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議会質問&会派取組

2023-03-11 15:29:00

 

 

《子ども家庭センターについて》

 

◆阪口芳弘議員

  0309予算委員会 阪口.jpgそれでは、57ページの庁舎管理事業のところで質問させていただきます。

 

 子ども家庭センターは業務開始ということなんですが、これはいつから業務開始することになっていましたか。

 

 

 

 

◎総務市民部参与兼総務課長

  子ども家庭センター別館におきましての供用開始につきましては、大阪府のほうからは、令和6年、来年2月運用開始というふうに聞いておるところでございます。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  今、岸和田市にあるわけですが、岸和田子ども家庭センターというように呼ぶということになっていますが、これがもちろん貝塚市に来ましたら貝塚子ども家庭センターという名前に変わっていくということで理解しているのですが、それでよろしいですか。

 

 

 

◎総務市民部参与兼総務課長

  大阪府のほうでは、この9月、秋の大阪府議会におきまして施設の条例を上程する予定と聞いておるところでございます。

 

 また、阪口芳弘委員おっしゃられる名称につきましては、今のところ白紙というふうに聞いております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  白紙でしたら、希望というか、これは今まで岸和田市にあったから岸和田子ども家庭センターという呼び名をしていたと思うのですね。

 

 もちろん貝塚市に来て岸和田子ども家庭センターという呼び名というのは非常におかしいわけで、市民、皆さんも混乱するということもあるし、当然貝塚市のPRにもなるわけですから、ここは貝塚子ども家庭センターと是非呼んでいただきたいというようなことを大阪府に要望していただきたいと思うんです。それはいかがでしょうか。

 

 

 

◎総務市民部参与兼総務課長

  おっしゃられる名称につきましては、あくまで大阪府のほうで名称をつけることにはなりますが、貝塚市の思いとしまして大阪府のほうにお伝えしたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  続いて、これ、もちろん貝塚市に来ると大阪府からの何かそういう家賃という言い方がいいのかどうか分かりませんが、そういった補助的なものがどういうふうに発生するのかあるいは金額がどうなのかということをお伺いします。

 

 

 

◎総務市民部参与兼総務課長

  別館におきまして子ども家庭センター使用につきまして、平成30年ですが、覚書を締結しているところでございます。

 

 その中におきまして、使用料につきまして路線価に基づきまして算出しまして、今の路線価で計算しますと約90万円と想定しているところでございます。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  続けて、この庁舎管理事業の中のモニタリング会議有識者謝礼というところがあるのですが、これはどんなふうに使われるのか教えてくださいますか。

 

 

 

◎総務市民部参与兼総務課長

  こちらモニタリング会議といいますのが、新庁舎の要求水準に即して実際業務が行われているかどうかをモニタリングするものでございます。

 

 その場合、法務関係でありますとか、専門の方のご意見を聞く必要がございます段階でお呼びする費用になっているものでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  この方は1名ということでよろしいでしょうか。

 

 

 

◎総務市民部参与兼総務課長

  1名というふうに想定しているものでございます。

 

 

 

 

 

《市民文化振興事業について》

 

◆阪口芳弘議員

 61ページの文化振興事業の市民文化振興事業というところでございますが、これは一体何に使われるのか教えていただけますか。

 

 

 

◎政策推進課長 

  本市から一般財団法人貝塚市文化振興事業団への委託事業になっておりまして、一般財団法人貝塚市文化振興事業団のほうで作成しておるポーリエという冊子であったり、一般財団法人貝塚市文化振興事業団のほうで様々な市のイベント等を開催していただいておるところです。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  私、そのポーリエとおっしゃいましたか、その冊子というのはあまり見たことないのですが、どういうふうな配布をされているのか教えていただけますか。

 

 

 

◎政策推進課長

  ポーリエという冊子の中身につきましては、コスモスシアターの紹介であったり、貝塚市の文化振興に係る内容を掲載しております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  さっき聞いたのは、どういうふうな配布の仕方をということでお伺いしたのですが、それについてもお答えください。

 

 

 

◎政策推進課長

  ポーリエの配布につきましては、広報紙と一緒に貝塚市町会連合会のほうを通して市民のほうに配布させていただいております。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  何百枚、何千枚ということだと思うのですが、どれぐらいの冊数が出ていますか。

 

 

 

◎政策推進課長

  冊数につきましては、貝塚市町会連合会、広報の配布世帯数出ておりまして、毎年4月、7月、10月に発行しておるところでございます。

 

 

 

 

 

《市民文化会館施設整備事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  続けて、その下の市民文化会館施設整備事業のワイヤレス機器の更新ということなのですが、これはどんな形でやろうとされているのか教えていただけますか。

 

 

 

◎政策推進課長

  ワイヤレス機器の更新につきましては、ワイヤレスマイクの更新というふうになっておりまして、法律のほうでそのワイヤレス機器のほうの使用ができないという形に今後なっていく予定にしておりますので、この機会に更新するものでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  非常に高額に思うのですが、この辺についてもう少し詳細な説明をお願いします。

 

 

 

◎政策推進課長

  高額でということですが、そのワイヤレス機器の見積書を徴収したところ、この金額になっておるということでございます。

 

 

 

 

 

《情報発信推進事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  続けて、65ページの情報発信推進事業というところで、これは今情報発信していただいているのですが、まずアクセス数を教えていただけますか。

 

 

 

◎情報統計課長

  ホームページのアクセス数なんですが、令和4年4月から本年2月につきまして、アクセス数は451万1,301件となっております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  以前に申請様式のダウンロードをしていただけるようにというふうに要望させていただいて、そのとおりやっていただいているのですが、もう全て網羅したということでよろしいですか。

 

 

 

◎情報統計課長

  以前、議会のほうから載っていない申請書類もあるということを2回ほどご指摘いただきまして、その都度、市民が申請する様式は全て載せてほしいということで庁内に依頼をしております。

 

 それで現在については、おおむね申請書についてはダウンロードのところの掲載はされているものと認識しております。

 

 

 

 

 

《市民協働・まちづくり推進事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  続けて、65ページの市民協働・まちづくり推進事業のところなのですが、補助金が500万円出ていますが、これはどのように使われているのか、1点だけですが、お伺いします。

 

 

 

◎広報交流課長

  この補助金につきましては、貝塚市まちづくり推進委員会に対する補助金となっておりまして、通常例年分で166万9,000円、そして来年度は80周年記念事業がございます。

 

 そちらのほうに貝塚市まちづくり推進委員会としても事業で参加いたしますので、その分の事業費333万1,000円を入れております。以上で500万円でございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  というと、80周年だから大幅にアップしているということで、また同時に次年度以降、また戻ってしまうということでよろしいですよね。

 

 

 

◎広報交流課長

  そのように考えていただいてよろしいかと思います。

 

 

 

 

 

《国際化推進事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  続けて、67ページの国際化推進事業のところですが、今回、80周年ということで招待をされているということなんですが、100万円出ていますが、これで十分足りるという感じなのでしょうか。

 

 

 

◎広報交流課長

  こちらのほうの国際化の事業につきましての補助金ですが、これは例年、かいづか国際交流協会に対する補助金でございまして、これは例年100万円出しております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  するとまた違うところで出てくるということでよろしいですね。

 

 

 

◎広報交流課長

  そのようにお取りいただいて結構でございます。

 

 

 

 

 

《地域ブランディングアドバイザーについて》

 

◆阪口芳弘議員

  次に、同じページの地域ブランディングアドバイザーのところなのですが、これは報償金ということで前年度が81万円、今年度30万円に下がっているのですが、これはどうしてなんですか。

 

 

 

◎政策推進課長

  前年度につきましては、本市の政策アドバイザー等に本市のほうに来ていただいて、アドバイザーをいただく予定で予算化しておりましたが、実際に事業を推進していくに際して、来ていただける日程等を検討した結果、今回、それに見合った額を予算計上させていただいております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  そしたら次の今回せんごくの杜活用イベント実行委員会の中で100万円ということになっているのですが、これは以前300万円だったと思うんですよね。これはなぜ下がってきたのかということです。いかがでしょうか。

 

 

 

