Welcome

議会質問&会派取組

2018-11-29 19:59:00

《小中学校の校舎と体育館のインフラ整備について》

 

◆阪口芳弘議員

 

 お許しをいただきましたので、通告順に従い質問させていただきます。若干風邪引きでございまして、お聞き苦しいかと思いますが、ご清聴をお願いいたします。

 

 まずは、先ほどの田中議員と重複する質問がございますが、できるだけそこはカットしながら、また、重複するところがあるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。

 P1013287.JPG

 それでは、質問させていただきます。

 

 質問番号1番、災害時の小・中学校の校舎と体育館のインフラ整備について質問させていただきます。

 

 まず、校舎についてお尋ねいたします。

 

 先日の災害で長期的に停電になった学校があります。

 

 学校の電話が使えなくなり、学校に電話してもつながらなかったと聞き及んでいます。

 

 学校には災害時優先電話が設置され、停電時においても保護者から発信された電話は転送され、職員室の電話で対応できると理解しておりましたが、その後、現在どのようになっておられるのか、お伺いします。

 

 

 

◎教育部長

 

 各学校には停電時にも使用できる災害時優先電話の回線が設置されております。

 

 ただ、現在は電話回線につきましては光回線を利用している関係等もあり、通常の回線は停電時では使用することができません。

 

 この中で、光回線にかえてから一番遅いところから勘定しましても8年以上が経過しておりまして、この期間、長時間にわたる停電等もなかったこと、また電話の機械の変更等があり、停電時の電話の使用方法についてうまく継承されていなかった状態になっておりました。

 

 そこで、今般、校園長会、教頭会でも災害時優先電話の使用方法と機材につきまして、学校代表電話から災害時優先電話への転送方法を再確認いたしまして、情報伝達ツールは災害時に大変重要ですので、今後におきましては、定期点検及び確認作業を行い、二度とこのようなことがないように努めたいと思います。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 わかりました。本来つながらなければならないのが伝達ミス等によりできなかったということで、若干いかがなものかと思うのですが、これからこのようなことがないように注意していただきたいということで、次の質問に移ります。

 

 停電時においても、私は、ガスと水があれば給食を提供できるのではないかと考えております。

 

 先般の台風のときに、停電で一部の学校を除きほとんどの学校で水道が使えなかったため、給食の提供を断念したと聞いています。

 

 停電時でも一部の学校だけではなくて全ての学校で給食を再開できるようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。

 

 

 ◎教育部長

 

 停電時の給食の提供の話ですが、停電時には冷蔵庫や野菜裁断機、食器洗い機、さらに食器消毒保管庫等が使用できなくなります。

 

 したがいまして、それによって安全に給食を実施することが非常に困難になり、仮に電気が停電しても水道が使用できる、ガスが使用できる状態であっても、このような状況から安全・安心な給食を児童に提供することが困難であるため、このような措置をとらせていただいております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 一部の学校で提供できたと聞き及んでいますが、それについてどうお考えでしょうか。

 

 

 ◎教育部長

 

 一部の学校で供給できましたのは、そこの学校は、たまたまですが停電時でも水道は使えました。

 

 非常に小規模な学校でして、食数が非常に少なかったことにより、食器の消毒保管などにつきましても熱湯による煮沸消毒など職員の手で行うことができましたので、その工夫と作業の積み重ねによりおかず等をつくる調理ができました。

 

 ただ、冷蔵庫が使用できなかったために、牛乳等の供給は気温上、できておりません。

 

 したがいまして、規模が非常に小さかったということで供給できたと思っています。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 一部の職員の努力等で再開できたと理解いたしておりますが、保護者の方で、あの学校はできてうちの学校はできていないという声を聞きましたので、ちょっと質問させていただきました。

 

 またそれは私からお伝えしますが、またそういった方がおられると思いますので、そこは情報として共有したいと思います。

 

 次の質問に移ります。

 

 トイレも同様で、水さえ確保できれば給水車も必要なく、使える水道からポリタンク等でトイレまで運んでいただければ何とか使用可能と思うところで、要するに停電時でも水道を使えるようにすべきではないかと考えますが、これはいかがでしょうか、お伺いします。

