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議会質問&会派取組

2012-03-21 10:55:00

 

≪カンカンピックアップについて≫


◎松波謙太議員
 67ページで、環境学習事業の件で、カンカンピックアップ運動の報償金49万円、これは本市の子ども会育成連合会に加入されている子ども会の報償金に間違いございませんか。もう一度お尋ねします。

 

◎環境政策課長
 間違いございません。

 

◎松波謙太議員
 私どもの小学校区の子ども会が、事あって貝塚市子ども会育成連合会、脱会いたしまして、しかし、毎年数回、美化運動の中でカンカンピックアップと町内清掃活動を続けております。

 報償金目的ではなくて、子ども会の自主的な美化運動の一環として今活動しておりまして、市として貝塚市子ども会育成連合会だけではなくて、個々の活動している子ども会に対し、報償金とは言わなくとも、助成があってもいいと思うんですが、その辺、どのようにお考えになっているか、お答えください。

 

◎環境政策課長
 カンカンピックアップは平成3年にできたんですけれども、市としましてこれを受けていただく団体ということで、貝塚市子ども会育成連合会が受けていただきましたので、そこに一括してお願いするということで報償金を出すようになりました。そういう経過がありますので、今現在では、加盟していない子ども会については当然出せないと考えております。

 

◎松波謙太議員
 実際、子ども会は、補助金、助成金が少ない中、いろんな活動しておりまして、貝塚市子ども会育成連合会やめたのは、それ相応の原因があってやめたわけでして、だから報償金も本当はいただきたいわけです。必死で活動しているのに、入っていないからといってほったらかしというのも、どうかなと思うんですが、その辺、再度お願いいたします。

 

◎教育部長
 貝塚市子ども会育成連合会への加入という問題ですけれども、本来、教育費の中ということにもなるかもわかりませんけれども、今現在、環境政策課で行っておりますカンカンピックアップ運動の報償金ということですが、これは貝塚市子ども会育成連合会への加入が条件ということになってございます。


 貝塚市子ども会育成連合会の協力団体といいますか、地域、市を通していろいろと幅広い子ども会活動に従事をしていただいているというようなことから、当然、青少年課としましては、今後、加入に向けて、拡大を図るための展開が必要だろうと考えますけれども、最終的にはそれらが、市が取り組みます美化運動の一環として地域の一助になればとは考えてございます。

 

 

≪ゴミ袋配布委託について≫


◎松波謙太議員
 ごみ袋の件ですが、ごみ減量化事業の13の委託料、ごみ収集カレンダー配布業務で105万8,000円計上されているんですけれども、本市の広報配布数と大体同じと思うんです。3万6,000強とお聞きしているんですけれども、1枚当たり、これで計算しますと約30円の経費がかかっているように思われるんです。それで間違いございませんでしょうか。

 

◎廃棄物対策課長
 ごみ収集カレンダー配布業務委託料につきましては、見積もり合わせという形で、市内、準市内では業者がおりませんために、府内の業者で配布とかの登録をして、公のこういったポスティングの作業をしている業者2社ございますので、そちらのほうで見積もり合わせという形でしておりまして、見積もり合わせの結果では1枚当たり20円79銭での配布となっております。

 

◎松波謙太議員
 私も、メールの配布もやっていたんですが、貝塚市にはそんな大きな業者はないと言うんですけれども、個人でやってはる業者は貝塚市内でも30名ぐらいおるように思われるんですが、その中でお互い回し合いながらやっているというところもありますんです。

 そういうところに言いますと、大体1枚当たり10円強ぐらい、しっかりしていますし、いろいろな配布業務、そこらじゅうから受けてくるんで、きっちり各家に、もう住所もわかってる方ばかりで、そういうところにお任せするということも、今後、予算厳しい中で考えてもいいんじゃないかと思いますが、信用的には間違いございませんので、そういうことお考えになっていないのかお尋ねします。

 

◎廃棄物対策課長
 市内業者育成という大前提はあるんですが、指名願という制度がございますので、そういった契約検査課に登録している業者の中で、こういった業務をしている業者の中ということで調べましたら、市内業者では登録している業者がないということで、府内の2社の見積もり合わせということになっております。

 

◎松波謙太議員
 十数年前、町会で配布していたように思うんですけれども、そうすると、これだけの金額も要らないように思いますし、町というのは割と、どこの家でもわかってはるんで、何軒あって、ここに配らなあかんというのをわかってはる中で、今の業者に文句言うわけじゃないんですけれども。

 たまにお店と家が両方兼ねているところなんか、毎年言いに行くんですけれども、また配布してないです。そういうこともあるんで、できたら町会に言うて、町会もある程度お金のほうがしんどいんで、各町会に1冊何ぼ上げるから配ってよというのも一つの策と思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。

 

◎廃棄物対策課長
 実際に町会を通じて配布しております広報かいづか、その配布枚数が約2万9,400枚、それと町会とか団体として配ってもらえない個人のほうにポスティングしているのが2,500枚と、交流推進課で聞いておるんです。

 私どものほうが全戸配布している枚数というのは3万6千数百枚ということでいきますので、町会とこのポスティングの合計をしましても約3万1,000枚ちょっとということになりますと、約4,000世帯に対しては、ごみカレンダーが届かないという状況になります。そういうことから、平成17年当時の町会連合会の了解を得まして、今のポスティングの制度に変わっておる経過がございます。

 

◎松波謙太議員
 今現在、広報もシルバー人材センターかどこか、町会以外は委託して配っていただいていると思うんですけれども、そのような形も一つと思うんですが、その辺はどないお考えでしょうか。

 

