力がアップするのであればと承認しております。</p>
<p> </p>
<p> 事業者である農業組合法人ほの字の里も、そういう企業努力といいますか、法人ですが、そういう努力もしております。</p>
<p> </p>
<p> その中の一つの判断としてそういうところ、バーベキューであったり、どうしてもお客さんが来ないところはカットするという考え方だろうとは思うんですが、とりあえずそういう形で仮にしたとしても、それが効果としてどうあらわれてくるのかという検証も必要かと思いますので、また再度そういう形では農業組合法人ほの字の里と話合いをさせていただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 是非お願いしたいのですが、今2段ベッドの部屋を追加するということで工事をしているということであれば、なおさら営業日を増やさなければ、稼働率が上がらないということになるので、その辺も含めて、もう一度法人にきちんと伝えていただいて、やはりこういった情報でも、まず情報をホームページなどから調べてぱっと見て行くと思うので、我々もそうやって旅館を探すときにインターネットで探したりしますから、その辺も含めて再度要望していただきたいと思うのですが、最後どうですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長 </span></strong></span></p>
<p> いろいろ話を聞かせてもらって、毎回、ほの字の里の話は出るのですが、再度、庁内で担当副市長を中心に整理をさせてもらいます。</p>
<p> </p>
<p> 田中委員からのお話があったこと、南野委員からのお話もあって、担当副市長、担当部長、課長を中心に、どのようにして今後、ほの字の里を運営していったらいいのか、それと目前に迫った課題をどう対処するのか、早速、まず今日、この議会が終わり次第、向こうに副市長以下で話しに行くように指導しておいて、急に結論は出ませんが、どういうことか、行ってきた話はどうかということを、火曜日から仕事が始まりまして部長会議がありますので、その場で発表させて、ある程度方向性が決まったら、田中委員、南野委員に質問されたことについてはお答えができるようにさせてもらいたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《鉄道軌道安全輸送設備事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 192ページの鉄道軌道安全輸送設備等整備事業の水間鉄道への補助金ということで、この年度で約1,900万円使っていますが、この年度で具体的に何をしたかまず教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎都市計画課長 </span></p>
<p> 平成30年度の事業につきましては、水間鉄道の清児、名越間の枕木をPC(プレストレストコンクリート)化したのが一つと、清児変電所の配電盤の更新が一つ、もう一点は、全31箇所の踏切の警報器の警報音発生装置の更新でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 記憶で申しわけないですが、大体、毎年2,000万円ほどの予算となっていると思うのですが、これは水間鉄道と協議しながら事業は決めていると思うのですが、この2,000万円というのは一応限度ということで、貝塚市ではそれぐらいの認識になっているんですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎都市計画課長 </span></p>
<p> 事業につきましては水間鉄道が実施して、国の補助をもらってしていますので、年次計画をたててしているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> 今後も水間鉄道につきましては、まだ施設が老朽化しているところがありますので、継続的に行われるものと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎都市整備部長 </span></p>
<p> 金額につきましては、今年度までの3箇年は、水間鉄道の収支が赤字だったということで、経営が安定するという条件のもとで約2,000万円という上限をつけさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> 既に、前年度より水間鉄道の収支は黒字化しておりますので、次の3箇年につきましては水間鉄道と協議しまして、何とか黒字化を維持できる状態の中で、要は水間鉄道が事業者として幾らまでその事業をできるのかというところを協議した中で、市はそれと同額を補助させていただくという形で、今後進めていくということです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 僕は、その約2,000万円がいいとか悪いという意味ではなく、要は、昨日でもコミュニティバスとの連携で運賃の件もありました。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で水間鉄道に補助を、貝塚市の財政が可能なら2,000万円が上限と決めずに、まだ場合によっては2,100万円、2,200万円と協議していったらいいかなと思ったので質問させてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> そういう意味では、この予算で、山手の人の交通の便がよくなるのであれば、そういったことも検討しなければ、今現実問題、幾らにしたら一番いいのかはこれからの協議になると思うのですが、それぐらいの幅はあるのかどうか、お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎都市整備部長 </span></p>
<p> 先ほども答弁いたしましたように、水間鉄道も軌道の補修につぎ込めるお金も一定上限があると思いますので、その上限に対して市として同額補助を今後していきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《住居表示整備事業について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 200ページの住居表示整備事業について、これまで我々新政クラブで質問もさせてもらっていますので、この平成30年度で約214万円使っています。これは平成30年度はどこでしたか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎土地情報課長 </span></p>
<p> 現在、中町の現在住居表示を実施しておりますが、この平成30年度の分は、その前年度ということで、基礎調査で使った分でございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> ここ5年、6年、半田からスタートして、近木、中、海塚1丁目等々進んできました。それで今年度実施しているのですが、これ以降にどのように考えているか、もう一度、何回か聞いているとは思うのですが、その辺お聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎土地情報課長 </span></p>
<p> 現在、次の候補地として久保地区ですが、地元町会と協議を進めておりまして、今後実施できるようにしたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 是非、進めていただきたいですが、これから進めていく上でいろんな問題が出てくると思います。</p>
<p> </p>
<p> 例えば、今これまで半田、中、近木、海塚というと、比較的に自治会も協力的に進めていただいて、いろいろあったとは聞いていますが、何とか乗り越えてこられたと思います。</p>
<p> </p>
<p> ただ、今後進めるにあたって、いろいろ地元合意がなかなか難しい地域が出てきたり、広げていく上でいろんなことが出てくると思うのですが、ここで貝塚市のスタンスを僕ははっきりしておいて進まなければならないと思っております。</p>
<p> </p>
<p> というのも、やはり住居表示、我々ずっと言い続けているように、安心と安全のためには必ず必要な制度だと思っていますので、いろんな困難な事例が出てきた場合に、それを柱に、芯に持っていただいて進めていただきたいのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎土地情報課長 </span></p>
<p> 南野委員ご指摘のとおり、住居表示に関しましては、皆さん賛成というわけではないのも現実です。</p>
<p> </p>
<p> ただ、本市としましては、住居表示を進めるという姿勢は変わりませんので、今後とも努力をしてまいりたいと思いますし、また、委員の皆様にも逆にご協力いただきたいと思う次第であります。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3>《財産区財産について》</h3>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 財産区の決算について、特にどこどこということではないですが、実は今年の代表質問の中でこれも触れさせていただきました。</p>
<p> </p>
<p> その後も、いろいろ担当課とも打ち合わせというか要望も繰り返しているのですが。</p>
<p> </p>
<p> 実は先日、ある財産区の皆さんがお見えになりまして、ずっと一緒ですが、所有する財産区が売却はできるが貸出しができないということがありました。</p>
<p> </p>
<p> その財産区の皆さんの立場に立ったら、その管理費や財産区を守るための管理費で非常に手間も金額もかかるということで、そこで何とか収益を上げて、それに充てたいという思い、切実な思いがあったわけです。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、その一つの地域だけではなく、多分、貝塚市内にこれだけの財産区を管理されている地域もあって、同じような悩みを抱えているところもたくさんあると思うのですが、今の現状でそういった貸与という方法はとれないものかということを、まずお聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 12pt;">◎総務課長 </span></p>
<p> 財産区といいますのが、地方自治法上財産の管理及び処分に限りその権能を有するということになっております。</p>
<p> </p>
<p> そういうところから、今南野委員おっしゃられるように貸付けという行為につきましては、あくまで例外的な行為に当たりまして、貸付けを行わなければならない理由が必要ということになってきます。</p>
<p> </p>