◎政策推進課長

  令和4年度につきましては、せんごくの杜活用イベントということでクリケットの女子東アジアカップがございました。

 

 その分が来年度ございませんので、来年度につきましては、ドローンレースの支援ということになりますので、100万円を計上させていただいております。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  観光地域づくり協議会に4,200万円以上の負担金、補助金という形で出ているのですが、これを何に使われるのか、詳細な説明をしていただけますか。

 

 

 

◎政策推進課長

  本事業ですが、国のデジタル田園都市国家構想地方創生タイプを活用した事業となっております。

 

 まず、来年度につきましては、観光地域づくり協議会という形で、民間事業者では事業化できない分野、そして行政が実施するには公平性の問題とか、縦割りの組織とか様々な問題がある部分につきまして、その事業のプレーヤーとして公民連携の地域経営組織を組織化する必要があると考えておりまして、この観光地域づくり協議会なんですが、貝塚市と貝塚商工会議所で組織していこうと考えております。

 

 全国的に見ましても、観光地域づくり法人、いわゆるDMOというものがございまして、こちらは全国的にも320団体ございます。

 

 DMOにつきましても3種類ありまして、公益連携DMOという形で、例としては関西観光本部のようなもの、そして地域連携DMOといいまして、いわゆるKIX泉州ツーリズムビューローとか大阪観光局のようなもの、そして三つ目の地域DMOという部分につきましては、単独市町村でそういった組織化をしていこうというものでございます。泉佐野市でしたら、シティプロモーション推進協議会が立ち上げられております。

 

 本市におきましても、こういった官民連携組織を立ち上げて、そこで観光振興であったり、それから万博の連携事業であったり、関係人口を拡大する事業、そして産業を拡大する事業とか、そういったシティプロモーションに係る事業を実施していこうというものでございます。

 

 

 

 

 

《交通安全啓発事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  69ページの交通安全啓発事業のところでお伺いします。

 

 これは貝塚交通安全協会に補助金を出しているということなんですが、これはこれで別に問題はないと思うんですが、前にも私、一般質問させていただいて、市が独自で交通安全対策を取っていく必要があるんではないかということで、どのようなお考えで今おられるのかお伺いします。

 

 

 

◎道路公園課長

  現在、交通安全啓発事業につきまして、市と交通安全協会、それと貝塚警察がタッグを組んで啓発の活動をしているところでございます。引き続き今後もこのような体制で行っていきたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  私が申し上げたいのは、そういった3者でタッグを組んでやるということも大事ですが、毎日通学している子どもたちあるいは社会人の方々に対して、何かそういうヒヤリ・ハットではないが、安全対策を取ってほしいというような要望を気楽にいただけるようなことを考えていただきたいと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。

 

 

 

◎道路公園課長

  現在、道路公園課が主になりまして学校教育課とか、地元の小・中学校も含めてその安全対策の事案があれば吸い上げてその対策に取り組んでいるところでございます。

 

 

 

 

 

《放置自転車の対策について》

 

◆阪口芳弘議員

  69ページ、同じく放置自転車の対策のところなんですけれども、最近減少傾向になっているというふうに私が勝手に思っているんですけれども、傾向的にどんな感じなんでしょうか。推移を教えてください。

 

 

 

◎道路公園課長

  現在4駅につきまして、駐車禁止区域の自転車撤去台数というのは年々減少傾向にございます。

 

 令和4年度12月末現在の撤去台数としましては、104台、昨年度、令和3年度で155台ですので、徐々にですが、効果が表れてきていると考えております。

 

 

 

 

 

《地球温暖化対策について》

 

◆阪口芳弘議員 

 71ページの地球温暖化対策についてお伺いします。

 

 地球温暖化対策ですが、温室効果ガスの抑制ということでいろいろ提案をいただいておりまして、ゼロカーボンについてもたくさんの提案をいただいております。

 

 これについては非常に努力をしていただいているということは分かります。

 

 乾いた雑巾を絞るようなことまでやっていただいているのかなと思うんですけれども、大事なことは再生可能エネルギーをやはり使っていく、特にこの貝塚市において、海から山までの豊かな貝塚市ですので、こういった自然を生かした再生可能エネルギーの導入というのが必要になってくるのかなと思うのですが、この辺について、では、これをやろうということではないと思うんやけれども、そういった模索・検討を始めていって、少しでもプラスになるような発電できるようなもの、例えばいろんなものがありますが、そういったことを考えていただきたいと思うんですけれども、その辺いかがでしょうか。

 

 

 

◎環境衛生課長 

 来年度予定しております市域全体の地球温暖化対策実行計画を作成するに当たりまして、市内の再生可能エネルギーの賦存量であるとか、導入ポテンシャル量、こういったものを調査いたしまして、市内にどのような再生可能エネルギーが適切かといったところを分析していきたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  その温室効果ガスの排出削減のための会議というのは、地球温暖化対策推進委員会というのがあると思うんですけれども、これを何回ぐらい開催してどのようなメンバーで構成されているのか、お伺いできますか。

 

 

 

◎環境衛生課長

  令和4年度につきましては、7月に1回開催させていただいております。

 

 メンバーの構成につきましては、副市長をはじめ各部の部長がメンバーとなっております。

 

 

 

 

 

《海洋プラスチックごみ対策について》

 

◆阪口芳弘議員

  続けて、海洋プラスチックごみ対策のところです。ページでいうと73ページになります。

 

 いろいろこれも施策をしていただいて効果を発揮してきているのかなと思うんですけれども、なかなかどれが効果があるかというのはなかなか見えにくいと思うので、まず、大阪府の港湾なんかでよく使っているんですが、プラごみのための海の水をくみ上げて数値を測るというようなことをやっているんですが、貝塚市も独自でやっていただきたいなと。大阪府からの情報を待っているだけではなくてやっていただきたいなと思うのが1点で、特に貝塚市は海資源というのが非常に豊富でありますし、そこに有名な海水浴場もあるので、敏感に対応しなければならないと思っているんですね。その辺についてどう考えているのかお伺いします。

 

 

 

◎環境衛生課長

  1点目の海の数値につきましては、現状では大阪府のほうが測定をしているところでございますが、市独自ということであるんですけれども、今後、そういった調査もどういったことが有効なのかなど研究をしていきたいと思います。

 

 あと、効果的な対策ということでございますが、本市では、今、海水浴シーズン前に地元の町会自治会、企業とか、協働で二色の浜の清掃活動に取り組んでいるところでございます。そういったところで、市民、企業などに海洋プラスチックごみ対策のパネル展とかを行いまして、啓発に努めているところでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  プラスチックごみの海洋への流出抑制であったりとか、河川の美化運動であったりとかいうのはよくしていただいているのはよく分かっております。

 

 私が一番気になっていて、前にも質問させていただいたのは、この環境保全条例というのをもっと全面的に打ち出して、それを皆さんに遵守していくというような啓発をしていく必要があると思うんですが、その点、まずお願いいたします。

 

 

 

◎環境衛生課長 

 環境保全条例につきましては、令和2年に一部改正をさせていただいております。その中にポイ捨て等の禁止等ございます。今後につきましてもホームページ等々で周知に努めたいと考えております。

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  私、前にも委員会の中で質問させていただいたんですけれども、駅前でよくティッシュを我々配る機会があります。

 

 交通安全であったり、様々なところでティッシュの入ったケースを配らせていただいています。

 

 それがプラスチックのごみになると。それが片一方でこういった地球温暖化対策でプラごみを減らそう、捨てるのをやめようと言いながら、結局駅前でまいて、それがごみになって飛んでいって、河川に流れて海になって取り返しのつかないことになる可能性もあるということで、ティッシュ自体は溶けてなくなってしまいますが、皮をもっと自然に帰っていくようなものに私は変えていただきたいとずっと思っているんです。その点についていかがでしょうか。

 

 

 

◎環境衛生課長

  本市の啓発用のポケットティッシュの外装についてですが、外装をきちっとごみ箱に捨てるあるいはリサイクルする、そういった意識を高める目的でポケットティッシュの外装にプラスチックごみ問題の啓発のシールを作りまして貼付しているところでございます。

