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新政クラブニュース
第8号.pdf (1.67MB)
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※新政クラブは。真利一朗・阪口芳弘・松波謙太・南野敬介が所属する会派です。2018年一年間の議会での取り組みについて掲載いたします。
※議会質問は議事録を参考に編集しております。正式文章ではありません。
※新政クラブニュースは政務活動費を使用して作成しています。30,000枚作成。1枚単価4.60円。総単価8.80円
2019年を迎えるにあたり、新政クラブのメンバー四人にそれぞれの想いを語っていただきました。
《2018年を振り返って》
司会
2018年で議会内で取り組んだ事、また、議員活動で印象に残っていることは何ですか。
真利一朗議員
私は第2回定例会(6月議会)において、「本市へのドローン導入について」として①安全・安心の取組みの導入について②観光分野での取り組みについて質問をさせていただきました。
その中で藤原市長から「貝塚商工会議所七〇周年の記念品にドローン購入を依頼しました。今年度中に市に備え、ドローンフィールドで訓練など大いに活用する取り組みをしていきたい」と答弁をいただきました。
現在三機のドローンを所持し、10月29日に職員向けの操作練習会を実施されました。
質問に対して即実施されたことが印象に残っています。
阪口芳弘議員
第2回定例会(6月議会)にて「JR東貝塚駅のバリアフリー化とその周辺整備について」、9月の第3回定例会中の決算特別委員会、12月の第4回定例会で「JR東貝塚駅西口改札開設とバリアフリー化の進捗状況について」の質問をさせていただきました。
他市の駅の利便性などが良くなって行く中、長い間の懸案であった本市の東貝塚駅の西口改札開設とエレベーター設置などのバリアフリー化が進むことが決定いたしました。
松波謙太議員
4月15日に貝塚市の魅力と観光発信の一環として行われたクラシックスポーツカー祭典の誘致と企画運営に奔走しました。
東海、近畿の名所、旧跡を巡る4日間で、約1100キロメートルをクラシックスポーツカーで走行するイベントです。
今回十回目の大会で有名芸能人の堺正章さん、篠塚健次郎さん、横山剣さんらが乗車する約60台が貝塚市役所本庁玄関前のチェックポイントを通過するイベントにかかわる事が出来たのが印象に残っています。
南野敬介議員
議員総会で投票となった事が印象に残っています。私に投票いただいた議員に感謝しております。
監査委員ですので本会議場での一般質問はなかなか難しいですが監査委員の立場で残りの職務を全うしたいと考えています。
《新政クラブとは》
司会
皆さんにとって会派「新政クラブ」とはどのような存在ですか?
南野敬介議員
ホームグランドです(笑)。
私自身今年新たな決断をしました。政党に入党するかどうか会派メンバーに相談したときに「これまで10年以上の付き合いが変わることない」「これからも一緒にやっていこう」と言ってくれました。
本当に嬉しかったです。
貝塚市議会初の議員提案での政策条例(通称空き家空き地等適正管理に関する条例)を取り組めたのも新政クラブだったからだと思います。
議会活動を行う中でなくてはならない存在です。
松波謙太議員
新政クラブ全員、貝塚市と地域への想いは人一倍あり、市内各組織や地元に根差した活動に携わっています。
また様々な課題に向け住み良いまち貝塚を目指し、会派が一丸となっているので安心感があると思います。
阪口芳弘議員
議員活動は会派に入って活動しなければなりません。
それは民主主義の根幹であると言えるかも知れません。
新政クラブは政治活動において、考え方の近い議員の集団であるが、一人の意見に左右されることがないのが、一番嬉しいことです。
真利一朗議員
貝塚市の伝統文化である「太鼓台」「だんじり」の二大祭礼に携わる議員で構成され、貝塚を良くすることを念頭に活動する熱き心を持つ仲間。
「良いことは良い!」「ダメなものはダメ!」と言える保守系の議員。
酒を飲み本音で議論する仲間だと思います。
《2019年取り組みたいこと》
司会
2019年各議員が取り組みたいことは何ですか?
真利一朗議員
貝塚市が動き出した「庁舎建替え・庁舎周辺のシビックコア形成」「せんごくの杜防災広場のドローンフィールド・クリケット拠点の展開」「泉州山手線開通による企業誘致」などのビックプロジェクトに積極的に参画し、市と共に「元気な貝塚」を作るための調査研究を進めて行きたいです。
阪口芳弘議員
私は、大災害に備えて、行政や政治が市民のために最大限に役立つ事が出来るように、徹底的に防災を勉強し、早期にしなければならない事を進めたいと思っています。
松波謙太議員
社会が急速に変化する中で、便利さと物質的豊かさの陰では、人のつながりの希薄化や孤立化、子育てから老いにまつわる困難、環境、防災、地域の安全への不安などが現代的課題であります。
課題解決に向けては、住民の皆様による地域力と行政による公的力との協働、そして小規模な校区単位による実効性のある対策が必要です。
地域力向上へは、様々なコミニティーを活用し、一早い情報の提供と課題解決への取組みが必要と考えます。
また、子育て環境の充実や高齢者の方々を支援できる体制づくりも急がれますので取り組みを強めたいと考えています。
南野敬介議員
私は同性パートナーシップ制度の導入を目指したいです。
昨年、LGBT当事者の皆さんと意見交換をする機会をいただきました。
私自身、誰もが安心して暮らせる貝塚市をつくりたいという一貫した目標を掲げています。
「性」指向によって暮らしにくい事を変えることが重要だと思います。
多額の経費が掛かるわけでなく、後は決断だと思っています。ぜひ取組みたいと思っています。
《2018年議会内での取り組み》
2018年も4回の定例会が開催されました。
一部ですが掲載いたします。
平成30年第四回定例会
阪口芳弘議員「災害時の小中学校校舎と体育館のインフラ整備について」
阪口芳弘議員
台風災害時、長期的に停電になった学校で、災害時優先電話があるにも拘わらず、電話が使えなかったが、現在はどうなっていますか。
教育部長
停電時に使用できる電話は設置され八年以上経過し、使用方法について継承しておらず機能しませんでしたので、使用方法等再認し、定期点検を行いスムーズに使用できるようにしたい。
阪口芳弘議員
台風の停電で一部の学校を除き、ほとんどの学校で水道が使えず(電力でポンプを作動し水を供給しているため)、給食の提供が断念されました。
全学校でも停電時でも提供すべきであると考えますが。
教育部長
停電時に冷蔵庫、野菜裁断機、食器消毒保管庫が使用できないため安全面を考えると供給は困難です
阪口芳弘議員
停電時でも水道は使えるようにすべきですがいかがでしょか?