<p> それで、地元の財産区からも貸付けで収益を上げるのではなく、あくまで管理運営をするための方策として使えないかということが提起されているところでして、我々としましても、そのあたりについて法を超えない範囲で可能かどうかということを今研究しているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 理由が必要だということなので、逆に、理由があれば大丈夫ということで理解していいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> 今言いましたのが、公益上の必要性があることや、貸付けをして支障がないということで、貸付期間中、その利用予定もないということが一つ考えられることですが、あくまでため池につきましては貸付行為というのは例外的規定という形でなっております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 理由が必要とおっしゃったから、再度質問させてもらったのですが、理由が調ったら貸出しも可能と思っていいですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> そのあたりが、管理運営の経費として当てはまるということでありましたら、その部分に相当すると解することができると考えているところでございます。</p>
<p> </p>
<p> ただ、そのあたりをまだ研究中でありますので、この場で具体的にオーケーということは言えないということです。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> <strong style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◆南野敬介議員 </strong></p>
<p> 今まで、財産区の皆さんや我々が聞いていたよりも、少し踏み込んで答えていただいているということで感謝しています。</p>
<p> </p>
<p> ある意味で、管理ということでは、どこの財産区でも、池であろうが土地であろうが、管理は必ず必要なわけで、そういったことで理由をいろいろ考えていけたら、実際の財産区の皆さんもいろいろそんなことも考えていただけるであろうし、いいかなと思っています。</p>
<p> </p>
<p> ただ、そういった意味で大前提は貸出しできないというのは十分皆さん理解していると思います。</p>
<p> </p>
<p> これは大阪府からの通知でそれをしっかり守れということになっていたと思いますので、貝塚市も含めて財産区の皆さんにも協力を仰ぎますので、そういったことで利用しやすい財産区というか、管理しやすい財産区を目指して、貝塚市も大阪府や国に働きかけをこれからも強めていっていただきたいという要望ですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 16px;">◎総務課長 </span></p>
<p> どちらの財産区におきましても、維持管理が大変ということは我々も聞いているところです。</p>
<p> </p>
<p> そのあたりにつきまして、この地方自治法上の財産区の権能が消極的な権能ということになっているところでございますので、その中で維持管理費がどのように財産区としてやっていけるかというのを、市としても、今後、地元と一緒に考えていきたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
-
text/html
2019-09-09T16:22:00+09:00
令和元年第3回定例会(9月議会)南野市議一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/2901705
<h3>《同性パートナーシップの導入について》</h3>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> 議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いまして一問一答式にて質問をさせていただきたいと思います。</p>
<p style="text-align: left;"> </p>
<p> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/190905103729-5d7066d95a4b3.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190905103729-5d7066d95a4b3_m.jpg" alt="IMG_0739.JPG" style="float: left;" /></a>まず、1点目の同性パートナーシップの導入についてお尋ねいたしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> これまで、まず平成29年第4回定例会、12月の段階で私から貝塚市でこの問題を取り上げさせてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> その後、同僚の会派議員から昨年の第4回定例会、また今年3月の会派代表質問でこの同性パートナーシップの問題を取り上げさせてもらいました。</p>
<p> </p>
<p> 時期も含めまして、研究や先進都市を学びながらいろいろ検討していきたいというご回答をいただいたと思っています。</p>
<p> </p>
<p> 特にこの3月の代表質問では、時期も含めてお尋ねさせてもらいましたが、導入に向けて市政運営方針の中でも入れてやるということで市長からも答弁をいただきました。</p>
<p> </p>
<p> 少し振り返ってみますと、この4月の時点で全国でさらに9の自治体がふえまして、20の市や区でこの同性パートナーシップ制度が導入されております。</p>
<p> </p>
<p> また、大阪府におきましても、大阪市に続きまして堺市や枚方市でももう既に導入されて、この4月からスタートされたということであります。</p>
<p> </p>
<p> また、現在検討中の自治体で2019年度中に何とかしたいと言っている自治体が宮崎県宮崎市、福岡県北九州市、埼玉県さいたま市、岐阜県飛騨市などを含めました4自治体が前向きに導入に向けてスタートしたと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> これまで市の答弁の中でいろいろな啓発事業や職員、また市民の皆さんを含めてこの問題をどう捉えていくかということで研修なり研究を進めていきたいとご答弁がありましたので、少しお尋ねしたいのですが、この問題、今に始まったわけではございませんでして、LGBT(Lesbian Gay Bisexual Transgender)の問題、性ということでの問題、もう随分昔から言われていましたので、この貝塚市においていろいろなセミナーが開催されていると思います。</p>
<p> </p>
<p> 人権セミナーや啓発セミナーを開催されていると思うのですが、その中でこの性、LGBTなどのマイノリティーの問題で取り上げた研修というのは過去どれぐらい開催されていたのか、まずお尋ねいたします。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 取り上げさせていただいた研修につきましては、平成28年度以降でしたら、今年の5月の分も含めまして4回、当事者の講師を呼んでしております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 平成28年以降で4回、市民啓発という形で取り上げられたということもありますし、また広報とかでもこの問題を取り上げていただいたと思うのですが、それについては何回ぐらいか、もしわかれば教えていただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 広報には3回取り上げておりまして、大体11月にはその人権関係の広報を毎年掲載させていただいております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ということでしたら、年1回ぐらい、1回ないし2回ずつぐらいは取り組んでいるということで認識しました。</p>
<p> </p>
<p> 平成29年以降、こういった質問を繰り返しさせてもらって、当事者の皆さんも何回か連絡も、私のところにきたりもしていまして、どういう状況になるかなということで、本当に貝塚市でそれを取り組んでくれたら非常にありがたいというご意見が都度、都度寄せられております。</p>
<p> </p>
<p> そこで、もう過去3回、4回、こういった同じ質問を繰り返しておりますので、実際、この制度について導入を市政運営方針でも研究するということでありましたので、その導入の時期とかも含めて、どこまで検討できているのか、お聞かせいただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> 制度導入の時期でございますが、導入に向けて性的マイノリティーについての啓発と理解の促進が重要であるとの考えのもと、先ほどもありましたが、市民に対してのセミナーの開催や広報紙への記事掲載に取り組んできました。</p>
<p> </p>
<p> 今後、市として性的マイノリティーを支援するための機運をさらに醸成し、取組みの方向性を認識しながら各部署でできることをまとめ上げるなど総合的な取組みを実施し、同性パートナーシップの制度につきましては、今後2年をめどに導入してまいりたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> それはありがたい話で、ありがとうございます。</p>
<p> </p>
<p> 2年をめどということですが、平成29年、去年、一昨年からスタートして、実質四、五年かけてつくり上げるということですが、そのペースを2年と言わず、せめて1年以内に頑張ってみるとかいうことにはならないでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎藤原龍男市長</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 2年という意味は来年の3月末までが1年です。</p>
<p> </p>
<p> その次の年の3月末までがもう1年、年度で考えているというふうにお考えください。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> わかりました。ということは、令和3年の3月ということですね。</p>
<p> </p>
<p> 〔「だから、令和3年度末までには」と呼ぶ者あり〕</p>
<p> </p>
<p> はい、わかりました。</p>
<p> </p>
<p> それでは、正直な話、制度をつくって何かしないといけないという金銭のかかる話ではないのです。</p>
<p> </p>
<p> ですので、制度をつくって仕組みさえしっかりできれば、本当はもう少し早い時期でもできるとは思うのですが、ただあと2年後ということで今はっきりとそう答えていただいたので、それに向けていろいろ啓発なり職員の対応の方法なり、システムづくりなどを日々また研究していただきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> ただ、その中で例えば当事者の意見をどういうふうにしてほしいとかいう要望があれば、それは一度聞いていただく機会を設けていただくとかは可能でしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市政策部長</span></p>
<p> </p>