 

 

 

◎教育部長

 

 本市におきましては、東山小学校を除く全部の小・中学校が受水槽方式をとっております。

 

 水道水は一旦学校敷地内の受水槽に蓄えられ、ポンプアップした後に各水道、端末の蛇口に通じております。

 

 停電時にはポンプアップができなくなって断水になってしまいますが、受水槽の水の入りの付近に、入る前の水を出せる非常用給水栓があります。

 

 応急給水が可能ですので各学校に周知するとともに、非常用給水栓を使いまして災害時の水道水確保について研究及び使用方法について検討してまいりたいと考えています。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 非常用給水栓は受水槽に入る前につながっているところから引っ張っているということで、いつでも水が出ると考えているのですが、これは恐らく1箇所しかないと思いますし、また、その栓は多分1個しかないのではないかと思います。これについてはどうですか。

 

 

 

 

 

◎教育部長

 

 メーターから受水槽に入る立上げのところに栓がついております。

 

 ご指摘のように1箇所のみでございます。分散もできませんので、よろしくお願いします。

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 いずれにいたしましても早急な対応が必要だと思います。

 

 それについてはいかがでしょうか。

 

 早急にできますでしょうか、お願いします。

 

 

 

◎教育部長

 

 非常用給水栓ですが、これは使用方法さえ誤らなければ使うことは可能ですので、使えるようにさせていただきたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 次に、体育館のインフラについてお尋ねさせていただきます。

 

 本市の教育施設を利用した避難所は、小・中学校16校の体育館であります。

 

 災害時には、体育館を利用した場合、電気の供給があれば問題ないですが、停電時は困難なことが起こると考えられます。

 

 学校校舎と同様に、停電時においても水の供給ができないのはいかがなものかと考えますが、いかがでしょう。

 

 水の供給ができない避難所はさまざまな問題が起こります。当たり前ですが、当然、水が飲めません。

 

 そして、非常食があっても準備することができません。もちろんトイレも使えません。

 

 いろんな問題が起こります。これについてどのように考えておられるのか、お伺いします。

 

 

 

 

 

◎都市政策部長

 

 ご答弁申し上げます。

 

 災害時に避難所となる小・中学校の体育館は、停電時でも水道を使用できることが望ましいと考えます。

 

 風水害時に使用できる避難所を優先して整備するとどのような対応ができるかを研究してまいりたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 先ほど教育委員会から答弁いただきました。

 

 非常用給水栓からホース等で引っ張って体育館まで持ってくる、そして、それに蛇口をつける。

 

 緊急対応する場合はそうしたらいいし、また長期的には、当然停電になっても使えるような栓も近くにあるべきであると思いますが、その点はいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

◎都市政策部長

 

 阪口芳弘議員が今言われたとおり、今、近くに災害時協力井戸があったり、そういうことも含めていろんな方面から研究してまいりたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 ありがとうございます。

 

 それでは、次の質問に移りますが、緊急公衆電話についてお尋ねいたします。

 

 避難所には緊急時に緊急公衆電話が設置されると聞いています。

 

 小学生に公衆電話のかけ方を教えていただいていますが、そういったこともその場で当然役に立つわけでありますが、他の電話がつながらないときでも緊急公衆電話は優先的につながると聞いております。

 

 この電話について詳しくお教えいただきたいです。いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

◎都市政策部長

 

 ご答弁申し上げます。

 

 これは特設公衆電話になります。

 

 特設公衆電話は、災害救助法が適用されるような大規模災害やそれに準じる事態が生じた場合に地方公共団体等により設置され、被災者等が無料で使用することができる公衆電話サービスです。

 

 安否確認等で電話がつながりにくい状態のときでも優先的な通話が可能となっておりますが、発信専用で、受信することはできません。

 

 本市では、西日本電信電話株式会社と覚書を締結し、避難所となる小・中学校体育館または隣接の校舎に設置できるようになっております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 今答弁いただきましたが、要するに発信するだけであると。

 