教育部長
非常用給水栓を利用すれば可能なのでそのように進めたい。
阪口芳弘議員
災害時に体育館を利用した場合、電気の供給があれば問題がないですが、停電時は困難な事が起こると考えられます。
学校校舎と同様に停電時において水の供給が出来ないのはいかがなものかと考えます。
先ず、水が飲めない、非常食を準備出来ない、トイレが使えないと問題点が多いので、停電時にも水道を使用できるようにと考えますがいかがでしょう。
都市政策部長
停電時でも水を供給する為にどう対応が可能か研究研究します。
阪口芳弘議員
また避難所には発電機を保管していると聞いていますが、携帯電話やスマートフォンの電源に使用することは可能ですか。
都市政策部長
最低限の電力を確保するために全ての小・中学校の体育館に持ち運び簡易カセットガス発電機を年度内に備蓄いたします。
平成30年第3回定例会
真利一朗議員「せんごくの杜防災広場の名称変更について」
真利一朗議員
せんごくの杜防災広場、これの名称を変えられないかという質問でございます。
例えば国からのtoto(スポーツくじ)の基金を使えないか。
所属する南大阪振興促進議員連盟が政府へ要望したのですが「せんごくの杜防災広場でのクリケットのまちづくり」を説明させていただきました。
スポーツ庁の担当者からは、名称を都市公園化にするか、貝塚市の条例上のグラウンドとしての位置づけ「せんごくの杜運動公園」という名称でないとtotoとしての基金を出せないと回答もいただきました。
ぜひ、そういった形の基金をとるためにも、名前の変更考えられないのかお伺いします。
藤原龍男市長
我々行政は、いかに効率的に運営をするか、そのためにtotoの資金を活用し整備をするのも一つの目標です。
例えば善兵衛ランドは地方創生交付金を活用しました。あそこはもともとは老人集会所でした。ですからあそこには二つ名前がついています。善兵衛ランドと福祉関係の人が視察に来られたら老人センター、今でもそういう活用をしていますのでそっくりそのまま看板を変えるというか、国のお金を活用するための方便、方策をとっていきたいと考えています。
2018年は松波謙太議員が副議長、南野敬介議員が監査委員に就いているため本会議での一般質問は行っていません。
真利一朗(まり いちろう)
総務産業常任委員会委員長
防災・環境問題対策特別委員会
岸和田市貝塚市清掃施設組合議会
阪口芳弘(さかぐち よしひろ)
新政クラブ代表
議会運営委員会、総務産業常任委員会、防災・環境問題対策特別委員会委員長、市議会だより編集委員会
松波謙太(まつなみ けんた)
副議長
厚生文教常任委員会
市議会だより編集委員会副委員長
南野敬介(なんの けいすけ)
監査委員
厚生文教常任委員会
庁舎建替問題対策特別委員会
第7号PDF①.pdf (2.43MB)
第7号PDF②.pdf (2.72MB)
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新政クラブは。真利一朗・阪口芳弘・松波謙太・南野敬介が所属する会派です。2017年1年間の議会での取り組みについて掲載いたします。
記事は正式議事録を参照に編集しております。
新政クラブニュースは政務活動費を使用して作成しています。 35,000枚作成。1枚単価3.06円。総単価7.46円
真利一朗 (まり いちろう)
《決算特別委員会》
9月20日から22日に開催された決算特別委員会での質問内容です。
◎公園墓地区画整備事業について
◆真利一朗議員
永代使用料は平成(以下H)25年度に市内用2平米ができ、約4400万円と増えていましたが、H26年度・27年度・28年度と数字が下がりました。
特にH28年度が約792万円と今までにない少ない数字だと思うのですが要因は把握されていますか。
◇市民課長
核家族化、少子化で墓地に対する価値観の変化など、個人でお墓を持つ人が減少しているのと、高齢化により経済的にお墓を維持する余裕がないという要因で、落ち込んできたかと思っております。
◆真利一朗議員
土地があっても子が出ていくとなったら、返還という流れになるのか。
◇市民課長
返還は、最近は年20件程度の推移です。
当初抽選で購入した方がいざという時必要ないとか他市へ転出等の要因だが詳しく分析したい。
◆真利一朗議員
公園墓地の墓地使用状況で、管理費がH28年度では2154万3000円となっていたがどの部分の管理をしているのか。
◇市民課長
墓園部分に対する支出で維持管理で約1500万円ぐらい、職員一人分の人件費が750万円、墓地の返還費用が大体約650万円と見ております。
◆真利一朗議員
清掃費が管理費の中で充填されているか。
◇市民課長
H26年度651万6000円は草刈り、木の剪定、ごみ処理代、水道代、修理費用も含めた金額です。
◆真利一朗議員
入口から墓地まで運動広場、公園、展望台、モニュメント周辺の草刈りが全然できていない。
公園部分は管理費で賄れているのか。
◎市民課長
墓地管理料で墓園部分の維持管理しております。
公園部分は市費で行っていて広範囲になる為工夫しながら行いたい。
◆真利一朗議員
時期を考えて除草したらどうか。また管理員の仕事内容はどうか。
◎市民課長
シルバー人材センターに毎日一人委託配置しています。
休日、土日に墓地の申込み、埋蔵申請、業者受付、石材への工事完了確認、事務所・トイレ清掃、一日二回の公園巡回や購入者の現場案内が主な業務です。
◆真利一朗議員
お盆と彼岸に無料バスを運行しています。
H27年度が313人、28年度が391人の利用と聞くが間違いないか。
またバスは、市のマイクロバスの利用ですよね。別に費用がかかっていないですよね。
◎市民課長
H27年度で313名、H28年度で391名です。市のバスを借りて、経費を払う事はないです。
◆真利一朗議員
今年度の墓地の募集区画には市内4平米を10区画、2平米を20区画、市外の4平米を5区画、2平米を5区画の計40区画ときいているが今後どういう形で販売を進めていくか。
◎市民課長
これまで広報、ホームページ以外に、市内石材店、指定葬儀店等に「公園墓地のしおり」を設置。募集ポスターをハーモニーバスや庁舎に掲示していました。
昨年の秋に市内の石材店に販売促進のお願いに訪問しました。
【決算特別委員会でその他の質問】
◎公用車広告掲載料について
◎放置自転車対策事業について
◎環境公害対策事業について
◎防犯対策事業について
◎水道料金減免事業について
◎特定不妊治療助成事業について
◎商店街活性化事業について
◎観光案内書運営費について
◎鉄道軌道安全運送設備等整備事業について
◎空き地・空き家対策事業について
◎公園維持補修事業
◎住居表示整備費について
◎コンビニAED設置計画事業について
◎備蓄物品整備事業について
【第2回定例会(6月)での質問項目】
◎通学時の児童生徒の安全確保について
◎貝塚市と泉州地区広域観光について
真利一朗議員議会での役職
・新政クラブ代表
・議会運営委員会副委員長
・厚生文教常任委員会委員
・庁舎建替問題対策特別委員会委員
・岸貝清掃施設組合議会議長
・市議会だより編集委員会委員
阪口芳弘 (さかぐち よしひろ)
《予算特別委員会》
3月21日から23日に開催された予算特別委員会での質問内容です。
◎塵芥収集事業(ごみ袋)について
◆阪口芳弘議員
家庭に可燃ごみ袋を配布したが町会・自治会の反応は。
◎廃棄物対策課長
「配布はありがたい」「継続するのか」「枚数増やしては」というご意見等がありました。
◆阪口芳弘議員
中には否定的な意見もあります。大量の緑色のゴミ袋が余ったから、町会の加入促進に使用させってほしいとの説明もないのはおかしいのでは。
◎廃棄物対策課長
町会連合会の幹事会で説明・了承を得た後、各町会長、自治会長宛に別途文書も送付し、各加入世帯にも説明文は配付しました。
◆阪口芳弘議員
配布文書の詳細はきちんと説明されていないと思うが。
配布するにも大量の可燃ごみ袋は重く負担があるが。
◎廃棄物対策課長
各町会・自治会の加入世帯への配布は町会・自治会の協力が必要です。
加入世帯だけに配布するので実情を把握している町会・自治会に負担はかけるが、お願いしています。
◆阪口芳弘議員
町会・自治会に手伝ってもらうなら、出向いて説明が必要ではないか。
◎廃棄物対策課長
十分伝わるよう検討を考えます。
◆阪口芳弘議員
町会からリクエストがあれば来ていただけますでしょうか。
◎砂川豊和副市長
当然そのような要望があれば、行って説明はさせていただきます。
◆阪口芳弘議員
大量の緑色可燃ごみ袋が余りました。
なぜこのような事態になったのか検証しましたか。
◎廃棄物対策課長
緑色の可燃ごみ袋が紫色に変更し3ケ月間経過措置を設けた。3ケ月普段よりも販売できると考えました。
その予想が実際より売れなかったと考えています。
◆阪口芳弘議員
一番の問題は業者との確執にあると思います。
業者は貝塚市以外にも納めていて、沢山のノウハウ持っています。
色々な所に納めて問題点も知ってます。
その事を聞く耳を持たなかった。 業者も話し合いに応じないから言わないとも聞いています。
今担当課としてどう考えていますか。
◎廃棄物対策課長
可燃ごみ袋の仕様書が他市に比べてきつ過ぎるのではという事のご意見もいただきました。
平成28年度からは仕様書を見直し、JIS規格でマイナス誤差を認める形の取扱いにしました。
◆阪口芳弘議員
そうではなくて業者から学ぶこともあるということです。
仕様書の云々は解決しています。
◎廃棄物対策課長
業者の方はプロで専門です。全ての業者から意見を伺って参考にし市で考えたいと思っています。
◆阪口芳弘議員
ゴミカレンダーですがある町会では独自にカレンダーをつくって全町民へ配布しています。
お年寄りの方にも喜ばれますがホームページからダウンロード出来るようにして戴いたいのですが。
◎廃棄物対策課長
ホームページのほうは早急に載せていきたいと考えております。
◆阪口芳弘議員
冷蔵庫や壁等、目に付くところに張っていつでも見られるというのが私は大事だと思うのですがいかがですか。
◎廃棄物対策課長
ホームページに収集のカレンダーを載せていくことでカレンダーとして打ち出しして、それを張って確認しながら出したいという市民の方には、そういうニーズに対応できるように考えていきたいと思っております。
【予算特別委員会でその他の質問】
◎放置自転車対策事業について