<p> その辺のところは、また相談させていただいて聞く機会を設けられたらと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3> 《市営住宅へのコインパーキング設置について》</h3>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> それでは、2年ということでめどが出ましたので、また取組みについてはこれから相談しながら進めていきたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 続いて、2点目の市営住宅へのコインパーキング設置についてお尋ねしたいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 私も市営住宅がたくさん建っているところで住んでおりますので、住民の皆さんからも、例えば来客用の駐車場の確保という問題が日々の課題になっています。</p>
<p> </p>
<p> ただ、なかなか難しい問題があるので、そこは上手にいろいろ聞きながらまた相談しますという形にしています。</p>
<p> </p>
<p> また、貝塚市内についても市営住宅がたくさんあって、脇浜や澤とか、どこの市営住宅でも同じような問題を抱えているのだろうと、これは選挙の中で我々もいろいろ貝塚市内をずっと回っていましたので、そういった要望などもお聞きしました。</p>
<p> </p>
<p> そこでふと思ったときに、これまで決算特別委員会や予算特別委員会でいろいろ言わせてもらったのですが、府営住宅でコインパーキングができているので指摘させてもらってどうなのかということを各委員会で質問させてもらったときに、住宅用の敷地内については住宅用として取得したのでなかなか難しいということがあったのですが、よく考えてみたら、大阪府ができて貝塚市でできないことはないだろうと思うのですが、その辺の状況、大阪府の状況も含めていろいろ検討していただいたと思うので、その検討がどうなったのかを少し説明いただけますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 大阪府におきましては、平成26年に大阪府内を7ブロックに分けて最大5年間の貸出しとして駐車場、コインパーキングとして公募をしております。</p>
<p> </p>
<p> 基本的には、国庫補助金を受けていない場所を選定していると。</p>
<p> </p>
<p> しかし、少数例ながら恒常的に駐車スペースがあいている団地においては、目的外使用の承認を受けて設置しているコインパーキングがあると聞いております。</p>
<p> </p>
<p> 本市の市営住宅の場合は、ほぼ土地、建物全てが国庫補助金をいただいているということですので、当然手続き上は補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に基づきまして、国に目的外使用の申請を行う必要があるということになるかと思いますが、大阪府で承認されている事例もあることから、条件が整えば承認されるのではないかと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> ですよね。多分国と相談したらいけると思うので、大阪府ができて市ができないことはまずないだろうと思います。</p>
<p> </p>
<p> 目的外使用云々となったら、大阪府でも基本的に何箇所か府営住宅がありますが、民間のところを借りているところはすぐわかりますが、敷地内に住民用の駐車場を</p>
<p> </p>
<p>整備してコインパーキングにしていると明らかにわかるところもありますので、その辺は大阪府にノウハウをいただきながら整備していただきたいと思うのですが、例えばどこどこの団地の自治会がコインパーキングをしてくれという要望があったら相談に乗っていただけるということで理解してよろしいでしょうか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 大阪府に確認いたしますと、これは7ブロックに分けたと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> やはりそのブロック分けの段階で、貝塚市以南につきましては、それを一つのブロックとして公募してもなかなか業者が来ないと、手を挙げる業者がないということで、貝塚市以南については東大阪市、守口市、寝屋川市との抱き合わせで募集をかけたと聞いております。</p>
<p> </p>
<p> そういうことから考えますと、やっぱり需要といいますか、そういうのが非常に問題になってきて、当然業者も採算性ということになりますので、なかなか実際に手を挙げる業者があるのかどうか。</p>
<p> </p>
<p> 2者ほど、ちょっとヒアリングも行ったのですが、やはり舗装してまでもそのコインパーキングをするとなると、やっぱり収支上しんどいと。</p>
<p> </p>
<p> それとあと、舗装していても採算ベースに乗るかどうか、やっぱり不安があると聞いていますので、かなりそういう部分で難しいと思っています。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 要は、しようと思ったら可能だが、業者が例えば採算が合わないからできないということで二の足を踏んでいると理解したらいいのですか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> </p>
<p> 具体的にそういうコインパーキングをしてくれという自治会からの要望は聞いておりませんので、そういう要望があって、なおかつ例えば舗装をしている駐車場での残区画でしてほしいという話がありましたら、一度また再度、業者にヒアリングをして、そういうのが可能かどうか確認したいとは考えています。</p>
<p> </p>
<p> ただ、やはり企業も、もうけてという話がありますので、ちょっとそういうところでは難しいかと考えております。</p>
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<h3>《ロケーション誘致による観光事業の取組みについて》 </h3>
<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
<p> </p>
<p> わかりました。そういったことができるということが今日は確認できただけでも前進かと思いますので、今後、する、しないは当然それぞれ地元の市営住宅の自治会とかもあるでしょうし、周りの状況とかもあるでしょうから、そういった要望があった段階ではまたいろいろ検討を進めていけたらと思います。</p>
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<p> 続いて、最後の3点目、ロケーション誘致による観光事業の取組みについてお尋ねいたします。</p>
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<p> 先日7月に我々新政クラブと真利議長も含めまして、政務活動で栃木県足利市にお伺いさせていただきました。</p>
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<p> 足利市全体がロケーションのまち、映像のまち構想ということで取り組まれていまして、実は平成3年の大河ドラマの「太平記」がその足利市でロケーションされて480万人ぐらいの観光客がその前後を含めてずっと来られたということで非常に経済効果が高かったと教えていただきました。</p>
<p> </p>
<p> そんな流れを受けまして、平成26年には足利市では映像のまち推進課という課をつくってロケーションや、いろいろなドラマや映画の誘致に取り組んできたと、シティーセールスとして取り組んだということがあります。</p>
<p> </p>
<p> この足利市では県立の高校が廃校となって、そこを市が県から譲り受けて、そこをロケーションの聖地として取り組んでいるのですが、私は全然知らなかったのですが、有名なドラマ「今日から俺は!!」というドラマが大ヒットし、それが映画化もされたと聞いて、そこが撮影されて、その撮影で使われた食堂やスタッフが食べられた食堂とか利用した散髪屋などもマップにして後からツアーを組んでやっていったりして、平成30年の経済効果は8,000万円を超える経済効果があったと言われています。</p>
<p> </p>
<p> そこで、貝塚市に目を向けたときに、よく市長もおっしゃるのですが、やはり自然豊かなこの貝塚市であります。文化に富んだ貝塚市であります。</p>
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<p> 二色の浜、願泉寺、水間寺、釘無堂や近木川も含めて、いろいろなきれいなロケーションもありますし、自然豊かな環境といいますか、地域に恵まれているということもありますので、これまでも何かいろいろとどこかで撮影されたとかいう話は聞いたことがあるのですが、そういった経済効果、後々のことも考えたときに、ロケーションに使ってほしいということでシティーセールスをしていく必要があるのではないかと思うのですが、その辺のお考えはいかがか、お尋ねいたします。</p>
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<p><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◎都市政策部参与</span></p>
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<p> 本市では、公益財団法人大阪観光局の大阪フィルム・カウンシル大阪ロケーション誘致部会に加入し、大阪フィルム・カウンシルが制作した映像制作会社支援向けのロケ地情報冊子で本市を紹介しております。</p>
<p> </p>
<p> また、大阪府内でロケを希望する映画・ドラマ等の情報の提供も受けております。今後も大阪ロケーション誘致部会を通じてロケーション誘致に努めてまいりたいと考えております。</p>
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<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
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<p> いろいろな形でこのロケーションとかをしてヒットしたら非常に経済効果が大きいと言われていました。</p>
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<p> 足利市なので私たちは単に関東に近いから便利だからそんなことができるのと違いますかとお話ししたのですが、ドラマや映画といったらそんなことも関係は余りないみたいで、本当にきれいな場面が撮れるなら、風景や景色、建物だとか歴史を感じさせるものがあれば、どんな遠くでも大きなセットを建ててするのですと言っていました。</p>
<p> </p>
<p> そういった意味で、もし貝塚市で撮影された映画やドラマがヒットしたら、そういったツアーもまた組めるでしょうし、非常に活性化につながる一つの起爆剤になるのではないかと思いますので、観光というところを前面に出しながら、シティーセールスをいろいろな機会を通じてこれからも続けていただきたいと思うのですが、その辺、最後もう一度。</p>
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<p><strong><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎藤原龍男市長</span></strong></p>