 もちろん発信することは非常に大事なことですが、もし発信する場合においても、今でしたら、我々が習慣的にしているのはスマートフォンか携帯電話で電話をするのですが、当然そのときはスマートフォンや携帯電話もつながりにくい状況であると判断できるわけです。

 

 アドレスは当然その中に入っています。

 

 すると、公衆電話でかけたいと思っても今、自分の家の電話番号ぐらいしか覚えていなくて、他人の方の電話番号は覚えていないということであれば、当然、スマートフォンあるいは携帯電話の使用がアドレスを見るという意味でも大事であると。

 

 先ほど田中議員の話にもありましたが、携帯電話やスマートフォンに電源を供給することができないのかということで、避難所には小型の発電機でそれほど電力はないということでした。

 

 そこで一番必要なのは、先ほどの話ではないですが情報であると。

 

 それを共有するには、やはり大事なことは携帯電話とスマートフォンを使えるようにするのがベストです。

 

 今、テレビをつけるのはなかなか経済的にも厳しいことであっても、電話さえ復旧できれば、電池さえいければ当然そこは可能なのかと。

 

 もちろん、テレビがあることにこしたことはないが、ここは携帯電話をそれぞれ持っておられるものを利用する、そしてそれで情報を得ると。

 

 電源がなければ何もかもとまってしまうので、ここのところを重点的に質問させていただいているわけですが、これについてどう考えておられますか。

 

 

 

 

 

◎都市政策部長

 

 ご答弁申し上げます。

 

 停電時において最低限の照明設備等が確保できるように、現在、小・中学校の体育館に持ち運びが簡易なカセットガスを使用する発電機を順次備えているところです。

 

 本年度末には全ての小・中学校体育館への備蓄ができる予定です。

 

 発電容量は余り大きくありませんが、携帯電話やスマートフォンの充電に使用することは可能でございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 ぜひそれを進めていただきたいと思います。

 

 全国的に、学校施設は避難所になっているところがたくさんあります。

 

 2011年の東日本大震災時に数日にわたって停電になり、たくさんの方々が車のヘッドライトや懐中電灯で簡易トイレなどを設営し、炊出しやおにぎりをつくった経験をされたと聞いております。

 

 その結果、現在では、避難所としての機能を高めるため、太陽光などの再生可能エネルギーを活用した発電設備を設置し、災害時に電力を供給し、通常は蓄電にして充電し、余った電力は教室などの照明に利用されている小・中学校の割合が日本全国的で大幅にふえていると新聞紙上に載っておりました。

 

 災害時には、蓄電池に蓄えた電力で体育館の照明や非常用のコンセントなどの電力を賄うことができるわけです。

 

 小・中学校に対して設置を進めてはと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。

 

 

 

 

 

◎都市政策部長

 

 ご答弁申し上げます。

 

 避難所の機能を高めるなど防災目的として小・中学校の体育館に再生可能エネルギーを活用した発電設備を設置する考えは、今のところございません。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 そういう答弁ですが、できたらまたよく考えていただきたいと思いまして、次の質問番号2番に移ります。

 

 旧清掃工場跡地利用の進捗状況についてと、その管理についてお伺いしたいと思います。

 

 何回となく質問させていただいておりますので、内容は重々承知していただいていると考えています。

 

 以前にも申し上げましたが、平成26年に開催された岸和田市貝塚市清掃施設組合の定例会の決定事項で、旧清掃工場の跡地利用については、質問、意見、要望等はその該当する市の行政担当が窓口であり、その意見、要望を市の意見として跡地検討会議に提出されるものであるとのことですので、本定例会で質問させていただきます。

 

 その後の跡地検討委員会での会議内容をお願いいたします。

 

 

 

 

 

◎総務市民部長

 

 跡地検討会議につきましては、岸和田市貝塚市清掃施設組合及び岸和田市、貝塚市の3者で構成しておりまして、平成26年以降は現在まで3回開催しています。

 

 平成26年12月11日の会議では解体工事の進捗状況の報告を行い、平成27年5月26日の会議では解体後の跡地活用についての議論を行い、その中で、公共事業は行わず、現状のまま跡地の適正管理に努めていくことを確認しております。

