Welcome

議会質問&会派取組

2012-09-21 10:48:00

 

平成24年決算特別委員会 阪口芳弘議員質問

 

 

≪男女共同参画事業について≫

◆阪口芳弘議員 
 84ページの男女共同参画事業について質問させていただきたいと思います。

 

 成果説明書は21ページですけれども、この中で「女と男のコスモスネット」を全戸配布されておられます。

 

 そして、職員向けの啓発誌「イグアール」を発行されておりますけれども、それぞれ制作部数あるいは制作費用を教えていただきたいと思います。

 

◎人権政策課長
 「女と男のコスモスネット」ですけれども、これは市民啓発用に全戸配布しております。

 

 58万8,000円の予算で、全戸配布ですから3万3,500部作成いたしております。1部当たりの単価は17.6円となっております。

 

 それと、職員報の「イグアール」でございますけれども、これにつきましては、自前で制作しておりますので、費用につきましては紙代とインク代というぐらいで、特に金額が幾らということはわかりませんけれども、1部について5円はかかっていないと思います。

 

 発行部数につきましては、以前は職員1枚ずつ880枚印刷しておりましたけれども、昨年度からCネット、パソコンで見られるようにいたしましたので、パソコンで見られない課の分と、あとは課で回覧するということで、330部作成いたしております。

 

 


◆阪口芳弘議員 
 なぜ分けているか質問したかったんですけれども、この雑誌と自分たちでつくったものと分けられている理由というのは何でしょうか。

 

◎人権政策課長
 「女と男のコスモスネット」につきましては、対象が市民ということで、市民全般にわかりやすいような状況という形で内容を精査させていただいております。

 

 職員報の「イグアール」につきましては、現在の第2期の男女共同参画計画コスモスプランの施策の基本的な方向としまして、行政機関における男女の均等な参画の促進というのを基本目標に掲げております。

 

 その基本目標を達成するための一つの手法といたしまして、男女共同参画推進本部の研究会によりまして職員向けの内容のものをつくっているということです。

 

 

≪長寿祝い金について≫

◆阪口芳弘議員 
 125ページの長寿祝金について質問させていただきます。

 

 この事業は、88歳になると2万5,000円、99歳で5万円、100歳で2万5,000円ということになっているそうですけれども、この配り方はどういうふうにされているのか。

 

 それと、現金でお支払いされているのか、お伺いします。

 

◎高齢介護課長
 88歳、2万5,000円、99歳、5万円、100歳の方、2万5,000円を支給させていただいてます。

 

 これらの方につきましては、基本的には口座に振り込みさせていただいているわけですが、口座等お持ちでない、そういう方につきましては現金で窓口で支給しておるところでございます。

 

 


◆阪口芳弘議員 
 高額ですので、どのようにお使いになられるかわからないんですけれども、おじいちゃん、おばあちゃんのプレゼントを買われたりするんだろうと思うんです。

 

 振り込んでいただくのもいいんですけれども、商業の発展のためにプレミアム券みたいなものをつくっていただいて郵送すると。そして、それを商業の発展につなげていったらどうかなと勝手に考えているんですけれども、それについてはいかがでしょうか。

 

◎高齢介護課長
 他市ではそういった商品券等で実施されているところもございます。

 

 ただ、現状、本市の場合は、これは条例規定になってございまして、現金支給ということでございますので、現在のところは現金でというところになるところでございます。

 

 

≪結婚50周年式典について≫

◆阪口芳弘議員 
 わかりました。よく考えていただきたいと思います。

 

 もう一つ、結婚50周年の式典について質問させていただきます。

 

 まず、式典に出られるということで、もちろん結婚50周年ということでおめでたい話ですけれども、特にこれから結婚自体が晩婚になって、50周年になると相当高齢になっていると、これからそういう傾向が強くなっていくと思うんです。

 

 それで、その場に出席ができる人はいいんですけれども、出席ができないということが出てくると、どうしても不公平感というか、行ける人でないとそこに参加できない。まして体の調子等、あるいは生死ともかかわり合いが出てくると思うので、やはり夫婦そろって行けるというと相当そのハードルが高くなってくると考えるんです。不公平感も漂いますし、また現実問題、今申し上げたこともあるので、記念品を渡してあげるとか、行けない人にも何かそういう案を提示していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。

 

◎高齢介護課長
 基本的には、ご夫婦で出席していただくのが一番私どもも望むところでございますが、身体状況で当日どうしてもお一人しか来られないという方につきましては、お一人で参加もオーケーでございます。

 

 お二人とも参加できないという場合は、記念品等につきましてはご自宅にお届けもさせていただいているところでございます。

 

 

≪中小企業制度融資事業について≫

◆阪口芳弘議員 
 183ページ、中小企業制度融資事業についてお伺いいたします。

 