◎工場排水等水質分析について
◎町会加入促進について
◎防犯カメラ設置について
◎プレミアム付き商品券事業について
◎商店街地域活性化事業について
◎住居表示整備事業について
◎郷土資料室事業について
◎図書館利用促進事業について
◎図書館トイレ改修工事について
阪口芳弘議員議会での役職
・監査委員
・総務産業常任委員会委員
・防災・環境問題対策特別委員会委員
松波謙太 (まつなみ けんた)
《代表質問》
三月九日に行われた第一回定例会にて代表質問を行いました。
◎学校現場における防災教育について
◆松波謙太議員
防災教育は、自ら危険を予測し回避する能力を高め、命を守る行動につながり、学んだ事は、卒業後も生涯活用されるものです。
「釜石の奇跡」は誰もが知るところですが、その背景は教育で子どもが身につけた対応力が想定外を乗り越えたと言われており、義務教育において社会の防災、減災力の向上など、災害全般に対する理解、学習することがふさわしいとされています。
そんな中、市区町村の教育委員会など教育行政、教育現場は、発達の段階に応じた防災教育、防災管理等に取り組んでこられました。
各学校において、学校安全をどうとらえ、防災にどう対応し、いかに児童・生徒を守るか、近年の学校の現状の課題を検討する必要があります。
中央防災会議の発表で南海トラフ地震で被害は、死者数約三二万三〇〇〇人、負傷者約六二万三〇〇〇人と予想されています。
生きる力を育む防災教育を児童・生徒に対し、教科内でどの程度の年間時間を設けているのか。
また、教師、職員向けの防災教育研修や地域性を考慮した学校防災マニュアルの作成、児童・生徒へ防災の発達段階に応じた防災教育の内容についてもお尋ねします。
◎西敏明教育長
小・中学校では、火災、地震、津波、不審者侵入等の避難訓練の実施を初め、日常生活の中に存在する危機に気づき、適切に対応できる実践的な能力や態度、望ましい習慣の形成を目指して、学級活動や学校行事等で防災指導を行っております。
また、防災について適切な意思決定ができるよう防災学習を行っております。
教職員向けの平成二八年度防災教育研修は、六月に各幼・小・中学校の担当者を対象に、また一一月には校園長会・主査会合同研修で、市の危機管理担当を講師に迎え、貝塚市における防災対策・校区に特化した防災の課題・その対策についての研修を実施いたしました。
これを参考に、各学校で毎年作成してる防災マニュアルの改善に取り組んでいます。
◆松波謙太議員
少し気になる研究結果があります。
教育心理学研究の実践研究の中で、小学校五・六年生を対象に、防災教育が保護者の防災行動に及ぼす影響が調査されたものです。
防災教育を行った前後三箇月の恐怖感情や脅威への帰着性、脅威の深さ、反応効果性を測定した結果、防災教育直後の保護者は、感情や認知の高まりが確認されたのが、三箇月後には防災教育前の水準まで戻った事も確認されました。
防災意識は、持続しない事を前提に、今後定期的に再学習をする機会を持つ事が必要だと思います。
保護者や家族への伝達意図を高くする教育の内容を工夫するのが有効と言われています。
効果的な防災教育が問われている中、児童・生徒へ再学習と効果的な防災教育についてどう考えているのか。
◎西敏明教育長
防災指導は、子どもたちが実際に体を使って動きながら学んでいくというやり方です。
年間三回(火災・地震・不審者)行っています。
教科における学習も行てるので何時間使っているというよりは、普通の授業の中で学習して勉強するが大切と考えます。
保護者にも学んだ後の「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というこの問題は、非常に難しいと思います。
子どもたちにも保護者の皆さんにも刺激を与えられるような取組みを研究してみたいと思っております。
【代表質問でその他の質問】
◎子育て環境の充実について
◎スポーツを通じた交流・地域づくりについて
◎遊休地を利用してのスケートボード場の整備について
◎学童保育の現状について
◎高齢社会の居場所づくりについて
◎空き家・空き地対策について
◎消防団の現状と課題について
◎学校現場における防災教育について
◎放置自転車対策について
◎JR東貝塚駅の将来像と安全対策について
◎津田浄水場の整備について
◎地域資源を活かした観光推進について
◎部落差別解消法成立に伴う本市の見解について
【第3回定例会(9月)での質問項目】
◎木造建築物密集地域の防災について
◎既存民間建築物の耐震基準調査内容と防火構造改修補助制度について
◎用水路等の転落防止対策について
松波謙太議員議会での役職
・議会運営委員会委員
・厚生文教常任委員会委員
・防災・環境問題対策特別委員会委員長
・貝塚市都市計画審議会委員
南野敬介 (なんの けいすけ)
《第2回定例会一般質問》
6月13日に開催された第2回定例会での一般質問です。
◎婚活の取り組みについて
◆南野敬介議員
婚活には人口減少をどう食いとめるかという視点も要ると思います。
貝塚市の人口もピーク時から徐々に減ってきています。
国立社会保障・人口問題研究所の人口統計で、何もしなければ2040年には77,000人となると指摘されています。
その中で、4月から社会福祉協議会(社協)で結婚相談が始まってるが、具体的に何をしているのか。
◎福祉部長
市内在住・在職者を対象に、登録手続きし、中から希望の相手を選び、双方合意により、初回は相談員の立会いの下でお見合いを行います。
また、結婚、交際、結婚生活等における悩み事についても、可能な限り相談を受けます。
◆南野敬介議員
6月の段階で、何らかの形で成果があったのですか。
◎福祉部長
6月5日現在で登録者が7名。それ以降、予約が4件入っています
◆南野敬介議員
現在社協で取り組まれていますが今度は貝塚市として取り組みますか。
◎都市政策部長
人口減少の抑制等を掲げた貝塚市まち・ひと・しごと創生総合戦略を平成27年10月に策定し、「若者が住み続けたいまちづくり」や「子どもを産み、育てやすいまちづくり」、「賑わいと活気にあふれ、愛着と誇りを感じるまちづくり」を積極的に取り組んでいるところです。
「創生総合戦略」を本年度中に改定する予定で、その中で婚活に関する施策を追加する方向で検討したい。
◆南野敬介議員
貝塚市まち・ひと・しごと創生総合戦略に加えていくということですが、いつぐらいをめどに改定しようとしていますか。
◎都市政策部長
今年度が貝塚市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中間年になり、今年度で策定する予定です。
◆南野敬介議員
我々新政クラブは政務調査でで神奈川県海老名市を訪れました。
海老名市で「縁結びタクシー事業」という事業が取り組まれています。
海老名市の名所をタクシーを使って訪れ、その際運転手が勉強して名所案内する丸一日の企画です。
実費で、海老名市周辺の結婚相談所に声をかけ、周辺の自治体からも援助をいただき実施しました。
そこで30名の参加者がありカップルが五名できたと。他市の参加者でも将来的に海老名市に居住してもらうための投資という視点でした。
そこで、貝塚市でも、観光地もあり、水鉄タクシー・水鉄バス・水間鉄道もあります。
公共交通機関を使い縁を貝塚市に呼び込むということも考えてはどうか。
◎都市政策部長
先ほど議員からいただいた提案等も含めて改定の中で検討していきたいと考えております。
◆南野敬介議員
これは一つの案です。婚活は、今の若者は何を求めているのかで全然変わってくると思うのでその辺をリサーチして、何が貝塚市の魅力を感じるように情報を発信できるのか、またどんな仕組みができるのかというのを考えないと思うんですが、その際、どこの課が窓口になるのかや、整理の仕方など、今の段階でどう考えているのか。
◎都市政策部長
貝塚市まち・ひと・しごと創生総合戦略の窓口は政策推進課です。
その中の検討材料の中でどこの担当が最終的に持つかということも含めて検討してまいりたいと考えております。
【予算特別委員会でその他の質問】
◎せんごくの杜管理事業について
◎情報発信事業について
◎人権推進費について
◎コンビニエンスストア収納推進事業について
◎本人通知制度について
◎旧と畜場管理事業について
◎水間鉄道安全輸送整備について
◎空き家等対策事業について
◎公園緑地管理事業について
◎市営住宅の入居基準について
◎スケートボード場の整備について
【第2回定例会(6月)でのその他質問項目】
◎がん対策推進条例について
【第4回定例会(12月)での質問事項】
◎性的マイノリティ支援について
◎藤原市長二期八年の総括と三期目に向けての取組みについて
南野敬介議員議会での役職
・総務産業常任委員会委員
・庁舎建替問題対策特別委員会副委員長
・大阪府都市競艇組合議会議員
MARI_SAKAGUCHI.pdf (0.64MB) PDFファイル(真利・阪口ページ)
MATSUNAMI_NAMNO.pdf (0.67MB) PDFファイル(松波・南野ページ)
新政クラブニュース第6号は政務活動費で作成されています。
40,000部作成
1枚単価 2.97円
1枚総単価 7.47円(発送手数料含む)
貝塚市議会新政クラブは、真利一朗・阪口芳弘・松波謙太・南野敬介四名の会派です。
昨年(2016年)一年間の議会での取り組みを報告いたします。
真利一朗(まり いちろう)
《平成28年予算特別委員会》
3月22日から24日に開催されました。
主な質問内容は、
■バリアフリー基金積立事業について
■公園緑地整備事業について
■コンビニAED設置計画事業について
の質問を行いました。
その中で、コンビニAED設置計画事業については、
◎真利一朗議員
市内の24時間営業をしているコンビニにAEDを設置したらという意見を出したが設置店は30店舗でよろしいか。
◇警備課長
現在のところ、貝塚市内24時間営業しているコンビニは33店舗です。
◎真利一朗議員
契約の内容だが、以前提案したように警備会社とリース契約を結んで運営してはどうか。
パッドは一回使えば交換、バッテリーも約二年で寿命が来るので取り替え、そして、コンビニですから、盗難の危険もある。
ということで、盗難対策もリース契約の中に入れてはと提案したがどのような契約となっているのか。
◇警備課長
リース契約で考えています。
