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議会質問&会派取組

2013-11-28 15:34:00

 

◎インターネットを活用した情報発信について
(1)ホームページを活用した情報発信について


◆南野敬介議員

 それでは、お許しをいただきましたので、通告順に沿いまして私のほうから質問をさせていただきたいと思います。

 

 私のほうからは、インターネットを活用した情報発信についてということで幾つかご質問したいなというふうに思っています。

 

 この件につきましては、これまで多くの議員さんから質問されていたというふうに思います。私も随所随所で質問させていただきましたけれども、どうも貝塚市のホームページを見ておりましても何か物足りなさを感じているわけでありまして、質問させていただきました。

 

 ホームページ、インターネットを活用した情報発信というのは、ご承知のとおり、簡単にすぐリアルタイムに更新できて、市民の皆さん、またユーザーの皆さんにお知らせすることができるという大きなメリットがあるということは、言わなくてももうご承知やというふうに思っています。

 

 そんな中で、特に貝塚市のホームページ、何を市民の方に伝えたいと思ってあのホームページを立ち上げているのか全く見えないというふうなことが言えるんではないかなと思っています。

 

 というのは、例えば今年、市制施行70周年、貝塚市で大々的に取り組まれました。

 

 その中で、つげさんも出てきました。とするならば、今の貝塚市のホームページで5月の市制施行70周年の記念イベントの後にすぐ市制施行70周年のホームページが立ち上がりましたけれども、今、全くホームページの中で市制施行70周年のホームページがどこにあるかというのがわからないような、検索しなければわからないというふうな状態になっているんです。

 

 これでしたら、何のためにホームページを立ち上げたのか、1年間メーンで取り組まれた市制施行70周年のことについてお知らせすることができるのかと、ちょっと疑問に思いました。

 

 そういった意味で、今後このホームページをどのように活用していこうと思っているのか、まずその辺をお聞かせください。

 

 

◎都市政策部長

 ホームページを活用した情報発信ということで、ホームページの基本的な考え方としましては、市民の方に対して有効かつ迅速な情報提供手段であるとの考え方に基づきまして、利用者の視点に立ったわかりやすい、利用しやすい、意見を述べやすい、そういった要素を含めたホームページの構築が望ましいと考えてございます。

 

 先ほどご指摘の市制施行70周年記念事業に関するホームページにつきましては、市制施行70周年記念公式サイトを委託業者作成により開設し、本市が実施する記念事業やその他市民提案型事業・協賛事業などについてもご案内をしているところであります。

 

 議員ご指摘のとおり、貝塚市のホームページから市制施行70周年記念公式サイトへの入り口が、政策推進課のページを開かないとわからなくなっており、当初よりバナーを設置するなど、わかりやすい表示が必要であったと考えております。この点については、見やすいという形からいいますと、いささか配慮を欠いた部分があると、このように考えてございます。以上です。

 

 

 

◆南野敬介議員

 そのとおりやと思います。今年、大々的に貝塚市が全面的に力を入れて市制施行70周年に取り組んだのであれば、こういった今、部長がおっしゃいました迅速かつわかりやすいホームページを目指すんやったら、やっぱりそういうふうにすべきやったんやろうなというふうに思います。

 

 あと、あわせてつげさんのことなんかもそうなんですけれども、つげさんのページも二つあるんですよね。市制施行70周年記念公式サイトの中で「つげさんのページ」と、あと「つげさんの部屋」という二つがあるという、非常にアンバランスなことで、どっちを見たらええんやというふうな、お互いがリンクはされているんですけれども、そういったところもやはり整理しなければ、せっかくつくったイメージキャラクターを有効に活用すべきやというふうに思いますけれども、その辺いかがでしょうか。

 

 

◎都市政策部長

 つげさんに関しましては、本市のイメージキャラクターということで、これを大々的にPRしながら市民の方に広く浸透して本市のイメージアップにつなげていきたいというものでございますけれども、つげさんのページが重複してあるというご指摘についてですが、市制施行70周年記念公式サイト内に「つげさんの部屋」というページを設け、本市のイメージキャラクターでありますつげさんのプロフィールなどを紹介し、市制施行70周年記念公式サイトからでもつげさんの情報を得られるようにと設けたものでございまして、本市のホームページ内にある「つげさんのページ」とリンクさせることで、着ぐるみの使用申請をしたい方などにとって、より便利にお使いいただけるような設定としたものでありますが、結果的に重複した形になってしまったのも事実であります。