<p> </p>
<p> 貝塚市の水間鉄道なり自然を活用したようなPR効果は大変大きいと思います。</p>
<p> </p>
<p> 先日、J:COMで貝塚市内を「長っと散歩」というのをしました。願泉寺、感田神社、利齋さんのお宅、そして最後に塩五に寄せてもらって、見てくれた人いてますか。塩五に行ってましたでしょ。</p>
<p> </p>
<p> その後、田中議員たちとの集まりがあって、塩谷社長が、やっぱりあれを見たので買いに来ましたという人がおられました。</p>
<p> </p>
<p> ですから、私も水間鉄道は割と単線で、そういう面ではPRしやすいと思って、現に今年の夏、電車を活用したビアガーデンをすると大盛況で、たくさん来られていました。</p>
<p> </p>
<p> やはり貝塚市を振り返ったときにもっとPRできるところがたくさんあると、このことが水間鉄道の活性化につながるのではないかとも私は思っておりますので、南野議員のおっしゃるように、市としてもどのような取組みができるのか、ちょっとこれは取り組んでいきたいと考えています。</p>
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<p><span style="color: #0000ff; font-size: 16px;">◎都市政策部参与</span></p>
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<p> 本市では、公益財団法人大阪観光局の大阪フィルム・カウンシル大阪ロケーション誘致部会に加入し、大阪フィルム・カウンシルが制作した映像制作会社支援向けのロケ地情報冊子で本市を紹介しております。また、大阪府内でロケを希望する映画・ドラマ等の情報の提供も受けております。今後も大阪ロケーション誘致部会を通じてロケーション誘致に努めてまいりたいと考えております。</p>
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<p><strong><span style="font-size: 12pt; color: #0000ff;">◆南野敬介議員</span></strong></p>
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<p> ありがとうございます。</p>
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<p> いろいろな形でこのロケーションとかをしてヒットしたら非常に経済効果が大きいと言われていました。足利市なので私たちは単に関東に近いから便利だからそんなことができるのと違いますかとお話ししたのですが、ドラマや映画といったらそんなことも関係は余りないみたいで、本当にきれいな場面が撮れるなら、風景や景色、建物だとか歴史を感じさせるものがあれば、どんな遠くでも大きなセットを建ててするのですと言っていました。そういった意味で、もし貝塚市で撮影された映画やドラマがヒットしたら、そういったツアーもまた組めるでしょうし、非常に活性化につながる一つの起爆剤になるのではないかと思いますので、観光というところを前面に出しながら、シティーセールスをいろいろな機会を通じてこれからも続けていただきたいと思うのですが、その辺、最後もう一度。</p>
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<p><strong><span style="color: #0000ff; font-size: 12pt;">◎藤原龍男市長</span></strong></p>
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<p> 貝塚市の水間鉄道なり自然を活用したようなPR効果は大変大きいと思います。先日、J:COMで貝塚市内を「長っと散歩」というのをしました。願泉寺、感田神社、利齋さんのお宅、そして最後に塩五に寄せてもらって、見てくれた人いてますか。塩五に行ってましたでしょ。その後、田中議員たちとの集まりがあって、塩谷社長が、やっぱりあれを見たので買いに来ましたという人がおられました。ですから、私も水間鉄道は割と単線で、そういう面ではPRしやすいと思って、現に今年の夏、電車を活用したビアガーデンをすると大盛況で、たくさん来られていました。やはり貝塚市を振り返ったときにもっとPRできるところがたくさんあると、このことが水間鉄道の活性化につながるのではないかとも私は思っておりますので、南野議員のおっしゃるように、市としてもどのような取組みができるのか、ちょっとこれは取り組んでいきたいと考えています。</p>
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text/html
2019-07-16T11:00:00+09:00
栃木県真岡市・鹿沼市・足利市視察報告書
https://r.goope.jp/sinsei/info/2692378
<p>PDFファイルはこちら</p>
<p class="pdf"><img src="https://goope.jp/img/icon/pdf/pdficon_16.png" width="16" height="16" alt="pdf" /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/190717103905-5d2e7c39add4e.pdf" target="_blank">2019.7.3栃木県視察報告書.pdf</a> <span>(1.06MB)</span></p>
<p class="pdf"> </p>
<h3><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">報告1 真岡市「タブレット配備について」</span></h3>
<p> 令和元年7月3日午後1時15分頃、栃木県真岡市荒町5191番地真岡市役所へ到着。</p>
<p><br /><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716123759-5d2d4697c137e_m.jpg" alt="01真岡市 (15).JPG" style="float: right;" /> 真岡市議会事務局議事課庶務係の豊田公平主査のお出迎えを受け、同議会事務局議事課の藤田主計課長、同市議会総務常任委員会の日下田喜義委員長より歓迎のあいさつを受けた後、同市総務部情報政策課の菊池高樹課長、同情報管理係の小池知恵子係長より「全職員へのタブレット端末導入について」ご説明いただきました。</p>
<p><br /> まず真岡市では平成28年度新庁舎への文章移管の検討にあたって保管文章の50%を削減しなといけないことが判明したとの事でした。</p>
<p><br /> また今後保管する文章などをいかに減少させることができるかが急務の課題となりました。そこで、担当者が先進都市の静岡県焼津市へ行政視察を行いこの問題の解決に取組みました。</p>
<p><br /> 「焼津市」での取組みに学び導入するタイミングを検討した結果、平成30年のパソコンの更新時期に合わせて取組まれました。</p>
<p><br /> それまで使用していたパソコンについては、臨時・嘱託職員や伝送用パソコンとして引き続き利用することで無駄をなくす取組みとなりました。</p>
<p><br /><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716123646-5d2d464e58cbb.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716123646-5d2d464e58cbb_m.jpg" alt="01真岡市 (10).JPG" style="float: left;" /></a> タブレット導入におけるランニングコストは約1,300万円の増額となったわけですが、目に見えない費用の削減があげられていました。</p>
<p><br /> 紙代、印刷製本代、印刷製本時間にかかる労働時間を含めると多大な費用の削減が見込まれました。庁内での一般会議で使用する資料については約10%の削減、議会の予算・決算書資料については約40%の削減が見込まれたとの事でした。</p>
<p><br /> そうした見込みを受けて「視察報告会」を開催し導入が決定されました。</p>
<p><br /><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716123626-5d2d463aee8d0.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716123626-5d2d463aee8d0_m.jpg" alt="01真岡市 (2).JPG" style="float: right;" /></a> まずは三役にはiPadを整備し、庁舎外でもデータのやり取りが可能なシステムが構築されました。</p>
<p><br /> スケジュールとしては平成29年度にテスト導入として庁議・政策調整会議・課長会議などでペーパレスの実施し導入者によって様々な意見を出し合い、平成30年度に全事務職員に導入されました。(379台・現在は432台)</p>
<p><br /> タブレットを導入したことによりセキュリティ対策も強化し、ハードディスクの暗号化、Windows起動時にID・パスワードの入力により2重のセキュリティが確保されました。</p>
<p><br /> また人的な教科として職員の強化に力をいれ、事あるごとに研修に取組んでいるようです。タブレットを導入したことで作業時間が著しく短縮でき、事業効果は大であると認識されていました。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">報告2 鹿沼市「民設民営の下水道消化ガス発電について」</span></h3>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124042-5d2d473aaee4e.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124042-5d2d473aaee4e_m.jpg" alt="02鹿沼市 (8).JPG" style="float: left;" /></a> 令和元年7月4日午後1時頃、栃木県鹿沼市上殿町673-1鹿沼市下水道事務所へ到着。鹿沼市議会事務局議事係のシノハラ氏のお出迎えをうけ、同市議会大島久幸議長より歓迎のご挨拶をいただきました。</p>
<p><br /> 続いて、鹿沼市環境部下水道施設課施設維持係の湯沢浩課長補佐兼係長、民間運営会社である月島機械㈱水環境事業本部ソリューション技術部新事業グループの青柳健一サブリーダー、同新事業グループの西谷麻菜美氏よりご説明と施設見学が行われました。</p>
<p><br /> 昭和51年6月に下水道処理をスタートして43年。鹿沼市内では9か所の処理場を有しており平成13年には環境基本条例が制定されると同じに「環境都市宣言」も行われ環境問題への取組みがスタートしました。</p>
<p><br /> 下水処理時に発生する「メタンガス」を再生可能のエネルギーとして地球温暖化対策の推進のため積極的に活用しようという発想でスタートしました。</p>