 

 阪口 芳弘委員おっしゃるとおり、水に溶ける外装につきましては、環境によい面もございますが、雨天時の取扱いであるとか、湿気に弱いということを聞いておりますので、今後技術が進んでそういった改良・改善がなされていくと思いますので、今後、取り扱いやすい製品が開発されれば検討していきたいと考えております。

 

 

 

 

《人権行政推進事業について》

 

◆阪口芳弘議員 

 続けて、75ページの人権行政推進事業のところで質問させていただきます。

 

 先般、代表質問の中で審議会の日常的開催を求めさせていただいたんですが、条例上、市長からの諮問となっていることから困難であると回答されています。

 

 それであるならば日常的に開催できるように条例改正も含めて考えていただいたらどうなのかなということでございますが、この点についていかがでしょうか。

 

 

 

◎人権政策課長 

 阪口 芳弘委員ご質問のとおり、条例の中で重大な事案とか調査が必要な場合については人権擁護審議会を開催していくというふうな条例になっております。

 

 今回は人権行政基本方針の策定にあたって審議会を開いたところでございます。

 

 人権行政基本方針等につきましては、その都度、人権というのは日々変化していっているものであると思いますので、その変化の状況に応じて人権行政基本方針を改定したり、市民意識調査等の実施も考えてまいりたいと思います。

 

 その際には、また審議会のほうも開催させていただきたい、条例に沿ってそういった事案があるごとに開催に努めてまいりたいと考えます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 結局開催していただけるということでよろしいですね。

 

 日常的な開催をしていただけるということでよろしいですね。

 

 

 

◎都市政策部長

  まず、人権行政基本方針、今回、策定に向けて今動いているところでございます。

 

 まずは人権課題等が発生した場合は、その進捗状況を測る意味で、進捗状況、要は監視ではないですが、しっかりと問題等を洗い出して解決する方法を考えていくという、そういう組織をしっかりと動かしてやっていくということがまず大事だと考えております。

 

 審議会等については、先ほど課長が申し上げたような形のときに開催してまいりたい、このように考えています。

 

 

 

 

 

《町会活動支援事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  次に、79ページの町会活動支援事業のところですが、まず、町会・自治会担当職員制度というのが酒井市長になってから出てきたのですが、これが私どもの考えではあまり機能していないのではないかなという意見が多いんです。

 

 それでどのような対応をしてこられたのかあるいは、まずそれから聞きましょう。どのような対応をされてきたのかお伺いします。

 

 

 

◎広報交流課長

  この制度が始まって以来、今現在で3月6日まで、そこで140件の相談が寄せられました。その相談の中で一応多い順に、環境・衛生関係が30件で全体の21%、道路・公園が26件で19%、町会の活動自身についての相談が25件で18%、あと安全とか交通の件で11件、8%について、そして町会・自治会担当職員制度等についての問合せが7%、その他となっております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  職員は9時・5時ということなんですが、我々は町会活動するというのはほとんどそれ以外のときに活動しますよね。

 

 特に土日であったりとか。この辺について職員との対応はうまいこといっているんでしょうか。

 

 

 

◎広報交流課長

  今のところ、どうしても土日とか休みの日に出てきてくれとかいうような要望は直接うちのほうには入ってきておりませんので、その辺についてはまだ認識しておりませんが。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 本当は町会活動というのは、皆さんお仕事に行かれて地元に戻ってきて活動するものであるので、当然これ以外の時間になるんですよね。

 

 現場を見ていただくというのが私は一番大事なのかなと、どういう活動をしているのかとか。そんなときにこれ以外の時間帯で対応をどういうふうにされているのかということもお伺いしたいんです。いかがでしょうか。

 

 

 

◎広報交流課長 

 現在のところは執務時間中、その対応のみとなっております。

 

 

 

◎都市政策部長

  まず、この制度につきましては、町会からの新たな窓口の設置ということで、町会活動に直接参加させていただくというような趣旨ではございませんが、私自身、町会にも加入させていただいておりますし、個人的に町会活動等に参加するというような形で地域にできるだけ貢献したいという形で考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  次も町会活動支援事業ですが、もちろん高齢者の方が町会館を利用するということが非常に多くなってまいりました。

 

 これは最近の話なんですけれども、高齢者の方とお会いをしてどんな活動されているんですかと聞くと、町会館にはもう行けなくなったんですというような話になったんです。

 

 それはなぜかというと、トイレが和式なので行ってもトイレが困るので行きたくないんですということでした。

 

 それで某町会の町会長とお話しをしたら、なかなか経済的なもので改修費用がないというような切実な訴えをされまして、できましたらそういった施設、バリアフリーとまで言いませんよ。

 

 バリアフリーにしたら一番いいのだけれども、バリアフリーとまで言いませんが、せめて高齢者の方が一緒に参加して自然にトイレを使っていただけるようなことに補助を出していただくというようなことを考えていただいたらどうなのかなというふうに思うんです。

 

 それについてどうでしょうか。

 

 

 

◎広報交流課長 

 阪口 芳弘委員、今ご指摘いただいたとおりの補助金については、残念ながら現在市ではございません。

 

 ただそういう町会館の改修費用について、もともとコミュニティ助成事業といいまして宝くじのほうから出ているんですけれども、それはあくまでも改修等については出ないような補助金でございますので、早急には対応は難しいと思うんですけれども、今後、やはり高齢化が進んでいく中でそういう需要も出てくると思われますので、その面も考えながらいろんな手だてがないかということを検討してまいりたいと思っております。

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 これは切実な悩みになりつつあるんです。

 

 今、これから検討しますというような話ですが、やはり実際に自分がそうなってみたら分かりますが、行きたくても行けないというようなことがあって、行政として、では、考えてまた対応しますでは私はいけないと思うんですよ。

 

 要はトイレが何が問題になるかというのは分かっているわけ。

 

 そしたらそれを改善してやるのが私は行政の仕事やと思っているから、町会が経済的に難しいというのであれば、それをせめて半分でも負担するから洋式便所に変えましょうよとか、こういうようなことを積極的にやってもらわないと、考えておきますではどんどんその方も町会の活動ができなくなるんです。

 

 要するに一方で町会の活動をうたいながら、一方で足踏みを続けてしまうというような一番よろしくない状況になるのかなと思うんです。この点についていかがでしょうか。

 

 

 

◎広報交流課長

  先ほどご指摘いただきましたとおり、現在、ここの予算のところに載せさせていただいております持続可能な地域コミュニティ活動支援事業なんですけれども、その中に加算というものも考えておりまして、やはり町会に必要なものですので、すごい額とはいきませんが、そういう加算等についても考えてまいりたいと思っております。

 

 

 

◎都市政策部長

  今、梅本広報交流課長が申し上げた加算の分というのは、とてもトイレの改修とか、大きな事業を行える分の額ではございませんので、先ほど阪口 芳弘委員申し上げられました確かに全ての町会を公平公正にということで、市がどれだけ支援できるかという部分は、なかなか先ほど申し上げたように難しい部分はございます。

 

 なかなかすぐにお答えを、そしたらこうしますというふうなお答えを返すのは難しいとは考えておりますが、先ほどいただいたお言葉を真摯に受け止めて今後検討してまいりたい、このように考えてございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  検討していただくのはありがたいんですが、要は切実な悩みがあるということで、町会に参加するシニアクラブあるいは老人クラブの方々は本当に楽しんで来られているんです。

 

 それが一つの機会にもなっています。コミュニティーもそれで保たれているわけです。

 

 一つの原因で来れないというのは簡単な話なんです。

 

 トイレが洋式化になっている町会も随分あります。ウォシュレットがついている町会も随分あります。

 

 しかし、そういったコミュニティーを保つために、一つだけの問題のためにそういったことができないというのは私は歯がゆくて仕方ないんですよ。

 

 その辺、もうちょっとそしたら市として自治会館のトイレは今どういう状況なのか。和式ばかりなのかあるいは洋式と混ざっているのかとか、洋式が全部なのかとか、ウォシュレットがついているのかとか、こういうことを調べてもらうことは可能ですよね。

 

 

 