 

 情報の一元化ということがやはり重要ではないかなというふうに考えておりますので、これについても本当に何を伝えたいのかといいますと、2点あればこれはぼやけるというようなこともございますので、今後はより一層わかりやすいサイト、ページの作成に努めてまいります。

 

 

 

◆南野敬介議員

 そういったことでよろしくお願いしたいなと。おっしゃったように迅速、ペーパーと違いますので、ネット上でしたら簡単にと言うたら語弊はあるかもわからないんですけれども、リアルタイムに更新もできると。

 

 例えば、先日ゆるキャラのトーナメントといいますかグランプリがありました。そういった情報なんかもホームページでぜひ活用していただければなというふうに思います。

 

 それとあと、私、3月の予算委員会で、情報セキュリティーの関係でこれもあわせて質問させていただきまして、フェイスブックやとかツイッター等、市の行政で活用できないかというふうなことも指摘させていただきました。

 

 予算の段階で、情報セキュリティーで650万円、スマホアプリの開発なんかで1,000万円というふうな予算が計上されました。その後の取組みといいますか、この予算をどのように今現在使われているのか、どんな取組みがされているのか、お聞かせください。

 

 

◎都市政策部長

 平成25年度におきまして、緊急雇用創出基金事業を活用いたしまして、ホームページデザインの一新などを含めていろんな情報について、これは誰もが見やすいようなホームページにつくりかえていくということで、ホームページは当然、本市の玄関口ということにあたりますので、緊急雇用創出基金事業を活用いたしまして例えばホームページの一新を今後目指していくということで、窓口の手続案内や、また新たな転入・転出案内などの機能、また観光ページの改修や掲載サイトのCMS化や、スマホ向けのアプリといたしましてごみ分別や防災マップなども開発の予定ということで、こういった形を重点的に取り入れていきたいというふうに考えております。

 

 また、ちょっと先ほど指摘いただきましたが、フェイスブックとかツイッター、こういったものの活用ということですけれども、情報発信と収集の「双方向性」を特徴としたソーシャルネットワーキングサービスは、「行政への住民参加」を広げる可能性を持つ有効なツールであると認識をしております。

 

 現在、フェイスブック、ツイッターの有用性については、あらゆる分野で検証しておるところであり、今年度、緊急雇用創出基金事業を活用して、ホームページの改修を予定しておりますことから、この中で具体化を図ってまいりたいと考えております。以上です。

 

 

 

◆南野敬介議員

 ありがとうございます。具体的にホームページのデザインとか使い勝手も含めて検討するという、その中でフェイスブックなんかもやっていくということなんですけれども、今年度の予算でついている1,600万円で、大体いつごろをめどにホームページの一新といいますか、使いやすいホームページになるというのを目標にされているのか、お聞かせください。

 

 

◎都市政策部長

 この事業につきましては、一応本年度中に終了するというような事業でございますので、おおむね本年度中には、先ほど申し上げましたように、ホームページのデザインの一新であるとかフェイスブックやツイッターなどの導入、また、当初申し上げましたように、そのページを見れば本市が現在何に一番力を入れているのか、市民の方に何を伝えたいのかというのが基本的な原則であろうかというふうに考えておりますので、今年度中をめどに、そういった多項目にわたって一定の検討を加えて、より見やすいホームページの構築を目指したいと、このように考えてございます。

 

 

 

 (2)貝塚市内観光・グルメマップの作成について

◆南野敬介議員

 ありがとうございます。それでは、よろしくお願いします。

 

 ちなみに私、平成25年1月現在でちょっと調べましたところ、全国の自治体でフェイスブック等で情報発信しているのが122カ所、機関も含めてですけれども、あるということですので、近くでは和泉市なんかももう既に取り組まれているということで、ぜひ参考にしていただければなというふうに思います。

 

 質問の二つ目、貝塚市内の観光グルメマップの作成についてということで質問をさせていただきます。

 

 私ども新政クラブで、この間、いろいろな観光やとかどのように力を入れているのかということで、いろんな地域にご意見を伺ってきました。その中で、静岡県島田市で非常におもしろい取組みをされているということで勉強してきたわけなんですけれども、各商店、お店屋さんを最初はマップという形で紙媒体で紹介する取組みを緊急雇用を使って低価格で行ったというふうにお聞きしました。

 