<p><br /><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124111-5d2d475705d1f.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124111-5d2d475705d1f_m.jpg" alt="02鹿沼市 (10).JPG" style="float: right;" /></a> そんな中で月島機械㈱より提案があり事業を本格的にスタートさせました。</p>
<p><br /> 国の20年間という補助も活用し平成26年よりスタートしているのですが、売電価格も39円と高く年間110万kWの売電を生み、全体の15%にあたる約800万円が鹿沼市に分担金として納入されています。</p>
<p><br /> 太陽光や風力のように天候に作用されることなく安定した電力として期待できると述べられました。</p>
<p><br /> これは下水処理施設の電気代の約1か月分くらいですが民間企業と共同で環境問題に取組んでいる事例でもあります。</p>
<p><br /><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124142-5d2d4776ed0a1.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124142-5d2d4776ed0a1_m.jpg" alt="02鹿沼市 (13).JPG" style="float: left;" /></a> 課題としては電力会社が受け取る設備が不足しており折角作った電力が売れないということがあげられることと、絶対的にメタンガスの量が少なく、処理施設の1か月分程度の電力しか生めない事があげられています。</p>
<p><br /> そこで市内の給食センターから排出される食品の残り等をあつめて処理するなど行っていますがまだまだ実績としては伸び悩んでいるのが課題です。</p>
<p><br /> 今現在日本各地で約300か所で同様の取組みが行われているとの事で、貝塚市の地でも検討できないかと感じました。</p>
<p><br /> 月島機械㈱の担当者様も実際貝塚市の処理方法などお聞きして提案できるとおっしゃっていましたので進めてみたいと考えています。</p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124204-5d2d478c93824.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124204-5d2d478c93824_m.jpg" alt="02鹿沼市 (12).JPG" style="float: right;" /></a><br /> また、視察項目ではなかったのですが、国土交通省下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)により「脱水乾燥システムによる下水汚泥の肥料化、燃料化技術実証研究」についてもご説明いただきました。</p>
<p><br /> 汚泥を乾燥できるところまで乾燥させて肥料にする研究との事で、すでに「肥料」として認可は受けれたとの事ですが、課題として運搬や保管時にどうしても湿気などで折角乾燥した肥料に湿り気が生まれ固まってしまい、使い物にならないこともあるようで、その事に対する克服が今後の研究課題となってきているようです。</p>
<p><br /> 最後に、施設内をご案内いただき視察は終了しました。</p>
<p> </p>
<p><br /> <a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124230-5d2d47a69cb1c.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124230-5d2d47a69cb1c_m.jpg" alt="02鹿沼市 (1).JPG" style="float: left;" /></a>なお、本視察は先方のご都合で午後からの開催となりましたので、午前中に同市内にある「鹿沼市屋台のまち中央公園彫刻屋台展示館」を訪れました。</p>
<p><br /> 地元で地車祭に携わる新政クラブの全メンバーです。彫刻のすばらしさや「屋台」の歴史等説明をいただきました。</p>
<p><br /> 説明員の方に感謝申し上げます。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h3><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">報告3 足利市「映像のまち構想について」</span></h3>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124323-5d2d47db0682b.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124323-5d2d47db0682b_m.jpg" alt="03足利市 (7).JPG" style="float: left;" /></a> 令和元年7月5日午前9時20分頃、栃木県足利市本城三丁目2145の足利市役所へ到着。足利市議会事務局議事課議事調査担当の藤本昇主査のお出迎えを受け、同市議会の柳収一郎議長からの歓迎のご挨拶を受けました。</p>
<p><br /> 続いて、足利市総合政策部映像のまち推進課の安西健課長、同小林孝之助主査より「映像のまち構想」についてご説明いただきました。</p>
<p><br /> また地元の工業高校の学生2名がインターシップとして同課に所属しており視察の場にも参加されていました。</p>
<p><br /> 足利市では、平成3年の大河ドラマ「太平記」においてオープンセットで撮影されたことで観光客481万人訪れるなどその効果に期待する機運が高まっていたようです。<br /><br /> その中で平成25年に和泉市長が「映像のまち構想」に取組むと発表されました。和泉市長は元朝日新聞の記者であったそうで、その経験から足利市で「映像のまち」に取組めると考えられた様です。</p>
<p><br /> 翌平成26年に「映像のまち推進課」を設置したことをきっかけに、シティーセールス等かねてテレビ局、映画会社、制作会社等に営業が行われました。</p>
<p><br /> さらにこの「課」を設置したことにより飛躍的に取組みが進んだと述べられました。</p>
<p><br /> 映像のまち推進課は当初正規職員3名と補助職員1名でしたが現在では正規職員6名、補助職員1名、協力隊1名で取組まれ、その期待と役割の大きさがうかがえました。</p>
<p><br /><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124359-5d2d47ffeca59.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124359-5d2d47ffeca59_m.jpg" alt="03足利市 (21).JPG" style="float: right;" /></a> 協力隊の1名は宣伝会社に勤務経験のある方でそのノウハウを生かした取組みとなっています。</p>
<p><br />本事業では</p>
<p>①<span style="white-space: pre;"> </span>映画やドラマの撮影支援</p>
<p>②<span style="white-space: pre;"> </span>「映像」をきっかけとした事業</p>
<p>③<span style="white-space: pre;"> </span>「ユナイテッドシネマ アシコタウンあしかが」との連携</p>
<p>④<span style="white-space: pre;"> </span>「映像のまちあしかが」の周知啓発の4つの取組みが行われています。</p>
<p> </p>
<p>①<span style="white-space: pre;"> </span>映画やドラマの撮影支援</p>
<p>・撮影場所の相談や調整、支度部屋や駐車場の確保。</p>
<p> 撮影の支援なくして「映像のまち」はないという発想で進めています。</p>
<p><br />・市内業者の活用の促進など</p>
<p> 発電機・足場・扇風機・ストーブ、ロケ弁・ばれ弁等</p>
<p> さらにエキストラも市内から募集</p>
<p>「ロケ地・エキストラの方々など関わったすべての方が『よかった』をめざす」とスローガン</p>
<p> このことによってスタッフの長期滞在等で経済効果は大であるとおっしゃっていました。</p>
<p> </p>
<p>②<span style="white-space: pre;"> </span>「映像」をきっかけとした事業</p>
<p>・ロケ地めぐりバスツアーを企画</p>
<p> 特に「今日から俺は!」というドラマのこの企画は、80名分が15分で完売するという盛況だったとの事です。</p>
<p> 対象ドラマの「ロケ地マップ」を作成し、ロケーション現場や、出演者が食したお店なども紹介され現在も盛況が続いているとの事です。</p>
<p> このマップは4,000部製作。1週間でなくなりました。</p>
<p><br />・あしかが映像まつり</p>
<p> 河川敷やロケ地、ユナイテッド 中橋リバーサイドシネマと題して、バルーンスクリーンを購入し、河川敷で上映会が開催されたようです。このバルーンスクリーンは1台80万円するそうですが、それまで使用されていたレンタルスクリーンは10万から20万の費用がかかることから回数を重ねるのならと購入され市のイベントにも活用されています。</p>
<p><br />・聖地西高学園祭</p>
<p>足利市では旧県立足利西高校があります。ここが学園ドラマなどの撮影によく利用されているそうです。県から等価交換し、現在は市の管理となっています。</p>
<p>この足利西高校でイベントお祭りを開催し当初2,000名の参加を見込んでいたそうですが3,200名の来場があり嬉しい悲鳴があったそうです。</p>
<p><br />・映像業界の仕事オープンカレッジ</p>
<p> 前述の「今日から俺は!」のヘアメイクさんによるオープンカレッジを企画。主人公などのヘアースタイルのデモンストレーション等大いに盛り上がったそうです。194名の参加</p>
<p><br />・短編映画ワークショップ</p>
<p> 市内の小中高校生を対象に短編映画を作成。合計20名が参加されました。</p>
<p> </p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124428-5d2d481c83c39.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124428-5d2d481c83c39_m.jpg" alt="03足利市 (27).JPG" style="float: left;" /></a>③<span style="white-space: pre;"> </span>「ユナイテッドシネマ アシコタウンあしかが」との連携</p>
<p> 一度閉鎖された映画館は再開することはないと言われている時代にユナイテッドシネマ アシコタウンあしかが」が再開。</p>
<p> 館内に「映像のまち」推進コーナーを設置したり、足利ロケーションに参加した役者さんのサインが飾られていたりします。</p>