 この支出額が約520万円で、不用額が約677万円ですけれども、何が原因かお伺いしたいんですが、予想より申込み数が少なかったから、これだけの不用額が出ているのか、あるいは金融機関に予想どおり申込みがあったけれども、NGされて減ってしまったのか、この辺について説明していただきたいんですけれども。

 

◎商工観光課長
 この不用額につきましては、府制度融資事業信用保証料補給金で融資制度の利用者を対象とする信用保証料の補給額であり、予算額900万円に対して執行額、75件、369万6,970円でございました。

 

 その際の不用額が約530万円となっています。

 

 融資全体につきましては、平成21年、リーマンショック以降に、また昨年の東日本大震災で融資申込みが増えましたが、徐々に件数が減ってきておりまして、全体の件数が減少している中で、このような数字となった次第でございます。

 


◆阪口芳弘議員 
 金融機関にNGされた件数というのはわかりますか。

 

◎商工観光課長
 金融機関にNGされた件数については把握しておりません。

 

 


◆阪口芳弘議員 
 この成果説明書60ページですけれども、経営の安定に支障が生じている中小企業に対してと書いているんですけれども、中小企業が融資していただく場合に、経営が安定していないから借りる場合もあるし、事業拡大等で要る場合もあります。

 

 経営が安定していても借りる場合があるんです。それについてはこれを使えるのかどうか、お伺いします。

 

◎商工観光課長
 融資につきましては、大阪府中小企業信用保証協会が最終的に決定するものでありますので、経営が安定していない状態でありましても、大阪府が信用保証を打ったら融資の対象となります。

 

 


◆阪口芳弘議員 
 結局安定していないと借りられないんです。これに書いているのは、安定に支障が生じている中小企業となっているので、ここで矛盾が実は発生するんです。

 

 困っている人に貸してあげたいけれども、困っている人は実は借りられないという状況です。

 

 それで、もっと幅広く金融機関に働きかけて、貝塚市はこういう融資制度がありますと、もっとこれを使えますと、積極的にPRされたのかどうか。最後にお伺いします。

 

◎商工観光課長
 このたび、小規模資金を新設する際には、各金融機関に回って、このたびの資金融資につきまして周知については十分にお願いいたしております。

 

 

≪貝塚市歴史展示館事業について≫

◆阪口芳弘議員 
 261ページの貝塚市歴史展示館事業についてお伺いいたします。

 

 委託料が約160万円程度出ているんですけれども、委託先とその委託内容についてお伺いいたします。

 

◎社会教育課長
 平成23年度につきましては、浄化槽の委託管理で16万800円、それから機械警備、それが22万6,800円、それから歴史展示館の会館業務に対しまして123万7,792円、これはボランティア協会に委託いたしております

 

 


◆阪口芳弘議員 
 この歴史展示館の前に庭があるんですけれども、その庭の管理費は別に出ていますか。管理費あるいは剪定料等ですけれども。

 

◎社会教育課長
 この庭につきましては道路交通課が所管になっておりまして、社会教育課は建物だけの所管となっております。

 

 


◆阪口芳弘議員 
 この庭の件と、違うということで答弁いただいているんですけれども、これをひっくるめて質問しようと思っていたんですが、できないということであれば、質問内容を変えさせていただきます。

 

 それでは、来館された人数を教えていただけますか。

 

◎社会教育課長
 ここ3年間につきましては、平成22年度が約600人、平成23年度につきまして約1,500人となっております。

 

 


◆阪口芳弘議員 
 この前、歴史展示館に私が寄せていただきましたら、このような大きな数字ではなかったんです。

 

 来場者に1人ずつ名前を書かれて見た限りは、相当低い数字が出ていたんですけれども、この差は何でしょう。

 

◎社会教育課長
 この数字につきましては、いろんなイベントをお願いして、ボランティア協会なり、観光ガイドの関係で、南海のコースに入れていただいたりという形で、実際に展示を見に来ていただく方につきましては月30人から40人、それ以外の人数につきましてはイベントに参加していただいた方の人数を入れております。

 

 


◆阪口芳弘議員 
 要するに、月30人程度来られていると、年間にしたら、その12カ月分ですから400人になるかならんかという数字ですけれども、これだけの人が来るために200万円程度のお金を使われるというのはいかがなものかと思うんです。

 

 それで、将来的にこれをずっと維持されていこうと思っているのか、あるいは指定管理も含めて検討されようとしているのか、最後にそれだけ聞かせてください。

 

◎社会教育課長
 会館業務につきましては、平成23年度で打ち切っております。平成24年度につきましては、職員が交代で会館業務をやっていくということでやっております。

 

 あと、職員が毎日というわけにいきませんので、ボランティアで無償で週に2日間はお手伝いをいただいている方もございます。