◎藤原龍男市長
 ちょうど当時、私が都市政策部長で、このごみカレンダーのことに、直接会議の場におりましたんで、そのときのいきさつを言いますと、大変重いので町会連合会のほうでこれはよう配らんというふうに申し出が当時ありました。

 それと、町会に入っておられないところに配るのも責任持てんし、もうこの際、あわせてポスティングをしてくれというて、町会連合会のほうから申し出があったというのを私は覚えております。やっぱりこれは相当重いものなんで、そういう議論があったということで、業者でポスティングをお願いするようになったということです。

 

◎廃棄物対策課長
 保管・配送料等を含めた作製ですが、作製単価が通常で6円ぐらい、それから保管・配送料が約1円、販売手数料が90銭で、計で7円90銭になるんですが、これは石油製品ですので、6箇月の間でも変わるというような関係上、平均したところが8円90銭ぐらいになるということで、9円の設定で販売させていただいております。

 

 

≪住居表示について≫


◎松波謙太議員
 住居表示整備事業ですが、201ページ、先日の代表質問の答弁で、今後協議が調った町会から順次事業費の予算化を図っていくとお聞きいたしましたが、各町の協議が調うまでというのが一番大きな問題だと思うんです。

 その調うまでの過程を後押しし、バックアップしていくのが本市であり、また我々でもあると思うんですけれども、住居表示により救急、消防、警察の災害時により早く現場へ急行できるメリットとか、そういうものを各町に出向き、説明すべきと私自身考えるんですが、その辺どうでしょうか。

 

◎都市計画課長
 既に平成23年度については、2町会終えてるんですけれども、町会役員の方々にその住居表示の制度内容とその必要性についてまずご説明申し上げます。役員の方々でもんでいただいて、各班クラスまで説明していただきたいとなれば、我々がまた出向きまして、住居表示の必要性と具体の話を進めていきたいということになります。


 それで、町会がやってほしいということになれば、詳細な事業を進めるためのコンサル委託料を計上させていただきまして、事業を前へ進めていくという考え方であります。

 

◎松波謙太議員
 先日、町会の幹事会で説明されたとお聞きしたんですが、ただこの重点の5町になっている町会長にお聞きしましたんですけれども、まだうちの町会にはそういう、幹事さんからはどこの町がというのはお聞きしていないということで、うちの町はまだ、そういうことは打診はされていないと言うてるんですけれども、その辺の重点町会への住居表示の打診ということはされているんですか、今のところ。

 

◎都市計画課長
 前回の代表質問の中でも、市の動きはゆるいんじゃないかと、もっと積極に打って出よということで、ご指令、奮闘を期待されてるんですけれども、我々も極力そういうふうにこたえていきたいと。ですから、平成23年度は3町に終わりますけれども、平成24年度にかけては、また増やしていって、ご理解のできる町会については具体的な住居表示を行っていきたいと考えております。

 

◎松波謙太議員
 率先して町会へ出向いていただけるとお聞きしたんですが、その前に、町会に説明に行く前に町会長さんに打診して、聞きたいという話も私はお聞きしているんで、先に行って町会の中で皆さんに説明していただくという形が一番大きなポイントと思うんですけれども、そのところもう一度再確認みたいな形で、もう本年度中にそういう重点区域の町会に説明に、町会長含め、行っていただけるんかだけもう一度お願いいたします。

 

◎都市計画課長
 マンパワーというのがございますんで、資料的には五、六町会の資料を全部整えてるんですけれども、本年度できるのは3町会が限度かと。また年度明けまして、新たな気持ちでまた前へ進めてまいりたいと存じ上げます。その辺は経過を見て、またご批判なり、応援なりしていただければ幸いだと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

≪子ども会育成会育成事業について≫


◎松波謙太議員
 263ページのこども会育成会育成事業でお尋ねします。
 十数年前までは、市内には60数団体の貝塚市こども会育成連合会の加入の子ども会があったように思うのですが、現在の加入団体は、昨日20団体とお聞きいたしました。保護者の負担が多過ぎて休会や脱会をしたとよくお聞きするんですけれども、保護者に余り重い負担をかけるのではなくて、ある程度風船のように、子どもたちのためにこれぐらいはやってあげようというような存在が、僕は一番ええと思っているんです。


 現実に加入していないが、活動を行っている子ども会が、やはり十数年前と余り変わっていないように思いますし、そういうことも多分青少年課もご存じだと思います。保護者の皆様の子どもたちの健全育成のために、必死で活動を精いっぱい取り組まれておると思われるんです。青少年課や貝塚市こども会育成連合会の役員さんも、時代に即したいろんなすばらしい事業活動をやっていただいているんですけれども、そんな中で、脱会した、休会したという原因を把握していただいて、もっと加入していただける体制を整えるべきと思われるんですけれども、その辺についてお尋ねいたします。

 

◎教育部長
 昨日も一部ご答弁をさせていただきましたが、やはり10年ぐらい前は55団体あったということですから、平成23年度は20団体ということで、半分以下に落ち込んでいるということですが、それぞれの部分で要因があろうかと思いますが、地域での子ども会や育成会の活動の上に貝塚市こども会育成連合会でも年5回程度スポーツ大会などを中心とした催しを開催しておるわけですけれども、こういった動員負担が、過度の負担になっているんではないかとは分析してございます。
 また、平成23年度については、できるだけ負担の少ない行事などを実施してきたわけですけれども、今後、一層再度の復帰というんですか、そういった負担軽減のための一定の見直しというのが、今後も急務になってくるんではないかということで、いろいろな対策なども講じておりますが、むしろ単位子ども会への相談やいろんな情報提供、こういったものを積極的に活用しながら、貝塚市こども会育成連合会に対する考え方、また、認識を新たにしていただいて、いろいろと側面、バックアップ的なことをしていきたいと考えております。