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新政クラブニュース
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~2015年新政クラブの取り組み~
《議会内での取り組み》
私達貝塚市議会新政クラブは、各定例会毎に、継続した取り組み及び、各所属議員が普段より取り組んでいることを中心に質疑を行いました。
《第一回定例会》
三月に第一回定例会が開催され真利一朗議員が代表質問を行いました。
その内容は
①(通称)空き家・空き地等適正管理に関する条例の取組みについて
②水間鉄道利用者拡大に「空き家法」制度活用について
③市内主要駅及びその周辺の将来像について
④「貝塚市舗装修繕計画」に基づく道路整備について
⑤市営住宅の今後の考え方について
⑥せんごくの杜ピクニックセンター等利活用計画について
⑦子ども・子育て支援について
⑧災害と犯罪に強いまちづくりの推進について
⑨AEDのコンビニへの設置の進捗状況について
⑩公用車のドライブレコーダーの設置についてというものでした。
《予算特別委員会》
また第一回定例会では「予算特別委員会」が設置され、阪口芳弘議員、松波謙太議員が委員として出席しました。
◇松波謙太議員
災害出動整備事業と救急出動整備事業について、どのような機械器具の購入をされたのか?
◎消防警備課長
災害出動整備事業で、水難救助用の水中無線機と火災現場で煙の中で使用する空気呼吸器を導入。
救急出動整備事業では、救急救命士が気管送管時に使用するビデオ喉頭鏡を購入しました。
◇松波謙太議員
命を救うための緊急性のある備品購入は大切。今後の予算の推移はどのように考えているのか?
◎消防警備課長
消火の技法は日々進化しています。必要最低限ではあるが、有効に整備したい。
救急出動整備事業も処置の拡大にあわせて機器の更新、安全に患者に使う観点で保証期間も含めて計画的に更新したい。
《第二回定例会》
六月に第二回定例会が開催され、
阪口芳弘議員が
「旧ユニチカ工場跡地開発と周辺整備について」、
南野敬介議員が
①(通称)空き家・空き地等適正管理に関する条例の活用について
②住居表示の取組みについて
③教育環境の充実についてそれぞれ一般質問を行いました。
◇南野敬介議員
住居表示の取組みが今年「半田二丁目」「近木町」で取り組まれるが今後の予定は?
◎都市政策部長
JR東貝塚駅周辺、南海貝塚駅周辺において未実施の区域があり、実施に向けて関係町会と協議したい。
◇南野敬介議員
住居表示指定区域の拡大予定はあるのか?
◎都市政策部長
現在取り組んでいる地域の目途がついた時点で拡大に取り組みたい。
◇南野敬介議員
指定区域外の自治会から希望があったときの対応は?
◎都市政策部長
事業効果等考えながら実情など勘案して検討したい。
《第三回定例会》
九月には第三回定例会が開催され、
真利一朗議員が
①文部科学省における地域スポーツ振興施策、健康ポイント制度について
②市内の公園への健康遊具設置について一般質問を行いました。
◇真利一朗議員
スポーツによる地域活性化推進事業に、国からの補助で「スポーツを通じた健康長寿社会の創生」としてスマートウェルネスシティというプログラムがあるが認識されているか?
◎教育部長
議員からご指摘いただくまで承知はいたしておりませんでした。
◇真利一朗議員
この補助金を活用して「せんごくの杜」などで健康に興味を持ってもらえるような施設も考えるべきでは?
◎教育部長
近隣市で先進的に大学とのコラボレーションによって取組みが進められているところもある。今後情報収集を進めながら事業化の可能性があるのか研究を進めたい。
◇真利一朗議員
市内で健康遊具が設置されている公園はあるのか?
◎都市整備部長
東山中央公園を含め、市内では四箇所の公園にあります。
◇真利一朗議員
今後の課題で高齢者の多い地域の公園に健康遊具の設置が必要と考えるが?
◎副市長
健康都市宣言を踏まえ今後高齢者の利用が多い公園について老朽化対策工事の際に地元要望なども踏まえ、健康遊具の設置をしたい。
《決算特別委員会》
第三回定例会では、「決算特別委員会」が設置され、阪口芳弘議員、南野敬介議員が委員として出席しました。
◇阪口芳弘議員
本市の開発指導要綱で「単身者向け共同住宅を建築する場合は、住戸専用面積が二五㎡以上四三㎡以下とする」という規定があるが近隣市ではない。この規制は必要ないのではないか?