 

 その後、平成28年3月8日の会議では前回の会議で確認した以上の具体的な意見などがなかったため、今後の会議については跡地の活用について何か意見があった時点で必要に応じ開催していくということを3者で確認しておりまして、それ以降、会議は開催していない状況でございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 先般、地歴調査、土壌汚染調査というのかもしれませんが、始められたと聞きました。

 

 その進捗状況についてお教えくださいますか。

 

 

 

 

 

◎総務市民部長

 

 平成27年3月に地上部分の施設の解体撤去工事は完了しましたが、地下部分につきましては解体撤去工事に至っておりません。

 

 この跡地は、土壌汚染対策法及び大阪府生活環境の保全等に関する条例により土壌汚染調査が必要な土地とされており、現状のままでは活用することのできない土地となっております。

 

 これらにより、岸和田市貝塚市清掃施設組合におきまして本年7月に、土壌汚染の状況を把握するため、明治時代までさかのぼり、10年ごとの利用状況を調査する土地利用履歴調査の業務委託契約を行いました。

 

 この調査によりまして、過去の有害物質の使用等の状況を把握し、1、土壌汚染が存在するおそれがないと認められる土地、2、土壌汚染が存在するおそれが少ないと認められる土地、3、土壌汚染が存在するおそれが比較的多いと認められる土地という三つに区分された調査結果が年内には出される予定ですので、その結果を踏まえて今年度中に跡地検討会議を開催し、今後の利用方針について協議を進めていくと聞き及んでいます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 土壌汚染調査を三つに分かれてするということで、そうなると、これは恐らく全般的にされると思うのですが、例えば一番汚染されている可能性が高い焼却灰があったごみピットなどを重点的にしていただいて、あとの事務所や駐車場はほとんど影響されていないと私自身は思っていますが、そこについてもきちんと、もちろんする必要があるということで理解したらいいですか。

 

 

 

 

 

◎総務市民部長

 

 土壌汚染対策法と大阪府生活環境の保全等に関する条例によりますと、土地利用履歴調査につきましては敷地全面に対して行う必要があるということでございます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 土壌汚染されていたらそれはそれで問題なのですが、土壌汚染されていないということで進んでいく過程のもとにこれから質問させてもらいます。

 

 以前から申し上げているように、私は広い土地を何とか利用すべきであると考えています。

 

 特に、地元でその土地を提供された方々にとっては、あのまま放置される、放置という言葉が適切かどうかわかりませんが、あのままの状態で保管されていることについては遺憾であるという声も聞き及んでおりまして、確かに、あの広大な土地をあのままずっと管理し続けていくのもいかがなものかというのも皆さんと同じであります。

 

 そこで、先般の新聞紙上によりますと、私は太陽光発電といつも言っているのですが、森林伐採や環境に悪影響のある大規模な計画が急増していると。

 

 言いかえますと、業者は山林を買い取って、それを造成して太陽光パネルを設置する。たくさんの費用がかかるところでも太陽光パネルを設置するという状況が続いているわけです。

 

 旧清掃工場跡地は、周りに余り家もないし、そこで設置することは一番有効利用しやすいのではないかと思っております。

 

 そこで、さまざまな問題が解決すればの話ですが、民間企業にそれを委託して貸し出すということが考えられるのか、お伺いします。

 

 

 

 

 

◎総務市民部長

 

 今回実施しております土地利用履歴調査の結果をもちまして直ちに跡地の利用が可能となるわけではなく、この調査後にも土地の利用目的に応じて土壌汚染等の調査が必要となってまいります。

 

 なお、民間からの具体的な提案などがあれば、跡地検討会議への働きかけを図ってまいりたいと考えております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 

 先日の台風21号の被害で民間との境界線を示すフェンスが、30メートル以上も倒れてしまい、中学生が、フェンスが倒れたからそこで遊んでいるということも言えるのですが、フェンスが倒れる以前からそこに侵入して、近所の人がここへ入ったらいけないよと注意をしていただいていると報告されています。

 