消耗品の管理については、契約会社で全て管理をし抜け落ちのない対応をしていただく。
もう一つ、持ち出されて返ってこないとか、使用した際に損傷があった場合にも、リース契約の中で契約会社が全て対応する仕様書をつくって進めていきたいと思います。
◎真利一朗議員
コンビニ会社(経営者)の同意を得られない場合もあると聞いたが今回貝塚市の33店舗、全てで導入されるのか。
◇警備課長
基本的に市内全てのコンビニに設置をしていきたいと考えていますが場合によっては、「ご遠慮させていただきます」という場合もあるとお聞きしました。
基本的には、我々の考えをご理解いただきまして、趣旨にご賛同いただきますよう、お話することになります。
◎真利一朗議員
AEDを使える方、心肺蘇生含めて、講習会も必要になってくると思うが、講習会の計画などはあるのか。
◇警備課長
一般救急講習と3時間以上実施した場合の普通救命講習の二種類を消防本部で実施しております。
また、コンビニにも回らせていただくときに普通救命講習や一般救急講習、救命講習の受講もどうかというお声がけをしたいと考えております。
また来年度から、小学校と中学校の一学年ずつ、五年生と一年生の授業の一環として一学年全体で受講していただくような授業を消防本部の救急係で計画をしております。
と答弁をいただきました。
その他、担当する厚生文教常任委員会で幼稚園建替え、旧ゴミ袋使用について質問を行いました。
議会での役職 |
副議長 |
議会だより編集委員会副委員長 |
厚生文教常任委員会委員 |
阪口芳弘(さかぐち よしひろ)
《平成28年予算特別委員会》
3月22日から24日に開催されました。
主な質問内容は、
■ふるさと応援寄附記念品について
■市民文化会館施設整備工事について
■ホームページ運用管理について
■魅力発信事業について
■町会活動支援事業について
■防犯対策事業について
■青パト事業について
■コミュニティソーシャルワーカー配置事業について
■特定不妊治療助成事業について
■塵芥収取事業について
■プレミアム付商品券事業について
■空き地・空き家対策事業について
■住居表示整備事業について
の質問を行いました。
《平成28年第2回定例会》
6月10日には、「防犯カメラ」について一般質問を行いました。
《平成28年第4回定例会》
12月1日に、
■旧清掃工場跡地利用活用について
■ネーミングライツの導入について
■公共下水道整備について
一般質問を行いました。
その中で「ネーミングライツの導入について」は
◎阪口芳弘議員
来年度から実施とお聞きしているが、どのような施設から行うのか
◇都市政策部長
市立総合体育館、コスモスシアターより公募を実施したい。現在貝塚市有料広告掲載に関する要綱の一部改正と、ネーミングライツ実施要領の制定作業を進めています。
◎阪口芳弘議員
その周知・期間・時期についてはどう考えているか。
◇都市政策部長
今年度内にホームページや広報、周知したいと考えています。
◎阪口芳弘議員
市内業者がスポンサーになることが優先されるべきだがどう考えているか。
◇都市政策部長
市内・市外に関わらす公募したい。しかし提示される条件が同じなら市内業者を優先する条件を作りたいと考えています。
◎阪口芳弘議員
道路のネーミングライツについて、契約金を道路の維持管理に使用できる。現在の道路名は非常にわかりにくい。ネーミングライツを活用し、わかりやすい道路名に取り入れるべきでないか。
◇都市政策部長
現時点では文化施設スポーツ施設と考えているが、一定の成果が得られれば対象の拡大に検討したい。
◎阪口芳弘議員
ネーミングライツについて行政や企業どちらもメリットがある。また様々な物が対象となり柔軟な発想で取り組んでいただきたいがいかがか
◎波多野真樹副市長
まずは、スポットスポットの施設から着手したい。
市道についてはシンボリックな道路を整備する時に検討したい。
と答弁をいただきました。
議会での役職 |
総務産業常任委員会委員 |
防災・環境問題対策特別委員会委員長 |
岸貝清掃施設組合議会議長 |
松波謙太(まつなみ けんた)
《平成28年第2回定例会》
6月9日第二回定例会で
■災害時の業務継続計画(BCP)について
■学校の避難所機能整備状況について
■災害時の寺社との災害協定・協力関係について
■消火設備へのLED点滅灯設置について
■自治体の孫育て手引書発行について
一般質問を行いました。
その中の災害発生時の寺社との災害協定・協力関係については、
◎松波謙太議員
東日本大震災で既存の避難所が不足し、多くの被災者が自宅近くの寺社で避難生活を送ったことから、神社や寺などと災害協定を結ぶ自治体がふえてきている。
大阪大学の稲場圭信准教授が実施したアンケートによると、昭和四十年頃から平成二六年までに三一都道府県の九五自治体が寺社や教会と災害協定を結んでいる。
締結先の宗教施設約三九九あるがが増加傾向が明らかである。
これとは別に、正式文書は交わしていないものの、二〇八自治体、二〇〇二施設が協力関係にあると回答している。
宗教施設との災害協定、協力関係の主な内容として、災害時の避難所、帰宅困難者の滞在施設、飲料水の供給協力、ボランティア支援活動のための駐車場利用、ライフライン事業者の復旧対策活動拠点、一時安置所である。
広域災害時には公共の避難所数には限界があり、地域に根づいた寺社を活用するメリットは大きいと思われる。
東日本大震災には多くの施設が避難者の受け皿となっていたことから、いざというときに原則を気にせずスムーズに連携できる寺社との災害協定、協力関係を進めるべきと考えるが、本市としての意見はいかがか。
◇都市政策部長
災害発生時の寺社との災害協定締結など協力関係の構築につきましては、とりわけ南海貝塚駅周辺の寺社については、帰宅困難者の一時滞在場所の確保などにも有効と考えられますが、そのような形での施設利用は可能かどうかも含めまして、貝塚市仏教会や神社などに働きかけを行ってまいりたいと考えております。
と答弁をいただきました。
《平成28年決算特別委員会》
9月13日から15日に開催されました決算特別委員会で質問を行いました。
その主な内容は、
■市民文化会館整備事業について
■交通安全対策について
■環境公害対策について
■コンビニ収納推進事業について
■一般選挙事業について
■中小企業制度融資事業について
■商店街地域活性化事業について
■住居表示整備事業について
■消防共同運営事業について
■自主防災組織育成事業について
■自主防災結成について
■中学校給食運営事業について
質疑しました。
議会での役職 |
新政クラブ代表 |
議会運営委員会副委員長 |
総務産業常任委員会委員 |
庁舎建替問題対策特別委員会委員 |
議会だより編集委員会委員 |
南野敬介(なんの けいすけ)
《平成28年第2回定例会》
6月9日第2回定例会で、
■人権行政の推進についてで
①「部落地名総鑑」事件について
②ヘイトスピーチ解消法成立に伴う本市の取組みについて
一般質問を行いました。
《平成28年第3回定例会》
9月2日第3回定例会が開催され、
■せんごくの杜利活用の進捗状況について
■空き家・空き地対策について
一般質問を行いました。
その中の「せんごくの杜利活用の進捗状況」については、
◎南野敬介議員
せんごくの杜ピクニックセンター跡地の現状は。今年度以降どう活用していくのか。
◇都市政策部参与兼政策推進課長
造成されたのり面の保護及び雨水排水路確保のため、九月末の竣工を目指して後工事を行っております。
今後は運動広場としての活用を図るため、民間活力の導入によるイニシャルコスト、ランニングコストの縮減を目指し、公募による民間事業者誘致を行いたい。
◎南野敬介議員
何かめどがあるのか。
◎波多野真樹副市長
現在幾つかの企業とは非公式に折衝を重ね最終的に応募の意向があるところがあれば正式に公募の手続きを進めたいと考えています。
◎南野敬介議員
ゴールをいつ位に設定しているのか。
◎波多野真樹副市長
早ければ今年度中に公募の手続きに着手できるぐらいで進められれば。
これは相手のある話で、今プロモーションを積極的にかけています。
◎南野敬介議員
千石荘病院跡地エリアの進捗状況は。
◇都市政策部参与兼政策推進課長
現在境界確定及び測量業務を行っており、本年度末に完了予定です。
このエリアでは、公募による民間事業者誘致を考えています。
◎南野敬介議員
いつぐらいをめどに考えているのか。
◎波多野真樹副市長
現在藤原市長を初め、金融機関等へのトップセールスをかけ幾つか興味を示している企業が出てきました。幾つか折衝できる段階になってきました。
◎藤原龍男市長
幾つか当たりはあることはあるのですが、この10月中旬に内覧会を行い、興味を示す企業を中心ににこれも公募をかけたいと考えています。、
せんごくの杜は本市の将来のまちづくりの大きな起爆剤になるという確信のもとに進めており、病院跡地の9ヘクタールには雇用の場の確保なり税の確保という点で、引き続き総力を挙げて取り組んでいきたいと思っています。と答弁をいただきました。
議会での役職 |
厚生文教常任委員会委員長 |
防災・環境問題対策特別委員会委員 |
貝塚市都市計画審議会委員 |
PDF版はこちら 最終(pdf).pdf (0.91MB)
~2015年新政クラブの取り組み~
《議会内での取り組み》
私達貝塚市議会新政クラブは、各定例会毎に、継続した取り組み及び、各所属議員が普段より取り組んでいることを中心に質疑を行いました。
《第一回定例会》
三月に第一回定例会が開催され真利一朗議員が代表質問を行いました。
その内容は
①(通称)空き家・空き地等適正管理に関する条例の取組みについて
②水間鉄道利用者拡大に「空き家法」制度活用について
③市内主要駅及びその周辺の将来像について
④「貝塚市舗装修繕計画」に基づく道路整備について
⑤市営住宅の今後の考え方について
⑥せんごくの杜ピクニックセンター等利活用計画について
⑦子ども・子育て支援について
⑧災害と犯罪に強いまちづくりの推進について
⑨AEDのコンビニへの設置の進捗状況について
⑩公用車のドライブレコーダーの設置についてというものでした。
《予算特別委員会》
また第一回定例会では「予算特別委員会」が設置され、阪口芳弘議員、松波謙太議員が委員として出席しました。
◇松波謙太議員
災害出動整備事業と救急出動整備事業について、どのような機械器具の購入をされたのか?