◎都市政策部長
近隣市町の状況も把握しており内容について変更を加えていくよう検討を始めます。
◇阪口芳弘議員
住居表示が進んだが色々問題点もあった。その問題点についてどう整理するか?
◎都市計画課長
約三〇年ぶりの取組みで経験もなく問題も起こった。①実施日当日に警察や市民課の窓口に住民が殺到した。②事業所において代表者役員等登記の変更申請の手続きなど不便をかけ堺市にある法務局に何度も行ってもらう事になった。改善につとめる。
◇阪口芳弘議員
市や市の関係する団体などから住居表示の実施から一年が経過したにも関わらず旧住所で案内されることがある。市民に協力を求める行政が出先も含め改善しないといけないが?
◎都市計画課長
原因は、庁内での情報提供が不十分であった。
改めて、本課より名簿類等の再確認を指示する依頼文を全課宛てに手渡しにて配付する。
《第四回定例会》
十二月に第四回定例会が開催され、阪口芳弘議員が「プレミアム商品券の今後の展開に」について、南野敬介議員が「空き家を活用した移住促進の取組みについて」一般質問を行いました。
第2回臨時会開催される(11月)~旧ピクニックセンター造成工事補正予算~
賛成10 松波・前園・谷口・中山・南野・阪口芳弘・真利・食野・田畑・田中
反対 7 中川・牛尾・薮内・阪口勇・平岩・川岸・池尻
※北尾議長は採決に加わっていません。
昨年11月理事者より旧ピクニックセンター跡地造成工事に伴う補正予算(9549.2万円)を組むために臨時議会開催の要請がありました。
これまで当初予算、また9月議会でも補正予算が組まれ、今回臨時議会を開催してまで補正する事に対しては遺憾であります。
その原因となった当初の見積もりの甘さ。業者の甘さ。担当者(市役所=担当課)の甘さは指摘させていただきました。
しかし、現段階で工事をストップさせる訳にはいかないのが現状です。
今年1月より自衛隊の訓練の一環で整地事業を行う事になっているからです。なぜ自衛隊なのか?
今回自衛隊に整地していただくことにより、今後の防災訓練への協力、いつ起こるかわからない大地震に際して、いち早く救助活動をしていただけることになるからです。
また、自衛隊に整地作業を行っていただくことで、民間企業に整地作業を行っていただくより安価で実施できるというものです。
(今回補正を組まなければならなかった原因は、樹木の根が予想以上に張っていた事や、旧保養所跡地の基礎部分が出てきたことであり、自衛隊が整地しようが民間企業が整地しようが同じ問題が発生したのです。)
この事について、再三再四質問が繰り返され、「安価で実施できる」という回答を得ていました。
また、後日決定したのですが、自衛隊が整地作業を行う事から国からの起債が認められ約7割が国負担となりました。
しかし一部会派(市民ネット貝塚・大阪維新の会)から自衛隊の整地作業にかかる準備予算を削除すべきと反対意見が出されましたが、本会議での記名投票で10対7で可決されました。(反対多数となると自衛隊の整地作業は中止せざるを得ません)
今回の自衛隊とタイアップした取組みはまさに「安全・安心のまち貝塚市」を作るための第一歩だと私たちは考えています。
今回の問題は当初の見積もり、設計の甘さは否定できないし、今後同じような過ちが起こらないようにしないといけません。
しかし、その事と今回の造成にかかる費用を認めるか認めないか、自衛隊に整地事業を行ってもらうかもらわないかは別問題ではないでしょうか?私達新政クラブは「住みよい貝塚市」をめざしてこれからも頑張ります。
新政クラブのメンバー
真利一朗
・厚生文教常任委員会委員
・病院問題対策特別委員会委員
・岸和田市貝塚市清掃施設組合議会副議長
http://www.smile.zaq.jp/mari730/index.html
阪口芳弘
・議会運営委員会委員
・総務産業常任委員会委員長
・防災環境問題対策特別委員会委員
・貝塚市都市計画審議会委員
松波謙太
・副議長
・厚生文教常任委員会委員
・議会だより編集委員会副委員長
http://blog.goo.ne.jp/22matsukenta11
南野敬介
・議会運営委員会委員長
・総務産業常任委員会委員
・防災環境問題対策特別委員会委員
・議会だより編集委員会委員
http://keisuke-nanno.com/
新政クラブニュース第5号は「政務活動費」を使用しています。
発行部数 40,000部
1枚単価 3.08円
1枚総単価 7.45円(配布手数料込)
新政クラブへのお問い合わせは
shinseiclub@jeans.ocn.ne.jp