◎広報交流課長 

 先ほどの阪口 芳弘委員のご指摘のとおり、状況ですよね。

 

 それについては早急に調査できるような体制を考えていきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

《特殊詐欺対策機器設置等について》

 

◆阪口芳弘議員

   ページでいくと81ページです。特殊詐欺対策機器設置等というところがあるんですが、これは一体どんなことをされるのか教えてください。

 

 

 

◎危機管理室参与兼危機管理室長

  こちらにつきましては、通称トビラフォンというものでございまして、要は高齢者の方が今はやっているオレオレ詐欺とかいうのを未然に防ぐために、警察とか、消費者庁が持っています迷惑電話番号のデータベースを活用いたしまして、その機械を電話機につなぐことによりまして、そのデータベース上の電話番号から電話がかかってくると自動的に着信拒否するというような装置でございます。

 

 本市におきましては、65歳以上の高齢者の方々に対しまして貸出しというのを行っておるというようなものでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  65歳ということですから幅広くということだと思うんですが、何台ぐらい考えておられるんですか。

 

 

 

◎危機管理室参与兼危機管理室長

  実は、一番当初に、平成29年度と平成30年度で合計60台購入しておりまして、現在は残りが17台ですので、43台分が出ておると。ただ過去に出ている分の中で返却の分もこれは含まれております。それも入れますと43台分出ておると。今残りが17台まだあるということでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 この件についてPRされていますよね。

 

 

 

◎危機管理室参与兼危機管理室長

  広報紙でもPRしていますし、ホームページ等にも掲載させていただいております。

 

 

 

 

 

《防犯カメラの設置について》

 

◆阪口芳弘議員 

 分かりました。詐欺に引っかからないように、いいことだと思っております。

 

 次に、同じページの防犯カメラの設置のところなんですが、この制度ができて久しいわけです。

 

 長い間やっていただいています。おかげで各町の持っている防犯カメラは飛躍的に増えて安全なまちに貢献しているということは申し上げるまでもありません。

 

 ただ最近、機種が高騰してきて1台が40万円ぐらいかかるようになっているところの機種もありまして、先般、ある町会につけさせていただいたら39万円ぐらいかかりました。

 

 補助金が20万円ということなんですが、これをもうちょっと上げていただかないとなかなか普及していかないのかなということを思うんです。

 

 あと、もう一つ、先にそれを聞きます。お願いします。

 

 

 

◎危機管理室参与兼危機管理室長 

 確かに物価の高騰と、それから最新スペック、だんだんいい機械が出てきていますので、値段が上がっていくというのは当然のことだと思うんですが、ただ希望される台数、大体例年一応10台分予算計上させていただいているのですが、これがもうそれを超えるような要請がもし今後起こってくるのであれば、その辺等も検討はさせていただきますが、現在のところ毎年10台未満で収まっているというような状況ですので、しばらくは様子を見させていただきたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  この10台に収まっているということは、大体町会としてもある程度、防犯カメラをつけるということに対してもう完成されてきて増えていかない要素がありますよね。

 

 要するに昔でしたらあっという間に10台分申請が来たんです。

 

 ところが今はもう3月になってもまだもう一台余っていますよとか、そういう状況に変化してきていると。

 

 その変化の中で当然台数が落ちてきたらこの20万円を30万円にしていただいて台数を減らすと。

 

 要するにグロスの200万円というのを一緒にしといて、台数が落ちてきたら当然1台に対する値段が高くなるわけですから、こういったことを柔軟性を持って考えていただきたいというふうに思うんです。いかがでしょうか。

 

 

 

◎危機管理室参与兼危機管理室長 

 委員おっしゃるとおりに、大体8台、9台と10台ぎりぎりのところを今推移しているような状況ですので、これがさらに、例えば毎年半分ぐらいしか来ないような状況になったときに、総額の予算枠の中で、例えばいきなり20万円を30万円というのはあれですけれども、例えば25万円に上げるとか、その辺のところはまた今後検討していきたいと考えております。

 

 

 

 

 

《住民基本台帳事務について》

 

◆阪口芳弘議員 

 89ページの住民基本台帳事務のところでお伺いします。

 

 個人番号カード交付等予約コールセンター業務が1,650万円というふうに出ているんですが、事業内容をお知らせください。

 

 

 

◎市民課長

  マイナンバーカードの交付につきましては、令和4年の4月から予約制を取らせていただいております。

 

 インターネットでの予約をしていただくようになっているんですが、インターネットの環境に不慣れな方や、そういった環境ない方のために交付の予約をコールセンターを設置いたしまして、電話での予約を受け付けるようにさせていただいております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 今それでは、普及率というの分かれば教えていただきたいんですが。

 

 

 

◎市民課長

  令和5年2月末時点でのマイナンバーカードの貝塚市の交付率でございますが、62.3%となっております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  徐々に完成に近づいていくと思うのですが、やってくれない人は逆にいつまでたってもやってくれないという問題もあります。

 

 そこで、受付の夜間あるいは休日の対応をお願いをしまして、ある程度やっていただいているのですが、月2回ぐらいということでおっしゃっていましたかね。

 

 それはそれでいいんですが、これに満足することなく、利便性を求めていきたいというふうに思うのですが、その点いかがでしょうか。

 

 

 

◎市民課長

  阪口 芳弘委員おっしゃられたように、申請率で言いますともう70%、2月の時点で達しております。あと、マイナンバーカードを平均以上に所持されている方、人口に対する所持者の割合が、60歳以上から80歳未満の方が今一番多いところでございます。

 

 やはり20歳未満のお子さんですとか85歳を超えた高齢者につきましては、がくんと交付率が下がっておりますので、そういった世代にどうやって申請の機会を持っていただくかというのを今後も引き続き、土日も含めて申請のサポートを行ってまいりたいと考えております。

 

 

 

 

 

《旅券発給事務について》

 

◆阪口芳弘議員 

 91ページの旅券発給事務というところで、これは前年に比べて非常に大幅なアップをしているんですが、これについて説明お願いします。

 

 

 

◎市民課長

  旅券発給事務の対象経費につきましては、権限移譲事務交付金の対象経費となっておりまして大阪府から受けておりますが、大阪府はその関係で、旅券の申請数を令和4年度の予算の1.6倍の件数見込んでおりましたので、同じように令和4年度の予算ベースですが、その1.6倍ということで、同じような数というか、割合にさせていただきました。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 ということは、単純に1.6倍したと、こういう感じですか。

 

 

 

◎市民課長

  おっしゃるとおりでございます。

 

 

 

 

 

《民間保育所等整備事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  137ページの民間保育所等整備事業のところでお伺いします。

 

 最近、少子化というのがすごいスピードで加速しているわけですが、民間保育園もだんだん厳しい状況が続くと予測されます。この件についてどのような考えをお持ちなのかお伺いします。

 

 

 

◎健康子ども部参与兼保育こども園課長

  子どもの数が減ってくるというところで、経営の難しさというところが確かにこれから出てくるのかなと思いますが、民間の園長会を定期的に開催していただいておりまして、こちらのほうの担当者も定期的に参加させていただいております。

 

 そういった中で民間園の園長さんのご意見等もお聞きしながら考えていきたいと思います。

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 公立こども園とのバランスというか、これから少子化が進んでいったときに、公立のこども園等を縮小していくのか、それとも民間の事業継承が難しいという部分で、民間を切るとまで言いませんが、そっちの方向にいくのか、その辺についてお伺いできますか。

 

 

 

◎健康子ども部参与兼保育こども園課長

  民間の経営を圧迫するというところまでは考えておりません。ただ、やはり、なかなか、障害をお持ちのお子さん、それから家庭にちょっと問題があり、そういったところを関わっていかないといけないケースというところが最近増えてきていると聞いておりますので、そういったところをカバーしていくためにも、公立については存続しながら、そういったところをカバーしていきたいと考えております。

 

 

 

 

 

《有価物集団回収について》

 

◆阪口芳弘議員

  167ページの有価物集団回収についてお伺いします。

 