 しかし、紙ベースでしたら店のメニューの変更やとか、また新たな開店、廃業等々になかなか対応し切れないというふうな中で、ウエブ版を行政が主体となってやっていこうということになって、実に270万円の予算でウエブサイト版島田グルメマップを作成されたというふうにお聞きしました。

 

 非常に行き届いたマップになっているわけなんですけれども、貝塚市としてそういった取組みを行う気はあるのかどうかということで、まずお聞かせください。

 

 

◎都市整備部長

 議員ご質問のグルメマップでございますが、食事をしようというときに飲食店の情報を得るためには、今、「食べログ」とか「ぐるなび」、そういったものがございます。そういったものの検索を私もしてみましたんですけれども、貝塚市の店舗、二百七十数店紹介されております。

 

 そういった観点もございまして、今、議員のご質問でございますが、貝塚市では公式なホームページで市内の飲食店の宣伝等は行っておりませんが、先日、市制施行70周年事業で、実は「ぐるぐるぐるめ」というイベントをさせていただきました。

 

 その後でございますが、軒数は30店舗ほどですけれども、小冊子、これは紙です。議員ご質問の紙ではということでございますが、まず紙の貝塚グルメマップを作成して、市民に配布しているところでございます。

 

 また、観光協会、それから商店連合会におきましては、これは現在のところ会員さんとか組合員さんの入っておられる方のところでございますが、ウエブサイトでのグルメマップをしております。そのお店のホームページへアクセス、リンクできるというようなこともやっておりますので、現在のところは紙ベースということで対応してまいりたいと、このように考えております。

 

 

 

◆南野敬介議員

 今おっしゃっていただいたことについてはそのとおりやと思うんです。

 

 というのは、僕も市制施行70周年事業の後で「ぐるぐるぐるめ」のあの三つ折のパンプレットを見ました。

 

 ただ、あれはあれで全然いいと思いますし、こんなお店がありますよということでお知らせすることはいいんですけれども、これも時間がたったらどうしても廃業やとかメニューの変更やとか場所の移転など問題が出てきますので、やはり紙ベースの--紙ベースは紙ベースのよさはあると思うんですけれども、よりわかりやすくという意味ではこういったウエブ版という形で取り組むべきと違うかなと。

 

 それと、今、部長から観光協会やとか商店連合会さんが独自に立ち上げていますよということでお聞かせいただきました。

 

 ただ、限界がありまして、これは加盟している商店さんが対象になると思うんですよね。そういった意味で、加盟していない、希望される商店さんもあるやろうというふうに思いますので、そういった意味で島田市さんも予算をつけて取り組んだと。

 

 ちなみに、先ほど270万円ということで緊急雇用で取り組んだということなんですけれども、一軒一軒地図を見ながら回って、ウエブ版登録しますか、しませんかというふうなことでお伺いしたそうです。

 

 それとあと、ユーザーさんというんですか、商店のほうで自分らで更新できるような講習会を開いたりとかいう形で非常にスムーズに進んでいるということで、年間費用も6万円程度で済んでいるというふうにお聞きしています。

 

 今後、商店だけじゃなしに、企業や、そのほか市内で商いされている方に広げていきたいというふうにおっしゃっていましたので、やはり公金を使うことになったら不公平があったらいけないと思うんで、そういうふうに広げていきたいというビジョンはあるというように聞きました。

 

 そういった意味で、行政としてこれは取り組む価値も十分あるん違うかなと私自身思うんですけれども、その辺もう一度お答えいただけますか。

 

 

◎都市整備部長

 議員ご質問のウエブ版のグルメマップでございますが、先ほどご答弁いたしましたとおり、商工会議所、観光協会等々で、商店連合会では232の会員を紹介しております。

 

 また、観光協会では67会員、そのうち飲食店は21会員でございますが、おのおの持っております。

 

 議員ご質問の、これは会員さんだけやんかということでございますので、その辺、貝塚市がリーダーシップといいますか指導形態をとりまして、この両方をセットできるような形、また、私も島田市を見せていただきました。非常によくできていると感じていますので、そういった非組合員の方も参加できるのを貝塚市が指導できるような形で、積極的に所管する商工観光課から働きかけるような形でまずは対応していきたいと、このように考えております。以上です。

 

 

 

 

◆南野敬介議員

 ありがとうございました。そのように積極的に情報発信ということで、よろしくお願いしたいと思います。