<p> シネマより卒園児に親子鑑賞券をプレゼント。<br /><br /></p>
<p>④<span style="white-space: pre;"> </span>「映像のまちあしかが」の周知徹底</p>
<p> マスコミより積極的な取材を受けているとの事。またSNSを活用した周知に取組んでいるとの事です。</p>
<p> </p>
<p> このようにこの取組みによって様々な効果が見られることが分かりました。</p>
<p><br /> 貝塚市においては、二色の浜海水浴場、近木川などの河川、葛城山といった自然。水間寺・考恩寺・願泉寺・寺内町といった歴史的視点を持った街並みがあります。</p>
<p><br /><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190716124450-5d2d48324835c.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190716124450-5d2d48324835c_m.jpg" alt="03足利市 (1).JPG" style="float: right;" /></a> これらを生かして経済効果の大きい「ロケーション」に適した貝塚市を目指してみるのもいいのではないかと感じました。</p>
<p><br /> </p>
<p> 尚、視察終了後、足利市より「史学足利學校」を案内させてほしいと依頼がありご案内いただきました。</p>
<p> </p>
<p> 最後に帰路の途中に「旧足利西高等学校」に立ち寄り視察を終えました。</p>
<p> </p>
-
text/html
2019-06-17T09:57:00+09:00
令和元年第2回定例会(6月議会) 南野敬介議員一般質問
https://r.goope.jp/sinsei/info/2773337
<h3>《市営住宅の跡地の利用について》 </h3>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;"><strong>◆南野敬介議員</strong></span></p>
<p><a href="https://cdn.goope.jp/10401/190905103729-5d7066d95a4b3.jpg" target="_blank"><img src="https://cdn.goope.jp/10401/190905103729-5d7066d95a4b3_m.jpg" alt="IMG_0739.JPG" style="float: left;" /></a> お許しをいただきましたので、通告順に従いまして一問一答式で質問をさせてもらいたいと思います。<br /><br /></p>
<p> まず、1点目の市営住宅の跡地利用についての考え方についてでございます。<br /><br /></p>
<p> 私も、この間、選挙戦を戦ってきまして、貝塚市内いろんなところを訪問させてもらって、市営住宅でも特に木造の跡地、もう住まなくなった土地についていろいろ思うところもありましたので、質問をさせてもらいたいと思います。<br /><br /></p>
<p> まず、今現在の木造市営住宅の現状について、公共施設等総合管理計画にも載っているわけですが、2年ぐらいたっていると思いますので、その後変更もあると思います。<br /><br /></p>
<p> 今の現状をまずお聞かせいただけますか。</p>
<p> <br /><br /></p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 本市では、平成30年度から令和9年度までの10年間において、PFI法の適用を受けて貝塚市営住宅の有効活用による官民連携事業を実施しているところでございます。</p>
<p><br /> 本事業は、民間企業10社で構成する事業者が脇浜団地住宅におけるRC造住宅の改修業務、木造住宅解体撤去業務、その跡地の活用業務及び民間住宅資産を市営住宅として活用する業務を行うこととしております。</p>
<p><br /> そのうち市営木造住宅の跡地の利活用につきましては、半田団地住宅にはグループホームを、久保団地住宅には民間賃貸住宅を建設する予定となっております。</p>
<p><br /> その他の木造住宅の跡地につきましては、各団地で木造住宅の除去にめどがついた段階において、それぞれ利活用を検討してまいります。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> すごく先のことをお話しいただいて、私は現状を聞いただけで、まあいいのですが、今、貝塚市内で木造で久保や半田や東とかいろいろあって、それで今何軒あって、何軒もう用地がなくなったというのを聞きたかったのです。その辺お聞かせ願えますか。</p>
<p> <br /><br /></p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 現在、木造の住宅は480戸ございます。入居しているのが248戸でございます。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 480戸のうち248戸が入居しているということは、残りの約240戸がそのままになっているか空き地になっているかと思うのですが、その辺の数字はわかりますか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 申しわけございません。</p>
<p><br /> その辺、その内訳、恐らく半分ぐらいだと思うのですが、ちょっと詳細な数字は持っておりません。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;"><strong>◆南野敬介議員 </strong></span></p>
<p> わかりました。</p>
<p><br /> 半分の世帯が入居されていて、木造のことですから今後、継承も恐らくなくて、2棟続きのところを2軒あいたら潰していくというふうになるのだと思います。</p>
<p><br /> その中で先ほどご回答いただきました半田ではグループホーム、久保では民間ですかね。</p>
<p><br /> ということを聞きたかったのですが、そのほか橋本、東等々があります。</p>
<p><br /> その辺、今後の予定は何か今現在で決まっていることがありましたら教えていただけますか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 現在のところ、それの土地利用は決まっておりません。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> わかりました。</p>
<p><br /> それぞれ地域ごとで自治会といいますか、ニーズもあるでしょうし、その辺は、住民の皆さんと合意が得られたら役所としても何か利用価値があるとなった場合は、利用は可能と考えておいてよろしいでしょうか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 全体的な利用ですか。部分的な利用ですか。</p>
<p> </p>
<p><br /> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 一遍に全部がクリアになることはないので、全体的といったらもう全部がなくなった後のことになると思うのですが、住民さんがおる限り、恐らく強制的に出ていってくれというのはしばらくは考えられないと思うので、その部分部分があいていったときの対応をどう各それぞれの地域ごとの課題に応じて連携をとって進めていっていただけるのかどうかを聞いております。</p>
<p> </p>
<p> <span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 市営住宅の跡地というのはあくまで住宅用地となっております。</p>
<p><br /> 団地の入居者が使用するということであれば一定、利用は可能だと思いますが、団地以外の方が利用するとなりますと、これは目的外使用となってしまいますので国の承認が必要となっております。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 何かちょっとかみ合っていなかったような気がしたのですが、団地の居住者がいなくなったから気になるので、たまたまそこがクリアできたら、第三者に使えなんて、それはもちろん私もそんなことを言っているわけではなくて、例えばその自治会や周辺地域の自治会やグループとか、それがマル・バツはいろいろ判断してもらったらいいと思うのですが、そこは連携をとって、跡地もまだ何も決まっていないところについては考えられるのかどうかというのを聞いているのです。<br /><br /></p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 一定、その団地内でまだ現在お住まいの方が一時的に使われるというのであれば可能であろうと思います。</p>
<p> </p>
<p><br /> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> わかりました。</p>
<p><br /> それが個人ということではなく、やはり何らかのことが必要になってくるのではないかと思うのですが、そういった前提がありながら、実は先ほど248軒ほどしかもう住んでおられないという現状を見たときに、木造を撤去した後の管理について少しいかがなものかと気になっています。</p>
<p> その辺の考えはいかがでしょうか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 当然、言われるようにそういう条例もある中で、市がやっぱり適正に管理するのは基本的なことであろうと考えております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> と思うのです。現実問題、やはり今の時期、草がもう背の高さまで来ているのが見受けられるのも多分、現状わかっていると思います。そんな現状を見たときに、この指摘があったから、なかったからは別として、市としては空き地の管理をこれからどうしていくのかという計画を立てなければならないと思うのですが、その辺どう考えているかお聞かせ願えますか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 雑草の草刈りにつきましては、基本的には年一、二回程度は実施している状況でございます。</p>
<p><br /> その数字が適正なのかどうかは、ちょっと場所によってはというところがあるのかもわかりません。</p>
<p><br /> また、一定立入禁止といいますか防止ということで、外周柵を設けたりもしております。</p>
<p><br /> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ありがとうございます。1回でいけるのか2回でいけるのか、その場所によっても全然違うと思います。</p>
<p><br /> ただ、隣に住んでいる住民がいるところについてもまだまだたくさんありますので、何らかの、秋になったらそれが枯れてまたたばこをぽいっとされたら火災が発生したりとか、夏場だったら虫が湧くとか、いろいろ周りに迷惑をかけるということもたくさんあると思います。</p>