 資料を前に見させていただいたことがあるんですが、集団回収の集めてくる数字がピークの半分ぐらいになっていると思うんですが、この要因はというと、当然ネットによる新聞の量が減っているとかいうのもあるし、逆に言うと段ボールは非常に増えていると。この辺の見解をちょっと教えていただけますか。

 

 

 

◎廃棄物対策課長

  集団回収の回収量の減少の件ですが、先ほど阪口 芳弘委員からもありましたように新聞の購読等が減ってきておりまして、毎年回収量の減少ということになっています。

 

 内容につきましては、段ボール等についてはそれほど減少ということにはなっておりません。顕著に減少しているのはやはり新聞という状況でございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  この集団回収をやっぱり進めていきたいとか、いやいや、もうそれではないんですよと思っているのか。やっぱり進めていくということでよろしいですよね。

 

 

 

◎廃棄物対策課長

  廃棄物の減量等につながる取組みですので、集団回収の実施は、より一層進めたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 参加団体数というのが減少していますから、当然コロナとかでなかなかできなかった部分があろうかと思いますが、それはどうでしょうか。

 

 

 

◎廃棄物対策課長

  ここ数年の自主団体数は、やはり若干ですが減少しているという状況です。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 集団回収というのは誤解されている部分がありまして、自分たちで新聞、段ボール等を集めなければならないというような何か固定観念がありまして、私の近くの自治会からも問合せあったんですが、全部業者がやってくれるというような業者があるんです。

 

 要するに全部家を回ってくれるということです。

 

 家を回ってくれて、そして、言えば何もすることがない。

 

 自分たちは家庭のごみと同じように新聞紙をひもでくくって外に出すという作業だけでするところもあるので、そういった細かい、ちっちゃなと言うたら失礼かも分からんが、小規模な自治体に対してでもそういった業者があるので、結局何が言いたいのかというと、地域コミュニティーがうまくいけてないような自治体が、小規模な、すると、誰が世話すんねんとか、誰がどうするとかいうような話になってきてなかなかできない部分があるのです。

 

 だから、私もそれにちょっと携わって、今回一緒にやらせてもらおうかなとは思っているのですが、ごみというか有価物を出すだけで済むので、そこはちゃんとPRさえすればどんどん増えていくと思うんですよ、参加団体はね。ごみの量は恐らくあんまり増えへんかもしれないが。その点について最後お伺いします。

 

 

 

◎廃棄物対策課長 

 実施団体数が増えるようにということで、市のほうも廃棄物の減量化を進める重要な取組みとして広報やホームページ等でも紹介していますが、具体的な問合せがあった場合には、業者によっては回収の仕方とか相談に乗っていただけるようなところもあるということはお伝えしていきたいと思いますが、市のほうで特定の業者を紹介するということはできませんので、町会の間と連携を取っていただけるようなことも、全体で集まる場でどういう取組み方をしているとかという交流をするとか、そういったことも考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

《貝塚プレミアム商品券について》

 

◆阪口芳弘議員 

 同じく185ページの貝塚プレミアム商品券の件ですが、これ長くわたって市民にも認知もされて、喜んでいただいている事業です。

 

 これを話せば長いんだろうなということでカットして話しますが、もともとは貝塚市商店連合会の単費でやっていただいていました。

 

 ところが、とてもじゃないが予算的に厳しいということもあって市に応援していただいて、今では市民に周知され、喜んでいただいているところであります。

 

 今回900万円ということなんですが、前年比の申込み数が分かれば教えていただけますか。

 

 

 

◎商工観光課長

  まず、今年度実施いたしました実績ですが、4,500冊の発行に対しまして倍率2.29倍の応募がございました。

 

 抽せんに漏れた方も多数いらっしゃいまして、その後、追加発行という形でさせていただきました。それが5,726冊を追加発行いたしまして、実績としまして、これ1回目の抽せんに漏れた方が対象でございますが、3,406冊の購入をしていただきました。

 

 令和3年度の実績でございますが、これがちょっと発行数が非常に多くて、1万冊令和3年度は発行しております。そのときの倍率は、数が多かったということもありまして、倍率1.02倍ということでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  今回900万円ということですが、発行枚数は4,500枚ということでしょうか。

 

 

 

◎商工観光課長

  4,500冊でございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 前回は特殊事情で全員に当たるというような方法を取っていただいて、非常に好評であったということもあります。

 

 すると、今回たくさんの方々がまた申し込んでこられる可能性があって、当選数も少ないだろうというのは容易に考えられるわけですが、この点についてどういうふうに考えておられますか。

 

 

 

◎商工観光課長

  阪口 芳弘委員ご指摘のとおり、この事業かなり好評な事業でございまして、令和4年度につきましてはコロナの対策ということで、国の交付金もございまして追加の分を発行させていただきました。

 

 また、全市民対象に配布する、1人2,000円の配布事業というのもさせていただくことができました。

 

 令和5年度につきましても、そういった国の支援がありましたら金額を増やして実施ということも考えられますが、なかなか市単独で増額していくというところにつきましては、ちょっと今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

《観光活性化事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  187ページの観光活性化事業のところですが、これ主要各駅に市内の案内板が掲示されております。

 

 これは、かいづかいぶき温泉というのが、民間企業ですが、ここに掲載されているというか書かれています。これはどういうことなのか教えていただけますか。

 

 

 

◎商工観光課長

  かいづかいぶきヴィレッジでありますとか、かいづかいぶき温泉、まだ古い表示になったものがございます。

 

 これについては各駅の分、データが古いというのは把握しておるところでございますので、できるだけ早急にその辺は修正をかけたいと思います。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 当然、民間企業を載せるとよろしくないということで認識されているということですよね。

 

 

 

◎商工観光課長

  民間の企業ではございますが、観光施設としてかなり市としても押していきたい施設にはなっておりますので、その辺は市のほうで修正は、名称は変更したいというふうに考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  微妙な話で、どこまでこういった市内の案内板に載せるということであれば、ある程度の制限を決めてやらないと、書いたほうがいいのは決まっているが、他の業者も不公平感が出るんではないかなということもあるので、この辺はよく考えてやっていただきたいというふうに思うんです。いかがでしょうか。

 

 

 

◎商工観光課長 

 阪口 芳弘委員ご指摘のとおり、やはり皆さん、案内板には入れていただきたいという要望はあると思いますので、その辺はこちらのほうも市としまして基準を設けて記載のほうしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

《道路等管理事務事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  それでは、195ページの道路等管理事務事業のところでお伺いいたします。これは大阪府道の件ですが、これは管理者は当然大阪府になるわけですが、あえてここで質問させていただきたいと思います。

 

 先般、JR東貝塚駅の東側、ちょうどT字型になるところなんですが、保育園があるところの歩道の件ですが、この件で、車椅子の方から、勾配がきつ過ぎて、そのまま登っていきますと、車椅子が後ろに転倒する可能性があるということで相談がありまして、現地に一緒に行ってまいりました。

 

 確かにそのまま登っていくと後ろに転倒する可能性が高いです。彼はどうしているかというと、車道のほうに入って、車椅子を一度車道のほうに行って、それから元に戻っていくと。そして、そこからずっと北側のほうまで一緒に行ったのですが、あとの歩道は問題ないということでした。

 

 これについて、当然、大阪府が管理することですが、やはり地元にいる者として、これは改善しなければいけないと思うので、この辺についてどう考えているのかお伺いします。

 

 

 

◎道路公園課長

  先ほど阪口芳弘委員おっしゃられたように、こちらの道路につきましては府道東貝塚停車場線になります。

 

 こちらの歩道ですが、水路の上に床版コンクリートを施工したマウンドアップ形式となっていると思います。民有地の乗り入れのために歩道を切下げたところのスロープだと思いますが、その縦断的な勾配につきましては基準がございます。それにのっとって、改善の必要があれば大阪府と協議しまして、改善に向けた取組みをしていきたいと思います。

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  改善の必要があるということをおっしゃいましたが、これは必ずやっていただかなくてはいけないと思うのです。

 

 これ、後ろに万が一転倒するということになると、相当被害もあるだろうし、当然、障害者の方ですので、これからけがでもされたら困るということなんです。

 

