製品は教科書でできている!?

2024-05-03 07:25:00

近似値

円筒形、円錐形、楕円などの曲線はCADの中では簡単に描くことが出来るのですが、これを金属の板から作る板金加工となるとこれがかなり厄介なことになります。

専用の金型を作ることが出来ると見た目も精度もよい製品を作ることが出来るのですが、汎用金型を使用する板金加工では完全な形状とは言わないまでも、求める形状に近いものを安価で作ることが可能になります。(ただし、金型や板厚の関係で紙で立体を作るようなわけにはいきません。)

 

正三角形、正方形、正五角形・・・・と辺をどんどん多くしていくとだんだん円に近づいていきます。

ちなみに「あきとんとん」さんの動画で紹介されていましたが、コンパスと定規で作画できる最大の正多角形は正65537角形で見た目もほぼ円なんだそうです。でもコンパス使うなら最初から一気に円を描けばいいような気がしますが・・・。

 

 

分割.png

上の図は直径50㎜の円を10等分と100等分したものですが、100等分したほうは有効数字3桁だと円弧と弦の長さはどちらも1.571になっています。

つまり分割数が多くなるにつれ、円弧の長さとその端点を結んだ弦の長さがほぼ同じになります。

この考え方を利用して少しずつ曲げていくと下のようなR形状の製品を板金加工でも作ることが出来ます。

DSCN0571.JPG

ただし使用する金型や加工時間、加工のやりやすさなどもあるので、分割の仕方は加工業者さんごとに変わります。

誰でも簡単、無料でつくれるホームページ 今すぐはじめる