◎消防警備課長
災害出動整備事業で、水難救助用の水中無線機と火災現場で煙の中で使用する空気呼吸器を導入。
救急出動整備事業では、救急救命士が気管送管時に使用するビデオ喉頭鏡を購入しました。
◇松波謙太議員
命を救うための緊急性のある備品購入は大切。今後の予算の推移はどのように考えているのか?
◎消防警備課長
消火の技法は日々進化しています。必要最低限ではあるが、有効に整備したい。
救急出動整備事業も処置の拡大にあわせて機器の更新、安全に患者に使う観点で保証期間も含めて計画的に更新したい。
《第二回定例会》
六月に第二回定例会が開催され、
阪口芳弘議員が
「旧ユニチカ工場跡地開発と周辺整備について」、
南野敬介議員が
①(通称)空き家・空き地等適正管理に関する条例の活用について
②住居表示の取組みについて
③教育環境の充実についてそれぞれ一般質問を行いました。
◇南野敬介議員
住居表示の取組みが今年「半田二丁目」「近木町」で取り組まれるが今後の予定は?
◎都市政策部長
JR東貝塚駅周辺、南海貝塚駅周辺において未実施の区域があり、実施に向けて関係町会と協議したい。
◇南野敬介議員
住居表示指定区域の拡大予定はあるのか?
◎都市政策部長
現在取り組んでいる地域の目途がついた時点で拡大に取り組みたい。
◇南野敬介議員
指定区域外の自治会から希望があったときの対応は?
◎都市政策部長
事業効果等考えながら実情など勘案して検討したい。
《第三回定例会》
九月には第三回定例会が開催され、
真利一朗議員が
①文部科学省における地域スポーツ振興施策、健康ポイント制度について
②市内の公園への健康遊具設置について一般質問を行いました。
◇真利一朗議員
スポーツによる地域活性化推進事業に、国からの補助で「スポーツを通じた健康長寿社会の創生」としてスマートウェルネスシティというプログラムがあるが認識されているか?
◎教育部長
議員からご指摘いただくまで承知はいたしておりませんでした。
◇真利一朗議員
この補助金を活用して「せんごくの杜」などで健康に興味を持ってもらえるような施設も考えるべきでは?
◎教育部長
近隣市で先進的に大学とのコラボレーションによって取組みが進められているところもある。今後情報収集を進めながら事業化の可能性があるのか研究を進めたい。
◇真利一朗議員
市内で健康遊具が設置されている公園はあるのか?
◎都市整備部長
東山中央公園を含め、市内では四箇所の公園にあります。
◇真利一朗議員
今後の課題で高齢者の多い地域の公園に健康遊具の設置が必要と考えるが?
◎副市長
健康都市宣言を踏まえ今後高齢者の利用が多い公園について老朽化対策工事の際に地元要望なども踏まえ、健康遊具の設置をしたい。
《決算特別委員会》
第三回定例会では、「決算特別委員会」が設置され、阪口芳弘議員、南野敬介議員が委員として出席しました。
◇阪口芳弘議員
本市の開発指導要綱で「単身者向け共同住宅を建築する場合は、住戸専用面積が二五㎡以上四三㎡以下とする」という規定があるが近隣市ではない。この規制は必要ないのではないか?
◎都市政策部長
近隣市町の状況も把握しており内容について変更を加えていくよう検討を始めます。
◇阪口芳弘議員
住居表示が進んだが色々問題点もあった。その問題点についてどう整理するか?
◎都市計画課長
約三〇年ぶりの取組みで経験もなく問題も起こった。①実施日当日に警察や市民課の窓口に住民が殺到した。②事業所において代表者役員等登記の変更申請の手続きなど不便をかけ堺市にある法務局に何度も行ってもらう事になった。改善につとめる。
◇阪口芳弘議員
市や市の関係する団体などから住居表示の実施から一年が経過したにも関わらず旧住所で案内されることがある。市民に協力を求める行政が出先も含め改善しないといけないが?
◎都市計画課長
原因は、庁内での情報提供が不十分であった。
改めて、本課より名簿類等の再確認を指示する依頼文を全課宛てに手渡しにて配付する。
《第四回定例会》
十二月に第四回定例会が開催され、阪口芳弘議員が「プレミアム商品券の今後の展開に」について、南野敬介議員が「空き家を活用した移住促進の取組みについて」一般質問を行いました。
第2回臨時会開催される(11月)~旧ピクニックセンター造成工事補正予算~
賛成10 松波・前園・谷口・中山・南野・阪口芳弘・真利・食野・田畑・田中
反対 7 中川・牛尾・薮内・阪口勇・平岩・川岸・池尻
※北尾議長は採決に加わっていません。
昨年11月理事者より旧ピクニックセンター跡地造成工事に伴う補正予算(9549.2万円)を組むために臨時議会開催の要請がありました。
これまで当初予算、また9月議会でも補正予算が組まれ、今回臨時議会を開催してまで補正する事に対しては遺憾であります。
その原因となった当初の見積もりの甘さ。業者の甘さ。担当者(市役所=担当課)の甘さは指摘させていただきました。
しかし、現段階で工事をストップさせる訳にはいかないのが現状です。
今年1月より自衛隊の訓練の一環で整地事業を行う事になっているからです。なぜ自衛隊なのか?