 ですので、これは必ず大阪府にお願いしていただいて、早急に対応していただきたい、このように思いますが、いかがでしょうか。

 

 

 

◎道路公園課長

  まず現地のほう確認させていただきまして、その旨を大阪府に伝えて協議していきたいと思います。

 

 

 

 

 

《東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業について》

 

◆阪口芳弘議員

 199ページの東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業の中のイベント出演者謝礼であったりとか、イベント警備委託料であったりとかあるのですが、これ何かイベントを企画しているということでよろしいでしょうか。

 

 

 

◎道路公園課長 

 阪口芳弘委員がおっしゃいますように、今年度秋にJR東貝塚駅の周辺整備及びJR東貝塚駅バリアフリー化工事が完了する見込みとなっておりますので、それに合わせましてアクセス道路とか駅前広場で記念イベントを実施したいと考えております。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 イベント警備等委託料が30万円ということですが、規模的にちょっと想像つかないのですが、分かれば教えていただけますか。

 

 

 

◎道路公園課長 

 現在のところ、詳細についてきっちりと決まっているわけではございませんが、例えば駅前広場を活用した音楽的なイベントとか、アクセス道路でキッチンカーを入れるとか、そういったことを想定しております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 例えば地元の方が団体で参加したりであったりとか、あるいはイベントそのものに参加したいというような、祭り関係者であったりとか、そういった方々がもしこういったイベントに参加したいというようなことであれば、それは可能なんでしょうか。

 

 

 

◎道路公園課長 

 そちらのほうにつきましては、ご相談いただきましたらご協議させていただきたいと思っております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 当然、まだ日にち的には全然決まっていないと。

 

 漠然と秋ということですが、11月頃ということで認識していてよろしいでしょうか。

 

 

 

◎道路公園課長 

 見通しといたしましては、今阪口芳弘委員おっしゃられた時期頃と考えております。

 

 

 

 

 

《交通安全施設管理事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  同じく199ページの交通安全施設管理事業のところで、昨年度は道路反射鏡等設置工事というのが870万円でしたが、区画線設置工事ということに名称が変わっているのですが、これはどういうことなのでしょうか、お伺いします。

 

 

 

◎道路公園課長

  こちらの道路反射鏡の設置工事なんですが、交通安全施設の区画線設置含めて、来年度、道路反射鏡の予定もいたしております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  ということは、名称が変わって以前と一緒ということで理解していてよろしいでしょうか。

 

 

 

◎道路公園課長

  そのとおりでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  それでは、ちょっと違う質問になるのですが、先般、中央小学校の前に、8月31日から9月29日までの間で減速ロードハンプを置かせていただいて、実証実験をしていただいたのですが、そのときの実験の結果であったりとか、今後の対策にどういう変化があったのかとかということがあれば教えていただけますか。

 

 

 

◎道路公園課長 

 令和4年8月から9月にかけまして行いました実証実験で、速度の抑制効果、一定効果があったと認識しております。

 

 ただし、祭礼の関係がございましてアップダウンがあるということで、通行に支障を来すということで、途中で実験のほうを中止した経緯がございます。

 

 そのため、ほかの事例がないかということ等を研究いたしまして、路面に段差を設けないで、カラー舗装とかポールコーン等によって道路の狭窄部分をつくりまして、視覚効果により減速を促すというような方法を計画しまして、現在、貝塚警察及び大阪府警本部と協議を進めておりまして、おおよそ見通しが立ちましたので、今後、町会様のほうにご相談して、また近隣住民の方のご了解がいただけましたら、設置に向けていきたいと考えております。

 

 

 

 

 

《鉄道軌道安全輸送設備等整備事業について》

 

◆阪口芳弘議員 

 205ページの鉄道軌道安全輸送設備等整備事業のところでお伺いします。

 

 毎年これはたくさんの整備費が出ているのですが、この内容についてお伺いします。

 

 

 

◎都市計画課長

  令和5年度の予定としましては、トロリー線の張り替えで300万円、道床の交換で2,000万円、変電所の改修で5,000万円、全方位型警報灯設置で500万円、以上で7,800万円。合計で、これは国、市、水間鉄道が3分の1ずつを持ち出しますので、7,800万円のうち市の持ち出し分が2,600万円ということになっております。

 

 

 

 

 

《JR東貝塚駅周辺バリアフリー化について》

 

◆阪口芳弘議員 

 分かりました。それでは、次にいかせていただきたいと思います。207ページのJR東貝塚駅周辺バリアフリー化についてお伺いします。

 

 先般も質問させていただいた経過があるのですが、敷地内のところで奈良県大和郡山市の女性が亡くなられたということがありました。

 

 その件について質問させていただいたときに、点字ブロックを引くであるとか、安全対策を取るということでありましたが、その結果どうなったのかお伺いします。

 

 

◎道路公園課長 

 踏切道における点字ブロック等の設置につきましては、令和4年6月に改定されました道路の移動等円滑化のガイドラインに基づきまして、貝塚市交通バリアフリー基本構想及びJR東貝塚駅周辺地区バリアフリー基本構想の重点地区内における踏切につきまして、鉄道事業者、貝塚警察、大阪府と設置に向けた協議を行ってまいりました。

 

 まず、踏切手前部の点字ブロックについて、JR東貝塚駅浜側にあります東貝塚南一踏切、こちらのほうが未整備でございましたので、山側を道路管理者である大阪府、浜側を貝塚市が令和5年3月末までに完了させる予定となってございます。

 

 なお、踏切道内についての点字ブロック等の設置につきましては、設置後の剥離等の維持管理上の課題があることから、ちょっと今協議を継続中でございまして、早期に完了できるように引き続き鉄道事業者と整備の方法等について協議を行ってまいりたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 先日、乳母車を押したおばあさんが東貝塚南一踏切を渡ろうとして、そして線路と道路がくっついているんですが、そこに段差があって通れなくなって、それでドライバーの方に助けてもらって引き返したという経緯がありました。

 

 この方は山側に住んでおられて、銀行とか病院に行くためにどうしてもその踏切を渡らなければならないということで、週に何回か渡られるそうです。

 

 それで私、軌道内を見に行ったところ、鉄道の線路とコンクリートの間にガムテープぐらいの幅のゴムがそこに敷かれていて、それがどうもがっさり落ちているところがあるんです。

 

 これが原因だろうと思ったので、水間鉄道とか南海本線を見に行ったら形態が違うのです。

 

 水間鉄道は30センチぐらいのゴムの幅を置いて、それがなかなか下に下がらないようにできているんですが、JRはどうもこれ形態が違うので、この辺に原因があるのかなということで、これは今ここでどうのこうのと言うのは難しいかも分からないですが、やはりそういった事例が起こっていて、改善の余地があるということをやはり鉄道管理者に言わないといけないと思うのですが、この辺どうでしょうか。いかがでしょうか。

 

 

 

◎道路公園課長 

 今、踏切内の線路と道路の間にある緩衝材の不具合だと思うのですが、まず現地を調査いたしまして、改善が必要な部所について特定いたしまして、JR西日本に説明した上で協議を行ってまいりたいと思います。

 

 

 

 

 

《公園緑地整備事業の中の都市公園トイレ整備設計について》

 

◆阪口芳弘議員 

 215ページの公園緑地整備事業の中の都市公園トイレ整備設計というところで高額な金額が出ているますが、これについて説明お願いいたします。

 

 

 

◎道路公園課長 

 こちらの費用につきましては、市内都市公園のトイレ設備を有する五つの公園につきまして、トイレの洋式化を含むバリアフリー化を計画しておりまして、そちらの設計費用として計上させていただいております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 シェルシアターであったり市民の森の整備ですが、これはずっと随意契約ということであると思うのですが、これはやはり数社から見積りを取って、それからその中でプロポーザルするのかどうか、私はちょっとそこまでは思っていないのですが、何しろ1社で随意契約していくというのは、私はいかがなものかと思うのですが、この点、どういうふうに考えているかお伺いします。

 

 

 

◎道路公園課長 

 こちらの市民の森の公園につきましては、府営二色の浜公園と隣接しておりまして、また橋を渡ったところのバーベキューゾーン、ジェットスキーゾーンとか、大阪府の施設と非常に隣接している中で、活用が見込めるところでございます。