 土壌汚染されている可能性があるところで中学生が遊んでいるのもいかがなものかと思うのですが、管理体制についてどう考えておられるのか、お伺いします。

 

 

 

 

 

◎総務市民部長

 

 ご答弁申し上げます。

 

 現在、台風21号の被害によりまして周囲のフェンスがところどころ倒壊している状況です。

 

 岸和田市貝塚市清掃施設組合では、応急処置として防球ネットや立入禁止テープ等を活用し、外部からの侵入を防ぐよう努めています。

 

 また、もとのフェンスの状態に戻すべく、事業者への発注は既に行っていると聞いておりますが、全国的に資材等も不足していることもあり、修復が滞っている状況にあります。

 

 なお、フェンスの倒壊場所につきましては応急的に工事用のバリケードフェンスを設置するよう進めており、近日中にはおおむね完了するものと聞き及んでいます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 中学生だけではなく一般の人が入れないようにするのが当たり前のことですので、そこは早急にしていただきたいと思います。

 

 あと、この跡地利用の件ですが、今、土壌汚染等いろいろ問題があるわけです。

 

 今回大きな台風が来まして、たくさんの災害ごみが出ました。

 

 せんごくの杜に置いていただいたという話も聞き及んでいますが、私はせんごくの杜自体が将来使えなくなるのではないかと聞きました。

 

 それで、この場所に災害時のごみを置けるように今から話し合っていただいて、万が一のときにはすぐそこへ置けるということを相談していただいたらどうかと。

 

 もう一つは、住民の方にも、ここは何も今使っていないが、災害が来たときはこういうふうに活用するということを皆さん方にお知らせすれば、そんな感じで使ってくれるのならいいと意見をいただけると思うのです。

 

 この問題についてはもう最後にしたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

 

◎総務市民部長

 

 ご答弁申し上げます。

 

 台風21号の経験から、災害廃棄物の仮置き場を速やかに設置することは大変重要な課題であると認識しております。

 

 今後につきましては、現在行っております土地利用履歴調査の結果も踏まえ、仮置き場としての活用の可能性につきまして、跡地の管理を行っております岸和田市貝塚市清掃施設組合と岸和田市、貝塚市、3者で協議していきたいと考えております。

 

 

 

 

 

《JR東貝塚駅西口改札開設とバリアフリー化の進捗状況について》

 

◆阪口芳弘議員

 

 ありがとうございます。

 

 続きまして、質問番号3番に移らせていただきます。

 

 JR東貝塚駅西口改札開設とバリアフリー化の進捗状況についてお伺いします。

 

 以前より何度も質問を繰り返し、実現を望んでおりました東貝塚駅のバリアフリー化と、それに伴う西口改札開設の調査費が計上され、これから実現に向け前進することを本当にうれしく思っております。

 

 バリアフリー化や駅にエレベーターをと訴えておられました高齢者や障害者の方、また、通過する電車を待って改札口を通らなければならなかった西側の利用者の皆さんにとって、この上なき朗報であろうかと思うところであります。

 

 ご存じのとおり、既存の駅の構造上さまざまな障害となる問題が山積しておりましたので、私も、質問しながらもまだまだ多くの時間を要する話なのかと心が折れることがありましたが、藤原市長を初め理事者の方々の英知と努力と決断に敬意を表するところであります。

 

 今回、決算特別委員会でも少し質問させていただき、西口改札の設置とバリアフリー化の調査をされるとのことですが、どのような調査をされたのか、あるいはされようとしておられるのか、お伺いします。

 

 

 

◎都市整備部長

 

 ご答弁させていただきます。

 

 現在、JR西日本所有の保線基地用地と本市所有の公園用地を含む周辺の測量を実施しており、その後、駅前広場の計画を策定していきます。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 駅前ということですので、話は続きますが、駅前の公園とJR西日本の管理している土地を交換するというお話が出ておりました。

 

 これに対して費用がかかるのか、あるいは対価交換というのですか、1対1で交換してしまうのか、この辺についてもお伺いします。

 

 

 

 

 

◎都市整備部長

 