今回自衛隊に整地していただくことにより、今後の防災訓練への協力、いつ起こるかわからない大地震に際して、いち早く救助活動をしていただけることになるからです。
また、自衛隊に整地作業を行っていただくことで、民間企業に整地作業を行っていただくより安価で実施できるというものです。
(今回補正を組まなければならなかった原因は、樹木の根が予想以上に張っていた事や、旧保養所跡地の基礎部分が出てきたことであり、自衛隊が整地しようが民間企業が整地しようが同じ問題が発生したのです。)
この事について、再三再四質問が繰り返され、「安価で実施できる」という回答を得ていました。
また、後日決定したのですが、自衛隊が整地作業を行う事から国からの起債が認められ約7割が国負担となりました。
しかし一部会派(市民ネット貝塚・大阪維新の会)から自衛隊の整地作業にかかる準備予算を削除すべきと反対意見が出されましたが、本会議での記名投票で10対7で可決されました。(反対多数となると自衛隊の整地作業は中止せざるを得ません)
今回の自衛隊とタイアップした取組みはまさに「安全・安心のまち貝塚市」を作るための第一歩だと私たちは考えています。
今回の問題は当初の見積もり、設計の甘さは否定できないし、今後同じような過ちが起こらないようにしないといけません。
しかし、その事と今回の造成にかかる費用を認めるか認めないか、自衛隊に整地事業を行ってもらうかもらわないかは別問題ではないでしょうか?私達新政クラブは「住みよい貝塚市」をめざしてこれからも頑張ります。
新政クラブのメンバー
真利一朗
・厚生文教常任委員会委員
・病院問題対策特別委員会委員
・岸和田市貝塚市清掃施設組合議会副議長
http://www.smile.zaq.jp/mari730/index.html
阪口芳弘
・議会運営委員会委員
・総務産業常任委員会委員長
・防災環境問題対策特別委員会委員
・貝塚市都市計画審議会委員
松波謙太
・副議長
・厚生文教常任委員会委員
・議会だより編集委員会副委員長
http://blog.goo.ne.jp/22matsukenta11
南野敬介
・議会運営委員会委員長
・総務産業常任委員会委員
・防災環境問題対策特別委員会委員
・議会だより編集委員会委員
http://keisuke-nanno.com/
新政クラブニュース第5号は「政務活動費」を使用しています。
発行部数 40,000部
1枚単価 3.08円
1枚総単価 7.45円(配布手数料込)
新政クラブへのお問い合わせは
shinseiclub@jeans.ocn.ne.jp
第4号PDF版はこちらから 最終(PDF).pdf (1.96MB)
※この新聞の作成は政務活動費を使用しています。
40000部作成
1枚単価4.30円
発行単価7.80円(配布料等含)
◎真利一朗議員
・新政クラブ会派代表
・産業常任委員会副委員長
・議会運営委員
・防災環境問題対策特別委員会委員
・議会だより編集委員
・議会改革検討会委員
・決算特別委員会委員
主な質問内容(平成26年9月議会 9/4)
・AEDの24時間営業のコンビニへの設置について
使用できる様々な条件がそろった場合、内容を参考に検討します。
・AED設置に向けた町会、自治会への助成について
現段階では考えていません。消防本部の貸し出しの活用をねがいます。
・本庁舎建替え時に災害対策としてのEV車導入について
災害時の電力確保が重要な課題。財政状況も勘案しながら総合的に検討します。
・ゆるキャラグランプリ2014の広報について
ホームページやポスターの活用をはかります。
◎阪口芳弘議員
・総務常任委員会委員
・病院問題対策特別委員会副委員長
・岸和田市貝塚市清掃施設組合議会議員
・決算特別委員会委員長
主な質問内容(平成26年6月議会 6/9)
・JR東貝塚駅西口改札の設置について・駅舎内トイレの改修について・エスカレーター、車いすリフト設置について
JR西日本㈱との定期的な協議を継続してまいります。トイレは早ければ平成26年度中に水洗化。エスカレーター等は要望を行います。
・自転車預かり所開設時間の延長について
管理運営者に申し入れを行います。
・バレーボールの町まち貝塚の今後の進展について
今後どのような事ができるのか検討します。
(平成26年12月議会 11/27)
・岸和田市貝塚市清掃施設組合旧清掃工場跡地利用計画について
跡地検討会議にて検討します。
◎松波謙太議員
・厚生常任委員会委員
・防災環境問題対策特別委員会委員長
・議会改革検討会委員
主な質問内容(平成26年9月議会 9/4)
・防犯施策と課題について
警察OBの嘱託員を配置と警察と協力を図ります。
・防犯カメラ設置補助について
ニーズを把握し適切な予算措置を行います。
・避難行動要支援者支援体制について
46の町会・自治会にて個別支援計画の策定作業が進んでいます
・貝塚警察との防災協力について
緊密に連携しながら災害への備えの強化を図ります
・観光行政について
従来の枠組みを超えた観光行政の実勢を推進します。
◎南野敬介議員
・第72代議長
・総務常任委員会委員
・貝塚市都市計画審査会委員
・議会だより編集委員会委員長
※今年は、議長職の為質問は行っていません。
また、議長就任と同時に会派は離脱しております。
市民のみなさん!
貝塚市議会新政クラブ(真利一朗・阪口芳弘・松波謙太・南野敬介)です。
昨年1年間私達新政クラブは議会内でも様々な取組を行ってきました。
貝塚市を住みよいまちにしたいと一生懸命頑張っています。
◎議員定数20→18名に・・
平成25年第1回定例会(3月議会)にて、議員提案で「議員定数」の改正条例が可決されました。
次回改選時(平成27年4月実施)より適用される事になりました。
条例案は、共産党議員を除く全議員の名前で共同提案され、賛成多数で可決されました。
◎共産党議員民意が反映されないと反対
この条例に反対した共産党議員団の理由は「民意が反映されなくなる」と言う理由でした。
しかし、大阪府下の政令市・中核市・特例市を除く衛星都市の議員一人当たりの人口5,000人に1人です。
今回貝塚市が18名にすることにより府下平均5,000人に1人の議員数となります。
他市で民意が反映されていない訳もなく、他市で出来て貝塚市で出来ない訳がありません。
議員数は多ければ多い程民意を反映する事を否定するわけではないのですが、今の時勢を考えると18名でも充分民意が反映出来ます。
◎議員報酬削減案には反対
また3月議会では、共産党提案の議員報酬10%削減案は、共産党を除く全会派の反対で否決されました。
さらに、新拓進クラブ提案の5%削減の延長にも反対し、反対多数で否決しました。
共産党の10%削減はパフォーマンスでしかないわけですが、5%削減の延長については、会派の中でも賛否はありました。
しかし、今回の5%削減については、議会側から「削減した額を防災対策等に活用してほしい」と要望したにも関わらず、平成25年度予算には反映されませんでしたし、24年度の決算(今年9月にわかります)でも反映された形跡が見られないんです。
ただ単に5%削減をするのではなしに、議会として貝塚市にその使い道についても要望したわけです。
その事が実現されていない。
また、25年度の議会予算に「議会だより」の増ページを要望しましたが、これも受け入れられないとなった事から、それなら「議員報酬削減の延長」に賛成できないとなりました。
特に今期に入って議員報酬の削減は、「議員年金廃止に伴う負担軽減のため」「議会のインターネット放送設備のため」といった本来、貝塚市が単独でも実施しないといけない内容のものも議会として協力しようと削減してきました。
私達はこうした「目的」があるのなら「議員報酬5%削減の延長」については同意できます。
しかし、議会からの要望も聞き入れられないなら協力はできないと結論にたち反対しました。市民の皆さんのご理解をお願い致します。
新政クラブメンバー
真利一朗議員(まり いちろう)
監査委員、厚生常任委員、防災・環境問題対策特別委員会委員
阪口芳弘議員(さかぐち よしひろ)
産業常任委員会委員、病院問題対策特別委員会委員、大阪府都市競艇組合議会議員
松波謙太議員(まつなみ けんた)
新政クラブ代表、議会運営委員会委員、産業常任委員会委員長、防災・環境問題対策特別委員会委員、岸貝清掃施設組合議会議員、議会だより編集委員会委員、議会改革検討会委員
南野敬介議員(なんの けいすけ)
議会運営委員会委員、総務常任委員会委員、病院問題対策特別委員会副委員長、都市計画審議会委員、議会改革検討会委員
平成24年新政クラブ視察報告
(平成24年7月3日~4日)◎石川県珠洲市「防災支援員制度」について
◎石川県白山市白峰地区「白峰地区中心市街地再整備計画」について
(平成24年8月7日~8日)◎福岡県福岡市「生活交通条例制定」について
◎熊本県菊池市「交通コミュニティ対策事業」について
(平成24年10月22日~24日◎被災地フロンティ研修
◎ホテル観洋語り部ツアー
◎宮城県南三陸町「復興の取組み状況」について
(平成25年2月14日~15日)
◎「議会改革集中講座IN博多」参加
お問い合わせは貝塚市議会新政クラブまで
ホームページ
http://r.goope.jp/sinsei
Facebook(貝塚市議会新政クラブ)
https://www.facebook.com/kaisinsei
facebook(貝塚市 新政クラブ)
https://www.facebook.com/shinseiclub
メールアドレス
Shinseiciub@jeans.ocn.ne.jp
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貝塚市環境整備と活性化をめざし住みよいまちをつくるための条例が可決!議員提案条例!
貝塚市民のみなさん。
貝塚市議会新政クラブです。
私たち新政クラブがこの1年間議会で取り組んだ事をお伝えいたします。
◎新政クラブが条例案作成・提案
市民のみなさんがご承知のとおり、空き家・空き地においては、倒壊の危険性、繁茂する雑草、ゴミの不法投棄、害虫の発生、火災の危険等、防災・防犯の観点から様々な問題が発生しています。 これまで「貝塚市環境保全条例」等で、貝塚市も対応してきていますが、一向に改善が進まない中、新政クラブではこの問題に何とか取り組もうとこの一年間、全国各地の先進都市への視察を行い条例化にむけて検討を進めてきました。
その事を受けて、本年三月の第一回定例会において、新政クラブが提案者となり「貝塚市環境整備と活性化をめざし、住みよいまちを作るための条例」を制定することができました。
◎条例の主な内容
この条例は、通称「空き家・空き地等適正管理に関する条例」とし、その名の通り、空き家や空き地等を適正に管理できていないと通報があった時に、行政は持ち主に対し実態調査を行いその結果次第では左記の行為を行う事を規定しています。
指導
↓
勧告
↓
公表
↓
措置命令
↓
罰則(5万円以下)
↓
代執行
指導とは生活環境及び安全を阻害する恐れがあるときは、管理方法の改善等の指導ができます。
勧告は指導に従わない場合、期間を定め勧告することができます。
公表とは勧告に従わない場合は、氏名、住所、命令・勧告の対象所在地を公表する事です。
措置命令は指導又は勧告に従わない者に措置を講ずるよう命令することができます。
罰則は必要な措置を講じなかった者に対し、五万円の過料を科すことができます。
代執行は命令に従わない場合、行政代執行法に基づき代執行を行い、その費用を持ち主から徴収しなければならない。
以上が、「通称、空き家・空き地等適正管理に関する条例」の内容となっています。
私たち新政クラブでは、この条例を制定させるために、全国各地の先進都市を訪れ、条例化実現に向け取り組んできました。
◎共産党議員団・新拓進クラブ・無会派議員が反対する。
本条例案については、三月七日開催の総務常任委員会にて集中審議を行い、新政クラブ・自由市民・公明党議員団の賛成、共産党議員団・新拓進クラブの反対により、賛成多数で可決され、三月十五日の本会議にはかられました。
本会議が三月十五日に開催され、新拓進クラブと共産党議員団から反対討論が行われた後、賛成多数で可決されました。
共産党・新拓進クラブの反対の理由は、広く市民の意見を聞くべきという主張を行いましたが、私達は市民からの数多くの苦情・相談を受けての提案であり、進め方に何ら法的に問題がない事から、一日も早く制定させ、実態の改善に努めたいと考えています。
賛成会派
新政クラブ・自由市民・公明党議員団
反対会派
共産党議員団・無会派議員
退席会派
新拓進クラブ
◎住みよい貝塚市を作ろう!