 

 こちらのほうを大阪府と連携して有効的に活用できるように、指定管理者であります事業者と連携を図っていきたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 問題は随意契約するということなんです。

 

 たくさんの事業者があるので、やはりそういった方々に声をかけて、ベストであるというところにお願いするのが筋ではないかなと思いますが、その点どう考えていますか。

 

 

 

◎道路公園課長

  こちらの事業者につきましては、先ほど申しましたにぎわいの創出のための連携もありますが、例えば二色の緑道なんかでは環境の問題で非常に市民の皆様からご相談も受けたりしております。

 

 こちらの落書き、あとはトイレの設置を希望されるというようなところもございまして、そういった新しい環境整備の中でトイレ設置、それの維持管理も含めて、こちらのほうと連携して環境整備に努めていきたいと考えております。

 

 

 

 

 

《せんごくの杜管理事業について》

 

◆阪口芳弘議員 

 次に、219ページのせんごくの杜管理事業のところの教育福祉エリアの今後ということですが、これはどのようにこれから活用されていくのか。先ほど若干触れられておりましたが、お願いいたします。

 

 

 

◎政策推進課参事

  教育・福祉エリアにおきましては、地区計画に沿った事業者を今後も引き続き探してまいりたいと考えております。

 

 

 

 

 

《地区住居表示整備について》

 

◆阪口芳弘議員

  同じく219ページ、地区住居表示整備について。

 

 これは新政クラブが以前からずっと進めてまいりました重点政策の一つですが、今回、久保二・三丁目が進んでいくということで非常にうれしく思っております。

 

 あと、これからの展望ですが、橋本地域が区画整理が始まるということがあると思うのですが、そこも当然住居表示を実施するということになりますと、南近義地域も初めてだと思うのですが進んでいくと思うのですが、この点いかがでしょうか。

 

 

 

◎土地情報課長

  和泉橋本の区画整理の辺りということだと思うのですが、区画整理におきまして、まだ事業者も決定されていないので、決定されましたらそのあたりも含めまして協議して、よりよい土地の活用というのができるようになると考えております。

 

 

 

 

 

《防災備蓄拠点倉庫整備事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  241ページの防災備蓄拠点倉庫整備事業についてお伺いいたします。この倉庫というのはどのぐらいの大きさになるのですか。

 

 また、当然平屋造りだと思うのですが、もし分かれば詳細をお願いします。

 

 

 

◎防災監

  お尋ねの防災備蓄倉庫につきましては、従来説明しております第2プールの跡地に建設する予定のものであります。

 

 大きさにつきましては、約166平方メートルの平屋の倉庫を2棟建設する予定としております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  この倉庫の件について、我々新政クラブでもいろいろ議論させていただきました。

 

 この倉庫ができると、本市の防災備蓄品の何%ぐらいがこの倉庫に入ってくる予定なんでしょうか。分かりますか。

 

 あちこちで、例えば避難所のところにも置いていますし、いろんな場面で見かけますが、そういったもののほかに、当然ここに備蓄されるわけですよね。本市の防災備蓄の何%ぐらいがここに集約されてくるのかということです。

 

 

 

◎危機管理室参与兼危機管理室長

  こちら、新しくできる倉庫の中に備蓄する物品の貝塚市全体での備蓄品の何%かというのは、今ちょっと数的には把握できておりません。と申し上げますのも、各避難所、それ以外にも山手、浜手等に備蓄倉庫を分散して配置しております関係で、今現在実は旧子育て支援センターのところにあるものが基本的には今回新しく建つところにそのまま移設するというような形になってございます。

 

 数でいいますと、一つの倉庫としての備蓄物品の割合としては、ほかのところに比べると結構な量に、割合としては高いと認識しております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  相当ここの倉庫に入ってくると考えられるわけですよね。

 

 本市の中でも一番大きな倉庫になるわけですね。考え方の一つとして、常に備蓄品というのは見えるところに置いておいたらいいという意見もあります。

 

 常に目に触れるところに置いときなさいと。例えば、人が出入りするところ。

 

 当然、小学校、中学校。そこがまた避難所であれば、当然そこに置いときなさいということです。

 

 そこまで、第2プールの跡地というのは、当然、道幅もそれほど広くないところにあります。

 

 そこにわざわざ取りに来るのも何なので、できるだけ避難所に近いところに置いておくべきものであるのが私どもの考え方なんです。

 

 今回、当然、第2プールの跡地があって初めてこういうふうにできてきたんですが、もっと本来、ここが最適な場所と我々は思わないのです。

 

 最適かと言われたら、そうではないよと。たまたま第2プールがそこにあったので、何か使おうかと。

 

 そんなふうに思われて造られるのだったらちょっと問題あるのと違うかという意見も出ました。

 

 そんな意見も出ました。これはそうだと申し上げていませんが、そんな意見も出ました。なので、備蓄品というのはもっと分散して、ここまでわざわざ取りに来なくてもいけるようにするべきでもあるし、ここにあまりに集中してここにあるということは、我々はいかがなものかと考えているのですが、その点いかがでしょうか。

 

 

 

◎危機管理室参与兼危機管理室長

  先ほどもご答弁申し上げましたように、貝塚市内全域にわたりまして備蓄品は分散して、阪口芳弘委員がおっしゃいましたように各学校の体育館等に備蓄品を分散して置いております。

 

 ただ、そこには当然キャパシティーがございますので、入り切れない分が当然出てきます。

 

 実際に避難された状況に陥ったときに、そこの避難所の備蓄品を当然使用されますので、またそれを補完しなければいけないというための倉庫でもございますので、各避難所の人々が取りに来るのではなくて、あくまでも市の災害対策本部が、どこそこの避難所の備蓄品が、これだけちょっと今減ってきたと。

 

 それを補完するために市の職員が持っていくというような拠点的な意味合いもございます。

 

 そしてもう一つは、たまたま空いていたというわけでは決してございませんでして、代表質問の中でもご答弁させていただきましたが、まず広域災害の幹線道路で4車線あるところの中の一つとして、いろんな候補があったのですが、最終的に今の場所が最適地だというのは、実は貝塚市外から、貝塚市内全体でも備蓄品が不足したときに、市外から応援で物資を持ってきていただくための、またそこに入れるための拠点という位置づけもございますので、決してそこに皆さんが取りに行って集中して混乱するというようなものではないと認識してございます。

 

 

 

 

 

《貝塚学の創造事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  253ページの貝塚学の創造事業についてお伺いします。

 

 これはずっと以前からやっていただいていて、非常に評価の高いことを聞いておりますが、これは同じものをずっと同じ学年に教えているのではなくて、貝塚学というのもどんどん進歩、進化していくと考えているのですが、この点についてどう考えられているかお伺いできますか。

 

 

 

◎学校教育課長

  貝塚学につきましては、これまで学校におけるテキストを使った授業、それから教育委員会主催の子ども講座等の体験活動、これらを通じて学びを深める機会というのを提供してまいりました。

 

 令和2年度、3年度はコロナ禍のため子ども講座というのは実施できなかったのですが、その間に民話教材を6種類発行するなど、新しい取組みも加えていっております。

 

 令和4年度から、今年度から子ども講座も再開しておりまして、あしたは近木川の源流探索ということで、指導主事も参加して行く予定をしております。

 

 令和5年度以降につきまして、これまで6年生だけにテキストを配付していたのですが、それを令和6年度から小学校4年生から配付できるように予算取りをしていきたいと考えているとともに、民話教材につきましても6種類発行しているのですが、それについても外国語版の発行も視野に入れて、今取組みを検討しているところでございます。

 

 

 

 

 

《ICT教育環境整備事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  次に、257ページのICT教育環境整備事業のところで、ライセンス使用料というのが出ているのですが、これは一体どういうことなのかお教え願えますか。

 

 

 

◎学校教育課長

  このライセンス使用料につきましては2種類ありまして、まず一つ目は授業支援クラウドの一つであるロイロノートというアプリを使用するためにかかる費用でございます。

 

