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議会質問&会派取組

2008-06-12 12:47:00

◆防犯灯の設置について

 

◎松波謙太議員
 お許しをいただきましたので、本市の防犯灯設置について質問をいたします。
 本市におかれましては、市民が安心して暮らせるまちづくりを目指し、積極的に数々の施策を推進され、その環境整備の一つとして防犯灯の増設についても配慮していただいております。防犯灯を設置することにより、夜間の犯罪率は低下することが統計的にも明らかになっていますが、防犯灯につきましては無償で設置され、また設置後の電気料金につきましても半額助成を行い、市民の負担を軽減していただいております。
 しかし、防犯灯の申請をするには、メンテナンスも含め受け皿となる団体が必要とされ、その大半を町会、自治会がその役目を担っているところでもあります。そのような中で、本市の約2割の世帯が諸事情により町会、自治会未加入世帯であり、未加入の市民の方々から防犯灯新設の相談をよく受けることがあります。
 近隣2世帯以上での申請があれば、町会、自治会と同等の助成が受けられると仄聞しておりますが、当事者といたしまして、薄暗く危険な箇所に防犯灯の必要性は認識はされておられても、新設時の手続上の複雑さと設置後の電気料金の負担により、申請に踏み込めないのが現状ではないでしょうか。
 以上のことから、2点についてお尋ねいたします。
 まず、防犯灯を設置することにより夜間の犯罪率が低下すると言われていることから、その影響や防犯灯新設の申請手続等について広報紙等により詳しく説明できないものか、お尋ねいたします。
 次に、防犯灯新設の要望箇所について、申請者本人がその町会等に属していない場合や、夜間の通行者が不安と危険を感じる防犯灯のない生活道路について、どのような対策をされているのかお尋ねいたします。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。

 

◎吉道勇市長
 松波謙太議員の防犯灯設置についての御質問に対して御答弁を申し上げます。
 防犯灯につきましては、安心安全なまちづくりを進めるために必要不可欠なもので、地域防犯の重要な役割を担っているところであります。
 本市といたしましては、貝塚市防犯協議会に委託し、その設置に努めているところでございますが、設置後の防犯灯は、町会や自治会などで維持管理をしていただいており、その電気料金の2分の1を助成することにより、費用負担の軽減に努めているところであります。
 そこで、防犯灯の設置申請について市民に詳しく説明できないものかとの御指摘に対しましては、防犯灯設置による防犯効果を含めて、その設置手続等についても市民への広報をより充実してまいります。
 次に、町会未加入者や町会のはざまなどの生活道路への対策といたしましては、児童・生徒の通学路に関しましては、一部、教育委員会において維持管理を行っている防犯灯もございますが、地域の防犯、安全対策は、地域と行政、警察が一体となってそれぞれの役割を担っていることから、町会、自治会等に限らず、地域の住民グループなどが共同で維持管理をしていただき、町会等と同等の助成をしていく中で設置数をふやしていきたいと考えております。
 以上であります。