今後、私達新政クラブは規則等をまとめるにあたり、広く意見を聞きながら進めていきたいと思いますし、今回の取り組みを通じて、安全・安心のまち貝塚をめざして取り組みたいと思っています。
新政クラブのメンバー
真利 一朗(まり いちろう)
厚生常任委員会委員、議会改革検討会委員、防災・環境問題対策特別委員会委員、岸和田貝塚清掃施設組合議会議員
阪口 芳弘(さかぐち よしひろ)
第67代副議長、厚生常任委員会委員、議会だより編集委員会副委員長
松波 謙太(まつなみ けんた)
総務常任委員長、防災・環境問題対策特別委員会委員、都市計画審議会委員
南野 敬介(なんの けいすけ)
議会運営委員長、産業常任委員会委員、病院問題対策特別委員会委員、議会だより編集委員会委員、議会改革検討委員会委員
◎新政クラブ行政視察報告
私たち、新政クラブは、この一年間で全国各地を訪れ、行政視察を行い、貝塚市政に反映してきました。
●7月5日~7日(政務調査費使用) 釧路市「商店街・中小企業向け助成制度」、
帯広市「産業振興ビジョン」
富良野市「ごみの分別とリサイクル」
●8月25日~26日(政務調査費使用)
勝浦市「きれいで住みよい環境づくり条例」
君津市「市税一%支援事業」
●11月8日~9日(交通費のみ政務調査費使用)
安来市「議会改革の取り組み」
松江市「空き家を生かしたまちづくり条例」「議会改革の取り組み」
●1月24日~25日(政務調査費使用) 所沢市「空き家等の適正管理に関する条例」
羽生市「キャラクターを活用したまちおこし事業」
●2月20日(自費)
名張市「あき地の雑草等の除去に関する条例」
昨年一年は、特に「議会改革の取り組み」と「空き家・空き地管理」に力を入れて視察先を選び、行政視察を行ってきました。
その成果として、議会改革検討会の議論に生かしたり、表面の「条例」制定につながったと思っています。
その他のテーマについても、年四回行われる定例会や各種委員会等でも取り上げながら貝塚市政に反映させたいと考えています。
◎新政クラブ政務調査費
収入
政務調査費 960,000円(240,000円×4人)
支出
調査旅費 830,840円(行政視察旅費・宿泊費)
資料作成費 75,028円(会派インターネット・電話代・事務用品)
資料購入費 55,000円(自治体情報誌購入代)
支出合計 960,868円
不足分868円については、会派会計(各自毎月1万円徴収)より補てんしています。なお、会派ネット代の2~3月分についても会派会計より支払いました。
◎議会改革検討会
貝塚市議会では、昨年6月より、「議会改革検討会」が開催され、開かれた議会づくりにむけ議論が繰り返されています。ここではこれまでの決定事項を掲載いたします。
◎予算・決算特別委員会の意見の整理について各会派で極力精査し少なくする。
◎加入している全国協議会の検討については、「全国高速自動車道市議会協議会」は脱退、「全国自治体病院経営都市議会協議会」は継続。
◎充て職の委員報酬の見直しについて
①委員報酬について、監査委員、農業委員会委員は現行通り、その他の委員会等の議員への委員報酬は廃止。
②貝塚市文化振興事業団評議員は1名減員を申し入れ、そのほかの委員は現行通り
◎政務調査費について
①使途基準については、日常的なガソリン代、携帯電話利用料、FAX・インターネット(家庭用)の利用料は政務調査費使途内訳について申し合わせより外す。
②旅費計算方法について、職員旅費規定に準じ計算した額を上限とし、その中で実費。レンタカー・自家用車の使用を認める(ガソリン代・高速代等実費計算=走行距離も記入)
③額は36万円で要望する(2会派が時期尚早、3会派が来年度(24年度)予算からとする旨を伝える)=新政クラブは来年度予算より実施と提案しています。
④政務調査費収支報告書及び視察・研修報告書はホームページに掲載。
◎24年度からの常任委員会視察については、①視察目的を明確にし、②担当課の随行を求め③視察報告や市政への提言は、常任委員会正副委員長を中心に決定④視察先は、近隣市へ日帰り視察を優先⑤報告書は正副委員長が作成。
◎議員の町会長の兼務等については、「町会長及び市から補助金を受けている団体の長と議員との兼務は好ましくない」と申し合わせに記載。
◎本会議の一問一答制については、①従来通りの一括質問制と一問一答制の選択制とする②発言場所=一括質問→初回が演壇、再質問以降は自席。一問一答制→発言者席。理事者答弁→一括は初回演壇、再答弁は自席。一問一答→自席。③質問回数=一括→3回以内、一問一答は無制限。④時間制限→双方とも答弁も含め60分以内。⑤代表質問=初回→演壇、再質問は発言席。
◎インターネット放映については、24年度より整備を始める。
◎会議規則の見直しについては、検討会の議論を受け整理する。
◎市長の反問権については、答弁者全員に反問権を与え、反問できる範囲は「質問の趣旨・内容の確認」と「論点の背景・根拠の確認」とする。
◎委員会のロビー放映については行う。
詳しく(その他について)は貝塚市ホームページに掲載しています。
編集後記
●年一回の発行したいと思いながらこの時期になったのも、三月議会で「条例」を提案してからと思ったからです。お許しください。
●昨年三月十一日の東日本大震災をうけ、我が会派よりこれまでの「関西国際空港問題対策特別委員会」と「環境問題対策特別委員会」を統合し、「防災・環境問題対策特別委員会」の設置を提案し了承されました。
●会派として社協のボランティアバスに参加し南三陸町に行かせてもらいました。自然の脅威をまざまざと見せつけられました。一日も早い復興を願うとともに、何らかの支援に取り組みたいと思います。
●今年からインターネット中継が始まります。直接議場にこなくても議会の議論を見守って下さい。
●市民の皆さんのご意見を「新政クラブ」にお寄せ下さい。あなたの声が市政を動かします。
真利 一朗・阪口 芳弘
松波 謙太・南野 敬介
(陽春)
貝塚市民の皆さん。
貝塚市議会新政クラブの阪口芳弘・松波謙太・南野敬介です。
この度、私たち市議会会派「新政クラブ」の取り組みをご報告するため新聞を作成しました。
新政クラブは平成二十二年五月に貝塚における新しい政治をつくりたいとの思いから三名で結成しました。
これまで市民クラブ時代から取り組んでいることを少しでも市民の皆さんにお知らせしようと思っています。
続けて発行したいと考えていますのでご一読いただければ幸いです。
貝塚市議会「新政クラブ」のメンバー
阪口芳弘新政クラブ代表・産業常任委員長・議会運営委員・議会だより編集委員
松波謙太総務常任委員・関空問題特別委員会副委員長・病院問題特別委員会委員
南野敬介副議長・厚生常任委員・議会だより編集委員会副委員長
◎市議会での取組み
市議会において、私たちは一般質問や代表質問、または各常任委員会や決算・予算特別委員会で質問を行い、貝塚市政の発展のために理事者(市行政)に考え方を提案したりします。
その一部ではありますが、ご紹介します。
◎松波謙太議員(平成一九年第二回定例会)
・本市の緊急防災対策について
各地域に設置している放送施設は各種災害時に備えての伝達機関としての役割が大きく、安心・安全の頼りとされている。しかし防災放送が聞き取りにくいとの危機意識の声がある。機器の調整や放送設備の増設についてどう考えるか。
浜手地域には防潮水門がある。水門には鍵が常備され市が管理しているが、災害時に開閉時期が重要。市職員の補佐役として自主防災組織や各町会にも協力を要請してはどうか。
東南海・南海地震では津波到達時間が最短で八〇分と予測され、この間に高いところへ避難することが重要。海抜表示があれば速やかに避難できると考えるがいかがか
(答弁)
災害発生時には避難勧告等の情報伝達が最重要で既設の防災行政無線の機器の性能アップなども勘案し、まず東南海・南海地震の津波による浸水が予想される区域から最優先的に設置する。今後は町会所有の有線放送設備への接続も検討し、野外局の増設を計画する。
自主防災組織や町会へ防潮水門の鍵を預けるかという事は身の安全等確認をとれる体制が整っていない。誤った操作で防潮水門の閉鎖し、浸水した時や操作時の事故責任等課題も多い。現在のところ市職員による体制で進めてたい。
平成十八年三月に全戸配布を行った津波防災マップに、津波から逃れるため南海本線より山手側への避難、また鉄筋コンクリート建て三階以上の建物への避難を記載するとともに、海抜五mおよび十mのラインを表示している。公共施設等への表示については今後検討する。