<p><br /> その辺の対応を現場に合わせてお願いしたいと思っています。</p>
<p><br /> あと撤去の方法、撤去した後ですが、実は私も現場を何箇所か見させてもらいました。</p>
<p><br /> 土で固めているところもあれば土台が残ったままになっているところ、コンクリートブロックが残ったままになっているところとかさまざまです。</p>
<p><br /> それで、確かに人が入れないように木の太い柵でかんかん打ってしているのですが、誰も入れないという状況では残念ながらないのです。</p>
<p><br /> そんな場合に、入れないようにしているから中に入って何かあっても市は関係ないと言われるかもわからないのですが、小さい子どもだったら確実に入れるようなところでそういったブロックの残骸が残っているとかいうのはいかがなものかと思っています。</p>
<p><br /> 決して子どもがゼロ人という自治体なんてありませんし、車の通る道沿いにある市営住宅もありますので、その辺は、もうクリアランスするのであればきっちり残骸も残さずにすべきではないかと思うのですが、いかがお考えでしょうか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 確かに、南野議員おっしゃられるように、最終の仕上がりが余り好ましくないと言われるような箇所もあります。</p>
<p><br /> ただ、一定管理をしていく上でやっぱり場所場所に応じた管理というのは当然出てくると思いますので、例えば子どもが周辺で遊んでいるとかそういう場合でしたらそれなりの管理もしなければならないし、あるいはちょっと人通りも少ないところでしたら、それはそれに応じた管理があると思います。</p>
<p><br /> 今後、当然点検なり実施するわけですが、そういう視点でもう一度改めて現地のほうは確認してみたいと考えております。</p>
<p> </p>
<p><br /> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ぜひお願いします。</p>
<p><br /> ただ、一つだけ気になるのが、以前担当の方とお話ししたときに、周りに柵をしているから、入ったほうが悪いみたいなことを言われたことがあるのです。</p>
<p><br /> 私も気になったので、知り合いの弁護士に聞いてみました。</p>
<p><br /> 柵をしているからといって市の管理責任を問えないことはないと。何かあったときには、100・ゼロでということはないですが、幾ばくかの市の管理責任は問わないといけないですよと、私が弁護士だったらそう問いますと言ってました。</p>
<p><br /> 弁護士が100人いたら100人の考え方があるといえばそれまでなのですが、恐らくそういったことになるのでしょう。</p>
<p><br /> 昨今、道でつまずいて転倒し市が賠償されるという議案もこの市議会でもありました。</p>
<p><br /> ぜひ、その件につきましては市営住宅の跡地、市の土地ですので、適切に、そういった危険を極力少なくするように努めていただきたいと思うのですが、その辺、再度お願いします。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 南野議員がおっしゃるように、弁護士の見解はいろいろあると思います。</p>
<p><br /> 当然、先ほども言いましたように、子どもがよく遊んでいるところは特に注意しなければならないし、市有地ということもございます。</p>
<p><br /> 不作為ということはあるのですが、積極的な行為をしないという意味で過失責任が問われるかもわからないというのは確かに南野議員がおっしゃるとおりだと思いますので、そういう部分も含めて再度点検していきたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<h3>《空き家・空き地対策について》</h3>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ありがとうございます。それでは、よろしくお願いします。</p>
<p><br /> 続きまして、2点目の空き家・空き地対策についてお尋ねしたいと思います。</p>
<p><br /> 昨年、一昨年でしたか、空家等対策協議会、議会からも参加して、さまざまな議論で空家等対策計画が、平成30年6月に策定されました。</p>
<p><br /> その策定を受けて、計画ですのでさまざまな動きがあったと思います。</p>
<p><br /> 約1年間たっていますが、その計画を受けて、その後の実情、実態把握等についてまずお聞かせいただけますか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> まず、空き家等の適正管理につきましては、平成30年度において空き家の適正管理に関する文書を107件通知し、そのうち19件が除却に至っております。</p>
<p><br /> また、本年2月に空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく特定空き家等と認定した空き家について、その所有者に対し空き家の除却に関する指導文書を発出し、本年4月にその空き家が除去されたところです。</p>
<p><br /> また一方、空き家等の利活用につきましては、昨年10月に大阪府宅地建物取引業協会泉州支部、公益社団法人全日本不動産協会大阪府本部・大阪南支部などの関係機関と連携協力する協定を締結し、昨年度は空き家相談会の開催、空き家所有者からの個別相談に対応いただきました。</p>
<p><br /> 一方、平成28年11月から、空き家の有効利用を通じて移住・定住の促進を図るため空き家バンク制度を運用しておりますが、現時点において空き家バンクの登録がないことから、本年4月に空き家相続実績のあるNPO法人空き家コンシェルジュと委託契約し、本年7月より、空き家所有者から直接の相談を受け空き家バンクの登録を促すことや、空き家の利用を希望する者に対し空き家を紹介することとしております。</p>
<p> </p>
<p><br /> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 取組みについてはいろいろされているということですが、要するに107件通報なりがあって、市が動いて19件何らかの形で解決したと、対応していただいたということと、特定空き家等の対応の要綱ができて、それに基づいたのが1件だったと理解してよろしいでしょうか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 南野議員ご指摘のとおり、法に基づく指導文書を発行してということでございます。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p><br /> それだと、それが具体的に動いたということですね。</p>
<p><br /> それと空き家バンクについても、この間、私もちょっと見ていたのですが、なかなか登録者数がなかったということと、一旦委託されるということですが、それが7月スタートとお聞きしました。</p>
<p><br /> それは1年間一遍してみるということでしょうか。</p>
<p><br /> 年限を区切ってというか、そういったことで理解しておいたほうがいいのでしょうか。その辺もう一度教えてください。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 今までのやり方で実績がなかったということでございますので、今回新たにそういう年間約1,500件の相談件数のあるNPO法人に業務を委託。</p>
<p><br /> ただ、業務を委託といいましても、事務局としては当然市も参加いたしますので、市とNPO法人で事務局を構成するという形で実施していきたいと考えております。</p>
<p><br /> とりあえずは今年度、単年度の委託契約となっております。その状況を見て判 あと続いて、空き家除却補助制度がこの3月の第1回定例会で施政運営方針の中でも触れられました。</p>
<p> もう4月からスタートされたと思っています。</p>
<p> ハードルを下げてといいますか、自治会が10年間使うとか、そういった要項を撤廃して取り組まれているとお聞きしましたが、スタートしたのが恐らく4月なのでまだ3箇月ぐらいしかたっていないのですが、スタートして何か市民からの反応、そんなのがもしありましたらお聞かせください。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 市民からの相談件数としては現在まで40件弱ございます。それと、今の時点で1件の申請が上がってきております。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 40件といったら、やはりそれぐらい注目されています。</p>
<p><br /> 3箇月で40件って私はかなりの数だと思います。</p>
<p><br /> 1件しか申請できていないのは何か理由があるのでしょうか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎都市整備部長</span></p>
<p> いろいろと要件を定めております。</p>
<p><br /> 法に基づく、これは住宅地区改良法というのがございまして、そこに不良住宅の定義がございます。</p>
<p><br /> それは点数制になっておりまして、その点数を超えた不良住宅については補助対象とするという形をとっておりますので、それに満たない不良住宅といいますか老朽住宅といいますか、そういうことでの相談もございますので、このような結果になっていると思います。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> 要するに、点数制度でする、国の基準でするとかなりハードルが高いということで、私も聞きはしたのですが、それでなかなか件数が申請まで至らないという状況が多々見受けられると聞いております。</p>
<p><br /> ただ、40件相談があるということは、それなりにやはり困っている方が問題意識も持って、いろいろ相談も興味があってされているのだろうと思っています。</p>
<p><br /> ただ、ある一定の基準はあるものの、やはり国の基準のままでずっといき続ける、当初はそれでいかないと仕方がないと思うのですが、それで利用がなかなか促進できないというのであれば、少しげたを履かすとか、その基準の点数をある程度市独自で見直すとかも考えなければ、制度はあるけれども誰も使わないということになってしまうと思うのです。</p>
<p><br /> 今現在の段階でそれをしますというのはなかなか言えないのは私も理解しますので、せめて1年、2年この制度の利用を続けてみて、余りにもなかなか利用しづらいというふうになったときには一度内部でいろいろ検討して、利用しやすい制度にさらにステップアップしていく必要は私はあると思うのですが、その辺いかがでしょうか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 大阪府下でこういう除却事業の補助を行っているところが何件かございます。</p>
<p><br /> ただ、ほぼこういう国の基準に準じていると聞いております。</p>
<p><br /> 本来、やはり建物自身が個人の所有というのもありますので、撤去については個人が行うのが基本であろうと考えております。</p>