 先ほど答弁させていただいたとおり、現在測量業務を実施しているところであり、現時点で交換する面積等が確定しているものではございません。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 進み次第、また教えていただきたいと思います。

 

 駅西側の道路は、非常に狭くて車の対向すらなかなかできない状況であります。

 

 事故も若干起こっているところでもあります。

 

 西口改札開設に伴い、近隣の道路整備も必要であろうかと考えます。

 

 旧ユニチカ貝塚の敷地内、東側塀沿いに空き地が大きく残されていますが、駅との連動性についてお伺いします。

 

 

 

◎都市整備部長

 

 駅前広場周辺の道路が狭隘であり、駅前広場へのアクセス向上が必要と考えております。

 

 現在、駅前広場の整備にあわせて検討してまいります。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 よろしくお願いします。

 

 また、駅前に駐輪場がありまして、駐輪場と西口改札とが非常に離れてしまうということです。線路際をずっとそのまま来れば問題ないのですが、一度駐輪場まで来てまた戻らないといけないということも考えられますが、この動線についてどう考えておられるのか、お伺いします。

 

 

 

◎都市整備部長

 

 現在計画策定を実施しているところであり、これらの動線についてもこの計画で確認する予定としております。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 供用開始までのスケジュールがわかればお教えください。

 

 

 

◎都市整備部長

 

 JR西日本との協議の中で、駅バリアフリー化事業については平成33年度末完成を目指すと聞き及んでおります。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 平成33年度末ということは平成34年4月に供用開始ということでよろしいですね。

 

 

 

◎石崎隆弘副市長

 

 JR西日本からは平成33年度末完成を目指すということですので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

 

 ですから、それに呼応するような形で我々貝塚市としても駅前整備等、必要な事業については実施できるよう取り組んでまいりたいと思います。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 わかりました。なかなか難しい答弁だと思いますので、その辺は理解しております。

 

 これを最後の質問にさせていただきますが、以前から屋根の延伸をいろんな方々から質問されておりまして、これについてJR東岸和田駅が高架になったときに、その屋根が余っているからもらいに行ったらいいのではないかということも聞き及びましたが、これについて最後、お伺いします。

 

 

 

◎都市整備部長

 

 このたび、上下線ホームに設けられるエレベーターに関連いたしまして、ある程度の上屋は設置されるものと考えております。駅バリアフリー化にあわせて、引き続きJR西日本と協議してまいります。

 

 

 

 

 

◆阪口芳弘議員

 

 JR東貝塚駅前の整備、これは私が市長になったときからの念願でした。

 

 最初はユニチカの工場跡地約15ヘクタールをどうするか、それと関連して、やっぱり10年ぐらいかかります、考えて。

 

 それもうまくいったと思います。ユニチカ株式会社は、いっとき話が壊れそうになり、私はもう直接乗り込んでいって向こうの社長たちと大議論をし、くら寿司を呼ぶのも命がけでしました、正直言いますと。

 

 そんなことほかの市ではないでしょう。

 

 日本生命保険相互会社でも私は徹夜ぐらいして説得し、正直言うてちょっとおかしいのではないかぐらいにユニチカ株式会社ともやり合いました。

 

 そんな中で、広い、将来道になるところをユニチカ株式会社に交渉してあけてもらい、片方でJR西日本とも協議をし、これを何とか関連させたい、都市計画も変更し、今般、話が進み、温水プールも持ってきたと。

 

 これも向こうから来ることはないのです。

 

 こっちから必死で動いて、私より職員が一生懸命しております。

 

 本市の職員は立派だと思います。

 

 その結果、何とか、パーフェクトとは言えませんが浜側に改札口のめどがつき、駅前ロータリーをつくることによって、踏切を下から上に行ってそこで人をおろして戻ると、交通量が減少できると思うし、随分安全性が高まると考えています。

 

 今、石崎副市長が答弁しましたように、平成34年3月までということでJR西日本から回答いただいているのですが、これも確実にいけるように、我々も市の総力を挙げてこれにあわせていろんな取組みをしていく決意でありますので、特に阪口芳弘議員は地元ですので、ご協力、ご支援を市長としてお願い申し上げまして、答弁を終わります。