 もう一つは、他人の著作物というのを用いて作成する教材を学校では数多く使うんのですが、それを許可を得ずにタブレットを介して子どもたちに送信できるという、それをできるようにするための補償金というのが今必要になってございます。

 

 それの補償金にかかる費用というのが二つ目のライセンス使用料になります。

 

 

 

 

 

《GIGAスクール運営支援センターについて》

 

◆阪口芳弘議員

  次のGIGAスクール運営支援センターへの352万8,000円というのは、これはどういうことなのか教えてくださいますか。

 

 

 

◎学校教育課参事

  この事業は、大阪府が実施しております大阪府GIGAスクール運営支援センターに加入するための負担金となっております。

 

 この支援センターに加入することで、学校現場でタブレット端末あるいはインターネット環境に時にはトラブルが生じることがございますが、その際にはこのセンターに直接電話を入れまして、専門的な知識を持っている指導員から直接電話でいろいろ解決のための助言をいただいたり、遠隔操作で直していただいたり、どうしても直せないという場合はこのセンターから直接技術員が貝塚市まで来ていただきまして、その学校の現場に行ってトラブルを解決していただけるという、そういうような事業となっております。

 

 

 

 

 

《中学校の運営事業について》

 

◆阪口芳弘議員

  269ページの中学校の運営事業のところで質問させていただきます。

 

 先般、某中学校のあるクラブにしておきますが、泉南大会で優勝しました。そのクラブは、どこの学校にでもあるようなポピュラーな競技でして、なかなか参加数も多いので、なかなか優勝することが困難というか難しい競技の一つであるというふうに言われておりまして、保護者の方から、こういったものを広報かいづかに載せていただいてPRしていただいたら、生徒たちのモチベーションも上がるし、これからのスポーツ大会の隆盛にもつながっていくので、それをやってほしいと言われたので、一応聞きました。すると、何かそういったラインというのがありまして、載せられるものと載せられないものがあるというふうに聞いたのですが、この点についてどう考えているのでしょうか。

 

 

 

◎学校教育課長

  阪口芳弘委員おっしゃる部活動の成績優秀者を広報に掲載するかどうか、これ実際基準というのはこちらのほうでは設けておりません。

 

 ただ、これまで全国大会とか、それから近畿大会、関西大会の上位入賞者については表敬訪問というのを行っておりましたので、それを記事にして広報に載せるということを行ってまいりました。

 

 ただ、広報に掲載されることで次の目標に向かう本人のモチベーションになったりだとか、それから同じ競技をしている別の生徒のまた刺激になったりということは大いに考えられると思います。

 

 なので、運動部の泉南大会の優勝者をはじめ、ほかにも子どもたちは学校内外でいろんな活動して活躍しておりますので、今後、広報に掲載するにあたって不公平がそういう形で生じないように、担当課とも相談しながら基準の策定というのに努めてまいりたいと考えております。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  そしたら、今まではそういう基準がなくて、表敬訪問されたことを広報に掲載されていたと、こういうことですね。

 

 

 

◎学校教育課長 

 そのとおりでございます。

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  すると、大事なことは、子どもたちが広報紙に掲載されることによって、広報自体を見るということなんですよね。

 

 今回我々がやったことが載っているよということを広報に載せると、今まで広報って、中学生はあまりご覧いただいていないのかなと思うのですが、やはりこんなところから広報という在り方というものを広めていかないといけないし、もっと大事なことは、先ほどから言ってるモチベーションが上がっていくということ。

 

 それと、全体的な取組みを市民にアピールできるということ。これが一番大事だと思うんです。

 

 この間、私が広報をずっといろいろ見ていたら、どこかに載せられるところないのかなと思ったら、結構大きく紙面取っているところがあるんです。

 

 町会支援であったりとか町会加入促進であったり、そういうところは物すごく大きく取っているのですが、それを3分の1削るだけで十分それに対応できるんです。それについてどう。これは広報のところで聞きたいから無理です。

 

 

 

◎都市政策部長

  確かに委員のおっしゃる意味はよく分かりますし、広報は広報サイドで、できるだけ、載せられる情報というのを極力、限られた紙面の中で限って載せていっているというようなところもございますので、その辺は先ほど言った教育委員会がちょっと基準を決めてというような話もございましたので、こちらのほうと教育委員会とも話しさせていただいて、先ほども言ったように、今でもかなり削って載せているというのが現実ですので、確かに阪口芳弘委員おっしゃるように無駄というか、紙面を大きく取ってというようにところがあるかも分かりませんが、そういう形でさせていただいておりますので、先ほど申し上げましたように、協議しながら決めさせていただきたいと思っております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員 

 今までと言ったらちょっと大層なので、令和4年度、そういった活動で、今、該当するだろうというとこら辺で、幾らぐらい情報として持っているのですか。

 

 

 

◎学校教育課長

  泉南大会の優勝ということに関しますと、団体、個人合わせて、令和4年度で8あるというふうに認識しております。ほかの年度を見ても同じような数が上がってきております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  8件ぐらいでしたら十分そういった形のものを取れるし、また、もっと言うと、令和4年度の分を令和5年度の広報でうたうこともできるわけやから、その辺について最後に聞かせてください。どう考えているか。

 

 

 

◎教育部参与

  阪口芳弘委員おっしゃいますように、子どもたちのモチベーションとか達成感の向上という意味では、今までも学校の「学校だより」であったりとか教育委員会の機関誌等に載せて広く紹介するということをしてきました。

 

 今回の広報によって市民の皆様に子どもたち自身の活躍を知ってもらうというのは、それ以上のモチベーションや達成感の向上につながるという、そういう認識もございます。

 

 今お話しされているのは、子どもたちの運動でいう泉南大会の内容で8件ということなんですが、やはりこういった形でクラブ活動のことを載せていくことになりますと、これは公立だけではなくて、やはり私立に行っている子どもたちであったりとか、あと文化部のコンクール等の大会であったりとか、どの子にも、基本的に運動とか習い事とかも含めてやっている子の機会均等というか、そういった平等性が大事ではないかなと考えております。

 

 そういう意味では、その辺のところはちょっと慎重に考えまして、いずれにしましても、載せていってあげるという方向で考えようとは思うのですが、どのような形で基準を引くかであるとか、またいろんなレベルというか、種目が違ったり、文化部と運動部だけでも、どこを基準にするかというのがかなりずれてきたりしますので、そういう意味での基準というのをしっかり考えさせていただきまして、また判断させていただこうと思います。

 

 

 

 

 

《幼稚園管理事業について》

 

◆阪口芳弘議員

 1点だけ。273ページの幼稚園管理事業のところで、東幼稚園園舎解体撤去工事というのが出ているのですが、この跡地については再三議論されているようですが、大体方向性が決まっているのかどうか教えてください。東幼稚園の跡地の件です。

 

 

 

◎教育総務課長

  こちらの予算につきましては、令和5年度に東幼稚園の園舎を解体撤去した後に、土地の筆界及び分筆を行いまして、跡地の利活用を図ろうとするものでございます。

 

 東幼稚園の跡地の利活用につきましては、現在のところ全くの未定でございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  私、こういった住宅地の中にあるので、売却も含めて考えたらいいのかなと思うのですが、この解体工事で5,200万ぐらいということなのですが、これ感覚的にすごいいい値やなと思うのです。これについて何か原因があれば教えてください。

 

 

 

◎教育総務課長

  このような園舎、校舎の解体につきましては、建物の状況によってかなり金額に差がございます。

 

 東幼稚園の場合ですと、地盤が少し緩くて、校舎の杭がかなり深くまで入っているというところから、通常の園舎の解体撤去の工事よりも若干割高になっているといった状況です。

 

 

 

◆阪口芳弘議員

  最後の質問にしたいのですが、アスベストなんかは入っている感じがするように思うのですが、その辺どうですか。分かっていますか。

 

 

 

◎建築住宅課参事

  石膏ボード等に入っている分もございます。

 

 また、みなしでアスベストが入っている、製造年月日で入っているというみなしのものもございまして、アスベストが入っているものとして処理する工程もございます。

 

 その分で割高になっている分もございます。

 

 

 

 


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