<p><br /> しかしながら、やはりどうしてもその危険が市民に及ぶという場合は、一定補助ということは考えられるかと思います。</p>
<p><br /> 原則は個人負担、ただ、そういう場合はある程度やむを得ないという部分はあるのですが、やっぱり平等性というところから考えると、一定国の補助制度があるから市もそれで補助をするのが基本的な考え方であろうと思いますので、現時点ではこの制度を継続してしていきたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> わかりました。ありがとうございます。</p>
<p><br /> ただ、私はこの問題意識を持ってずっと言い続けると思いますので、その都度その都度またそのように言葉が返ってくるのだろうと思いますが、国や大阪府にも我々も含めてまた要望しないといけないだろうし、市民、隣近所の人たちが一番やっぱり困りますので、その辺はちょっと問題意識を持っておいてもらうというぐらいはどうでしょう。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎石崎隆弘副市長</span></p>
<p> 先ほど来から出ている国の基準については、補助採択基準というものがありますので、我が貝塚市につきましては、空き家の除却について国の補助としては2種類あったわけでございますが、従来は10年間地元自治会で使っていただくというものを適用しておりました。</p>
<p><br /> 今年の4月からは、そちらのものではなくて、不良住宅の基準に基づいたものの補助をするということで動いてもらっております。</p>
<p><br /> 実際、40件というのもかなり反響があったと私としても認識はしております。</p>
<p><br /> 当然その基準に満たないものは補助対象とはならないというところでありますので、実際これを1年ないしは2年とかさせていただいて、今の場合はかなり、100万円とかという大きな金額になっているものがあります。市民からそういう要望が大きければ、国の補助の外枠として何かできるものであれば……。</p>
<p><br /> すみません、訂正させていただきます。全体事業費としては50万円となっておりますが国の補助の枠組みの外で実際できるかどうかも含めて、それは市議会の皆様方の賛同もいただかないといけないことかと思っておりますので、まずはこの制度を着実に運用させていただきたいと考えております。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #00ff00;">◎藤原龍男市長</span></strong></span></p>
<p> 私から、まずNPO法人のコンシェルジュを採択している市というのは、大阪府下ではほとんどないです。</p>
<p><br /> 皆さん方が条例をいち早く策定していただいたので早く動いています。</p>
<p><br /> そんな中で40件の問い合わせがあったというのは関心が高いと思います。</p>
<p><br /> しかし、国の補助制度の基準がありますので、私は必要があれば、今、石崎副市長が説明させてもらったように、議会に補助の外枠の制度も考えるべきかと思いますが、その前に、むしろ議員にお願いしたいのは、補助制度の枠を国のほうで緩和してもらえるような取組みを皆さんでいろいろと進めていただいたほうが現実的かと思います。</p>
<p><br /> やっぱり地方で、この問題が市町村の大変大きな課題の一つになっています。</p>
<p><br /> そのことの解消に向けて国会の場で議論していただき、国の採択基準の緩和に向けて我々両方が力を合わせて前に進むようにご努力をお願いしたいと思います。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> ありがとうございます。</p>
<p><br /> 多分最後に藤原市長はそう言うのかなと思っていました。我々もまたいろいろ取り組みたいと思っています。</p>
<p><br /> それで、空き地についてです。</p>
<p><br /> これまで特に空き家について目立ったのがもう皆さんご存じのようにありましたので、それが何とか最近ちょっとだけど進んだというのは目の当たりにしています。</p>
<p><br /> ただ、空き地については、さっきの市営住宅ではないのですが、年に何回かそうやって対応しないといけないということがあります。</p>
<p><br /> 市営住宅の跡地でも、年に2回ぐらい草を刈らなかったらすぐ背の高さぐらいまで草が生えるという状況になってきました。</p>
<p><br /> そこで、これまでも空き地がふえていっている状況の中で、その空き地を放置した方への対応を迅速にしないといけないのではないかと思っているのです。</p>
<p><br /> あの条例ができてから、特に空き地につきましては処理までの作業フローもつくっていただいて、それぞれ同じような対応をしようということで点数をつけたりフローに沿ってしていただいていると思うのですが、どうも、やっぱり数が多いのかどうなのかちょっとわかりませんが、対応にばらつきがあるような気がして仕方がないのです。</p>
<p><br /> だから、例えば住民の皆さんから相談があって指導するまでの日数や勧告するまでの日数とか、すぐ電話で連絡がとれて対応してくれるのは一番ありがたい話なのですが、それでもなかなか所在者が不明だとかという難題もたくさんありますので、フローについて、ある程度もう少し厳格に取り組まなければならないのではないかと思ったりもしています。</p>
<p><br /> 例えば、2回目の指導までの日を10日や2週間、20日間とか決めて、それに従わなければまた2週間後に勧告するということをして、ルールもある程度型にはめてしないと、取り組む人によってその感覚で指導、次に勧告までいくというのが感覚になってしまったら私はいけないと、それこそ不公平になってしまうと思うので、ある程度期限を決めたフローにしないといけないと思っています。その辺の考えはいかがでしょうか。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎都市整備部長</span></p>
<p> 現在、指導から勧告に至る期限、これは南野議員ご指摘のとおり、定めておりません。</p>
<p><br /> 勧告をするとなりますと、空き地の状態を放置することが望ましくなく、早急な対策をとる必要があるかどうか、それを判断基準としております。</p>
<p><br /> 一定、勧告という手続きはその後に続く措置命令であるとか行政代執行を視野に入れて行うべきものと認識しておりますので、指導を行い、従わない場合は繰り返し繰り返し指導を行うという形で対応を行っているところでございます。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> そうなんですね。</p>
<p><br /> だから、繰り返し繰り返し指導ということになるのですが、指導を聞かないからそんなことになるわけで、逆に言うたら何回目の指導でそしたら次、勧告にいくのかと聞きたくなるのですよ。</p>
<p><br /> そのルールさえも決めていないわけですよね。</p>
<p><br /> なので、例えばもう恐らく担当課の皆さんも年がたてばかわっていくのです。</p>
<p><br /> 人もかわるのです。なので、ある程度ルールを決めて、何日以内にこれをしましょうとルールで決めておいたら、フローの中で決めておいたら、担当者が変わってもそれでしかもう進みませんでしょ。</p>
<p><br /> 例えば、2回目の指導で聞かなかったら次それにいこうと決めるのもよし、1回目からそうやって決めるのもよし、統一のルールでしておかなければこれまた不公平感も出てくると思うのです。</p>
<p><br /> 例えば三重県名張市でいうたら、もう20日間だったかな。というサイクルで指導、勧告、その後全部2週間とか20日間ずつと決めて、もうフローの中に入れてあるのです。</p>
<p><br /> だから、そういったことで、ある程度誰が対応をしても同じ対応にしなかったらこの問題はだめだと思うので、そこはきっちりしておくべきだと思うのですが、再度お願いします。</p>
<p><br /> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◎石崎隆弘副市長</span></p>
<p> 南野議員がおっしゃることは当然理解しているのですが、先ほど、勧告の期間を定めることについては、デメリットということもないですが、実際、意思があるにもかかわらず対応していただけないとか物理的に対応できないとかというところもあります。</p>
<p><br /> 先ほど名張市のことも南野議員から言及がありましたが、そういうところのお話もお聞きしているところでございまして、期間を決めることがいいのかどうかも含めて実際に貝塚市でどういう取組みができるかについては研究してまいりたいと思っております。</p>
<p><br /> </p>
<p> </p>
<p><strong style="color: #00ff00; font-size: 18.6667px;">◆南野敬介議員</strong></p>
<p> デメリットをおっしゃるのですよね。</p>
<p><br /> 確かにデメリットもあるでしょう。</p>
<p><br /> あると思うのですが、それよりも、とりあえず困ってる、近隣の人がやはり一番困るので、隣に住んでいる人が一番困ると思うのです。</p>
<p><br /> そういった意味で、確かに意思はあるがそんなことできないと言ったら、そしたらもうボランティアでしようかといって、それは自治会でするというのも一つ、自治体でしているところもありますから。</p>
<p><br /> みんなで協力してしようという制度をつくってるところもありましたし、そこは、いろんな解決策は地域と連携してするということで私は可能だと思います。</p>
<p><br /> いくら指導をしても指導を聞かない人がいてますでしょ。</p>
<p><br /> 例えば、3回目の指導をしたその後決めるというのでも構わないのです。それぐらいのルールをきっちり決めておかなかったら対応が人によって、ひどい場合ですよ、それは何をもってひどいというのもまた決めないといけないと思いますが、対応しなければならないと違うかなと思ったので質問させてもらっています。</p>
<p><br /> その辺、言っているように、どうしてもできない場合にはいろいろまた地域と考えたり、したらいいと思うので、悪質なという前提で今逆に質問させてもらいます。その辺どうでしょうか。</p>
<p> </p>
<p><span style="color: #00ff00; font-size: 14pt;">◎石崎隆弘副市長</span></p>
<p> 悪質というものをどう捉えるかというのも、なかなか客観的に難しいところがあろうかと思います。</p>
<p> ですので、実際全てのそういう空き地を放置されているというか、適正に管理されている方に対して、実際、市が指導として対応としてどういうことができるか、基本は性善説に立って対応しておりますが、性悪説のそもそも言っても聞かない人に対しても平等の対応をしないと、これもまた自治体、市としての対応としては間違った方向になろうかと思います。</p>
<p> 実際、内規的にというか、何回したら勧告に行くとかその上の段階に行くというところも含めて、少し検討させていただければと思います。よろしくお願いいたします。</p>
<p> </p>