◎阪口芳弘議員(平成二〇年第二回定例会)
・本市の小中学校の体育館及び校舎の耐震化について
中国四川省の大地震は、約七千棟の学校が倒壊し、子ども達が大勢亡くなった。この大地震は私達に授業中の被災が多くの犠牲を生むという警笛を鳴らしている。
個々の建造物の耐震性を公表した上で、あらゆる対策を早急に進めるべきだ。
そこで、昨年九月の一般質問以降の小中学校の耐震化の進捗状況と、今後の小中学校の耐震化計画と市民への公表予定、子ども達と教員の地震に対する認識や危機意識の向上をめざす模擬地震を体感する授業などの具体案を検討しているのか。
(答弁)
昨年九月以降の進捗状況は、東小学校の屋内運動場の耐震補強工事が完了、現在西小学校の屋内運動場の改修工事に取り組んでいる。本年度に第二中学校屋内運動場の耐震補強工事の実施設計を行い、来年度に補強工事を実施する。
今後の耐震化計画は、公立小中学校の耐震化を促進するため法案が可決され、国の補助制度の活用を図り、早急に耐震化を進めたい。建築基準法の新耐震基準以前に建設された校舎などの耐震二次診断の早期実施に努め診断結果の公表についても慎重に対応したい。
各学校では、地震を想定した避難訓練や防災教育を行い、子ども達及び教員の地震に対する認識を深め危機意識の向上に努め先進的な取組みを参考にしたい。
◎南野敬介議員(平成二〇年第四回定例会)
・Google(グーグル)ストリートビュー問題について
インターネットで道路沿いの風景写真を閲覧できる「ストリートビュー(以下sv)」は米国ネット検索最大手のグーグル社のサービスで、ネット上の地図で特定地域を閲覧すると地上二・五mから撮影した三六〇度パノラマ写真を無料で見られる。
このSVは外出の計画に利用できる便利さの一方、自宅が勝手に世界中に公開される「プライバシーなき社会」が加速する恐れもある。写真には人の顔や自宅の様子、洗濯物などプライバシー侵害にあたるもの、表札の文字や家の様子から家族構成など読み取れるものもあり、空き巣等の犯罪や新たな人権侵害につながる恐れもある。市としてSVに対する見解を尋ねる。
(回答)
グーグル社では、撮影する道路は公道からに限っており、人の顔は自動認識でぼかし処理を行い、車のナンバープレートについては識別できないので処理を行っていないとしていり。
しかし、処理が完全でない事もあり、知らない間撮影された人や個人宅の敷地内が、ネット上に掲載されてしまうと削除要求しなければ公開され続けることになり、防犯上の不安を感じるところがある。さらにインターネットに接続していない人への対応など、様々な問題があると考えている。
近年インターネットの匿名性を悪用した差別事象が発生し、電子掲示板におけるSVサービスを悪用した事象の発生も懸念され、新たな課題であると認識する。
未来の貝塚を見据えて
未来を見据えた貝塚市の実現のために、新政クラブは
①議員定数の削減を行い、開かれた議会づくりをめざします(ネット中継等)
②JR東貝塚駅周辺の利便性を高める取り組みを行います。
③住居表示の取り組みを一層進めます
④旧岸和田市貝塚市清掃施設跡地の活用に取り組みます
⑤地域に根差した安全・安心のまちづくりをすすめます
⑥防災対策の取り組みを強めます
⑦太陽光発電の普及や環境にやさしい生活をめざします
⑧人権行政の推進をめざします
⑨公共施設の耐震化を推進します
⑩子ども達が安心して学べる学校づくりをめざします。
⑪お年寄りや障がい者が安心して暮らせる貝塚市を目指します。
阪口・松波・南野の決意
各定例会での質問要旨
阪口芳弘議員
平成19年第3回定例会
・旧岸和田市貝塚市清掃施設(焼却場)の撤去および跡地利用計画について・小中学校の体育館及び校舎の耐震化について・中小企業に対する融資とその支援について
平成20年第2回定例会
・本市の小中学校の体育館及び校舎の耐震化について
平成21年第3回定例会
・低炭素社会構築のための施策について①公共施設の照明や防犯灯のLED化について②公共施設の窓から入る紫外線、近赤外線をカットするコーティング剤の塗布について③太陽光発電の補助金制度について④低炭素社会構築のための今後の施策展開について
平成22年第1回定例会(代表質問)
Ⅰ本市の行財政改革実施計画について Ⅱ環境政策について(1)太陽光発電の補助事業について(2)公共施設の防犯灯のLED化について(3)学校施設の室温対策について(4)「ごみリサイクル率」について(5)旧清掃工場の撤去と跡地利用について Ⅲ市民生活向上について(1)中学校までの医療費の無料化について(2)子育て支援策について(3)公共交通の見直しとそのあり方について Ⅳ産業振興政策について(1)中小・零細企業に対する資金繰り対策について(2)商店街、小売店のための地域クーポン券・ポイント制度について(3)地場地産のための施策について Ⅴ教育について(1)教育ナンバーワンのまちづくりについて(2)中学生の学力向上について Ⅵ国民健康保険について(1)国民健康保険料の負担軽減について(2)国民健康保険証の個別カード化について Ⅶ安全・安心な環境整備について(1)自主防災組織の育成について(2)住宅耐震診断促進について(3)消防の広域化について
平成22年第3回定例会
・JR東貝塚駅及び駅周辺の開発について①地下通路の建設について②駅周辺の安全対策について③バリアフリー化と多機能トイレの設置について④駅前放置自転車対策について・貝塚市民図書館について①図書館機能の充実について②図書館の自転車置き場の整備について③ESCO事業の実施について
松波謙太議員
平成19年第2回定例会
・本市の緊急時防災対策について(1)防災放送設備の整備について(2)災害時の防潮水門の管理について(3)海抜表示について
平成19年第4回定例会
・小中学生の学力向上対策について・中学校クラブの現状について・小中学生の電車通学費について
平成20年第2回定例会
・本市の防犯灯設置について
平成21年第1回定例会(代表質問)
Ⅰ本誌の財政見通しについて Ⅱ小・中学校の耐震化について Ⅲ子ども達の携帯電話について Ⅳ戸籍謄本・住民票請求の本人通知制度について Ⅴエコアクション21認証・登録制度について Ⅵ防災について(1)防潮堤について(2)水門管理について(3)非常時の避難所の開錠について Ⅶ小学校の芝生化について(1)芝生化による本市の管理費について(2)芝生化啓発普及活動について
平成21年第3回定例会
・貝塚寺内町の地域、まちづくり支援について・本誌の自主防災会と地域組織の連携について・芝生化された学校への助成について
平成22年第2回定例会
・地域コミュニティーセンター設置について・市役所の開庁時間の延長について
南野敬介議員
平成19年第3回定例会
・環境問題について・人権行政の推進について・市立貝塚病院の今後について
平成20年第1回定例会(代表質問)
Ⅰ美しく暮らしよい環境創造都市について(1)誰もが暮らしやすい人にやさしい災害に強いまちづくり①誰もが安心して暮らせるまちづくりについて②水道事業について③東山特定土地区画整備事業について(2)地球温暖化対策について(3)一般廃棄物対策について①ゴミの減量化について②旧焼却炉の撤去の見通しと跡地利用について Ⅱ安全・安心の健康福祉都市について(1)障碍者雇用について(2)市立貝塚病院について(3)安全・安心な環境整備について①津波・高潮等による浸水対策について②救急搬送体制の現状について(4)人権行政の推進について Ⅲ個性豊かな文化発信都市について(1)学校教育の安全対策について(2)スポーツ・リクレーションについて①「バレーボールのまち貝塚」の一層の推進について②泉州国際市民マラソンの一層の活性化について Ⅳ活力あふれる産業振興都市について(1)観光振興について(2)雇用・就労対策について
平成20年第3回定例会
・就労支援の取組みについて・地域環境保全について
平成20年第4回定例会
・Google(グーグル)ストリートビュー問題について・野良猫対策について・今後の保育所のあり方について
平成21年第2回定例会
・歩車分離信号について・小中学校の不登校及び問題行動について
平成21年第4回定例会
・人権行政の一層の推進に向けて①土地調査会社による差別調査について②障がい者雇用について・防犯対策について